JPH0376015A - 垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッド - Google Patents

垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッド

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JPH0376015A
JPH0376015A JP21114089A JP21114089A JPH0376015A JP H0376015 A JPH0376015 A JP H0376015A JP 21114089 A JP21114089 A JP 21114089A JP 21114089 A JP21114089 A JP 21114089A JP H0376015 A JPH0376015 A JP H0376015A
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JP
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parametric
main
pole
magnetic
magnetic pole
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JP21114089A
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English (en)
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Hiroki Fujishima
藤島 広毅
Masao Kakizaki
柿崎 征夫
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッドに
関する。
〈従来の技術〉 高密度記録に適した垂直磁気記録方式が知られている。
この方式に用いられる磁気ヘッドとしては、補助磁極励
磁形単磁極ヘッドや主磁極励磁形単磁極ヘッド等が主流
である。
その1例として第4図には、補助磁極励磁形単磁極ヘッ
ドが示される。
この磁気ヘッドは、主磁極21と、コイル27が巻回さ
れている補助磁極25によって構成される。
記録を行うには、補助磁極25のコイル27に信号電流
を流す。
この電流により磁束変化が生じ、磁束が主磁極21に集
中し、磁気記録媒体3は垂直に磁化される。
再生は逆の順序で行われ、媒体3に記録されている磁化
によって補助磁極25に磁束変化が生じ、コイル27に
再生信号が誘起する。
ところで、媒体3への記録が高密度化されるほど磁化が
減少する。
このため、従来の磁気ヘッドでは、磁気ヘッド自体が受
動型素子であるため、十分な再生出力を得ることができ
ない。
加えて、S/N比を40〜45dB以上とするためには
記録密度に限界があり、高密度化は困難である。
一方、第12回日本応用磁気学会学術講演概要集(19
88)の第265ページには、増幅作用を有する垂直磁
気記録用パラメトリック再生ヘッドが開示されている。
この再生ヘッドは、従来の磁気ヘッドの補助磁極に溝を
設け、信号を感知する部分を小さく構成したものである
そして、この再生ヘッドでは、再生ヘッドのインダクタ
ンスLと、時変キャパシタンスCによりLC共振回路を
tlH5!2L、下記のとおり再生を行う。
まず、Cの値をなんらかの方法で周期的に変化させると
、回路がある条件のときCの変化する周波数の1/2の
周波数の発振電圧が回路に生じる。
この発振電圧はLの関数となるので、発振電圧は外部か
ら加える磁界に応じて振幅変調を受ける。
この振幅変調波を復調することにより、信号磁界の周波
数とは無関係に信号磁界に比例した一定の出力を得る。
しかし、この再生ヘッドでは、信号を感知する部分の面
積が大きいため、記録密度が高くなるとクローストーク
を防止することが困難である。
このため、高密度記録に対しては特にS/N比が不十分
となる。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明の目的は、高密度記録に対しても高い再生出力や
高いS/N比が得られる垂直磁気記録用パラメトリック
再生ヘッドを提供することにある。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は下記の本発明(1)〜(7)によって
達成される。
(1)一端を磁気記録媒体の磁性層と対向して延在する
主磁極と、この主磁極の長手方向の所定位置間に接続さ
れた一対のリードと、前記主磁極に巻回されたコイルと
を有し、 前記主磁極の磁性層と対向する端面のトラック方向の厚
みが2−以下であり、垂直記録信号のパラメトリック再
生を行うことを特徴とする垂直磁気記録用パラメトリッ
ク再生ヘッド。
(2)前記主磁極は分布容量型コイルを有する上記(1
)に記載の垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッド。
(3)前記リード対間に主磁極と並列にコンデンサを接
続した上記(1)に記載の垂直磁気記録用パラメトリッ
ク再生ヘッド。
(4)前記主磁極の磁性層と対向する端面のトラック幅
方向の厚みが10−以下である上記(1)ないしく3)
のいずれかに記載の垂直磁気記録用パラメトリック再生
ヘッド。
(5)前記主磁極は、基材上に薄膜として形成されてい
る上記(1)ないしく4)のいずれかに記載の垂直磁気
記録用パラメトリック再生ヘッド。
(6)前記基材は、導電性の線材であり、この線材表面
に磁性層を設層した上記(5)に記載の垂直磁気記録用
パラメトリック再生ヘッド。
(7)前記主磁極は、長手方向と交叉する磁化容易軸を
有する上記(1)ないしく6)のいずれかに記載の垂直
磁気記録用パラメトリック再生ヘッド。
〈実施例〉 以下本発明の好適実施例を挙げ本発明の詳細な説明する
第1図には本発明の垂直磁気記録用パラメトリック再生
ヘッドの1例が示される。
本発明の再生ヘッド1は、主磁極10を有する。 なお
、主磁極10のほか図示しない補助磁極を設けてもよい
再生に先立つ記録は、通常の垂直記録と同様、一般に、
例えば通常の主磁極と、補助磁極とを用いて行われる。
 そして、再生を、図示の再生ヘッドlによって行うも
のである。
本発明に用いる主磁極10は、励振磁界によって飽和し
得る材質であれば任意のものであってよい。
そして、その形状は、図示のように一端が磁気記録媒体
の磁性層と対向して延在しているものであり、例えば針
状あるいは棒状、さらにはストリップ状等−軸方向に延
在しているものが好適である。
この他、構造上、折れ曲がった形状等であってもよい。
このような形状であれば、磁性層と対向する端面を小さ
くし、高記録密度に適応させることができる。 しかも
コイルの径を小さく、しかも均一に巻回でき、さらには
小さい励振電流で飽和させることができる。
主磁極10の先端部15側の磁性層と対向する端面のト
ラック方向の厚みは、2JJJI以下、好ましくは0.
1〜2−1特に好ましくは0.1〜1−である。
また、主磁極10の先端部15側の端面のトラック幅方
向の厚みは、10−以下、より好ましくは0.1〜10
4、さらに好ましくは0.1〜2μ、特に好ましくは0
.1〜1pRであることが好ましい。
このようなサイズであれば、高密度記録に対しても高い
S/N比を得ることができる。
なお、前記主磁極の厚みは、主磁極10の最先端部から
10μの位置まで°の最大値である。
主磁極10の先端部端面をこのようなサイズとするため
には1Mi性体の線材を加工したりして主磁極を形成す
ることもできる。
ただ、より正確な形状および寸法加工を行うためには、
主磁極は、基材上に薄膜として形成することが好ましい
この場合、薄膜形成は、電気メツキ、無電解メツキ、ス
パッタ等種々の方法を用いればよいが、その厚みは、特
に0.1〜2−1より好ましくは0.5〜2−程度とす
ることが好ましい。
また、主磁極10の材質としては軟磁性体であればいず
れであってもよいが、主磁極10は導電性である必要が
あり、例えば、材質としてはパーマロイ等の磁性合金が
好適である。
他方、基材は非磁性であれば種々のものが可能であり、
絶縁性でも、導電性であってもよい。
第2図に示される主磁極10は、導電性の線材である導
線13の表面に、磁性膜11を被覆したものである。
例えば、導線13には銅線、磁性膜11にはパーマロイ
等の磁性合金が好適である。
このような場合、第2図に示される主磁極10の先端部
15は錐台状とされている。
このような形状により、記録密度が高い場合でもクロス
トーク等の混信を防止することができる。
なお、主磁極10の導線13の先端部15を錐台状に加
工するには、例えば電解エツチング等が好適である。
この他、再生ヘッド1を非磁性基材上に薄膜として形成
してもよい。 そして、主磁極10のばかりターン磁極
を形成してもよい。
これらの場合、磁性膜11には、主磁極10の長手方向
に対し傾斜した直線状の磁化容易軸あるいは面内回転状
(回転曲線状)の磁化容易軸を付与することが好ましい
直線状の磁化容易軸の傾斜角は、長手方向に対しO〜4
5°程度が好適である。
また、面内回転状の磁化容易軸を付与するには、長手方
向と、それに直交する方向(円周方向)に、それぞれ位
相が異なる磁場を印加し、磁場中でメツキ等を施せばよ
い。
このようにすれば、例えばトロコイド状等の面内磁化容
易軸を形成できる。
このように異方性を付ければ、励振電流を流したとき、
パラメトリック発振が容易となり、その発振マ・−ジン
が広くなる。
また、主磁極lOのサイズは用途により適宜決定すれば
よいが針状形態とする場合は、例えば下記のサイズが好
ましい。
主磁極1の長手方向の長さ: 0.5〜10cm程度 導線13の径φ: 0.1xO,Fz++m程度さらに
、主磁極lOの両端には励磁電流通電用のリード対5を
接続する。
リード対5の材質には、電流通電用のものであれば公知
のいずれのものも使用でき、例えば、ホルマール樹脂被
覆線やポリウレタン被覆線等が挙げられる。
リード対5の接続位置は、接続部53−55間に、後述
する分布容量型コイル41や出力コイル43を形成でき
れば、任意であり、主磁極10の端部からコイルの端部
までの位置に接続すればよい。
この場合、漏洩磁束を少なくするため、コイルとは少し
間隔をあけて接続することが好ましい。 また、先端部
15側では、媒体との接触による断線等を防止するため
、先端から少し距離をおいて接続することが好ましい。
このような場合、リード対5や、後述のコイル43,4
1等は、薄膜形成技術により設けてもよい。
なお、リード対5には、周波数2での励振電流I2fを
流し、再生が行われる。
また、図示例では、主磁極10に、分布容量型コイル4
1を形成している。
分布容量型コイル41は、分布容量型のコイルを有する
ボビンにより形成しても、あるいは被覆導線を直接主磁
極lOに巻回してもよい。
なお、いずれの場合も分布容量型コイル41の両端末は
配線する必要はない。
また、分布容量型コイル41は、1層ないし多層並列巻
で形成することが好ましい。
このように巻回すれば分布容量Cを大きくでき、分布容
量Cの設定が容易である。
ここで設定する分布容量Cは、同調周波数fと、同調回
路のインダクタンスLによって定まる一定の幅をもった
値であり、共振条件を満足するように適宜決定される。
なお、共振条件を満足するように同調周波数fやインダ
クタンスLを設定することも可能である。
この場合、同調周波数fは、通常、l/2分周による周
波数、っまり励振周波数2fの1/2である。 また、
インダクタンスLは、後述する出力コイル43の巻回数
が少ないため、分布容量型コイル41のインダクタンス
で近似される。
なお、共振条件の設定には、分布容量型コイル41のか
わりに、あるいはそれに加えコンデンサやインダクタ等
を用いて行ってもよい。
分布容量型コイル41の設定容量CやインダクタンスL
は、用途および励振周波数2fにより適宜決定すればよ
い、 例えば1/2分周の場合、励振周波数2fが2 
Ml(zであれば、分布容量型コイル41を3層並列巻
で、500〜2000タ一ン程度とすれば発振する。
分布容量型コイル41の上には、さらに出力コイル43
が巻回される。
出力コイル43の材質は電流通電用のものであればいず
れのものも使用できる。
また巻回数も任意であるが、通常l〜10ターン程度が
好適である。
分布容量型コイル41と、出力コイル43は、主磁極1
0のみに、あるいは、主磁極10の先端部15に接続し
たリターン線51と、主磁極10の双方に巻回してもよ
く、それぞれに効果があるが、特に双方に巻回すること
が好ましい・ 主磁極10のみに巻回すれば、磁性体に密着して巻回で
きる。 また、双方に巻回すれば、主磁極10を流れる
励振電流によって生じる磁束と、リターン線51を流れ
る電流によって生じる磁束とが、打ち消し合い一層高い
S/N比が得られる。
なお、本発明において、発振周波数fに対応する成分を
、種信号として例えば、発振電圧に対し−120〜−4
0dB程度カップリングさせてもよい。
具体的には、例えば、出力コイル43の巻回部と端子の
間から分岐させて別のコイルを設ければよい。
次に本発明の垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッド
の別の態様を説明する。
第3図には、別の態様の再生ヘッド1の1例が示される
この場合、励振電流1 xtは、コイル45に流し、主
磁極10の磁性膜11を長手方向に磁化させる。
なおこの場合はパラメトリック発振を容易にするため、
主磁極10の円周方向に対し傾斜した磁化容易軸あるい
は前述した面内回転状(回転曲線状)の磁化容易軸を付
与することが好ましい。
なお、傾斜角は、円周方向に対しO〜45゜程度が好適
である。
ところでこの態様では1分布容量型コイル41は巻回し
ない。
そして、同調回路の静電容量Cとしては、リード対5.
5間に主磁極10と並列に、コンデンサC1を接続する
また、磁性膜11のインダクタンスが同調回路のインダ
クタンスLとなる。
この場合は、同調電流I、がコンデンサC1−リード5
−主磁極10−リード5によって形成される閉ループに
流れる。
再生出力は、前記と同様に例えば、リード対5.5間に
誘起されるV、を測定して、発振のあり、なしと、位相
によって読みとればよい。
なお、振幅変調波を復調して読みとることももちろん可
能である。
〈作用〉 第1図に示される再生ヘッド1を例に挙げ、説明する。
主磁極10に接続したリード対5に励振電流11fを流
し、主磁極10の磁性膜11を磁化させる。
励振周波数2fは、0.1〜100 MHz程度が好ま
しい。
低い周波数での発振は高密度記録には不適であるが5あ
まりに高周波では、インダクタンスを大きくとれないか
らである。
この場合、Iffの大きさは、磁性膜11が飽和近くま
で磁化される程度である。
このようにして磁性膜11には、負性インダクタンスが
生じる。
次に、主磁極10の先端と、磁気記録媒体3とを接触さ
せながら媒体3を所定の速度で走行ないし回転させる。
そして、主磁極lOを媒体3の記録点が通過すると、記
録されている磁化により直流電流成分工。。が生じ、I
ffとI DCとによって発振する。
なお、発振ないし同調周波数fは、励振周波数2fが1
/2に分周され、2.5〜50MHz程度である。
同調回路の静電容量CやインダクタンスLは、周波数f
で発振するように所定の値に設定される。
このようにして、出力コイル43には同調1/2分周波
が信号として伝送される。
この場合、記録点では発振し、未記録部分では発振しな
いため、発振のあり、なしを出力コイル43に誘起され
る同調電圧■、や同調電流Irを測定して読みとる。
このため、媒体3に記録されている磁化が小さい場合で
あっても高い出力と高いS/N比が得られる。
なお、Ixtを励振電流として直流バイアス電流に重畳
しておけば一層効果的である。
ここで、本発明の再生ヘッド1には信号検出用の出力コ
イル43が主磁極10の円周方向に巻回しである。
このため、リード対5に、励振電流1.fや直流バイア
ス電流を流した場合に生じる磁束の影響はほとんど無視
でき、高いS/N比を得ることができる。
また、パラメトリック励振には、前記の増幅作用のほか
、波形を標準の形に直す整形作用があり、再生出力は、
O相ないしπ相の位相のいずれかで振動する。
このため、媒体3に記録されている磁化がS極−N極信
号であるか、N極−8掻傷号であるかは振動の位相の違
いで判断できる。
この場合、同調周波数fに対応する成分を種信号として
カップリングさせておけば一層効果的である。
なお、本発明では同調172分周波の振幅変調により、
再生を行うこともできる。
この場合は、励振電流Iffのみ、あるいはIirと直
流バイアス電流とで磁性膜11を飽和させ、前もって発
振させておく。
そして、IDIのあり、なしによって変化する振幅変調
波を復調すればよい。
いずれの方法であっても記録信号の周波数とは無関係に
再生を行うことが可能である。
なお、第3図に示される例は、励振回路をコイル45と
し同調回路をリード対5.5間としたものであって、上
記とほぼ同様にして発振および再生が行われる。
このような本発明の再生ヘッドでは、垂直磁気記録タイ
プの媒体であればディスク状やテープ状等の従来公知の
いずれのものも再生することができる。
そして1本発明の再生ヘッドlは、摺動タイプのもので
あっても、浮上タイプのものであってもよい。
〈発明の効果〉 本発明の垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッドによ
れば、媒体に記録されている磁化に対する感度が120
dB程度、S/N比が100dB程度得られる。
このため、高密度の記録に対しても十分な再生出力と、
S/N比が得られ、超高密度記録方式を実現できる。
本発明者らは本発明の効果を確認するために種々の実験
を行った。 以下にその1例を示す。
実験例 第1図に示されるタイプの垂直磁気記録用パラメトリッ
ク再生ヘッドサンプルNo、  1と、比較用に第4図
に示される補助磁極励磁型の単磁極ヘッドサンプルNo
、  2とを作製した。
サンプルNo、  1 (本発明) 主磁極10は、径φが0.5m111の銅線に電気メツ
キによりパーマロイ膜を厚み1−に形成し、針状形態と
した。
また、主磁極10の長手方向の長さは4 cm。
最先端部から10−の高さでの径φを1−とした。
なお、パーマロイ膜には、磁場中メツキを行うことによ
り、主磁極10の長手方向に対し傾斜角5度の直線状の
磁化容易軸を付けた。
分布容量型コイル41は、分布容量型のコイルボビンに
より形成し、主磁極10とリターン線51の双方に巻回
した。
この場合、分布容量型コイル41には、径φ30−のポ
リウレタン被覆線を用い、3層並列巻で1200ターン
とした。
出力コイル43は5ターンとした。
サンプルNo、 2 (比較) 主磁極21には、非磁性基板にCo−Zr−Nb膜を形
成して用いた。
また、補助磁極25にはMn−Znフェライトを用いた
。 そして、コイル27は60ターンとした。
各サンプルを用いて、同一の磁気記録媒体に記録されて
いる垂直記録信号を再生し、そのときの再生出力と、S
/N比を求めた。
なお本発明のサンプルNo、  1の励振電流としては
、直流バイアス電流100mAに、周波数2MHzの交
流電流30mAを重畳させて用いた。
そして、あらかじめ周波数I MHzで発振させておき
、振幅変調波を復調して再生を行った。
この結果、本発明のサンプルNo、  1では、再生出
力50mV%S/N比1200dBであった。
これに対し比較サンプルNo、 2では、再生出力がl
 mV程度以下、S/N比が20〜30dB程度以下で
あった。
これらから、本発明の効果があきらかである。
なお、第3図に示されるタイプの再生ヘッドサンプルを
製造し、同様の試験を行ったところ、前記と同等の結果
が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の垂直磁気記録用パラメトリック再生
ヘッドの1例を示す斜視図である。 第2図は、本発明の垂直磁気記録用パラメトリック再生
ヘッドの主磁極の1例を示す断面図である。 第3図は、本発明の垂直磁気記録用パラメトリック再生
ヘッドの別の態様を示す斜視図である。 第4図は、従来の垂直磁気記録用ヘッドを示す斜視図で
ある。 符号の説明 1・・・再生ヘッド 1O121・・・主磁極 11・・・磁性膜 13・・・導線 15・・・先端部 25・・・補助磁極 3・・・磁気記録媒体 41・・・分布容量型コイル 25.45・・・コイル 43・・・出力コイル 5・・・リード対 51・・・リターン線 53.55・・・接続点 C1・・・コンデンサ 出 願 人 ティーデイ−ケイ株式会社代  理  人
  弁理士   石  井  隔間     弁理士 
  増  1) 達  哉FIG、1 F I G、3 FIG、4

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端を磁気記録媒体の磁性層と対向して延在する
    主磁極と、この主磁極の長手方向の所定位置間に接続さ
    れた一対のリードと、前記主磁極に巻回されたコイルと
    を有し、 前記主磁極の磁性層と対向する端面のトラック方向の厚
    みが2μm以下であり、垂直記録信号のパラメトリック
    再生を行うことを特徴とする垂直磁気記録用パラメトリ
    ック再生ヘッド。
  2. (2)前記主磁極は分布容量型コイルを有する請求項1
    に記載の垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッド。
  3. (3)前記リード対間に主磁極と並列にコンデンサを接
    続した請求項1に記載の垂直磁気記録用パラメトリック
    再生ヘッド。
  4. (4)前記主磁極の磁性層と対向する端面のトラック幅
    方向の厚みが10μm以下である請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッ
    ド。
  5. (5)前記主磁極は、基材上に薄膜として形成されてい
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の垂直磁気記録用
    パラメトリック再生ヘッド。
  6. (6)前記基材は、導電性の線材であり、この線材表面
    に磁性層を設層した請求項5に記載の垂直磁気記録用パ
    ラメトリック再生ヘッド。
  7. (7)前記主磁極は、長手方向と交叉する磁化容易軸を
    有する請求項1ないし6のいずれかに記載の垂直磁気記
    録用パラメトリック再生ヘッド。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0644529A2 (en) * 1993-09-20 1995-03-22 Fujitsu Limited A magnetic memory device
US8590205B2 (en) 2009-11-18 2013-11-26 Ben Huang Exchangeable handle for use with a fishing pole

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