JPH0363942A - 光記録媒体 - Google Patents
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- JPH0363942A JPH0363942A JP1199439A JP19943989A JPH0363942A JP H0363942 A JPH0363942 A JP H0363942A JP 1199439 A JP1199439 A JP 1199439A JP 19943989 A JP19943989 A JP 19943989A JP H0363942 A JPH0363942 A JP H0363942A
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は追記型光ディスクの高密度化を実現するための
下地膜材料に関する。
下地膜材料に関する。
追記型光ディスクの記録膜としては、レーザ光ビームに
よる穴形成タイプのものが主流であり、数年前から市販
されている。とくにTeを主成分とするカルコゲナイド
薄膜は記録・再生特性ならびに長期間にわたって安定性
に優れていることが実証されている。
よる穴形成タイプのものが主流であり、数年前から市販
されている。とくにTeを主成分とするカルコゲナイド
薄膜は記録・再生特性ならびに長期間にわたって安定性
に優れていることが実証されている。
Teは波長が780〜830nmの半導体レーザ光を吸
収し、しかも融点が450℃と低く、記録パワーが小さ
くてすむという利点を有し、そのために記録膜の主成分
として用いられている。また、このToは、実際にはT
a S a系等として使用されている。Ss添加はT
eの酸化反応を防止するためである。
収し、しかも融点が450℃と低く、記録パワーが小さ
くてすむという利点を有し、そのために記録膜の主成分
として用いられている。また、このToは、実際にはT
a S a系等として使用されている。Ss添加はT
eの酸化反応を防止するためである。
記録穴の形成メカニズムは以下のように推測されている
。記録膜はレーザ光を吸収し、発生した熱により溶融す
る。記録レーザパワーに応じて記録膜の蒸発も部分的に
おこる。この場合溶融したからといって必らず穴ができ
るとは限らない。
。記録膜はレーザ光を吸収し、発生した熱により溶融す
る。記録レーザパワーに応じて記録膜の蒸発も部分的に
おこる。この場合溶融したからといって必らず穴ができ
るとは限らない。
第2図に示したように記録膜の下にある。いわゆる下地
膜の熱分解特性に依存している。つまり記録膜の融点よ
りも低い温度で激しく熱分解する下地膜の場合には発生
するガスのために記録膜の溶融膜が膨らみ、破裂するこ
とがキラカケとなり。
膜の熱分解特性に依存している。つまり記録膜の融点よ
りも低い温度で激しく熱分解する下地膜の場合には発生
するガスのために記録膜の溶融膜が膨らみ、破裂するこ
とがキラカケとなり。
確実に穴が形成される。
このような目的のために従来は上記下地膜としてニトロ
セルロースや紫外線硬化樹脂などが使用されてきた。と
くにニトロセルロースは180℃付近で急激に熱分解す
るので優れた下地膜と、なっている。この場合には記録
パワーを低下させることができるために形成される穴径
も小さくなり、記録の高密度化にも十分対処できる特性
を有している。
セルロースや紫外線硬化樹脂などが使用されてきた。と
くにニトロセルロースは180℃付近で急激に熱分解す
るので優れた下地膜と、なっている。この場合には記録
パワーを低下させることができるために形成される穴径
も小さくなり、記録の高密度化にも十分対処できる特性
を有している。
ニトロセルロースの下地腸形成法には2通りある。1つ
は案内溝やヘッダー信号用のビットを表面に有する透明
レプリカ基板上に回転塗布する方法。2つ目は特開昭5
7−55544にあるようにNiスタンパ上に回転塗布
法によりニトロセルロース層を形成し、その上に紫外線
硬化樹脂液をのせて、さらにその上に平坦な透明ディス
ク基板をのせ、基板側から紫外線を照射・硬化後、スタ
ンパから剥離させる方法である。
は案内溝やヘッダー信号用のビットを表面に有する透明
レプリカ基板上に回転塗布する方法。2つ目は特開昭5
7−55544にあるようにNiスタンパ上に回転塗布
法によりニトロセルロース層を形成し、その上に紫外線
硬化樹脂液をのせて、さらにその上に平坦な透明ディス
ク基板をのせ、基板側から紫外線を照射・硬化後、スタ
ンパから剥離させる方法である。
ニトロセルロースの溶媒は酢酸n−ブチルなどのエステ
ル系のものが用いられている。
ル系のものが用いられている。
したがって前者の方法の場合には、塗布面が有機溶媒に
弱いポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リオレフィンなどの射出成形基板面にニトロセルロース
の膜を形成することは基板の表面が溶は出すため難しい
。但し紫外線硬化樹脂を用いた2p法レプリカ基板では
問題がない。
弱いポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リオレフィンなどの射出成形基板面にニトロセルロース
の膜を形成することは基板の表面が溶は出すため難しい
。但し紫外線硬化樹脂を用いた2p法レプリカ基板では
問題がない。
これは、硬化した樹脂は2次元的に架橋しており、溶媒
に強くなっているからである。
に強くなっているからである。
後者の方法ではニトロセルロース膜上にのせられる液状
の紫外線硬化樹脂が硬化されるまでに。
の紫外線硬化樹脂が硬化されるまでに。
ニトロセルロース層へ拡散し、これを膨潤させる場合が
多い、このような拡散を生ずると下地層は純枠なニトロ
セルロース層ではなく、紫外線硬化樹脂との混合物とな
り、急激な熱分解特性が失なわれることになる。したが
ってニトロセルロース層へ拡散しにくい紫外線硬化樹脂
の成分を選ぶ必要がある。しかしこの選択はかなり困難
である。
多い、このような拡散を生ずると下地層は純枠なニトロ
セルロース層ではなく、紫外線硬化樹脂との混合物とな
り、急激な熱分解特性が失なわれることになる。したが
ってニトロセルロース層へ拡散しにくい紫外線硬化樹脂
の成分を選ぶ必要がある。しかしこの選択はかなり困難
である。
要するにニトロセルロースを下地膜に使用すると基板材
料によっては回転塗布ができない場合があること、また
紫外線硬化樹脂との相溶性の点で問題があるということ
である。
料によっては回転塗布ができない場合があること、また
紫外線硬化樹脂との相溶性の点で問題があるということ
である。
従来の下地膜材料としてのニトロセルロースは。
親水性が低く、射出成形で得られる樹脂基板上に回転塗
布することが困難であり、また紫外線硬化樹脂との相溶
性が高いために望ましい純枠なニトロセルロースの下地
膜を形成することも困難であった。
布することが困難であり、また紫外線硬化樹脂との相溶
性が高いために望ましい純枠なニトロセルロースの下地
膜を形成することも困難であった。
本発明の目的は上記の困難性を解決し、しかも、5、
急激な熱分解特性を維持した下地膜の形成が可能な材料
を提供することにある。
を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は記録膜の融点より低
い温度で激しく熱分解する親水性高分子材料を下地膜に
使用したものである。
い温度で激しく熱分解する親水性高分子材料を下地膜に
使用したものである。
具体的にはポリビニルアルコール(PVA)をベースに
した材料が好ましい、PVAそのものは水溶性であり、
また第2図の曲1/M10に示したように、300℃付
近から熱分解を起す、しかし、これではまだ熱分解温度
が晶く、記録パワーを大きくする必要がある。そこでP
VAにジアゾ化合物を混合した。ジアゾ化合物は水溶性
のものがあり、PVAとの混合は容易である。
した材料が好ましい、PVAそのものは水溶性であり、
また第2図の曲1/M10に示したように、300℃付
近から熱分解を起す、しかし、これではまだ熱分解温度
が晶く、記録パワーを大きくする必要がある。そこでP
VAにジアゾ化合物を混合した。ジアゾ化合物は水溶性
のものがあり、PVAとの混合は容易である。
ジアゾ化合物としてはアジ化鉛pb(Na)zyアジ化
バリウムBa(Ns)xなどがある。第2図の曲線9は
P V A B a (Ns)xの熱分解特性を示し
ている。
バリウムBa(Ns)xなどがある。第2図の曲線9は
P V A B a (Ns)xの熱分解特性を示し
ている。
また、PVA分子(1) −〇H基を−ON Ox テ
kjt換Izfニー P V A誘導体を合成した。こ
れは、上記−ON Oxの置換率が高くなると、水に溶
解はしないが、親木性は高く、紫外線硬化樹脂との相溶
性は低くPVA誘導体と紫外線硬化樹脂との混合を生じ
にくくなる。
kjt換Izfニー P V A誘導体を合成した。こ
れは、上記−ON Oxの置換率が高くなると、水に溶
解はしないが、親木性は高く、紫外線硬化樹脂との相溶
性は低くPVA誘導体と紫外線硬化樹脂との混合を生じ
にくくなる。
上記PVA誘導体の熱分解特性を第2図の曲線8に示し
た。この場合にはさらに熱分解温度が下がり、ニトロセ
ルロースの熱分解温度に近づいている。
た。この場合にはさらに熱分解温度が下がり、ニトロセ
ルロースの熱分解温度に近づいている。
上記のような下地膜上に記録膜としてT e S e
P b膜(〜270人厚)全形成したときの下地膜の効
果について述べる。
P b膜(〜270人厚)全形成したときの下地膜の効
果について述べる。
T a S e P b膜の融点は組成比により異なる
が、約400〜450℃である。光ビーム照射によりT
e S e P b膜が溶融した際、それが直接接触
している下地膜は熱分解する。このとき発生する気体の
圧力により、溶融膜が膨らみ、破裂して穴形成のキラカ
ケとなる。そのために熱分解の起りにくい紫外線硬化樹
脂だけの場合と比較すると、下地膜を設けた場合には、
より低い記録パワーのもとでも穴が形成される。
が、約400〜450℃である。光ビーム照射によりT
e S e P b膜が溶融した際、それが直接接触
している下地膜は熱分解する。このとき発生する気体の
圧力により、溶融膜が膨らみ、破裂して穴形成のキラカ
ケとなる。そのために熱分解の起りにくい紫外線硬化樹
脂だけの場合と比較すると、下地膜を設けた場合には、
より低い記録パワーのもとでも穴が形成される。
この様子を第3図に示した。ここで、第3図の各曲線は
、第2図の同符号の下地膜のものに対応している。記録
パワーが小さいときには、形成される穴径が小さくなり
、高密度記録が可能となる。
、第2図の同符号の下地膜のものに対応している。記録
パワーが小さいときには、形成される穴径が小さくなり
、高密度記録が可能となる。
下地膜の厚さは0.002〜5μmである。レプリカ基
板に回転塗布する場合には、案内溝や信号ピットが埋ま
らないようにする必要がある。また熱分解特性が効果的
に作用する最小の膜厚がある。
板に回転塗布する場合には、案内溝や信号ピットが埋ま
らないようにする必要がある。また熱分解特性が効果的
に作用する最小の膜厚がある。
これらを検討すると最小膜厚は0.002μmとなる。
もう一方の形成法では5μm以下であれば十分である。
望ましくは0.1〜1μmである。
5μm以上であると高温高湿環境で下地膜が剥離するこ
とがある。また、これらの材料は親水性であるために高
湿環境で膨潤し、溝やピットが変形する。とくに膜厚が
大きいときにおこる。これを防ぐためにはPVAに架橋
剤を加えて光や熱により架橋反応を起させ、膨潤を抑え
ることができる。
とがある。また、これらの材料は親水性であるために高
湿環境で膨潤し、溝やピットが変形する。とくに膜厚が
大きいときにおこる。これを防ぐためにはPVAに架橋
剤を加えて光や熱により架橋反応を起させ、膨潤を抑え
ることができる。
例えば水溶液PVA系では重クロム酸アンモニウムを添
加し、紫外線照射により架橋させることができる。
加し、紫外線照射により架橋させることができる。
穴形成型光記録膜の融点よりも低い温度で急激に熱分解
をおこし、しかも親水性を有する材料を下地膜とするこ
とにより、樹脂基板や紫外線硬化樹脂付ガラス基板上へ
の下地膜形成が確実かつ容易におこなえるようになる。
をおこし、しかも親水性を有する材料を下地膜とするこ
とにより、樹脂基板や紫外線硬化樹脂付ガラス基板上へ
の下地膜形成が確実かつ容易におこなえるようになる。
そのために記録パワーを低下させることができ、小さい
穴を確実にあけることが可能となり、従来よりも高密度
の記録が可能となる。
穴を確実にあけることが可能となり、従来よりも高密度
の記録が可能となる。
以下、本発明の実施例を第1〜3図により説明する。
(実施例1)
直径3Qaa、厚さ1.15amの化学強化ガラス基板
の片面をシリコンカップリング剤で表面処理を行った。
の片面をシリコンカップリング剤で表面処理を行った。
下地膜材としてポリビニルアルコールとアジ化バリウム
Ba(Na)の水溶液を用意した。
Ba(Na)の水溶液を用意した。
各々の濃度はそれぞれ約2.5重量%とじた。また紫外
線硬化樹脂としてはアクリレート系のものを使用した。
線硬化樹脂としてはアクリレート系のものを使用した。
まずNiスタンバ上に上記下地膜用溶液を回転塗布した
。膜厚は約0.1μmである。
。膜厚は約0.1μmである。
つぎに液状の紫外線硬化樹脂を下地膜の上にのせ、さら
にその上に上記ガラス基板をのせる。紫外線硬化樹脂を
内外周−様に拡げた後、高圧水銀灯(8KW)で30秒
間、紫外線照射した。硬化後スターンバと下地膜との境
界で剥離し、レプリカ基板が得られる。これにスパッタ
法によりTa5ePb膜を設けた。
にその上に上記ガラス基板をのせる。紫外線硬化樹脂を
内外周−様に拡げた後、高圧水銀灯(8KW)で30秒
間、紫外線照射した。硬化後スターンバと下地膜との境
界で剥離し、レプリカ基板が得られる。これにスパッタ
法によりTa5ePb膜を設けた。
第工図は以上のようにして形成されたディスクの断面図
である。
である。
この円板を回転数6QOrpmで回転させ、半導体レー
ザ光(830nm波長)を、開口数が0.50のレンズ
で絞った光ビームを照射して信号パルスを記録した。こ
のときの記録パルス幅は90μsである。記録パワーと
穴径との関係を第3図の曲線9に示した。紫外線硬化樹
脂だけで下地膜のない場合(曲線11)に比較して、記
録パワーが小さいところから穴がおいていることがわか
る。穴の形状も良好であった。またこの下地膜に紫外線
つた、つまりP V A −B a CN5)xの熱分
解性が紫外線硬化樹脂により損われることはなかった。
ザ光(830nm波長)を、開口数が0.50のレンズ
で絞った光ビームを照射して信号パルスを記録した。こ
のときの記録パルス幅は90μsである。記録パワーと
穴径との関係を第3図の曲線9に示した。紫外線硬化樹
脂だけで下地膜のない場合(曲線11)に比較して、記
録パワーが小さいところから穴がおいていることがわか
る。穴の形状も良好であった。またこの下地膜に紫外線
つた、つまりP V A −B a CN5)xの熱分
解性が紫外線硬化樹脂により損われることはなかった。
(実施例2)
つぎにP V A −ON Oz下地膜溶液を準備した
。
。
置換率は約70%のものを合成した。溶剤としてはジア
セトンアルコールを用いた。この溶液を上記のPVA−
Ba(Ns)z溶液の代りに使用し、同じプロセスで円
板を作製した。このときの記録パワーと穴径との関係を
第3図の曲線8に示した。
セトンアルコールを用いた。この溶液を上記のPVA−
Ba(Ns)z溶液の代りに使用し、同じプロセスで円
板を作製した。このときの記録パワーと穴径との関係を
第3図の曲線8に示した。
本実施例によればさらに小さい記録パワーで穴が形成で
きることがわかる。
きることがわかる。
この実施例においても紫外線硬化樹脂成分の拡散により
熱分解性が損われることは認められなかった。
熱分解性が損われることは認められなかった。
PVAそのものの下地膜では第2図の曲線10に示した
熱分解特性から予測されるように、穴径を小さくすると
いう効果はやや小さかった。ただし紫外線硬化樹脂だけ
の場合と比較すれば、効果は明らかに認められる。
熱分解特性から予測されるように、穴径を小さくすると
いう効果はやや小さかった。ただし紫外線硬化樹脂だけ
の場合と比較すれば、効果は明らかに認められる。
(実施例3)
直径13(!11.厚さ工、2W+の射出成型によるポ
リカーボネート基板をm備した。実施例1と同じようI
cPVA−B a (Na)z水溶液、PVA水溶液、
およびPVA−〇N Oxのドアセトンアルコール溶液
を調合した。これらの溶液を用いてポリカーボネート基
板上に回転塗布により下地膜を形成した。このときの膜
厚は0.05μm程度とした。
リカーボネート基板をm備した。実施例1と同じようI
cPVA−B a (Na)z水溶液、PVA水溶液、
およびPVA−〇N Oxのドアセトンアルコール溶液
を調合した。これらの溶液を用いてポリカーボネート基
板上に回転塗布により下地膜を形成した。このときの膜
厚は0.05μm程度とした。
この膜厚では案内溝や信号ピットの埋まり方は小さく、
記録装置にかけたときのトラッキング等に問題はなかっ
た。
記録装置にかけたときのトラッキング等に問題はなかっ
た。
これらにT e S e P b膜を設け、回転数18
00rpmで記録した。光学系の構成は実施例1のとき
と同じである。記録パルス幅は90μSとした。
00rpmで記録した。光学系の構成は実施例1のとき
と同じである。記録パルス幅は90μSとした。
記録パワーと記録穴径との関係は第3図の場合とほぼ同
様であった。こまりこれらの下地膜により小さい穴が確
実にあくようになっていることが認められた。
様であった。こまりこれらの下地膜により小さい穴が確
実にあくようになっていることが認められた。
これらの円板を60℃、90%相対湿度の環境に放置す
ると下地膜が水分により膨潤し、案内溝などが変形する
ことがある。とくに下Jt!IytAが0.1μm以上
でこの影響が多い、そこで下地膜用水溶液に重クロム酸
アンモニウム(N Ha)*Cr so7を約10重量
%加え、回転塗布した後紫外光照射によりPVA分子の
架橋をさせた。この場合には水分による膨潤の程度が小
さくなり、実用上の問題はなくなった。
ると下地膜が水分により膨潤し、案内溝などが変形する
ことがある。とくに下Jt!IytAが0.1μm以上
でこの影響が多い、そこで下地膜用水溶液に重クロム酸
アンモニウム(N Ha)*Cr so7を約10重量
%加え、回転塗布した後紫外光照射によりPVA分子の
架橋をさせた。この場合には水分による膨潤の程度が小
さくなり、実用上の問題はなくなった。
本発明のいずれの実施例においても、記録膜としてTe
5ePb記録膜の代わりに、カルコゲン元素、カルコゲ
ン化物(カルコゲナイド)、半導体。
5ePb記録膜の代わりに、カルコゲン元素、カルコゲ
ン化物(カルコゲナイド)、半導体。
半金属、金属のうちの少なくとも一者よりなる群より選
ばれた少なくとも一者より成るものを用いてよい。
ばれた少なくとも一者より成るものを用いてよい。
本発明によれば穴形成型記録膜の下地膜を樹脂基板およ
び紫外線硬化樹脂付ガラス基板等にその熱分解特性を損
うことなく設けることができる。
び紫外線硬化樹脂付ガラス基板等にその熱分解特性を損
うことなく設けることができる。
そのために所要記録パワーを低下させることができ、よ
り小さい穴形成が可能となり、高密度記録が達成できる
。
り小さい穴形成が可能となり、高密度記録が達成できる
。
第工図は本発明の一実施例の光記録媒体の断面図、第2
図は下地膜材料の熱分解特性を示すグラフ、第3国は各
下地膜を用いた媒体の記録パワーと記録穴径との関係を
示すグラフである。 l・・・透明基板、2・・・紫外線硬化樹脂層、3・・
・下地膜、4・・・穴形成型記録膜、5・・・案内用溝
、6・・・記録穴、7・・・穴径、8〜10・・・下地
膜の実施例、1工・・・下地膜なしの紫外線硬化樹脂だ
けの実施例。 ;、l席
図は下地膜材料の熱分解特性を示すグラフ、第3国は各
下地膜を用いた媒体の記録パワーと記録穴径との関係を
示すグラフである。 l・・・透明基板、2・・・紫外線硬化樹脂層、3・・
・下地膜、4・・・穴形成型記録膜、5・・・案内用溝
、6・・・記録穴、7・・・穴径、8〜10・・・下地
膜の実施例、1工・・・下地膜なしの紫外線硬化樹脂だ
けの実施例。 ;、l席
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、レーザ光ビームにより穴を形成するカルコゲン元素
、カルコゲナイド、半導体、半金属、および金属からな
る群より選ばれた少なくとも一者からなる記録薄膜およ
び記録膜材料の融点よりも低い温度で激しく熱分解し、
気体を発生させる親水性材料の下地膜とから構成される
ことを特徴とする光記録媒体。 2、下地膜材料はポリビニルアルコール、ニトロ化ポリ
ビニルアルコール、およびアゾ化合物を分散させたポリ
ビニルアルコールなどの親水性高分子からなることを特
徴とする請求項1記載の光記録媒体。 3、記録膜はTeSe、TeSePb、TeSeSb、
TeSeSbS等のTe系カルコゲナイドからなること
を特徴とする請求項1もしくは2記載の光記録媒体。 4、記録膜はBi、Au、Cr、Snなどの半金属もし
くは金属からなることを特徴とする請求項1もしくは2
記載の光記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199439A JPH0363942A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 光記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199439A JPH0363942A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 光記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363942A true JPH0363942A (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=16407836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1199439A Pending JPH0363942A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 光記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0363942A (ja) |
-
1989
- 1989-08-02 JP JP1199439A patent/JPH0363942A/ja active Pending
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