JPH038721Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038721Y2 JPH038721Y2 JP14850383U JP14850383U JPH038721Y2 JP H038721 Y2 JPH038721 Y2 JP H038721Y2 JP 14850383 U JP14850383 U JP 14850383U JP 14850383 U JP14850383 U JP 14850383U JP H038721 Y2 JPH038721 Y2 JP H038721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage board
- wall
- wall panel
- wall panels
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims description 5
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 10
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は防水性能に優れた外壁の防水構造に関
するものである。
するものである。
従来の外壁における防水構造としては、壁パネ
ル間に形成される目地内にシール材を充填して目
地を塞ぐことにより行なつているが、この構造で
はシール材の劣化等によりシール材に亀裂や剥離
を生じた場合には、すぐ目地部分から雨水が内部
に入り込むという欠点があり、建物の防水性能が
直接シール材の耐久性に左右されており長期の防
水性能を確保することができるものではなかつ
た。
ル間に形成される目地内にシール材を充填して目
地を塞ぐことにより行なつているが、この構造で
はシール材の劣化等によりシール材に亀裂や剥離
を生じた場合には、すぐ目地部分から雨水が内部
に入り込むという欠点があり、建物の防水性能が
直接シール材の耐久性に左右されており長期の防
水性能を確保することができるものではなかつ
た。
本考案は上記の点に鑑みて成されてたものであ
つて、防水を長期に亘つて維持することができる
外壁の防水構造を提供することを目的とするもの
である。
つて、防水を長期に亘つて維持することができる
外壁の防水構造を提供することを目的とするもの
である。
すなわち、本考案は上下階の壁パネル１，１を
間隙２を介して配設し、上下階の壁パネル１，１
間に外水切板３と内水切板４とを上下に小間隙５
を介して配設して外水切板３の屋外側に下階の壁
パネル１の表面側にて垂下した水切片６を形成す
ると共に内水切板４の屋内側に上階の壁パネル１
の裏面側にて立上がつた立上り片７を形成し、外
水切板３と上階の壁パネル１間の屋外側にシール
材８を充填し、上階の壁パネル１と外水切板３と
の間及び外水切板３と内水切板４との間が連通す
る連通路９を形成すると共に上記水切片６の下端
部に水抜孔１０を穿孔してこの水抜孔１０と連通
路９とを連通せしめて成る外壁の防水構造により
上記目的を達成したものである。
間隙２を介して配設し、上下階の壁パネル１，１
間に外水切板３と内水切板４とを上下に小間隙５
を介して配設して外水切板３の屋外側に下階の壁
パネル１の表面側にて垂下した水切片６を形成す
ると共に内水切板４の屋内側に上階の壁パネル１
の裏面側にて立上がつた立上り片７を形成し、外
水切板３と上階の壁パネル１間の屋外側にシール
材８を充填し、上階の壁パネル１と外水切板３と
の間及び外水切板３と内水切板４との間が連通す
る連通路９を形成すると共に上記水切片６の下端
部に水抜孔１０を穿孔してこの水抜孔１０と連通
路９とを連通せしめて成る外壁の防水構造により
上記目的を達成したものである。
以下本考案を実施例により詳述する。添付図に
示すように、上階の壁パネル１と下階の壁パネル
１は間隙２を介して上下に配設してあり、この間
隙２内には外水切板３と内水切板４が上下に小間
隙５を介して配設してある。外水切板３の屋外側
には下階の壁パネル１の表面側にて垂下した水切
片６が形成してあり、この水切片６の先端と壁パ
ネル１の表面との間にはシール材１１が充填して
ある。また内水切板４の屋内側には上階の壁パネ
ル１の裏面側にて立上がつた立上り片７が形成し
てあり、この立上り片７は壁パネル１の裏面に当
接してある。外水切板３と上階の壁パネル１との
間には屋外側にてシール材８が充填してあり、上
下階の壁パネル１，１間にはこのシール材８と、
立上り片７とで囲まれる密閉な空洞部１２が形成
してある。また、外水切板３と内水切板４との間
にはスポンジ等のスペーサ１３が間隔をおいて挿
入してあつて、上階の壁パネル１と外水切板３と
の間及び外水切板３と内水切板４との間にはそれ
ぞれの間隙が連通する連通路９が形成してある。
外水切板３の水切片６の下端部には水抜孔１０が
穿孔してあつて、この水抜孔１０は上記連通路９
と連通してある。
示すように、上階の壁パネル１と下階の壁パネル
１は間隙２を介して上下に配設してあり、この間
隙２内には外水切板３と内水切板４が上下に小間
隙５を介して配設してある。外水切板３の屋外側
には下階の壁パネル１の表面側にて垂下した水切
片６が形成してあり、この水切片６の先端と壁パ
ネル１の表面との間にはシール材１１が充填して
ある。また内水切板４の屋内側には上階の壁パネ
ル１の裏面側にて立上がつた立上り片７が形成し
てあり、この立上り片７は壁パネル１の裏面に当
接してある。外水切板３と上階の壁パネル１との
間には屋外側にてシール材８が充填してあり、上
下階の壁パネル１，１間にはこのシール材８と、
立上り片７とで囲まれる密閉な空洞部１２が形成
してある。また、外水切板３と内水切板４との間
にはスポンジ等のスペーサ１３が間隔をおいて挿
入してあつて、上階の壁パネル１と外水切板３と
の間及び外水切板３と内水切板４との間にはそれ
ぞれの間隙が連通する連通路９が形成してある。
外水切板３の水切片６の下端部には水抜孔１０が
穿孔してあつて、この水抜孔１０は上記連通路９
と連通してある。
しかして、上下階の壁パネル１，１間に充填さ
れたシール材８及び水切片６と下階の壁パネル１
の表面との間に充填されたシール材１１によつて
通常は壁パネル１，１の連結部分での防水が行な
われるものである。仮に、このシール材８，１１
が劣化して亀裂又は剥離した場合には雨水が間隙
２より内部に浸入することになるが、その場合に
は内水切板４の立上り片７によつて建物内への雨
水の浸入が阻止されるものであり、また、上下階
の壁パネル１，１の空洞部１２内に溜まつた雨水
は連通路９内を通つて水切片６の水抜孔１０より
屋外へ排出されるものである。
れたシール材８及び水切片６と下階の壁パネル１
の表面との間に充填されたシール材１１によつて
通常は壁パネル１，１の連結部分での防水が行な
われるものである。仮に、このシール材８，１１
が劣化して亀裂又は剥離した場合には雨水が間隙
２より内部に浸入することになるが、その場合に
は内水切板４の立上り片７によつて建物内への雨
水の浸入が阻止されるものであり、また、上下階
の壁パネル１，１の空洞部１２内に溜まつた雨水
は連通路９内を通つて水切片６の水抜孔１０より
屋外へ排出されるものである。
上記のように本考案は、外水切板を上下階の壁
パネル間に配設して外水切板の屋外側に水切片を
形成し、外水切板と上階の壁パネルとの間にシー
ル材を充填したので、水切片やシール材等によつ
て常時は上下階の壁パネルの連結部分の防水を行
なうことができるものであり、また内水切板に立
上り片を形成すると共に上下階の壁パネル間の連
通路と水抜孔とを連通させたので、シール材の劣
化等で上下階の壁パネル間内に溜まつた雨水は立
上り片で建物内への浸入が止められると共に連通
路を通つて水抜孔より外部に排出されることにな
り、仮り雨水が内部に入つた場合でも外部に排出
することができて長期間に亘つて建物の防水を確
保することができるものである。
パネル間に配設して外水切板の屋外側に水切片を
形成し、外水切板と上階の壁パネルとの間にシー
ル材を充填したので、水切片やシール材等によつ
て常時は上下階の壁パネルの連結部分の防水を行
なうことができるものであり、また内水切板に立
上り片を形成すると共に上下階の壁パネル間の連
通路と水抜孔とを連通させたので、シール材の劣
化等で上下階の壁パネル間内に溜まつた雨水は立
上り片で建物内への浸入が止められると共に連通
路を通つて水抜孔より外部に排出されることにな
り、仮り雨水が内部に入つた場合でも外部に排出
することができて長期間に亘つて建物の防水を確
保することができるものである。
添付図は本考案一実施例の要部断面図であり、
１は壁パネル、２は間隙、３は外水切板、４は内
水切板、５は小間隙、６は水切片、７は立上り
片、８はシール材、９は連通路、１０は水抜孔で
ある。
１は壁パネル、２は間隙、３は外水切板、４は内
水切板、５は小間隙、６は水切片、７は立上り
片、８はシール材、９は連通路、１０は水抜孔で
ある。
Claims (1)
- 上下階の壁パネルを間隙を介て配設し、上下階
の壁パネル間に外水切板と内水切板とを上下に小
間隙を介して配設して外水切板の屋外側に下階の
壁パネルの表面側にて垂下した水切片を形成する
と共に内水切板の屋内側に上階の壁パネルの裏面
側にて立上がつた立上り片を形成し、外水切板と
上階の壁パネル間の屋外側にシール材を充填し、
上階の壁パネルと外水切板との間及び外水切板と
内水切板との間が連通する連通路を形成すると共
に上記水切片の下端部に水抜孔を穿孔してこの水
抜孔と連通路とを連通せしめて成る外壁の防水構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14850383U JPS6055606U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 外壁の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14850383U JPS6055606U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 外壁の防水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6055606U JPS6055606U (ja) | 1985-04-18 |
| JPH038721Y2 true JPH038721Y2 (ja) | 1991-03-05 |
Family
ID=30329922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14850383U Granted JPS6055606U (ja) | 1983-09-26 | 1983-09-26 | 外壁の防水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055606U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3799494B2 (ja) * | 1997-03-25 | 2006-07-19 | 株式会社Ｉｎａｘ | 水抜き部材 |
-
1983
- 1983-09-26 JP JP14850383U patent/JPS6055606U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6055606U (ja) | 1985-04-18 |
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