JP2000144838A - 排水管継手 - Google Patents
排水管継手Info
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- drainage
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Abstract
の排水立て管継手において、立て管排水が横枝管内に逆
流することを防止する。 【解決手段】 排水横枝管を接続するための受け口14
の管継手内壁側の開口部14aに沿って、該開口部14
aへの立て管排水の逆流を防止するための逆流防止壁1
5を管継手内方に向けて張出し形成する。
Description
ン等の建築物において上階から下階に貫いて配管される
排水立て管に、例えば各階の大便器排水や雑排水を排水
するための横枝管を接続するための排水管継手(以下、
単に「管継手」とも言う)に関する。
手においては、排水立て管内を流下してきた立て管排水
が横枝管内に逆流する問題を生じやすい。立て管排水が
横枝管に逆流すると、図4に示すように排水トラップT
の封水を補給してしまう問題が発生する。図4中、1は
排水立て管継手、2は立て管、3は横枝管を示してい
る。横枝管3が接続された当該管継手1の胴部が十分に
大きな径を有している場合にはこの逆流の問題は比較的
少ないのであるが、特に、近年この種の管継手のコンパ
クト化(横枝管が接続される胴部の小径化)が図られて
いる中、この逆流の問題は以前にも増して解決すべき課
題としてクローズアップされてきている。しかしなが
ら、未だこの逆流の問題を積極的に解消しようする試み
はなされていない。そこで、本発明は、排水立て管内を
流下する立て管排水が、横枝管に逆流することを防止で
きる排水管継手を提供することを目的とする。
の排水管継手は、排水立て管に排水横枝管を接続するた
めの排水管継手であって、前記排水横枝管を接続するた
めの受け口の管継手内壁側の開口部に沿って、該開口部
への立て管排水の逆流を防止するための逆流防止壁を管
継手内方に向けて張出し形成した。この排水管継手によ
れば、横枝管の受け口の管継手内壁側の開口部には逆流
防止壁が張り出し形成されているので、該逆流防止壁に
より立て管排水が横枝管受け口に逆流することが防止さ
れる。
は、それぞれの管継手内壁側の開口部に逆流防止壁を設
けることが望ましい。例えば、2カ所の受け口を相互に
直交する位置に備えた管継手の場合には、両開口部に跨
って張り出す庇部と、該庇部の一方の端部から一方の開
口部の左側に沿って張り出す側壁部と、他方の端部から
他方の開口部の右側に沿って張り出す側壁部とを有する
側面視略コ字状の逆流防止壁を設けることができる。
載の排水管継手であって、逆流防止壁は、横枝管受け口
の管継手内壁側の開口部の上部及び左右側部に沿って馬
蹄形状に張り出し形成した。この排水管継手によれば、
例えば立て管排水が旋回流である場合に、上方から流下
する立て管排水のみならず、斜め上方或いは側方から流
下する立て管排水の逆流をも防止することができる。
載の排水管継手であって、逆流防止壁は、横枝管受け口
の管継手内壁側の開口部の上部から球面形状に張り出す
構成とした。この排水管継手によれば、請求項1記載の
構成による作用効果に加えて、立て管排水に混じって流
下する汚物等が逆流防止壁に堆積することを防止するこ
とができる。
〜図3に基づいて説明する。図1は、本実施形態の管継
手10を示している。この管継手10は、上流側の立て
管(図示省略)を接続するための上部受け口11と下流
側の立て管(図示省略)を接続するための下部受け口1
2と、該上部受け口11と下部受け口12との間の胴部
13と、該胴部13から側方へ突き出し状に設けられ
た、横枝管(図示省略)を接続するための横枝管受け口
14を備えている。この横枝管受け口14の当該管継手
内壁側の開口部(以下、単に「内側開口部14a」と略
記する)の上側及び両側部に沿って逆流防止壁15が形
成されている。本実施形態に係る管継手10は、横枝管
受け口14の内側開口部14aに、立て管排水の逆流を
防止するための逆流防止壁15を設けたことに特徴を有
するものであり、その他の構成については従来公知の技
術に比して特に変更を要しないので、説明を省略する。
2に示すように内側開口部14aの上側に管中心側に張
り出し形成した庇部15aと該庇部15aの両側から下
方に向けて延出した側壁部15b、15bを有してい
る。図示するようにこの両側壁部15b、15bが内側
開口部14aの両側部に位置している。庇部15aの上
面は、その張り出し基部側から張り出し先端側に向かっ
て下傾する方向に傾斜している。又、この庇部15a
は、管中心側から見て、内側開口部14aの形状に沿っ
た概ね円弧形状に湾曲形成されている。
条に形成されている。この両側壁部15b、15bによ
り、斜め上方から流下する立て管排水或いは側方から飛
散する立て管排水の受け口14内ひいては横枝管への逆
流を防止することができる。
横枝管受け口14の内側開口部14aの上側及び両側部
に逆流防止壁15が堰のように設けられているので、立
て管排水が受け口14の内側開口部14aを経て横枝管
に逆流することが防止され、これにより排水トラップへ
の汚水(汚物や異物も含む)の流入及び吹き出し等のト
ラブルを未然に防ぐことができる。
庇部15aに加えて両側壁部15b,15bを備えてい
るので、上方から直下する立て管排水の逆流を防止でき
るのみならず、例えば旋回流のように斜め側方或いは側
方から流下する立て管排水の横枝管内への逆流をも確実
に防止することができる。
えることができる。例えば、前記例示した庇部15aの
上面は、その張り出し基部側から張り出し先端側に向か
って下傾する方向に傾斜して形状で例示したが、図3に
示すように庇部16aの上面を球面形状に形成した逆流
防止壁16としてもよい。このような球面形状の庇部1
6aとすることにより、当該庇部16aに流下してきた
汚物等が堆積することをより確実に防止することができ
る。さらに、庇部を上記球面形状に代えて円盤形状或い
は角錐形状に形成してもよい。
て左側に下る方向に傾斜させることにより、当該庇部
に、流下する排水を平面視左回りの旋回流を発生させる
ためのフィンとしての機能を併せ持たせることができ
る。
4が1カ所に設けられた管継手10を例示して説明した
が、2カ所以上に横枝管接続用の受け口を備えた管継手
にも同様に適用することができる。又、管継手の一例と
して排水立て管継手を例示して説明したが、その他一般
的な(有効内径が立て管内径と同型の)T字形状の継手
であって、主として排水を合流させる箇所に用いる管継
手に広く適用することができる。
管継手の一部縦断面図である。
る。
示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 排水立て管に排水横枝管を接続するため
の排水管継手であって、前記排水横枝管を接続するため
の受け口の管継手内壁側の開口部に沿って、該開口部へ
の立て管排水の逆流を防止するための逆流防止壁を管継
手内方に向けて張出し形成した排水管継手。 - 【請求項2】 請求項1記載の排水管継手であって、逆
流防止壁は、横枝管受け口の管継手内壁側の開口部の上
部及び左右側部に沿って馬蹄形状に張り出し形成した排
水管継手。 - 【請求項3】 請求項1記載の排水管継手であって、逆
流防止壁は、横枝管受け口の管継手内壁側の開口部の上
部から球面形状に張り出す構成とした排水管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317728A JP2000144838A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 排水管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10317728A JP2000144838A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 排水管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000144838A true JP2000144838A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18091385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10317728A Pending JP2000144838A (ja) | 1998-11-09 | 1998-11-09 | 排水管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000144838A (ja) |
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-
1998
- 1998-11-09 JP JP10317728A patent/JP2000144838A/ja active Pending
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Legal Events
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