JPH0383166A - 自動取引機の取引制限ファジィ制御装置 - Google Patents

自動取引機の取引制限ファジィ制御装置

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JPH0383166A
JPH0383166A JP1219263A JP21926389A JPH0383166A JP H0383166 A JPH0383166 A JP H0383166A JP 1219263 A JP1219263 A JP 1219263A JP 21926389 A JP21926389 A JP 21926389A JP H0383166 A JPH0383166 A JP H0383166A
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JP
Japan
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transaction
fuzzy
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automatic
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Prior art date
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Pending
Application number
JP1219263A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Okumura
秀行 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Publication of JPH0383166A publication Critical patent/JPH0383166A/ja
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  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、例えば銀行業務で用いられるような自動取
引機に関し、さらに詳しくは自動取引時のセキリュティ
性能を高めた自動取引機の取引制限ファジィ制御装置に
関する。
(ロ)従来の技術 一般に、この種の自動取引機は、−台で入金、出金、振
込み、通帳記入、残高照会等の各種取引機能を有してお
り、利用客はこのうちの一項目を選択して自動取引を実
行している。
この場合、自動取引機に対する不正行為を回避してセキ
リュティ性能を持たせるために、通常、利用客を特定す
る暗証番号を入力操作した時に、この暗証番号が続けて
3回共、異なっていれば、入力エラーが多いので不正使
用と判定し、その後、この暗証番号を用いた取引が無効
となるように自動設定している。
しかし、不慣れな利用客の誤入力操作によって、何回も
入力操作した場合には、直ちに操作エラー数が取引無効
回数に達して、取引不能となる不具合な問題が発生して
いた。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 この発明は、暗証番号のみならず、不正使用に伴う高出
金額に着目して、不正取引を確実に取引制限できるよう
にした自動取引機の取引制限ファジィ制御装置の提供を
目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明は、自動取引機に対する利用客の不正入力度合
いにより自動取引を制限する自動取引制限手段と、利用
客の入力操作時のエラー回数および出金取引額等の入力
状況を検知する検知手段と、上記検知手段で検知した自
動取引機に対する入力状況のデータに対し、各入力状況
下に対応する適正な取引制限度合いとなるファジィ変数
のデータを納めたファジィルールに基づいて、上記自動
取引制限手段を最も妥当な取引制限度合いにファジィ推
論制御するファジィ推論制御手段とを備えた自動取引機
の取引制限ファジィ制御装置である。
(ホ)発明の作用 この発明によれば、自動取引機に対する利用客の入力状
況に際して、検知手段が入力操作時のエラー回数および
出金額等の入力状況から適正利用客であるか不正利用客
であるかを検知し、この検知要素を前件部としてファジ
ィ推論制御手段が、最適な後件部を求めるべくファジィ
ルールに基づいた最も妥当な取引制限値を出力し、この
出力で取引許容あるいは取引制限するよう自動取引制限
手段をファジィ推論制御する。
(へ)発明の効果 このため、自動取引に不慣れな利用客によって、仮に暗
証番号を数回誤入力操作しても取引制限せず、その後の
暗証番号の取引有効性を維持するが、不正利用客の場合
は、暗証番号の誤入力操作に加えて必然的に高出金額を
入力操作するため、不慣れな利用客と不正利用客とを明
確に区別することができ、自動取引機のセキリュティ性
の向上および利用客のサービス性向上に加えて、自動取
引機の信頼性が確実に向上する。
(ト)実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動取引機の取引制限ファジィ制御装置を示し、
この自動取引機11は、前面のパネル部分に、顧客に取
引操作を表示案内する夕・ソチノくネル兼用のCRT1
2と、音声案内するスピーカ13と、通帳挿入口14と
、紙幣出入口15と、硬貨出入口16と、カード挿入口
17と、取扱い表示器18と、顧客が係員を呼ぶための
呼出しボタン19等を備えて、入金、出金、振込み、通
帳記入、残高照会等の各種取引機能を有している。
第2図は取引制限出力時のファジィ推論制御回路を示し
、CPU21は、自動取引機11から入力される検知信
号およびROM22に格納されたプログラムに従って、
取引制限装置23にファジィ推論エンジン(以下FIE
と称す)24を介して不正制限値を出力し、このときの
必要な制御データをRAM25に記憶させる。
上述のF’ I E 24は、自動取引機11からの検
知信号によって求められる現在の検知要素を前件部Xl
、X2(条件部)とし、この現在の検知要素に対応して
設定される取引許容・制限する不正度合いを後件部Yl
  (結論部)とするファジィルールを設定し、上述の
検知要素からファジィルールに基づいて最も妥当な取引
制限値Z1を出力し、この出力Zlで自動取引機11の
個々の取引状態の適否を管理して、不正取引に対する高
セキリュティを持たせるようファジィ推論制御する。
上述のファジィルールは、予め定められたファジィルー
ルテーブル26に従って設定されるものであって、これ
は利用客のエラー回数度合いXlと、利用客の出金額度
合いX2とに対応した適正値を予め定めておき、この適
正値と検知事実とを比較して、これらの事実に対して最
も妥当な結論を、第3図(イ)(ロ)(前件部)と、第
4図(後件部)に示すようなファジィ変数を用いたメン
バシップ関数により設定する。
このメンバシップ関数において、ファジィ集合度合い(
グレード)を示す各ラベル(ファジィ値)を、 (正方向P・基準2)の方向表示グループと、(大L・
中M・小S)の度合い表示グループとの組合わせにより
表示設定し、 第3図(イ)の利用客のエラー回数度合いXIを示すメ
ンバシップ関数は、 Z :エラー回数なしく0回) PS:エラー回数が少しある(2回) PM:エラー回数がある程度ある(4回)PL:エラー
回数がかなりある(6回以上)を表している。
第3図(ロ)の利用客の出金額度合いX2を示すメンバ
シップ関数は、 Z :出金なしく0円) PS:出金額が比較的少ない(10%円)PM;出金額
がある程度ある(20%円)PL:出金額がかなりある
(30%円以上)を表している。
第4図の利用客の不正度合いYlを示すメンバシップ関
数は、 Z :不正なしを出力する(0%) PS+小不正度合いを出力する(30%)PM:中不正
度合いを出力する(60%)PL:高不正度合いを出力
する(90%)を表している。
さらに、前述のファジィルールテーブル26の設定例と
しては、第2図中にも示すように、(ルールl) もし、自動取引機11に利用客が出金目的で入力操作し
た時に、その利用客のエラー回数度合いXIが1回もな
ければ(XI =Z) 、利用客の出金額度合いX2が
ある程度あっても(X2 =PM)適正な入力操作によ
って引出されるため、不正のない出金取引と判定して(
Yl =Z) 、その時はFIE24が通常の出金取引
を許容するよう取引制限装置123に出力設定する。
目   XI =Z    X2 =PMthen  
YI=Z (ルール2) もし、自動取引機11に利用客が出金目的で入力操作し
た時に、その利用客のエラー回数度合いXIが少しあり
(XI =PS)、利用客の出金額度合いxlも少しあ
れば(X2 =PS) 、不正の可能性がかなり小さい
出金取引と判定しくY1=PS)、その時はFIE24
が係員監視パネル等に不正の可能性が若干あることを表
示しつつ、取引制限装置23に出金取引を許容するよう
出力設定する。
if    X1=PS   X2=PSthen  
Yl=PS (ルール3) もし、自動取引機11に利用客が出金目的で入力操作し
た時に、その利用客のエラー回数度合いXlが少しあり
(Xl =PS) 、利用客の出金額度合いxlが多け
れば(X2 =PL) 、不正の可能性が、ある程度あ
る出金取引と判定しくY1=PM)、その時はFIE2
4が係員監視パネルに不正の可能性がある程度あること
を表示しつつ、取引制限装置23に出金取引を許容する
よう出力設定する。
if    X1=PS   X2=PLthen  
YI=PM (ルール4) もし、自動取引機11に利用客が出金目的で入力操作し
た時に、その利用客のエラー回数度合いxlがかなりあ
り(XI =PL) 、利用客の出金額度合いX2も多
ければ(X2 =PL) 、不正の可能性がかなりある
出金取引と判定しくYl =PL)、その時はFIE2
4が取引制限装置23に所定の取引制限値Zlを出力し
て取引制限し、係員監視パネルには不正行為であること
を表示し、自動取引機11のCRT12には「このカー
ドは使えません」を表示すると共に、このカードを無効
にするよう出力設定する。
if    XI=PL   X2=PLthen  
Yl =PL このように、(ルール1〜4)・・・で示す通り、if
・・・の前件部の入力に対して、自動取引・機11の適
正な取引制限度合いとなる条件下に、then・・・の
後件部を対応させてルールを設定している。
上述の利用客の出金額度合いX2は、その利用客の残高
度合いに対応して設定することもでき、また入力操作手
順としては、出金取引モードが指定されると、最初に不
正行為の目安となる出金額を先に入力指定させ、その後
に暗証番号を入力指定させることで、不正検知力が正確
となり、より一層セキリュティ性が高まる。
このように構成した自動取引機11の取引制限ファジィ
制御装置の処理動作を次に説明する。
今、出金取引時に暗証番号を誤入力操作するような自動
取引に不慣れな利用客が出金取引しても、出金額が低額
の場合は、不正行為と矛盾するため、出金取引を許容し
、その後の利用客の取引有効性も維持し、不用意に取引
制限されることがなくなる。
一方、高出金額の入力操作に加えて、暗証番号の誤入力
操作が数回なされた時は、不正行為と合致するため、不
正利用と明確に判定でき、このときは直ちに出金取引を
停止するなど不正度合いによる取引の適否を明確に判定
でき、自動取引機のセキリュティ性の向上および利用客
のサービス性向上に加えて自動取引機の信頼性が確実に
向上する。
この発明と、上述の実施例の構成との対応において、 この発明の自動取引制限手段は、実施例の取引制限装置
23に対応し、以下同様に、 検知手段は、CPU21に対応し、 ファジィ推論制御手段は、ファジィ推論エンジン(FI
E)24に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は自動取引機の外観斜視図、 第2図は自動取引機の取引制限出力時のファジィ制御ブ
ロック図、 第3図(イ)は利用客のエラー回数度合いを示すメンバ
シップ関数図、 第3図(ロ)利用客の出金額度合いを示すメンバシップ
関数図、 第4図は利用客の不正度合いを示すメンバシップ関数図
である。 11・・・自動取引機   21・・・CPU23・・
・取引制限装置 24・・・ファジィ推論エンジン 26・・・ファジィルールテーブル 第2図 自鋸彊し引力6n^51叡mも七〃醋0ファジィ市寛申
フ゛ロック図第3図 (イ)、fJ用害のエラー回数虜χト1ε示すメツパン
・ソア〜番交図(ロ)、fj用客O出冶傾度杏(]と示
すメンノX“シ17藺政図第4図 fJF&!!FI)不正」h整1)と示すメンバシッフ
鳴西文図後件5四〇ファジィふ1z −−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動取引機に対する利用客の不正入力度合いによ
    り自動取引を制限する自動取引制限 手段と、 利用客の入力操作時のエラー回数および出 金取引額等の入力状況を検知する検知手段 と、 上記検知手段で検知した自動取引機に対す る入力状況のデータに対し、各入力状況下 に対応する適正な取引制限度合いとなるフ ァジィ変数のデータを納めたファジィルー ルに基づいて、上記自動取引制限手段を最 も妥当な取引制限度合いにファジィ推論制 御するファジィ推論制御手段とを備えた 自動取引機の取引制限ファジィ制御装置。
JP1219263A 1989-08-26 1989-08-26 自動取引機の取引制限ファジィ制御装置 Pending JPH0383166A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1219263A JPH0383166A (ja) 1989-08-26 1989-08-26 自動取引機の取引制限ファジィ制御装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1219263A JPH0383166A (ja) 1989-08-26 1989-08-26 自動取引機の取引制限ファジィ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0383166A true JPH0383166A (ja) 1991-04-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012157199A1 (ja) * 2011-05-13 2012-11-22 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置および自動取引システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012157199A1 (ja) * 2011-05-13 2012-11-22 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置および自動取引システム
JP2012238254A (ja) * 2011-05-13 2012-12-06 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 自動取引装置および自動取引システム

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