JPH0363885A - フィルタリング方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像処理を行うコンピュータシステム等に関し
、特に画像のフィルタリング方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、フィルタリングにおいては入力原画像の再処理を
行う必要のない場合でも入方原画像領域とフィルタリン
グ結果の格納領域をメモリ領域に別々に用意し、入方原
画像領域の注目画素の長方形近傍領域の濃度値に対して
フィルタリング演算を行い、フィルタリンク演算の演算
結果を格納領域へ格納している。したがって入方原画像
領域の２倍の大きさのメモリ領域が必要とされていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のフィルタリングは入力原画像の再処理を
行う必要のない場合でも入方原画像領域とフィルタリン
グ結果の格納領域を別々に用意する方式となっているの
で、入方原画像領域の２倍のメモリ領域が必要となると
いう欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のフィルタリング方式は、画像データを入方原画
像領域に入力する原画像入力手段と、入１原画像の注目
画素の長方形近傍域内の濃度値に対して演算を行うフィ
ルタリング演算手段と、フィルタリング演算主段の演算
結果を注目画素の近傍領域の左斜め上の画素領域に格納
する左斜め上格納手段と、すべての画素に対して前記フ
ィルタリング演算手段と左斜め上格納手段をラスター走
査によって行うラスター処理手段とを有する。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す流れ図である。同図に
おいてフィルタリング方式は、画像データを入方原画像
領域に入力する原画像入力手段１と、入力原画像の注目
画素の長方形近傍領域内の濃度値に対して演算を行い、
演算結果を求めるフィルタリング演算手段２と、フィル
タリング演算手段２の演算結果を注目画素の近傍領域の
左斜め上の画素領域に格納する左斜め上格納手段３と、
すべての画素に対して前記フィルタリング演算手段２と
左斜め主出力手段３とをラスター走査によって行うラス
ター処理手段４とからなる。

第２図は３×３フイルタリングの途中過程を示す説明図
である。

フィルタリングを行う場合、原画像入力手段１によって
画像データを入方原画像領域２１に入力する。入力され
た入力原画像の注目画素ｆ（ｉｊ）に対しフィルタリン
グ演算手段２によって注目画素の長方形近傍領域２３の
濃度値に対して演算を行い演算結果を求める。そして左
斜め上格納手段３によってフィルタリング演算手段２の
演算結果を注目画素の近傍領域の左斜め上の画素領域ｆ
　（ｉ−１，ｊ−１＞に格納する。

演算結果の格納後、次画素算出手段４１により次の注目
画素を算出し、最終画素判断手段４２より最終画素であ
るか否かを判断する。そして最終画素であるならばフィ
ルタリングを終了し、最終画素でないならば前記のフィ
ルタリング演算手段２と左斜め上格納手段３とラスター
処理４とを繰り返し行う。

上記のように入方原画像領域２１と格納領域２２は上下
に１ライン、左右に１ラインずれた形になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、入力原画像の再処理を必
要としないフィルタリングにおいてフィルタリング演算
手段の演算結果を注目画素の近傍領域の左斜め上の画素
領域に格納することにより、格納領域内のメモリ領域を
必要とせず、少ないメモリでフィルタリングを行うこと
が出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のフィルタリング方式の一実施例を示す
流れ図、第２図はフィルタリング処理の途中過程を示す
説明図である。 １・・・原画像入力手段、２・・・フィルタリング演算
手段、３・・・左斜め上格納手段、４・・・ラスター処
理手段、２１・・・入方原画像領域、２２・・・格納領
域、２３・・・長方形近傍領域。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像データを入方原画像領域に入力する原画像入力手段
   と、入力原画像の注目画素の長方形近傍域内の濃度値に
   対して演算を行うフィルタリング演算手段と、フィルタ
   リング演算主段の演算結果を注目画素の近傍領域の左斜
   め上の画素領域に格納する左斜め上格納手段と、すべて
   の画素に対して前記フィルタリング演算手段と左斜め上
   格納手段をラスター走査によつて行うラスター処理手段
   とを有することを特徴とするフィルタリング方式。