JPH0375964B2 - - Google Patents
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- JPH0375964B2 JPH0375964B2 JP61099524A JP9952486A JPH0375964B2 JP H0375964 B2 JPH0375964 B2 JP H0375964B2 JP 61099524 A JP61099524 A JP 61099524A JP 9952486 A JP9952486 A JP 9952486A JP H0375964 B2 JPH0375964 B2 JP H0375964B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V9/00—Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
- F21V9/08—Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for producing coloured light, e.g. monochromatic; for reducing intensity of light
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21V—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F21V7/00—Reflectors for light sources
- F21V7/22—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors
- F21V7/24—Reflectors for light sources characterised by materials, surface treatments or coatings, e.g. dichroic reflectors characterised by the material
-
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、物体の表面色を選択的に強調する方
法に関する。
法に関する。
[従来の技術]
物体色はその都度物体を照明する光の種類のス
ペクトル組成に依存しかつ物体色を確実に判定す
るためには白色(昼光に似た)光線が必要である
ことは公知である[“Handbuch fur Be−
leuchtung”、W.Girardet出版、エツセン在、第
4版、1975年、17〜21頁]。人工光線はしばしば
大過剰の帯赤黄色の色成分を含有しており、従つ
て被照明物体はその自然の色を識別できないの
で、自然昼光に似た白色光線を発生させる方法が
従来公知であり、該方法は、過剰の色成分を該色
成分に正確に合わせられたかつそれに対応する補
色に対してのみ透過性のフイルタ装置によつて吸
収させることよりなる(スイス国特許第32012号
明細書)。該方法によれば、なお白色光線だけが
透過されるにすぎず、一方その他の色成分は大体
において吸収されるはずである。
ペクトル組成に依存しかつ物体色を確実に判定す
るためには白色(昼光に似た)光線が必要である
ことは公知である[“Handbuch fur Be−
leuchtung”、W.Girardet出版、エツセン在、第
4版、1975年、17〜21頁]。人工光線はしばしば
大過剰の帯赤黄色の色成分を含有しており、従つ
て被照明物体はその自然の色を識別できないの
で、自然昼光に似た白色光線を発生させる方法が
従来公知であり、該方法は、過剰の色成分を該色
成分に正確に合わせられたかつそれに対応する補
色に対してのみ透過性のフイルタ装置によつて吸
収させることよりなる(スイス国特許第32012号
明細書)。該方法によれば、なお白色光線だけが
透過されるにすぎず、一方その他の色成分は大体
において吸収されるはずである。
製品をより良く視覚させるために、主な物体色
を照明装置によつて強調することが所望される。
このことは従来技術においては、照明装置に種々
異なつたフイルタを備えるか又はグローランプの
電球の玉を着色して、照明装置から照射されるた
光が、強調すべき物体色に相当する色成分のみを
含有するような手段で行われる。その他の総ての
色成分はフイルタで遮断吸収される。フイルタの
代わりに、例えば***国特許第2604921号明細書
から公知であるような、選択的に、即ち波長に依
存して、反射する反射鏡を使用することもでき
る。
を照明装置によつて強調することが所望される。
このことは従来技術においては、照明装置に種々
異なつたフイルタを備えるか又はグローランプの
電球の玉を着色して、照明装置から照射されるた
光が、強調すべき物体色に相当する色成分のみを
含有するような手段で行われる。その他の総ての
色成分はフイルタで遮断吸収される。フイルタの
代わりに、例えば***国特許第2604921号明細書
から公知であるような、選択的に、即ち波長に依
存して、反射する反射鏡を使用することもでき
る。
しかし、たいてい製品は複数の物体色を有す
る。更に、バツクグラウンド又はアンダーグラウ
ンドが配慮されるべきである。特定の物体色を強
調するための先行技術においては、濾波された光
内には含有されない別の物体色は間違つて再現さ
れる。更に、例えばバツクグラウンド及びアンダ
ーグラウンドの白色の面は遮断吸収されない光の
色相の相当する色で現出する。従つて、この技術
を用いて特定の物体色を強調することは、別の色
が極度に変質され、ひいては全体的色調印象が不
自然になる欠点を有する。
る。更に、バツクグラウンド又はアンダーグラウ
ンドが配慮されるべきである。特定の物体色を強
調するための先行技術においては、濾波された光
内には含有されない別の物体色は間違つて再現さ
れる。更に、例えばバツクグラウンド及びアンダ
ーグラウンドの白色の面は遮断吸収されない光の
色相の相当する色で現出する。従つて、この技術
を用いて特定の物体色を強調することは、別の色
が極度に変質され、ひいては全体的色調印象が不
自然になる欠点を有する。
もう1つの欠点は、物体色に相当する色成分以
外の総ての色成分の遮断吸収により強度の電力損
失が生じることにある。従つて、一定の輝度は相
応する高さの電力消費量によつてのみ達成される
にすぎない。
外の総ての色成分の遮断吸収により強度の電力損
失が生じることにある。従つて、一定の輝度は相
応する高さの電力消費量によつてのみ達成される
にすぎない。
[発明が解決しようとする課題]
従つて、本発明の課題は、特定の物体色を強調
するにもかかわらず被照明製品の自然の照明が行
われかつその種の照明装置のエネルギー消費量を
減少させることができる方法を提供することであ
つた。
するにもかかわらず被照明製品の自然の照明が行
われかつその種の照明装置のエネルギー消費量を
減少させることができる方法を提供することであ
つた。
[課題を解決するための手段]
前記課題は、本発明により、物体の表面色を選
択的に強調する方法において、 (a) 光源と、照明すべき物体の表面色を強調する
ために、前記光源から放射される光線から色成
分を部分的に遮断吸収するための波長に依存る
フイルタ装置とからなるランプを準備し、 (b) 照明すべき物体を準備し、 (c) 該物体を前記ランプで照明し、 (d) 実質的に、その標準色度図上の色度位置が強
調すべき物体色の色度位置に対して無彩色点を
通る結線上の向かい側に位置する成分だけを遮
断吸収することにより、該物体の表面色を強調
することにより解決される。
択的に強調する方法において、 (a) 光源と、照明すべき物体の表面色を強調する
ために、前記光源から放射される光線から色成
分を部分的に遮断吸収するための波長に依存る
フイルタ装置とからなるランプを準備し、 (b) 照明すべき物体を準備し、 (c) 該物体を前記ランプで照明し、 (d) 実質的に、その標準色度図上の色度位置が強
調すべき物体色の色度位置に対して無彩色点を
通る結線上の向かい側に位置する成分だけを遮
断吸収することにより、該物体の表面色を強調
することにより解決される。
[発明の作用及び効果]
本発明は、以下の技術思想を基礎とする。一般
に、正常に照明されると、物体の物体色を決定す
る色素は、物体色に相当する色成分だけでなく、
たとえ比較的僅かなパーセンテージであつても、
その他の総ての色成分をも反射する。この外の色
成分の完全な吸収は一般に不可能である、その結
果として、標準色度図における色度位置は周辺領
域、即ち最大飽和度の領域内に存在せず無彩色点
の方向に向かつて移行されている。本発明による
照明方法によれば、正常な照明において上記のよ
うな色度位置の移行を惹起する色成分が遮断吸収
される、その結果として、物体色の飽和度が高め
られ、ひいては物体色は標準色度図の周辺部に向
かつて移行せしめられる。従つて、物体色は正常
光での照明と比較して強調され、しかも特に有利
なことに、被照明物体の別の色は殆どないし全く
変質されない。それというのもそれらの色成分は
照射された光線内になお確実に含有されているか
らである。更に、1つの重要な二次的効果は、色
スペクトルの僅かな成分だけの遮断吸収により決
定的に少ないエネルギ損失が生じることにある。
に、正常に照明されると、物体の物体色を決定す
る色素は、物体色に相当する色成分だけでなく、
たとえ比較的僅かなパーセンテージであつても、
その他の総ての色成分をも反射する。この外の色
成分の完全な吸収は一般に不可能である、その結
果として、標準色度図における色度位置は周辺領
域、即ち最大飽和度の領域内に存在せず無彩色点
の方向に向かつて移行されている。本発明による
照明方法によれば、正常な照明において上記のよ
うな色度位置の移行を惹起する色成分が遮断吸収
される、その結果として、物体色の飽和度が高め
られ、ひいては物体色は標準色度図の周辺部に向
かつて移行せしめられる。従つて、物体色は正常
光での照明と比較して強調され、しかも特に有利
なことに、被照明物体の別の色は殆どないし全く
変質されない。それというのもそれらの色成分は
照射された光線内になお確実に含有されているか
らである。更に、1つの重要な二次的効果は、色
スペクトルの僅かな成分だけの遮断吸収により決
定的に少ないエネルギ損失が生じることにある。
本発明の1実施態様によれば、フイルタ装置が
暖色相の物体色(オレンジ、赤、紫)を強調する
ために480〜570nmの波長を有する色成分を遮断
吸収する。物体色としての寒色(青、緑)を強調
するためには、フイルタ装置は主として580〜
620nmの波長を有する色成分を吸収すべきであ
る。勿論、中間色の場合には、遮断吸収されるべ
き色成分としては別の波長範囲も該当する。
暖色相の物体色(オレンジ、赤、紫)を強調する
ために480〜570nmの波長を有する色成分を遮断
吸収する。物体色としての寒色(青、緑)を強調
するためには、フイルタ装置は主として580〜
620nmの波長を有する色成分を吸収すべきであ
る。勿論、中間色の場合には、遮断吸収されるべ
き色成分としては別の波長範囲も該当する。
白色バツクグラウンドに対するで本発明に基づ
く照明装置から放射される光線と、正常光線との
間の顕著な差異を回避するためには、本発明方法
により遮断吸収されるべき色成分は完全には遮断
吸収されるべきでない。有利には、この成分の吸
収又は反射は30%以上、但し最大でも70%である
べきである。
く照明装置から放射される光線と、正常光線との
間の顕著な差異を回避するためには、本発明方法
により遮断吸収されるべき色成分は完全には遮断
吸収されるべきでない。有利には、この成分の吸
収又は反射は30%以上、但し最大でも70%である
べきである。
[実施例]
次に、図面を参照して本発明に方法を詳細に説
明する。
明する。
第1図に略示された本発明方法を実施する照明
装置1は、光源2と、反射鏡3と、該反射鏡の放
出側に設けられたフイルタ4とを有する。フイル
タ4に対して距離をおいて、照明されるべき特定
の物体色を有する物体5が位置する。
装置1は、光源2と、反射鏡3と、該反射鏡の放
出側に設けられたフイルタ4とを有する。フイル
タ4に対して距離をおいて、照明されるべき特定
の物体色を有する物体5が位置する。
光源はグローランプ、蛍光灯又はDIN5035に
基づく第3段階よりも良好な色再現能力を有する
高圧ガス放電ランプもしくはキセノンランプであ
つてよい。フイルタ4は、透明ガラス又は透明プ
ラスチツクに相当する薄い層を蒸着又は塗布する
が、又はガラスもしくはプラスチツクを顔料着色
することにより製造することができる。特定の色
成分だけを吸収又は反射し、但し外の成分は透過
するようにコーチング又は着色することは当業者
にとつては全く問題はない。
基づく第3段階よりも良好な色再現能力を有する
高圧ガス放電ランプもしくはキセノンランプであ
つてよい。フイルタ4は、透明ガラス又は透明プ
ラスチツクに相当する薄い層を蒸着又は塗布する
が、又はガラスもしくはプラスチツクを顔料着色
することにより製造することができる。特定の色
成分だけを吸収又は反射し、但し外の成分は透過
するようにコーチング又は着色することは当業者
にとつては全く問題はない。
反射鏡3の表面は、アルミニウム又は銀から成
つていてもよく、又は寒色光反射被膜として構成
されていてもよい。後者は選択的に作用する、即
ち可視範囲内の光線だけを反射し、一方赤外線範
囲内の暖色光線を透過させる。
つていてもよく、又は寒色光反射被膜として構成
されていてもよい。後者は選択的に作用する、即
ち可視範囲内の光線だけを反射し、一方赤外線範
囲内の暖色光線を透過させる。
第1図に関する実施例に対して選択的に、照明
装置は、色成分が付加的に配置されたフイルタに
よる吸収又は反射によつてではなく、また反射鏡
を特殊に構成することによつて遮断されるように
構成することもできる。即ち、相応するコーチン
グにより又は陽極酸化法に基づき、反射鏡で色成
分を選択的に吸収させることもできる、詳細に説
明すれば、特定の波長範囲を吸収させ、一方その
他の総ての色成分を反射鏡によつて反射させるこ
とができる。この加工は常用の材料及び方法を用
いて達成することができる。両者の手段を組み合
わせること、即ちフイルタと、選択的に反射する
反射鏡を組み合わせることも考えら得る。
装置は、色成分が付加的に配置されたフイルタに
よる吸収又は反射によつてではなく、また反射鏡
を特殊に構成することによつて遮断されるように
構成することもできる。即ち、相応するコーチン
グにより又は陽極酸化法に基づき、反射鏡で色成
分を選択的に吸収させることもできる、詳細に説
明すれば、特定の波長範囲を吸収させ、一方その
他の総ての色成分を反射鏡によつて反射させるこ
とができる。この加工は常用の材料及び方法を用
いて達成することができる。両者の手段を組み合
わせること、即ちフイルタと、選択的に反射する
反射鏡を組み合わせることも考えら得る。
第2図及び第3図は、2つの異なつたフイルタ
を備えた第1図による照明装置1の透過特性曲線
を示す。この場合には、それぞれ透過率は吸収又
は反射の逆数としてパーセンテージで横座標軸に
示されており、一方縦座標軸は淡紫色(380nm)
から始まつて青(450nm)、緑(520nm)、横
(580nm)を介して深紅色(780nm)に至るまで
の色成分の波長に互る値が示されている。
を備えた第1図による照明装置1の透過特性曲線
を示す。この場合には、それぞれ透過率は吸収又
は反射の逆数としてパーセンテージで横座標軸に
示されており、一方縦座標軸は淡紫色(380nm)
から始まつて青(450nm)、緑(520nm)、横
(580nm)を介して深紅色(780nm)に至るまで
の色成分の波長に互る値が示されている。
その透過率が第2図に示されているフイルタ4
の場合には、不可逆的残留吸収又は残留反射は総
て色成分において約10%である、即ち透過率は90
%である。相応するコーチング又は着色により、
特定の範囲、即ち480〜560nmの範囲内の透過率
は40%まで低下せしめられる、即ち480〜560nm
の色成分の60%まで遮断吸収される。この場合、
図面に明らかに示されているように、高い透過率
の範囲からの移行部及び低い透過率の範囲内にお
ける移行部は丸くなつている、従つてそのように
フイルタリングされると、フイルタリングされて
いない光との間の差異は白色の物体上では認めら
れない。このようなフイルタ4を有する照明装置
1は物体色として暖色相を強調するために特定さ
れている、それというのも480〜560nmの範囲内
では、寒色相の青及び緑一部分遮断吸収され、ひ
いては暖色相の飽和を惹起し、暖色相を強調する
からである。
の場合には、不可逆的残留吸収又は残留反射は総
て色成分において約10%である、即ち透過率は90
%である。相応するコーチング又は着色により、
特定の範囲、即ち480〜560nmの範囲内の透過率
は40%まで低下せしめられる、即ち480〜560nm
の色成分の60%まで遮断吸収される。この場合、
図面に明らかに示されているように、高い透過率
の範囲からの移行部及び低い透過率の範囲内にお
ける移行部は丸くなつている、従つてそのように
フイルタリングされると、フイルタリングされて
いない光との間の差異は白色の物体上では認めら
れない。このようなフイルタ4を有する照明装置
1は物体色として暖色相を強調するために特定さ
れている、それというのも480〜560nmの範囲内
では、寒色相の青及び緑一部分遮断吸収され、ひ
いては暖色相の飽和を惹起し、暖色相を強調する
からである。
第3図は、別のフイルタ4の透過率を示す。こ
のコーチング又は着色は、最大の吸収又は反射能
が580〜610nmの範囲内、即ち赤色範囲内にある
ように設計されている。この場合には、最大の吸
収又は反射能は、10%の値を有するにすぎない他
の色成分の吸収又は反射能に対して40%である。
この場合も、移行部は丸くなつている。このよう
なフイルタ4を有する照明装置1は、寒色相、特
に青及び緑を強調するために特に適当である。赤
成分の遮断吸収により、これらの寒色相は高い飽
和度を得る。従つて、一層強調される。
のコーチング又は着色は、最大の吸収又は反射能
が580〜610nmの範囲内、即ち赤色範囲内にある
ように設計されている。この場合には、最大の吸
収又は反射能は、10%の値を有するにすぎない他
の色成分の吸収又は反射能に対して40%である。
この場合も、移行部は丸くなつている。このよう
なフイルタ4を有する照明装置1は、寒色相、特
に青及び緑を強調するために特に適当である。赤
成分の遮断吸収により、これらの寒色相は高い飽
和度を得る。従つて、一層強調される。
第4図は、DIN5033に基づく標準色度図を白
黒で示す、縦座標軸及び横座標軸上のx及びyは
標準色度成分を示す。従つて、その縦座標軸は特
定の色相の色度位置を示す。中間領域内には、無
彩色点と称される点Cが存在する。周辺輪郭部は
スペクトル色及びいわゆるパープルラインから構
成されている。スペクトル色線に沿つて、若干の
波がnmで示されている。無彩色点Cと周辺曲線
との間に、総ての別の色相が存在する。無彩色点
Cから出発する光線はそれぞれ同じ色相の色を上
昇する飽和度で含有しかつ数字の1〜24で示され
ている。2つの成分から加算した混合色の色相
は、色度図において常に、これらの成分の色相の
結合直線上にある。無彩色点Cを包囲する卵形の
線は、同じ飽和度Cの色度を示す。
黒で示す、縦座標軸及び横座標軸上のx及びyは
標準色度成分を示す。従つて、その縦座標軸は特
定の色相の色度位置を示す。中間領域内には、無
彩色点と称される点Cが存在する。周辺輪郭部は
スペクトル色及びいわゆるパープルラインから構
成されている。スペクトル色線に沿つて、若干の
波がnmで示されている。無彩色点Cと周辺曲線
との間に、総ての別の色相が存在する。無彩色点
Cから出発する光線はそれぞれ同じ色相の色を上
昇する飽和度で含有しかつ数字の1〜24で示され
ている。2つの成分から加算した混合色の色相
は、色度図において常に、これらの成分の色相の
結合直線上にある。無彩色点Cを包囲する卵形の
線は、同じ飽和度Cの色度を示す。
標準色度図の下方の四角形内には、例えば物体
色の色度位置6が記入されている。これは赤色範
囲、即ち暖色相範囲内にある。その飽和度は、総
て正常に作られた色素と同様に不完全である。と
ころで、相応して構成されたフイルタ4によつて
色度位置6から無彩色点Cの向かい側にある
495nmの波長を有する色成分が遮断吸収される
と、飽和度は色度位置6が矢印の方向で外側に向
かつてスペクトル色線の周辺部に移行するように
高められる。これによつて惹起される飽和度の上
昇により、物体色は相応して強調され、しかも場
合による別の物体色を変質させることはない。
色の色度位置6が記入されている。これは赤色範
囲、即ち暖色相範囲内にある。その飽和度は、総
て正常に作られた色素と同様に不完全である。と
ころで、相応して構成されたフイルタ4によつて
色度位置6から無彩色点Cの向かい側にある
495nmの波長を有する色成分が遮断吸収される
と、飽和度は色度位置6が矢印の方向で外側に向
かつてスペクトル色線の周辺部に移行するように
高められる。これによつて惹起される飽和度の上
昇により、物体色は相応して強調され、しかも場
合による別の物体色を変質させることはない。
第1図は本発明方法を実施するための、光源、
反射鏡及びフイルタからなる照明装置の略示構成
図、第2図は暖色相のために特定された、第1図
の照明装置における透過率のグラフを示す図、第
3図は寒色相のために特定された、第1図の照明
装置における透過率のグラフを示す図及び第4図
は白黒で表示したDIN5033に基づく標準色度図
を示す図である。 3,4……フイルタ装置、6……色度位置、C
……無彩色点。
反射鏡及びフイルタからなる照明装置の略示構成
図、第2図は暖色相のために特定された、第1図
の照明装置における透過率のグラフを示す図、第
3図は寒色相のために特定された、第1図の照明
装置における透過率のグラフを示す図及び第4図
は白黒で表示したDIN5033に基づく標準色度図
を示す図である。 3,4……フイルタ装置、6……色度位置、C
……無彩色点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物体の表面色を選択的に強調する方法におい
て、 (a) 光源と、照明すべき物体の表面色を強調する
ために、前記光源から放射される光線から色成
分を部分的に遮断吸収するための波長に依存す
るフイルタ装置とからなるランプを準備し、 (b) 照明すべき物体を準備し、 (c) 該物体を前記ランプで照明し、 (d) 実質的に、その標準色度図上の色度位置が強
調すべき物体色の色度位置に対して無彩色点を
通る結線上の向かい側に位置する成分だけを遮
断吸収することにより、該物体の表面色を強調
することを特徴とする、物体の表面色を選択的
に強調する方法。 2 前記光源光内の480〜570nmの波長を有する
色成分を部分的に遮断吸収することにより、暖色
相の物体表面色を強調する特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3 前記光源光中の580〜620nmの波長範囲を有
する色成分を部分的に遮断吸収することにより、
寒色相の物体表面色を強調する特許請求の範囲第
1項記載の照明装置。 4 実質的に遮断吸収すべき波長範囲内の光源放
出光の30%以上を部分的に遮断吸収することによ
り、物体の表面色を強調する特許請求の範囲第1
項記載の方法。 5 実質的に遮断吸収すべき波長範囲内の光源放
出光の70%以下を部分的に遮断吸収することによ
り、物体の表面色を強調する特許請求の範囲第1
項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3515879A DE3515879C1 (de) | 1985-05-03 | 1985-05-03 | Leuchte mit einer Lichtquelle und mit einer wellenlaengenabhaengigen Filtereinrichtung |
DE3515879.4 | 1985-05-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61263002A JPS61263002A (ja) | 1986-11-21 |
JPH0375964B2 true JPH0375964B2 (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=6269703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61099524A Granted JPS61263002A (ja) | 1985-05-03 | 1986-05-01 | 物体の表面色を選択的に強調する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4814956A (ja) |
JP (1) | JPS61263002A (ja) |
DE (1) | DE3515879C1 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5016152A (en) * | 1989-09-21 | 1991-05-14 | Fiberstars, Inc. | Focused light source and method |
DE3936374C2 (de) * | 1989-11-02 | 1999-06-10 | Bayerische Motoren Werke Ag | Kraftfahrzeugscheinwerfer mit abtaubarer Abdeckscheibe |
US4958909A (en) * | 1989-11-30 | 1990-09-25 | Yamashita Denso Corporation | Method of adjusting light source position in convergence device employing spheroidal mirror |
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DE29710881U1 (de) * | 1997-06-21 | 1997-08-14 | BÄRO Bähren & Rosenkranz KG, 42799 Leichlingen | Wandfluter |
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US4602321A (en) * | 1985-02-28 | 1986-07-22 | Vari-Lite, Inc. | Light source having automatically variable hue, saturation and beam divergence |
-
1985
- 1985-05-03 DE DE3515879A patent/DE3515879C1/de not_active Expired
-
1986
- 1986-05-01 JP JP61099524A patent/JPS61263002A/ja active Granted
- 1986-05-02 US US06/859,130 patent/US4814956A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5522724A (en) * | 1978-08-04 | 1980-02-18 | Toshiba Electric Equip Corp | Color filter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3515879C1 (de) | 1986-12-11 |
JPS61263002A (ja) | 1986-11-21 |
US4814956A (en) | 1989-03-21 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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