JPH0365985B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0365985B2
JPH0365985B2 JP63063397A JP6339788A JPH0365985B2 JP H0365985 B2 JPH0365985 B2 JP H0365985B2 JP 63063397 A JP63063397 A JP 63063397A JP 6339788 A JP6339788 A JP 6339788A JP H0365985 B2 JPH0365985 B2 JP H0365985B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assisting device
main body
person
horizontal
trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63063397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01238861A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP63063397A priority Critical patent/JPH01238861A/ja
Publication of JPH01238861A publication Critical patent/JPH01238861A/ja
Publication of JPH0365985B2 publication Critical patent/JPH0365985B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自力で車椅子等からベツドや浴槽等に
移乗することができない障害者用の介助装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
障害者等が車椅子からベツドや浴槽等に移乗す
るのを介助するための装置としては、リフターと
称される装置が知られている。
例えば、移動式懸吊リフター、移動式台座リフ
ター、天井懸吊式リフター(オーバヘツドホイス
ト)、或は、カーリフト等がそれである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記のリフターと称されている介助装
置は、その殆んどが障害者をスリングやベルト等
の懸吊具により吊下げて支持する形式であるた
め、介助装置を移動させたり、懸吊された者が姿
勢を変えたりして重心が移動すると揺れを生じ、
支持が不安定になるのみならず、支持された者に
不安感を抱かせるという問題がある。
本発明は介助装置を移動させたり、懸吊された
者が姿勢を変えることなどにより重心の移動があ
つても揺れが生じない介助装置を提供することを
その課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本発明の構成は、人
の両腋の下に入る程度の幅を持たせ水平な向きに
おいて略平行に配設した横部材と、この横部材に
対し前方に傾斜させて立上げた立上げ部材の上端
部間を上部横杆で連結して正面略〓状に形成した
門型部材と、前記横部材に着脱自在に張架したス
リング材とから成る介助器本体を、垂直方向で伸
縮自在にした柱状体の下部に旋回可能にして取付
けると共に、前記柱状体の上部を、上記介助器本
体を平面からみた外輪郭より稍大乃至は略同大の
平面形状をなす台車に取付け、この台車を天井等
に敷設したガイドに沿つて走行可能に架装するこ
とにより、上記介助器本体に支持した人体の姿勢
等による重心の移動を、前記台車の略平面外形内
に保つようにしたことを特徴とするものである。
〔作用〕
障害者の両腋の下に挿入される介助器本体の平
行な横部材は、その障害者を前又は後から人の両
腕で抱きかかえるように支持する。
このようにして障害者を支持する介助器本体
は、それが取付けられた柱状体の伸縮により昇降
させられ、また、柱状体が取付けられた台車の走
行、並びに、介助器本体が旋回されることにより
水平面内で移動したり向きを変えたりすることが
できる。
台車は介助器本体の平面外形内において、この
本体に支持されたものの姿勢等による重心の移動
があつても安定であるように、前記介助器本体の
平面外形に見合つた平面形状、大きさを有してい
る。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図により説明する。
第1図は本発明装置における介助器本体の一例
の斜視図、第2図a〜cは介助器本体の別例の
夫々の側面図、第3図は本発明装置の一例の斜視
図、第4図aは本発明装置における重心の移動例
を示す正面図、第4図bは同じく側面図、第5図
は第3図に示した本発明装置をトイレツトに適用
した場合の斜視図である。
第1図に於て、1,2は水平な向きにおいて略
平行に配設された2本の横部材で、両部材1,2
の離隔量は、これらが人の両腋の下に入る程度に
調整されている。
3は上記横部材1,2の中程よりやゝ後方から
立上げられた正面略〓状をなす門型部材で、この
部材3はその上部が横部材1,2における前方
(図の左側)の略央部に位置するように傾斜が付
されている。
4は上記門型部材3の上部横杆3aの中央に取
付けた連結部材の取付座である。尚、3b,3c
は門型部材の左右の立上り杆である。
ここで、門型部材3を傾斜させて設けているの
は、横部材1,2上に重心の移動できる余地、つ
まり、横部材1,2に両腋の下を支持される障害
者の支持位置が多少前後する場合などのように、
重心の位置が変わる場合に対応できるようにする
ためである。
この意味から、上記横部材1,2と門型部材3
とは、第1図の例のように別部材を接合する型式
のものの外に、第2図a〜cに示すようにパイプ
状の部材を曲げ加工したもの等でもよいこととな
る。第2図a〜cにおいて、第1図と同一符号は
同一部分を示している。
上記1〜4の部材を以て介助器本体の骨組を形
成するが、上記横部材1,2には、例えば、第3
図に示すように背もたれ状のスリング材Bslや座
スリングSsl脚スリングLslなどが、介助すべき者
の状態などに応じ適宜選択され着脱自在に取付る
ことができる。上記のスリングSsl,Lslは、シー
ト状、ベルト状であるが、座面や支持面が、例え
ばブランコの座部のような板状であつても支障は
ない。
また、横部材1,2の手前側には、クツシヨン
材5,6が被覆され、以上の各部材により本発明
装置における介助器本体ASの一例を形成する。
この介助器本体ASは、第3図に示すような構
造により取付けられて、本発明装置の一例を構成
する。
第3図に於て、7は天井等に取付けられたガイ
ドレール8に走行可能に架装された台車で、この
台車7の平面形状、並びに、大きさは、上記介助
器本体ASにおける横部材1,2の正面幅、及び、
側面幅、並びにこの本体ASに支持された人体の
姿勢等による重心の移動量に見合つた大きさ、こ
こでは、前記本体ASの平面外形輪郭よりやゝ大
きな平面矩形状に整合されている。
これは、例えば、第4図a,bに示すように上
記台車7が支持する介助器本体ASにおいて、支
持した障害者等の重心の位置が支持された者の姿
勢などにより当該本体ASの前後、又は、左右に
関して一定でない、つまり、多少移動したり、ズ
レたりすることがあつても、この台車7に取付け
られた介助器本体ASが揺れないことは勿論、そ
の本体ASの昇降や台車7の移動を円滑にするた
めである。
9は上記台車7の下面に下向きに取付けた、柱
状体となる例えば、流体圧シリンダで、この柱状
体はそのピストンロツド9aがシリンダ9に対し
出没自在であることにより、伸縮自在である。
10は上記ロツド9aの下端と、介助器本体
ASの取付座4との間に挿入したカツプリングで、
これにより介助器本体ASは、上記ロツド9aに
対し旋回可能である。
第4図に於て、gsは支持された人の姿勢により
重心が移動した量、GSは重心の移動があつても
安定な領域を示す範囲である。
尚、台車7はガイドレール8に、その車輪7a
を介して走行可能に架装されているが、この走行
はモータ等の駆動力を以てなすようにしてもよ
い。この点は、カツプリング10における旋回力
についても同様である。
また、上記例に於て、柱状体を形成した流体圧
シリンダ9は、その駆動圧力発生源を台車7上に
架装させてもよい。更に、これらの各駆動源に対
する操作部は、介助器本体ASに設けて本人が操
作できるようにしたり、或は、延長コード等を介
して介護者用として設ける。
このようにして形成される本発明介助装置の一
例は、適宜スリング材slが取付けられて障害者を
あたかも肘かけ椅子に掛けさせたような状態で支
持し、台車7の走行、カツプリング10における
旋回、及び柱状体たるシリンダ9のロツド9aの
進退により、支持された障害者の上下移動、前後
又は左右移動を介助する。
第5図は上記の本発明装置を、トイレツトに適
用した場合を示すもので、レール8が外部からト
イレブースT内まで延設されている。
しかして、車椅子Cに乗つた下肢機能が損なわ
れた障害者mは、車椅子Cを操作して自分の両腋
が介助器本体ASの横部材1,2のクツション材
5,6に対応するように位置付ける。
この者mは自分の両腕を上げて横部材1,2を
クツション材5,6の上から両腋の下にかかえ込
み、太腿部の下側に当てがわれるスリング材Lsl
の先端のフツクfを横部材2に引掛ける。尚、こ
のスリング材Lslの後端側は横部材1に予め取付
けられている。
この状態でシリンダ9を作動させそのロツド9
aを後退(上行程)させると、障害者mはその者
の両腋を大腿部を下から支持された姿勢で上昇さ
せられるから、車椅子Cから介助器本体ASに移
乗させられることとなる。そこで、当該本体AS
の向きを反時計方向に90度変え、台車7をトイレ
ブースT内の便器Bの側に移動させて、体が便座
Sの真上に来たところで台車7の走行を止め、例
えば、排便のための準備を整えシリンダ9のロツ
ド9aを降下する側に進出させ、本人を便座Sに
座らせる。本人が便座Sに座つたところでロツド
9aの進出を停止させ、用を済ませる。
用が済んだ後は、上記とは逆の操作を行つて車
椅子Cの場所に戻り、介助器本体ASから車椅子
Cに移乗すればよい。
上記例は用便のための本発明装置の適用例であ
るが、本発明装置はこの外、車椅子やベツドから
浴槽への出入り、或は、ベツドと車椅子間の移乗
など、様々な場面において使用可能なこと勿論で
ある。
〔発明の効果〕
本発明装置は、介助器本体で障害者の両腋の下
を持上げるように支持すると共に、必要なスリン
グ材によつてこの支持を補完するから、障害者を
あたかも介護者の両腕で抱きかかえるような態様
で支持することができる。
しかも、この介助器本体は、それに支持される
障害者の支持位置が前後したり姿勢が変つたりす
ることにより、支持した人体の重心の位置に変動
を生じることがあつても、揺れたりすることがな
いように、少なくとも重心の移動が許される範囲
に見合つた平面大きさを有する台車に、昇降自在
の支持部材を介して取付けたので、移動を円滑に
できるのみならず、移動時などに揺れを殆んど生
じさせないという効果がある。
本発明は以上の通りであるから、障害者等の介
助装置としてきわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置における介助器本体の一例
の斜視図、第2図a〜cは介助器本体の別例の
夫々の側面図、第3図は本発明装置の一例の斜視
図、第4図aは本発明装置における重心の移動例
を示す正面図、第4図bは同じく側面図、第5図
は第3図に示した本発明装置をトイレツトに適用
した場合の斜視図である。 1,2……横部材、3……門型部材、4……取
付座、5,6……クツション材、7……台車、7
a……車輪、8……ガイドレール、9……シリン
ダ、9a……ロツド、10……カツプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人の両腋の下に入る程度の幅を持たせ水平な
    向きにおいて略平行に配設した横部材と、この横
    部材に対し前方に傾斜させて立上げた立上げ部材
    の上端部間を上部横杆で連結して正面略〓状に形
    成した門型部材と、前記横部材に着脱自在に張架
    したスリング材とから成る介助器本体を、垂直方
    向で伸縮自在にした柱状体の下部に旋回可能にし
    て取付けると共に、前記柱状体の上部を、上記介
    助器本体を平面からみた外輪郭より稍大乃至は略
    同大の平面形状をなす台車に取付け、この台車を
    天井等に敷設したガイドに沿つて走行可能に架装
    することにより、上記介助器本体に支持した人体
    の姿勢等による重心の移動を、前記台車の略平面
    外形内に保つようにしたことを特徴とする介助装
    置。
JP63063397A 1988-03-18 1988-03-18 介助装置 Granted JPH01238861A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63063397A JPH01238861A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 介助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63063397A JPH01238861A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 介助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01238861A JPH01238861A (ja) 1989-09-25
JPH0365985B2 true JPH0365985B2 (ja) 1991-10-15

Family

ID=13228132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63063397A Granted JPH01238861A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 介助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01238861A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009131192A1 (ja) 2008-04-25 2009-10-29 日本臓器製薬株式会社 プラスチックアンプル

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2782048B2 (ja) * 1995-04-20 1998-07-30 有限会社メディカル加藤 防火壁
JP2002000671A (ja) * 2000-06-22 2002-01-08 Akira Amano 自立支援装置
FR2862527B1 (fr) * 2003-11-20 2006-06-16 Alain Marie Jean Tollard Perche telescopique autonome de levage motorisee pour faciliter le deplacement des personnes a mobilite reduite par levage et pendularite
AU2004320482B2 (en) * 2004-06-12 2010-04-22 Simon Christopher Dornton Walker Patient lifting device
US20220313521A1 (en) * 2019-12-25 2022-10-06 Gamakatsu Co., Ltd. Assistance device

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5816748Y2 (ja) * 1979-05-25 1983-04-05 田名網 宏次 吊り椅子
JPS59147702U (ja) * 1983-03-23 1984-10-02 工業技術院長 走行レ−ル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009131192A1 (ja) 2008-04-25 2009-10-29 日本臓器製薬株式会社 プラスチックアンプル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01238861A (ja) 1989-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6902178B2 (en) Transport chair for a patient
US4985947A (en) Patient assist device
US5411044A (en) Patient transfer walker
US4999862A (en) Wheelchair mounted invalid lift
JPH07178134A (ja) 電動式車椅子
EP1208830B1 (en) A lifting and/or transporting device for humans
JP2001309952A (ja) 患者取り扱い装置
JP2002126008A (ja) 車椅子の座面昇降装置
JPH0365985B2 (ja)
JPH0694110B2 (ja) マスタ・スレ−ブ方式ロボツト
KR20170061926A (ko) 장애물을 용이하게 오르내릴 수 있는 삼단 상하운동 바퀴를 구비한 전동휠체어
JP3155755U (ja) 車椅子用座面高さ調整装置。
KR20210067375A (ko) 신체약자용 휠체어
JPH0455704B2 (ja)
JPH0938150A (ja) 介護用移動リフト
CN114305913A (zh) 一种带站立功能的全自动床椅机器人
JP3033484U (ja) 車椅子用階段昇降補助台車
JPH01212555A (ja) 介助機器装置
JP3067585U (ja) 介護用車椅子
TW202023509A (zh) 體弱者的獨立移動裝置
JPH0367697B2 (ja)
JPH1014993A (ja) 移動支援機器
JPH0721028U (ja) 難歩行者用車
WO2020250786A1 (ja) 人体移送装置
JP3043043U (ja) 手押し車椅子