JPH035289Y2 - - Google Patents

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JPH035289Y2
JPH035289Y2 JP7729083U JP7729083U JPH035289Y2 JP H035289 Y2 JPH035289 Y2 JP H035289Y2 JP 7729083 U JP7729083 U JP 7729083U JP 7729083 U JP7729083 U JP 7729083U JP H035289 Y2 JPH035289 Y2 JP H035289Y2
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rear end
pivot
plate
plate body
hole
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JP7729083U
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JPS59182234U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は板体のはね上げ機構の改良に関するも
のである。
多段ラツクの棚板をはね上げる構造は実開昭54
−28519号に開示されているように公知であるが、
そのはね上げ状態を維持するため前記のものはス
ライド軸を段部に掛止させておく必要があり、ス
ライドが円滑にゆかないと棚板が戻つてしまう問
題がある。また棚板の間隔に合わせて段部を形成
しなければならず、棚板設置間隔は調整すること
ができない。
本考案は前記の問題を解決するもので例えば前
記棚板の如く水平に設けられる板体をその前端を
上にはね上げるだけで上がつた状態で安定し、押
し下げれば現状に復帰する操作の容易な板体のは
ね上げ機構の提供をその目的としている。
即ち本考案は、基台10の四隅に中空状の支柱
11,11′,12,12′を立設した本体1と、
後部左右の支柱12,12′に取付ける基板2に
後端を中心として前方が上下回動可能なように枢
支した複数の板体3…とを備えており、各板体3
の後部左右の側辺に枢支腕4を取付け、その後端
部で基板2の後端部と軸5により回動可能に枢支
し、枢支腕4の前部には前端が後端より高く傾斜
した斜長孔6を設ける一方、同様に傾斜した傾斜
ガイド孔8を基板2の前部に設け、両孔6,8内
を摺動する上部枢軸7a、下部枢軸8aによりリ
ンク7を軸支するとともに、上部枢軸7aより前
上方へ突出する屈曲部7bに、板体はね上げ時下
部枢軸8aを上部枢軸7aより前のガイド孔前端
8bへ押し出すばね9を取付け、斜長孔6は、は
ね上げ状態の板体3を少し下げたときに、上部枢
軸7aが下部枢軸8aより前へ出る位置に設定し
た前端6aと、はね上げ状態で板体3を前傾状態
で係止する位置に設定した後端6bを有し、さら
に前記左右の支柱12,12′に基板2の後端に
設けた挿通部2aを挿通させる通孔12aを形成
し、各支柱12,12′内に挿通部2aの位置決
め用スペーサ19を取付けて成ることを特徴とす
る板体のはね上げ機構である。
而して図示の実施例は、物品を収納、運搬する
棚付パレツトの棚板を板体3とし、これをはね上
げる機構に本考案を実施してあり、基台10の四
隅に中空の支柱11,11′,12,12′を立設
して本体1を構成したもので、13は各支柱1
1,11′,12,12′の下端に設けた係止片、
14は支柱下端を挿通する基台10の挿通孔、1
5は基台下端に固定する台脚、16は移動用キヤ
スターである。而して図示の各支柱11,11′,
12,12′は角形中空状で、後部支柱12,1
2′の前面には基板2と枢支腕4を通すため上下
に通孔12aが形成してある。2aは通孔12a
より内部に係止するように基板2の後端にL形に
設けた挿通部である。枢支腕4は前部に斜長孔6
を有し、それと、基板2の前部に形成した傾斜ガ
イド孔8とは夫々孔内を摺動する上部、下部の各
枢軸7a,8aを介してリンク7により連繋し、
ばね9でリンク7の屈曲端7bを後下方へ引張
り、下部枢軸8aを傾斜した傾斜ガイド孔8の前
方へ押出して突張る状態とする(第2図)。なお、
傾斜ガイド孔8は下部枢軸8aを回動するリンク
7の後端から上部枢軸7aより前方へ出すため長
く形成され、斜長孔6は図示の如く、はね上げ状
態(第2図鎖線右)の板体6を少し下げたとき
(同鎖線左)、上部枢軸7aが下部枢軸8aより前
へ出るような位置関係を取り得る長さに設定さ
れ、傾斜は各枢軸7a,8aの動きを中滑にする
ように図つているので、板体3は前端の操作だけ
で完全に上げ下げ操作が行なえる。19は挿通部
2aの位置決め用スペーサー、20は棚板2の前
端左右に取付けた鉤形の係止片、21は係止片2
0を受け止める係止部21aを後面に形成したL
型係止体で、該係止体21は前記挿通体同様前部
支柱11,11′内を上下摺動可能であり、その
少なくとも下に嵌挿されるスペーサー22により
前部支柱11,11′内に固定される。スペーサ
ー19及び22は、板体3の前端が係止片20で
あるのに対し、後端が上下方向に一定の幅を持つ
た基板2であるため、この高さの差を吸収して板
体3を水平に保つようサイズが異なつたものを用
意する。尚、係止片20とその係止方法は前記の
ようにせず、例えば前部支柱11,11′に小間
隔で上下に係止孔や段部を設け簡略化しても良
い。各図中5a,17,18は抜止ピン、23,
23′は後部支柱5,5′部を覆う側板、24,2
4′,25は前後支柱11,12,11′,12′
を連絡する上部支え杆を示す。
以上の構成において、基台10の四隅に前後左
右の各支柱11,11′,12,12′を立設し、
各支柱内にスペーサー19,22を嵌合し内壁に
係止した後その上に板体3の基板2の挿通部22
aを挿通し、前端は係止片20を係止部21aに
係止し、そのようにして多数枚の板体3を重設す
ると、物品の収納に際し、板体3をはね上げた状
態で最低位の基台10上面、第1の板体3、第2
の板体2と順次のせ並べてゆくことができる。
従つて本考案によれば板体3は後部で前端が上
下回動可能なように軸支されているだけでなく、
はね上げ状態でリンク7の下部枢軸8aが上部枢
軸7aを通る垂線より前側へ出る構成を有し、か
つはね上げ状態で上部枢軸7aは下部枢軸8aの
前後に移動するので、はね上げた状態ではおりて
しまうおそれがなくそのまま安定し、板体3をお
ろすときは、板体3を僅か押すだけでその下部枢
軸8aが後退し、結局板体3の前縁を上げ下げす
るだけで、リンクやその他の部分を何ら操作する
ことなく水平な使用状態にも、はね上げ状態にも
なるのでスムーズに復原する効果を奏する。
また、各板体3はそれ自体の左右側辺後部に枢
支片4と軸5で枢支された基板2及びリンク7、
ばね9等から成るはね上げはね下し機構を備えて
おり、基板2をその後部挿通部2aにより後部左
右の支柱12,12′に装着することができ、全
くユニツト化しているので、本体1への板体3の
取付けも著しく簡単である。
このように板体3が単なる棚板でなく、それ自
体のはね上げ機構と本体への取付け構造部分を備
えているため、板体3の設置間隔も容易に変えら
れ、本体1への取付けの際にスペーサー19を介
在させ、或いはそのスペーサー19の大きさや個
数などを変えることで極めて簡単に調整すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の板体のはね上げ機構を示すもの
で、第1図は全体斜視図、第2図は要部断面側面
図、第3図は板体はね上げ部の分解斜視図、第4
図は平面説明図である。 1……本体、2……基板、2a……挿通部、3
……板体、4……枢支腕、5……軸、6……斜長
孔、7……リンク、7a……上部枢軸、8……傾
斜ガイド孔、8a……下部枢軸、9……ばね、1
0……基台、11,11′,12,12′……四隅
の支柱、12a……長孔、19……スペーサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台10の四隅に中空状の支柱11,11′,
    12,12′を立設した本体1と、後部左右の支
    柱12,12′に取付ける基板2に後端を中心と
    して前方が上下回動可能なように枢支した複数の
    板体3…とを備えており、各板体3の後部左右の
    側辺に枢支腕4を取付け、その後端部で基板2の
    後端部と軸5により回動可能に枢支し、枢支腕4
    の前部には前端が後端より高く傾斜した斜長孔6
    を設ける一方、同様に傾斜した傾斜ガイド孔8を
    基板2の前部に設け、両孔6,8内を摺動する上
    部枢軸7a、下部枢軸8aによりリンク7を軸支
    するとともに、上部枢軸7aより前上方へ突出す
    る屈曲部7bに、板体はね上げ時下部枢軸8aを
    上部枢軸7aより前のガイド孔前端8bへ押し出
    すばね9を取付け、斜長孔6は、はね上げ状態の
    板体3を少し下げたときに、上部枢軸7aが下部
    枢軸8aより前へ出る位置に設定した前端6a
    と、はね上げ状態で板体3を前傾状態で係止する
    位置に設定した後端6bを有し、さらに前記左右
    の支柱12,12′に基板2の後端に設けた挿通
    部2aを挿通させる通孔12aを形成し、各支柱
    12,12′内に挿通部2aの位置決め用スペー
    サー19を取付けて成ることを特徴とする板体の
    はね上げ機構。
JP7729083U 1983-05-23 1983-05-23 板体のはね上げ機構 Granted JPS59182234U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7729083U JPS59182234U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 板体のはね上げ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7729083U JPS59182234U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 板体のはね上げ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59182234U JPS59182234U (ja) 1984-12-05
JPH035289Y2 true JPH035289Y2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=30207323

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JP7729083U Granted JPS59182234U (ja) 1983-05-23 1983-05-23 板体のはね上げ機構

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JPS59182234U (ja) 1984-12-05

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