JPH0379921A - 高周波加熱調理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、食品を載せた回転皿を回転させながら加熱調
理する高周波加熱調理装置に関する。

（従来の技術） 従来より、高周波加熱調理装置においては、食品の加熱
具合を均一にするために、加熱調理室内に食品を載せる
回転皿を設け、この回転皿をモータにより回転させなか
らマグネトロンを動作させて高周波を発生し、回転皿上
の食品を加熱調理するようになっている。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来構成のものでは、マグネトロンの動作を停止し
て加熱調理を終了すると、それと同時に回転皿も停止す
るようになっている。このため、例えば、回転皿の外周
側に片寄せて食品を載せて加熱した場合や、把手のある
容器を載せて加熱した場合等において、加熱調理終了時
の回転皿の停止位置によっては、食品や容器の把手が加
熱調理室の奥方部に位置した状態となることがある。こ
の様な状態では、食品を取り出すのに、使用者が手を加
熱調理室の奥方部にまで差し入れたり、食品容器を取出
し易い位置に置き直したりしなければならないので、食
品が取出しにくいばかりか、その取出しの際に手が高温
になっている加熱調理室の側壁等に不用意に触れて火傷
するおそれがあった。

本発明はこの様な事情を考慮してなされたもので、従っ
てその目的は、加熱調理終了時の回転皿の停止位置を問
わず、常に食品の取出しを容易に行い得る高周波加熱調
理装置を提供するにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の高周波加熱調理装置は、加熱調理室内に食品を
載せる回転皿を設け、この回転皿をモタにより同転させ
ながら回転皿上の食品を高周波加熱するようにしたもの
において、加熱停止状態で前記モータへの通ｌｉ！′ｒ
電を操作する操作手段を設けた構成としたものである。

（作用） 加熱調理終了後、回転皿上の食品が取り出しにくい位置
にあれば、操作手段を操作して適宜モータに通電し、そ
れによって食品が取り出し易い位置にくるまで回転皿を
回動させる。この後、食品の取出しを行えば、容易に食
品を取り出すことができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。ま
ず、全体の外観斜視図を示す第２図において、１は高周
波加熱調理装置の４笥で、その内部に加熱調理室２が設
けられている。この加熱調理室２の前面は、扉３によっ
て開閉される。また、外箱１の前面左側部には操作パネ
ル４が設けられ、この操作パネル４には、タイマースイ
ッチ５（第１４図参照）の操作摘み６と扉３の開閉用ボ
タン７及び操作手段たるボタンスイッチ８が設けられて
いる。一方、加熱調理室２内の底部には、食品９を載せ
る回転皿１０が設けられている。

次に、電気回路構成を第１図に基づいて説明する。１１
及び１２は商用交流電源に接続される一対の電源端子で
、一方の電源端子１１に連なる電源ラインｌｌａには、
タイマースイッチ５と第１の扉スィッチ１３を介して高
圧トランス１４の一次コイル１４ａの一端が接続され、
他方の電源端子１２に連なる電源ライン１．２　ａには
、第２の扉スィッチ１５を介して高圧トランス１４の一
次コイル１４ａの他端が接続されている。上記第１及び
第２の両扉スイッチ１３．１５は、扉３を閉鎖したとき
にオン状態となり、更にこのときモニタースイッチ１６
がオフ状態となる。一方、高圧トランス１４の二次コイ
ル１４ｂには、マグネトロン駆動回路１７が接続され、
その直流出力がマグネトロン１８のアノード・カソード
間に与えられるようになっている。そして、高圧トラン
ス１４の一次コイル１４ａと並列にファンモータ１９が
設けられ、このファンモータ１９とマグネトロン１８か
同Ｉｊ；に動作するようになっている。

而して、タイマースイッチ５と並列にボタンスイッチ８
が設けられ、このボタンスイッチ８と回転１１１１１０
駆動用のモータ２０との間にリレースイッチ２１が設け
られている。このリレースイッチ２］は、接点ａ−ｂ間
開成と接点ｃ−ｄ間閉或とに切換えられ、接点ａがボタ
ンスイッチ８に接続され、接点Ｃが電源ラインｌｌａに
接続され、接点す及びｄは共にモータ２０に接続されて
いる。

このリレースイッチ２１の励磁コイル２２は、タイマー
スイッチ５がオン状態のときに通電されるように両電源
うインｌｌａ、１２ａ間に接続されている。そして、タ
イマースイッチ５がオン状態のとき（励磁コイル２２に
通電されているとき）には、リレースイッチ２１が接点
ｃ−ｄ間開成に切換えられ、タイマースイッチ５がオフ
状態のとき（励磁コイル２２が断電されているとき）に
は、リレースイッチ２１が接点ａ−ｂ間閉或に切換えら
れる。尚、モータ２０と並列にランプ２３が接続され、
モータ２０への通電中はこのランプ２３にも通電して加
熱調理室２内を照明する。

次に、上記構成の作用について説明する。加熱調理を行
う場合には、扉３を開放して食品９を同転１１１１１０
上に載せ、扉３を閉じて、タイマースイッチ５の操作摘
み６を操作してそれをオンする。

このとき、扉３の閉鎖により、第１及び第２の扉スイッ
チ１３．１５がオンすると共に、モニタースイッチ１６
がオフするので、タイマースイッチ５のオンにより、高
圧トランス１４に通電されてマグネトロン１８の動作が
開始されると共に、励磁コイル２２に通電されてリレー
スイッチ２１が接点ｃ−ｄ間開成に切換えられ、その接
点ｃ−ｄ間を通してモータ２０とランプ２３に通電され
る。

これにより、回転皿１０が回転駆動され、その回転皿１
０上の食品９が高周波加熱される。

そして、設定されたタイマー時間が経過すると、タイマ
ースイッチ５がオフし、マグネトロン１８の動作が停止
されると共に、モータ２０が断電されて回転皿１０の回
転が停止される。このとき同時に、励磁コイル２２も断
電されるから、リレースイッチ２１が接点ａ−ｂ間開成
に切換えられる。

もし、回転皿１０上の食品９が取り出しにくい位置にあ
れば、ボタンスイッチ８をオン操作する。

これにより、ボタンスイッチ８とリレースイッチ２１の
接点ａ−ｂ間を介してモータ２０とランプ２３に通電さ
れ、回転［１０が回動する。従って、使用者は、食品９
が取り出し易い位置にくるまでボタンスイッチ８をオン
し続け、食品９が取り出し易い位置にきたところでボタ
ンスイッチ８をオフすれば、食品９が取り出し易い位置
で回転＠１０が停止する。この後、扉３を開放して回転
皿１０上から食品９を取り出せば、食品９の取出しを容
易に行い得ると共に、加熱調理室２内の奥部に手を差し
入れる必要がなく、手が不用意に加熱調理室２の側壁等
の高温部分に触れてやけどするおそれがない。しかも、
ボタンスイッチ８をオンして回転皿１０を回動させると
きには、マグネトロン１８には通電されないので、扉３
を開放した状態でも、ボタンスイッチ８をオンして回転
用１１０を回動させることができ、使い勝手が良い。

尚、上記丈施例では、ボタンスイッチ８をオンして回転
皿１０を回動させるときに、同時にランプ２３にも通電
する溝底としたので、そのランプ２３の照明により加熱
調理室２内の食品９の位置が見易くなるという利点があ
る。但し、ボタンスイッチ８のオン時にランプ２３に通
電しない構成としても、本発明の所期の目的は十分に達
成できる。

［発明の効果］ 本発明は以上の説明から明らかなように、加熱停止状態
で回転皿駆動用のモータへの通断電を操作する操作手段
を設けたので、加熱調理終了時の回転皿の停止位置が食
品を取り出しにくい位置になっていたとしても、操作手
段の操作により食品を取り出し易い位置まで回転皿を回
動させることができ、食品の取出しを容易に行い得ると
共に、加熱調理室内の奥部に手を差し入れる必要がなく
、手が不用意に加熱調理室の側壁等の高温部分に触れて
やけどするおそれがないという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は電気
回路図、第２図は全体の外観斜視図である。 図面中、２は加熱調理室、３は扉、５はタイマースイッ
チ、８はボタンスイッチ（操作手段）、９は食品、１０
は回転皿、１３は第１の扉スィッチ、１５は第２の扉ス
ィッチ、１６はモニタースイッチ、１８はマグネトロン
、２０はモータ、２１はリレースイッチ、２２は励磁コ
イル、２３はランプである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、加熱調理室内に食品を載せる回転皿を設け、この回
   転皿をモータにより回転させながら回転皿上の食品を高
   周波加熱するようにしたものにおいて、加熱停止状態で
   前記モータへの通断電を操作する操作手段を設けたこと
   を特徴とする高周波加熱調理装置。