JPH0354071Y2 - - Google Patents

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JPH0354071Y2
JPH0354071Y2 JP1984133367U JP13336784U JPH0354071Y2 JP H0354071 Y2 JPH0354071 Y2 JP H0354071Y2 JP 1984133367 U JP1984133367 U JP 1984133367U JP 13336784 U JP13336784 U JP 13336784U JP H0354071 Y2 JPH0354071 Y2 JP H0354071Y2
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JP
Japan
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ray tube
cathode ray
tube panel
box
inner box
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JP1984133367U
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JPS6148180U (ja
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  • Packages (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Packaging Frangible Articles (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数個のブラウン管用パネルをま
とめて輸送、保管する際に使用する包装箱に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の包装箱として、第6図に示すよ
うに、段ボール等の外箱3と、この外箱3内に並
列状態で詰め合わされる複数の中箱1とからな
り、上記中箱1の上面を開口し、中箱1の両外側
板6の前端縁の内側に、ブラウン管用パネルAの
前面両側部を支持する筒状の三角形支持部7を設
けたものがある(実公昭50−11047号公報)。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、ブラウン管用パネルAは、第5図に
示すように、前面部Bが前方へ膨らんだ形状をし
ている。この前方へ膨らむ前面部Bは映像が出現
する部分であり、ブラウン管用パネルAにとつて
最も重要な部分である。
ところが、上記従来の包装箱においては、中箱
1の上面の開口からブラウン管用パネルAを挿入
するとき、あるいは輸送中の振動等によつて、前
方に膨らむブラウン管用パネルAの前面部Bの中
央部分と、中箱1の前面板23とが接触し、ブラ
ウン管用パネルAにとつて最も重要な部分である
前面部Bに擦傷が付くという問題がある。
かかる問題を解決するためには、外側板6の前
後方向6の長さをブラウン管用パネルAの中央部
分における前後方向の長さよりも長くすると共
に、ブラウン管用パネルAの前面部Bに接触する
中箱1の前面板23をなくして、中箱1の前面を
開口すればよいが、中箱1の前面を開口するに
は、次のような不都合がある。
即ち、中箱1の前面を開口すれば、ブラウン管
用パネルAが、中箱1の前面の開口にむき出し状
態になり、また、ブラウン管用パネルAの荷重
が、両外側板6の筒状の三角形支持部7に集中す
るので、筒状の三角形支持部7が変形したり、折
れ曲がつたりするおそれがある。このように、三
角形支持部7が変形したり、折れ曲がつたりする
と、ブラウン管用パネルAが安定に保持されなく
なり、輸送中の振動によつて中箱1内においてブ
ラウン管用パネルAがガタ付くので、ブラウン管
用パネルAを外箱3に同じ方向に向けて収納した
場合には、ブラウン管用パネルAの前面部Bが、
前方に位置する中箱1の背面板4に接触して擦傷
が付き、また、外箱3にブラウン管用パネルAを
対向するように収納した場合には、対向するブラ
ウン管用パネルAが衝突して破損するおそれがあ
る。
また、中箱1の前面を開口すれば、両外側板6
の三角形支持部7が外向きに開いたり、反対に内
向きに閉じたりし易くなる。三角形支持部7が外
向きに開くと、中箱1が外箱3へ収納する際に、
三角形支持部7が外箱3に当たつて収納しにく
く、また、反対に、三角形支持部7が内向きに閉
じると、中箱1内にブラウン管用パネルAを挿入
しにくくなる。
そこで、この考案の課題は、中箱1の前面を開
口しても、筒状の三角形支持部7が変形したり、
折れ曲がつたり、あるいは外向きに開いたり、内
向きに閉じたりしないようにして、ブラウン管用
パネルAの前面部Bの擦傷の発生を防止しようと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は、上
記外側板6の前後方向の長さをブラウン管用パネ
ルの中央部分における前後方向の長さよりも長く
し、中箱1の前面を開口し、筒状の三角形支持部
7内に緩衝材21を挿入充填し、中箱1の底板1
2の前端縁に係止片13を連設し、この係止片1
3を上記三角形支持部7の前方下端に係止すると
いう手段を採用したのである。
〔作用〕
筒状の三角形支持部7内に緩衝材21を挿入充
填することにより、筒状の三角形支持部7にブラ
ウン管用パネルAの荷重が集中しても、三角形支
持部7の変形や折れ曲がりが防止される。
また、中箱1の底板12の前端縁に連設した係
止片13を三角形支持部7の下端に係止すること
により、三角形支持部7の外向きに開いたり、内
向きに閉じたりすることが防止される。
これにより、中箱1の前面を開口してブラウン
管用パネルAの前面部Bと中箱1との接触を防止
することが可能となる。
〔実施例〕
第1図から第4図は、この考案の一実施例を示
すものであり、このブラウン管用パネルの包装箱
は、段ボール等の厚紙からなり、一個のブラウン
管用パネルを収納する上面及び前面が開口した中
箱1と、長方形状中敷板2を介して複数の中箱1
を一列に並べて詰合せする有底の外箱3とからな
る。前記中箱1は、厚紙をカツトした一枚の基板
(第2図参照)から組立てられる。この基板は、
方形状背面板4の左右側縁にそれぞれ折線5を介
して外側板6が連設され、この外側板6の前端に
この外側板6の一部と共に筒状の三角形支持部7
(第3図参照)を形成する前面板8及び内面板9
が順次連結され、さらに内面板9に続いて上記外
側板6に重合する内側板10が連設され、背面板
4の下縁に折線11を介して外側板6と略同一幅
の底板12と係止片13とが順次連設され、外側
板6の下縁に折込片16が連設されたものであ
る。上記外側板6の前後方向の長さは、ブラウン
管用パネルの中央部分における前後方向の長さよ
りも長くしてある。
更に基板には、前面板8を内面板9との境目下
端に起立した係止片13に係合する切込み17が
設けられ、背面板4には、両側縁の折線15に沿
つて対の小さいスリツト14が設けられ、上縁中
央にパネル摘出用に半円形状切込み15が設けら
れ、内面板9には、上下両端に小さい連結部18
を残し内側板10に向けて広幅となる比較的大き
な台形状窓19が設けられ、内側板10には、端
縁に背面板4のスリツト14に嵌入する係止片2
0が突設されている。
この基板を屈曲して組立てられた中箱には、三
角形支持部7の中へ三角柱状の発泡ポリスチロー
ル製の緩衝材21が挿入され、これが窓19から
露出しており、収納したブラウン管用パネルの正
面左右縦縁部Cがこの発泡ポリスチロール製の緩
衝材21に当接して保護されている。また、中箱
1の前面を開口することにより、第4図に示すよ
うに、ブラウン管用パネルの前面部と隣接する中
箱との間に隙間lが発生するようになる。
前記中箱1は、基板から組立てる場合、第3図
に示すように、背面板4の両端縁に外側板6を起
立させると共に、折込んだ折込片16の下方に底
板12を折重ね、前面板8と内面板9を内側に屈
曲折込んで三角形支持部7を形成し、スリツト1
4に係止片20を挿入すると、三角形支持部7が
安定すると同時に外側板6と内側板10とが重合
するようになる。さらに、三角形支持部7の下端
の切込み17に係止片13を屈曲挿入すると三角
形支持部7の材料の弾性によるもどりが留まるよ
うになる。この中箱1の三角形支持部7の中に
は、三角柱状の緩衝材21が挿入充填される。
このブラウン管用パネル包装箱によると、中箱
1にブラウン管用パネルAの前面部Bが三角形支
持部7に向くように挿入すると、第4図に示すよ
うに、窓19から露出している緩衝材21にブラ
ウン管用パネルAの膨出した前面部Bの両縦縁部
Cが当接するようになり、発泡ポリスチロール製
の緩衝材21の柔軟さによりパネルに傷が付くこ
とがない。なお、三角形支持部7の内面板9の上
下連結部18のところは、ブラウン管用パネルA
のコーナー部D、即ち少しくぼんだところに対応
するようになり、直接ブラウン管用パネルAには
接触することはない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、中箱1の前
面を開口することにより、ブラウン管用パネルA
の前面部Bと中箱1との接触を防止することがで
きるので、ブラウン管用パネルAにとつて最も重
要な部分である前面部Bに擦傷が付かないという
効果がある。
また、中箱1の前面を開口することになり、包
装資材の使用量を削減することができるという効
果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るブラウン管
用パネルの包装箱を示す分解斜視図、第2図は同
上の実施例の中箱を示す展開図、第3図は同上の
中箱の斜視図、第4図は同上の中箱を前後に並列
させた状態を示す横断面図、第5図はブラウン管
用パネルの斜視図、第6図は従来のブラウン管用
パネルの包装箱を示す分解斜視図、第7図は同上
の従来例の中箱を示す斜視図である。 1……中箱、3……外箱、6……両外側板、7
……三角形支持部、12……底板、13……係止
片、21……緩衝材、A……ブラウン管用パネ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外箱3と、この外箱3内に並列状態で詰め合わ
    される複数の中箱1とからなり、上記中箱1の上
    面を開口し、中箱1の両外側板6の前端縁の内側
    に、ブラウン管用パネルの前面両側部を支持する
    筒状の三角形支持部7を設けてなるブラウン管用
    パネルの包装箱において、上記外側板6の前後方
    向の長さをブラウン管用パネルの中央部分におけ
    る前後方向の長さよりも長くし、上記中箱1の前
    面を開口し、上記筒状の三角形支持部7内に緩衝
    材21を挿入充填し、上記中箱1の底板12の前
    端縁に係止片13を連設し、この係止片13を上
    記三角形支持部7の前方下端に係止したことを特
    徴とするブラウン管用パネルの包装箱。
JP13336784U 1984-08-30 1984-08-30 ブラウン管用パネルの包装箱 Granted JPS6148180U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13336784U JPS6148180U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 ブラウン管用パネルの包装箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13336784U JPS6148180U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 ブラウン管用パネルの包装箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6148180U JPS6148180U (ja) 1986-03-31
JPH0354071Y2 true JPH0354071Y2 (ja) 1991-11-27

Family

ID=30691912

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13336784U Granted JPS6148180U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 ブラウン管用パネルの包装箱

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JP (1) JPS6148180U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938637U (ja) * 1972-07-10 1974-04-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4938637U (ja) * 1972-07-10 1974-04-05

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Publication number Publication date
JPS6148180U (ja) 1986-03-31

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