JPH0363685A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置の
クリーニング装置に関する。

［従来の技術］ 従来の、クリーニング装置を備えた複写機を、第２図に
示す。

同図において、装置本体ｌの内部には、原稿１２の潜像
が形成される光導電材料を表面に設けた感光体ドラム２
が回転可能に装設されている。この感光体ドラム２の周
辺には、その回転方向に沿って、帯電部３、画像光が照
射される露光部４、感光体ドラム２の潜像を現像する現
像部５、その現像された画像を用紙６に転写し分離させ
るための転写分離部７、感光体ドラム２に残存したトナ
ーを除去するクリーニング装置８、除電部９等の部材が
その順序で配設されている。

また、装置本体ｌには装置本体１の各種制御を行う制御
手段の一例としてのマイクロコンビュータロ０が備え付
けられている。

第３図、第４図は、クリーニング装置８の内部のクリー
ニング用ブレード８１などの部材の略本側面図である。

このブレード８１の先端を感光体ドラム２の表面（以後
感光体面と称する）２２に、第３図に示す様に、圧接す
ることによって、その感光体面２２上に付着しているト
ナー２３を除去するようにしている。

ところで、ゴムブレードを用いる場合、ブレード８１の
加圧による変形を防ぐために、第４図に示す様に、ブレ
ード８１を感光体面２２からときどき離す必要がある。

しかし、感光体ドラム２の回転停止の直後は、ブレード
８１によって、除去されたトナー２３が沢山クリーニン
グ装置８の内部に舞い上がった状態となっている。その
ため、感光体ドラム２の回転停止の直後に、ブレード８
１を解除すると、その舞い上がったトナー２３が、第４
図に示すように、クリーニング装置８の外部へもれてい
く。この飛散したトナー２３は、除電部９や帯電部３等
の部材に付着して、画像形成に悪影響を与える。

そこで、従来は、感光体ドラム２の回転停止後、所定時
間経過し、舞い上がったトナーが下方へ移動し、飛散が
納まってから、ブレード８１を解除させるようにした技
術が知られている（時開６３−２０４２８６）。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、このような時間を基準としたブレード８
１の解除方式は、クリーニング装置８内の湿度、温度、
風の流れなどの環境変化や、機種等の差に対応出来ない
という課題を有している。

そのため、トナー飛散による汚れを十分防止することが
出来ない。

本発明は、このような従来技術の課題に鑑み、クリーニ
ング装置内の湿度、温度、風の流れなどの環境変化や、
機種等の差に対応出来、トナー飛散による汚れを十分防
止することが出来る画像形成装置のクリーニング装置を
提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、感光体面上に圧接、解除され、その感光体面
に付着したトナーを清掃するためのクリーニング用ブレ
ードと、そのクリーニング用ブレードを駆動する駆動手
段と、それら部材を収納するケーシング等を備えた、画
像形成装置のクリーニング装置において、前記ケーシン
グ内に配設され、そのケーシング内のトナーの浮遊状態
を検出するセンサと、予めトナーの良好状態に対応する
データを記憶した記憶手段と、前記センサの出力とその
記憶手段のデータとに基づき、前記駆動手段を制御する
判断手段とを備えた画像形成装置のクリーニング装置で
ある。

［作用］ 本発明は、ケーシング内に配設されたセンサによって、
トナー浮遊状態を検出し、その検出結果と予め測定して
おいた基準値とを比較し、その結果に従い、駆動手段を
制御して、ブレードを解除する。

［実施例］ 以下に、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。

第１図は、本発明にかかる画像形成装置のクリーニング
装置の一実施例を示す略本断面図である。

同図において、クリーニング装置８は、感光ドラム２の
感光体面２２に付着したトナーを清掃するためのＬ字型
クリーニング用ブレード３０を有している。このブレー
ド３０は、支持部材３１の下面に固定されると共に、そ
の支持部材３１の一端が枢軸３２に固定され、矢印方向
に回動するようになっている。その支持部材３１の下方
において、Ｌ字型のレバー４２が、ビン４０によって回
動可能に枢支されている。そのレバー４２の一端は支持
部材３１の下面に当接し、他端は駆動手段３９の一例で
あるソレノイド３９のビン４１に連結、している。この
ソレノイド３９は、クリーニング装置８のケーシング３
３に固定されている。ケーシング３３の下方部には、沈
下したトナー２３を回収するトナー回収手段３６が設け
られている。また、その上には、感光体面２２上のトナ
ー２３を清掃するファーブラシ３５が配設されている。

更に、そのファーブラシ３５のすぐ上には、ケーシング
３３内の、望ましくはブレード３０付近のトナー浮遊状
態を検出するための、光センサ、超音波センサなとのセ
ンサ３４が取り付けられている。

光センサは光をブレード３０の方へ向かって照射し、反
射光を受光し、その受光量を測定して、トナー浮遊量を
検出するものである。また、超音波センサは超音波をブ
レード３０の方へ向かって光を発射し、反射波を受波し
、その受波量を測定して、トナー浮遊量を検出するもの
である。

記憶手段３７は、予めトナーの良好状態に対応するデー
タを記憶したＲＯＭ等の記憶手段である。

即ち、予めトナーの種々の浮遊状態に対応するセンサ３
４の出力値を測定すると共に、沈静化した状態のトナー
状態に相当する基準レベルをデータとして記憶しておく
。判断手段３８はセンサ３４からの出力値と記憶手段３
７の基準レベルとを比較して、その結果に基づきソレノ
イド３９を制御する手段である。

次に、本発明の動作を上記実施例に沿って説明する。

原稿の画像光が感光体面２２に照射され露光が行われる
。その結果、感光体面２２上には、潜像が形成される。

その潜像は現像装置５（第２図参照）によってトナー顕
像化される。このトナー顕像は、収納カセット２９から
供給された用紙６上に、転写装置７によって転写される
。しかし、全てのトナーが転写されるわけではなく、一
部のトナーが感光体面２２上に残存する。このようにト
ナーが残存した感光体面２２が回転する。クリーニング
装置８のブレード３０は、感光体面２２に圧接している
ので、その残存トナーを除去する。

即ち、ソレノイド３９は、そのビン４１を伸長させてい
るので、レバー４２は、時計方向へ回動している。従っ
て、支持部材３１は、自重によって反時計方向に回動し
て、ブレード３０を感光体面２２に圧接させている。そ
の圧接によって除去されたトナーは、ケーシング３３内
に舞い上がって行く。

複写が終了すると、感光ドラム２は回転を中止する。セ
ンサ３４は、光、超音波を発射することによって、トナ
ーの浮遊状態を検出する０判断手段３８はそのセンサ３
４からの出力値と記憶手段３７の基準レベルとを比較す
る０両値が一致した場合、あるいはその差が所定許容範
囲内に納まる場合は、トナー２３が十分沈下しているの
で、ソレノイド３９ヘブレード３０を解除させる信号を
出力する。

その信号を受けて、ソレノイド３９は、そのビン４１を
引き込む、それに従い、レバー４２は、ビン４０と中心
に反時計方向へ回動する。その結果、支持手段３１は枢
軸３２を中心にして、時計方向へ回動する。それによっ
て、ブレード３０は感光体面２２から離れる。離れても
、トナー２３は十分沈下しているので、ケーシング３３
の外部へ飛散して行くことはない。

なお、センサ３４の取り付は位置は上記実施例に限られ
ることはない。また、複数個設けても構わない。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明にかかる画像形成装置のク
リーニング装置は、センサに依って、トナーの浮遊状態
を検出し、十分トナーが沈下した後、ブレードを解除す
るので、クリーニング装置内の湿度、温度、風の流れな
どの環境変化や、機種等の差に対応出来、トナー飛散に
よる汚れを十分防止することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にかかる画像形成装置のクリーニング
装置の一実施例を示す略本断面図、第２図は、従来の複
写機の略本断面図、第３図は、同複写機のブレード等の
略本側面図、第４図は、同複写機のブレード等の他の状
態の略本側面図である。 ２２◆・・感光体面　３０◆・・ブレード　３４・◆・
センサ　３７・・・記憶手段　３８・・・判断手段　３
９・・・ソレノイド

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体面上に圧接、解除され、その感光体面に付
   着したトナーを清掃するためのクリーニング用ブレード
   と、そのクリーニング用ブレードを駆動する駆動手段と
   、それら部材を収納するケーシング等を備えた、画像形
   成装置のクリーニング装置において、前記ケーシング内
   に配設され、そのケーシング内のトナーの浮遊状態を検
   出するセンサと、予めトナーの良好状態に対応するデー
   タを記憶した記憶手段と、前記センサの出力とその記憶
   手段のデータとに基づき、前記駆動手段を制御する判断
   手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置のクリー
   ニング装置。
2. （２）前記センサは、前記クリーニング用ブレード付近
   のトナー浮遊状態を検出するものであることを特徴とす
   る請求項１記載の画像形成装置のクリーニング装置。