JPH0373029B2 - - Google Patents

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JPH0373029B2
JPH0373029B2 JP56107696A JP10769681A JPH0373029B2 JP H0373029 B2 JPH0373029 B2 JP H0373029B2 JP 56107696 A JP56107696 A JP 56107696A JP 10769681 A JP10769681 A JP 10769681A JP H0373029 B2 JPH0373029 B2 JP H0373029B2
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JP
Japan
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slips
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card
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JP56107696A
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JPS5811448A (ja
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Yoshihiro Watanabe
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP56107696A priority Critical patent/JPS5811448A/ja
Publication of JPS5811448A publication Critical patent/JPS5811448A/ja
Publication of JPH0373029B2 publication Critical patent/JPH0373029B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はたとえば磁気カード、磁気通帳を受け
入れてオンラインで自動的に入出金を行なう現金
自動預出金機に搭載される伝票発行装置の改良に
関する。
(従来の技術) 銀行窓口の自動化機器として現金自動支払機、
現金自動預金機、両者を合わせた現金自動預出金
機はすでに現在広く普及して顧客の便宜を計つて
いる。これらの自動取引装置には伝票プリンタと
呼ばれるユニツトが搭載されており、通常つづら
折りにされた感圧2枚重ねの伝票用紙が使用され
ている。
従来の伝票プリンタとして例えば特開昭55−
66069号公報に示されるような装置がある。この
装置においては、伝票は重合された控票と取引票
からなり、搬送路によつて搬送され、その途中印
字装置により所定事項が印字されるとともにエン
ボスローラにより磁気カードのエンボス部に押圧
されてその文字、数字などがプリントされる。こ
のように印字、あるいはプリントされた伝票のう
ち控票は巻取装置によつて巻取られて保管され、
取引票は一取引分ごとに切断装置によつて切断さ
れてたのち控票から分離されて放出搬送路に送ら
れ利用者に渡されるようになつている。
ところで、伝票をセツトする場合には、まず、
伝票をつづら折状態で収容する収容箱から作業員
が数取引分取り出し、その控票を巻取軸に巻付け
るとともにその数取引分の取引票はミシン目より
切りとる。この状態からスプロケツトホイルと伝
票両側部のスプロケツト孔とをはめ合わせて下側
の取引票は分離用のガイド板を回動してカツタの
方へ少し入れ、控票の方はスプロケツトを介して
巻取軸へ巻付ける。こののち、イニシヤライズす
るとタイミングセンサにより取引票を回収してイ
ニシヤライズ状態になる。
しかしながら、従来において、このセツト時に
はスプロケツトホイルの基準ピンと位置合わせ
し、エンボスローラを避けて印字ヘツドとアンビ
ルとの狭いギヤツプの間を2枚づれのないように
通し、取引票を分離ゲートの下へ手で押し込み、
控票を巻取軸に巻き付かなければならず、この作
業は不訓れな係員には難しく、セツトミスや、セ
ツト不能などの事故があつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところはワンタツチで確実に伝票
をセツトできるようにした伝票発行装置を提供し
ようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために重合された
控票および取引票からなる伝票のうち控票を保管
し、取引票を取出口へ搬送し利用者へ排出する伝
票発行装置において、伝票を収納する伝票収納部
と、この伝票収納部より伝票を搬送する搬送路
と、この搬送路の入口に設けられ前記伝票の控票
と取引票との間に介在して伝票を控票と取引票と
に分離する楔形の分離体と、この分離体によつて
分離された取引票を切断する切断装置と、この切
断装置を通過した取引票と上記控票とを再度重合
した状態で導入しかつ印字を行う印字装置と、上
記取引票と上記控票にカードのエンボス情報を転
写するエンボス部と、上記印字装置及びエンボス
部を通過した取引票と控票を再度分離する分離ゲ
ートと、伝票又は上記分離ゲートにより分離され
た控票を巻き取る巻取軸と、この分離ゲートを駆
動して重合状態の伝票又は上記控票を巻取軸側へ
案内させる駆動手段と、上記巻取軸に圧接され前
記伝票又は控票を巻取軸に押圧するとともに伝票
又は控票の巻取量に応じて退避する押圧部材と、
上記分離ゲートにより分離された取引票を取出口
へと搬送する取引票搬送路とを有し、伝票セツト
時に伝票を定常稼働時には控票を上記駆動手段に
より上記巻取軸に案内させて巻取り、かつこの巻
取軸によつて伝票の所定量を巻取つた後上記切断
装置の稼働を開始するとともに定常稼働を開始す
るものである。
(作用) 伝票は搬送路の入口に設けられた分離体によつ
て分離された後に切断装置、印字装置、エンボス
部を経て巻取軸に案内されるので、人間の手で巻
取軸に巻付ける必要が無く、自動的に巻付けられ
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説
明する。図中1は現金自動預出金機の本体で、こ
の本体1の前面一側部には封筒投入口2、通帳投
入口3が設けられ、前面他側部にはカード投入口
4、伝票取出口5さらに現金取出口6が設けられ
ている。また、7は操作部で、この操作部7の隣
側には入金口8が設けられている。また、上記本
体1内上部側には第2図および第3図に示すよう
にカード搬送路9が設けられ、このカード搬送路
9にはカード10の搬送方向に沿つて挿入検知用
フオトインタラプタ11が設けられており、この
挿入検知用フオトインタラプタ11によりカード
挿入検知用信号が得られなければ、搬送路は一度
停止する。このとき、カード10の先端部はすで
にシヤツタ13の内部に入つている。そしてこの
状態からモータ15が逆転されカード10を返却
しながら再び磁気ヘツド12により磁気の有無を
チエツクし、挿入検知用フオトインタラプタ11
を通過し終るまでに磁気信号が得られなければさ
らにタイマをかけ、搬送ベルト16の先端のロー
ラ16aよりも先まで返却したのちシヤツタ13
を閉じる。もし、カード10が挿入検知用フオト
インタラプタ11を通過し終わる前に磁気信号が
得られれば再度モータ15を逆転して本体1内に
カード10を取り込む。なお、磁気信号が得られ
ないとき、ただちにシヤツタ13を閉鎖して侵入
を拒否したり、搬送ベルト16,17を逆転して
排出したりすると、カード10の受け入れ率が低
下する。これはカード10を挿入するのは顧客の
手によつてであり、相当のスピードむらや上下へ
の斜め押し付け挿入があり、カード10より磁気
信号を読み取ることがむづかしいためである。し
たがつて、バツクしながら磁気情報を読み取れば
往きに読めなくても読み取る確率が上昇すること
になる。
一方、磁気信号が得られたカード10は搬送ベ
ルト16,17により挟持されて、さらに搬送さ
れ磁気ヘツド14により磁気ストライプ10aの
内容が読み取られる。ここで口座情報が正しく読
み取られるとカード10はさらに搬送されてエン
ボスステーシヨン18で停止する。
このときエンボスプリントによつてカード位置
がずれないようにピンチローラ19,19,2
0,20によりカード10はクランプされてい
る。このポジシヨンではカード10はエンボスエ
リア全面にわたつて上部に張りわたされた伝票と
加圧転写されるため磁気ストライプ10aとカー
ド10の端面との約6mmのわずかな面をしつかり
とクランプする。
一方、上記カード搬送路の下方部には第4図に
も示すように、伝票発行装置が設けられている。
この伝票発行装置は伝票収納部131および伝票
搬送路132を有している。また、上記伝票搬送
路132上には伝票21の搬送方向に沿つて順次
ガイド部A、分離部B、切断部C、印字部D、エ
ンボス部E、分離部F、巻取部G、方向変換部H
が設けられており、方向変換部Hの後段には第3
図に示すように反転部Iが配設されている。
上記ガイド部Aは第11図に示すように、一端
部が回動可能に支持された押圧用ガイド24を有
し、この押圧用ガイド24はスプロケツト25に
沿う彎曲部24aによりスプロケツト25に架け
られた伝票21を押し付けるようになつている。
また、上記分離部Bは分離棒26aとこの分離
棒26aによつて一端部が回動可能に支持された
楔形の分離板26とによつて構成されている。
また、上記切断部Cはロータリカツタ28を備
えている。
また、上記印字部Dは下端一側部が回動可能に
支持された本体32を有し、この本体32にはド
ツトヘツド34が取着されている。また、上記本
体32の一側中央にはマグネツト31が接続され
ている。さらに、上記ドツトヘツド34の下端部
には可撓性に富む板ばねであるガイド板36が取
着されている。そして、上記ドツトヘツド34の
下端面には伝票21を受けるためのアンビル35
が離間対向されている。
また、上記エンボステーシヨン18は第7図に
示すエンボス全域にわたつてインプリントローラ
61で加圧転写しなければならず、伝票21とカ
ード10は接触することになる。
即ち、第4図に示すように、インプリントロー
ラ61は伝票21の搬送方向(カード10の搬送
方向と直交する方向)に移動することによつて加
圧転写を行う。
ベルト63,63はカード10の搬送路の上方
に張り渡されており、第5図、第7図に示される
ように配置される。
すなわち、第5図においてカード10の全幅の
両側には8mmのエンボス不可能エリアがある。こ
のためベルト63,63の厚さが非常に薄くカー
ド10のエンボスの高さよりも薄いものを用い
る。従つて第5図のローラ61が下降して伝票2
1を強くカード10へ押しつけてもベルト部分は
カード10にほとんど接触せず、インプリントに
影響を与えることがない。またインプリントロー
ラ61は第7図のようにカード10の端面をひつ
かけてジヤムをおこさないようにインプリントエ
リアの両側で2mmほど上方斜めへ逃げるようにカ
ム72を形成している。
インプリントローラ61の移動によつてベルト
63,63の長さが違つてくるので第7図に示す
ローラ65を揺動テンシヨンローラにする必要が
ある。
第4図でインプリントローラ61を左のイニシ
ヤルポジシヨンセル73を暗にする位置で止めれ
ば第7図にて一点鎖線に示す位置、即ちベルト6
3はカード搬送位置の上方に位置することにな
る。搬送ベルト63は伝票幅に対して両側にわず
かしかないので伝票21の真中の部分は温度、湿
度の上昇によつて相当たるむことになる。これが
カード10の搬送時に伝票21への衝突ジヤムを
起こす原因となつていたが、ローラ65をテンシ
ヨンローラにすることによりベルト63,63を
カード搬送位置の上方に位置させ、伝票21をカ
ード搬送位置から退避するようにしたので、カー
ドとの衝突によるトラブルの発生を防止すること
ができる。インプリントローラ61は第5図のよ
うに中央部分を極めてかたいゴムで作つてこれを
カードのエンボスプリントに利用し、インプリン
ト時のゴムの変形による伝票のしわの逃げに2mm
の溝を設けてその外側をベルト63,63と転接
するプーリー部分とした。両外のベアリングはエ
ンボスエリア外でローラ61を上方に逃がしエン
ボスエリア内では適当な加圧力でプレスできるよ
うにするため、カムプレートによつて案内されて
移動する。又、エンボスエリア内での負荷が大き
くならないようにベアリングを用いている。通常
ベルトの張力だけでインプリントローラ61をカ
ムプレート74に押し付けることはむずかしいの
で図示しないスプリングによりインプリントロー
ラ61を上方へ押しつけている。
また、上記分離部Fは分離ゲート37を有し、
この分離ゲート37をマグネツト38により動作
させるようになつている。
さらに、ガイド141により案内されてきた取
引票を搬送するローラ142、143は第6図に
示すような構造となつている。
また、上記巻取部Gは巻取軸39を有し、この
巻取軸39には高摩擦部材39aが巻装されてい
る。そして、前記高摩擦部材39aには複数個の
(押圧部材としての)押えローラ50a,50b,
50cが圧接されている。これら押えローラ50
a,50b,50cは付勢部材により巻取軸39
に付勢されるガイド板40a,40b,40cの
先端部に装着されている。
また、上記方向変換部Hはその受け台130の
内面部に搬送ベルト78,78の端面をガイドす
るガイド板133,134,135が複数個配設
されている。これらガイド板133,134,1
35の厚さ寸法は明細票22のフライング方向に
沿つて段階的に薄くされている。また、上記受け
台130の上方部にはマグネツト136により上
下動されるストツパ137が設けられている。
また、上記反転部Iは第3図に示すように、搬
送路の中途部からゲート80により分岐される部
分にベルト86,78、ローラ85,87により
スイツチング部81を形成している。
つぎに、上記伝票21のセツト方法について第
4図にもとづいて説明する。まず、伝票21を2
枚重ねの状態で引出し、しかるのち、押えガイド
板24を開くとともに分離板26を上方に回転さ
せて、伝票21の取引票22の最初の穴をスプロ
ケツトホイル25の基準ピンに嵌め合せる。その
のち分離板26を取引明細票22側に回動させ
る。しかるのち控ジヤーナル23の最初の穴を取
引明細票22と同じ基準ピンに重ね合せてから押
えガイド24を回転してスプロケツトホイール2
5に押え込む。この状態からスプロケツトホイー
ル25を駆動すると、下側の取引明細票22はガ
イド20に沿つてロータリーカツタ28の中へ挿
入され上側の控ジヤーナル23は上部ガイド29
に沿つて送られ、ここの搬送パスに分離される。
そして、このまま搬送されると、両者は印字部3
0で再び合流される。この印字部30に伝票21
が導入される際にはマグネツト31が励磁されて
プリンタ本体32が支軸33を中心として反時計
方向に回動され、ドツトヘツド39がアンビル3
5から離間される。このように離間されたのち伝
票21が導入されるが、このときには伝票21の
導入端がドツトヘツド34のガイド板36によつ
てガイドされスムーズに導入され通過する。つぎ
に、この伝票21は2枚重なつた状態でエンボス
ステーシヨン18を通過して分離部Fに送られ
る。このときには、マグネツト38が励磁され分
離ゲート37が回動して想像線で示す如くローラ
58,58側への進入路を閉塞する。この閉鎖の
タイミングは最初に伝票21をスプロケツトホイ
ル25に実装してスイツチ操作によりドライブを
かけたときにオンすればよい。この閉鎖により伝
票21は2枚とも分離ゲート37とガイド板49
によりガイドされて上方へ巻き上がりダンサーロ
ーラ44とガイド40aとの間を通つてさらに、
上方へ搬送されていく。この伝票21はガイド4
0aに沿つて上昇されたのち巻取軸39の回転に
よるローラ50aのドライブにより巻き上げら
れ、さらに、ガイド40b,40cでガイドされ
ローラ50b,50cのドライブにより遂次方向
を変えながら巻取軸39に巻き取られ約2周する
ほど時間的にドライブをつづけたところで搬送ベ
ルト63、スプロケツト25のドライブを中止す
る。この状態でモータ43をさらに回転しつづけ
ると、ダンサーローラ44は右方へ引張られてセ
ル45を暗にする。この状態でモータ43の駆動
を中止すれば伝票は2枚重なつた状態で下方の収
容箱46より引き出されてスプロケツトホイール
25以降巻取軸39まで張られた状態となる。こ
の状態でマグネツト31の励磁を解除してプリン
タ本体32を通常の印字位置に下げる。そして、
スプロケツトホイール25の同軸にとりつけられ
たタイミングセンサの信号によりセツトポジシヨ
ン(ミシン目)がかわるので、そのタイミングで
ロータリカツタ28を作動して取引票22側のみ
を切断する。この切断後分離ゲート37はマグネ
ツト38が解除されてばねの力で上方へ退避され
る。この状態で伝票スプロケツト搬送ベルトを回
転すると、カツトされた前後の取引票22は上方
の控ジヤーナル23と一緒に駆動されるが切断個
所が分離部Fへさしかかると紙の剛性で後方の明
細票22はまつすぐ進行する。この分離部Fのロ
ーラ58,58より5mm進んだ所で約一取引分
140mmの再カツト位置がくるので再びタイミング
デイスクの信号によりロータリカツタ28を作動
してセツトする。このとき、第8図に示すように
明細票22がエンボス部18に達する。ところ
で、伝票21は約140mmの長さを有しており、第
1行目の印字位置は先端より約50mmである。従つ
てカツタ28のカツト位置と印字部30との距離
35mmを足して85mmのフイードをスプロケツト2
5、搬送ベルト63,63を駆動して行う。巻取
軸39の駆動モータ43はダンサローラ44のゆ
るみを検知して全てローカルに駆動される。すな
わち、検知器45が明になればいつでも暗になる
までモータ43が駆動されるようになつている。
このため、もし、控ジヤーナル23が途中で切断
されたりすればいつまでたつてもダンサローラ4
4を右の方向に引張れないので、タイマー監視す
ればジヤーナル切れを検出できる。フイード終了
時明細票22はローラ58,58により挾持され
ている。この状態でスプロケツト25、ベルト6
3,63を停止してパルスモータでロツクした状
態にしてローラ58,58のみを駆動すると控ジ
ヤーナル23と次の明細票22は現在の位置に残
つたま、1枚の明細票22のみを放出することに
なる。このとき、第7図でのローラ67,68の
ピンチ力が強力すぎると明細票22が破られる事
になるので適当なピンチ力に調整することが必要
である。また、ベルト63,63の表面の摩擦係
数が高いとやはり引張り出すとき、インプリント
ローラ61、ローラ67,68での抵抗が強くな
り、取引票22に傷をつけたり感圧力以上になる
と、引張り跡がついてしまう。ベルト63,63
の表面をナイロン帆布でおおうと良好なすべりが
得られる。
つぎに、準備完了したのちの実際の取引でのフ
ローについて述べる。伝票は第1印字位置にセツ
トされて準備されているので、カード10を受け
入れてエンボスステーシヨン18で停止させる。
「つぎに、取引情報を続けて約7行印字するこ
とにより伝票21は52mmフイードされ、印字部3
0から伝票の後端まで38mm残る。したがつて、印
字部30とカツタ28との間は35mmであるため、
さらに、3mm送れば次の伝票とのカツトポジシヨ
ンとなりここでカツトする。カツト後63mm送ると
伝票21のエンボスエリアが停止しているカード
10のエンボスエリア69と合致するので、ここ
で伝票21のフイードを停止させ第7図に一点鎖
線で示す左ポジシヨンに待機しているインプリン
トローラ61のモータ70を左回転させチエーン
71を介して右へ振る。これにより、インプリン
トローラ61は第7図のようにカムプレート72
に沿つてしだいに下降しエンボスエリアでは強く
カード10に伝票21を押し付けて加圧転写し右
方の逃げ部で上方へ逃げる。ここで右方のイニシ
ヤルポジシヨンセル73をアーム74が遮ぎり停
止する。これにより、伝票21へのすべての処理
が完了しカード10をシヤツタの手前まで帰して
停止させる。しかるのち、イニシヤルポジシヨン
にもどすためスプロケツト25、ベルト63,6
3を駆動して伝票21を22mmフイードにする。そ
の後ローラ58,58,142,143のみをフ
イードして明細票22のみを方向変換部Hへ引張
り出す。この取引時に伝票21のフイードによつ
てダンサーローラ44が左へ動いてたるみを生じ
るのでこのたるみをとるようにモータ43が作動
して巻取軸39に控ジヤーナル23を巻き取る。
一方、方向変換部Hに侵入した取引明細票22は
最初のオートセツト時や合計印字あるいはエラー
により取引が不成立などの放出の不必要な場合は
逆転して右方へ搬送ベルト78,78が走行され
伝票回収箱79に回収される。一方、正規に成立
して顧客へ明細票22を放出する場合は搬送ベル
ト78,78が正転して左方へ搬送しゲート80
にガイドされてスイツチバツク部81へ送られ
る。マグネツト82を作動させればそのままスイ
ツチバツク部81に入らずに伝票取出口5から顧
客へ放出されるが、カード10の挿入方向とエン
ボス方向より伝票21へのインプリント時の方向
が決まり、このためスイツチバツクしないと明細
票22が裏がえしで顧客へ放出されることにな
る。このスイツチバツク部81は2本掛けのベル
ト78,78とそのベルト78,78と接するピ
ンチローラ85および対向側にはベルト78,7
8の真中の位置に配置された一本の幅広ベルト8
6とこれに接するピンチローラ87および明細票
22の侵入検知器88よりなる明細票22がスイ
ツチバツク部81へ侵入してくるとベルト78,
78は下方へ回転しており従つてピンチローラ8
5も下方へドライブするようにまわつている。一
方、ピンチローラ87は回転せずに止つている。
明細票22の先端が検知器88を遮ぎると、一度
搬送路を停止させる。このとき、明細票22の後
端はローラ85,85とベルト78,78につか
まれている。この状態でマグネツト89,90を
ONすると、ローラ85,85はベルト86より
さらに左へ引き込まれローラ87が明細票22を
ベルト86に押しつけてクランプする。この状態
で再びベルト86を同方向へ駆動すると、明細票
22は元の搬送路の延長のベルト78,78,9
1,91によつてサンドイツチされて放出方向へ
向かう。このときの明細票22は表裏がすでに逆
転して表が上面となつている。
明細票22の先端が検出器92に達したときシ
ヤツタ93をマグネツト94を動作して閉じると
ともにクラツチ96を入れてカード10を放出方
向へ駆動するとともにシヤツタ93をマグネツト
94を励磁して開放させる。カード10の後端が
磁気ヘツド12と挿入検知11との間にある位置
でカード10を停止させるためにクラツチ95を
切り、明細票22は後端がローラベルトにクラン
プされて検出器92を暗にした位置でとめる。カ
ード10については挿入時に磁気信号を得られな
いものはピンチローラの外側まで完全に放出して
しまつたが取引成立後の返却ではカード10が挿
入検知用フオトインタラプタ11をさえぎつて暗
にした状態でとめておく。これは放出と同時に30
秒の取り忘れタイマーをセツトしてこの時間内に
もし利用客がカード10をとらなければ装置内に
自動回収するためである。即ち、無人運用などで
何らかの都合で顧客が取引の成立をまたずに立ち
去つてしまつたときに係員が不在であるのでタイ
ムアウト後そのまま放置すれば次の利用客により
これが盗まれる危険性がありどうしても銀行とし
て保管する必要があるからである。一方、磁気信
号が得られず返却する場合はこれは正当な銀行の
利用者と言えずまして返却したものを取らないと
言うことこれがカード10ではなく紙や異物など
がいたずらで挿入されたと考えた方が良い。この
ため、取り忘れタイマーがセツトされないように
カード10を挿入検知用フオトインタラプタ11
を通過させておくことになる。カード10および
明細票22の抜きとりを検知器11,92で見て
これが明になつたらシヤツタ93を閉にしてイン
シヤルにもどる。もし、タイマである30秒以内に
カード10明細票22が抜きとらなければモータ
96を逆転してゲート80をマグネツト82を励
磁してあけカード10は回収庫97へ明細票22
は回収庫79へと回収する。この明細票22の回
収搬送途中でスイツチバツク部81を通さないの
は故障率を下げるためと、通常の方向変換部77
からの回収では明細票22は裏がえしになつてお
り一度放出したものはストレートに回収するので
表になつて回収箱79に入るのでその見分けが容
易なための両方である。
つぎに、伝票ユニツトの下方に近接して設けら
れた支払機について説明する。まず、取込みロー
ラ101,102により万円金庫103、千円金
庫104からそれぞれ取り込まれた紙幣A,Bは
カウンタ105,106でカウントされたのち重
ね取り検知器107で鑑別されて検知器108に
券の先端がきたとき正しい券であればゲート10
9をマグネツト110により左方へたおして羽根
車111の中へガイドしてアーム112により次
第に羽根車の111より押し出して逆転している
ベルト113上に集積する。この集積券がストツ
プされて上方へ集積されるのはアーム112が下
面ベルト113と入れ子になつているためであ
る。不正と判断された券はゲート109が右方へ
たおれて第2ゲート114に導かれてリジエクト
庫115に集積する。正券はカウンタ116aで
カウントされ、不正券は116bでカウントされ
て計数の突合がとられる。今明細票22を出金支
払紙幣AあるいはBを一緒に放出する場合は第3
図のスイツチバツク部81でピンチローラ85,
85と搬送ベルト78,78で先端が検知器88
を暗にした状態で一度停止させてホールドしてお
く。この状態で万円、千円のそれぞれの取り込み
支払集積を終了させスタツクベルト113上に支
払いすべき紙幣を集積してベルトの搬送を一度停
止させる。羽根車111の回転も出金搬送路の回
転が停止するととまることになる。この状態で伝
票21の搬送ベルト78,78と同じ方向にドラ
イブすると、明細票22は停止中の羽根車111
の中へ落下してくる。落下して所定時間経過後出
金搬送路をわずかの時間駆動すると明細票22は
支払紙幣の上へ表を上にして集積する。このあ
と、出金搬送路を一度停止してアーム112をマ
グネツトで励磁して下降させアーム112の先端
についているローラ120でベルト118との間
で紙幣AあるいはBと明細票22をクランプす
る。上部搬送モータ121の回転方向を逆転させ
ると、紙幣は顧客へ向かつて放出される。この紙
幣の先端が検知器122を暗にしたとき図示しな
いシヤツタをマグネツト125を励磁して開放し
て後端が検知器126を明にした所で放出搬送を
とめる。この支払いの場合もやはり、取り忘れタ
イマーがセツトされており30秒以内に顧客が紙幣
を取り去り検出器122を明にしないとまず図示
しないマグネツトをOFFにしてアーム112を
上方のイニシヤル位置におこす。この状態でモー
タ121を逆転させて回収し検出器122が明で
シヤツタ124を閉じる。一度券をアーム112
にぶつけてそのまま逆転ドライブを続行すると荷
くずれしていた券が整位される。この整位が終了
したところで再び図示しないマグネツトでアーム
112を回動すると先端ローラ120が券を逆転
ベルトに押えつけ、かつ、ベルトと入れ子になつ
ている。アーム112のストツパ機能がなくなる
ので、たばのまま通常の搬送路を通つてからリジ
エクト側にゆく。ここで、リジエクト計数・検知
器116bにより第2ゲート114をマグネツト
127で駆動してオープンさせ、回収箱128へ
と券をドライブさせる。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように、伝票セツト時に
分離体により分離された控票と取引票とを再び重
合させて巻取軸に巻取り、かつこの巻取軸によつ
て巻取つた後取引伝票を切断して取引票搬送部に
より搬送するから、伝票を人間の手で印字装置お
よびエンボス部を通過させることがなく自動的に
通過することが可能となり作業性が優れている。
さらに、巻取軸と、この巻取軸に圧接され伝票
又は控票を巻取軸に押圧するとともに伝票又は控
票の巻取量に応じて退避する押圧部材とを備える
から、伝票の先端部を人間の手で巻取軸に固定す
る必要がなく、自動的に巻付けることができ、巻
付け作業性が著しく向上するという効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は現金預出金機を示す斜視図、第2図はその側断
面図、第3図は伝票発行機を示す側断面図、第4
図はその正面図、第5図はエンボスローラおよび
磁気カードを示す縦断正面図、第6図は分離部の
ローラを示す縦断正面図、第7図は伝票を搬送す
る搬送ベルトを示す側面図、第8図はその斜視
図、第9図は磁気カードを示す斜視図、第10図
はつづら折り状態の伝票を示す斜視図、第11図
は伝票搬送路の一部を拡大して示す正面図であ
る。 23……ウエブ、39……巻取軸、50a,5
0b,50c……押圧部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重合された控票および取引票からなる伝票の
    うち控票を保管し、取引票を取出口へ搬送し利用
    者へ排出する伝票発行装置において、伝票を収納
    する伝票収納部と、この伝票収納部より伝票を搬
    送する搬送路と、この搬送路の入口に設けられ前
    記伝票の控票と取引票との間に介在して伝票を控
    票と取引票とに分離する楔形の分離体と、この分
    離体によつて分離された取引票を切断する切断装
    置と、この切断装置を通過した取引票と上記控票
    とを再度重合した状態で導入しかつ印字を行う印
    字装置と、上記取引票と上記控票にカードのエン
    ボス情報を転写するエンボス部と、上記印字装置
    及びエンボス部を通過した取引票と控票を再度分
    離する分離ゲートと、伝票又は上記分離ゲートに
    より分離された控票を巻き取る巻取軸と、この分
    離ゲートを駆動して重合状態の伝票又は上記控票
    を巻取軸側へ案内させる駆動手段と、上記巻取軸
    に圧接され前記伝票又は控票を巻取軸に押圧する
    とともに伝票又は控票の巻取量に応じて退避する
    押圧部材と、上記分離ゲートにより分離された取
    引票を取出口へと搬送する取引票搬送路とを有
    し、伝票セツト時に伝票を定常稼動時には控票を
    上記駆動手段により上記巻取軸に案内させて巻取
    り、かつこの巻取軸によつて伝票の所定量を巻取
    つた後上記切断装置の稼動を開始するとともに定
    常稼動を開始することを特徴とする伝票発行装
    置。
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JPS5811448A JPS5811448A (ja) 1983-01-22
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JPS4810414B1 (ja) * 1968-07-20 1973-04-03
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