JPH0354510B2 - - Google Patents

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JPH0354510B2
JPH0354510B2 JP57107757A JP10775782A JPH0354510B2 JP H0354510 B2 JPH0354510 B2 JP H0354510B2 JP 57107757 A JP57107757 A JP 57107757A JP 10775782 A JP10775782 A JP 10775782A JP H0354510 B2 JPH0354510 B2 JP H0354510B2
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correction coefficient
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shading
signal
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は複写機、フアクシミリなどにおける光
電変換素子を用いた原稿読取装置のシエーデイン
グ補正装置に関する。
記録すべき原稿をランプによつて照射し、その
反射光を反射鏡やレンズを含む光学系を通して、
固体撮像素子やフオトダイオードアレイなどの光
電変換素子に入射し、電気信号に変換した後、針
状電極などにより静電荷像を形成し現像して記録
像を作る記録装置がすでに知られ広く利用されて
いる。
この種の記録装置では均一濃度の原稿面を読取
つても光電変換信号の出力が不均一となり、特に
中央部に比べて端部の出力が小さく記録面像とし
ては、信号出力が小さい部分では黒つぽくなるな
ど濃度が不均一になる現象がみられる。この現象
はシエーデイングと呼ばれ、その原因としては次
のものが考えられる。
(イ) 原稿照射ランプの照度ムラと照度変化 原稿照射ランプにはたとえば螢光灯が用いら
れるが、ランプ長は有限であり発光機構***
部より両端部の発光輝度が低いため照度は低く
なる。また、螢光灯は使用するにつれて両端部
が黒化してきたり、取付け方によつても照度分
布が変化する。
(ロ) 光学系のレンズによる減光作用 光学系のレンズを通過する光量はコサイン4
乗則により周辺で低下し、たとえば半画角が20
度のとき周辺部光量は中央部の78%になる。
(ハ) 光電変換素子の感度の不均一 電荷結合素子(CCD)などの固体撮像素子
やダイオードアレイなどの光電変換素子は製作
上や製造上の理由などで感度が不均一になるこ
とがある。
このシエーデイングを補正するために従来種々
の補正対策がとられている。たとえば配光板を設
けてランプ中央の光量を周辺部の光量に合わせる
ように低下させてランプの配光特性をランプの全
長にわたつて均一にする方法が知られているが、
この方法は初期状態においては有効であるが使用
とともに生ずる端部の黒化に対してはほとんど効
果がなく、これに対処するためにはその都度配光
板を調整しなければならないという不都合があ
る。そこで正確な補正をするには、原稿読取り用
の光電変換素子とは別にシエーデイング波形を出
力する光電変換素子を近くに設け、原稿を読取つ
た画像信号とシエーデイング波形とを演算する方
法が考えられているが、この方法で光源のシエー
デイングは補正できても光電変換素子の感度の不
均一や周囲温度の変化による感度変動までは補正
できないという問題がある。さらに別の補正方法
として均一照度面を光電変換した信号をA/D変
換して記憶素子に記憶し、原稿読取り時に記憶内
容を読出してシエーデイングを補正する方法があ
る。この方法による補正精度はかなり良いが、
A/D変換器の変換時間は光電変換素子の駆動周
波数が高くなればなるほど短かくなり、一般の
A/D変換器では非常に困難になり高速読取りに
対しては不都合である。また、光電変換素子の画
素数が多くなるにつれて、記憶素子の容量が大き
くなるという欠点がある。
本発明は上記の点にかんがみ、原稿画像を読取
る前に、均一反射面からの光情報に基づいてシエ
ーデイング補正係数を求めてRAMなどの記憶素
子に記憶させ、原稿読取り時に記憶素子の内容を
読出して原稿画像信号に対して、又は、該原稿画
像信号をデイザ法等によつて2値化するためのし
きい値に対して補正することにより経年変化や温
度変化によるランプの配光特性変動および光電変
換素子の感度不均一性に対しても有効なシエーデ
イング補正装置を堤供するものである。ただし、
シエーデイング補正係数を求め記憶素子に記憶す
るには非常に高速な処理回路および高速読込みか
つ大容量の記憶素子を必要とし、それらが高価で
あり高速読取りにおいてはそのアクセス時間が充
分でない。
そこで本発明においては補正係数を求めるにあ
たり、サンプル数を少なくして行ない、出力時に
は補間法により非サンプリング時の補正係数を求
め、かつ補正係数出力時に次の補正係数を求めて
おく並列処理を行なうことにより高速読取りに対
しても充分対応することができる。またサンプル
数をシエーデイング特性に応じて特定の範囲ごと
に変えることにより正確な補正を行なうものであ
る。
以下図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は原稿台移動式の原稿読取装置を有する
複写機の原稿読取り部の構成の一例を概略的に示
しており、原稿台1上に載置した原稿2をランプ
3により照射し、原稿2からの反射光をミラー
4、レンズ5を介して光電変換素子6に入射させ
電気画像信号に変換する。この例では原稿台1の
前方の非画像領域に白色の反射面7が設けてあ
る。
さて、原稿読取り時に原稿台1が白矢印方向に
移動したとき、一回の走査で反射面7からの反射
光により光電変換素子6から出力される信号の波
形は第2図にAで示すようになる。これは読取り
装置全体のシエーデイング波形を示す。一般に、
光電変換素子はn個の単位素子から構成されてい
るので、シエーデイング波形は微小な単位でみる
とV1、V2…Voから構成されている。
ここで、シエーデイングを補正するための補正
係数の求め方の一例について説明する。
第2図に示すように、シエーデイング波形に対
して任意に基準電圧VR(直線Bで示す)を定め、
この基準電圧VRをシエーデイング波形を構成す
る出力値V1〜Voで割り算すると、同図に破線C
で示すような値が得られる。この破線Cで示され
た値をシエーデイング補正係数として、RAMな
どの記憶素子に記憶する。いま、光電変換素子の
駆動周波数をfとすると、白色反射面7からの反
射光のそれぞれの画素信号によりシエーデイング
補正係数を求めるとすれば、1画素当りの処理時
間は1/fより小さくする必要がある。たとえば
上記駆動周波数fを2MHzとすると、0.5μs以内に
シエーデイング補正係数を求めなければならなく
非常に高速の処理回路を必要とする。そこで全画
素に対するシエーデイング波形から補正係数を求
めるのではなく、予め定めたサンプリング密度
(たとえばサンプリング間隔N)でシエーデイン
グ補正係数を求めれば、処理時間はN×1/fにな り全画素より補正係数を求める方法に比べて高速
読取りが可能になる。
シエーデイング波形は第2図に示すように両端
部で変化が大きく中央部で変化が小さいので、上
記サンプリング間隔を中央部よりも端部で小さく
すれば、より正確な補正を行なうことができる。
また非サンプリング時のシエーデイング補正係数
を求めるのには補間法を用いる。すなわち、第3
図に示すように、サンプリングにより求めたシエ
ーデイング補正係数をA、Bとし、その間の画素
数nとすると、各画素間のシエーデイング補正係
数の変化分ΔVは ΔV=A−B/n+1 n:画素数 で表わされる。たとえば、第3図では画素数nは
A1、A2の2個の例を示している。従つてその間
のシエーデイング補正係数A1、A2は次のように
求めることができる。
A1=A−ΔV A2=A1−ΔV=A−2ΔV ここでA1、A2を求める減算操作に比べ、変化
分ΔVを求める割算操作の方が非常に時間がかか
るため割算の処理時間によつて補間回路全体の処
理時間が限定されてしまい高速演算を行なうこと
ができない。
そこで本発明においては、A1、A2を求めてい
る間に、次のサンプリング時の変化分ΔVを求め
る並列処理を行なうことにより、補間回路全体の
処理時間の短縮を行つている。
次に第4図に示したシエーデイング補正回路の
一実施例について説明する。
図において、8は光電変換素子6の駆動クロツ
クおよび光電変換のスタート・ストツプ信号を出
力するコントロール回路、9はコントロール回路
8から出力される光電変換素子6の駆動クロツク
に基づき白色反射面7の反射光の光電変換のサン
プリング密度を変える信号を出力するためのサン
プル・ホールドタイミング回路、10は光電変換
素子6により光電変換されて得られる画像信号を
サンプル・ホールドタイミング回路9からのタイ
ミング信号により補正係数を求める時間のみホー
ルドするサンプル・ホールド回路、11はシエー
デイング補正係数をデジタル・アナログ変換する
D/A変換器、12は画像信号VXとD/A変換
器11から出力するシエーデイング補正係数VY
とを演算する演算回路、13は基準電圧VRと演
算処理回路12により演算処理された信号VO
を比較して(High)レベルかL(Low)レベルか
を出力する比較器、14はサンプル・ホールドタ
イミング回路9により起動し、D/A変換器11
のアナログスイツチを上位(MSB)から順次オ
ンしてゆき比較器13の出力信号によりスイツチ
をオンのままあるいはスイツチをオフして次のス
イツチに移るかどうかを制御する制御回路、15
は制御回路14により制御されたD/A変換器1
1のスイツチの状態を記憶するRAMなどの記憶
回路、16は記憶回路15にD/A変換器11の
スイツチの状態すなわちシエーデイング補正係数
を書込むときのタイミング信号を出力するタイミ
ング回路、17は記憶回路15からシエーデイン
グ補正係数を読出すためのタイミング信号を出力
するタイミング回路、18は記憶回路15から読
出したシエーデイング補正係数を求めたときのサ
ンプリング密度に基づいて補間法により演算処理
して、その間の補正係数を求めるための補間手段
を構成する補間回路、19は補間回路18で、補
間法にて演算処理するときのタイミング信号を出
力する補間タイミング回路である。スイツチS1
S2,S3,S4はコントロール回路8からの切換信号
によりシエーデイング補正係数を記憶する場合は
接点aに、原稿読取りの場合は接点bに切換えら
れるスイツチである。
次に上記シエーデイング補正回路の動作につい
て説明する。
まずシエーデイング補正係数の記憶動作につい
て説明すると、このときスイツチS1〜S4は接点a
に切換えられている。サンプル・ホールドタイミ
ング回路9ではコントロール回路8から出力され
る第5図イに示す光電変換素子の駆動クロツクお
よび同図ロに示す光電変換のスタート・ストツプ
信号に基づき同図ハに示すようなサンプル・ホー
ルド信号が作られる。なお、第5図ロにおいて、
区間Pがシエーデイング補正係数の記憶期間であ
り、区間Qが原稿読取り期間である。サンプル・
ホールド回路10では、光電変換素子6からの出
力すなわち白色反射面7からの反射光を光電変換
して得られるシエーデイング波形をサンプル・ホ
ールド信号のLレベルでサンプリングし、Hレベ
ルでホールドし、演算処理回路12に出力する。
サンプリング時間およびホールド時間ならびにサ
ンプリング密度は所望により設定しておく。
一方、制御回路14は、サンプル・ホールドタ
イミング回路9から出力されるサンプル・ホール
ドタイミング信号により動作を開始する。まず、
D/A変換器11のMSBのアナログスイツチを
オンにする。これによりD/A変換器11から出
力信号VYが出力され、サンプル・ホールド回路
10にホールドされて出力されるシエーデイング
波形の1つの信号VXと演算処理回路12により
VO=VX・VYが演算される。この信号VOは比較器
13において基準電圧VRと比較され、VR>VO
ときはHレベル、VR<VOのときはLレベルが比
較器13から出力される。制御回路14は比較器
13から出力がHレベルのときはアナログスイツ
チはそのままLレベルのときはスイツチをオフに
して次のビツトに進む。以下同様な動作をLSB
まで行ないスイツチの状態を記憶回路15に記憶
する。この動作は制御回路14の内部クロツクに
同期して行なわれ、そのタイミングを第6図に示
す。ここではD/A変換器11の分解能を8ビツ
トとしている。スタート信号はサンプル・ホール
ド信号から作られ動作を開始する。次のクロツク
によりQ7(MSB)のアナログスイツチがオンさ
れ、その次のクロツクで矢印で示したように比較
器13の出力がセツトされる。それと同時にQ6
のアナログスイツチがオンされ、以下同様にQ0
までくり返す。ここで変換終了信号が出力されこ
の信号によりシエーデイング補正係数読取りタイ
ミング回路16は記憶回路15のアドレスをセツ
トし、D/A変換器11のアナログスイツチの状
態(シエーデイング補正係数)は記憶回路15に
記憶される。(ただし、アナログスイツチはQが
Hレベルでオン、Lレベルでオフとなる。)以上
の動作をサンプル・ホールド信号に基づいてくり
返す。上記シエーデイング補正係数の算出動作は
サンプル・ホールド・タイミング回路9で設定さ
れた数だけ行ないシエーデイング補正係数の記憶
を終了する。
次に原稿読取り時のシエーデイング補正につい
て説明する。
第5図ロに示すコントロール回路8からのスト
ツプ信号によりシエーデイング補正係数記憶動作
終了時点t1においてスイツチS1〜S4がすべて接点
aから接点bに切り換えられる。その後次にスタ
ート信号が出力する時点t2までの間に2個のシエ
ーデイング補正係数のデータを記憶回路15から
読出し補間回路18で演算処理を行なう。第7図
に補間回路18の詳細な回路例を示したのでこの
図に基づいて補間処理を説明すると、まず2個の
補正係数データのうち第1番目のデータAはラツ
チ20に保持され、第2番目のデータBはラツチ
21に保持される。演算部22ではデータAとB
との差(A−B)を演算し、この値を次の割算回
路23でサンプリング間の画素数nに基づき、変
化分ΔV1=A−B/n+1を求める。これらの一連の演 算は時刻t1〜t2の間で行なわれる。
次に、原稿読取りのスタート時点t2になるとス
イツチS5は接点aに切換えられているので、ラツ
チ26によりデータAの値がD/A変換器11に
出力される。次のタイミングではスイツチS5が接
点bに切換えられると同時にラツチ24はΔV1
保持し、演算部25によりA−ΔV1が演算され
る。これをラツチ26で保持してD/A変換器1
1に出力する。その結果次には演算部25におい
て(A−ΔV1)−ΔV1を演算し、ラツチ26で保
持され、D/A変換器11に出力する。さらにそ
の次には(A−2ΔV1)−ΔV1が演算され、D/A
変換器11に出力される。以下同様にコントロー
ル回路8の駆動クロツクに同期して同じ演算をn
回くり返す。上記演算処理は補間タイミング回路
19からのタイミング信号により行なわれる。
こうしてΔV1がラツチ24に保持されたら次の
補正係数データ2個を記憶回路15から読出し、
ΔV1の場合と同様の演算により次のΔV2を求めて
おく。このようにΔV1の演算処理とΔV2の演算処
理とを並行して行なうことにより補間回路18に
よる処理時間を短縮することができる。
補間回路18から出されたシエーデイング補正
係数は、D/A変換器11によりアナログ変換さ
れ、本実施例ではサンプル・ホールド回路10か
ら出力される原稿読取り信号VXと演算処理回路
12において演算され補正後の信号V0として出
力される。
なお、上記補正動作を行なう場合、第2図にC
で示すようなシエーデイング補正係数は中央値を
越えるとA>BからA<Bに変えるために演算部
22はB−A、演算部25はA+ΔVの演算を行
なうように補間タイミング回路19により演算内
容を切り換えている。
上記したようなシエーデイング補正を各走査ご
とに行なうことによりシエーデイングは完全に補
正される。
上記実施例では補間を行なう場合のサンプリン
グ間隔を等間隔にしたが、サンプリング間隔はシ
エーデイング波形の両端部は細かく中央部は粗く
するとかシエーデイング波形に応じて適宜変える
こともできる。また両端部では1画素ごとに補正
係数を求めるとか、光電変換素子の異常画素に対
しては特に補正係数を求めるようにすれば、さら
に正確なシエーデイング補正が可能である。補正
精度の限度は補正後の処理回路により決められ
る。第1の実施例では演算処理回路を乗算回路と
して画像信号を直接補正する場合について説明し
たがたとえばデイザ法により中間調を表現する場
合にはデイザ法におけるデイザしきい値を補正し
てもよい。その場合では補正精度はそのマトリク
スのサイズにより決められる。具体的にシエーデ
イング補正係数をデイザしきい値に対して演算す
る場合について述べると、例えば第8図のような
4×4のデイザマトリクス(0、8、2、10はデ
イザしきい値)とすると、デイザマトリクスと画
像の入出力関係は一例としてデイザマトリクスの
第1行についてのみ示すと第9図aの様になる。
一様な濃度の反射面を撮像した場合、第9図a
の一点鎖線aのように出力(縦軸)が一定になる
のがシエーデイングのために実際には二点鎖線b
のようになる。この場合、第8図の第1行目のデ
イザしきい値を実線cから、破線dにシエーデイ
ングに応じて補正することにより、2値化信号出
力は第9図bの様になり、画像信号bをaに補正
したのと同様の結果となる。ここで第9図bの黒
丸は2値化により印字する信号であり、白丸は印
字しない信号である。勿論他の走査線についても
同様にシエーデイング補正する必要がある。
デイザしきい値の補正は次の様に行なう。
デイザしきい値/シエーデイング補正係数 =補正後のデイザしきい値 さて、第4図に示した演算処理回路は、第10
図の121に示すように置きかえられる。VX
画像信号で、VYはシエーデイング補正係数であ
る。この第2の実施例における演算処理回路12
1は、内部に設けた記憶部1212に予め記憶さ
れたデイザマトリクス(デイザしきい値群)12
11をD/A変換器1213を介してアナログ出
力VDとし、シエーデイング補正係数VYと割算回
路1214にて割算されVD/VYの値が出力され
比較器1215に入力されるようになつている。
一方画像信号も比較器1215の反転入力端に入
力され、前記VD/VYと比較され画像信号VXが補
正されたデイザしきい値より大きい時「L」信号
を出すように構成されている。シエーデイング補
正係数算出時においてはやはり内部に設けた乗算
回路1216によつてVX・VYの値が出力できる
ようにもなつている。SW6はシエーデイング補
正係数を求める時にはa接点に、デイザ処理時に
は接点bに切換えられる。
第4図に示したシエーデイング補正係数のD/
A変換器11と第10図演算処理回路121とを
含めれば、記憶部1211内のデイジタル値であ
るデイザしきい値とシエーデイング補正係数の
D/A変換前のデイジタル値とを直接演算し、デ
イジタルによるデイザしきい値の補正も可能であ
る。従つてD/A変換器が節約でき、すなわちデ
ジタル入出力の割算回路を後段に設けるだけでよ
く、構成が簡単で安価に本シエーデイング補正装
置を製作することもできる。
ここで、比較器1215をデイジタルコンパレ
ータとし、前記デイジタル的割算回路の後段に
D/A変換器を設けずに画像信号入力VXをデイ
ジタル化した出力と比較することによつても達成
できる。また、デイザしきい値に対するシエーデ
イング補正では、デイザしきい値がアナログ値で
ないので、シエーデイングの補正係数を求める精
度も比較的緩和されることとなつた。実施例では
均一反射面を白色として非画像部に設けた例につ
いて説明したが、本発明はこれに限定するもので
はない。
以上説明したように、本発明においては、原稿
画像を読取る前に均一反射面からの光情報から所
定の演算に基づいてシエーデイング補正係数を算
出して記憶し、原稿画像を読取るときに前記シエ
ーデイング補正係数を用いて補間法により画像信
号のシエーデイング補正をするようにしたので、
経年変化や温度変化によるランプの配光特性の変
動、光電変換素子の感度の不均一などに対するシ
エーデイング補正が適確にでき画質の向上を図る
ことができる。本発明は中間調記録を行なう場合
において特に有効である。
また、本発明では補間法を用いたことにより原
稿の高速読取りが可能になり記録速度の向上を図
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複写機の原稿読取り部の一例の概略構
成図、第2図はシエーデイング波形とシエーデイ
ング補正係数、第3図は本発明による補間法を説
明する説明図、第4図は本発明による原稿読取装
置のシエーデイング補正回路の一例、第5図は第
4図に示したシエーデイング補正回路の要部信号
波形図、第6図は第4図に示したシエーデイング
補正回路の要部信号波形図、第7図は第4図に示
したシエーデイング補正回路の補間回路の一実施
例である。第8図は4×4のデイザマトリクスの
一例で第9図はデイザしきい値にシエーデイング
補正を行なつた時のしきい値変化を図示し、シエ
ーデイング補正前と後での印字信号をも一例とし
て示した。第10図は第4図中の演算処理回路の
変形例の内部構成を示した。 1……原稿台、2……原稿、3……ランプ、6
……光電変換素子、8……コントロール回路、9
……サンプル・ホールドタイミング回路、10…
…サンプル・ホールド回路、11,1213……
D/A変換器、12,121……演算処理回路、
13,1215……比較器、14……制御回路、
15……記憶回路、16,17……タイミング回
路、18……補間回路、19……補間タイミング
回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 均一反射率を有する反射面と、前記反射面か
    らの反射光を電気信号に変換する光電変換手段
    と、予め定めたサンプリングのタイミングで前記
    光電変換手段の出力する前記反射面に対する電気
    信号に基づいてシエーデイング補正係数を演算す
    る演算手段と、該演算手段によつて演算されたシ
    エーデイング補正係数を記憶する記憶手段と、該
    記憶手段から前記タイミングの順次隣り合う2個
    のシエーデイング補正係数を入力してそれら係数
    と隣り合うタイミング間の画素数とから画素間の
    シエーデイング補正係数差を求めその差を先のタ
    イミングのシエーデイング補正係数に順次加算す
    ることで隣り合うタイミング間の各画素に対する
    シエーデイング補正係数を求めて保持する補間手
    段と、該補間手段からのシエーデイング補正係数
    に基づいてシエーデイング補正する補正手段とを
    備え、前記補間手段がタイミング間の各画素に対
    するシエーデイング補正係数を求めている間に次
    のタイミング間の画素間補正係数差を求めること
    も開始することを特徴とするシエーデイング補正
    装置。
JP57107757A 1982-06-22 1982-06-22 シエ−デイング補正装置 Granted JPS58223964A (ja)

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JPS58223964A JPS58223964A (ja) 1983-12-26
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JP57107757A Granted JPS58223964A (ja) 1982-06-22 1982-06-22 シエ−デイング補正装置

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