JPH0372435B2 - - Google Patents

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JPH0372435B2
JPH0372435B2 JP57204606A JP20460682A JPH0372435B2 JP H0372435 B2 JPH0372435 B2 JP H0372435B2 JP 57204606 A JP57204606 A JP 57204606A JP 20460682 A JP20460682 A JP 20460682A JP H0372435 B2 JPH0372435 B2 JP H0372435B2
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JP
Japan
Prior art keywords
upper mirror
guide rail
station
bolt
nut
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57204606A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5997849A (ja
Inventor
Kenji Okada
Masahiro Yamauchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPS5997849A publication Critical patent/JPS5997849A/ja
Publication of JPH0372435B2 publication Critical patent/JPH0372435B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は放射能汚染のあるボルトの清掃及び
ナツトの着脱を自動的に行うことのできる装置に
関する。
原子炉圧力容器は、圧力容器本体と、この圧力
容器本体に載置した密閉頭部である上鏡とを植込
みボルト(以下単に「ボルト」と称する)により
接続し、圧力容器本体を密閉するよう構成してあ
る。
第1図はボルトによる接続状態の詳細を示しボ
ルト13は本体32のフランジ32aに形成した
雌ネジ部32a′と螺合するネジ部13aにより圧
力容器本体32と接続して、その上面より突出
し、他方上鏡1のフランジ1aに形成されネジ部
13bの外径より径の大きい挿通孔1a′を挿通し
て他端のネジ部13bがフランジ1a外に突出し
ている。このネジ部13bに対しナツト15を螺
合し、その締付力によりボルト13で上鏡1と本
体32を強固に接続している。このボルト13は
上鏡1および本体32の円周方向に、殆んどナツ
ト15が接触する程度近接させ、多数(数十本)
配置してある。このためナツト15は通常円筒形
をしており、上端部に形成した溝15aにより回
転するよう構成してある。なお符号35はワツシ
ヤを示す。
原子炉はその安全性を確認するため、年1回程
度、圧力容器の上鏡1を取り外し内部の点検を行
うが、この場合は前記数十本のボルトに取り付け
たナツト15をすべて取り去らねばならない。こ
の場合、ナツトを取り去るに当つて、先ずボルト
13のネジ部13bに発生した錆を取り除いて清
掃し、しかる後にナツト15を取り外すことにな
る。従来はこのナツトの清掃は作業員がブラシを
用いて手作業により行つており、高放射能領域た
る圧力容器設置部におけるこれらの作業は人体に
対して非常に危険であつた。またさらに使用する
ボルトは直径約150mm、長さ約1800mm、重さ約50
Kgという大型のものでありこれに対応してナツト
も相当の重量物となり、作業性を悪化させる原因
となつている。
この発明の目的は上述の問題点に鑑み構成した
ものであり、圧力容器に取り付けたボルトの清掃
及びこのボルトに螺合させたナツトの脱着を自動
的に行うことのできる装置を提供することにあ
る。
要するにこの発明は、原子炉圧力容器上鏡開閉
用のナツトの自動脱着装置において、原子炉圧力
容器の上鏡フランジボルトに沿う環状のガイドレ
ールであつて上鏡に固定する支持脚を有するガイ
ドレールと、前記ガイドレール上に配置されたガ
イドレール上を独立に移動できる駆動装置を有す
るステーシヨンと、前記ステーシヨンに設けられ
ガイドレールの直径方向及び上下方向に移動させ
る駆動装置を有するアームと、前記の各アームに
設けられたボルト清掃装置、芯ずれ検出器及びナ
ツト脱着装置と、前記装置を制御する遠隔自動制
御装置を有することを特徴とするナツトの自動脱
着装置である。
以下この発明の実施例につき図面を用いて説明
する。
第2図及び第3図において、2は支持脚、4は
この支持脚2により支持された平面環状のガイド
レールであり、この両者によつて装置本体を構成
すると共に同本体はこの支持脚2により圧力容器
の上鏡1に形成した固定部に対してボルト等によ
り固定される。6はこのガイドレール4に対して
複数個(図示の場合は4個)取り付けたステーシ
ヨンであり、後述する芯出しに対応してガイドレ
ール4に沿つて上鏡1の円周方向に移動可能なよ
う構成してある。3はステーシヨン6の円周方向
への移動を行う駆動装置である。また各ステーシ
ヨン6は別の駆動装置5により上鏡1の直径方向
への移動も可能となる。
第4図はステーシヨン6の詳細を示す。図中符
号11a,11b,11cは昇降装置7によつて
昇降するアームであり、符号9はアーム11aに
取り付けたボルト清掃装置、10はアーム11c
に取り付けたナツト脱着装置である。8はアーム
11bに取り付けた位置決め装置である。
第5図及び第6図はこの位置決め装置の詳細を
示す。筒状の装置本体の側壁に対しては、例えば
差動トランスから成る芯ずれ検知器14が二基取
り付けてある。この検知器14はその各々の接触
棒14aの軸心がボルト13の中心軸に向うよう
配置し、かつ両検知器の接触棒の軸心はほぼ直交
するよう配置すると効果的である。12aはステ
ーシヨン6の移動を制御する遠隔操作盤12内に
配置した2軸加減算ユニツトである。
以上の構成の装置の作動につき説明する。
先ず、装置自体をクレーン等により上鏡1に運
搬し、支持脚2により同装置を上鏡1に取り付け
る。次に各ステーシヨン6をガイドレール4に沿
つて移動させて所定の位置に配置させ、しかる後
に位置決め装置を下降させてボルト13の一部を
この位置決め装置内に配置させ、前記芯ずれ検知
器14による信号により芯出しを行う。芯出しが
完了したならば、ボルト清掃装置9を作動させて
ボルト13の清掃を行い、続いて図示しないナツ
ト回動装置を有するナツト脱着装置10を作動さ
せてナツト15を取り去る。
第7図は上述した装置の他の実施例を示す。こ
の実施例の場合には装置本体の上部に作業用足場
16を取り付け、さらにこの足場から支持部材1
9を介してナツト置き台18を吊り下げ、前記の
方法で取り外したナツト15をこの置き台18に
載置し、全てのナツトの取り外し作業が完了した
時点でこの置き台ごとナツトを所定の場所に運搬
するよう構成したものである。
なお芯ずれ検知器は前述の如き接触棒を用いた
接触型の外、超音波、磁力、光等を用いた非接触
型であつてもよく、場合によつてはテレビカメラ
等により芯ずれを検知してもよい。
この発明の実施による効果を、発明の構成要素
の機能ごとに述べると以下の通りである。
(イ) この装置は支持脚により上鏡に固定されてい
る。従つて他の部材の取り付けスペースを要せ
ず、上鏡に取り付けたときはこれと共に運搬し
保管することができる。更に他の運搬手段によ
る装置などをフランジに取り付ける場合に比
べ、ボルトの損傷を考慮する必要がなく、短時
間で取り付けが可能であり、かつボルト、フラ
ンジを損傷することがない。
(ロ) この装置はステーシヨンがガイドレール上を
自力で移動することになつており、所定位置に
正確かつ速やかに移動できる。芯ずれ検出器に
よる検出結果により微妙な位置修正が可能であ
る。各ステーシヨンを独立に移動できるので、
このガイドレール上で時間の掛かる作業をして
いる他のステーシヨンとは無関係に作業がで
き、ボルトの汚れ状況により各ステーシヨンが
分担するボルト本数を調整して作業を進めるこ
とができる。
上鏡フランジの中心から支柱を設け先端にス
テーシヨンを設け、支柱を回転することにより
ステーシヨンを回転する方法でないため、支柱
の重量の負担、慣性の問題もなく制御精度を高
いものとすることができる。なお支柱方式を採
用すると、支柱重量、支柱の撓み、駆動機構の
重量に問題を生じ特にステーシヨンの移動精度
が悪くなる。
(ハ) ボルト清掃装置、ボルト脱着装置、位置決め
装置は、ガイドレールの直径方向及びガイドレ
ール面に垂直な上下方向に変位するアームを有
する方式のため直径方向、上下方向、位置決め
調整が可能であり、アームに取り付けられた装
置の「振れ」がなくボルトへのセツトが早く、
芯出しが早い。
(ニ) ボルトには錆等の放射能を含む付着物が付着
しており、ナツト脱着により付着物が落ちると
後の処理が大変である。ボルト清掃装置は吸引
しながら付着物を除去し、その後にナツトを脱
着するため付着物による被爆もなく、付着物の
後処理の問題もない。
(ホ) このナツトの自動脱着装置は遠隔自動操作の
ため作業者の人員数も少なく、作業員の被爆の
心配もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は植込みボルトの側面図、第2図はこの
発明に係る装置の平面図、第3図は第2図に示す
装置の側面図、第4図はステーシヨンの側面図、
第5図は芯ずれ検知器の断面図、第6図は芯ずれ
検知器の縦断面図、第7図は別の実施例を示す本
願装置の側面図である。 1……上鏡、4……ガイドレール、6……ステ
ーシヨン、8……芯ずれ検知器、9……ボルト清
掃装置、10……ナツト脱着装置、11a,11
b,11c……アーム、13……植込みボルト、
15……ナツト、16……作業台、18……ナツ
ト置き台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 原子炉圧力容器上鏡開閉用のナツトの自動脱
    着装置において、原子炉圧力容器の上鏡フランジ
    ボルトに沿う環状のガイドレールであつて上鏡に
    固定する支持脚を有するガイドレールと、前記ガ
    イドレール上に配置されガイドレール上を独立に
    移動できる駆動装置を有するステーシヨンと、前
    記ステーシヨンに設けられガイドレールの直径方
    向及び上下方向に移動させる駆動装置を有するア
    ームと、前記の各アームに設けられたボルト清掃
    装置、芯ずれ検出器及びナツト脱着装置と、前記
    装置を制御する遠隔自動制御装置を有することを
    特徴とするナツトの自動脱着装置。
JP57204606A 1982-11-24 1982-11-24 ナットの自動脱着装置 Granted JPS5997849A (ja)

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JP57204606A JPS5997849A (ja) 1982-11-24 1982-11-24 ナットの自動脱着装置

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JP57204606A JPS5997849A (ja) 1982-11-24 1982-11-24 ナットの自動脱着装置

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JPS5997849A JPS5997849A (ja) 1984-06-05
JPH0372435B2 true JPH0372435B2 (ja) 1991-11-18

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