JPH0362374A

JPH0362374A - ハードディスク制御装置

Info

Publication number: JPH0362374A
Application number: JP1198359A
Authority: JP
Inventors: Haruyuki Kurihara; 栗原　晴之
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-07-31
Filing date: 1989-07-31
Publication date: 1991-03-18
Also published as: KR910003629A; KR930008150B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明はバッテリ駆動のパーソナルコンピュータ、ワー
ドプロセッサ等にハードディスク装置を搭載する場合に
好適なハードディスク制御装置に関する。

（従来の技術）近年、バッテリ駆動のパーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ等の増加に伴い、これらの機器に組込まれる
ハードディスク装置の省電力化の要求が高まっている。

従来、この省電力化の方性としては、例えば機構部の駆
動系の効率を上げることや、制御回路基板上の素子を低
消費電力タイプのものを使用する等の方法の他に、ディ
スクをアクセスしない場合に、低消費電力モードに切替
えて、スピンドルモータの駆動を停止させてしまう方法
がある。

ここで、スピンドルモータの駆動を停止させる方法は、
モータ駆動系への電源供給を全く切ってしまうため、省
電力効果は高い。しかしながら、モータの駆動／停止動
作が頻繁に坐しるようになるため、例えばコンタクト・
スタート・ストップ方式（Ｃ３Ｓ方式）を採用している
装置では、磁気ヘッドがディスク（’ＣＳ　Ｓゾーン）
に接触する回数が極めて高くなり、ディスク寿命が低下
してしまう問題がある。また、この方式では、スピンド
ルモータの回転が完全に停止してしまうため、再びスピ
ンドルモータを立ち上げる場合に、時間がかかる問題が
ある。

（発明が解決しようとする課題）上記したように、従来の省電力化の方法は、ディスク寿
命の低下、スルーブツトの低下等の問題があり、あまり
有効的な方法ではなかった。

本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、ディス
ク寿命を低下させず、また、スルーブツトを低下させず
に、省電力化が図れるハードディスク制御装置を提供す
ることを目的とする。

［発明の構成］（課題を鯉決するための手段）すなわち、本発明の一実施例に係るハードディスク制御
装置は、例えば一定時間、アクセスを行わないような場
合に、磁気ヘッドを記録媒体の所定の位置に移動させる
と共に、上記磁気ヘッドが上記所定の位置で浮上するの
に必要な最低の回転数でスピンドルモータを回転させる
省電力モードを備えたものである。

また、本発明は、上記省電力モード時において、磁気ヘ
ッドを記録媒体の最外周に移動させることを特徴とする
。

（作　用）上記のｔＭ　ｅｃによれば、省電力モード時には、スピ
ンドルモータが磁気ヘッドの浮上に必要な最低の回転数
で回転する。したがって、モータ駆動電流を抑えて、省
電力化を図ることができる。この場合、磁気ヘッドは、
浮上状態にあるため、ディスクに接触して傷を付けるこ
とはない。また、スピンドルモータも回転状態にあるた
め、再び、スピンドルモータを立ち上げる際に、短時間
で済む。

さらに、省電力モード時に、磁気ヘッドを記録媒体の最
外周に移動させるようにすれば、最外周での周速が最も
大きいことを利用して、磁気ヘッドの浮上に必要な最低
の回転数をさらに落とすことかできるため、省電力効果
を上げることができる。

（実施例）以下、図面を参照して本発明の一実施例に係るハードデ
ィスク制御装置を説明する。

第１図はその構成を示すブロック図である。記録媒体で
あるディスクＩＩは、スピンドルモータ１２の駆動によ
って回転する。スピンドルモータ１２は、例えばブラシ
レスＤＣモータからなり、モータ制御回路１３によって
駆動される。モータ制御回路１３は、後述するＣＰＵ２
０の制御の下で、スピンドルモータ１２に駆動電流を供
給する。磁気ヘッド１４は、ディスク１１の半径方向に
シークして、ディスク１１上にデータの記録／再生を行
う。

このディスク１１には、予め磁気ヘッド１４の位置を示
すための位置情報（サーボ情報）が記録されている。こ
の情報は、シーク時に、磁気ヘッド（４によって読み出
される。磁気ヘッド１４によって読み出された位置情報
は、プリアンプ１５を介してサーボ制御回路１６に送ら
れる。サーボ制御回路１６は、この位置情報に基づいて
、シーク制御モードおよび位置制御モードの各サーボ制
御動作を実行し、ヘッド位置決め制御に必要な駆動信号
をＶＣＭドライバｔ７に出力する。ＶＣＭドライバ（７
は、この駆動信号に応じた駆動電流をＶＣＭ　（ボイス
コイルモータ）１８に供給して、ＶＣＭ１８を駆動する
。

これにより、キャリッジ機構１９の移動速度が制御され
、このキャリッジ機構１９に搭載された磁気ヘッド１４
が予め設定されている目標速度に近い速度で、ディスク
１１上の目標トラックまでシークすることになる。

ＣＰＵ２０は、モータ制御回路１３およびサーボ制御回
路１６を含め、本装置全体の制御を司るものであり、同
実施例ではスタンバイモードと呼ばれる省電力モードを
実行する機能を有する。メモリ２１には、このスタンバ
イモードに必要な、例えばモータ回転数等の各種の情報
が記憶されている。また、インターフェイス制御回路（
以下、ＩＦ制御回路と称す）２２は、ホストシステム側
とのインターフェイスを司るものであって、システムか
らのコマンド等をＣＰＵ２０に伝える。

次に、同実施例の動作を説明する。

ディスクコントローラを含むホストシステム側では、ハ
ードディスク装置に対するアクセスを監蜆しており、例
えば予め設定された時間内にアクセス゛がないことを確
認すると、スタンバイ信号を出力する。このスタンバイ
信号は、工Ｆ制御回路２２を介してＣＰＵ２０に人力さ
れる。

ＣＰＵ２０は、スタンバイ信号を入力すると、スタンバ
イモードと呼ばれる省電力モードを設定する。すなわち
、ＣＰＵ２０は、サーボ制御回路１６およびモータ制御
回路１３を通じて、磁気へ・ンド１４をディスク１１の
最外周に移動させると共に、スピンドルモータ１２を必
要最低の回転数で駆動させる。

この場合の必要最低の回転数とは、磁気ヘッド１４がデ
ィスク１１の最外周で浮上するのに必要な最低限の回転
数である。このときの回転数は、モータ回転数情報とし
て、予めメモリ２１内に設定されている。

すなわち、スタンバイモード時において、ＣＰＵ２０は
、メモリ２１からモータ回転数情報を読出し、この情報
に応じた駆動信号をモータ制御回路１３に出力する。こ
れにより、スピンドルモータ１２は、上記情報の回転数
で回転することになる。

このように、スタンバイモード時には、スピンドルモー
タ１２が磁気ヘッド１４の浮上に必要な最低の回転数で
回転する。したがって、スピンドルモータｉ２の駆動に
必要とする電流を抑えて、省電力化を図ることができる
。この場合、磁気ヘッド１４は、完全ではないにしても
浮上状態にあるため、ディスク１１に接触して傷を付け
ることはない。また、スピンドルモータ１２も完全には
停止していないため、再び′、スピンドルモータ１２を
立ち上げる際に、短時間で済む。

なお、本′実施例では、スタンバイモード時において、
磁気ヘッド１４をディスク１１の最外周に移動させてい
る。この場合、例えばディスク１１の最内周、あるいは
Ｃ８Ｓ方式を用いているものであればＣ８Ｓゾーンに、
磁気ヘッド１４を移動させても差し支えないが、以下の
ような理由により、最外周に移動させる方が省電力上、
効果的である。

すなわち、ハードディスク装置において、磁気ヘッド１
４は、ディスク１１の回転に相応した浮力の発生により
、ディスク１１上を浮上する。この浮上は、ディスク（
１の相対速度に比例する。このため、周速の大きい外周
に磁気ヘッドｔ４か位置する場合に、浮上量が高くなる
。

第２図にモータ回転数とヘッド浮上量の関係を示す。今
、ディスク１１と磁気ヘッド１４がダメージを受けない
最低の浮上量をｈＯとする。磁気ヘッド１４がディスク
１１の最内周、最外周のそれぞれに位置するとき、この
ｈＯ浮浮上るのに必要な最低のモータ回転数を、それぞ
れＮｌ　、ＮＯとすると、Ｎｌ　＞Ｎｏであることがわ
かる。なお、Ｎはモータ定常回転数、ｈ２は最外周位置
でのヘッド浮上量を示す。

このように、同じ浮上量でも、最内周と最外周とでは、
周速の大きい最外周の方かモータ回転数を落とすことが
できる。したがって、本発明の目的とする省電力を実現
するためには、モータ回転数をより落とすことのできる
最外周へのシークを行うことが最も効果的である。

〔発明の効果］以上のように本発明によれば、スタンバイモード時に、
スピンドルモータを磁気ヘッドの浮上に必要な最低の回
転数で回転させる構成としたことにより、ディスク寿命
を低下させず、また、スループットを低下させずに、ス
ピンドルモータの駆動に必要とする電流を抑えて、省電
力化を図ることができる。

また、このとき、磁気ヘッドを記録媒体の最外周に移動
させることにより、最外周での周速が最も大きいことを
利用して、磁気ヘッドの浮上に必要な最低の回転数をさ
らに落とすことができるため、省電力効果を上げること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る構成を示す図、第２図
は同実施例のモータ回転数とヘッド浮上工の関係を示す
図である。１１・・・ディスク、１２・・・スピンドルモータ、１
３・・・モータ制御回路、１４・・・磁気ヘッド、１５
・・・プリアンプ、１６・・・サーボ制御回路、１７・
・・ＶＣＭドライバ　Ｌ８・・・ＶＣＭ、１９・・・キ
ャリッジ機構、２０・・・ＣＰＵ、２１・・・メモリ、
２２・・・ＩＦ制御回路。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）記録媒体を回転させるスピンドルモータと、上記記録媒体上に、データの記録／再生を行う磁気ヘッ
ドと、この磁気ヘッドを上記記録媒体の所定の位置に移動させ
ると共に、上記磁気ヘッドが上記所定の位置で浮上する
のに必要な最低の回転数で上記スピンドルモータを回転
させる省電力手段とを具備したことを特徴とするハード
ディスク制御装置。
（２）上記省電力手段は、上記磁気ヘッドを上記記録媒
体の最外周に移動させることを特徴とする請求項（１）
記載のハードディスク制御装置。