JPH0363091B2 - - Google Patents

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JPH0363091B2
JPH0363091B2 JP13936181A JP13936181A JPH0363091B2 JP H0363091 B2 JPH0363091 B2 JP H0363091B2 JP 13936181 A JP13936181 A JP 13936181A JP 13936181 A JP13936181 A JP 13936181A JP H0363091 B2 JPH0363091 B2 JP H0363091B2
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Japan
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register
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rar
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microinstruction
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Kyoshi Yada
Shigeo Sawada
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/22Microcontrol or microprogram arrangements
    • G06F9/26Address formation of the next micro-instruction ; Microprogram storage or retrieval arrangements
    • G06F9/262Arrangements for next microinstruction selection

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、レジスタ選択方式に関し、特にビツ
ト長の短かいマイクロ命令で多数のレジスタを選
択できる間接指定によるレジスタ選択方式に関す
るものである。
マイクロ・プログラム制御の中央処理装置で
は、制御論理がプログラムの形で制御記憶に集中
して格納され、その変更修正が比較的簡単である
ため、ハードウエアに柔軟性を与えることができ
る等、種々の利点を有している。
垂直型のマイクロ命令は、操作コードと操作オ
ペランド・フイールドからなり、操作オペラン
ド・フイールドで演算回路の入力や結果の行先等
を指定する。
第1図は、マイクロ・プログラム制御の中央処
理装置のブロツク図である。
第1図において、1は演算ユニツト(ALU)、
2は記憶装置を制御するユニツト(SCU)、3は
マイクロ・プログラムのシーケンスを制御するユ
ニツト(SEQ)、4はチヤネル制御ユニツト
(CH)である。
これらの各ユニツト1〜4には、マイクロ・プ
ログラムによつて選択されるレジスタが多数分散
されており、選択されたレジスタの内容がデー
タ・バスを介して各ユニツト2〜4と演算ユニツ
ト1の間で転送される。
第1図において、演算ユニツト1には、ローカ
ル・ストレージ(以下LSと記す)5とこのLSに
対応するレジスタ群7が配置され、LS5はデー
タ・バス(XB)8を通つて演算器6に入力する
一方、レジスタ群7はデータ・バス(YB)9を
通つて演算器6に入力し、その演算結果はデー
タ・バス(ZB)11を通つて各ユニツト1〜4
のレジスタに格納される。なお、演算ユニツト1
以外のユニツト2〜4に存在するレジスタは、共
通データ・バス(EB)10を通つて、演算ユニ
ツト1のデータ・バス(YB)9に接続されてい
る。レジスタを選択する場合、従来よりマイクロ
命令による直接指定、つまり各レジスタごとに割
り当てられた識別コードをマイクロ命令の操作オ
ペランド・フイールドで指定することにより選択
している。したがつて、識別コードを指定するフ
イールド長は、すべてのレジスタを区別するため
に必要なレジスタ選択用ビツト数を準備しなけれ
ばならない。例えば、中央処理装置内のレジスタ
数が200個存在する場合、これらを選択するには、
28=256によつて8ビツトが必要であり、X+Y
=Zの演算を行うために、X、Y、Zのレジスタ
を独立に指定すれば、8ビツトの3倍、つまり24
ビツトが必要となる。
そこで、従来より、レジスタ選択に必要なマイ
クロ命令のビツト数を減少するため、X+Y=Z
の演算を行う場合、XとYのレジスタを同一にす
るか、あるいはYとZのレジスタを同一にする方
法、または200個のレジスタのうち、X+Y=Z
の演算に必要なレジスタのみをあらかじめ選択し
ておく方法等を用いている。
しかし、これらの方法を用いても、まだマイク
ロ命令のレジスタ選択に必要なビツト数の占める
割合が大きいため、マイクロ命令を記憶する制御
記憶装置の容量が大きくなり、コスト高を招いて
いる。
本発明の目的は、このような従来の欠点を解消
するため、レジスタ選択に必要なマイクロ命令の
ビツト数を減少し、かつマシン・サイクルを短縮
するとともに、マイクロ命令のビツト数の変更な
しにレジスタ数を増加することが可能なレジスタ
選択方式を提供することにある。
本発明のレジスタ選択方式は、命令(機懐語の
一単位であつて、計算機に演算その他の一定の動
作を指示するもの。マイクロ命令は、命令を更に
分解して、ハードウエアに基本動作を指示するも
のである。以下、単に「命令」というときは、マ
イクロ命令ではなく、この「機械語の一単位」の
意を表すものとする。)を複数のマイクロ命令に
より実行するデータ処理装置であつて、次の特徴
を有する。
すなわち、マイクロ命令の演算に用いる複数の
演算レジスタと該複数の演算レジスタの一つを指
定するビツトとコントロールビツトとを有するレ
ジスタ・アドレス・レジスタとを備えた複数のユ
ニツトと、命令のオペコードに基づき該レジス
タ・アドレス・レジスタの初期値および該レジス
タ・アドレス・レジスタのカウントアツプあるい
はカウントダウン若しくはカウント維持を指示す
る情報を、マイクロ命令の実行に先立ち該レジス
タ・アドレス・レジスタのコントロール・ビツト
に設定する初期設定手段と、マイクロ命令により
あるユニツトに属するレジスタ・アドレス・レジ
スタが選択されたときに、少なくとも次のマイク
ロ命令の実行前までに該レジスタ・アドレス・レ
ジスタの値を該レジスタ・アドレス・レジスタの
コントロール・ビツトに設定された情報の指示に
基づき更新する手段とを有することに特徴があ
る。
以下、本発明の動作原理と実施例を、図面によ
り説明する。
第1図に示す中央処理装置において、マイク
ロ・プログラムにより選択されるレジスタのう
ち、使用頻度が高く、かつ高速度で選択する必要
のあるレジスタは、演算ユニツト1に集中してお
り、他のユニツト2〜4では、高速度選択を要す
るレジスタは2〜3個程度で、大部分のレジスタ
が高速度選択を必要としない。
本発明においては、マイクロ・プログラムによ
りレジスタ選択を行う場合、高速度選択を要する
演算ユニツト1内のレジスタ、つまりデータ・バ
ス(XB)8を通して読み出されるレジスタ
(LS)とデータ・バス(YB)9を通して読み出
される演算ユニツト1のレジスタ群に対しては、
マイクロ命令による直接指定を行い、高速度選択
を要しないユニツト2〜4内のレジスタ、つまり
共通データ・バス(EN)10を通して読み出さ
れるレジスタに対しては、マイクロ命令による間
接指定を行う。このように、本発明では、使用頻
度が大きく、マイクロ命令により直接指定しない
と処理装置の性能が低下するレジスタに対して
は、マイクロ命令による直接指定を行い、エラー
等、例外事項が発生したときのみ参照するもの
で、高速度選択を要しないレジスタに対しては、
マイクロ命令による間接指定を行う。さらに、間
接指定のためのレジスタ・アドレス・レジスタ
(以下RARと記す)に対して、命令開始時の初期
設定とマイクロ命令による任意の値の設定の機
能、およびカウント機能を持たせることによつて
間接指定の高速化を計り、特定の命令でのみ使用
するレジスタ等も間接指定できるようにする。
第2図a,bは、本発明の実施例を示すマイク
ロ命令のレジスタ選択用コードの説明図である。
マイクロ命令12は、F、SX、A、SY、…の
各操作フイールドに分割されており、それぞれF
はフアンクシヨン(バイト処理、ワード処理、転
送処理等の指示)、SXは演算器のX側のソース・
レジスタ選択の選択、Aは演算の種類の指定、
SYは演算器のY側のソース・レジスタおよびデ
イステネーシヨン・レジスタの選択の指定を行
う。
SXフイールドは従来どおりマイクロ命令によ
り直接指定を行い、SYフイールドは演算ユニツ
ト1のレジスタ群7を除去して間接指定を行う。
中央処理装置内にレジスタ数が例えば、200個存
在する場合、従来の方式であればSX、SYフイー
ルドとも8ビツト長となるのに対して、第2図で
は演算ユニツト1のレジスタのみ直接指定を行う
ので、SX、SYフイールドとも4ビツト長でよ
い。いま、演算ユニツト1のレジスタ名をA、
B、C、…とすると、レジスタA、B、C、…
と、ユニツト2〜4ごとに設置されるRARと、
ユニツト2〜4ごとの転送用データ・バス
(SCUB、SEQE、CHB)のみがマイクロ命令で
直接指定できる4ビツトのコードを持つており、
これに対して他のユニツト2〜4のレジスタは
RARにより間接指定されるコードを独立して持
ち、そのビツト数は任意に決定できる。
第2図aのSXフイールドには、演算ユニツト
1の各レジスタA、B、C、…に割り当てられた
コードのみが入るのに対して、SYフイールドに
は、演算ユニツト1の各レジスタA、B、C、…
のコードと、他のユニツト2〜4のRARとバス
に割り当てられたコード等が入る。
第2図bは、SYフイールド4ビツトのコード
の一例を示しており、“0000”〜“0111”には演
算ユニツト1の各レジスタA、B、…が、“1000”
〜“1011”にはチヤネル制御ユニツト4のRAR
と転送用のデータ・バス(CHB)が、“1100”〜
“1101”には記憶制御ユニツト2のRARと転送用
のデータ・バス(SCUB)が、また“1110”〜
“1111”にはシーケンス制御ユニツト3のRARと
転送用のデータ・バス(SEQB)が、それぞれ割
り当てられる。したがつて、マイクロ・プログラ
ムによつてレジスタA、B、…を直接指定すると
ともに、チヤネルRAR(HRAR)、記憶制御RAR
(SRAR)シーケンス制御RAR(QRAR)等を任
意に指定して間接指定を行い、また各ユニツト2
〜4の転送用データ・バス(CHB、SCUB、
SEQB)を指定する。CHB、SCUB、SEQBは、
RARにより指定された各ユニツト2〜4のレジ
スタの演算ユニツト1への転送、あるいは演算ユ
ニツト1から各ユニツト2〜4のレジスタへの転
送を指定することになる。
第3図a,bは、本発明の実施例を示すRAR
とその付属回路のブロツク図、およびRARのビ
ツト内容説明図である。
RAR13は、各ユニツト2〜4に独立して設
けられ、マイクロ命令によつて各RARが独自に
指定される。RAR13に対しては、結果デー
タ・バス(ZB)11からマイクロ命令により任
意の値をセツトできる他、命令を実行するに当つ
て初期値を設定することができる。また、RAR
13の内容は、カウンタ15によりプラス1ある
いはマイナス1された後、その更新された値がフ
イーレドバツクされてRAR13にセツトされる。
第3図bに示すように、RAR13は例えば5
ビツトで構成され、1ビツトのコントロール・ビ
ツト(CTL)と4ビツトのレジスタ・コード
(Ccde)からなる。コントロール・ビツト
(CTL)は、カウントの抑止/許可を制御し、レ
ジスタ・コード(Code)は最大16個のレジスタ
の選択に使用する。RAR13にセツトされた内
容は、ソース・デコーダ18によりデコードさ
れ、演算ユニツト1への転送レジスタが選択され
る。また、RAR13の内容は、半マシン・サイ
クル後にデイレイRAR(DRAR)14にラツチさ
れ、それによつてデイステネーシヨン・デコーダ
17によりデコードされて、演算ユニツト1から
転送レジスタが選択される。
カウンタ15は、現在の値にプラス1を行い、
RARを使用した間接指定があると、そのカウン
トした値をRAR13にフイードバツクしてセツ
トする。
イニシヤライズ手段16は、命令の開始時に、
RAR13を“0”、あるいは特定の命令の場合に
は、ある定数に初期設定する。
第4図は、第3図のRARの動作説明図であり、
第5図はデイレイRARの動作タイムチヤートで
ある。各ユニツト2〜4のすべてのレジスタは、
各ユニツトごとに4ビツトのコードが割り当てら
れ、このコードがRAR13にセツトされたとき
に選択指定される。したがつて、異なるユニツト
のレジスタに、重複するコードが割り当てられて
も何ら差し支えない。
いま、第4図に示すように、チヤネル制御ユニ
ツト4内にCH1〜CH9の9個のレジスタが存
在し、それぞれ“0000”〜“1000”が割り当てら
れている場合、マイクロ命令のSYフイールドで
“1000”が指定されると、第2図bに示すように、
チヤネルRAR(HRAR)13が選択される。こ
の場合、命令を実行する前の準備期間に、イニシ
ヤライズ手段16によつて例えば、“0000”が初
期設定されていれば、レジスタCH1が指定さ
れ、次にマイクロ命令のSYフイールドで“1001”
が指定されると、第2図bにしたがつてチヤネ
ル・データ・バス(CHB)101が選択されて、
レジスタCH1の内容が共通データ・バス(EB)
を通つて演算ユニツト1に転送される。
ところで、一般に、レジスタの使用方法として
は、CH1,CH2,CH3…の順序で同一ユニツ
ト内のレジスタを確保して使用するようなマイク
ロ・プログラムが多いので、この場合には、前の
コードをプラス1すれば次に指定されるレジスタ
のコードとなる。
第4図では、最初のコード“0000”が選択さ
れ、レジスタCH1の内容が転送されると同時
に、HRAR13の内容が自動的にプラス1され
た値に更新されるので“0001”に対応するレジス
タCH2が指定される。マイクロ命令で“1001”
が指定されて、レジスタCH2の内容が演算ユニ
ツト1に転送されると、直ちにHRAR13の内
容がプラス1された値“0010”に更新され、レジ
スタCH3が指定される。このようにして、番号
順にレジスタが確保され、高速度で演算が行われ
る。
また、プログラムの途中であれば、マイクロ・
プログラムにより演算の結果データ・バス(ZB)
11を通して任意の値をHRAR13にセツトで
きる。例えば、“0111”がセツトされると、その
コードに対応するレジスタCH8が選択され、マ
イクロ命令による転送指示でレジスタCH8の内
容が演算ユニツト1に転送される。このとき、次
にレジスタCH9を指定する場合には、あらかじ
めHRAR13のコントロール・ビツト(CTL)
を“1”にしておけば、自動的に“0111”がプラ
ス1されて“1000”がHRAR13にセツトされ
る。また、次にレジスタCH9を再び指定すると
きには、あらかじめHRAR13のコントロー
ル・ビツト(CTL)を“0”にしておけば、プ
ラス1されることなく、前の値がそのまま
HRAR13にセツトされる。また、次に、レジ
スタCH9以外のレジスタを指定するときには、、
マイクロ・プログラムによりデータ・バス(ZB)
11を通して任意の値をHRAR13にセツトす
ればよい。
なお、RAR13のコントロール・ビツト
(CTL)が“1”のとき、カウンタ15でマイナ
ス1して、順次CH9,CH8,CH7…の順に指
定することもできる。さらに、コントロール・ビ
ツト(CTL)を2ビツトに増加して、“01”のと
きプラス1、“10”のときマイナス1、“00”のと
きそのままの値にすることもできる。
このようにRARがカウント機能を具備するの
で、2回目以降のマイクロ命令はチヤネル・デー
タ・バス(CHB)の指示を連続して発行するだ
けでよく、マイクロ・プログラムの構成はきわめ
て簡単となる。なお、第4図では、チヤネル制御
ユニツト4について説明したが、他のユニツト
2,3についても全く同じである。また、第4図
では、ユニツト4内のレジスタ数が9個の場合を
示しているが、16個以上存在する場合には4ビツ
トで指定できる範囲を越えるため、ビツト数を増
加すればよく、マイクロ命令のビツト数とRAR
のビツト数を一致させる必要はない。したがつ
て、ユニツト内のレジスタ数を増減しても、
RARのビツト数を増減するのみで、マイクロ命
令のビツト長には無関係にすることができる。
第5図a,bに示すように、マイクロ命令を実
行する場合、1マシン・サイクル(1MC)の前
半でソース(SCE)レジスタの内容が読み出さ
れ、後半のサイクルでデイステネーシヨン
(DES)レジスタに書き込まれる。したがつて、
前のサイクルのデイステネーシヨン・レジスタの
選択と次のサイクルのソース・レジスタの選択は
時間的に重複する。第5図cに示すように、
RARにセツトされる値が“0001”、“0010”と更
新されると、第5図dに示すように、DRARに
は半サイクル遅れで“0001”、“0010”がセツトさ
れ、さらに半サイクル遅れたタイミングでカウン
タ15によりプラス1されて、RARの値が更新
される。
第6図は本発明の実施例を示すマイクロ・プロ
グラムのフローチヤートであり、第7図は第6図
のマイクロ・プログラムのタイム・チヤートであ
る。
第6図Aは実行途中におけるチヤネル・ユニツ
トの間接指定のマイクロ命令列を示し、第6図B
は実行開始時における記憶制御ユニツトの間接指
定のマイクロ命令列を示している。
第6図Aにおいては、ステツプ(1)でHRARに
常数4をセツトし、ステツプ(2)ではHRAR=4
で指定されるレジスタをローカル・ストレージ
LSに転送し、ステツプ(3)では、HRARの内容は
ステツプ(2)でCHBをソース指定したことにより
4から5にカウント・アツプされているので、
HRAR=5で指定されるレジスタをローカル・
ストレージLSに転送する。ステツプ(4)、(5)では、
同じようにして、HRAR=6、7で示すレジス
タの内容をローカル・ストレージLSに転送する。
第7図aは、上述した第6図aにおける
HRARの内容の更新されるタイミングを示して
おり、ステツプ2、3、4、5の各マシン・サイ
クルでHRARの内容はそれぞれ4、5、6、7
となる。この場合、ソース・レジスタの選択であ
るため、DHRARの内容は使用されない。
次に、第6図Bは、命令の開始からのマイク
ロ・プログラムを示しており、記憶制御ユニツト
(SCU)のSRARは第7図bのように、8に初期
設定されている。ステツプ(1)でDSRAR=8で示
すレジスタにローカル・ストレージLSからデー
タが転送され、SRARは8から9にカウント・ア
ツプされる。したがつて、ステツプ(3)では、
SRAR=9で指定されるレジスタの内容がローカ
ル・ストレージLSに転送され、SRARは10にカ
ウント・アツプされる。
第7図cに示すように、DSRARにはステツプ
(1)の後半のサイクルで8がセツトされ、ステツプ
(2)の後半のサイクルで9がセツトされるが、この
DSRARの9はソース・レジスタの指定であるた
め使用されない。
なお、第6図Bのステツプ(2)およびステツプ(4)
では、他のマイクロ命令の実行が行われ、この
SRARに対してはマイクロ命令が発行されないの
で、第7図b,cに示すように、その1マシン・
サイクルは制御されず、同じ値を保持する。
このように、連続マシン・サイクルでなくて
も、同一ユニツト内でレジスタが番号順に使用さ
れる場合に、高速制御が可能となる。
第6図Bでは、初期値が8となつているが、命
令の種類により、その命令が使用するレジスタ番
号に初期設定しておくことができるのは勿論であ
る。したがつて、マイクロ・プログラムでRAR
に常数をセツトすることなく、命令開始時からそ
の命令に必要なレジスタが選択されているので、
RARの設定による性能低下はない。また、RAR
によるレジスタ選択を行う度ごとに、RARの内
容がカウント・アツプするので、1度のRARの
設定により、レジスタ番号を処理順に付加してお
けば、連続的にレジスタが選択でき、これによつ
てRARへの常数設定による性能低下を防ぐこと
ができる。
以上の方法によつて、従来、マイクロ命令で直
接指定していたレジスタも、間接指定を行うこと
が可能となり、マイクロ命令で直接指定しなけれ
ばならないレジスタの数が大幅に減少する。
実施例では、マイクロ命令のSYフイールドは
4ビツトであり、マイクロ命令で直接指定した場
合には、指定可能なレジスタ数は16個であるが、
各ユニツトのRARで間接指定することにより、
RARで選択可能なレジスタ数が64個(16個×4
ユニツト)となる。もし、80個のレジスタを直接
指定すれば、7ビツトが必要であるのに対して、
本発明ではRARを用いて4ビツトで指定できる
ので、差引3ビツトの低減となる。
以上説明したように、本発明によれば、カウン
ト機能を有するRARを用いてレジスタの間接指
定を行うので、マイクロ命令のビツト数の低減が
可能であり、制御記憶の容量を減少できる。ま
た、RARのビツト数は増減可能であり、性能向
上のためにデータ処理装置内のレジスタ数を増加
する場合、マイクロ命令のビツト数の変更なしで
拡張が可能である。さらに、マイクロ命令による
直接指定のレジスタ数が減少するので、RARに
よるデコードをあらかじめ完了させておくことが
でき、デコードの簡単化によりマシン・サイクル
の短縮化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はマイクロ・プログラム制御の中央処理
装置の一例を示すブロツク図、第2図は本発明の
実施例を示すマイクロ命令のレジスタ選択用コー
ドの説明図、第3図は本発明の実施例を示す
RARとその付属回路のブロツク図とRARのビツ
ト内容説明図、第4図は第3図のRARの動作説
明図、第5図はデイレイRARの動作タイム・チ
ヤート、第6図は本発明の実施例を示すマイク
ロ・プログラムのフローチヤート、第7図は第6
図のマイクロ・プログラムの実行動作タイム・チ
ヤートである。 1:演算ユニツト、2:記憶制御ユニツト、
3:シーケンス制御ユニツト、4:チヤネル制御
ユニツト、5:ローカル・ストレージ(LS)、
6:演算器、7:レジスタ群、8:Xバス、9:
Yバス、10:Eバス、11:Zバス、12:マ
イクロ命令、13:レジスタ・アドレス・レジス
タ(RAR)、14:デイレイRAR(DRAR)、1
5:カウンタ、16:イニシヤライザ、17:デ
イステネーシヨン・デコーダ、18:ソース・デ
コーダ、101:ユニツト・データ・バス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 命令を複数のマイクロ命令により実行するデ
    ータ処理装置において、マイクロ命令の演算に用
    いる複数の演算レジスタと該複数の演算レジスタ
    の一つを指定するビツトとコントロールビツトと
    を有するレジスタ・アドレス・レジスタとを備え
    た複数のユニツトと、命令のオペコードに基づき
    該レジスタ・アドレス・レジスタの初期値および
    該レジスタ・アドレス・レジスタのカウントアツ
    プあるいはカウントダウン若しくはカウント維持
    を指示する情報を、マイクロ命令の実行に先立ち
    該レジスタ・アドレス・レジスタのコントロー
    ル・ビツトに設定する初期設定手段と、マイクロ
    命令によりあるユニツトに属するレジスタ・アド
    レス・レジスタが選択されたときに、少なくとも
    次のマイクロ命令の実行前までに該レジスタ・ア
    ドレス・レジスタの値を該レジスタ・アドレス・
    レジスタのコントロール・ビツトに設定された情
    報の指示に基づき更新する手段とを有することを
    特徴とするレジスタ選択方式。
JP13936181A 1981-09-04 1981-09-04 レジスタ選択方式 Granted JPS5840668A (ja)

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JP13936181A JPS5840668A (ja) 1981-09-04 1981-09-04 レジスタ選択方式

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