JPH0380438B2 - - Google Patents

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JPH0380438B2
JPH0380438B2 JP60120564A JP12056485A JPH0380438B2 JP H0380438 B2 JPH0380438 B2 JP H0380438B2 JP 60120564 A JP60120564 A JP 60120564A JP 12056485 A JP12056485 A JP 12056485A JP H0380438 B2 JPH0380438 B2 JP H0380438B2
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white pigment
recording paper
heat
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Maki Hayashi
Tatsumi Okada
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Oji Paper Co Ltd
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Description

【発明の詳现な説明】 〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は感熱発色蚘録方匏による蚘録に有甚な
感熱蚘録玙に関するものである。曎に詳しく述べ
るならば、本発明は、感熱発色蚘録方匏による高
粟现、高感床、高階調か぀高保存性蚘録に有甚
で、か぀油脂や可塑剀等の浞透に察し抵抗性の高
い感熱蚘録玙に関するものである。
〔埓来の技術〕
最近電子グラフむツク技術の進歩が目芚たし
く、ブラりン管デむスプレヌによる図瀺、解析、
怜査、蚺断などが広く実甚されるようにな぀おい
る。特に、高粟现ブラりン管を甚いる高画質映像
を蚘録に残すには、埓来ドラむシルバヌ法特公
昭43−4924号を利甚する必芁があ぀た。この方
法は、高画質蚘録が埗られるが、暗箱操䜜を必芁
ずするこず、蚘録コストが高いこずなどの問題点
がある。
ブラりン管映像を蚘録に残すために埓来の感熱
蚘録玙を甚いるず、蚘録コストは栌段に䜎䞋し、
蚘録操䜜も簡単になるずいう利点があるが、反
面、蚘録画質が䞍十分であり、保存性が䜎いずい
う欠点がある。
たた近幎圚庫管理、業務管理のために、ラベ
ル、カヌド、タツグ、䌝祚等にバヌコヌドを付
し、コンピナヌタヌず連動させる方匏が発展しお
いる。この方匏に埓来の感熱蚘録玙を甚いるず、
バヌコヌドの画質が䜎く、読取率が䜎くなるずい
う問題点が認められおいる。
曎に、埓来の感熱蚘録玙が、油脂、可塑剀など
の油性物質、これらを含む物質又は、これらの付
着した機械や装眮の衚面に接觊するず、油脂や油
性物質が浞透しお印字が消倱するずいう問題も認
められおいる。
䞊蚘のような埓来の感熱蚘録玙の問題点を解消
する手段は未だ知られおいない。
〔発明が解決しようずする問題点〕
本発明は、埓来の感熱蚘録玙の問題点、すなわ
ち、䞍満足な蚘録画質、䞍十分な保存性、および
油脂や油性物質の浞透などの問題を解決しようず
するものである。
〔問題点を解決するための手段および䜜甚〕
本発明の感熱蚘録玙は、 支持䜓ず、この支持䜓の䞀面䞊に圢成され、か
぀、発色成分ずしお、無色又は淡色ロむコ染料ず
酞性顕色物質ずを含む感熱発色局ず、曎に、この
感熱発色局の䞊に圢成され、か぀、氎溶性高分子
物質ず、この氎溶性高分子物質に察する耐氎化剀
ず、癜色顔料ずを含む保護印刷局ずを有し、 前蚘支持䜓が、基玙ず、この基玙の䞀面ず前蚘
感熱発色局ずの間に圢成された、癜色顔料混緎ポ
リオレフむン系暹脂局ず、前蚘基玙の反察面䞊に
圢成された、マツト化凊理を斜されたポリオレフ
むン系暹脂局ずからなる、 こずを特城ずするものである。
たた、本発明の他の感熱蚘録玙は、 支持䜓ず、この支持䜓の䞀面䞊に圢成され、か
぀、発色成分ずしお、無色又は淡色ロむコ染料ず
酞性顕色物質ずを含む感熱発色局ず、曎に、この
感熱発色局の䞊に圢成され、か぀、氎溶性高分子
物質ず、この氎溶性高分子物質に察する耐氎化剀
ず、癜色顔料ずを含む保護印刷局ずを有し、 前蚘支持䜓が癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹
脂合成玙よりなる、 こずを特城ずするものである。
本発明の感熱蚘録玙の構成を添付図面を参照し
お説明する。
第図に瀺された態様の感熱蚘録玙においお
は、支持䜓は、基玙ず、その䞀面䞊に圢成結
着されおいる癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂
局ず、基玙の他の面に圢成・結着されおい
る、マツト化されたポリオレフむン系暹脂局ず
からなるものである。
この支持䜓の癜色顔料混緎ポリオレフむン系
暹脂局の衚面䞊に感熱発色局が圢成・結着さ
れおおり、曎にその衚面䞊に、保護・印刷局が
圢成・結着されおいる。この感熱発色局ず保
護・印刷局ずにより感熱発色蚘録局が構成さ
れる。
第図に瀺された態様の感熱蚘録玙においお
は、支持䜓は、癜色顔料混緎ポリオレフむン
系暹脂合成玙からなるものである。この支持䜓
の䞀面䞊に、䞊述ず同様に、感熱発色局ず、
たたその衚面䞊に保護・印刷局ずからなる感熱
発色蚘録局が圢成・結着されおいる。
支持䜓甚の合成玙ずしおは、䟋えば次のも
のが䜿甚可胜である。
(1) ポリプロピレンに炭酞カルシりム、クレむ、
タルク等の無機フむラヌやポリアミド等の暹脂
フむラヌを配合し、これを抌出しお埗られたシ
ヌトを䞀軞たたは二軞方向に延䌞した内郚に空
孔を、衚面に開孔したボむドを有する䞍透明シ
ヌト英囜特蚱第1360240号、第1384556号、第
1470372号明现曞参照。
(2) ポリプロピレンフむルムの衚面に炭酞カルシ
りム、酞化チタン、クレむ等の無機フむラヌを
分散させた酢酞ビニル・塩化ビニル共重合䜓、
スチレン・アクリル酞ブチル共重合䜓、酢酞ビ
ニル・アクリル酞゚チル共重合䜓、゚チレン・
アクリル酞共重合䜓系の暹脂゚マルゞペンを塗
垃し、也燥させお塗膜をフむルム衚面䞊に圢成
させたもの。
(3) ポリプロピレンあるいはこれに必芁に応じお
0.5〜15重量の無機フむラヌたたはおよび
非盞溶性の暹脂フむラヌを配合した混合物を抌
出しお圢成されたフむルムを衚面をサンドブラ
スト凊理したフむルム。
(4) 圢成されたポリプロピレンフむルム衚面をフ
むルム材料の良溶媒で凊理し、その埌、湯氎で
衚面を掗浄したフむルム。
(5) 抌出されたポリプロピレンフむルムが未だ軟
化状態にあるうちに゚ンボスロヌルに圓接さ
せ、次いで冷华しお゚ンボス暡様を転写させた
フむルム。
(6) ゚チレン・プロピレンブロツク共重合䜓を抌
出したフむルムたたはその延䌞フむルム。
垂販されおいる合成玙ずしおは、䟋えば王子油
化合成玙のナポFP商品名を挙げるこずができ
る。これはポリプロピレンに無機フむラヌを20〜
45重量配合し、延䌞しお埗られた衚面に開口ボ
むド、内郚に空孔を有するポリプロピレン補合成
玙であり、延䌞による機械的匷床を有し、無機フ
むラヌのチキ゜トロピツク性による可撓性を有
し、支持䜓ずしお奜適である。支持䜓に甚いられ
る基玙には、栌別の限定はないが、䞀般には䞊質
系の玙および厚玙が甚いられる。基玙の厚さ、剛
床等は感熱蚘の䜿甚の態様、すなわち、ラベル、
タツグ、カヌドの䜕れに甚いられるかで決定され
る。基玙に最も必芁な芁件は、その䞊に顔料混緎
のポリオレフむン系暹脂をラミネヌトするずはい
えその衚面平坊性は基玙の地合、衚面性、平坊性
に巊右されるから、地合の良さ、衚面性の良さで
ある。
支持䜓の癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂局
に甚いられるポリオレフむン系暹脂は、ポリ゚チ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリペンテ
ン䞊びにこれらの共重合䜓およびそれらの混合物
などから遞ぶこずができる。たた、癜色顔料は、
二酞化チタン、硫化亜鉛、酞化亜鉛、硫酞カルシ
りム、亜硫酞カルシりム、硫酞バリりム、クレ
ヌ、焌成クレヌ、タルク、カオリン、炭酞カルシ
りム、ホワむトカヌボン、硅酞カルシりムなどの
ような、埓来ポリオレフむン系暹脂甚癜色顔料ず
しお甚いられおいるものから遞ぶこずができる。
このずき、癜色顔料は、高癜色床を有するこず、
溶融抌出ラミネヌタヌに䜿甚できるこず、埗られ
る暹脂局の平坊床や基玙ず暹脂局ずの接着性を害
さないこず、などの芁件を満足するものであるこ
ずが奜たしい。この癜色顔料粒子のサむズは
10ÎŒm以䞋であるこずが奜たしい。
䞀般に、癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂局
䞭の癜色顔料の含有率は、〜20重量の
範囲内にあるこずが奜たしい。
基玙䞊に圢成・結着された癜色顔料混緎ポリオ
レフむン系暹脂局は、溶融抌出ラミネヌタヌを甚
いお圢成され、その衚面は、高平坊性および高癜
色床を有しおいる。このような高平坊性、高癜色
床を有する癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂局
は、圓然支持䜓の感熱発色局保持衚面を高平坊性
化および高癜色床化し埓぀お、この高平坊性およ
び高癜色床を有する衚面䞊に圢成された感熱発色
局は、すぐれた高粟现高分解胜、高感床、高
階調の画像を圢成するこずができる。
本発明の感熱蚘録玙第図においお、基玙
の反察面裏面に、マツト化されたポリオレフ
むン系暹脂局が圢成・結着される。ポリオレフむ
ン系暹脂局のマツト化加工は、ポリオレフむン系
暹脂を基玙に、抌出しラミネヌトするずきに、予
じめ所望のパタヌンにマツト化された衚面を有す
る冷华ロヌルをポリオレフむン系暹脂局衚面に圧
着し、冷华ロヌルのマツト加工パタヌンを暹脂面
に゚ンボツシングするこずによ぀お実斜される。
マツト化されたポリオレフむン系暹脂局は、支
持䜓のカヌルを防止するこずができ、たた、支持
䜓裏面を、印字、筆蚘を可胜にし、所芁の蚘録を
するのに䟿利ずなる。
䞊蚘のように基玙䞊に圢成ラミネヌトされ
た癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂局およびマ
ツト化ポリオレフむン系暹脂局は、油脂、およ
び又は、可塑剀などの油溶性物質の感熱蚘録局
䞭ぞの浞透を防止し蚘録画像の安定性を向䞊させ
るのに有効である。
第図に瀺された態様の感熱蚘録玙の支持䜓は
癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂合成玙からな
るものである。この合成玙䞭に甚いられる癜色顔
料およびポリオレフむン系暹脂は、前蚘の癜色顔
料混緎ポリオレフむン系暹脂局に甚いられるもの
から遞択するこずができる。合成玙䞭の癜色顔料
の含有率は〜50重量であるこずが奜たし
く、30〜50重量であるこずがより奜たし
い。
合成玙䞭においお、癜色顔料は、合成玙の䞡衚
面局のみに分垃しおいおもよい。
合成玙の䞀面は、高平坊床および高癜床を有し
おいるこずが奜たしく、その反察面は、マツト加
工されおいお印字・筆蚘性を有しおいおもよい。
この合成玙よりなる支持䜓は、高平坊性、高癜
床性を有し、および油脂や油溶性物質の感熱蚘録
局ぞの浞透を防止するのに有効である。
本発明の感熱蚘録玙においお、支持䜓䞊に圢成
される感熱発色局は、発色成分ずしお無色又は淡
色のロむコ染料ず、酞性顕色物質ずを含むもの
で、所定の画像むメヌゞに埓぀お、加熱され
るず、着色画像を圢成するものである。
ロむコ染料電子䟛䞎性無色淡色染料は、
感熱凊理前は無色ないし淡色の有機化合物であ぀
お、感熱凊理により、酞性顕色物質ず反応しお発
色するものである。このようなロむコ染料を䟋瀺
すれば䞋蚘の通りである。
クリスタルバむオレツトラクトン、マラカむト
グリヌンラクトン、−ビスバラゞメチル
アミノプニルテトラ・ロルフ
タリド、ベンゟ−βナフトスピロピラン、−メ
チル−ゞ−βナフトスピロピラン、−
トリメチル−6′−クロロ−−メトキシむンドリ
ノベヌゟスピロピラン、−プニルロヌダミヌ
ラクタム、−゚チルアミノ−−クロロフルオ
ラン、−モルホリノ−−ベンゟフルオラ
ン、−ゞ゚チルアミノ−−メチル−−クロ
ロフルオラン、−ゞ゚チルアミノ−−ゞ
メチルフルオラン、−ゞ゚チルアミノ−
ベンゟフルオラン、−ゞ゚チルアミノ−−メ
トキシフルオラン、−ゞ゚チルアミノ−−ゞ
ベンゞルアミノフルオラン、−ゞ゚チルアミノ
−−アニリノフルオラン、−ゞ゚チルアミノ
−−ベンゟ−−ベンゞルアミノフルオラ
ン、−ピペリゞノ−−メチル−−アニリノ
フルオラン、−ピロリゞノ−−メチル−−
アニリノフルオラン、−゚チル・トリルアミ
ノ−−メチル−−アニリノフルオラン、−
ゞ゚チルアミノ−−−−トリフルオロメ
チルプニルアミノフルオラン。
感熱発色局に含たれる酞性顕色物質電子受容
性化合物は、垞枩以䞊奜たしくは70℃以䞊で液
化たたは気化しお前蚘の発色性ロむコ染料ず反応
しおこれを発色させる性質のものであり、䞋蚘フ
゚ヌル系の化合物を包含する。
4′−む゜プロピリデンゞプノヌル、
4′−む゜プロピリデンビス−クロルプノヌ
ル、4′−む゜プロピリデンビス−タヌ
シダリヌブチルプノヌル、4′−セカンダ
リヌブチルデンゞプノヌル、4′−シクロヘ
キシリデンゞプノヌル、−プニルプノヌ
ル、−ヒドロキシゞプノキシド、メチル−
−ヒドロキシベンゟ゚ヌト、プニル−−ヒド
ロキシベンゟ゚ヌト、−ヒドロキシアセトプ
ノン、サルチル酞アニリド、ノボラツク型プノ
ヌル暹脂、ハロゲン化ノボラツク型プノヌル暹
脂、α−ナフトヌル、β−ナフトヌル、−
ビス−−ヒドロキシプニル−−ヘプタ
ン、−4′−チオビス−−−ブチル−−
メチルプノヌル、−4′−ブチリデンビス−
−−ブチル−−メチルプノヌル、およ
び−4′−ゞハむドロキシゞプニルサルフオ
ン。
これらの化合物の䞭でも䞀般的には分子䞭に
個以䞊の氎酞基を有するプノヌル性物質が、
特に優れた効果を発揮する。たたパラオキシ安息
銙酞ブチル、パラオキシ安息銙酞ベンゞル等の安
息銙酞゚ステル類の䜿甚、䜵甚もできる。
感熱発色局䞭においお、ロむコ染料ず酞性顕色
物質ずは埮粒子状に結合剀䞭に分散し、結着され
おいる。この堎合分散粒子はサンドグラむンダヌ
等の分散機を甚いお、できるだけ小さな粒子に具
䜓的には5Ό以䞋の粒子になるたで分散するこず
が望たしい。分散助剀ずしお、分散剀、消泡剀等
の界面掻性剀を必芁により䜿甚でき、たた増癜剀
あるいはサヌマルヘツドぞの塗垃物の付着をより
䞀局防止するために、タルク、クレヌ、炭酞カル
シりム、酞化チタン、デンプン等の充填剀を加え
るこずもできる。塗工時の発泡を抑えるための消
泡剀、塗垃性を良くするための界面掻性剀などの
添加もできる。たた発色性の改善のためにワツク
ス類を埮粉砕しお、あるいぱマルゞペンにしお
甚いるこずもできる。
結合剀ずしおはデンプンなどの倩然高分子、ポ
リビニルアルコヌルなどの合成高分子などを䜿甚
する。
本発明の感熱蚘録玙においお、感熱発色局䞊に
保護・印刷局が圢成・結着されおいる。この保
護・印刷局は、感熱発色性を保護しお、その保存
性を高め、か぀感熱蚘録玙衚面の印刷適性を向䞊
させるためのものである。このような保護・印刷
局ずしおは、䟋えば特開昭57−29491号および特
開昭60−46294号などに開瀺されおいるものを甚
いおもよい。
保護・印刷局のマトリツクスを圢成する高分子
物質ずしおは、優れた成膜性胜を有し、その皮膜
が有機溶剀、可塑剀などで溶解されないものが甚
いられる。䞀般に感熱蚘録玙は、熱により発色す
るずいう基本的性質から、保護・印刷局の塗工也
燥時に、これを高枩䞋に晒すこずができないた
め、䜎枩也燥においおも充分な成膜性胜を有する
ものでなければならない。たた保護・印刷局の圱
響による印字濃床の䜎䞋をできるだけ少なくする
ためには、その塗工量が少なく、保護局の膜厚が
薄くおも、耐可塑剀性、耐溶剀性等の芁求性胜を
満足するものでなければならない。このような高
分子化合物ずしおは、䟋えば、カれむン、柱粉、
各皮倉性柱粉、ポリビニルアルコヌル、ヒドロキ
シ゚チルセルロヌズ、アラビダゎム、ポリビニル
ピロリドン、アクリル酞゚ステル共重合䜓のアル
カリ塩、む゜ブチレン無氎マレむン酞共重合䜓
のアルカリ塩、アクリルアミド、アクリルニトリ
ル共重合䜓等の氎溶性高分子化合物を甚いるこず
ができる。
たた、これらの氎溶性高分子化合物を硬化し、
さらに耐氎性を付䞎するためにゞメチロヌルりレ
ア、ゞメチロヌルメチレン、ゞメチロヌルメラミ
ン、ゞメチロヌル゚チレン、ポリメチロヌルりレ
ア等のメチロヌル基を含む化合物、グリオキザヌ
ル、ポリアルデヒド類、゚ポキシ化合物等を架橋
剀ずしお組合せお䜿甚する。
曎に、印刷適性を向䞊させるために、タルク、
クレヌ、炭酞カルシりム、酞化チタン、シリカ、
デンプン粒子、ポリスチレン等の無機およびた
たは有機の顔料埮粒子や、スチレン−ブタゞ゚
ン、ポリりレタン、ポリ錯酞ビニル、ポリ゚ステ
ル、ポリアクリル酞゚ステル、ポリメタアクリル
酞゚ステル等の合成高分子゚マルゞペンを組合せ
お䜿甚し、蚘録玙衚面のUVむンキ芪和性やUV
むンキ吞収性、さらにUVむンキが硬化する際の
収瞮によるずれ歪をかん和できるようにするこず
が奜たしい。さらに感熱ヘツドずの適合性を改良
するために、オレむン酞などの脂肪酞、ステアリ
ン酞亜鉛などの脂肪酞金属塩、パラフむンワツク
スなどのポリオレフむン、その他シリコンオむ
ル、鯚油などのワツクス類や油類を添加しおもよ
い。
たた、必芁に応じお消泡剀、分散剀、導電剀、
顔料、レベリング剀などを䜿甚しおもよい。
塗工法ずしおは、感熱発色局、保護・印刷局ず
も、゚アヌナむフ、バヌ、ロヌル、プレヌドなど
のコヌタヌにより塗液を塗工し、也燥は比范的䜎
枩で行なうこずが奜たしい。
感熱発色局塗工埌およびたたは保護・印刷局
塗工埌に、スヌパヌカレンダヌなどで衚面平滑化
凊理を行なえば、発色画像の均䞀性に良い結果を
䞎えるこずもできる。
〔実斜䟋〕
本発明を䞋蚘実斜䟋により曎に説明する。
実斜䟋および䞊びに比范䟋 実斜䟋においお支持䜓ずしお、RCペヌパヌ
重量225gm2を甚いた。このRCペヌパヌは、
基玙の䞀面䞊に、10重量の二酞化チタンを含む
ポリ゚チレン暹脂局が30gm2の重量で溶融抌出
ラミネヌトされおおり、基玙の反察面䞊に重量
25gm2のマツト化ポリ゚チレン暹脂局が溶融抌
出ラミネヌトされるものであ぀た。
感熱発色局を圢成するための塗料を、䞋蚘組成
の液および液を別々に調補し、次に䞡者を均
䞀に混合しお調補した。
液 成 分 重 量 クリスタルバむオレツト 1.5郚 ポリビニルアルコヌル氎溶液濃床20
5.0〃 æ°Ž 43.5〃 蚈 50.0〃 液 成 分 重 量 ビスプノヌル 6.0郚 炭酞カルシりム 3.0〃 ステアリン酞アミド 1.0〃 ポリビニルアルコヌル氎溶液濃床20
10.0〃 æ°Ž 30.0〃 蚈 50.0郚 䞊蚘RCペヌパヌの癜色顔料混緎ポリ゚チレン
暹脂局䞊に、コロナ攟電凊理を斜した埌、これに
䞊蚘混合塗料を塗垃し、60℃で也燥し、重量
6.0gm2の感熱発色局を圢成した。
保護・印刷局を圢成するための塗液ずしお、䞋
蚘組成の混合物をカりレス分散材により分散凊理
した。
成 分 重 量 アセトアセチル化ポリビニルアルコヌル 10氎溶液 10.0郚 カオリン氎分散液濃床60重量 0.5〃 ステアリン酞亜鉛30氎分散液 0.5〃 ポリアルデヒド’30氎溶液 3.0郚 蚈 14.0〃 この分散塗液を感熱発色局䞊に塗垃し、60℃で
也燥しお、重量3.0gm2の保護・印刷局を圢成し
た。実斜䟋においお、実斜䟋ず同様の操䜜を
行぀た。䜆し、支持䜓ずしお、RCペヌパヌの代
りに、30重量の二酞化チタンを含むポリプロピ
レン合成玙商暙ナポFPG王子油化合成玙
瀟補、厚さ80ÎŒm、重量61.5gm2を甚いた。
比范䟋においお、実斜䟋ず同様の操䜜を行
぀た。䜆し、RCペヌパヌの代りに坪量64gm2の
䞊質玙を甚い、その䞀面䞊に感熱発色局および保
護印刷局を圢成した埌にこれにカレンダヌ凊理を
斜し、その衚面のベツク平滑床が250秒になるよ
うにした。
実斜䟋および比范䟋で埗られた感熱蚘
録玙のそれぞれに、フアクシミリ機
Copix7100、商暙、東芝瀟補によりペタ黒発
色を斜し、埗られた発色衚面の発色濃床をマスベ
ス濃床蚈RD−514、マスベスむンストルメン
トコヌポレヌシペン補で枬定したずころ、䞋蚘
の発色濃床が埗られた。
発色濃床ベタ黒 実斜䟋 1.20 比范䟋 1.20 実斜䟋 1.25 次に、䞉者の蚘録画像の画質を枬定するために
バヌコヌト印字テスタヌSYMBOL
TECHNOLOGIESINC瀟補、LASER
CHECKERを甚いお、バヌコヌドの现線切れ
を枬定した。結果は䞋蚘の通りであ぀た。
现線切れ 実斜䟋 0 比范䟋 40 実斜䟋 0 感熱蚘録玙の衚面の印刷適性をテストするため
に各感熱蚘録局䞊に、暹脂トツパン甚むンキ
DICMV シヌル甚むンキを付着させ、むン
キ付着面に玫倖線を秒間照射した。次にむンキ
付着面にセロテヌプを貌着し、次にこれを剥離
し、残留むンキ着肉濃床を名のパネラヌにより
官胜評䟡した。その結果は䞋蚘の通りであ぀た。
着肉濃床 実斜䟋 点 比范䟋 点 実斜䟋 点 たた、各感熱蚘録玙を䞊述のようにしおベタ黒
発色させ、その保護・印刷局衚面に綿実油を塗垃
し、40℃で24時間攟眮し、その埌発色濃床を枬定
したずころ、䞋蚘の結果が埗られた。
発色濃床衚面耐油性テスト 実斜䟋 1.15 比范䟋 1.15 実斜䟋 1.15 ずころが、䞊蚘綿実油を各感熱蚘録玙の裏面に
塗垃し、40℃で72時間攟眮したずころ、䞡者の発
色濃床は䞋蚘のようにな぀た。
発色濃床裏面耐油性テスト 実斜䟋 1.20 比范䟋 0.25 実斜䟋 1.25 〔発明の効果〕 本発明の感熱蚘録玙は、高粟现、高感床および
高階調の蚘録画像を圢成するこずができ、その画
質は、埓来のドラむシルバヌ法により印画線に圢
成される画像の画質に匹敵するもので、写真画像
に近いものである。埓぀お本発明の感熱蚘録玙は
電子グラフむツク分野においお解析、怜査、蚺断
甚等に䜿甚するこずができる。
たた本発明の感熱蚘録玙は耐油脂性にすぐれお
おり、保存性が極めお高い。埓぀お、本発明の感
熱蚘録玙は、バヌコヌドタブ、食品甚ラベル、化
粧品甚ラベルなどの甚途に䜿甚するこずができ
る。
曎に、本発明の感熱蚘録玙䞭の支持䜓の衚面
は、極めおすぐれた平坊性を有しおいるので、少
量の塗垃量で平坊な衚面を有する感熱発色局を圢
成するこずができ、たた、衚面平坊化のためのカ
レンダヌ凊理を省略するこずが可胜になる、など
の経枈的効果が高い。
【図面の簡単な説明】
第図および第図は、それぞれ、本発明の感
熱蚘録玙の構成を瀺す断面説明図である。   基玙、  癜色顔料混緎ポリオレフむ
ン系暹脂局、  マツト化ポリオレフむン系暹
脂局、  感熱発色局、  保護印刷局、
  支持䜓、  感熱発色蚘録局。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  支持䜓ず、この支持䜓の䞀面䞊に圢成され、
    か぀発色成分ずしお、無色又は淡色ロむコ染料ず
    酞性顕色物質ずを含む感熱発色局ず、曎に、この
    感熱発色局の䞊に圢成され、か぀、氎溶性高分子
    物質ず、この氎溶性高分子物質に察する耐氎化剀
    ず、癜色顔料ずを含む保護印刷局ずを有し、 前蚘支持䜓が、基玙ず、この基玙の䞀面ず前蚘
    感熱発色局ずの間に圢成された癜色顔料混緎ポリ
    オレフむン系暹脂局ず、前蚘基玙の反察面䞊に圢
    成された、マツト化凊理を斜されたポリオレフむ
    ン系暹脂局ずからなる、 こずを特城ずする感熱蚘録玙。  前蚘癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂局䞭
    のポリオレフむン系暹脂が、ポリ゚チレン、ポリ
    プロピレン、ポリブテン、ポリペンテン、䞊び
    に、これらの共重合䜓、又は混合物から遞ばれ
    る、特蚱請求の範囲第項蚘茉の蚘録玙。  前蚘マツト化ポリオレフむン系暹脂局䞭のポ
    リオレフむン系暹脂が、ポリ゚チレン、ポリプロ
    ピン、ポリブテン、ポリペンテン、䞊びに、これ
    らの共重合䜓および混合物から遞ばれる、特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の蚘録玙。  前蚘癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹脂局䞭
    の癜色顔料の含有率が〜20重量の範囲
    内にある、特蚱請求の範囲第項蚘茉の蚘録玙。  支持䜓ず、この支持䜓の䞀面䞊に圢成され、
    か぀、発色成分ずしお、無色又は淡色ロむコ染料
    ず酞性顕色物質ずを含む感熱発色局ず、曎に、こ
    の感熱発色局の䞊に圢成され、か぀、氎溶性高分
    子物質ず、この氎溶性高分子物質に察する耐氎化
    剀ず、癜色顔料ずを含む保護印刷局ずを有し、 前蚘支持䜓が癜色顔料混緎ポリオレフむン系暹
    脂合成玙よりなる、 こずを特城ずする感熱蚘録玙。  前蚘支持䜓䞭の癜色顔料の含有率が30〜50
    重量の範囲内にある、特蚱請求の範囲第
    項蚘茉の感熱蚘録玙。  前蚘支持䜓䞭のポリオレフむン系暹脂が、ポ
    リ゚チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ
    ペンテン、䞊びにこれらの共重合䜓および混合物
    から遞ばれる、特蚱請求の範囲第項蚘茉の蚘録
    玙。
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