JPH0352856A - ジアルキルペルオキシドおよびその用途 - Google Patents

ジアルキルペルオキシドおよびその用途

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JPH0352856A
JPH0352856A JP1184498A JP18449889A JPH0352856A JP H0352856 A JPH0352856 A JP H0352856A JP 1184498 A JP1184498 A JP 1184498A JP 18449889 A JP18449889 A JP 18449889A JP H0352856 A JPH0352856 A JP H0352856A
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hydrogen atom
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Yoshiki Higuchi
樋口 慶樹
Shuji Suyama
須山 修治
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  • Polymerization Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、新規なジアルキルペルオキシド、その製造方
法、及び、その用途に関する。
(従来の技術) 光重合(光硬化)性モノマー、光重合(光硬化)性樹脂
組或物を光重合、光硬化させる重合、硬化法は、熱重合
、熱硬化法及び酸化硬化法に比べて、低温、迅速に重合
、硬化でき、生産性向上、省エネルギー、無公害などの
多くの長所があり、また、選択的硬化も可能であるため
、印刷インキ、塗料、接着剤、樹脂凸版、プリント配線
基盤の加工、などに広く使われている。
光重合、光硬化方法においては、各種の開始剤が開発さ
れてきた。例えば、ベンゾイン、ベンゾインエーテル類
、ベンジル、アリールジアヅニウム塩、ペンゾフエノン
誘導体、アセトフェノン誘導体、キサンテート類、チオ
キサントン類、ハロゲン化炭化水素類などの紫外線の作
用下でラジカルを発生する光重合開始剤が知られている
〔ジャーナル・オブ・オイル・アンド・カラー・ケξス
ツ・アソシエーション(J.Oi1.Col.Asso
c.) 59巻,166〜171頁(1976年))。
また、過酸化ベンゾイル、ジーt−ブチルペルオキシド
などの有機過酸化物が光重合開始剤として使用できるこ
とが知られている。しかし、これらの有機過酸化物は、
一般に320nm以下の光しか吸収しない〔ケミカル・
レビュー(Chem.Rev). 68巻,125〜1
51頁(1965年)〕。増感剤を併用することが試み
られたが、増感剤から有機過酸化物への分子間での光エ
ネルギーの伝達効率が低く、有機過酸化物の光分解効率
が低くなってしまい、特に、ジアルキル型有機過酸化物
であるジーL−プチルペルオキシドは、分子間では光増
感分解しないと報告されている〔ジャーナル・オブ・ジ
・アメリカン・ケξカル・ソサイエティ− (J.Am
.Chem.Soc.) ,87巻, 3413〜34
17頁(1965年)〕。
この問題を解決するために、分子内に光吸収基としてベ
ンゾフエノン基を含有するエステル型有機過酸化物が開
発されている(米国特許第4416826号)(特開昭
59−197401)。しかし、これらの化合物は、暗
所保存安定性が悪い、硬化した樹脂が黄変するなどの欠
点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 前記従来の光重合開始剤は、それぞれ有用であるが、な
お改良すべきいくつかの欠点を持っている。例えば、 (1)ベンゾイン、ベンゾインエーテル[ハ、暗所保存
安定性が悪い。
(2)ベンゾフェノン誘導体はアミン等と併用するが、
重合物、硬化物が黄変する。
(3)チオキサントン類は、モノマー及び樹脂への溶解
度が低い。
(4)光吸収基含有エステル型過酸化物は、熱安定性が
悪く、硬化した樹脂も黄変する。
本発明の目的は、従来の光重合開始剤の欠点を改良した
、熱安定性が良く、重合物や硬化物の黄変が少なく、し
かも光重合、光硬化の効率のよい、工業的価値の高い新
規なベルオキシド、その製造法および用途を提供するこ
とにある。
(発明を解決するための手段) 本発明の目的は、新規な光吸収基含有ジアルキルペルオ
キシドによって達威された。
すなわち、本発明の第lは、一般式 (式中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、または
α−クミル基、R2+ Raは炭素数1〜2のアルキル
基、R4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中か
ら選ばれ、R5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
ら選ばれ、mは1〜3,nは1〜2を表す。また、R+
00C(Rz) (11+1)基は、メタ、またはパラ
位である.) で示されるペンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
ドであり、本発明の第2は、一般式(式中、R., R
.は炭素数1〜2のアルキル基、R4は炭素数1〜3の
アルキル基、水素原子の中から選ばれ、R,は炭素数1
〜12のアルキル基、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハ
ロゲン原子、水素原子の中から選ばれ、mは1〜3,n
はl〜2を表す.また、CH(R!) (R.)基は、
メタ、またはパラ位である。) で示されるイソアルキル基置換ペンゾフェノンと、一般
式    R+00H          (II)(
式中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、またはα
−クミル基を表す。) で示されるヒドロペルオキシドを、第4および第5周期
の遷移元素の中から選ばれる金属の金属塩の存在下で反
応させることを特徴とする、一般式(1)で示されるベ
ンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシドの製造方法
であり、本発明の第3は、一般式 (式中、R., R.は炭素数1〜2のアルキル基、R
4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から選ば
れ、R,は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子゛の中から選
ばれ、蹟は1〜3、nは1〜2を表す。
また、C(OH) (R2) (L)基は、メタ、また
はバラ位である。) で示されるα−ヒドロキシイソアルキル基置換ペンゾフ
ェノンと、 一般式   R.OOH          (II)
(式中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、または
α−クミル基を表す。) で示されるヒドロベルオキシドを、酸触媒の存在下で反
応させることを特徴とする、一般式(1)で示されるベ
ンゾフエノン基含有ジアルキルベルオキシドの製造方法
であり、本発明の第4は、一般式 (式中、R,は炭素数1〜2のアルキル基、R4は炭素
数1〜3のアルキル基、水素原子の中から選ばれ、R,
は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4のアルコ
キシ基、ハロゲン原子、水素原子の中から選ばれ、R,
は水素原子またはメチル基、mは1〜3,nは1〜2を
表す。また、RbHC= CCRz)基は、メタ、また
はパラ位である。) で示されるイソアルケニル基置換ペンゾフェノンと、 一般式  R,OOH          (If)(
式中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、またはα
−ク旦ル基を表す。) で示されるヒドロベルオキシドを、酸触媒の存在下で反
応させることを特徴とする、一般式(1)で示されるベ
ンゾフエノン基含有ジアルキルペルオキシドの製造方法
であり、本発明の第5は、般式 (式中、R!, R3は炭素数1〜2のアルキル基、R
4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から選ば
れ、R,は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中から選ば
れ、Xは塩素原子または臭素原子、鯛は1〜3,nは1
〜2を表す。また、CX(Rg) (Ra)基は、メタ
、またはパラ位である。) で示されるα〜ハロゲン化イソアルキル基置換ペンゾフ
エノンと、 一般式  R,OOH          (II)(
式中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、またはα
−ク逅ル基を表す.) で示されるヒドロペルオキシドとをアルカリの存在下で
反応させることを特徴とする、一般式(I)で示される
ベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシドの製造方
法であり、本発明の第6は、一般式 (式中、RZ, R.は炭素数l〜2のアルキル基、R
,は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から選ば
れ、R,は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中から選ば
れ、鋼は1〜3、nは1〜2を表す。
また、C(OOH) (Rg) (R3)基は、メタ、
またはパラ位である.) で示されるα−ヒドロペルオキシイソアルキル基置換ペ
ンゾフェノンと、 一般式    R,OH         (■)(式
中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、またはα−
クミル基を表す。) で示されるアルコールを、酸触媒の存在下で反応させる
ことを特徴とする、一般式(I)で示されるベンゾフエ
ノン基含有ジアルキルペルオキシドの製造方法であり、
本発明の第7は、一般式(■)で示されるα−ヒドロベ
ルオキシイソアルキル基置換ペンゾフエノンと、 一般式   RJllC=CIIR*       (
 IX )(式中、R,は炭素数1〜5のアルキル基ま
たはフエニル基、R8は炭素数1〜2のアルキル基、R
,は水素原子またはメチル基を表す。) で示されるオレフィンを、酸触媒の存在下で反応させる
ことを特徴とする、一般式(1)で示されるペンゾフエ
ノン基含有ジアルキルベルオキシドの製造方法であり、
本発明の第8は、一般式(■)で示されるα−ヒドロベ
ルオキシイソアルキル基置換ペンゾフエノンと、 一般式 R,X             (X)(式
中、R,は炭素数4〜8の三級アルキル基、またはα−
クミル基、Xは塩素原子または臭素原子を表す。) で示されるハロゲン化アルキルとをアルカリの存在下で
反応させることを特徴とする、一般式(1)で示される
ペンゾフエノン基含有ジアルキルベルオキシドの製造方
法であり、本発明の第9および第10は、前記新規ジア
ルキルベルオキシドを有効戒分とする光分解型ラジカル
発生剤および熱分解型ラジカル発生剤である。
ここで光分解型ラジカル発生剤とは、光重合開始剤、光
硬化剤、光架橋剤等であり、熱分解型ラジカル発生剤と
は、熱によりラジカルを発生する重合開始剤、架橋剤、
硬化剤等である。
本発明のベンゾフエノン基含有ジアルキルベルオキシド
を具体的に示すと (1) 4−(1−t−プチルペルオキシ−1−メチル
エチル)ペンゾフエノン (2) 4−(1−t−アξルベルオキシ−1−メチル
エチル)ペンゾフエノン (3) 4−(1−t−へキシルペルオキシ−1−メチ
ルエチル)ペンゾフェノン (4) 4−(1−t−オクチルベルオキシ−1−メチ
ルエチル)ペンゾフエノン (5) 4−(1−クミルペルオキシ−1−メチルエチ
ル)ペンゾフェノン (6) 4−(1−t−プチルペルオキシ−■−メチル
エチル)−2−メチルベンゾフエノン (7) 4(1−t−プチルペルオキシ−1−メチルエ
チル)一2−プロビルベンゾフエノン (8) 4−(1−t−プチルベルオキシ=1−メチル
エチル)2,6−ジプロビルベンゾフェノン (9) 4−(1−t−プチルベルオキシ−1−メチル
エチル)〜2.6−ジブロビル−4′−t− ドデシル
ベンゾフェノン (10) 4−(1−t−プチルペルオキシ−1−メチ
ルエチル)4′−クロルベンゾフェノン (11) 4−(1−t−プチルペルオキシ−1−メチ
ルエチル)−4′−ブロモベンゾフエノン (12) 4−(1−t−プチルペルオキシ−1−メチ
ルエチル)−4′−ブトキシベンゾフエノン (13) 4−(1−t−オクチルペルオキシ−1−メ
チルプロビル)−2.6−ジブロビル−2’ ,3’ 
.4’ −  トリメトキシベンゾフエノン (14) 4−(1−t−オクチルペルオキシ−1−メ
チルプロビル)−2−,6−ジプロビル−3’ ,4’
−ジエトキシベンゾフェノン (15) 3−(1−t−プチルペルオキシ−1−メチ
ルエチル)ベンゾフエノン (16) 3−(1−t−オクチルペルオキシ−1−メ
チルブロピル)−6−プロビル−3’ ,4’−ジエト
キシベンゾフェノン などがある. 本発明の一般式(1)で示される化合物は、次の4通り
の方法で製造することができる.第1の製造法は、イソ
アルキル基置換ペンゾフエノン誘導体(1)を、金属塩
の存在下、ヒドロペルオキシド(II)と反応させるこ
とにより、一般式(1)で示される化合物が得られる。
(式中、RI Rt+ R31 R41 Rs+ l+
 nおよびR IOOC(Rz) (Ih)基の位置は
、前記の通りである.)最初の化合物(I[I)は、置
換ベンゼンと置換ペンゾイルクロリドのフリーデル・ク
ラフッ反応などにより、容易に得られる. 本発明の製造法の化合物(I[I)とヒドロペルオキシ
ド(ff)との反応では、触媒として第4および第5周
期の遷移元素の中から選ばれる金属の金属塩を用いるこ
とができる。金属塩の金属を具体的に示すと、銅、コバ
ルト、マンガン、鉄、クロム、亜鉛などであり、配位子
を具体的に示すと、ヨウ素、臭素、塩素のハロゲン、硫
酸、リン酸、硝酸、炭酸などの鉱酸、ギ酸、酢酸、ナフ
テン酸、オクテン酸、グルコン酸、などの有機酸、シア
ン、アセチルアセトナートなどである。金属塩の使用量
はヒドロベルオキシド1モルに対してo.oooi〜0
.1モルである。反応条件は用いる金属塩によって異な
るが、反応温度は通常30〜100゜C、反応時間は1
〜50時間が好ましい。また、溶媒としてベンゼン、ト
ルエンなどを用いることができる。
第2の製造法は、α−ヒドロキシイソアルキル基置換ペ
ンゾフェノン誘導体(IV)を、酸触媒の存在下、ヒド
ロベルオキシド(II)と反応させることにより、一般
式(1)で示される化合物が得られる。
(式中、R++ Rt+ R31 R41 RSI m
I nおよび11.00(Rz) (R2)基の位置は
、前記の通りである.)最初の化合物(IV)は、化合
物(I[[)を空気酸化して生成するヒドロペルオキシ
ドを還元することにより容易に得られる. 本発明の製造法の化合物(rV)とヒドロベルオキシド
(II)との反応では、酸触媒として過塩素酸、塩酸、
硫酸、リン酸などの鉱酸を用いることができる.酸触媒
の使用量は、化合物(TV) 1モルに対して0.00
1−1モルである。溶媒として酢酸などを用いることが
できる。また、反応系中に硫酸マグネシウムなどの脱水
剤を存在させると、収率を向上させることができる。反
応条件は、反応温度は通常O〜70゛C、反応時間は1
〜10時間が好ましい. また、ヒドロペルオキシド(■)とアルコール(■)と
の反応も、同様に行うことにより、一般式(1)で示さ
れる化合物が得られる.第3の製造法は、イソアルケニ
ル基置換ベンゾフェノン誘導体(V)を、酸触媒の存在
下、ヒドロベルオキシド(II)と反応させることによ
り、一般式(1)で示される化合物が得られる。
(V) (I) (式中、R++ Rz+ R3+ R4+ R,,Rh
+ nおよびR,OOC(1(pz)基の位置は、前記
の通りである。)最初の化合物(V)は、化合物(IV
)を脱水することにより容易に得られる。
本発明の製造法の化合物(V)とヒドロペルオキシド(
II)との反応では、酸触媒として塩酸、硫酸、過塩素
酸などの鉱酸、および/または、塩化亜鉛、塩化アルミ
ニウムなどのルイス酸などが使用される。酸触媒の使用
量は、化合物(■)1モルに対して0.001〜1モル
である。反応条件は、反応温度は通常O〜70゛C、反
応時間は1〜10時間が好ましい。また、イソプロビル
アルコールなどの溶媒を用いることができる。
また、ヒドロベルオキシド(■)とオレフィン(IX)
との反応も、同様に行うことにより、一般式(1)で示
される化合物が得られる。
第4の製造法は、α−ハロゲン化イソアルキル基置換ペ
ンゾフェノン誘導体(VI)を、アルカリの存在下、ヒ
ドロベルオキシド(II)と反応させることにより、一
般式(1)で示される化合物が得られる。
(Vl)               (1)(式中
、RI+ RZ+ R31 R41 R51 XI m
+ nおよびRIOOC(R2) (Rz)基の位置は
、前記の通りである。)最初の化合物(Vl)は、化合
物(1111)を塩素ガス、N−ブロモこはく酸イミド
などでハロゲン化することにより容易に得られる。
本発明の製造法の化合物(Vl)とヒドロベルオキシド
(II)との反応では、アルカリとして、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、ピリジンなどを用いることがで
きる。アルカリの使用量は、化合物(■)1モルに対し
て0.8〜3.0モルが好ましい。反応条件は,,反応
温度は通常0〜70℃、反応時間は1〜10時間が好ま
しい。また、溶媒としてヘキサン、ベンゼン、トルエン
、エーテルなどを用いることができる。
また、ヒドロベルオキシド(■)とハロゲン化アルキル
(X)との反応も、同様に行うことにより、−e式(1
)で示される化合物が得られる。
以上のようにして製造される新規なジアルキルペルオキ
シドは、常温で白色の固体または透明な粘性液体として
得られる。得られたそれぞれの化合物は赤外線吸収スペ
クトル、核磁気共鳴スペクトル、紫外線吸収スペクトル
、マススペクトルおよび元素分析により、その構造を同
定することができる。
本発明のジアルキルペルオキシドは単独で、または他の
戒分と混合し、光重合開始剤としてラジカル重合性不飽
和化合物の光重合または光硬化に使用する。この際、1
種または2種以上のラジカル重合性不飽和化合物と、本
発明の光重合開始剤との混合物中に、通常用いられてい
る顔料、フィラー、色素、熱重合禁止剤、可塑剤、溶媒
、増感剤、また、他の既知の光重合開始剤などの添加剤
を適宜配合することもでき、このような感光性組或物が
塗料、接着剤、印刷インキ、印刷8版、プリント配線基
盤、フォトレジストなどに使用される。
本発明の光重合開始剤、光硬化剤を配合して光重合、光
硬化させうるラジカル性不飽和化合物としては、重合性
単量体、重合性オリゴマー、および重合性不飽和重合体
があげられる。重合性単量体は、一つ以上の重合性二重
結合を持つ化合物であって、例えば、アクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマール酸、クロトン酸、イタ
コン酸などの不飽和カルボン酸、および、これらの不飽
和カルボン酸の誘導体、例えばメチル(メタ)アクリレ
ート、ブチル(メタ)アクリレート、2〜エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレー
ト、ベンジル(メタ)アクリレート、などのモノエステ
ル類、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプ口ピル(メタ)アクリレートなどのヒド
ロキシエステル類、エチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ネオベンチルグリコールジ(メタ).アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート
、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートな
どの多価エステル類、(メタ)アクリロニトリル、(メ
タ)アクリルアミド、および、N−置換(メタ)アクリ
ルアミド等、ビニルアセテート、ビニルプロビオネート
、ビニルアセテート、および、ビニルスクシネート等の
ビニルエステル類、ビニルエーテル類、スチレン、アル
キルスチレン、ハロゲン化スチレン、ジビニルベンゼン
、ビニルナフタレン、N−ビニルビロリドン、ジアリル
フタレート、ジアリルマレート、トリアリルイソシアネ
ート、および、トリアリルホスフェートなどのビニル化
合物などがあげられる。
重合性オリゴマー、重合性不飽和重合体としては、例え
ば、マレート基、フマレート基、アリル基、(メタ)ア
クリレート基を持つ硬化性樹脂、不飽和ポリエステル、
不飽和アクリル樹脂、および、イソシアネート改質アク
リルオリゴマー、ポリエステルアクリルオリゴマー、お
よび、ポリエーテルアクリルオリゴマー等があげられる
また、本発明の光架橋剤に使用される、架橋されるボリ
マーとしては、例えばポリエチレン、エチレンブロビレ
ンコポリマー(EPM) 、エチレンプロピレンジェン
コボリマ−(EPDM) 、エチレン酢酸ビニルポリマ
ー(EVA) 、テトラフルオ口エチレンビニリデンフ
ルオライドへキサフルオ口プロピレン三元コボリマー、
クロルスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、
ポリブテンー1、ポリイソブテン、エチレンビニルアセ
テートコボリマーポリブタジエン、ポリイソプレン、ポ
リクロロプレン、ブタジエンスチレンコポリマー、天然
ゴム、ボリアクリレートゴム、ブタジエンアクリロニト
リルコボリマー、アクリロニトリルブタジエンスチレン
三元コポリマー、シリコーンゴム、ポリウレタンなどが
挙げられる。
本発明の光重合開始剤、光硬化剤、光架橋剤の使用量は
、基本的にはラジカル重合性不飽和化合物及び架橋され
るポリマーに対して0.01〜10重量%、好ましくは
、0.1〜4重量%であるが、添加剤の種類の影響を受
ける。例えば、光透過性の悪い顔料を混合する場合は、
増量することが必要なこともある。しかし、量が多すぎ
ると、重合体の中に未反応の光重合開始剤が残存し、重
合物の物性を低下するおそれがある。また、少なすぎる
と重合が完結せず、未反応の不飽和化合物が残存する。
本発明の光重合開始剤、光硬化剤、光架橋剤を配合した
ラジカル重合性不飽和化合物の光重合、光硬化および光
架橋は、既知の方法により250〜500nm 、好ま
しくは、300〜400nlI1の波長範囲の光の照射
により行う。使用できる光源は、日光、水銀ランプ、水
銀放電管、キセノンアークランプ、閃光放電管、タング
ステンランプ、ハロゲンランプ、色素レーザー、エキシ
マレーザー等があげられる。
本発明者らは、本発明のベンゾフエノン基含有ジアルキ
ルベルオキシドの用途について更に追求した結果、熱に
よる重合および架橋においても、有効な性能を有するこ
とを突き止めた。
本発明の熱重合開始剤に使用されるビニル単量体として
は、例えばスチレン、α−メチルスチレン、アクリロニ
トリル、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル
類、マレイン酸エステル類、フマル酸エステル類、マレ
イミド類、ブタジエン、酢酸ビニル等である。
またこれらの単量体の他各種連鎖移動剤、ゴム或分ある
いはベンタンなどの発泡剤を添加したものでもよい。
発明に使用される熱重合開始剤は、熱分解温度の異なる
その他の開始剤と併用しても良い。
開始剤の添加量は重合に用いる単量体の種類あるいはそ
の組合せにより異なるが一般に、単量体の仕込量100
重量部に対して純品換算で0.001〜5重量部であり
、好ましくは0.01〜0.5重量部である。その量が
0.001重量部未満では重合速度が遅くなる傾向にあ
る。また5重量部を越えると経済的でなく、好ましくな
い。
本発明において用いられる重合方法は、通常の塊状重合
、溶液重合あるいは懸濁重合法で重合温度は一般に80
〜150 ’Cであり、好ましくは80〜130℃の温
度範囲である。重合温度は一定温度あるいは重合初期で
は比較的低温で行い、重合の進行と共に段階的に昇温す
る方法が用いられる。
本発明で得られた重合体は一般の戒形材料に用いられる
GPタイプポリスチレン、耐衝撃ボリスチレン、発泡ポ
リスチレン、ポリメタクリル酸メチル、スチレン/アク
リロニトリル共重合体、スチレン/アクリロニトリル/
フエニルマレイミド共重合体、メタクリル酸ブチル/2
−エチルへキシルメタクリレート共重合体などの各種ア
クリル酸あるいはメタクリル酸エステルの共重合体など
であるゆ 本発明の熱による架橋剤に使用される、架橋されるボリ
マーとしては、例えばポリエチレン、エチレンプロピレ
ンコボリマー(EPM) 、エチレンブロピレンジエン
コボリマー(EPDM) 、エチレン酢酸ビニルコポリ
マー(BVA) 、テトラフルオ口エチレンビニリデン
フルオライドへキサフルオロプロピレン三元コボリマー
、クロルスルホン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン
、ポリブテンー1、ポリイソブテン、エチレンビニルア
セテートコポリマー、ポリプタジエン、ポリイソプレン
、ポリクロロブレン、ブタジエンスチレンコポリマー、
天然ゴム、ポリアクリレートゴム、ブタジエンアクリロ
ニトリルコポリマー、アクリロニトリルブタジエンスチ
レン三元コボリマー、シリコーンゴム、ポリウレタン、
ポリスルフィドが挙げられる。
架橋されるべきボリマーに対して本過酸化物は一般に0
.1〜10重量χ、好ましくは1〜3重Mχの範囲で加
えられる。
また架橋されるべきボリマーに架橋プロセスに一般に用
いられる種々の添加剤、例えば架橋助剤、酸化防止剤、
顔料、紫外線安定剤、充填剤、可塑剤などを加えること
ができる。
本発明においてポリマーと有機過酸化物を混合する温度
は一般に25〜130゜Cが用いられる。続く架橋の温
度は一般に110〜220℃、好ましくは150〜19
0゜Cが用いられる。
(発明の効果) 本発明のベンゾフエノン基含有ジアルキルペルオキシド
は、従来の光重合開始剤に比べて次の特徴を持っている
(1)本発明のペンゾフエノン基含有ジアルキルペルオ
キシドは、同一分子内に光吸収基とラジカル発生源を持
つため、光の照射により、効率よくラジカルを発生させ
ることができる。従って、光重合、光硬化速度が速い。
(2)本発明のペンゾフエノン基含有ジアルキルペルオ
キシドは、ジアルキル型の過酸化物であるので、熱安定
性が良く、従って、これを含む光重合U或物は、重合お
よびゲル化することなく長期間保存できる。
(3)本発明のベンゾフエノン基含有ジアルキルペルオ
キシドを光重合開始剤、光硬化剤、光架橋剤として用い
て得られた重合体は黄変しない。
〈4〉本発明のペンゾフェノン基含有ジアルキルペルオ
キシドは過酸化物であるため、光硬化による硬化が不十
分な場合、熱硬化によるアフターキュアが可能である。
(5)本発明のペンゾフヱノン基含有ジアルキルペルオ
キシドは、熱による重合開始剤、架橋剤としても有効で
ある。
(6)本発明の製造方法は、ペンゾフエノン基含有ジア
ルキルベルオキシドを収率よく製造することができる。
以上のように、本発明のペンゾフエノン基含有ジアルキ
ルペルオキシドは光重合、硬化、架橋剤、および、熱重
合、架橋剤として優れた特徴を持つ新規な化合物であり
、工業的価値は極めて高い。
(実施例) 次に、実施例により、本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれにより限定されるものではない。
実去LLL 撹拌装置及び温度計を備えた200−の四つロフラスコ
に4−イソプロビルベンゾフェノン〔これは、クメンと
ペンゾイルクロリドから得られる1 11.2g(0.
05モル)、t−プチルヒドロベルオキシド13.5g
(0.15モル)、塩化第一銅0.05gおよびベンゼ
ン50−の@濁液を、窒素雰囲気下、70℃で25時間
撹拌を続け、次いで10%塩酸、10%水酸化ナトリウ
ム水溶液、水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥、
溶媒留去後、メタノール中結晶化、またはカラムクロマ
トグラフィーにより白色固体7.8gを得た。この化合
物について、赤外線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペク
トル、紫外線吸収スペクトル、マススペクトル、元素分
析、および、融点の測定を行った結果、下記のとおりで
あり、この化合物が4−(1−t−プチルペルオキシ−
1〜メチルエチル)ペンゾフェノンであることを確認し
た。
CH.     CH. 赤外線吸収スペクトル 870α−’ (0−0結合) 1660 as−’ (C−0結合) 核磁気共鳴スペクトル(δ) 1.27ppm (9B) 1.62ppm (6H) 7.4〜8.2ppm (911) 紫外線吸収スペクトル(ジオキサン中)342nm  
(ε  160) 256n慣 (ε 18800) マススペクトル 312m/e (分子イオンビーク) 元素分析 C. 76.832(計算値76.892)H.  7
.7X (計算値7.742)融点 48〜49゜C 11達しし二i L−プチルヒド口ベルオキシドの代わりに、それぞれt
−アミルヒドロペルオキシド、t−へキジルヒド口ベル
オキシド、t−オクチルヒドロペルオキシド、クメンヒ
ドロペルオキシドを用いて実施例lに述べた製造方法に
準じた方法で操作して、粘性の液体を得た。これらの化
合物についてそれぞれ実施例1と同様に各分析を行った
結果、これらの化合物が目的のべルオキシドであること
を確認した。得られた化合物および各分析の結果を第I
表にまとめて示す。
実1津1レニ1 4−イソブロビルベンゾフェノンの代わりに、種々の置
換基の付いた4−イソプロビルヘンゾフェノンを用いる
以外は、実施例1に述べた製造方法に準した方法で操作
して、得られた化合物についてそれぞれ実施例lと同様
に各分析を行った結果、これらの化合物が目的のベルオ
キシドであることを確認した.得られた化合物および各
分析の結果を第2表にまとめて示す. 2旌明旦二旦 4−イソプロビルベンゾフエノンの代わりに種々の置換
基を持つ3−イソプロビルベンゾフエノンを用いる以外
は、実施例lに述べた製造方法に準じた方法で操作して
、得られた化合物についてそれぞれ実施例lと同様に各
分析を行った結果、これらの化合物が目的のべルオキシ
ドであることを確認した。得られた化合物および各分析
の結果を第3表にまとめて示す. 実II引五 撹拌装置及び温度計を備えた100 dの四つ口フラス
コに4−(α−ヒドロキシイソプロビル)ペンゾフェノ
ン12.0g (0.05モル)、L−プチルヒドロペ
ルオキシド5.0g(0.055モル)、硫酸マグネシ
ウム2. 0gの懸濁液中にL!過塩素酸の酢酸溶液5
.0g(0.0005モル)を、25゜C以下に保ちな
がら滴下し、40゜Cに昇温後2時間撹拌を続けた。冷
却後、5χ水酸化ナトリウム水溶液、次いで水で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒留去後、メタノー
ル中結晶化、またはカラムクロマトグラフィーにより白
色固体11.8gを得た。この化合物について、赤外線
吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトル、紫外線吸収ス
ペクトル、マススペクトル、元素分析、および、融点の
測定を行った結果、この化合物が4−(1−t−プチル
ペルオキシ−1−メチルエチル)ペンゾフェノンである
ことを確認した。
zh班旦 撹拌装置及び温度計を備えた100 dの四つロフラス
コに4−イソプロペニルベンゾフエノン11.1g(0
.05モル)のイソプロビルアルコール溶液中に、濃塩
酸1.0g(0.01モル)、次いでt−プチルヒドロ
ベルオキシド5.0g(0.055モル)を、25゜C
以下に保ちながら滴下し、40゜Cに昇温後2時間撹拌
を続けた。冷却後、5z水酸化ナトリウム水溶液、次い
で水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒留去後、
メタノール中結晶化、またはカラムクロマトグラフィー
により白色固体10.7gを得た。この化合物について
、赤外線吸収スペクトル、核磁気共鳴スペクトル、紫外
線吸収スペクトル、マススペクトル、元素分析、および
、融点の測定を行った結果、この化合物が4−(1−t
−プチルペルオキシl−メチルエチル)ペンゾフエノン
であることを確認した。
z益班旦 撹拌装置及び温度計を備えた200 mlの四つロフラ
スコに40!水酸化ナトリウム水溶液12.5g(0.
125モル)とベンゼン25g,ジオキサン75gをい
れて撹拌し、水冷して3〜6 ”Cに保ちながら、t−
プチルヒド口ベルオキシド11.3g(0. 125モ
ル)および4−(α−クロロイソプ口ビル)ペンゾフェ
ノン25.9g(0. 10モル)を加えた。その後5
゜Cで4〜5時間反応を継続した。この反応混合物から
有機層を取り出し、1(IX水酸化ナトリウムで2回、
次いで飽和食塩水で2から3回洗浄した後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、溶媒留去後、メタノール中結晶化、
またはカラムクロマトグラフィーにより白色固体22.
 1gを得た。この化合物について、赤外線吸収スペク
トル、核磁気共鳴スペクトル、紫外線吸収スペクトル、
マススペクトル、元素分析、および、融点の測定を行っ
た結果、この化合物が4− (1−t−プチルペルオキ
シ−1−メチルエチル)ペンゾフエノンであることを確
認した。
尖施拠旦 4−(α− ヒドロキシイソブ口ビル)ペンゾフエノン
およびt−プチルヒドロペルオキシドの代わりに、t−
ブチルアルコールおよび4−(α−ヒドロペルオキシイ
ソプ口ピル)ペンゾフェノンを用いる以外は、実施例1
5に述べた製造方法に準じた方法で操作して、得られた
化合物についてそれぞれ実施例15と同様に各分析を行
った結果、これらの化合物が4−(1−t−プチルペル
オキシ−l−メチルエチル)ペンゾフヱノンであること
を確認した.実施旦旦 4−イソプロビルベンゾフエノンおよびt−プチルヒド
ロベルオキシドの代わりに、2−メチル=1−ペンテン
および4−(α−ヒドロペルオキシイソプロビル)ペン
ゾフェノンを用いる以外は、実施例l6に述べた製造方
法に準じた方法で操作して、得られた化合物についてそ
れぞれ実施例16と同様に各分析を行った結果、これら
の化合物が4− (1− t−へキシルベルオキシ−■
−メチルエチル)ペンゾフェノンであることを確認した
裏旌拠廻 4−(α−クロロイソプ口ピル)ペンゾフエノンおよび
t−プチルヒドロペルオキシドの代わりに、塩化t−ブ
チルおよび4−(α−ヒドロペルオキシイソプロビル)
ペンゾフェノンを用いる以外は、実施例17に述べた製
造方法に準じた方法で操作して、得られた化合物につい
てそれぞれ実施例17と同様に各分析を行った結果、こ
れらの化合物が4−(1−tヘキシルペルオキシ−1−
メチルエチル)ペンゾフェノンであることを確認した。
実益班麩二国 石英製光重合管に、重合禁止剤を含まないメタクリル酸
メチルに本発明の光重合開始剤をそれぞれ0.01 t
ool/I!添加し、凍結融解法で窒素置換した後、2
0゜Cの恒温槽でメリーゴーランド型光照射装置(大科
工業社製、商品名MGR−P型)を用い、400一高圧
水銀灯(UVT 36A 7 イ/I/夕一使用)テ3
65nmの紫外線を8cmの距離から30分照射した後
、メタノール沈降法による重量法で重合転化率および重
合速度(Rp)を測定した。得られた結果を第4表に示
す。
且笠囲上 本発明の光重合開始剤に変え、第4表に示される従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例2Iに準じてメタ
クリル酸メチルを重合し、重合転化率、および重合速度
を測定した。その結果を第4表に示す。
第 表 「ダロキュア1173J iメルク社製商品名第4表の
結果は、本発明の化合物が有効な光重合性能を持ってい
ることを示している。
裏旌明韮 メタクリル酸メチルに本発明の4− (1− t−プチ
ルペルオキシ−1−メチルエチル)ペンゾフエノンを0
.01io 1 / l添加し、実施例21と同じ装置
を使い、同じ操作で、光照射時間を変えて重合させ、重
合転化率を測定した。得られた照射時間と重合転化率の
関係を第1図に示す。
止較脳主 本発明の光重合開始剤に変え、第4表に示された従来の
光重合開始剤を用いた以外は、実施例26に準じてメタ
クリル酸メチルを重合し、得られた照射時間と重合転化
率との関係を第1図に示す。
第l図から、本発明の光重合開始剤を用いると、重合活
性が大きいことがわかる。
夫出史幽 ガラスプレート上に、本発明の4− (1− t−プチ
ルベルオキシ−1−メチルエチル)ペンゾフェノンを2
重量部添加したエステルアクリレート樹脂〔組或は「ア
ロニックスM−8060J  (東亜合戒社製品名)/
「アロニックスト5700J  (東亜合或社製品名=
4/6〕を、100μmの膜厚に塗布し、コンベア式紫
外線硬化装置(集光型)を用いて樹脂を硬化させた。こ
の樹脂の、目視での黄変はなかった。
比較皿主 4− (1− t−プチルペルオキシ−1−メチルエチ
ル)ペンゾフェノンの代わりに、1,2−ジフェニル−
2.3−ジメトキシエタン−1−オンを用いる以外は実
施例27に準じてエステルアクリレート樹脂を硬化させ
た。この樹脂は、黄変していた。
夫施班迎二川 ガラスびん中に、本発明の光重合開始剤をそれぞれ2重
量部添加したエステルアクリレート樹脂〔組或は、実施
例27で用いた樹脂と同し]を入れ、インキュベーター
内、60’Cで暗所保存安定性を調べた。結果は、目視
でゲル化の生じた日数で表した。得られた暗所保存安定
性を第5表に示す。
比較脳土二i 本発明の光重合開始剤に変えて、第5表に示される従来
の光重合開始剤を用いる以外は、実施例28に準じて暗
所保存安定性を測定した。得られた結果を第5表に示す
第 表 l) 「イルガキュア65i J : チバ ガイギー社商品名 「ダロキュア1173. ;メルク社商品名 実動H組阻 容i12 0 dのガラス製アンプル管に本発明の4−
 (t−プチルペルオキシ−■−メチルエチル)ペンゾ
フェノン0.005 mo l / lを添加したスチ
レン10gを入れ、真空脱気後、封管した。このアンプ
ル管を120″Cの恒温油浴槽中で所定時間重合させた
。重合物をそれぞれメタノールに投入し、再沈澱を行い
、得られた白色粉体の重量より重合転化率を計算した。
また、ゲルパーミエーションク口マトグラフィ−(GP
C)により、重合平均分子量(Mw)を測定した。結果
を第6表に示す。
比較輿ユ 4−(t−プチルペルオキシ−1゜−メチルエチル)ペ
ンゾフェノンの代わりにt−プチルクミルペルオキシド
0.005 mol / lを添加したスチレン10g
を用いる以外は実施例33に記載した方法に準じて重合
を行い、結果を第6表に示す。
第 表 第6表より本発明の化合物が熱による重合開始剤として
有効な性能を有することがわかる。
夫旌握旦 容量7iのヘンシエルミキサー(撹拌翼:標準型)に見
かけた比重0.45、粒径AST?I30メッシュ99
、5χバス、M130.5、密度0.956の粉末状ポ
リエチレン20kgと4−(t−プチルベルオキシー1
−メチルエチル)ペンゾフェノン0.2 kgを同時に
投入し、約75Orpmで2分、1500rpmで8分
間混合した。
得られた混合物を用いて鋳造金型を用い、2軸回転戒形
法により製品を得た.得られた製品の外観および機械物
性は第7表のとおりであった。
且笠班且 4−(t−プチルベルオキシ−1−メチルエチル〉ペン
ゾフェノンの代わりにジクミルペルオキシドを用いる以
外は実施例34に記載した方法に準して操作し、結果を
第7表に示す。
第7表 第1図は、本発明における実施例26および比較例2に
おける光重合開始剤の照射時間と重合転化率との関係を
示す線図である. 第1図 O f0     20 照ft時Mc匍 手 続 補 正 書 平戒元年 8月25日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基、R_2、R_3は炭素数1〜2のアル
    キル基、R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子
    の中から選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基
    、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原
    子の中から選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。ま
    た、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、ま
    たはパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ド。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、R_2、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、
    R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から
    選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
    ら選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。また、CH
    (R_2)(R_3)基は、メタ、またはパラ位である
    。) で示されるイソアルキル基置換ベンゾフェノンと、一般
    式R_1OOH(II) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基を表す。) で示されるヒドロペルオキシドを、第4および第5周期
    の遷移元素の中から選ばれる金属の金属塩の存在下で反
    応させることを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 3、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_2、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、
    R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から
    選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
    ら選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。また、C(
    OH)(R_2)(R_3)基は、メタ、またはパラ位
    である。) で示されるα−ヒドロキシイソアルキル基置換ベンゾフ
    ェノンと、 一般式R_1OOH(II) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基を表す。) で示されるヒドロペルオキシドを、酸触媒の存在下で反
    応させることを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 4、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、R_4は
    炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から選ばれ、
    R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数1〜4の
    アルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中から選ばれ
    、R_6は水素原子またはメチル基、mは1〜3、nは
    1〜2を表す。 また、R_6HC=C(R_3)基は、メタ、またはパ
    ラ位である。) で示されるイソアルケニル基置換ベンゾフェノンと、 一般式R_1OOH(II) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基を表す。) で示されるヒドロペルオキシドを、酸触媒の存在下で反
    応させることを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R_2、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、
    R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から
    選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
    ら選ばれ、xは塩素原子または臭素原子、mは1〜3、
    nは1〜2を表す。また、CX(R_2)(R_3)基
    は、メタ、またはパラ位である。) で示されるα−ハロゲン化イソアルキル基置換ベンゾフ
    ェノンと、 一般式R_1OOH(II) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基を表す。) で示されるヒドロペルオキシドとをアルカリの存在下で
    反応させることを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 6、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R_2、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、
    R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から
    選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
    ら選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。また、C(
    OOH)(R_2)(R_3)基は、メタ、またはパラ
    位である。) で示されるα−ヒドロペルオキシイソアルキル基置換ベ
    ンゾフェノンと、 一般式R_1OH(VIII) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基を表す。) で示されるアルコールを、酸触媒の存在下で反応させる
    ことを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 7、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R_2、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、
    R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から
    選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
    ら選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。また、C(
    OOH)(R_2)(R_3)基は、メタ、またはパラ
    位である。) で示されるα−ヒドロペルオキシイソアルキル基置換ベ
    ンゾフェノンと、 一般式R_7R_8C=CHR_9(IX) (式中、R_7は炭素数1〜5のアルキル基またはフェ
    ニル基、R_8は炭素数1〜2のアルキル基、R_9は
    水素原子またはメチル基を表す。)で示されるオレフィ
    ンを、酸触媒の存在下で反応させることを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 8、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R_2、R_3は炭素数1〜2のアルキル基、
    R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子の中から
    選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基、炭素数
    1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原子の中か
    ら選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。また、C(
    OOH)(R_2)(R_3)基は、メタ、またはパラ
    位である。) で示されるα−ヒドロペルオキシイソアルキル基置換ベ
    ンゾフェノンと、 一般式R_1X(X) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基、Xは塩素原子または臭素原子を表す。 ) で示されるハロゲン化アルキルとをアルカリの存在下で
    反応させることを特徴とする、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2、R_3、R_4、R_5は前
    記と同じものを示し、m、nも前記と同じである。また
    、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、また
    はパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドの製造方法。 9、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基、R_2、R_3は炭素数1〜2のアル
    キル基、R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子
    の中から選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基
    、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原
    子の中から選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。ま
    た、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、ま
    たはパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドを有効成分とする光分解型ラジカル発生剤。 10、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1は炭素数4〜8の三級アルキル基、また
    はα−クミル基、R_2、R_3は炭素数1〜2のアル
    キル基、R_4は炭素数1〜3のアルキル基、水素原子
    の中から選ばれ、R_5は炭素数1〜12のアルキル基
    、炭素数1〜4のアルコキシ基、ハロゲン原子、水素原
    子の中から選ばれ、mは1〜3、nは1〜2を表す。ま
    た、R_1OOC(R_2)(R_3)基は、メタ、ま
    たはパラ位である。) で示されるベンゾフェノン基含有ジアルキルペルオキシ
    ドを有効成分とする熱分解型ラジカル発生剤。
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