JPH0356657B2 - - Google Patents

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JPH0356657B2
JPH0356657B2 JP59265271A JP26527184A JPH0356657B2 JP H0356657 B2 JPH0356657 B2 JP H0356657B2 JP 59265271 A JP59265271 A JP 59265271A JP 26527184 A JP26527184 A JP 26527184A JP H0356657 B2 JPH0356657 B2 JP H0356657B2
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lining material
cylindrical
lining
pipe
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Publication of JPH0356657B2 publication Critical patent/JPH0356657B2/ja
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/16Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
    • F16L55/162Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe
    • F16L55/165Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section
    • F16L55/1656Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from inside the pipe a pipe or flexible liner being inserted in the damaged section materials for flexible liners
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/13Hollow or container type article [e.g., tube, vase, etc.]
    • Y10T428/1352Polymer or resin containing [i.e., natural or synthetic]
    • Y10T428/1362Textile, fabric, cloth, or pile containing [e.g., web, net, woven, knitted, mesh, nonwoven, matted, etc.]

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス導管、水道管、下水道管、電力
線の通信線等の敷設管路、石油パイプライン等
の、主として地中に埋設された管路に内張りする
ための、内張り材に関するものである。さらに詳
しく言えば、本発明は、外面に合成樹脂皮膜を有
し流体圧力が裏返されながら前記管路内に挿通さ
れる気密性筒状材の内側に特殊な形状と性質とを
有する補強用織布を備えてなり、従来の内張り材
の施工で必要とされる諸性質と共に免震性および
高圧輸送流体に対する耐圧性等の性質を兼備した
前記管路用の内張り材に関する。
近年、前記のような管路、殊に地中埋設管路が
老朽化した場合の補修、補強の目的で、これら管
路の内面に内張りをすることが行なわれており、
その内張りの方法の一つとして、筒状ないしは管
状の形態の内張り材の内面に接着剤を塗布してお
き、この内張り材を流体圧力で裏返しながら管路
に挿通し、接着剤を介して内張り材を管路内面に
接着することが行われている(例えば、特公昭58
−38088号、特公昭58−51654号、特公昭59−
12911号、特開昭56−115213号、および特開昭57
−38114号の公報ならびに米国特許第4368091号、
第4334943号、第4350548号、および第4427480号
の明細書参照)。この方法は管路を全長に亘つて
掘り起こす必要がなく、内張りすべき管路部分の
両端部のみにマンホールを形成すれば足り、又内
張り作業自体も短時間の間に長い管路に施工する
ことができ、さらに屈曲の多い管路であつても施
工可能であつて、極めて優れた方法である。
ところで、この種の内張り工法において使用さ
れる内張り材としては、薄い柔軟なプラスチツク
チユーブ、織布または不織布を筒状形状にし、そ
の外面に気密・水密性の被覆を形成させた繊維質
内張り材等、種々のものが提案されている。
例えば、特公昭55−43890号(英国特許第
1449455号)明細書には、フエルトおよび(また
は)布、および可撓性発泡材からなる材料上に不
透過性膜で囲繞された可撓性の樹脂吸収材質から
構成される内張り材が開示されている。また特公
昭58−33098号明細書には、不透過性の層を一方
の側に有する樹脂吸収層からなる平坦なウエブ積
層物からなり、この不透過性膜が外側に来るよう
に管状形態とし、両端面を糸で横断させ、次いで
縫合面全体に密封リボンまたは被覆を施した内張
り材およびその製法が記載されている。米国特許
第4334943号および第4368091号の明細書には合成
繊維糸の経糸および緯糸で筒状に織成し、この外
部を樹脂で被覆した内張り材が開示されている。
またこれと同様な筒状布の外面に柔軟なゴム質ま
たはプラスチツク製の皮膜を形成させた管路の内
張り材が実開昭56−3619号に記載されている。さ
らに特開昭56−8229号明細書には前記の管路用内
張り材の改良を目的とした、繊維を筒状に織製し
た筒状布の外面に柔軟なゴム質またはプラスチツ
ク製の皮膜を形成させ、最小の流体圧力に等しい
圧力を加えた際に外径が7〜15%膨張する内張り
材が開示されている。また特願昭58−102361号明
細書には、合成繊維の経糸および緯糸を筒状に織
成した筒状織布の内面または外面に内部に空隙を
有し所定の厚さを有する筒状布帛を積層し、その
外面に合成樹脂の気密層を形成させた管路の内張
り材が記載されている。
他方、ガス導管、水道管、下水道管、石油パイ
プライン等の流体輸送用の管路に前記した形式の
管路内張り工法を適用する場合、この工法で使用
される内張り材には当初、輸送流体の漏出がな
く、管路の曲部においても追従できる柔軟性、内
部流体の圧力に耐える強度、皮膜の耐久性等が要
求されていたが、この形式の管路内張り工法が普
及するのに伴い、適用する管路の環境、土地の性
質などに応じて多様な特性が内張り材に要求され
るようになつて来た。このような多様な特性をす
べて満足させることは極めて難しい。一般に内張
り材である一つの特性を改善しようとすると、こ
れが他の特性に悪影響を及ぼすことがある。例え
ば、内張り材を流体圧力下で裏返しながら管路内
面に適用する場合、この裏返し操作を容易にする
ため材料の厚さまたは強度を減じたりすると管路
が折損したり破壊したりした場合に、内張り材は
高圧輸送流体の圧力に耐えられなくなり破壊する
結果を招き、他方、内張り材の強度や厚みを大に
すると材料自体が剛直になり裏返し操作が困難に
なる。したがつて、内張り材の各特性の改善を意
図する際、これが他の特性に影響しないよう充分
な検討が必要となる。
管路の内張り材の主要な利用目的は管路の補強
である。現在、高圧流体を輸送する管路、例えば
ガス導管特に中圧Aライン(使用圧力3〜10Kg/
cm2)、油導管(使用圧力2〜13Kg/cm2)、水道管
(使用圧力2〜7Kg/cm2)等の管路に対して補強
の目的で内張り材を適用することが望まれてい
る。水道管の場合は水道用石綿管を使用している
ことが多く、この石綿管は当初は耐圧力30Kg/cm2
であるが経年劣化して耐圧力が数Kg/cm2に低下し
てしまう。この石綿管を含めてこうした高圧流体
輸送用管路においては免震性(シヨツクによる亀
裂折損予防対策)も望まれる。高圧流体輸送用管
路の場合は、管路の破壊による被害は甚大であ
る。そこで仮に管路が破壊しても内張り材が破壊
しないで管路の機能を維持できるものが要求され
る。また前記の石綿管が経年劣化により長さ方向
に大きく折損破壊する場合も内張り材が単独で管
路の機能を維持することが望まれる。しかしなが
らこの種の管路が破損した場合、内張り材単独で
高圧の流体に耐える強度を内張り材に付与するこ
とが望まれていても管路の口径が大きい場合には
この要求は極めて苛酷なものとなる。さらにまた
管路に地震等の大きな外力が加わつて、管路が破
損したような場合に、内張り材がそれ自体破断す
ることなく管路から剥離し、管機能を維持し続け
る必要がある。本明細書において、以下この性能
を「免震性」と定義する。この免震性を有するた
めには、内張り材の長さ方向の強力が充分に大き
く、接着剤が剪断破壊を起す前に内張り材が破断
することのないだけの強度が必要である。またこ
のような免震性を有していると軟弱な地盤などに
埋設された管路の場合、地盤沈下などで管路自体
が亀裂、折損または抜け出しを起した際でも管機
能が維持でき、事態に対応することができる。し
たがつて地震発生が予想される地帯または軟弱地
盤地帯では管路の内張り材に対してこの免震性は
重要な特性である。
また管路の破損に際して流出する流体が周囲環
境に対して特に有害でない場合、例えば水道管路
の破損の場合、管路が大きく長さ方向に亘つて破
損しても内張り材はこれに付随して破損すること
なく、僅かに一部分のみが破損して水を漏出し、
水道管路の破損を検知できるよう内張り材の構造
に一部変形を加えることもある場合には必要であ
る。
ところで単一層の筒状織布を用いて管路が大口
径を有する場合でも高い耐圧性と確実な免震性と
を有する内張り材を作ろうとすると、織布の経糸
および緯糸に多くの糸を必要とし、この結果得ら
れた内張り材が剛直となつて裏返しによつて管路
内面に適用することが非常に困難となり、適用で
きたとしてもその表面は円滑性を欠如する。した
がつて内張り材に複数層の筒状織布を使用する必
要性が生じる。しかしながら内張り材は裏返され
て管路内面に適用されるのでこのような複数層の
織布からなる内張り材は柔軟性があつて裏返し操
作に高い流体圧力を必要としないことが重要であ
り、特に織布層が厚くなるとこの裏返し操作は困
難となる。そこで適度の柔軟性も内張り材に要求
される。
前述した従来の内張り材はこれらの必要な性質
の一部を満足することができるが、これら性質の
すべてを満足していない。
例えば特公昭55−43890号および特公昭58−
33098号明細書に記載された内張り材は不織布を
補強用織布として使用しており、不織布自体の強
度が小さいため免震性に欠如し、また耐圧性も低
い。実開昭56−3619号および特開昭56−8229号の
公報に記載された内張り材は基本的に織布を使用
したものであり、強度は大きい。したがつてさら
に製織組織をち密にすることで強度が一層高めら
れ、充分な免震性および耐圧性を維持できる反
面、糸の剛性のためにち密な織布では剛直にな
り、内張り材を管路に適用する際に裏返しが困難
となり、また織物表面が凹凸になつて輸送流体の
抵抗を増大させ、また接着剤を充分な量で保持で
きない欠点がある。また特願昭58−102361号明細
書に記載された二層構造の内張り材は前記した特
性のすべてをある程度満足しているが接着剤の含
浸性、特にエポキシ系樹脂を充分に含浸させる手
段について何等考慮されていない。
このような事情から、特願昭58−102361号明細
書に記載された内張り材にさらに改良を加え、前
記したような内張り材に必要な特性のすべてを満
足する改善された内張り材を開発する点に大きな
要望があつた。本発明はこのような現状にかんが
み、特願昭58−102361号明細書に記載された内張
り材をさらに改良するためなされたものである。
本発明の目的は、裏返しを可能にする柔軟性お
よび良好な接着剤含浸性と共に高い耐圧性および
確実な免震性を具備する管路補強用の内張り材を
提供することである。
本発明の目的は、気密性合成樹脂の被膜を外面
に有する気密性筒状織布とその内側に設けた補強
用筒状織布とからなり、これら織布に特殊な形状
と性質を持たせた二層構造の管路内張り用の改善
された内張り材を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、管路や管継手部分
等が亀裂、折損し、接着剤の接着強度以上の外力
の作用で管路から剥離された場合でも、単独で管
路の機能を維持するのに充分な耐圧性および免震
性を有する内張り材を提供することである。
本発明の別な目的は、所定の間隔で長さ方向に
強度を低下させた部分を内張り材に作り、管路が
長さ方向に大きく破損した場合この部分だけが破
損に伴つて亀裂し、最小限度の流体の漏洩によつ
て管路の破損個所を検知する手段を設けた内張り
材を提供することである。
本発明者らは特願昭58−102361号明細書に記載
の内張り材の特性をさらに改善するため鋭意研究
を重ねた結果、外面に樹脂皮膜を有する気密性筒
状織布(A)の内側にさらに補強用の筒状織布(B)を挿
入した二重構造の内張り材とし、この筒状織布(B)
は筒状織布(A)と比べて径が大きく、また使用する
経糸および緯糸が太く、且つ筒状織布(A)の径とそ
の破断時径膨張倍率との積と筒状織布(B)の径とそ
の破断時径膨張倍率との積とを等しくすることに
より、従来の内張り材の有する欠点が克服され、
要望される特性をすべて満足する内張り材を得る
ことに成功した。
すなわち本発明によれば、筒状の内張り材を流
体圧力により裏返しながら管路内に挿通し、こう
して裏返して挿通された内張り材を管路内面に圧
着しつつ接着剤を介して管路内面に接着させる管
路の内張り方法において使用する前記内張り材で
あつて、この内張り材が外面に合成樹脂皮膜を形
成した筒状織布からなる気密性筒状材と、この気
密性筒状材の内側に挿入された筒状に織成した補
強用織布とからなり、前記補強用織布は織成密度
において前記の気密性筒状材よりも粗く、また前
記の補強用織布はその径が前記の気密性筒状材の
織布の径よりも大きく、前記の気密性筒状材の織
布と補強用織布とはそれぞれの径の長さと破断時
径膨張倍率との積がほゞ一致していることを特徴
とする、管路の内張り材が提供される。
また本発明によれば、前記の内張り材において
補強用織布が長さ方向に所定の間隔毎に一定の長
さの部分を有し、それらの部分が耐圧力強度にお
いて他の部分よりも小さくし、管路が大きく破損
した場合にそれらの部分のみが破損して輸送流体
を漏出し、管路の破損を感知できる内張り材も提
供される。
本発明の主要な態様を構成する内張り材は気密
性の合成樹脂皮膜を外面に有する筒状織布〔以
下、筒状織布(A)と呼称する〕からなる気密性筒状
材およびその内側に設けられた補強用筒状織布
〔以下、筒状織布(B)と呼称する〕で構成される二
重構造であり、この構造により耐圧性および免震
性が高められる。また筒状織布(A)の内側に設ける
筒状織布(B)は筒状織布(A)に比べて太い経糸および
緯糸を使用するので織成密度が粗く、またその径
が外側の筒状織布(A)の径よりも大きいので内張り
材への接着剤の含浸および管路内での内張り材の
裏返し操作が好都合に行われる。さらに筒状織布
(A)および(B)はそれぞれの径の長さと破断時径膨張
倍率との積がほゞ等しいので耐圧性が高められ
る。この態様の本発明の内張り材はガス導管、水
道管等を始めとする各種管路の補強に使用するこ
とができる。
また本発明の別の態様を構成する内張り材は前
記の内張り材と構造的にはほゞ同一であるが内側
の筒状織布(B)が長さ方向に所定の間隔で耐圧性の
低下した部分を有しており、管路中を流れる流体
の圧力に耐える程度の耐圧性を持たせ、管路が破
損した際その破損部分に存在する内張り材の耐圧
性の低下した部分のみで僅かの破損を生じて輸送
流体を漏出させ、これによつて管路の破損を検知
できるようになつている。この態様の本発明の内
張り材は管路の破損により漏出する流体が周囲環
境に対して特に有害でない場合、その流体の漏出
で管路の破損を検知する目的に使用でき、例えば
水道管の内張り材に使用することができる。しか
しながらこの種の内張り材はガス導管、揮発性可
燃性流体輸送管に使用するのは好ましくない。
気密性筒状材は例えば、特公昭59−12911号
(米国特許第4334943号)または特公昭58−38088
号や特公昭58−51654号(米国特許第4368091号)
明細書に記載された内張り材と同様な形状をもつ
ものであり、合成繊維の経糸および緯糸を使用し
て筒状に製織した筒状織布(A)の外面に合成樹脂の
皮膜を有する。合成繊維としてはポリアミド、ポ
リエステル、アクリル系のものが挙げられるが、
高い強度と耐久性等を有する点からポリエステル
系のものが好ましく、これをフイラメント糸とし
て数本撚り合せて経糸または緯糸として使用す
る。筒状に織布を製織するには経糸に対して緯糸
を環状に連続的に織成し、この際経糸または緯糸
の少なくとも一方にポリエステル繊維の非伸長性
交絡長繊維糸またはこの非伸長***絡長繊維糸と
ポリエステル長繊維糸あるいはポリエステル短繊
維糸の混撚糸を使用するのが好ましい。
合成樹脂皮膜に使用する合成樹脂はガス導管、
油導管の用途にはポリエステル弾性樹脂を使用す
るのが好ましく水道管の用途にはポリエチレン系
樹脂を使用するのが好ましい。
筒状織布(B)は前記の筒状織布(A)で使用したのと
同様な合成繊維の経糸および緯糸から織成され
る。合成繊維としてはポリエステル系のものが好
ましく、ポリエステルの長繊維系の使用が特に好
ましい。経糸に対して緯糸を環状に連続的に織成
して筒状構造の織布に仕上げるが、この際、経糸
および緯糸共に筒状織布(A)の場合よりも太くし、
織成密度を粗くする。こうすることによつて接着
剤は布目に充分保持されることになり含浸が充分
に行われる。また内張り材を管路内面に流体圧力
下に裏返しながら適用する場合、特に筒状織布(B)
の外径が筒状織布(A)の内径よりも大きいことと相
俟つて裏返し操作を容易にし、また裏返しするた
めの流体圧力を減じることも可能となる。また管
路破損の検知のためにはこの筒状織布(B)に耐圧性
の低下した部分(長さ約10〜20cm)を長さ方向に
所定間隔(例えば数mないし数十mの間隔)で作
る必要があるが、このため次のような手段が利用
できる。
(1) 筒状織布(B)の緯糸を10〜20cm程度長さ方向に
所定間隔で切断して耐圧性を低下させた部分を
予め作る。
(2) 耐圧性を低下させようとする筒状織布(B)の部
分の緯糸に強度の低い糸を使用する。例えば、
細い糸を使用する。
こうして作られた耐圧性を故意に低下させた織
布(B)の部分は染料等で着色して他の部分と容易に
識別できるようにしておくと便利である。
筒状織布(A)および(B)はいずれも織成した後で熱
処理に付し、その径を収縮させる。この際、筒状
織布(B)は筒状織布(A)よりも僅かに大きな径になる
よう熱処理される。筒状織布(A)は次いでその外面
に前述した合成樹脂皮膜を適用して気密性筒状材
とし、その内側に熱処理した筒状織布(B)を適当な
慣用方法で引込み、本発明の内張り材とする。
本発明の内張り材を管路の内面に適用する際に
内張り材に含浸させる接着剤としてはエポキシ系
接着剤が好適であり、芳香族または脂肪族ポリア
ミンを硬化剤として使用するのが好しい。
次に添付の図面により本発明をさらに詳細に説
明する。第1図は本発明に係る管路の内張り材の
代表的な態様を一部破断斜視図によつて示したも
のであり、内張り材1は合成樹脂の皮膜3を外面
に有する筒状織布(A)4からなる気密性筒状材2と
この筒状材2の内側に挿入された筒状織布(B)5と
から構成されている。筒状織布(B)5はその外径が
筒状材2の内径よりも大きいため長さ方向に折り
目8において折畳んだ状態となつている。筒状織
布(A)4は合成繊維の緯糸6aと経糸6bとから筒
状に織成され、筒状織布(B)5は同様な合成繊維の
緯糸7aと経糸7bとから筒状に織成されたもの
で、いずれも熱処理に付して径収縮させている。
なお糸7aおよび7bは相当する糸6aおよび6
bよりも太い。
以下にさらに具体的な例示により、本発明の内
張り材の構成を説明する。この例では呼称300mm
の内径を有するガス導管に適用する内張り材につ
いて説明する。
筒状織布(A)4は、経糸6bと緯糸6aとを環状
に継目なく織成したものであつて、経糸6bは、
1000d(デニール)のポリエステルフイラメント
糸を3本撚り合わせた糸条を864本使用し、緯糸
6aは、経糸6bに対し1100dのポリエステルフ
イラメント糸4本とポリエステル紡績糸の20番手
の糸4本とを撚り合わせた糸条を10cm間に45本打
込んで、折畳み幅が532mm(外径換算で338mmφ)
となるように織成する。こうして織成した織布を
熱処理して、折畳み幅451mm(外径換算で287mm
φ)にまで収縮させる。この筒状織布(A)4の外面
にポリエステル弾性樹脂を慣用の押出し成形法に
よつて被覆し、気密性合性樹脂の皮膜3を適用す
る。樹脂被覆後の気密性筒状材2の折畳み幅は
444mm(外径換算で283mmφ)であり、緯糸6aの
打込みは10cm間に50本であつた。また、筒状織布
(A)の厚みは1.4mmであり、被覆層の厚みは0.6mmで
あり、長さ方向の1cm幅当りの引張り強度は約
240Kgであつた。
筒状織布(B)5は、経糸7bと緯糸7aとを継ぎ
目なく織成したものであつて、経糸7bは、
1000dのポリエステルフイラメント糸を6本撚り
合わせた糸条を、588本使用し、緯糸7aには、
経糸7bに対し1100dのポリエステルフイラメン
ト糸を8本撚り合わせた糸条を10cm間に35本打込
んで使用し、折畳み幅を532mm(外径換算で338mm
φ)となるように織成した。こうして得られた織
布を熱処理して、折畳み幅を457mm(外径換算で
291mmφ)にまで収縮させる。この際、緯糸の打
込みは38打/10cmに変化していた。この折畳み幅
は気密性筒状材2の折畳み幅よりも多少大きくな
つている。この筒状織布(B)5の厚みは2.1mmであ
り、長さ方向の強度は約330Kg/1cm幅であつた。
この筒状織布(B)5は次いで慣用の方法で気密性筒
状材2の内側に引込んで内張り材を作つた。この
状態の内張り材は第1図に示したとおりである。
次にこの内張り材1をガス導管の内面に適用す
る方法について説明する。
先ず内張り材1の内面にエポキシ系接着剤を塗
布する。内張り材1に接着剤を塗布するには内張
り材の内部を減圧することにより内張り材内部の
空気を除去して接着剤を注入するのが好都合であ
り、その後、内張り材をニツプローラー間に通し
て余分の接着剤を絞つて内張り材1の全長に亘つ
て分散させる。接着剤としては熱硬化性のものを
任意に使用できるが前述したように接着強度が強
く、硬化後の硬度が高いエポキシ系樹脂接着剤が
好都合であり、ポリアミンを硬化剤として用い
る。さらに具体的には、この例において主剤がエ
ピビス型のエポキシ系樹脂であり、硬化剤が変性
芳香族ポリアミンであつて混合粘度5000cps(JIS
K6833の6.3項に準じてB型回転粘度計で測定)
のものであつた。充填剤として炭酸カルシウムを
使用した。この接着剤を約4Kg/m2の量で内張り
材の内面に塗布した。
接着剤を塗布した内張り材は次いで公知の適当
な方法、例えば特公昭59−12911号または米国特
許第4334943号明細書に記載の方法により、流体
圧力で裏返しながら管路内に挿通し、加熱して接
着剤を硬化させる。この際の裏返し(反転)に要
する圧力はこの例では内径305mmφの鋳鉄ガス導
管に加圧流体として圧縮空気を用いて0.6Kg/cm2
の圧力で内面に接着した。
内張り材1は筒状織布(A)2および筒状織布(B)5
を二層構造としているので長さ方向の強度は充分
で良好な免震性を示す。この例の内張り材の引張
り強度は全体で約50トンである。管路と管路とを
単に突合わせて内張り材を装着し、この管路に内
圧5Kg/cm2を作用させながら両端から引張る実験
を行つた処、約9トンの載荷重で突合わせ部の変
位が5cmの剪断剥離を生じた。従つて、地震など
により管路が破壊されても管路と内張り材とが剥
離し、内張り材が若干伸長することでエネルギー
を吸収し、内張り材の破断は起らない。したがつ
てこの場合は内張り材単独で充分に管路の機能が
維持できる。
第2図は筒状織布の径方向の引張り強度−伸度
曲線を示すグラフである。この例における気密性
筒状材2および補強用の筒状織布(B)5の単位巾
(cm)当りの径方向への引張り強度と伸度との関
係をこの第2図に示す。この図面から明らかなよ
うに、気密性筒状材2は29.5%伸び、170Kgで切
断した。この際の伸び倍率は1.295倍となる。ま
た、筒状織布(B)5は25.2%伸び、228Kgで切断し
た。この際の伸び倍率は1.252倍となる。
第3図は、本発明の内張り材、気密性筒状材お
よび補強用筒状織布(B)の径膨張曲線を示すグラフ
である。この例で使用した気密性筒状材2および
筒状織布(B)の中に気密性のチユーブを挿入したも
のおよびこの例の内張り材の内圧力と外径との関
係ならびに破断圧をそれぞれ長さ3mで測定し
た。この結果を第3図に示す。この図から明らか
なように、気密性筒状材2の破断圧は約9Kg/cm2
であり、外径は約365mmφ程度で破断した。筒状
織布(B)は破断圧約11Kg/cm2であり、破断時の外径
が約365mmφであつた。内張り材1の破断圧は約
20Kg/cm2であり、破断時の外径は約365mmφ程度
である。すなわち筒状材2と筒状織布(B)とはすべ
て365mmφ程度で破断し、この二つの組合わせで
構成される内張り材1の破断圧は、気密性筒状材
2の破断圧および筒状織布(B)の破断圧の和にほと
んど等しくなつている。
この理由は気密性筒状材2の外径(238mmφ)
に径方向の伸び倍率(1.295)を掛けた積(366mm
φ)と筒状織布(B)の外径(291mmφ)に径方向の
伸び倍率(1.252)を掛けた積(364mmφ)とがほ
とんど等しいからである。
このように気密性筒状材2および筒状織布(B)の
破断時の膨張した径をほとんど等しくしておかな
ければ、内張り材としての破断強度の向上に寄与
する程度が少なくなり、破断時の膨張した径の小
さい方から破断することになる。
先に述べた免震性試験のように、管と管とが離
れて内張り材が露出した場合や管が割れた場合を
想定しても内部の流体圧力(この例では流体圧力
は約4Kg/cm2)に比べて内張り材の耐圧力は充分
余裕があるので、経年変化により内張り材が劣化
したり、クリープが作用することを考えても内張
り材が破断する危険性は極めて少ないと云える。
また筒状織布(B)は前述したように筒状織布(A)よ
りも太目の糸を用いて織成しているため織成密度
を粗くすることができ、内張り材を管路に適用す
る際裏返し操作が容易となる。また接着剤を塗布
する際、本発明の内張り材は二層構造になつてい
るのに加え内側に筒状織布(B)を太い経糸と太い緯
糸とであらく織つてあるので、接着剤が気密性筒
状材2の筒状織布(A)にまで充分に含浸させること
ができる利点がある。
第4図は本発明に係る管路の内張り材の別な態
様を一部破断斜視図によつて示したものである。
この態様の内張り材は基本的な構造および使用
する材料において第1図に示された内張り材と
ほゞ同様である。しかしながらこの態様の内張り
材は管路の破損検知の目的で筒状織布(B)の緯糸が
ある長さだけ長さ方向に所定の間隔をおいて切断
されている。
以下にさらに具体的な例示によりこの態様の内
張り材の構成を説明する。
筒状織布(A)の経糸6bは、1000dのポリエステ
ルフイラメント糸を3本撚り合わせた糸条を、
864本使用し、緯糸6aには、1000dのポリエス
テルフイラメント糸2本とポリエステル紡績糸の
20番手の糸を2本撚り合わせた糸条を10cm間に50
本打込んで、折畳み幅が532mm(外径換算で338mm
φ)となるように織成する。これを熱処理して、
折畳み幅451mm(外径換算で287mmφ)にまで収縮
させ、この外面にポリエチレン系樹脂の被覆層3
を押出し被覆法によつて形成させ気密性筒状体2
を作る。この気密性筒状体2の折畳み幅は444mm
(外径換算で283mmφ)であり、この際の緯糸の打
込みは55打/10cmであつた。筒状織布(B)5の糸組
織と密度ならびに熱処理の条件は第1図に示した
内張りと同一であつたが、緯糸7aが約3m間隔
で約10cmだけ長さ方向に切断してある。この状態
は第4図から明白であり、切断個所9は長さ方向
に等間隔で並んでいる。
この内張り材は筒状織布(A)および(B)において長
さ方向の糸の強度は第1図に示した内張り材の場
合と同様であるので免震性については同等の効果
を示した。この態様の内張り材の気密性筒状材2
は径方向の強度が85Kg/cm幅であり、他方筒状織
布(B)の緯糸を切断していない部分の径方向の強度
は228Kg/cm幅であり、緯糸を切断した部分9の
径方向の強度は当然0であつた。この内張り材を
用いて緯糸の切断された部分9を中心として約3
m長で破断圧を測定した処約6Kg/cm2で約15cmの
みが破断した。さらに実際に管路に内張りした場
合を想定した実験をこの態様の内張り材について
実施した。すなわち内径300mmφで長さ4mの石
綿管に内張り材を適用し、この石綿管に高荷重を
管路の全長に亘つて長さ方向に加えて破断させた
後、内張り材の破断試験を実施した。内張り材は
約6.5Kg/cm2の圧力で約17cmだけ、すなわち緯糸
が切断された部分だけが破断した。
第5図は本発明に係る管路の内張り材であつて
第4図に示した態様のさらに別な1例を示す内張
り材を一部破断斜視図によつて示したものであ
る。
この態様の内張り材は基本的に気密性筒状材2
は第1図および第4図に示したものと同等である
が、内側の補強用筒状織布5の緯糸の長さ方向に
所定の間隔で強度の弱い糸で置換えた部分10を
有する。
以下にさらに具体的な例示によりこの態様の内
張り材の構成を説明する。
気密性筒状材2については前記第4図に示すも
のと同一であつた。内側の筒状織布(B)5は経糸7
bとして1000dのポリエステルフイラメント糸を
6本撚り合わせた糸を588本使用し、緯糸7aと
して1100dのポリエステルフイラメント糸を8本
撚り合わせた糸を10cm間に35本打込んだ処を約3
m織成する。次にこの緯糸を換え、新らたに
1100dのポリエステルフイラメント糸を2本撚り
合わせて強度を減じた糸を10cm間に35本打込んで
約10cmの部分10だけ織成し、次いで最初に用い
た緯糸を使用して筒状織布(B)5を作つた。このよ
うにして作つた筒状織布(B)を例4と同様の熱処理
に付して折畳み幅を457mm(外径換算で291mmφ)
にまで収縮させた後(打込数は38打/10cmに変
化)、気密性筒状材2の中に挿入して内張り材と
した。
この内張り材について径方向の強度を測定した
処、筒状織布(B)5において、緯糸の強い部分は
288Kg/cmであり、緯糸の弱い個所10は57Kg/
cmであつた。
このように筒状織布(B)の緯糸の弱い個所を一定
間隔ごとに短かい長さの部分を作つておくことに
より、管路の破断する長さに比べて内張り材の破
断する長さを最少限にすることができる。
一般に送水管では水は4〜4Kg/cm2の圧力で輸
送されるので、水道管にこの態様の内張り材を適
用した場合を想定すると、水道管に通常使用され
る石綿管が全長4m破損した場合に比べ、内張り
材は10〜20cm程度しか破損しないので、この被害
によつて起る水の漏出量を極めて少なくすること
ができ、しかも管路が破損したことを検知するこ
とができる。また管路が長さ方向にかなりの長さ
に亘つて破損しない場合は、緯糸の弱い部分が管
路内で膨張するのが抑えられるので内張り材は何
等破損することなく管路の機能を維持でき、6〜
10Kg/cm2程度の圧力で破損することがない。した
がつて管路が大きく強大な外力によつて破損を受
けない限り、内張り材は長期に亘つて管路の補強
に有効で耐圧性も維持できる。
以上の結果から、第4図および第5図に示した
態様の内張り材は水道管の補強に極めて有用なも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内張り材の代表的な態様を示
す一部破断斜視図であり、第2図は第1図に示し
た内張り材の径方向の引張り強度−伸度曲線を示
すグラフであり、第3図はこの内張り材の径膨張
曲線を示すグラフであり、第4図は本発明の別な
態様の内張り材を示す一部破断斜視図であり、第
5図は本発明のさらに別な態様の内張り材を示す
一部破断斜視図である。 1……内張り材、2……気密性筒状材、3……
気密性合成樹脂皮膜、4……筒状織布(A)、5……
筒状織布(B)、6a……緯糸、6b……経糸、7a
……緯糸、7b……経糸、8……折り目。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒状の内張り材を流体圧力により裏返しなが
    ら管路内に挿通し、こうして裏返して挿通された
    内張り材を管路内面に圧着しつつ接着剤を介して
    管路内面に接着させる管路の内張り方法において
    使用する前記内張り材であつて、この内張り材が
    外面に合成樹脂皮膜を形成した筒状織布からなる
    気密性筒状材と、この気密性筒状材の内側に挿入
    された筒状に織成した補強用織布とからなり、前
    記補強用織布は織成密度において前記の気密性筒
    状材よりも粗く、また前記の補強用織布はその径
    が前記の気密性筒状材の織布の径よりも大きく、
    前記の気密性筒状材の織布と補強用織布とはそれ
    ぞれその径の長さと破断時径膨張倍率との積が
    ほゞ一致していることを特徴とする、管路の内張
    り材。 2 気密性筒状材の織布および補強用織布は、径
    方向に収縮されている特許請求の範囲第1項に記
    載の内張り材。 3 気密性筒状材の織布と補強用織布は、その織
    成時の径を略一致させてある、特許請求の範囲第
    2項に記載の内張り材。 4 補強用織布はその経糸及び緯糸が気密性筒状
    材の織布の経糸及び緯糸よりも、その径が太い、
    特許請求の範囲第1項、第2項または第3項に記
    載の内張り材。 5 補強用織布はその長さ方向に所定の間隔毎に
    一定の長さの部分を有し、それらの部分が耐圧力
    強度において他の部分よりも小さい、特許請求の
    範囲第1〜4項のいずれかに記載の内張り材。 6 補強用織布の耐圧力強度の小さい部分は、そ
    の部分の緯糸が切断されている、特許請求の範囲
    第5項に記載の内張り材。 7 補強用織布の耐圧力強度の小さい部分は、そ
    の部分に使用する緯糸が、耐圧力強度の大きい部
    分に使用する緯糸よりも強度の小さいものであ
    る、特許請求の範囲第5項に記載の内張り材。 8 気密性筒状材の筒状織布および補強用織布の
    うち少くとも補強用織布が連続した経糸に対して
    連続した緯糸によつて環状に織成されている、特
    許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の内張
    り材。
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