JPH0377258B2 - - Google Patents
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- JPH0377258B2 JPH0377258B2 JP29439285A JP29439285A JPH0377258B2 JP H0377258 B2 JPH0377258 B2 JP H0377258B2 JP 29439285 A JP29439285 A JP 29439285A JP 29439285 A JP29439285 A JP 29439285A JP H0377258 B2 JPH0377258 B2 JP H0377258B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、転炉操業過程で発生する転炉集塵ダ
ストをバインダーとして使用する鉄原料等の塊成
化方法に関するものである。
ストをバインダーとして使用する鉄原料等の塊成
化方法に関するものである。
高炉においては、鉄の原料としては、適当の大
きさの赤鉄鉱、褐鉄鉱あるいは磁鉄鉱等の原料が
使用されているが、これらの鉄原料が一定の大き
さ以下（例えば、粉体）になつている場合は、適
当な大きさに塊成化して高炉に供給する必要があ
つた。
きさの赤鉄鉱、褐鉄鉱あるいは磁鉄鉱等の原料が
使用されているが、これらの鉄原料が一定の大き
さ以下（例えば、粉体）になつている場合は、適
当な大きさに塊成化して高炉に供給する必要があ
つた。
この塊成化する方法としては、従来、焼結によ
つていたり、あるいは主体がセメントからなるも
の、ベントナイトあるいは樹脂等のバインダーを
所定量鉄鉱原料等の被塊成化物に混合することに
よつて、被塊成化物を塊成化していた。
つていたり、あるいは主体がセメントからなるも
の、ベントナイトあるいは樹脂等のバインダーを
所定量鉄鉱原料等の被塊成化物に混合することに
よつて、被塊成化物を塊成化していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、焼結によつて塊成化する場合、原料
を焼くので、NOxが発生したり、場合によつて
はSOx等の有害なガスが発生し、公害源となる場
合があるという問題点があつた。
を焼くので、NOxが発生したり、場合によつて
はSOx等の有害なガスが発生し、公害源となる場
合があるという問題点があつた。
また、主体がセメントからなるもの、ベントナ
イトあるいは樹脂等のバインダーを使用する場合
には、別にバインダーが必要であるので、コスト
高になつたり、あるいは鉄鉱原料中に不用な材料
が混入する場合があるという問題点があつた。
イトあるいは樹脂等のバインダーを使用する場合
には、別にバインダーが必要であるので、コスト
高になつたり、あるいは鉄鉱原料中に不用な材料
が混入する場合があるという問題点があつた。
一方、転炉操業過程で発生する転炉集塵ダスト
（粗粒ダストも含む）の成分は鉄及び酸化鉄が主
成分であるが、塊成化して製鋼原料として使用さ
れているのが殆どで、比較的利用価値が低いもの
となつていた。
（粗粒ダストも含む）の成分は鉄及び酸化鉄が主
成分であるが、塊成化して製鋼原料として使用さ
れているのが殆どで、比較的利用価値が低いもの
となつていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、大気汚染の問題を生ぜず、しかもバインダー
原料として容易に入手できてコストが安く、更に
は鉄源としても利用できる転炉集塵ダストをバイ
ンダーとした塊成化方法を提供することを目的と
する。
で、大気汚染の問題を生ぜず、しかもバインダー
原料として容易に入手できてコストが安く、更に
は鉄源としても利用できる転炉集塵ダストをバイ
ンダーとした塊成化方法を提供することを目的と
する。
上記目的に沿う本考案に係る転炉集塵ダストを
バインダーとした塊成化方法は、所定量の転炉集
塵ダストを鉄鉱石粉、スケール、微粉鉄あるいは
他のダストからなる被塊成化物に小量の水あるい
は海水を入れて混合し型内に入れて加圧成形した
後、養生させることによつて塊成化するようにし
て構成されている。
バインダーとした塊成化方法は、所定量の転炉集
塵ダストを鉄鉱石粉、スケール、微粉鉄あるいは
他のダストからなる被塊成化物に小量の水あるい
は海水を入れて混合し型内に入れて加圧成形した
後、養生させることによつて塊成化するようにし
て構成されている。
ここに、鉄鉱石粉及び微粉鉄には鉄鉱石粒及び
微粉鉄粒を含む概念であり、養生とは塊成化物を
放置し、空気中の水分あるいは酸素によつて鉄あ
るいは酸化鉄に水酸化反応あるいは酸化反応を起
こさせて固まらせることをいう。
微粉鉄粒を含む概念であり、養生とは塊成化物を
放置し、空気中の水分あるいは酸素によつて鉄あ
るいは酸化鉄に水酸化反応あるいは酸化反応を起
こさせて固まらせることをいう。
また所定量の転炉操業集塵ダストには粗粒ダス
トも含まれ、該転炉集塵ダストをバインダーとし
て使用できる範囲であればその量は幾らでも良い
が、被塊成化物に対して１〜10％であるのが好ま
しい。
トも含まれ、該転炉集塵ダストをバインダーとし
て使用できる範囲であればその量は幾らでも良い
が、被塊成化物に対して１〜10％であるのが好ま
しい。
そして、型内にいれて成形加圧するとは、必ず
しも一定の雌型内に入れた後、上から雄型で押し
て加圧成形する場合のみをいうのではなく、例え
ば、対向する穴付ローラに原料を供給してローラ
圧にて押圧成形するもの（例えば、ブリケツトマ
シーン）も含むものである。
しも一定の雌型内に入れた後、上から雄型で押し
て加圧成形する場合のみをいうのではなく、例え
ば、対向する穴付ローラに原料を供給してローラ
圧にて押圧成形するもの（例えば、ブリケツトマ
シーン）も含むものである。
転炉集塵ダスト、鉄分及び酸化鉄を主成分と
し、これを鉄鉱石粉、スケール、微粉鉄あるいは
他のダストからなる被塊成化物に小量の水または
海水と共に加え混合することによつて鉄分及び水
分を被塊成化物中に略均等に介在させている。
し、これを鉄鉱石粉、スケール、微粉鉄あるいは
他のダストからなる被塊成化物に小量の水または
海水と共に加え混合することによつて鉄分及び水
分を被塊成化物中に略均等に介在させている。
次に、該転炉集塵ダスト等の混合した塊成化物
を所定の型に入れて圧縮することによつて被塊成
化物と鉄分及び水分との接触を密にし、養生する
ことによつて、鉄分、水及び空気中の酸素が化合
して酸化鉄あるいは水酸化鉄となり、被塊成化物
と共に固まり強固な塊成化物となる。
を所定の型に入れて圧縮することによつて被塊成
化物と鉄分及び水分との接触を密にし、養生する
ことによつて、鉄分、水及び空気中の酸素が化合
して酸化鉄あるいは水酸化鉄となり、被塊成化物
と共に固まり強固な塊成化物となる。
続いて、本発明を具体化した一実施例につき説
明し、本発明の理解に供する。
明し、本発明の理解に供する。
まず、転炉操業過程で発生する転炉集塵ダスト
を、鉄鉱石粉、スケール、微粉鉄あるいは他のダ
ストからなる被塊成化物に加えてミキサー等で撹
拌混合する。
を、鉄鉱石粉、スケール、微粉鉄あるいは他のダ
ストからなる被塊成化物に加えてミキサー等で撹
拌混合する。
この場合、上記転炉集塵ダストには粗粒ダスト
を含んでいても良く、また鉄鉱石粉、スケール、
微粉鉄あるいは他のダストからなる被塊成化物
（通常、粉体あるいは粒体からなる）に対し、上
記転炉集塵ダストを１〜10％の割合で混合してお
く。なお、ここでメタリツクFeを主成分とする
転炉集塵ダストは、多過ぎるとひび割れ等を生じ
ることになる。
を含んでいても良く、また鉄鉱石粉、スケール、
微粉鉄あるいは他のダストからなる被塊成化物
（通常、粉体あるいは粒体からなる）に対し、上
記転炉集塵ダストを１〜10％の割合で混合してお
く。なお、ここでメタリツクFeを主成分とする
転炉集塵ダストは、多過ぎるとひび割れ等を生じ
ることになる。
これを、直径及び高さが10〜20mm程度の大きさ
の複数の円柱状のポケツトを有する金型（雌型）
の中に投入し、上部から該金型に合う雄型にて加
圧し圧縮成形を行う。この加圧力は大きい程被塊
成化物が良く締まるので好ましいが、実施例にお
いては300Kg／cm2程度で行つた。
の複数の円柱状のポケツトを有する金型（雌型）
の中に投入し、上部から該金型に合う雄型にて加
圧し圧縮成形を行う。この加圧力は大きい程被塊
成化物が良く締まるので好ましいが、実施例にお
いては300Kg／cm2程度で行つた。
次に、塊成化物をこの型から抜き、所定の容器
に入れて放置する。この場合、塊成化物に適当に
散水し、湿らせておき水酸化反応を促進すること
も可能である。
に入れて放置する。この場合、塊成化物に適当に
散水し、湿らせておき水酸化反応を促進すること
も可能である。
この塊成化物を放置しておくと、水酸化反応の
ため発熱し温度が上昇するが、これによつて余分
な水分が蒸発することになる。
ため発熱し温度が上昇するが、これによつて余分
な水分が蒸発することになる。
このような放置の状態を数時間から十数時間程
度保持することによつて、塊成化物は完全に固化
することになる。
度保持することによつて、塊成化物は完全に固化
することになる。
このようにして固化した塊成化物は、非常に硬
く（初期においては100Kg／cm2程度以上となり、
その後時間と共に増加する）、しかも700〜800℃
程度に加熱しても多少の強度は落ちるが、原形を
保持しえるものである。
く（初期においては100Kg／cm2程度以上となり、
その後時間と共に増加する）、しかも700〜800℃
程度に加熱しても多少の強度は落ちるが、原形を
保持しえるものである。
上記実施例においては被塊成化物として鉄鉱石
粉、スケール、微粉鉄あるいは他のダスを使用し
てこれを塊成化し高炉原料としたが、例えば、他
の非鉄金属の鉱石にも本発明は適用できるもので
ある。
粉、スケール、微粉鉄あるいは他のダスを使用し
てこれを塊成化し高炉原料としたが、例えば、他
の非鉄金属の鉱石にも本発明は適用できるもので
ある。
なお、上記実施例においては、非塊成化物の成
形は一定の雌型の中に転炉集塵ダスト及び水の混
合された被塊成化物を投入して、該雌型に嵌合す
る雄型によつて押圧して加圧成形したが、大量に
成形する場合は、対向する穴付ローラに挟み込ん
で加圧成形することも可能である。
形は一定の雌型の中に転炉集塵ダスト及び水の混
合された被塊成化物を投入して、該雌型に嵌合す
る雄型によつて押圧して加圧成形したが、大量に
成形する場合は、対向する穴付ローラに挟み込ん
で加圧成形することも可能である。
また、上記実施例においては加圧成形した塊成
化物に必要によつて水を散布することとしたが、
水の代わりに加熱水蒸気を吹きつけることも可能
であり、これによつて水酸化反応が更に促進され
ることになる。
化物に必要によつて水を散布することとしたが、
水の代わりに加熱水蒸気を吹きつけることも可能
であり、これによつて水酸化反応が更に促進され
ることになる。
本発明に係る転炉集塵ダストをバインダーとし
た塊成化方法は、以上の説明からも明らかなよう
に、鉄分の酸化反応あるいは水酸化反応を起こさ
せることによつて養生させているので、大気汚染
の問題を生じることがない。
た塊成化方法は、以上の説明からも明らかなよう
に、鉄分の酸化反応あるいは水酸化反応を起こさ
せることによつて養生させているので、大気汚染
の問題を生じることがない。
しかも、転炉操業過程で発生する転炉集塵ダス
トを使用しているので、コストの安い転炉集塵ダ
ストの有効利用が図られることになる。
トを使用しているので、コストの安い転炉集塵ダ
ストの有効利用が図られることになる。
更にはその転炉集塵ダストはその主成分が鉄で
あるので、本願方法によつて製造された塊成化物
に不用な不純物が混入することはなく、しかも転
炉集塵ダストに含まれている鉄及びこの酸化物は
例えば高炉において還元されて鉄源として利用す
ることも可能となる。
あるので、本願方法によつて製造された塊成化物
に不用な不純物が混入することはなく、しかも転
炉集塵ダストに含まれている鉄及びこの酸化物は
例えば高炉において還元されて鉄源として利用す
ることも可能となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 所定量の転炉集塵ダストを鉄鉱石粉、スケー
ル、微粉鉄あるいは他のダストからなる被塊成化
物に小量の水あるいは海水を入れて混合し型内に
入れて加圧成形した後、養生させることによつて
塊成化することを特徴とする転炉集塵ダストをバ
インダーとした塊成化方法。 ２ 所定量の転炉集塵ダストは、被塊成化物に対
して１〜10％である特許請求の範囲第１項記載の
転炉集塵ダストをバインダーとした塊成化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60294392A JPS62153153A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 転炉集塵ダストをバインダ−とした塊成化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60294392A JPS62153153A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 転炉集塵ダストをバインダ−とした塊成化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62153153A JPS62153153A (ja) | 1987-07-08 |
| JPH0377258B2 true JPH0377258B2 (ja) | 1991-12-10 |
Family
ID=17807138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60294392A Granted JPS62153153A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 転炉集塵ダストをバインダ−とした塊成化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62153153A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4846913B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2011-12-28 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
| JP2005187870A (ja) * | 2003-12-25 | 2005-07-14 | Ntn Corp | 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法，製造装置 |
| JP2006104528A (ja) * | 2004-10-06 | 2006-04-20 | Ntn Corp | 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法 |
| JP4885784B2 (ja) * | 2007-04-09 | 2012-02-29 | 株式会社東海理化電機製作所 | シフト装置 |
| CN110342845B (zh) * | 2019-06-19 | 2022-02-18 | 张晓夫 | 利用铁尾矿渣制作砂子的方法 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60294392A patent/JPS62153153A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62153153A (ja) | 1987-07-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |