JPH0355998Y2 - - Google Patents

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JPH0355998Y2
JPH0355998Y2 JP1985038259U JP3825985U JPH0355998Y2 JP H0355998 Y2 JPH0355998 Y2 JP H0355998Y2 JP 1985038259 U JP1985038259 U JP 1985038259U JP 3825985 U JP3825985 U JP 3825985U JP H0355998 Y2 JPH0355998 Y2 JP H0355998Y2
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JP
Japan
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drum
stopper
hole
gear
music box
Prior art date
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Expired
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JP1985038259U
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JPS61155894U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はストツパーの係合部とドラムの孔の係
合でドラムの回転を停止するオルゴールに関す
る。
〔従来技術〕
従来オルゴールの鳴奏が必ず曲目の最初から開
始されるようにドラムの回転をストツパーで停止
させるオルゴールでは第5図のようにドラムの端
板又はドラムと一体回転する歯車7の偏心位置に
孔8を穿設し、この孔にストツパー10の係合部
11を落し込んで停止させている。この係合部1
1の両端a,bの形状が孔と平行な端面で形成さ
れていると、係合部11と孔8の位置が合致した
時係合部は孔縁の端面から急激に孔内に落ち込む
ので孔縁とストツパーが当たつて衝撃音が発生す
る欠点がある。
精巧に作られた高級オルゴールではノイズの発
生を極力防止することが必要で従来の前記構造で
は衝撃音の発生は避けられず、衝撃音が鳴奏中に
発生するのでメロデイーを楽しむ音感を害する欠
点がある。
〔考案の目的〕
本考案は前記欠点に鑑み、ストツパーの係合部
が孔に急激に落ち込まないようにして衝撃音の発
生を防止したオルゴールを提案することである。
〔考案の構成〕
本考案は、ドラムと、このドラムに設けられた
ピンにより弾かれる振動板と、前記ドラムを定速
回転させる調速機と、前記ドラムの端板又は前記
ドラムと一体回転する歯車の偏心位置に設けられ
た孔と、スライド可能に支持され前記調速機の回
転域に臨む突片と前記孔に落ち込む係合部とを有
するストツパーと、前記ストツパーを付勢するバ
ネとを備え、前記ストツパーの前記係合部の落ち
込み側であつて前記端板又は前記歯車の回転方向
先方側端面を斜面とし、前記バネで前記ストツパ
ーの前記係合部を前記端板側又は前記歯車側へ付
勢するとともに前記突片を前記付勢方向とほぼ直
交方向で且つ前記回転域外へ付勢したことにあ
る。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。オ
ルゴールは第1図、第2図でフレーム1上に固定
された香箱2内の全舞が上記全舞軸3で巻き上げ
られてこの全舞駆動源でドラム4が調速機5で定
速回転され、ドラムのピンで振動板6を弾いてオ
ルゴールが鳴奏される。
前記ドラム4の端板又はドラムと一体回転する
歯車7の偏心位置に孔8が穿設され、フレーム1
にピン9で前後にスライド可能で回動自在にスト
ツパー10が支持され、ストツパー10には前記
孔8に落ち込む係合部11が形成されて孔8に臨
まされている。
ストツパー10は第1図から第3図のように係
合部11とピン9に嵌められる長孔12とバネ掛
け部13と調速機5の回転域に臨む突片14が
夫々形成され、前記係合部11の落ち込み側端面
には第4図のように斜面15が形成されている。
突片14にはゴムなどのカバー16が被覆されて
いる。バネ掛け部13とフレーム1に固定された
バネ掛け部17との間にはバネ18が張設されて
いる。
調速機5は回転体19がゴム等の弾性体で形成
されてゴムなどのカバー16が被覆された突片1
4が回転体19の回転域に臨まされている。
オルゴールの動作は全舞軸3の全舞が巻き上げ
られてストツパー10の他端20が第2図でバネ
18に抗して反時計方向に回動されると孔8に係
合された係合部11が孔8から抜け出され、スト
ツパー10はバネ18で手前側に戻され、調速機
5の回転体19に係止された突片14のカバー1
6が回転体19から離脱されてドラム4が回転さ
れ、ストツパー10の回動を解除しても係合部1
1は孔8に係合されず、突片14のカバー16は
回転体19の回転を係止しない。
次にドラム4が一回転されて一曲の終りに近付
くと第4図のようにストツパー10の係合部11
の斜面15が孔8にゆつくり少しづつ滑り込んで
係合部11の手前側端面21が孔8に係合される
と、ストツパー10はバネ18に抗して長孔12
の長さに応じて前方にスライドされた後ドラム4
の回転が停止され、同時にカバー16が調速機5
の回転体19の回転域に進入されて回転体19の
回転が停止されて一回の鳴奏が終了される。
従つてドラム4と一体回転する歯車7とストツ
パー10の係合は斜面15が孔8に少しづつ滑り
込んでバネ18のバネ圧が分散されてノイズの発
生が防止されるので調速機5の回転体19と突片
14のカバー16との組み合わせによるノイズ発
生防止と合わせてメロデイーを楽しむ音感が害さ
れず、音楽効果が向上されてオルゴールの高級イ
メージがアツプされる。
ストツパー10は前記反時計方向に回動されて
保持されると香箱2上に回動自在に支承されたゼ
ネバ歯車22と全舞軸3に固定されたゼネバ突片
23で全舞軸3の回転が停止されるまでオルゴー
ルが鳴奏される。
前記説明のオルゴールはドラム4がドラム軸2
4上を移動して2種類の曲目の鳴奏が可能なオル
ゴールで、ドラム4と一体回転する歯車7の偏心
位置に孔8を設けたが、ドラムが移動しない場合
はドラムの端板の偏心位置に孔8を設けてストツ
パー10の係合部11と係合するように構成して
もよい。
〔考案の効果〕
本考案は前述のようにドラムと一体回転する端
板又は歯車の偏心位置に設けられた孔にストツパ
ーの係合部に形成された斜面が少しづつ滑り込ん
でバネ圧が分散されて衝撃音を発生することなく
ドラムの回転が停止されるように構成されたか
ら、メロデイーを楽しむ音感を害せず、音楽効果
が向上されてオルゴールの高級イメージがアツプ
される等実用上優れた効果を奏するオルゴールを
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図はオ
ルゴールの要部断面拡大平面図、第2図はオルゴ
ール外観平面図、第3図はストツパーと歯車の要
部側面図、第4図はストツパーの要部動作説明
図、第5図は従来のストツパーの動作説明図であ
る。 4……ドラム、5……調速機、6……振動板、
7……歯車、8……孔、10……ストツパー、1
1……係合部、15……斜面、14……突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラムと、このドラムに設けられたピンにより
    弾かれる振動板と、前記ドラムを定速回転させる
    調速機と、前記ドラムの端板又は前記ドラムと一
    体回転する歯車の偏心位置に設けられた孔と、ス
    ライド可能に支持され前記調速機の回転域に臨む
    突片と前記孔に落ち込む係合部とを有するストツ
    パーと、前記ストツパーを付勢するバネとを備
    え、前記ストツパーの前記係合部の落ち込み側で
    あつて前記端板又は前記歯車の回転方向先方側端
    面を斜面とし、前記バネで前記ストツパーの前記
    係合部を前記端板側又は前記歯車側へ付勢すると
    ともに前記突片を前記付勢方向とほぼ直交方向で
    且つ前記回転域外へ付勢したことを特徴とするオ
    ルゴール。
JP1985038259U 1985-03-19 1985-03-19 Expired JPH0355998Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985038259U JPH0355998Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985038259U JPH0355998Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155894U JPS61155894U (ja) 1986-09-27
JPH0355998Y2 true JPH0355998Y2 (ja) 1991-12-13

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ID=30545094

Family Applications (1)

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JP1985038259U Expired JPH0355998Y2 (ja) 1985-03-19 1985-03-19

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JP (1) JPH0355998Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4716414U (ja) * 1971-03-22 1972-10-26
JPS4829823U (ja) * 1971-08-10 1973-04-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61155894U (ja) 1986-09-27

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