JPH0367276B2 - - Google Patents

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JPH0367276B2
JPH0367276B2 JP58071781A JP7178183A JPH0367276B2 JP H0367276 B2 JPH0367276 B2 JP H0367276B2 JP 58071781 A JP58071781 A JP 58071781A JP 7178183 A JP7178183 A JP 7178183A JP H0367276 B2 JPH0367276 B2 JP H0367276B2
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JP
Japan
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performance
chord
memory
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Akio Imamura
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Yamaha Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ストアされた音楽情報に基づいて
和音、アルペジヨ音、ベース音、リズム音等の伴
奏音を発生しうる自動演奏装置に関し、内部メモ
リにストアされる一般的な伴奏パターン情報とは
別に演奏曲独自の特殊な伴奏パターン情報を演奏
曲の音符情報と共にストアすることにより内部メ
モリの記憶容量を増大させることなく変化に富ん
だ伴奏音発生を可能にしたものである。
従来提案されている自動演奏装置においては、
特定の演奏曲について音高データ及び符長データ
と共に和音データをストアしておき、符長データ
に基づいて音高データ及び和音データを読出し、
読出された音高データに応じてメロデイ音を発生
させる一方、読出された和音データに基づいて和
音、アルペジヨ音、ベース音を発生させるように
なつている。また、内部メモリに各種の演奏曲に
共通し使用しうる一般的な伴奏パターンをストア
しておき、この伴奏パターンを読出すことにより
オートリズム音を発生させると共に、読出される
伴奏パターンにしたがつて和音、アルペジヨ音及
びベース音の発生をリズムに同期するように制御
している。
このような自動演奏装置における1つの問題点
は、一般的な伴奏パターンを採用しているため、
和音、アルペジヨ音、ベース音、リズム音等によ
る伴奏が単調になることである。
この問題点を解決するため、内部メモリにブレ
ークパターン又はフイルインパターンと呼ばれる
特殊な伴奏パターンをストアしておき、パネル面
でのスイツチ操作に基づいて一般的な伴奏パター
ンの代りに特殊な伴奏パターンを読出すことによ
り1〜2小節ほど特殊な伴奏パターンにしたがつ
て各種伴奏音を発生させることも提案されてい
る。
しかしながら、内部メモリにストア可能なパタ
ーン数には限度があり、たとえ特殊な伴奏パター
ンをストアするとしてもこれらのパターンは各種
の演奏曲に共通に使用する必要上、ある程度一般
的なパターンを採用せざるを得ず、伴奏の単調さ
を解消するには不十分であつた。
この発明の目的は、変化に富んだ伴奏音発生が
可能な改良された自動演奏装置を提供することに
ある。
この発明による自動演奏装置は、一般的な伴奏
パターン情報を内部メモリにストアしておく一
方、演奏曲独自の特殊な伴奏パターン情報及びパ
ターン選択情報を演奏曲の音符情報と共にストア
しておき、音符情報の読出しに伴つてパターン選
択情報を読出し、読出されたパターン選択情報に
基づいて一般的な伴奏パターン情報又は特殊な伴
奏パターン情報を読出し、読出されたいずれかの
伴奏パターン情報に応じて伴奏音発生を制御する
ようにしたことを特徴とするものである。
以下、添付図面に示す実施例についてこの発明
を詳述する。
第1図は、この発明の一実施例による自動演奏
装置をそなえた電子楽器を示すものである。
外部記録手段10は、例えば磁気テープに特定
の演奏曲に関する音楽データを記録したもので、
その記録データフオーマツトは一例として第2図
に示すようになつている。第2図において、
PTNは演奏曲独自の特殊な伴奏パターンを示す
特殊伴奏パターンデータ、IPSは演奏開始時の伴
奏パターンを指定する初期伴奏パターン指定デー
タ、TCDはメロデイ音、和音、アルペジヨ音、
ベース音、リズム音等の各楽音種類毎の音色を指
定する音色データ、MPDは演奏曲の音符進行に
したがつてメロデイデータ、和音名データ及び伴
奏パターン選択データを含む演奏データである。
なお、外部記録手段としては、穿孔記録式のも
の、バーコード表示のものなどを用いてもよい。
データ読取装置12は、外部記録手段10から
音楽データを読取るもので、読取データのうち、
パターン関連データPT(前述のPTN又はIPS)
をレジスタ14に、音色データTCDを音色レジ
スタ16に、演奏データMPDをRAM(ランダ
ム・アクセス・メモリ)からなる演奏データメモ
リ18にそれぞれ供給するようになつている。
データ読取装置12からは最初に特殊伴奏パタ
ーンデータPTNが直列形式で送出され、このデ
ータPTNはレジスタ14で並列形式のデータに
変換される。そして、レジスタ14からの特殊伴
奏パターンデータPTNはセレクタ20を介して
伴奏パターンメモリ装置22内のRAMからなる
特殊伴奏パターンメモリ22aに供給される。こ
のとき、メモリ22aには、データ読取装置12
から書込制御信号WTが供給されているので、特
殊伴奏パターンデータPTNは書込制御信号WT
に応じてメモリ22aに書込まれる。なお、伴奏
パターンメモリ装置22のROM(リード・オン
リイ・メモリ)からなるノーマル伴奏パターンメ
モリ22bには、予め各種の演奏曲に共通に使用
しうる複数組のノーマル伴奏パターンデータがス
トアされている。
特殊伴奏パターンデータPTNにつづいてデー
タ読取装置12からは初期伴奏パターン指定デー
タIPSが送出され、レジスタ14にストアされ
る。
レジスタ14の初期伴奏パターン指定データ
IPSはセレクタ20を介して伴奏パターンメモリ
装置22に供給され、メモリ22b内の読出すべ
き1組のノーマル伴奏パターンデータを指定す
る。
初期伴奏パターン指定データIPSにつづいてデ
ータ読取装置12からは音色データTCDが送出
され、音色レジスタ16にストアされる。
この後、データ読取装置12からは演奏データ
MPDが順次に送出され、一例として第3図のよ
うなフオーマツトで演奏データメモリ18に順次
にストアされる。第3図において、MLPはメロ
デイ音高データ、CHDは和音名データ(根音デ
ータ及び和音タイプデータからなるもの)、MLL
はメロデイ符長データ、PSTは特殊伴奏パター
ン指定データ、PEDは特殊伴奏パターン指定解
除データをそれぞれ示す。
メロデイに関する各音符は音高データMLPと
符長データMLLとに分けて表現され、各音符毎
の音高データMLP及び符長データMLLは音符
N1、N2、N3…の進行にしたがつて順次に配列さ
れる。このようなメロデイ音高・符長データ配列
において、最初の和音に対応する和音名データは
最初のメロデイ音に対応する音符N1の音高デー
タMLP及び符長データMLLの間に挿入され、2
番目以降の各和音に対応する和音名データは和音
変更したい個所に同様にして挿入される。また、
特殊伴奏パターン指定データPST及び特殊伴奏
パターン指定解除データPEDはそれぞれ特殊伴
奏パターンに変更したい個所及びノーマル伴奏パ
ターンに変更したい個所に挿入される。
次に、自動演奏動作を説明する。
まず、図示しない演奏スタートスイツチをオン
すると、データ読出回路24が演奏データメモリ
18から最初の音符N1に対応したメロデイ音高
データMLP、和音名データCHD及び符長データ
MLLを順次に読出す。ここで、符長データMLL
が読出されると、その符長データMLLの示す符
長に相当する時間を、テンポ発振器26からのテ
ンポクロツク信号TCLを計数することにより測
定し、その時間に達すると、次の音符N2に対応
した音高データMLP及び符長データMLLを順次
に読出す。そして、音符N3以降の各音符につい
ても同様のデータ読出動作を行なう。
このようにして順次に読出される音高データ
MLPはメロデイ音高レジスタ28を介してメロ
デイ用楽音形成回路30に供給される。楽音形成
回路30は音色レジスタ16からのメロデイ用音
色データに基づいてレジスタ28からの各音高デ
ータ毎にそれに対応する楽音信号を形成し、出力
アンプ32を介してスピーカ34に供給する。従
つて、スピーカ34からは、オートメロデイ音が
奏出される。
演奏開始時において、伴奏パターンメモリ装置
22では、前述のように初期指定された1組のノ
ーマル伴奏パターンデータがテンポクロツク信号
TCLを計数するカウンタ36の計数出力に応じ
てメモリ22bから読出される。このため、伴奏
パターンメモリ装置22からは、初期指定された
ノーマル伴奏パターンにしたがつて和音発音タイ
ミング信号CDT、アルペジヨ発音制御データ
AR、ベース発音制御データBS及び各打楽器種類
毎のリズムタイミング信号RPが発生される。こ
こで、各アルペジヨ発音制御データARは発音す
べきアルペジヨ音が和音の根音から何音目の音で
あるか示すものであり、各ベース発音制御データ
BSは発音すべきベース音の和音の根音に対する
音程を示すものである。
各打楽器種類毎のリズムタイミング信号RPは
リズム用楽音形成回路38に供給される。この楽
音形成回路38は各種の打楽器音源をリズムタイ
ミング信号RPに応じて選択的に駆動することに
よりリズム音信号を形成するもので、形成された
リズム音信号は出力アンプ32を介してスピーカ
34に供給される。従つて、スピーカ34から
は、初期指定されたノーマル伴奏パターンにした
がつてオートリズム音が奏出される。
この後、演奏データメモリ18から特殊伴奏パ
ターン指定データPSTが読出されると、このデ
ータPSTはレジスタ40にストアされる。そし
て、データPST中のマークビツトの信号MB=
“1”がセレクタ20に選択信号SBとして供給さ
れるので、データPST中の特殊伴奏パターン指
定ビツトの信号がセレクタ20を介して伴奏パタ
ーンメモリ装置22に供給され、メモリ22aか
らの特殊伴奏パターンデータの読出しを指令す
る。このため、メモリ22aからはカウンタ36
の計数出力に応じて特殊伴奏パターンデータが読
出され、和音発音タイミング信号CDT、アルペ
ジヨ発音制御データAR、ベース発音制御データ
BS及びリズムタイミング信号RPはいずれも特殊
伴奏パターンにしたがつて発生されるようにな
る。
リズムタイミング信号RPが特殊伴奏パターン
にしたがつて発生されると、オートリズムの演奏
パターンはノーマル伴奏パターンに対応したもの
から特殊伴奏パターンに対応したものに変化す
る。
この後、演奏データメモリ18から特殊伴奏パ
ターン指定解除データPEDが読出されると、こ
のデータPEDはレジスタ40をクリアする。こ
のため、セレクタ20の選択信号SBは“0”に
なり、伴奏パターンメモリ装置22にはレジスタ
14からの初期伴奏パターン指定データIPSが供
給される。従つて、和音発音タイミング信号
CDT、アルペジヨ発音制御データAR、ベース発
音制御データBS及びリズムタイミング信号RPは
いずれもノーマル伴奏パターンにしたがつて発生
されるようになる。この結果、オートリズムの演
奏パターンはノーマル伴奏パターンに対応したも
のに復帰する。
演奏データメモリ18から読出された最初の和
音名データCHDは和音レジスタ42にストアさ
れる。そして、レジスタ42の和音名データ
CHDは従音データ形成回路44に供給される。
従音データ形成回路44は、レジスタ42から
の和音名データに基づいて従音データを形成する
もので、形成した従音データを根音データと共に
和音構成音データとして和音用楽音形成回路46
に供給する。一例として、和音名データCHDが
Cメジヤを指定するならば、楽音形成回路46に
は、C、E、Gの3音に対応した和音構成音デー
タが供給される。
楽音形成回路46は、音色レジスタ16からの
和音用音色データ及び従音データ形成回路44か
らの和音構成音データに基づいて和音信号を形成
するもので、形成された和音信号の送出タイミン
グは和音発音タイミング信号CDTに応じて制御
される。このとき、和音発音タイミング信号
CDTは、前述のように、ノーマル伴奏パターン
にしたがつて発生されている。楽音形成回路46
から送出される和音信号は出力アンプ32を介し
てスピーカ34に供給されるので、スピーカ34
からはオートコード音がノーマル伴奏パターンに
したがつて、しかもリズムに同期して奏出され
る。
この後、演奏データメモリ18から2番目の和
音名データCHDが読出されると、上記したと同
様に和音信号形成が行なわれ、オートコード音と
しては、2番目の和音名データに対応した和音が
発生されるようになる。同様にして、メモリ18
から新たな和音名データが読出されるたびに発生
和音が変化する。また、前述したように、和音発
音タイミング信号CDTが特殊伴奏パターンにし
たがつて発生されるようになると、オートコード
の演奏パターンはノーマル伴奏パターンに対応し
たものから特殊伴奏パターンに対応したものに変
化する。この後、和音発音タイミング信号CDT
が前述の如くノーマル伴奏パターンにしたがつて
発生されるようになると、オートコードの演奏パ
ターンはノーマル伴奏パターンに対応したものに
復帰する。
アルペジヨ音データ形成回路48は、アルペジ
ヨ発音制御データARに基づいて和音レジスタ4
2からの各和音データ毎に順次発音すべきアルペ
ジヨ音に対応したアルペジヨ音データを形成する
ものである。ここで、アルペジヨ音データの形成
は、一例として、アルペジヨ発音制御データAR
が1音目を指示すると、和音名データにおける根
音データを第1音データとして送出し、データ
ARが2音目を指示すると、根音データに3度の
音程データを加算したものを第2音データとして
送出し、データARが3音目を指示すると、第2
音データにさらに3度の音程データを加算したも
のを第3音データとして送出するように行なわれ
る。そして、データ形成回路48からのアルペジ
ヨ音データはアルペジヨ用楽音形成回路50に供
給される。
楽音形成回路50は、音色レジスタ16からの
アルペジヨ用音色データ及びデータ形成回路48
からのアルペジヨ音データに基づいてアルペジヨ
音信号を形成するもので、形成されたアルペジヨ
音信号は出力アンプ32を介してスピーカ34に
供給される。従つて、スピーカ34からは、オー
トアルペジヨ音が奏出される。
和音レジスタ42が以前とは異なる和音名デー
タを送出すると、この和音データに基づいて新た
なアルペジヨ音データが形成されるので、オート
アルペジヨ音は和音変化に連動して変化する。ま
た、オートアルペジヨの演奏パターンは、前述の
和音の場合と同様に、伴奏パターンメモリ装置2
2から読出される伴奏パターンの種類(すなわ
ち、ノーマル伴奏パターンか特殊伴奏パターン
か)に応じて変化する。
ベース音データ形成回路52は、ベース発音制
御データBS及び和音レジスタ42からの和音名
データに基づいて、発音すべきベース音に対応し
たベース音データを形成するものである。ここ
で、ベース音データの形成は、和音名データにお
ける根音データに音程データであるベース発音制
御データBSを加算することによつて行なうこと
ができる。そして、データ形成回路52からのベ
ース音データはベース用楽音形成回路54に供給
される。
楽音形成回路54は、音色レジスタ16からの
ベース用音色データ及びデータ形成回路52から
のベース音データに基づいてベース音信号を形成
するもので、形成されたベース音信号は出力アン
プ32を介してスピーカ34に供給される。従つ
て、スピーカ34からはオートベース音が奏出さ
れる。
和音レジスタ42が以前とは異なる和音名デー
タを送出すると、この和音名データに基づいて新
たなベース音データが形成されるので、オートベ
ース音は和音変化に連動して変化する。また、オ
ートベースの演奏パターンは、前述の和音の場合
と同様に、伴奏パターンメモリ装置22から読出
される伴奏パターンの種類に応じて変化する。
鍵盤56はマニアル演奏用のものである。キー
スイツチ回路58は鍵盤56で押された鍵を示す
押鍵データを楽音形成回路60に供給するように
なつている。
楽音形成回路60は、音色セレクタ62からの
音色データ及びキースイツチ回路58からの押鍵
データに基づいて、押された鍵に対応する楽音信
号を形成するもので、形成された楽音信号は出力
アンプ32を介してスピーカ34に供給される。
従つて、スピーカ34からは、マニアル演奏音も
奏出される。
上記したオートメロデイ、オートリズム、オー
トコード、オートアルペジヨ、オートベース等は
図示しない選択スイツチによつて発音又は非発音
を適宜選択できるので、演奏者は好みの自動演奏
音を選択し、選択した自動演奏音に合わせてマニ
アル演奏を行なうことができる。
第4図は、この発明の他の実施例による自動演
奏装置をそなえた電子楽器を示すものであり、第
1図におけると同様な部分には同様な符号を付し
て詳細な説明を省略する。
第4図の実施例の主な特殊は、音楽データスト
ア手段としてワンパツケージ型の着脱可能なメモ
リ装置70を設けたことである。
メモリ装置70は、ROMからなる演奏曲デー
タメモリ70aと、ROMからなる特殊伴奏パタ
ーンメモリ70bとをそなえている。メモリ70
aには、演奏曲に関する初期伴奏パターン指定デ
ータ、各楽音種類毎の音色データ及び演奏データ
がストアされており、演奏データの記憶フオーマ
ツトは第3図に示したものと同様にすることがで
きる。また、メモリ70bには、演奏曲独自の特
殊な伴奏パターンを示す特殊伴奏パターンデータ
がストアされている。
ノーマル伴奏パターンメモリ72はROMから
なるもので、予め、各演奏曲に共通に使用しうる
複数組のノーマル伴奏パターンデータがストアさ
れている。
いま、図示しない演奏スタートスイツチをオン
すると、データ読出回路74は、演奏曲データメ
モリ70aから初期伴奏パターン指定データIPS
を読出してレジスタ76に供給する。そして、レ
ジスタ76にストアされたデータIPSはノーマル
伴奏パターンメモリ72に供給され、読出すべき
1組のノーマル伴奏パターンデータを指定する。
このとき、メモリ72はインバータ78の出力信
号“1”をイネーブル信号ENとして受信してお
り、イネーブル状態にある。このため、メモリ7
2では、カウンタ36の計数出力に応じて、初期
指定された1組のノーマル伴奏パターンデータが
読出される。従つて、メモリ72からは、初期指
定されたノーマル伴奏パターンにしたがつて和音
発音タイミング信号CDT、アルペジヨ発音制御
データAR、ベース発音制御データBS及びリズム
タイミング信号RPが発生される。
次に、データ読出回路74は、演奏曲データメ
モリ70aから各楽音種類毎の音色データTCD
を読出す。そして、読出された音色データTCD
は音色レジスタ16にストアされ、各種楽音を形
成する際に利用される。前述したように、音色レ
ジスタ16にストアされたリズム用音色データと
リズムタイミング信号RPとに基づいてオートリ
ズム演奏が可能になる。
次に、データ読出回路74は、演奏曲データメ
モリ70aから演奏データを読出す。この場合の
演奏データ読出動作はテンポクロツク信号TCL
及び符長データを用いて行なわれるもので、第1
図のデータ読出回路24について述べたものと同
様である。演奏曲データメモリ70aから順次に
読出されるメロデイ音高データMLPはメロデイ
音高レジスタ28に供給されるので、前述したと
同様にオートメロデイ演奏が可能になる。また、
メモリ70aから読出される和音名データCHD
は和音レジスタ42に供給されるので、前述した
と同様にオートコード、オートアルペジヨ、オー
トベースの演奏が可能になる。
オートメロデイ演奏の進行中にデータ読出回路
74が演奏曲データメモリ70aから特殊伴奏パ
ターン指定データPSTを読出すと、このデータ
PSTはレジスタ80にストアされる。そして、
データPST中のマークビツトの信号MB=“1”
が特殊伴奏パターンメモリ70bにイネーブル信
号ENとして供給され、同メモリをイネーブル状
態にする。このとき、インバータ78はマークビ
ツトの信号MB=“1”に応じて出力信号“0”
を送出するので、ノーマル伴奏パターンメモリ7
2はデイスエーブル状態となる。
イネーブル状態となつたメモリ70bでは、カ
ウンタ36の計数出力に応じて特殊伴奏パターン
データが読出される。従つて、メモリ70bから
は、特殊伴奏パターンにしたがつて和音発音タイ
ミング信号CDT、アルペジヨ発音制御データ
AR、ベース発音制御データBS及びリズムタイミ
ング信号RPが発生される。この結果、オートリ
ズム、オートコード、オートアルペジヨ、オート
ベースの演奏パターンはいずれもノーマル伴奏パ
ターンに対応したものから特殊伴奏パターンに対
応したものに変更される。
この後、データ読出回路74が演奏データメモ
リ70aから特殊伴奏パターン指定解除データ
PEDを読出すと、このデータPEDはレジスタ8
0をクリアする。このため、特殊伴奏パターンメ
モリ70bはデイスエーブル状態となると共に、
ノーマル伴奏パターンメモリ72はイネーブル状
態となる。従つて、和音発音タイミング信号
CDT、アルペジヨ発音制御データAR、ベース発
音制御データBS及びリズムタイミング信号RPは
いずれもノーマル伴奏パターンにしたがつて発生
されるようになり、この結果として、オートコー
ド、オートアルペジヨ、オートベース、オートリ
ズムの演奏パターンはいずれもノーマル伴奏パタ
ーンに対応したものに復帰する。
なお、上記実施例では、和音、アルペジヨ音、
ベース音及びリズム音の発生を、これらの伴奏音
に共通する特殊伴奏パターンにしたがつて制御す
るようにしたが、各伴奏音毎に専用の特殊伴奏パ
ターンをストアしておき、演奏時には各伴奏音の
発生を対応する特殊伴奏パターンにしたがつて個
別的に制御するようにしてもよい。
また、第4図の実施例の場合、着脱可能なメモ
リ装置70に複数曲分の演奏曲データ及び特殊伴
奏パターンデータをストアしておき、曲選択を行
なうことにより、選択された曲を自動演奏するよ
うにしてもよい。
以上のように、この発明によれば、一般的な伴
奏パターンを内部メモリにストアすると共に各曲
毎に演奏データ及び特殊伴奏パターンデータをス
トアするようにしたので、各曲毎にその曲独特の
変化に富んだ自動伴奏を行なわせることができ
る。また、このような自動伴奏が可能であるにも
かかわらず、内部メモリの記憶容量は従来のフイ
ルインパターンストア方式の場合に比べてさほど
増大させなくてよい利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例による自動演奏
装置をそなえた電子楽器のブロツク図、第2図
は、外部記録データのフオーマツト図、第3図
は、演奏データメモリにおける演奏データのフオ
ーマツト図、第4図は、この発明の他の実施例を
示すブロツク図である。 10……外部記録手段、12……データ読取装
置、14,40,76,80……レジスタ、18
……演奏データメモリ、20……セレクタ、22
……伴奏パターンメモリ装置、22a,70b…
…特殊伴奏パターンメモリ、22b,72……ノ
ーマル伴奏パターンメモリ、24,74……デー
タ読出回路、36……パターン読出用カウンタ、
38……リズム用楽音形成回路、46……和音用
楽音形成回路、50……アルペジヨ用楽音形成回
路、54……ベース用楽音形成回路、70……着
脱可能なメモリ装置、70a……演奏曲データメ
モリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 演奏すべき曲に関して音高情報、符長情報、
    伴奏パターン情報及び伴奏パターン選択情報をス
    トアするストア手段と、このストア手段から前記
    符長情報に基づいて前記音高情報及び前記伴奏パ
    ターン選択情報を読出す第1の読出手段と、前記
    伴奏パターン情報とは異なる伴奏パターン情報を
    記憶した記憶装置と、読出された伴奏パターン選
    択情報に基づいて前記ストア手段又は前記記憶装
    置から伴奏パターン情報を読出す第2の読出手段
    と、前記ストア手段又は前記記憶装置から読出さ
    れた伴奏パターン情報に基づいて伴奏音信号を発
    生する伴奏手段とをそなえた自動演奏装置。
JP58071781A 1983-04-23 1983-04-23 自動演奏装置 Granted JPS59197088A (ja)

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JPS59197088A (ja) 1984-11-08

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