JPH0361709A - ねじナットとその製造方法 - Google Patents

ねじナットとその製造方法

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JPH0361709A
JPH0361709A JP2183853A JP18385390A JPH0361709A JP H0361709 A JPH0361709 A JP H0361709A JP 2183853 A JP2183853 A JP 2183853A JP 18385390 A JP18385390 A JP 18385390A JP H0361709 A JPH0361709 A JP H0361709A
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JP
Japan
Prior art keywords
threaded
screw nut
nut body
thread
milling
Prior art date
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Application number
JP2183853A
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English (en)
Inventor
Rudolf Schneider
ルドルフ・シユナイダー
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Erowa AG
Original Assignee
Erowa AG
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23GTHREAD CUTTING; WORKING OF SCREWS, BOLT HEADS, OR NUTS, IN CONJUNCTION THEREWITH
    • B23G1/00Thread cutting; Automatic machines specially designed therefor
    • B23G1/32Thread cutting; Automatic machines specially designed therefor by milling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
    • F16B37/00Nuts or like thread-engaging members
    • F16B37/08Quickly-detachable or mountable nuts, e.g. consisting of two or more parts; Nuts movable along the bolt after tilting the nut
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S411/00Expanded, threaded, driven, headed, tool-deformed, or locked-threaded fastener
    • Y10S411/924Coupled nut and bolt
    • Y10S411/929Thread lock
    • Y10S411/938Distorted thread

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はねじナツトに係わり、このねじナツトは、ねじ
ナツト本体と、前記ねじナツト本体内に備えられた中央
内側ねじ山部と、前記ねじナツト本体内゛に備えられた
半径方向に延びるスリットとから成り、前記半径方向に
延びるスリットの幅が、前記中央内側ねじ山部の直径に
実質的に一致し、且つねじ付きボルト又はねじ付きスタ
ッドが前記ねじナツト本体の中に半径方向に挿入される
ことを可能にするように適合されている。
そうしたねじナツトは、そのねじ山の任意の位置におい
て、ねじ付きボルト又はねじ付きスタッドと噛み合され
ることが可能であり、従って、望ましい位置に達するま
で長いボルト又はスタッドの上でナツトを労力を掛けて
回転させる必要がなくなる。
更に、本発明はねじナツトの製造方法に係わり、前記ね
じナツトは、ねじナツト本体と、前記ねじナツト本体内
に備えられた中央内側ねじ山部と、前記ねじナツト本体
内に備えられた半径方向に延びるスリットとから成り、
前記半径方向に延びるスリットが第1の側壁と及び第2
の側壁とを有し、更に前記半径方向に延びるスリットの
幅が、前記中央内側ねじ山部の直径に実質的に一致し、
且つねじ付きボルト又はねじ付きスタッドが前記ねじナ
ツト本体の中に半径方向に挿入されることを可能にする
ように適合され、前記中央内側ねじ山部が、前記ねじナ
ツト本体が前記ねじ付きボルト及びねじ付きスタッド上
に締め付けられる時に荷重を受けるねじナツト端部表面
に向1かって方向付けられた、軸方向に延びる凹部が備
えられている複数のねじ山湾曲部から成ることを特徴と
する。
公開PC74088−01266号は、ねじ付きスタツ
ド上にその任意の位置において取り付けられる、合わせ
ねじナツトを開示する。この目的のために、2つの弓形
又は半月形の部品から成るねじナツトが説明され、これ
らの2つの部品は、そうした形状のねじナツトがねじ付
きスタッド上に締め付けられることが可能なように、ね
じ付きスタッドの周囲に置かれ且つスナップ式に互いに
固着する。
このねじナツトの欠点は、製造するのに時間を要し且つ
製造コストが高いということであり、また特別な工具を
使用しなければこのナツトを緩めることが不可能である
ということである。
3つの部品から成るねじナツトが公開PCT−WO87
−07928号において開示され、このねじナツトは、
ねじ付きスタッドはその末端からねじ込む必要なしに、
そのスタッドの任意の位置に取り付けられることが可能
である。このねじナツトは、結合してこのねじナツトを
形成する2つの部品から成り、即ちこのねじナツトはそ
の中実軸平面を通る平面によって2つの半分部分に分割
される。これらの2つの半分部分には、ロックナツトを
受けるのに適合された外側ねじ山が備えられている。ナ
ツト本体の2つの半分部分は、ねじ付きスタッドの周囲
の任意の位置に置かれ、その後で、ロックナツトがその
ねじ付きスタッドの末端の上に載せられ、更にナツト本
体の2つの半分部分に向けて移動され、最後に、そのロ
ックナツトがナツト本体の2つの半分部分の外側ねじ山
の上にねじ込まれる。
この場合にも、複雑で高コストの製造が必要とされる。
更に別の欠点は、ロックナツトがそのねじ付きスタッド
の末端の上に載せられなければならないが故に、自由に
露出されていない又は容易に近接が可能ではないねじ付
きスタッド末端に対しては、この形状は使用不可能であ
るということである。
米国特許第1.375.7H号は、ねじ付きスタッド上
にその任意の位置において取り付けられることが可能な
、1つの部品から成るねじナツトを開示する。この目的
のために、このねじナツトは、中心に配置された穴の中
に開口する、半径方向に延びるスリットから成る。この
中心穴には、その周囲に亘ってその半分を越えずに延び
るねじ山が備えられる。このねじナツトが単純な形状で
あり、且つ前述のねじナツトの何れよりも取扱が容易で
あることは認められなければならない。しかしその欠点
は、このねじナツトが締め付けの間にねじ付きスタッド
から半径方向に離れて行く傾向を有し、従って、このね
じナツトの中央穴の非常に僅かな部分だけがそのスタッ
ドと噛み合うだけにすぎないということである。このね
じナツトは、頑丈な鋼材料で作られたとしても、低いト
ルクにだけ適するにすぎない。
最後に、ドイツ実用新案第7146313号も、ねじ付
きスタッド又はねじ付きボルトのねじ山上に任意の位置
において取り付けられることが可能なねじナツトを開示
する。しかし、この設計の場合には、そのねじナツト内
に備えられるスリットの幅がねじ付きスタッド又はボル
トの直径よりも小さいが故に、締め付けの間にそのねじ
ナツトがねじ付きスタッド又はボルトから半径方向に離
れて行く傾向は、より小さいものとなる。一方、そのね
じナツトが前記スタッド又はボルトのねじ山の上に据え
られることを可能にするためには、そのねじナツト本体
が弾性的に弾力のある材料で作られなければならない。
しかし、そのねじナツトを頑丈な鋼材料で作るとすれば
、前記スタッド又はボルトのねじ山の上にそのねじナツ
トを据える際にそのねじナツトを弾性変形させるために
必要な力が過剰に大きくなるであろうが故に、そのねじ
ナツトがそうした鋼材料で作られることは不可能であり
、従って、そのねじナツト本体が弾性的に弾力のある材
料で作られなければならないということは、そのねじナ
ツトの締め付けの間に加えることが可能な最大トルクを
比較的低い値に制限することになる。
本発明の目的は、上述の従来技術のねじナツトの欠点を
回避する、ねじ付きスタッド又はボルトのねじ山の上に
任意の位置において取り付けられるのに適合されたねじ
ナツトを提供することである。
特に本発明の目的は、その形状が非常に単純であり且つ
従って低コストで製造可能であり、しかも、締め付けの
間にねじ付きスタッド又はボルトから半径方向に離れて
行く傾向も持たない、ねじ付きスタッド又はボルトのね
じ山の上に任意の位置において取り付けられるのに適合
されたねじナツトを提供することである。
更に本発明の目的は、非常に高いトルク値に締め付けら
れることが可能であり、及びそれと同時に、ねじ付きス
タッド又はボルトのねじ山の上に簡単に取り付けられる
ことが可能な、ねじ付きスタッド又はボルトのねじ山の
上に任意の位置において取り付けられるのに適合された
ねじナツトを提供することである。
最後に本発明の目的は、こうしたねじナツトを迅速且つ
低コストで製造するための方法を提供することである。
本発明の上記の目的と及びその他の目的とを実現するた
めに、その第1の態様に従って、ねじナツト本体と、前
記ねじナツト本体内に備えられた中央内側ねじ山部と、
前記ねじナツト本体内に備えられた半径方向に延びるス
リットとから成るねじナツトが提供される。ねじ付きボ
ルト又はスタッドが前記ねじナツト本体の中に半径方向
に挿入されることが可能なように、前記半径方向に延び
るスリットの幅は前記中央内側ねじ山部の直径に実質的
に一致している。
前記中央内側ねじ山部は、前記ねじナツト本体が前記ね
じ付きボルト及びスタッド上に締め付けられる時に荷重
を受けるねじナツト端部表面に向かって方向付けられた
軸方向に延びる凹部が備えられる複数のねじ山湾曲部か
ら成る。これによって、締め付けの間にねじナツトがね
じ付きスタッド又はボルトから半径方向に離れて行く危
険性は完全に回避される。
本発明のねじナツトの好ましい実施例の1つでは、ねじ
ナツト本体内の半径方向に延びるスリットは第1の側壁
と及び第2の側壁とから成り、これらの側壁の各々には
複数の平行な溝が備えられる。これらの平行な溝の横断
面は、ねじナツト本体内に備えられた中央内側ねじ山部
の横断面に実質的に一致する。これらの溝の一方の端部
は、前記中央内側ねじ山部のねじ山湾曲部に結合する。
ねじナツト本体がねじ付きボルト又はスタッドの軸に対
し正確に垂直に一直線にされるように、前記第1側壁の
平行溝は、前記第2側壁溝の平行溝に対して、前記中央
内側ねじ山部の軸方向ピッチの量の半分だけ高さ方向に
オフセットしている。
好ましくは、ねじナツトが締め付けの間にねじ付きボル
ト又はスタッドに対して押し付けられることを確実にす
るために、軸方向に延びる凹部の深さは、前記中央側ね
じ山部の軸方向ピッチの10〜30%の大きさである。
この望ましい効果を確実にするためには、ねじナツトは
ねじ付きボルト又はスタッド上に予め決められた方向性
においてのみ取り付けられなければならず、従って前記
ねじナツト本体が前記ねじ付きボルト及びスタッド上に
締め付けられる時に荷重を加えられる前記ねじナツト端
部表面に対して反対側に位置するねじナツト端部表面が
、異なった形削り及び/又は光学的標識によってマーク
される。
本発明の第2の態様に従って、ねじナツト本体と、前記
ねじナツト本体内に備えられた中央内側ねじ山部と、前
記ねじナツト本体内に備えられた半径方向に延びるスリ
ットとから成るねじナツトの製造方法が与えられる。前
記半径方向に延びるスリットは第1の側壁と第2の側壁
とを有し、更に前記半径方向に延びるスリットの幅が、
前記中央内側ねじ山部の直径に実質的に一致する。従っ
てこのねじナツトは、ねじ付きボルト又はねじ付きスタ
ッドが前記ねじナツト本体の中に半径方向に挿入される
ことを可能にするように適合している。
前記中央内側ねじ山部は、前記ねじナツト本体がねじ付
きボルト又はスタッド上に締め付けられた時に荷重を受
けるねじナツト端部表面に向かって方向付けられた軸方
向に延びる凹部が備えられた複数のねじ凸湾曲部から成
る。
本発明に従って、本発明の方法は次の諸段階から、即ち
、 ねじナツト本体を与える段階と、 前記ねじナツト本体の中に中央穴を穿孔する段階と、 前記ねじナツト本体の中に半径方向に延びるスリットを
フライス削り又は切削する段階と、前記軸方向に延びる
スリットの第1及び第2側壁内に平行溝を連続的にフラ
イス削りし、またフライスカッタ手段によって前記中央
穴内にねじ凸湾曲部をフライス削りする段階と、 前記中央穴内のねじ凸湾曲部のフライス削りが完了した
後に、前記軸方向に延びる凹部をフライス削りするため
に、予め決められた量だけ軸方向に前記フライスカッタ
手段を移動させる段階とから成る。
迅速で経済的なねじナツトの製造を実現するために、前
記軸方向スリット側壁内の平行溝のフライス削りと、前
記中央穴内のねじ凸湾曲部のフライス削りと、前記軸方
向に延びる凹部を与えるための前記中央穴内のねじ凸湾
曲部の追加のフライス削りとが、同一のフライスカッタ
手段を用いて連続的に行われる。
以下では、本発明によるねじナツトの実施例が、添付の
図面を参照して更に説明されることとなる。
本発明のねじナツトは、第1図から分るように、内側ね
じ山部2を有するねじナツト本体lと、このねじナツト
本体の外側に向かって開口した半径方向に延びるスリッ
ト3と、連係して働く2つの平行な側壁4及び5とから
成る。ねじナツト本体lがねじ付きボルト又はスタッド
(図示されていない)の任意の位置において前記ボルト
又はスタッドの上に取り付けられることが可能なように
、前記半径方向スリット3の幅が前記中央内側穴2の直
径に実質的に一致している。
スリット3の側壁4及び5の内側表面には、実質的に互
いに平行に形成され且つねじナツト本体lの中心軸に対
し垂直に延びる複数の溝6が備えられている。溝6の輪
郭は前述の中央内側ねじ山部2のねじ山の輪郭に一致す
る。
第2図から明らかなように、スリット3の側壁4内に備
えられる溝6は、スリット3の側壁5内に備えられる溝
6に対して、中央内側ねじ山部2のピッチ$の半分に一
致する大きさだけオフセットされている。従って、溝6
の反対側に位置するねじ付きボルト又はスタッド(図示
されていない)のねじ山湾曲部も同じ大きさだけ互いに
オフセットされているが故に、ねじナツト本体1をねじ
付きボルト又はスタッドの上に取り付ける間に生じるそ
のねじナツト本体lの非整列が回避される。
第3図の断面図は、内側側壁4の輪郭が標準的なねじ山
の幾何学的形状に正確に一致することを明らかに示して
いる。側壁4の形状が中央内側ねじ山部2の幾何学的形
状に一致することが理解される。勿論、側壁5に関して
も同じことが言える。
第4図及び第5図から分るように、内側中央穴2のねじ
山湾曲部7には、ねじナツト本体lが工作物(図示され
ていない)上に締め付けられるや否や荷重を加えられる
ことになる前記ねじナツト端部表面8に向って延びる凹
部9が備えられている。これらの凹部の深さは、ねじ山
部のピッチの約IO〜30%の大きさである。その結果
としてのそp のねじ訃6弱体化は最小限度であって、殆どの場合に無
視できるものである。
第5図から明らかに分るように、前述の凹部9は半円形
よりも僅かに長く延びる。その結果として、ねじ付きボ
ルト又はスタッド上に取り付けられたねじナツトが締め
付けられるや否や、そのねじナツトがねじ付きボルト又
はスタッドの中心から半径方向に離れて行くことが不可
能なように、案内による又は不可避的な心出し作用が生
じる。
もしねじ付きボルト又はスタッドの中心から半径方向に
離れて行く動きが生じても、ねじす・ソトのねじ山の僅
かな部分だけがねじ付きボルト又はスタッドのねじ山と
噛み合わされた状態のままになっており、従って、ねじ
ナツhノとねじ付きボルト又はスタッドとの間の弱い結
合がある。
ねじナツトがねじ付きボルト又はスタッドに対してその
周囲に適正な形で位置決めされること、即ち、凹部9に
面するねじナツト1の表面がそのねじナツトの締め付け
の際に荷重を受ける表面であることが不可欠である。こ
の目的のために、そのねじナツトの反対側の端部表面に
、即ちその自由な且つ無負荷の端部表面に、適した種類
のマーキングが与えられる。第1図の実施例では、照合
番号10で示されるように、この反対側の自由表面(よ
ヨウ、あわ、を竜。例え□ッ4.え色又(よ彫ヮ。
ような他のマーキングが使用されることも可能であるこ
とが理解される。
ねじナツトの製造は、 特別に設計されたフライ 径を持つ中心穴が備えられたねじナツトのブランクから
開始して、前記中心穴の直径と実質的に同一の幅を有す
る半径方向に延びるスリットが、前記ねじナツトブラン
クの中に切削又はフライス削前記中心穴の直径よりも小
さく且つ従って半径方向に延びる前記スリットの幅より
も小さい直径を持つフライスカッタが、一定の軸方向位
置を維持しながらスリット3の内側側壁4に沿って移動
し、そのフライスカッタの移動経路は前記ねじナツトブ
ランクの中心軸に対して垂直に延びる。それによって、
内側側壁4内の溝6がフライス削りされる。
その次の段階では、前記フライスカッタは、中央の中心
穴の内側側壁に沿って円形の経路上を移動させられ、そ
れと同時に且つ連続的に、半円形に沿って移動する間に
ねじ山部のピッチの半分に等しい軸方向の移動が行われ
るような量だけ、軸方向に移動させられる。
更に次の段階では、半径方向に延びるスリット3の内側
側壁5の後部端部に現下では位置するフライスカッタが
、更に半径方向スリット3の内側側壁5の前部端部に向
かって直線的に移動させられ、それによってフライスカ
ッタの軸方向位置が一定不変に保たれる。この仕方で、
溝6が内側側壁5内にフライス削りされる。
最後に、フライスカッタは、半径方向スリット3の内側
側壁4から内側ねじ山部2への移行部分へ再位置決めさ
れ、その軸方向位置が、内側ねじ山部2のフライス削り
が内側ねじ山部2のピッチの10〜30%の範囲内の僅
かな量だけ、すでに完了された位置に関して変化させら
れる。この時点では、半円に沿ってフライスカッタを移
動することによって、及びそれと同時に、内側ねじ山部
2のピッチの半分に等しい量までその軸方向の位置を連
続的に変化させることによって、軸方向に延びる凹部9
がフライス削りされることが可能である。
内側側壁4及び5の機械加工と中心穴の機械加工とは全
て同一のフライスカッタによって行われる。従って本発
明によるねじナツトの製造は、容易に自動化されること
が可能であり、且つ例えば頑丈な鋼材料で作られたねじ
ナツトの場合には約3〜5秒以内というように、極めて
迅速に行われることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のねじナツトの概略的な斜視図、第2図
は中央ねじ穴と軸方向スリット側壁との展開図、第3図
は半径方向スリットの側壁の1つの部分的な軸方向断面
図、第4図はねじ付きの中央穴の側壁の部分的な結方向
11F1図、第5図は本発明のねじナツトの水平断面図
である。 l・・・・・・ねじナツト本体、  2・・・・・・中
央内側ねじ山部、  3・・・・・・半径方向スリット
、4.5・・・・・・平行側壁、  6・・・・・・ス
リット溝、  7・・・・・・ねじ凸溝曲部、  8・
・・・・・ねじナツト本体端部表面、9・・・・・・凹
部。 Fig、2 Fig、5

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ねじナットであって、前記ねじナットが、ねじナ
    ット本体と、前記ねじナット本体内に備えられた中央内
    側ねじ山部と、前記ねじナット本体内に備えられた半径
    方向に延びるスリットとから成り、前記半径方向に延び
    るスリットの幅が、前記中央内側ねじ山部の直径に実質
    的に一致し、且つねじ付きボルト又はねじ付きスタッド
    が前記ねじナット本体の中に半径方向に挿入されること
    を可能にするよう適合させられ、更に前記中央内側ねじ
    山部が、前記ねじナット本体が前記ねじ付きボルト及び
    ねじ付きスタッド上に各々に締め付けられる時に荷重を
    加えられるねじナット端部表面に向かって方向付けられ
    た軸方向に延びる凹部が備えられた複数のねじ山湾曲部
    から成ることを特徴とするねじナット。
  2. (2)前記ねじナット本体内の半径方向に延びるスリッ
    トが第1の側壁と及び第2の側壁とから成り、これらの
    側壁の各々に複数の平行な溝が備えられており、前記平
    行溝の横断面が前記ねじナット本体内に備えられた前記
    中央内側ねじ山部の横断面に実質的に一致し、前記溝の
    一方の端部が前記中央内側ねじ山部のねじ山湾曲部に結
    合し、更に前記第1側壁の平行溝が、前記第2側壁の平
    行溝に対して、前記中央内側ねじ山部の軸方向ピッチの
    量の半分だけ高さ方向にオフセットしていることを特徴
    とする請求項1に記載のねじナット。
  3. (3)前記軸方向に延びる凹部の深さが、前記中央内側
    ねじ山部の軸方向ピッチの10〜30%の大きさである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のねじナット。
  4. (4)前記ねじナット本体が前記ねじ付きボルト及びス
    タッド上に締め付けられる時に荷重を加えられる前記ね
    じナット端部表面に対して反対側に位置する、他方の前
    記ねじナット端部表面が、異なった形削り及び/又は光
    学的マーキングによってマークされることを特徴とする
    請求項1に記載のねじナット。
  5. (5)請求項1から4のいずれかの一項に記載のねじナ
    ットを製造する方法であつて、 ねじナット本体を与える段階と、 前記ねじナット本体の中に中央穴を穿孔する段階と、 前記ねじナット本体の中に半径方向に延びるスリットを
    フライス削り又は切削する段階と、前記半径方向に延び
    るスリットの第1及び第2側壁内に平行溝を連続的にフ
    ライス削りし、またフライスカッタ手段によって前記中
    央穴内にねじ山湾曲部をフライス削りする段階と、 前記中央穴内のねじ山湾曲部のフライス削りが完了した
    後に、前記軸方向に延びる凹部をフライス削りするため
    に、予め決められた量だけ軸方向に前記フライスカッタ
    手段を移動させる段階とから成るねじナット製造方法。
  6. (6)前記フライスカッタ手段が、前記中央穴内に備え
    られるねじ山部の軸方向ピッチの10〜30%に相当す
    る量だけ軸方向に移動させられることを特徴とする請求
    項5に記載のねじナット製造方法。
  7. (7)前記軸方向に延びるスリットの側壁内の前記平行
    溝のフライス削りと、前記中央穴内の前記ねじ山湾曲部
    のフライス削りと、前記軸方向に延びる凹部を与えるた
    めの前記中央穴内のねじ山湾曲部の追加のフライス削り
    とが、同一のフライスカッタ手段を用いて連続的に行わ
    れることを特徴とする請求項5又は6に記載のねじナッ
    ト製造方法。
JP2183853A 1989-07-12 1990-07-11 ねじナットとその製造方法 Pending JPH0361709A (ja)

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