JPH0355263Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355263Y2
JPH0355263Y2 JP11685187U JP11685187U JPH0355263Y2 JP H0355263 Y2 JPH0355263 Y2 JP H0355263Y2 JP 11685187 U JP11685187 U JP 11685187U JP 11685187 U JP11685187 U JP 11685187U JP H0355263 Y2 JPH0355263 Y2 JP H0355263Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
insulator
boot
mating
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11685187U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6423885U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11685187U priority Critical patent/JPH0355263Y2/ja
Publication of JPS6423885U publication Critical patent/JPS6423885U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355263Y2 publication Critical patent/JPH0355263Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はパネルに取付けられる防水性を有した
コネクタに関する。
〔従来の技術〕
従来、防水コネクタとしては、第6図及び第7
図に示すように、パネル1に取り付けられたレセ
プタクル3や、このレセプタクル3に着脱可能に
嵌合されるプラグ5がある。
レセプタクル3は、一面(正面)に大きな溝部
9が形成されているインシユレータ7を含む。イ
ンシユレータ7には溝部9に対応するようピンコ
ンタクトのような複数の導電性のコンタクト11
が保持されている。インシユレータ7の一面に対
向する面(背面)からはケーブル13が引き出さ
れている。ケーブル13はインシユレータ7の内
部にてコンタクト11に電気的に接続されてい
る。
また、インシユレータ7の正面には、このイン
シユレータ7と同じ材料にて一体に形成された複
数の係止部15が備えられている。これらの係止
部15はパネル1の穴16の縁部分に係合するこ
とでレセプタクル3をパネル1に固定している。
なおこのレセプタクル3の正面とパネル1との間
には、ゴム材のような防水用のシール部材17が
介在している。
一方、プラグ5は、第7図にも示すように、相
手インシユレータ19と、この相手インシユレー
タ19の内部に保持されたソケツトコンタクトの
ような複数の導電性の相手コンタクト21とを含
んでいる。相手インシユレータ19の外周面に
は、リング状のシール部材22が設けられる。
相手インシユレータ19の一面(正面)には、
レセプタクル3のコンタクト11を受け入れる貫
通穴23が形成されている。相手インシユレータ
19の反対面(背面)には、相手コンタクト21
に接続されたケーブル25を保持して相手インシ
ユレータ19の内部と外部との間を防水するため
の一体型グロメツトのような防水栓27が嵌め込
まれている。
このような防水コネクタにおいては、パネル1
に取り付けられたインシユレータ7の溝部9に相
手インシユレータ19を挿入すると、コンタクト
11と相手コンタクト21との電気的な接続が得
られる。同時に、インシユレータ7とパネル1と
の間に介されたシール部材17、相手インシユレ
ータ19のシール部材22、及び防水栓27によ
つて防水性が得られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の防水コネクタにおいて
は、防水栓27によつて相手コンタクト21の形
状が限定されるため、相手コンタクト21の相互
間隔を狭くできなく、防水構造が複雑になるとと
もに高密度のプラグ5が得られないという問題が
ある。
また、第8図に示すように防水栓27をケーブ
ル25に取り付けかつそのケーブル25に相手コ
ンタクト21を接続した後に、相手インシユレー
タ19の内部にその相手コンタクト21を挿入す
るという作業により組み立てられるため、相手コ
ンタクト21を相手インシユレータ19の内部に
完全に装着したいという感覚が得られないという
問題がある。
それ故に本考案の課題は、防水構造を簡単に
し、かつ、コンタクトの高密化が得られる防水コ
ネクタを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、パネルに取付けられるコネク
タにおいて、上記パネルに間隔をおいて対向する
フランジを有しかつケーブルの端部に接続された
コネクタ本体と、該コネクタ本体及び上記ケーブ
ルの端部の近傍部分の周囲に密着状態に被せたゴ
ム製のブーツと、該ブーツの外側を覆いかつ上記
パネルに係止され、これにより上記コネクタ本体
のフランジを上記パネルに向けて押圧するロツク
フードとを含み、上記ブーツは上記フランジと上
記パネルとの間で押圧される部分を有しているこ
とを特徴とするブーツ押し付け式防水コネクタが
得られる。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は本考案のブーツ押し付け式
防水コネクタの一実施例を示している。
図示のブーツ押し付け式防水コネクタは、水平
なパネル35に取り付けられたレセプタクル37
に着脱可能に嵌合されるプラグ(コネクタ本体)
39を有している。
レセプタクル37は、上面に大きな溝部41が
形成されているインシユレータ43と、このイン
シユレータ43に溝部41に対応するよう保持さ
れたピンコンタクトのような複数の導電性のコン
タクト45とを含んでいる。コンタクト45は溝
部41の底面から開口部分に向けてのびている。
このインシユレータ43の下面からはケーブル4
7が引き出されている。ケーブル47はインシユ
レータ43の内部にてコンタクト45に接続され
たものである。
また、インシユレータ43の上面には、このイ
ンシユレータ43と同じ材料にて一体に形成され
た複数の係止部49とが備えられている。これら
の係止部49はパネル35の穴36に挿入され、
かつこのパネル35の上面に係止片49の先端部
分が係合し、これによりレセプタクル37をパネ
ル35に固定している。なおレセプタクル37の
上面とパネル35との間には、ゴムパツキンのよ
うな防水用のシール部材51が圧縮状態に挟まれ
ている。
更に、このインシユレータ43の溝部41の廻
りの壁部には、パネル35に第3図の如く形成し
た複数の係止片用穴57に一対一で対応した係止
片用溝59が形成されている。
一方、プラグ39は、相手インシユレータ61
と、この相手インシユレータ61に保持されたソ
ケツトコンタクトのような複数の導電性の相手コ
ンタクト(図示せず)とを含んでいる。相手イン
シユレータ61は前述のレセプタクル37のイン
シユレータ43の一側面の溝部41に挿入され
る。相手インシユレータ61の上面からは相手コ
ンタクトに接続された複数本のケーブル63が引
き出されている。この相手インシユレータ61の
外周面にはフランジ部65が形成されている。
この防水コネクタはさらに、第4図にも示すよ
うなゴム材によつて筒形状に形成された所定長の
ブーツ68を含む。ブーツ68は複数本のケーブ
ル63をまとめて外側から密着状態で覆つてい
る。ブーツ68の一端の開口部70の内周面には
溝部72が予め形成されている。この溝部72が
フランジ部65に嵌合することで、ブーツ68は
相手インシユレータ61に接続されている。ブー
ツ68の他端からはケーブル63が導出されてい
る。
なおパネネ35と密着する面のブーツ68の一
端の開口部70は、相手インシユレータ61のフ
ランジ部65の外形よりも小さい。したがつて、
ブーツ68の開口部70を広げつつ相手インシユ
レータ61のフランジ部65に溝部72を嵌合さ
せる。この結果、フランジ部65の外周前面にブ
ーツ68が密着した状態となる。
この防水コネクタはさらに、第5図にも示すロ
ツクフード53を含む。このロツクフード53は
ブーツ68の一端部分の上面を覆うものである。
ロツクフード53にはブーツ68を導出するため
の開放部74が形成されている。また大きな開口
部76を形成する端面には、複数のフード係止片
55が形成されている。フード係止片55は、パ
ネル35に形成された係止片用穴57に挿入さ
れ、パネル35の下面に係合される。
次にこの防水コネクタによる接続について説明
する。まずレセプタクル37をパネル35に固定
する。そしてこのレセプタクル37に対しプラグ
39を嵌合させる。その際、プラグ39及びそれ
から引き出されたケーブル63には上述の構造で
ブーツ68が予め備えられている。レセプタクル
37にプラグ39を嵌合させた後、ロツクフード
53をセツトする。そして相手インシユレータ6
1のフランジ部65とパネル35との間でブーツ
68を圧縮しながら、ロツクフード53のフード
係止片55をパネル35の係止用穴57に挿通さ
せる。この結果、フード係止片55はそのバネ復
元力でパネルに係止される。したがつてプラグ3
9はレセプタクル37に接続した状態でパネル3
5に固定される。
なお、ブーツ68は水の侵入する心配のないよ
う十分に長く設計するのが望ましい。上述ではプ
ラグ39をコネクタ本体として説明したが、レセ
プタクル37に関しても同様に実施できる。また
コネクタ本体が他のタイプのものであつても同様
に実施が可能である。
〔考案の効果〕
以上実施例により説明したように、本考案によ
れば、コネクタ本体をブーツによつて覆うため、
防水の簡単なブーツ押し付け式コネクタが得られ
る。また、ロツクフードを押し付けて係止するの
みで全体の防水機能が得られるので、接続の作業
も簡単である。さらに、コネクタ本体にはケーブ
ル部分の防水栓を必要としないためコンタクト間
隔を小さく設計することが可能であり、したがつ
て高密度化が容易なブーツ押付け式防水コネクタ
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブーツ押し付け式防水コネク
タの一実施例を示す断面図、第2図は第1図のブ
ーツ押し付け式コネクタの側断面図、第3図は第
1図のブーツ押し付け式防水コネクタのプラグを
取外した状態を示す平面図、第4図は第1図のブ
ーツの斜視図、第5図は第1図のロツクフードの
斜視図、第6図は従来の防水コネクタの側断面
図、第7図は第6図のプラグを示す断面図、第8
図はプラグの他の従来例を示す断面図である。 1……パネル、3……レセプタクル、5……プ
ラグ、13……ケーブル、17……シール部材、
31……防水栓、35……パネル、37……レセ
プタクル、39……プラグ(コネクタ本体)、4
3……インシユレータ、49……係止部、51…
…シール部材、53……ロツクフード、55……
フード係止片、57……係止片用穴、61……相
手インシユレータ、65……フランジ部、68…
…ブーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パネルに取付けられるコネクタにおいて、上記
    パネルに間隔をおいて対向するフランジを有しか
    つケーブルの端部に接続されたコネクタ本体と、
    該コネクタ本体及び上記ケーブルの端部の近傍部
    分の周囲に密着状態に被せたゴム製のブーツと、
    該ブーツの外側を覆いかつ上記パネルに係止さ
    れ、これにより上記コネクタ本体のフランジを上
    記パネルに向けて押圧するロツクフードとを含
    み、上記ブーツは上記フランジと上記パネルとの
    間で押圧される部分を有していることを特徴とす
    るブーツ押し付け式防水コネクタ。
JP11685187U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0355263Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11685187U JPH0355263Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11685187U JPH0355263Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423885U JPS6423885U (ja) 1989-02-08
JPH0355263Y2 true JPH0355263Y2 (ja) 1991-12-09

Family

ID=31359770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11685187U Expired JPH0355263Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355263Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3823124B2 (ja) * 1996-05-16 2006-09-20 三菱電線工業株式会社 コネクタの取付構造
JP4718152B2 (ja) 2004-09-24 2011-07-06 矢崎総業株式会社 リヤカバーの取付構造
JP2011192586A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Autonetworks Technologies Ltd 端子金具付き電線及びその製造方法
CN107406085B (zh) 2015-03-20 2019-04-16 川崎重工业株式会社 铁道车辆

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6423885U (ja) 1989-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5531940B2 (ja) 防水コネクタ
US5660558A (en) Shielded connector having a shell with integral latch arms
WO2018105362A1 (ja) ゴムカバー付きコネクタ
JPH0355263Y2 (ja)
JP2921634B2 (ja) 防水型シールドコネクタ
JPH0822870A (ja) フラットケーブルの端末防水構造
JPH0414868Y2 (ja)
JPH0737258Y2 (ja) シールド線端末部用コネクタ
JP3846848B2 (ja) 防水コネクタ
JP3229741B2 (ja) 防水コネクタ
JP3003028B2 (ja) 防水型電気コネクタ
JP4076201B2 (ja) シールドコネクタ
JPS6446976U (ja)
JPH07282891A (ja) 機器直付コネクタの防水構造
CN210123812U (zh) 电连接器组件
JP2542416Y2 (ja) 防水圧接端子コネクタ
JPH0236217Y2 (ja)
JPS5812385Y2 (ja) コネクタにおけるコンタクトの係止構造
JPH0353539Y2 (ja)
JPH0212690Y2 (ja)
JP3274675B2 (ja) 防水コネクタ
JPH0548378Y2 (ja)
JPH1126062A (ja) コネクタの防水用ブーツ
JPS61180474U (ja)
JPH0449484U (ja)