JPH0371567B2 - - Google Patents
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- JPH0371567B2 JPH0371567B2 JP59042491A JP4249184A JPH0371567B2 JP H0371567 B2 JPH0371567 B2 JP H0371567B2 JP 59042491 A JP59042491 A JP 59042491A JP 4249184 A JP4249184 A JP 4249184A JP H0371567 B2 JPH0371567 B2 JP H0371567B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- synthetic resin
- inner shaft
- outer shaft
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 34
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 34
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C3/00—Shafts; Axles; Cranks; Eccentrics
- F16C3/02—Shafts; Axles
- F16C3/03—Shafts; Axles telescopic
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/20—Land vehicles
- F16C2326/24—Steering systems, e.g. steering rods or columns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の対象〕
本発明は、アウタシヤフト内にインナシヤフト
が摺動自在に配設されて成る伸縮自在シヤフトに
関し、殊に、両シヤフト間のガタ無くした伸縮自
在シヤフトに係る。
が摺動自在に配設されて成る伸縮自在シヤフトに
関し、殊に、両シヤフト間のガタ無くした伸縮自
在シヤフトに係る。
本発明による伸縮自在シヤフトは、車両、特に
自動車のテレスコピツクステアリングコラムのメ
インシヤフトに適する。
自動車のテレスコピツクステアリングコラムのメ
インシヤフトに適する。
〔従来技術〕
従来この種のガタ除去機構を備えた伸縮自在シ
ヤフトとしては、米国特許第3318170号のものが
ある。第５図に図示するように、この従来装置で
は、断面角状の中空アウタシヤフト３１、該アウ
タシヤフト３１に摺動自在に介挿された角状のイ
ンナシヤフト３２、及びアウタシヤフト３１上に
設けられてアウタシヤフト３１とインナシヤフト
３２との間のガタ除去するガタ除去機構３４とか
ら成る。そして、角面を介して両シヤフト３１，
３２は一体回転可能とされている。ガタ除去機構
３４は、アウタシヤフト３１に穴２７，２９を前
後各一対に穿設し、この穴２７，２９に案内部材
たるボール２８，３０を配設するとともに、アウ
タシヤフト３１の外周面に介挿した一対のリング
部材３６，３８の傾斜面４０，４２をボール２
８，３０に当接させ、且つ両リング部材３６，３
８間にスプリング４４を配置してボール２８，３
０をインナシヤフト３２側に付勢するようになつ
ている。
ヤフトとしては、米国特許第3318170号のものが
ある。第５図に図示するように、この従来装置で
は、断面角状の中空アウタシヤフト３１、該アウ
タシヤフト３１に摺動自在に介挿された角状のイ
ンナシヤフト３２、及びアウタシヤフト３１上に
設けられてアウタシヤフト３１とインナシヤフト
３２との間のガタ除去するガタ除去機構３４とか
ら成る。そして、角面を介して両シヤフト３１，
３２は一体回転可能とされている。ガタ除去機構
３４は、アウタシヤフト３１に穴２７，２９を前
後各一対に穿設し、この穴２７，２９に案内部材
たるボール２８，３０を配設するとともに、アウ
タシヤフト３１の外周面に介挿した一対のリング
部材３６，３８の傾斜面４０，４２をボール２
８，３０に当接させ、且つ両リング部材３６，３
８間にスプリング４４を配置してボール２８，３
０をインナシヤフト３２側に付勢するようになつ
ている。
従つて、各リング部材３６，３８は、スプリン
グ４４の付勢力より、アウタシヤフト３１上を移
動し、これにより、各リング部材３６，３８の傾
斜面４０，４２とインナシヤフト３２の外周面の
間に間隙なくボール２８，３０は弾接的に位置す
る。よつて、アウタシヤフト３１上に設けられた
前後一対のボール２８，３０により両持ちされ、
インナシヤフト３２はアウタシヤフト３１に対し
ガタ付くことなく抜差し或いは保持されることと
なる。
グ４４の付勢力より、アウタシヤフト３１上を移
動し、これにより、各リング部材３６，３８の傾
斜面４０，４２とインナシヤフト３２の外周面の
間に間隙なくボール２８，３０は弾接的に位置す
る。よつて、アウタシヤフト３１上に設けられた
前後一対のボール２８，３０により両持ちされ、
インナシヤフト３２はアウタシヤフト３１に対し
ガタ付くことなく抜差し或いは保持されることと
なる。
しかしながら、ガタ除去機構３４はアウタシヤ
フト３１上に設けられていた。従つて、組付は、
先ずアウタシヤフト３１にインナシヤフト３２を
介挿し、穴２７，２９の何れか一方、例えば各２
７にボール２８を配設した後、予めアウタシヤフ
ト３１に嵌合しておいた両リング部材３６，３８
とスプリング４４をスプリング４４の付勢力に抗
して穴２７側へ寄せ、穴２９にボール２８を配置
することとなる。よつて、組付が非常に困難にな
るという問題があつた。
フト３１上に設けられていた。従つて、組付は、
先ずアウタシヤフト３１にインナシヤフト３２を
介挿し、穴２７，２９の何れか一方、例えば各２
７にボール２８を配設した後、予めアウタシヤフ
ト３１に嵌合しておいた両リング部材３６，３８
とスプリング４４をスプリング４４の付勢力に抗
して穴２７側へ寄せ、穴２９にボール２８を配置
することとなる。よつて、組付が非常に困難にな
るという問題があつた。
そこで本発明は、簡単なガタ除去機構によりア
ウタシヤフトとインナシヤフトの間のガタを除去
することを、その技術的課題とする。
ウタシヤフトとインナシヤフトの間のガタを除去
することを、その技術的課題とする。
上記課題を解決するために本発明では次の技術
的手段を講じた。即ち、インナシヤフトはアウタ
シヤフト内に所定の隙間をもつて配設され、該隙
間に合成樹脂を充填して前記インナシヤフトと前
記アウタシヤフトを型として合成樹脂層を形成
し、該合成樹脂層が前記インナシヤフトに固設さ
れると共に型収縮により前記アウタシヤフトとの
間にクリアランスが形成されたことにある。
的手段を講じた。即ち、インナシヤフトはアウタ
シヤフト内に所定の隙間をもつて配設され、該隙
間に合成樹脂を充填して前記インナシヤフトと前
記アウタシヤフトを型として合成樹脂層を形成
し、該合成樹脂層が前記インナシヤフトに固設さ
れると共に型収縮により前記アウタシヤフトとの
間にクリアランスが形成されたことにある。
上記手段によれば、両シヤフトの何れか一方に
固設された合成樹脂層は、アウタシヤフトとイン
ナシヤフトを型として充填成形されたから、合成
樹脂層と他方のシヤフトの間での間隙が極めて微
小とされる。よつて、両シヤフトの間のガタが防
止されることとなる。
固設された合成樹脂層は、アウタシヤフトとイン
ナシヤフトを型として充填成形されたから、合成
樹脂層と他方のシヤフトの間での間隙が極めて微
小とされる。よつて、両シヤフトの間のガタが防
止されることとなる。
しかも、本発明によれば、両シヤフトの全体で
ガタがなくされるので、特に、シヤフトの曲げ方
向に関するガタ付き防止に極めて有効となる。
ガタがなくされるので、特に、シヤフトの曲げ方
向に関するガタ付き防止に極めて有効となる。
又、両シヤフト間に合成樹脂を充填するだけ
で、ガタ防止が為されるので、従来技術に比し
て、極めて安価な伸縮自在シヤフトとなる。
で、ガタ防止が為されるので、従来技術に比し
て、極めて安価な伸縮自在シヤフトとなる。
更に、アウタシヤフトとインナシヤフトを型と
して合成樹脂層を形成しているので、両シヤフト
の寸法誤差を完全に吸収することができ、寸法誤
差により発生するガタのない伸縮自在シヤフトと
することができる。又、合成樹脂層はインナシヤ
フトに固設され且つアウタシヤフトとの間に合成
樹脂層の型収縮によりクリアランスが形成される
ため、合成樹脂をインナシヤフトに確実且つ強固
に固着させることができると共にシヤフトへの安
定した高精度のクリアランスとするとができ、こ
のクリアランスにより摺動のスキを確保すること
となるので、摺動抵抗の安定した伸縮自在シヤフ
トとすることができる。更に、インナシヤフトと
アウタシヤフトとの間の隙間やインナシヤフトに
形成されたキー機構若しくはスプライン機構の溝
又は突起の数及び幅を変化させることにより、合
成樹脂の型収縮量つまりクリアランスを調整で
き、ひいては摺動抵抗を任意に設定することがで
きる。
して合成樹脂層を形成しているので、両シヤフト
の寸法誤差を完全に吸収することができ、寸法誤
差により発生するガタのない伸縮自在シヤフトと
することができる。又、合成樹脂層はインナシヤ
フトに固設され且つアウタシヤフトとの間に合成
樹脂層の型収縮によりクリアランスが形成される
ため、合成樹脂をインナシヤフトに確実且つ強固
に固着させることができると共にシヤフトへの安
定した高精度のクリアランスとするとができ、こ
のクリアランスにより摺動のスキを確保すること
となるので、摺動抵抗の安定した伸縮自在シヤフ
トとすることができる。更に、インナシヤフトと
アウタシヤフトとの間の隙間やインナシヤフトに
形成されたキー機構若しくはスプライン機構の溝
又は突起の数及び幅を変化させることにより、合
成樹脂の型収縮量つまりクリアランスを調整で
き、ひいては摺動抵抗を任意に設定することがで
きる。
次に図面に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。
る。
第１図に図示したように、伸縮自在シヤフト２
０は、アウタシヤフト２０は、アウタシヤフト２
２とインナシヤフト２１とから成る。アウタシヤ
フト２２は円筒状で、その内周面内に円柱状のイ
ンナヤフト２１が所定のクリアランスをもつて摺
動自在に介挿されている。アウタシヤフト２１の
内周面には、その軸方向に一対のキー溝２２ａ，
２２ｂが形成されている。
０は、アウタシヤフト２０は、アウタシヤフト２
２とインナシヤフト２１とから成る。アウタシヤ
フト２２は円筒状で、その内周面内に円柱状のイ
ンナヤフト２１が所定のクリアランスをもつて摺
動自在に介挿されている。アウタシヤフト２１の
内周面には、その軸方向に一対のキー溝２２ａ，
２２ｂが形成されている。
一方、インナシヤフト２１の外周面には、一対
の係合穴１４ａ，１４ｂが形成されている。各係
合穴１４ａ，１４ｂには、夫々、キー片２４，２
５が係止されるとともに、各キー片２４，２５は
アウタシヤフト２２のキー溝１４ａ，１４ｂに夫
夫係合されている。よつて、両シヤフト２１，２
２は一体回転可能とされると共に、軸方向に相対
移動可能とされている。
の係合穴１４ａ，１４ｂが形成されている。各係
合穴１４ａ，１４ｂには、夫々、キー片２４，２
５が係止されるとともに、各キー片２４，２５は
アウタシヤフト２２のキー溝１４ａ，１４ｂに夫
夫係合されている。よつて、両シヤフト２１，２
２は一体回転可能とされると共に、軸方向に相対
移動可能とされている。
インナシヤフト２１の外周面には、エポキシ系
合成樹脂製の合成樹脂層２３が設けられている。
この合成樹脂層２３は、アウタシヤフト２２にイ
ンナシヤフト２１が介挿された状態で、アウタシ
ヤフト２２の内周面とインナシヤフト２１の外周
面との間に合成樹脂を充填し、この合成樹脂を硬
化させることより形成される。この硬化時に合成
樹脂は収縮されるから、合成樹脂層２３はアウタ
シヤフト２２の内周面から離間される。尚、アウ
タシヤフト２２の内周面に離型剤を塗布しておい
ても良い。一方、インナシヤフト２１の外周面に
は３個所に亘つて環状溝２１ａ，２１ｂ，２１ｃ
が形成されている。この環状溝２１ａ，２１ｂ，
２１ｃと合成樹脂層２３は係合するから、合成樹
脂層２３はインナシヤフト２１に一体とされると
共にインナシヤフト２１に確実に固定される。し
かも、合成樹脂層２３は、アウタシヤフト２２の
キー溝２２ａ，２２ｂにも充填された状態で成形
されるから、係合突条部２３ａ，２３ａを有す
る。尚、逆に、合成樹脂層２３をアウタシヤフト
２２と一体とさせても良い。
合成樹脂製の合成樹脂層２３が設けられている。
この合成樹脂層２３は、アウタシヤフト２２にイ
ンナシヤフト２１が介挿された状態で、アウタシ
ヤフト２２の内周面とインナシヤフト２１の外周
面との間に合成樹脂を充填し、この合成樹脂を硬
化させることより形成される。この硬化時に合成
樹脂は収縮されるから、合成樹脂層２３はアウタ
シヤフト２２の内周面から離間される。尚、アウ
タシヤフト２２の内周面に離型剤を塗布しておい
ても良い。一方、インナシヤフト２１の外周面に
は３個所に亘つて環状溝２１ａ，２１ｂ，２１ｃ
が形成されている。この環状溝２１ａ，２１ｂ，
２１ｃと合成樹脂層２３は係合するから、合成樹
脂層２３はインナシヤフト２１に一体とされると
共にインナシヤフト２１に確実に固定される。し
かも、合成樹脂層２３は、アウタシヤフト２２の
キー溝２２ａ，２２ｂにも充填された状態で成形
されるから、係合突条部２３ａ，２３ａを有す
る。尚、逆に、合成樹脂層２３をアウタシヤフト
２２と一体とさせても良い。
インナシヤフト２１の両端軸心には、夫々、穴
２１ｄ，２１ｅが形成され、合成樹脂層２３の形
成時インナシヤフト２１を支持しうるようにされ
ている。又、インナシヤフト２１の外周には、環
状段部１６、セレーシヨン部１７、及びネジ部１
８が形成されている。これにより、図示しないス
テアリングハンドルをセレーシヨン部１７に係止
すると共に、ネジ部１８に螺合されるナツト（図
示せず）と段部１６とでステアリングハンドルを
挾持し得るようにされている。更に、インナシヤ
フト２１の外周には環状の突条１６ａが設けられ
ている。環状の突条１６ａにより、段部１６の外
周に圧入されるベアリング（図示せず）が保持さ
れる。
２１ｄ，２１ｅが形成され、合成樹脂層２３の形
成時インナシヤフト２１を支持しうるようにされ
ている。又、インナシヤフト２１の外周には、環
状段部１６、セレーシヨン部１７、及びネジ部１
８が形成されている。これにより、図示しないス
テアリングハンドルをセレーシヨン部１７に係止
すると共に、ネジ部１８に螺合されるナツト（図
示せず）と段部１６とでステアリングハンドルを
挾持し得るようにされている。更に、インナシヤ
フト２１の外周には環状の突条１６ａが設けられ
ている。環状の突条１６ａにより、段部１６の外
周に圧入されるベアリング（図示せず）が保持さ
れる。
一方、アウタシヤフト２２にも、セレーシヨン
部１９、ネジ部１５、及び環状の突条１９ａが形
成され、図示しないステアリングギアボツクスに
取付可能とされている。
部１９、ネジ部１５、及び環状の突条１９ａが形
成され、図示しないステアリングギアボツクスに
取付可能とされている。
尚、キー溝２２ａ，２２ｂ並びにキー片２４，
２５から成るキー機構に代えて、アウタシヤフト
２２の内周面とインナシヤフト２１の外周面との
間に軸方向に形成されたスプライン機構としても
良い。
２５から成るキー機構に代えて、アウタシヤフト
２２の内周面とインナシヤフト２１の外周面との
間に軸方向に形成されたスプライン機構としても
良い。
次に実施例の作用について説明する。インナシ
ヤフト２１の外周面には、両シヤフト２１，２２
の間で充填成形された合成樹脂層２３が固設され
ているから、アウタシヤフト２２の内周面とイン
ナシヤフト２１の外周面との間は、ガタ付かなく
なる。しかし、アウタシヤフト２２の内周面と合
成樹脂層２３の外周面との間は離間されているか
ら、アウタシヤフト２２とインナシヤフト２１は
相対的に移動可能であり、伸縮自在なことには変
わりがない。
ヤフト２１の外周面には、両シヤフト２１，２２
の間で充填成形された合成樹脂層２３が固設され
ているから、アウタシヤフト２２の内周面とイン
ナシヤフト２１の外周面との間は、ガタ付かなく
なる。しかし、アウタシヤフト２２の内周面と合
成樹脂層２３の外周面との間は離間されているか
ら、アウタシヤフト２２とインナシヤフト２１は
相対的に移動可能であり、伸縮自在なことには変
わりがない。
更に、インナシヤフト２１の外周面の合成樹脂
層２３により、インナシヤフト２１とアウタシヤ
フト２２との相対移動が円滑となる。又、合成樹
脂層２３がインナシヤフト２１の介挿部分全体に
亘つて形成されているから、伸縮自在シヤフト２
０がどのような長さに調節されたとしても、常
時、最大スパンにて再シヤフト２１，２２間のガ
タ防止される。よつて、両シヤフト２１，２２間
の曲げ方向でのガタが効率よく防止されることと
なる。
層２３により、インナシヤフト２１とアウタシヤ
フト２２との相対移動が円滑となる。又、合成樹
脂層２３がインナシヤフト２１の介挿部分全体に
亘つて形成されているから、伸縮自在シヤフト２
０がどのような長さに調節されたとしても、常
時、最大スパンにて再シヤフト２１，２２間のガ
タ防止される。よつて、両シヤフト２１，２２間
の曲げ方向でのガタが効率よく防止されることと
なる。
しかも、合成樹脂層２３は、キー溝２２ａ，２
２ｂと係合する突条部２３ａ，２３ａを有するか
ら、回転方向でのガタも確実に防止される。更
に、突条部２３ａ，２３ａ内には夫々キー片２
４，２５が内在されているから、たとえ、突条部
２３ａ，２３ａが破損したとしても、キー片２
４，２５を介して両シヤフト２１，２２間の一体
回転可能状態は維持される。
２ｂと係合する突条部２３ａ，２３ａを有するか
ら、回転方向でのガタも確実に防止される。更
に、突条部２３ａ，２３ａ内には夫々キー片２
４，２５が内在されているから、たとえ、突条部
２３ａ，２３ａが破損したとしても、キー片２
４，２５を介して両シヤフト２１，２２間の一体
回転可能状態は維持される。
第１図は本発明による一実施例の正面図、第２
図並びに第３図は第１図の−線並びに−
線に沿う断面を夫々示す断面図、第４図は合成樹
脂層２３が形成される以前の一実施例の分解斜視
図、及び第５図は従来装置を示す正面図である。 ２０…伸縮自在シヤフト、２１…インナシヤフ
ト、２２…アウタシヤフト、２２ａ，２２ｂ…キ
ー溝、２３…合成樹脂層、２４，２５…キー片。
図並びに第３図は第１図の−線並びに−
線に沿う断面を夫々示す断面図、第４図は合成樹
脂層２３が形成される以前の一実施例の分解斜視
図、及び第５図は従来装置を示す正面図である。 ２０…伸縮自在シヤフト、２１…インナシヤフ
ト、２２…アウタシヤフト、２２ａ，２２ｂ…キ
ー溝、２３…合成樹脂層、２４，２５…キー片。
Claims (1)
- １ アウタシヤフト内にインナシヤフトが摺動自
在に配設されると共に、前記両シヤフト間にキー
機構若しくはスプライン機構が配されて、前記両
シヤフトが、一体回転可能で、且つ、互いに相対
移動可能な伸縮自在シヤフトにおいて、前記イン
ナシヤフトは前記アウタシヤフト内に所定の隙間
をもつて配設され、該隙間に合成樹脂を充填して
前記インナシヤフトと前記アウタシヤフトを型と
して合成樹脂を形成し、該合成樹脂層が前記イン
ナシヤフトに固設されると共に型収縮により前記
アウタシヤフトとの間にクリアランスが形成され
てなる伸縮自在シヤフト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59042491A JPS60188613A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 伸縮自在シヤフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59042491A JPS60188613A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 伸縮自在シヤフト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60188613A JPS60188613A (ja) | 1985-09-26 |
| JPH0371567B2 true JPH0371567B2 (ja) | 1991-11-13 |
Family
ID=12637525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59042491A Granted JPS60188613A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | 伸縮自在シヤフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60188613A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2832934B2 (ja) * | 1987-08-22 | 1998-12-09 | アイシン精機株式会社 | 伸縮自在シヤフトの製造方法 |
| JPH01210608A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-24 | Aisin Seiki Co Ltd | スパイラル溝を有する伸縮自在シヤフト |
| JPH01220714A (ja) * | 1988-02-26 | 1989-09-04 | Matsui Seisakusho:Kk | 駆動軸 |
| JP2006142372A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Amada Co Ltd | パンチ金型 |
| JP2006142337A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Amada Co Ltd | パンチ金型 |
| JP5104001B2 (ja) * | 2006-12-14 | 2012-12-19 | 日本精工株式会社 | 車両ステアリング用伸縮軸 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5524290A (en) * | 1978-08-04 | 1980-02-21 | Nacam | Transmitting shaft |
-
1984
- 1984-03-05 JP JP59042491A patent/JPS60188613A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5524290A (en) * | 1978-08-04 | 1980-02-21 | Nacam | Transmitting shaft |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60188613A (ja) | 1985-09-26 |
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