JPH0377877A - 2,5―ジヒドロフランの製法 - Google Patents

2,5―ジヒドロフランの製法

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JPH0377877A
JPH0377877A JP2207706A JP20770690A JPH0377877A JP H0377877 A JPH0377877 A JP H0377877A JP 2207706 A JP2207706 A JP 2207706A JP 20770690 A JP20770690 A JP 20770690A JP H0377877 A JPH0377877 A JP H0377877A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、−数式I: の3,4−エポキシ−1−ブテンの触媒的転位により製
造する方法において、成分A、BCを包含する触媒系を
用いる転位に、温度[式中、基H1、R2、R3H4、
R5及qR6は同じ又は異なるものであり、水素又はC
1〜C4−アルキル基を表わす]の2,5−ジヒドロフ
ランを、一般式■; R3R6 の3.4−エポキシ−1−ブテンの触媒的転位により製
造する方法に関する。
[従来の技術1 2.5−ジヒドロ7ランは、米国特許(US−A)第3
812158号明細書の記載によれば、水銀塩の作用下
でのビニルオキシフランの異性化にJ:り得られる。こ
の方法で2,5−ジヒドロフランが最大33%の収率で
のみ得られることは別どして、毒性の水銀塩触媒の使用
がこの方法の工業的使用を妨げている。
米国特許(U S −A)第3932468号明細書は
、遷移金属錯体及び臭化−又は沃化水素ガスにより触媒
作用されるブタジェンモノオキシドの2.5−ジヒドロ
7ランへの転位を記載している。米国特許(U S−A
 )箪3996248号明細書は、同様にこの転位に臭
化−又は沃化水素な必要としている。ハロゲン化水素触
媒反応の改良のために、この特許明細書によれば、均等
に反応媒体中に溶かされたルイス−酸、例えば亜鉛−、
アルミニウムー ホウ素−スズ−又はマグネシウム化合
物が使用される。
さらに反応系に沃化カリウムを添加する。
これら双方の方法の欠点は、2.5−ジヒドロフランの
蒸留単離の際の、反応媒体中のハロゲン化水素の存在に
基づき、著しい損失が生じかつ得られるジヒドロフラン
はハロゲン化水素及び/又は沃素により汚染されること
である。
従って米国特許(US−A)第3932468号明細書
の記載による2、5−ジヒドロフランの収率は、粗生成
物中での78%(ガスクロマトグラフィーにより測定)
から生成物の蒸留後に58%まで低下し、その際留出物
は、ジヒドロフラン含有率89%のみを有する。従って
この方法は、非経済的である。
更にこの方法が非経済的であることの他の理由は、ハロ
ゲン化水素触媒の使用により起きる腐舷の問題並びに戻
1ことのできない溶剤及び触媒の高い使用量にある。
[発明が解決しようどする課題1 従って、前記方法の欠点を有することなしに2.5−ジ
ヒドロ7ランを経済的に、良好な収率及び高い純度で製
造できる方法をみつυる課題が生じた。
[課題を解決するための手段」 それに応じて、−数式I: [式中、基R1、R2R3R4、R5及びR8は同じ又
は異なるものであり、水素又はC1〜C4−アルキル基
を表わす1の2.5−ジヒドロフランを、−数式■: R3静 の3.4−エボ九゛・シー1−ブテンの触媒的転位によ
り製造する方法において、成分A、B、Cを包合する触
媒系を用いて転位に、温度60〜b Aはアルカリ金属−、アルカリ土類金属−又はオニウム
ハロゲン化物であり、 Bは成分A用の有機可溶化剤であり、 Cはルイス−酸又は沃素元素であり、 成分A又はCの少なくとも1方はヨーシトであるという
条件を有することを特徴とする、2゜5−ジヒドロフラ
ンの製法を発見した。
従って本発明方法は、ハロゲン化水素の添加なしに実施
される。
本発明方法により製造可能な2.5−ジヒドロ7ランは
、非置換であるか又はC1〜c4−アルキル置換基1〜
6側、特に1〜3側を有していてよい。
触媒系の成分Aとしては、アルカリ金属−アルカリ土類
金属−1又はオニウムハロゲン化物を使用できる。アル
カリ金属−又はアルカリ土類金属成分としては、アルカ
リ金属又はアルカリ土類金属の任意のものを使用するこ
とができるが、本発明方法においてはナトリウム−及び
カリウムハロゲン化物を使用するのが有利である。
オニウム成分としては、アンモニウム−、ホスホニウム
−アルソニウムイオンが好適であり、アンモニウムイオ
ンが有利である。これらのオニウムイオンは、1〜4個
の有機基、殊にCI”C20−アルキル基及び/又はア
リール基を有していてよい。好適なオニウムイオンは、
例えば:テトラメチルアンモニウム、テトラブチルアン
モニウム、オクチルトリメチルアンモニウム、ベンジル
トリメチルアンモニウム、フェニルトリメチルアンモニ
ウム、テトラメチルホスホニウム、テトラブチルホスホ
ニウム、テトラフェニルホスホニウムである。
触媒成分Cがヨーシトを含有すると仮定すると、触媒成
分Aのハロゲン成分としては、全てのハロゲン化物を使
用することができる。いずれにせよ、ハロゲン成分とし
ては、ヨーシトが殊に有利である。
成分Aとしては、前記の塩の個々も、これらの塩の混合
物も使用できることは明らかであるしかし個々の塩を使
用するのが有利である。
この触媒系の成分Bは、成分Aの可溶化剤として役立θ
ので、成分Aは、反応媒体中のつまり殊にアルケニルオ
キシラン■中並びに変換の進行中に生じるジヒドロ7ラ
ンIとのその混合物中でそれぞれの塩へが溶けるように
適合すべきである。成分Bに接して、成分Aは溶解し、
かつさもなければ反応条件下で安定でありかつ不活性に
挙動する特性の他に、その化学的特性に関する更なる要
求は原則的に生じないはずなので、成分Bとしては多く
の物質を使用することができる。例えば、本発明におけ
る触媒系中での可溶化剤Bとしては、塩入のカチオンを
多かれ少なかれ固有に錯化しかつこの方法で反応媒体中
に可溶にするクラウンエーテル、クリプタンド、ポダン
ド、ポリポダンド、スフ二ランド又はテリアートエーテ
ル(Lariatether)が使用できる。この様な
錯化剤及び塩Aの可溶化剤としてのその適性は、例えば
トピックス オブ カレント ケミストリー(Topi
cs of Cu−rrent Chemistry 
)  l Q l、1〜82.147〜200  (1
981)  ;A諺、  che諺、  Soc、  
Sy■p。
Ser、  326.24  (1985)  ;J、
  Am、  Chew。
Soc、l 07,3645 (1985)並びにコン
タクト(メルク)  (Kontakte  (Mer
k) )  l 973(3)36:1977(1)1
1;1977(2)、16及び1983 (1)、38
に記載されている。
しかしながら、塩Aの可溶化剤としては、双極性−非プ
ロトン性溶剤も使用できる。
可溶化剤Bとして有利なりラウンエーテルは、例えば1
2−クラウン−4,15−クラウン−5,18−クラウ
ン−6、ベンゾ−15−クラウン−5、ジベンゾ−18
−クラウン−6、ジベンゾ−30−クラウン−1Oであ
る。前記文献中に記載のこれらクラウンエーテルのカチ
オン選択性の錯化特性及び可溶化特性を考慮すると、例
えばI2−クラウン−4は、殊にリチウム塩Aの可溶化
に、及び15−クラウン−5もしくは18−クラクン−
6は、殊にナトリウム−もしくはカリウム塩入の可溶化
に好適であり、一方これらは、他のアルカリ金属カチオ
ンの可溶化には全く好適でないか又は僅かに好適である
ことが明らかである。従って、可溶化剤としてクラウン
エーテルを使用する際に、使用クラウンエーテルの種類
を、成分A中に存在するカチオンに適合させること、つ
まり成分Bとして、成分A中に存在するカチオンに対し
て最良の錯化特性及び従って又可溶化特性を有するよう
なりラウンエーテルを選択することは有利であることが
判明する。
相応して、使用クリプタントの種類の成分A中に存在す
るカチオンへの適合を考慮すると、可溶化MBとして、
カヂオン遇択性錯化剤及び可溶化剤として同様に作用す
るクリプタンド、例えば[2,1,11−クリプタンド
、[2,2,1]−クリプタンド又は[2,2,2]ク
リプタントを使用する場合が有利である。
ここで又、少なくとも5及び200までのオキシエチレ
ン−単位からtaされているポリエチレングリコール又
はエチレン−及びゾロピレンオキシドの共−又はブロッ
ク重合により製造されているようなポリエチレングリコ
ール、並びにそのC1= C2O−アルコール及びフェ
ノール又はアルキルフェノールを有する七ノー及びジエ
ーテルが挙げられるボダンドは、可溶化剤Bとして同様
に好適である。これらのポリグリコールは、より僅かに
選択性でありかつ塩Aのカチオンに対する錯化剤として
、前記クラウンエーテル及びクリプタンド程は効果的で
なくかつこの理由から使用されるAtモル当り多量に反
応混合物に加えられるべきだが、この欠点は良好な入手
性及びこのボダンドの非常に低い価格によって、クラウ
ンエーテル及びクリプタンドど比較して甚大に埋め合わ
される。
反応媒体中での触媒成分Aの可溶化のために好適な双極
性−非ブロトン性溶剤としては、ここで、例えばテトラ
メチル尿素、環状尿素、例えばN、N−ジメチルエチl
=ン一又はN、N−ジメチルゾロピレン尿素、燐酸I・
リアミド、例えばヘギザメチル燐酸トリアミド、N−メ
チルピロリドン、ジメチルホルムアミド、ジメチルレア
七ドアミド、スルホラン又はジメチルスルホギシド、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン及びジメトギシエタンが
挙げられる。
もちろん、前記可溶化剤の多くは、触媒Aの可溶化の/
、めに順次に又は混合して、反応バッチに加えることが
できる。更に他の、反応条件下で不活性の溶剤、例えば
ジエチルエーテル、エステル、例えばエチルアセテート
、ケ1−ン、例えばアセトン又は芳香族溶剤、例えば)
・ルオール又はキジロールも、反応パッチの希釈のため
に使用することができる。
触媒系の成分Cとして、ルイス−酸又は沃素元素を使用
する。この場合法案は、おそらくルイス−酸と同様に電
子受容体として作用するがこのことは、反応の途中での
沃素分子の動態を追求しなかったので単なる推測であり
、かつ沃素の他の反応法奢除外するものではない。
ルイス−酸としては、通常、製造有機化学で使用される
ルイス−酸例えば、亜鉛−ジルコニウム−チタン−、ニ
ッケルー又はスズハロゲン化物を使用することができる
。本発明方法でルイス−酸は、有利にはそのハロゲン化
物の形で使用されるが、ハロゲン不在ルイス−酸、例え
ばシアルギル錫オキシドの使用も可能である。触媒成分
Aがヨーシトを含有しない場合、使用ルイス−酸Cはヨ
ーシトであるべきである。殊に、本発明方法において、
ルイス酸は、塩化亜鉛、臭化亜鉛及び沃化亜鉛を使用す
るのが有利である。
触媒成分A、B及びCを、通常反応器中に装入し、これ
に反応されるべき3.4−エボギシー1−ブテン(ビニ
ルオキシラン)をポンプ導入する。しか!2ながら、こ
の添加順序は厳密ではなく逆にするこ):ができる。
触媒成分A111及びCは、一般に、使用ビニルオキシ
ランに関連1.で、次の量で使用ざ第1る成分A:0.
01〜5重量%、特に0.S−1:Iii:量% 成分B:0.05〜300重量%、特に1〜・1100
a% 成分C:0.02〜lO重景%、特に0.5〜2重量%
より僅かな触g量は、反応速度を低下さゼる;ここで記
載されたよりも高い触媒添加は、重要ではない。
成分Aは、成分Bに関して、有利にはA:B重ffi比
111−1=50でかつ成分Cに関して一般に、A :
 C!ijl比l:0゜l−t:toで使用される。成
分Bは有利には少くとも、成分Aの大部分が、反応温度
で可溶化されるような量で、反応混合物に加えられる。
前記の様に、例えば塩Aのカチオンを僅かに良好に可溶
化する成分B1例えばポリエチレングリコールエーテル
は、当然ながら強い錯化作用をするクラウンエーテルよ
り多量に使用するべきである。成分Aの可溶化に必要な
可溶化剤Bの量は、非常に物質に左右されるので、添加
すべきBの好適量は、簡単な予備試験で測定することが
望ましい同様なことが、成分Aとして、固有に、本方法
の有機反応媒体中での確実な溶解度を有するオニウムハ
ロゲン化物を使用する場合にもあてはまる。殊に4個の
アルキル−又はアリール−で置換されたオニウムハロゲ
ン化物の場合は、反応媒体中の溶解度は、実際に、可溶
化剤Bの添加を見合わすことができる程度に大きくなり
うる。このような方法は、請求の範囲に記載の方法と均
等である。
本発明の方法は、一般に温度60〜200℃、特に90
〜180℃で実施される。使用触媒系の種類及び量に応
じて、かつ反応温度に応じて、一般に完全に反応するた
めには、数分〜24時間の反応時間が必要となる。
本発明方法は、一般にオートクレーブ中で反応系ビニル
オキシラン/ジヒドロフラン及び場合により現存の溶剤
の固有圧力下に実施されるしかし、反応容器中の圧力は
、不活性ガス、例えば窒素の圧入によっても反応系の固
有圧力以上に高めることもできる。
この反応は、不連続的に撹拌オートクレーブ中で又は連
続的にカスケード−1管状−又はループ式反応器中で行
なうことができる。形成された2、5−ジヒドロフラン
を、反応搬出物から蒸留により単離することができる。
こうして得られた2、5−ジヒドロフランは、沃素又は
沃化水素による汚れを有さずかっ付加的浄化することな
しに更に加工することができる。触媒成分として使用さ
れる沃素もしくはヨーシトは、蒸留の際に、全ての触媒
成分を含有するので、場合により成分A及びCの補充後
に、有利に触媒として再使用できる難揮発性蒸留残渣中
にイオン化沃素として残留する。
出発物質として使用されるビニルオキシラン■は1カデ
ツシs (Kadesch ; J、 Am、 Che
w。
Soc、68.41(1946))の方法により得られ
る。
本発明方法により得られる2、5−ジヒドロ7ランは、
常法で水素化されて相応するテトラヒドロフランになる
ことができ、これは溶剤としてもしくは七ツマ−として
、ポリテトラヒドロ7ランの製造に使用される。
[実施例1 例  l 沃化カリウム1.59、沃化亜鉛2.9g及び18−ク
ララ7−62.49を、300m12撹拌オートクレー
ブ中で窒素下に150℃まで加熱した。この混合物に、
撹拌下にビニルオキシラン100gを4時間かかって供
給した。ビニルオキシラン添加終了後に、温度をさらに
1時間15θ℃に保った。冷却後に、オートクレーブ内
容物を蒸留装置中に移し替えかつ蒸留した。この蒸留の
際に、純度98%の2.5−ジヒドロフラン90gが得
られた(収率:90%)。蒸留装置の缶内物中に、イオ
ン化沃素含有率15重量%を有する難揮発性の蒸留残渣
16.89が残留した。
例  2 例1からの蒸留残渣を、沃化カリウム0.39及び沃化
亜鉛0.6gと共に300tQ撹拌オートクレーブ中で
、窒素下に150”0まで加熱する、例1によるビニル
オキシラン1009との反応及び同様の後旭理により、
2.5−ジヒドロ7ラン919(収率91%)及び新規
に触媒として使用できる難揮発性の蒸留残渣26.79
が得られた。
例  3 沃化カリウム1.Og、沃化亜鉛2.0g及び平均分子
量2000を有するポリエチレングリコールジメチルエ
ーテル209を、ビニルオキシラン1009と共に30
0m+2撹拌オートクレーブ中で20時間、iio℃ま
で加熱し、その際使用エポキシドの78%が反応した。
反応泥金物の蒸留の際に、ビニルオキシラン25*i%
及び2,5−ジヒドロフラン7511量%からの混合物
86.7gが得られた(変換率ニア8%、選択度:83
%)。
例  4 沃化カリウムl 、Og、沃化亜鉛1.9g、平均分子
1c 2000のポリエチレングリコールジメチルエー
テル19y及びテトラヒドロフラン50m12を、30
0i12撹拌オートクレーブ中でitO℃まで加熱した
。12時間かかつてビニルオキシラン50gを供給しか
つ引き続き再度110℃で2時間撹拌した。反応搬出物
の蒸留により、テトラヒドロフラン44.49と混合し
て25−ジヒドロ7ラン46゜F5g(収率:93%)
が得られた。
例  5 ビニルオキシラン509.18−クラウン−62,79
沃化カリウム0.59及び臭化亜鉛 0゜7g’it、
撹拌オートクレーブ申120℃で固を圧力下に8時間撹
拌した。内部標準としてのクロロベンシルを用いる反応
搬出物のガスクロマトグラフィー分析で、ビニルオキシ
ラン70.5%及び2+5−ジヒドロ7ラン15%の含
有率が得られたが、これは変換率2294での選択率7
5%に相当する。
例  6 沃化カリウム163g、18−クラウン−62,19、
沃素2.0g及びテトラヒドロ7ラン50m12を、3
00m12オートクレーブ中で150℃まで加熱した。
3時間かかつてビニルオキシラン879を供給しかつ引
き絖さ反応温度をざらに1時間150℃に保った。反応
搬出物のガスクロマトグラフィー分析によりビニルオキ
シラン2O%Rヒ2 、5− ’; eドロフラン23
.3%の含有率が得られたが、これは変換率68%での
選択率56%に相当する。
例  7 沃化カリウム2.69、沃化亜m 6 g及びNメチル
ピロリドン459を300ゴQ撹拌オートクレーブ中で
110℃まで加熱した。5時間かけてビニルオキシラン
100gを供給しかつ引き続き反応温度をざらに1時間
11O℃4:″保った。引き統く蒸留の際に、2.5−
ジヒドロ7ランが収率88%で得られた。
例  8 例1の実験を、沃化カリウムを沃化ナトリウム1.49
と交換するといういくらかの相違を有して繰り返した。
ガスクロマトグラフィー分析により、反応搬出物中に2
,5−ジヒドロフラン91%が生じた。
例  9 例1の実検を繰り返したが、その瞥ビニルオキシランの
代わりに1−メチル−2−ビニルオキシランを使用した
。ガスクロマトグラフィー分析の結果、2−メチル−2
,5−ジヒドロフランが、収率75%で生じた。
例10 ビニルオキ99フ5gs沃化カリウム50mg、18−
クラウン−62501119及び四塩化ジルコニウム1
00I・頓・鴨、−ガラスオートクレ−ブ中で8時間1
10°Cプに、1jll*j1シた。反応搬出物中MR
−−スペクトルの定員的分析によれば、ビニルオキシラ
ン48 次M<%及び2,5−ジヒドロ7ラン26重責
′!≦4・^有した。
例11 ビニルオキシラン52f!、沃化カリウム0.69.1
8−クラウン−6i、Og及びジブチル酸化スズ29を
撹拌オートクレーブ中で8時間150℃まで加熱した。
反応搬出物のガスクロマトグラフィー分析により、ビニ
ルオキシラン23.81!l:量%及び2,5−ジヒド
ロフラン35、l!ji%の含有率を生じた。
例12 ビニルオキシラン59.18−クラウン−6250ms
、沃化カリウム50m2及び四沃化スズ2001をガラ
スオートクレーブ中で16時間120℃まで加熱した。
その際ガスクロマトグラフィー分析により2゜ 5−ジヒドロフラン 34重量%が生じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 I : ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、基R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及
    びR^6は同じ又は異なるものであり、水素又はC_1
    〜C_4−アルキル基を表わす]の2,5−ジヒドロフ
    ランを、一般式II: ▲数式、化学式、表等があります▼ の3,4−エポキシ−1−ブテンの触媒的転位により製
    造する方法において、成分A、B、Cを包含する触媒系
    を用いる転位に、温度60〜200℃で触媒を作用させ
    、ここで触媒成分: Aはアルカリ金属−、アルカリ土類金属−又はオニウム
    ハロゲン化物であり、 Bは成分A用の有機可溶化剤であり、 Cはルイス−酸又は沃素元素であり、 成分A又はCの少なくとも1方はヨージドであるという
    条件を有することを特徴とする2,5−ジヒドロフラン
    の製法。
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