JPH0386683A - 電動パワーステアリング装置の減速機構 - Google Patents

電動パワーステアリング装置の減速機構

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JPH0386683A
JPH0386683A JP1221799A JP22179989A JPH0386683A JP H0386683 A JPH0386683 A JP H0386683A JP 1221799 A JP1221799 A JP 1221799A JP 22179989 A JP22179989 A JP 22179989A JP H0386683 A JPH0386683 A JP H0386683A
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JP
Japan
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pinion
gear
electric motor
hypoid
steering
Prior art date
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Pending
Application number
JP1221799A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsukuni Kata
加太 克邦
Bunichi Sugimoto
杉本 文一
Manabu Yamada
学 山田
Masaki Yoshida
正樹 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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Publication of JPH0386683A publication Critical patent/JPH0386683A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) こノ考案は、電動パワーステアリング装置の減速機構、
詳しくは、強制操舵用の電動モータと。
強制操舵用のピニオンとを備え、前記電動モータの駆動
により前記ピニオンが回転してその回転力を操舵用のラ
ックに伝達する方式の電動パワーステアリング装置の、
前記電動モータと前記ピニオンとの間に介在される減速
機構に関する。
(従来の技術) 自動車や船外機等を操舵するパワーステアリング装置と
して、強制操舵用の電動モータと、強制操舵用のピニオ
ンとを備え、前記電動モータの駆動により前記ピニオン
が回転してその回転力を操舵用ラックに伝達する方式の
電動パワーステアリング装置が知られている。
第3図は上記方式にある従来の自動車の電動パワーステ
アリング装置の概略構成を示している。
ここにおいて、ステアリングホイールlの回転は、ステ
アリングホイール1に連係した入力軸2の先端に設けら
れた操舵用のピニオン3を介して操舵用のラック4に伝
達される。すなわち、ステアリングホイール1が回転す
ると、その回転にピニオン3が連動して回転し、そのビ
ニオン3の回転力でピニオン3にかみ合っているラック
4が図において左右方向に移動することになり、このラ
ック4の移動で車輪5が転舵される。
また、上記ラック4には、上記入力軸2に設けられたピ
ニオン3とは別に、強制操舵用の電動モータmの駆動に
より回転する強制操舵用のピニオン6もかみ合っており
、電動モータmの駆動によりビニオン6が回転すると、
ラック4は、上述の場合と同じように、図において左右
方向に移動して車輪5を転舵する。
上記ピニオン6によるラック4の移動は、ステアリング
ホイール1の回転によるビニオン3の回転でラック4が
移動し得ない(設置圧等の関係で)場合になされるもの
である。すなわち、ステアリングホイールlを回転し、
それにより回転するピニオン3の回転力でラック4が移
動しない場合、電動モータmが駆動してビニオン6を回
転させ、その回転力でラック4を強制的に移動させるの
である。この場合、ピニオン側に歪センサ−7が設けら
れ、この歪センサ−7の検出信号がコントローラCに送
られ、コントローラCが歪センサ−7からの検出信号に
応じて電動モータmを駆動制御する。
上記電動モータmとビニオン6との間には、電動モータ
mの回転速度を所定速度に減速してビニオン6に伝達す
る減速機構Rが介設されている。
ここにおける減速機構Rは、高速回転する電動モータm
の回転を低速回転されるビニオン6に伝達することから
、高減速比のものが要求されることになり、そのため、
従来では−・般に2組の遊星ギアによって構成されてい
る。
第4図は上記減速機構Rの詳細構造を示している。
ここにおいて、電動モータmとピニオン6とは、互いの
軸線が同一線上にあるように対向配置されている。そし
て、それら電動モータmとピニオン6との間に、ケーシ
ング10内に組込まれた2組の遊星ギアからなる減速機
構Rが介設されている。
電動モータmの出力軸8の端部には、出力軸8の回転に
連動して回転するサンギア9が設けられている。このサ
ンギア9の回転は、円筒状のケーシング10の内周面に
設けられたりングギア11とサンギア9との間に介在さ
れ、かつ、双方にかみ合う遊星ギア12に伝達される。
従って、電動モータmの駆動によりサンギア9が回転す
ると、遊星ギア12は自転しながらサンギア9の回りを
公転するようになる。この場合、サンギア9は、第1キ
ヤリア13の軸芯部に回転可能に軸支されており、遊星
ギア12は、第1キヤリア13に設けられた支持軸14
に回転可能に嵌着されている。また、第1キヤリア13
は、ピニオン6の軸端の軸芯部に回転可能に軸支されて
おり、遊星ギア12の公転により回転することとなる。
また、上記第1キヤリア13の、軸線上の支持軸14と
は反対側に設けられている軸15部分には、第1キヤリ
ア13の回転に連動して回転するサンギア16が設けら
れている。このサンギア16の回転は、リングギア11
とサンギア16との間に介在され、かつ、双方にかみ合
う遊星ギア17に伝達される。従って、第1キヤリア1
3の回転に連動してサンギア16が回転すると、遊星ギ
ア17は自転しながらサンギア16の回りを公転するよ
うになる。この場合、遊星ギア17は、第2キヤリア1
8に設けられた支持軸19に回転可能に嵌着されている
。また、第2キヤリア18は、その軸芯部をピニオン6
の軸端に回転不可能に嵌着一体止されており、遊星ギア
17の公転により回転する。そして、この第2キヤリア
18の回転にビニオン6が一体的に回転して、ラック4
を左右方向(図示の場合、紙面に垂直となる方向)に移
動することになり、これにより操舵力がパワーアシスト
される。
なお、上記減速機構Rにおいては、電動モータmの出力
軸8の回転速度は、出力軸8の回転が、サンギア9→遊
星ギア12→リングギア11→サンギア16→遊星ギア
17→リングギヤ11に伝達される過程において順次減
速されてビニオン6に伝達されることになる。また、そ
の減速比は、サンギア9、遊星ギア12、リングギア1
1の各ギア比と、サンギア16、遊星ギア17、リング
ギア11の各ギア比によって定められる。
(本考案が解決しようとする課題) ところで、上記従来の電動パワーステアリング装置にお
いて、その強制操舵用の電動モータmと強制操舵用のピ
ニオン6との間に介在される減速機構Rを、2組の遊星
ギアにより構成しているのであるが、しかし、このよう
な減速機構Hの場合、部品点数が非常に多い(サンギア
9、遊星ギア12、リングギア11、第1キヤリア13
、サンギア16、遊星ギア17、第2キヤリア18等が
必要)ので、コスト高となる上、大きなギア音が発生(
かみ合う各ギアの歯と歯の間に打音が生じ、しかもかみ
合い数が多いことによる)する問題があった。
この考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、部品点数が少なく、しかも大
きなギア音が発生しない、電動パワーステアリング装置
の減速機構を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この考案の電動パワーステア
リング装置の減速機構は、強制操舵用の電動モータと強
制操舵用のピニオンとを、前記電動モータに連係した軸
端にハイポイドギアピニオンを設ける一方、前記ピニオ
ンの軸端にハイポイドギヤホイールを設け、この一対の
ハイポイドギアのギア比によって前記電動モータの回転
速度を減速し、前記ピニオンに伝達するようにしたもの
である。
(本考案の作用) かかる構成の減速機構では、−組のハイポイドギア(ピ
ニオンおよびホイール)のみで所定の減速が可能となる
ため、部品点数が少なくて済みしかもハイポイドギアは
歯と歯がすベリながら接触するので、かみ合いによるギ
ア音の発生が非常に小さい。
(本考案の実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基いて具体的かつ詳
細に説明する。
第1図はこの考案による電動パワーステアリング装置の
減速機構R′を示している。
ここにおいて、強制操舵用の電動モータm′と強制操舵
用のピニオン6′とは、互いの軸線0、O′が直交する
状態で配置されている。そして、それら電動モータm′
とピニオン6′との間に減速機構R′が介設されている
。この場合、電動モータm′のケーシング20とピニオ
ン6′のケーシング21が、減速機構R′のケーシング
22を介して連結されている。
減速機構R′は、電動モータm′の出力軸8′の端部に
設けられたハイポイドギアピニオン23と、ピニオン6
′の軸端に設けられたハイポイドギアホイール24とか
らなる、−組のハイポイドギアを備えており、電動モー
タm′の出力軸8′の回転を、ハイポイドギアピニオン
23およびハイポイドギアホイール24を介してピニオ
ン6′に伝達するとともに、出力軸8′の回転速度を、
ハイポイドギアピニオン23およびハイポイドギアホイ
ール25のギア比で減速するようになっている。
この場合、ハイポイドギアピニオン23は、ハイポイド
ギアホイール24の軸芯に対して、第2図に示すように
、オフセットされた状態でハイポイドギアホイール25
とかみ合っている。このようなハイポイドギアピニオン
23は、電動モータm′の軸線0上に配置され、ケーシ
ング22に対し、複数のアンギュラベアリング25.2
5′で回転可能に支承されるとともに、後端が出力軸8
′に連係されている。一方、ハイポイドギアホイール2
4は、その軸芯部をピニオン6′の軸端に回転不可能に
嵌着一体止されるとともに、回転可能にハイポイドギア
ピニオン23とかみ合わされている。従って、電動モー
タm′の出力軸8′が回転すると、これにハイポイドギ
アピニオン23が連動して回転し、その回転がハイポイ
ドギアホイール24を介してピニオン6′に伝達され、
ピニオン6′の回転力でラック4′が左右方向(図示の
場合、紙面に垂直となる方向)に移動する。
なお、上記のように、電動モータm′の出力軸8′が回
転して、ハイポイドギアピニオン23が回転するとき、
このハイポイドギアピニオン23には、ハイポイドギア
ホイール24とのかみ合いによるスラスト力が生ずるが
、このスラスト力は、アンギュラベアリング25.25
′により吸収される。また、ビニオン6′の回転力でラ
ック4′が移動するとき、ビニオン6′にはラック4′
とのかみ合いによるスラスト力が生ずるが、このスラス
ト力は、ビニオン6′のラック4′側端を回転可能に支
承する複数のアンギュラベアリング26.26′により
吸収され、これにより、ハイポイドギアホイール24と
ハイポイドギアピニオン23のかみ合い状態が常に所定
の状態となる。
上記のように構成されている実施例の減速機構R′の場
合、−組のハイポイドギア(ビニオン23およびホイー
ル24)により所定の減速が可能であるため、部品点数
が少なくて済み、安価に提供できる。また、歯と歯がす
べりながら接触するハイポイドギアを用いているのでギ
ア音が非常に小さい。
なお、上記ハイポイドギアのビニオン23およびホイー
ル24を、ウオームギアとウオームホイールに代えた場
合でも、部品点数の削減およびギア音の低減を図ること
はできるが、しかし、ウオームギアとウオームホイール
による場合には、正転効率および逆転効率が著しく悪い
上、両ギアのかみ合い構造上、ハイポイドギアに比べて
大型化してしまう等多くの欠点があり、実用上好ましく
ない。
(本考案の効果) 以上説明したように、この考ぎの電動パワーステアリン
グ装置の減速機構は、強制操舵用の電動モータと、強制
操舵用のビニオンとを、互いの軸線が直交する状態に配
置するとともに、前記電動モータの出力軸端にハイポイ
ドギアピニオンを設ける一方、前記ビニオンの軸端にハ
イポイドギアホイール設け、この一対のハイポイドギア
のギア比によって前記電動モータの回転速度を減速し、
前記ビニオンに伝達するようにしたので、部品点数が少
なくて済み、安価に提供できる上、大きなギア音が生じ
ないといった利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による電動パワーステアリ
ング装置の減速機構の断面図、第2図は同減速装置のハ
イポイドギアピニオンとハイポイドギアホイールのかみ
合い状態を示した概略側面図、第3図は従来の電動パワ
ーステアリング装置の概略構成図、第4図は同電動パワ
ーステアリング装置に備えられた減速機構の詳細断面図
である。 4′・・・操舵用のラック、6′・・・強制操舵用のビ
ニオン、8′・・・電動モータの出力軸、23・・・ハ
イポイドギヤピニオン、24・・・ハイポイドギアホイ
ール、m′・・・強制操舵用の電動モータ、R′・・・
減速機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 強制操舵用の電動モータと、強制操舵用のピニオンとを
    備え、前記電動モータの駆動により前記ピニオンが回転
    してその回転力を操舵用のラックの伝達する方式の電動
    パワーステアリング装置の、前記電動モータと前記ピニ
    オンとの間に介在される減速機構において、前記電動モ
    ータに連係した軸端にハイポイドギアピニオンを設ける
    一方、前記ピニオンの軸端にハイポイドギアホィールを
    設け、この一対のハイポイドギアのギア比によって前記
    電動モータの回転速度を減速し、前記ピニオンに伝達す
    ることを特徴とする電動パワーステアリング装置の減速
    機構。
JP1221799A 1989-08-30 1989-08-30 電動パワーステアリング装置の減速機構 Pending JPH0386683A (ja)

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JP1221799A JPH0386683A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 電動パワーステアリング装置の減速機構

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JP1221799A JPH0386683A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 電動パワーステアリング装置の減速機構

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JPH0386683A true JPH0386683A (ja) 1991-04-11

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ID=16772381

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JP1221799A Pending JPH0386683A (ja) 1989-08-30 1989-08-30 電動パワーステアリング装置の減速機構

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JP (1) JPH0386683A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454438A (en) * 1994-03-31 1995-10-03 Nsk Ltd. Electric power steering system
JP2017537834A (ja) * 2014-12-15 2017-12-21 フルイド パワー テクノロジー コリア 歯車結合方式の操舵装置及びそれを用いた操舵方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454438A (en) * 1994-03-31 1995-10-03 Nsk Ltd. Electric power steering system
JP2017537834A (ja) * 2014-12-15 2017-12-21 フルイド パワー テクノロジー コリア 歯車結合方式の操舵装置及びそれを用いた操舵方法

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