JPH0358661A - 音声蓄積機能を有するファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ファクシミリ装置、特に、音声蓄積機能を有
するファクシミリ装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、ファクシミリ装置において、電話交信もできるよ
うに、ファクシミリ機能と電話機能の両方を組み込んだ
ものは多い。特に、家庭用にファクシミリ装置が入り込
みつつある現在、ファクシミリの専用回線を各家庭が引
き込むことは、使用頻度から考えて少ないことと思われ
る。したがって、家庭用に適したファクシミリ装置には
、電話機能を組み込むのは常識である。

一方、電話においては、留守録音機能が組み込まれたも
のが出回るようになり、ファクシミリ装置にも留守録台
機能を有する電話が組み込まれたものもある。留守録音
機能は、交信された相手に対して留守録音電話にセット
されていることを伝えるメッセージと、相手からの通話
内容との音声信号を記憶する必要がある。従来は、相手
に伝えるメッセージは、短時間であるからＲＡＭに記憶
し、相手からの通話内容は録音テープに録音するものが
多い。相手からの通話内容をＲＡＭに記憶するものもあ
ったが、その記憶時間は１５秒程度の短時間であり、回
数も数件程度に限られたものであった。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ファ
クシミリ画像を記憶する記憶手段に音声記憶も行なうこ
とにより、相手からの通話内容の記憶容量を増大させる
とともに、メモリの有効利用を図ることを目的としてな
されたものである。

（課題を解決するための手段〉 本発明は、ファクシミリ装置において、音声を符号化す
る手段と、画像を符号化する手段と、これら手段により
得られたデータを同一のメモリに記憶する記憶手段とよ
りなることを特徴とするものである。

音声および画像は、送信用、受信用のいずれの情報に対
しても、これを符号化し、メモリに記憶することができ
る。

（実施例） 第１図は、本発明の一実施例を説明するための概略構成
図である。図中、１は回線、２は回線制御部、３は伝送
制御部、４はモデム、５は音声変換部、６はプログラム
や固定情報を記憶するＲＯＭ，７はＲＡＭ，８は画像お
よび音声メモリ、９は原稿読取り部、１０は記録部、１
１は操作部、１２はこれら全体の制御を担当する主制御
部（ＣＰＵ）である。画像および音声メモリ８は、ＲＡ
Ｍ７に含まれてもよい。

第工図の動作を第２図のフローチャートで説明する。着
呼側として呼出音に基づいて着信するとディジタル識別
信号（ＤＩＳ）を送出する（Ｓｔｅｐｌ）。発呼側から
のディジタル命令信号（ＤＣＳ）を受信すると（Ｓｔｅ
ｐ２）　、次いで、トレーニング信号を受け（Ｓｔｅｐ
３）、ＯＫならば、発呼側に受信準備確認信号（ＣＦＲ
）を送信し（Ｓｔｅｐ４）　、それを受けた発呼側から
の画信号を受ける。画信号は１ラインづづ復号化され（
Ｓｔｅｐ５）　、メモリ８に記憶される（Ｓｔｅｐ６）
。復号化とメモリへの記憶とを繰り返し（Ｓｔｅｐ７）
　、画信号の終了によってメッセージ確認信号（ＭＣＦ
）を送出し（Ｓｔｅｐ８）　、発呼側からの切断命令信
号（ＤＣＮ）により（Ｓｔｅｐ９）回線を伝送制御部３
が回線を断とし、交信を終了する。メモリ８においては
、第３図に示すように、ファイル番号（ファイル名）、
画像データであることの職別コード（例えば、「０」は
受信画像データ）、メモリ上のスタートアドレス、エン
ドアドレスを記憶するメモリ管理テーブルをインデック
スとして、画像データの記憶が行なわれる。

Ｓｔｅｐ２において、所定時間内にディジタル命令信号
（ＤＯＳ）を受信しない場合は、ファクシミリ信号では
ないから、Ｓｔｅｐｌ○へ移行し、音声信号であれば、
圧縮と符号化とを行い、メモリ８に記憶する。メモリ８
においては、上述したメモリ管理テーブルをインデック
スとして音声データの記憶が行なわれる。受信音声デー
タであることの識別コードとしては、例えば、「１」が
用いられる。音声通話の終了により（Ｓｔｅｐｌ３）回
線ぱ断となる。

Ｓｔｅｐ２において、音声信号の受信もない場合は、一
定の時間後にタイムオーバーとして（Ｓｔｅｐｌ４）　
、終了する。

画像信号は、メモリ上に記憶されるので、記録部にプリ
ンタを用いることができる。プリントアウトした画像デ
ータ、または、再生を行ない不要となった音声データは
、メモリ上から消去し、空きメモリを増加しておくこと
ができる。

なお、上記実施例においては、受信画像および受信音声
について説明したが、送信画像や送信音声についても同
様にメモリ８上に記憶することができる。記憶された音
声データは、データ伸張・復号化され、音声変換部５に
より、音声信号に変換され、モデム４を介して、回線に
送出される。

（発明の効果） 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ファ
クシミリ装置において、画像信号と音声信号とを同一の
メモリに記憶するので、メモリを有効に利用でき、また
、ＲＡＭに大容量のものを用いることにより、音声信号
も録音時間の制限などを行なうこともなく、有効に記憶
を行なうことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を説明するための概略構成
図、第２図は、フローチャートの一例を示す図、第３図
は、メモリの管理テーブルの一例を示す説明図である。 １・・・回線、２・・・回線制御部、４・・・モデム、
５・・・音声変換部、６・・・ＲＯＭ，７・・・ＲＡＭ
、８・・・画像および音声メモリ、９・・・原稿読取り
部、１ｏ・・・記録部、１ｌ・・・操作部、１２・・・
主制御部（ＣＰＵ）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファクシミリ装置において、音声を符号化する手段と、
   画像を符号化する手段と、これら手段により得られたデ
   ータを同一のメモリに記憶する記憶手段とよりなること
   を特徴とする音声蓄積機能を有するファクシミリ装置。