JPH0352519B2 - - Google Patents

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JPH0352519B2
JPH0352519B2 JP59247882A JP24788284A JPH0352519B2 JP H0352519 B2 JPH0352519 B2 JP H0352519B2 JP 59247882 A JP59247882 A JP 59247882A JP 24788284 A JP24788284 A JP 24788284A JP H0352519 B2 JPH0352519 B2 JP H0352519B2
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copper
dye
acid
peroxide
bleaching
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Henrii Kurementsu Ansonii
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Unilever NV
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Publication of JPH0352519B2 publication Critical patent/JPH0352519B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3932Inorganic compounds or complexes

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)
  • Table Devices Or Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、有色織物や有色部と白色部とを有す
る混合色織物の洗濯のために特に適した洗剤組成
物に関するものである。ただし本組成物は決して
上記の如き有色織物や混合色織物の洗濯のみに限
定されるものではなく、他の物のための洗剤とし
て使用することも勿論可能である。 従来は、2種類の織物用洗濯組成物が使用さ
れ、すなわち次のものが使用されていた。 (1) 無漂白型の有色織物用洗剤組成物:これは織
物用染料に悪影響を与えず安全に使用できる
が、或種の有色織物にみられる染料遊離傾向を
効果的に抑制する作用をもつていない。したが
つて、上記有色織物の染料が遊離して洗液内に
入り、この染料が、洗濯中の別の織物の方に移
つてそこに付着するという不都合が起る。 (2) 漂白剤を含有する有色織物用洗剤組成物:こ
れは上記の如き染料の転移を抑制する能力を有
するが、同時にまた、織物の色を漂白し、色を
薄くしてしまうことがある。 したがつて従来は、洗濯すべき織物を濃色織物
と薄色織物とに区分けし、別々に洗濯する以外
に、前記の染料転移の問題を効果的に解決する方
法はなかつたのである。 現在、有色衣料や繊維材料、特に多色系のもの
が流行しているので、前記の染料転移の問題がま
すます深刻な問題となつてきた。この問題の解決
のために種々の提案がなされたが、今迄充分な成
功を収めたものはなかつた。 たとえば英国特許出願(GB−A)第1368400
号明細書には、有機過酸等の過酸化物と、漂白活
性化剤としての比較的複雑なアルデヒドまたはケ
トン化合物とを含有してなる染料転移抑制剤組成
物が開示されているが、該組成物は若干の欠点を
有し、すなわちこれは比較的高価な有機化合物
(すなわち複雑なアルデヒドまたはケトン化合物)
を必要とするものであり、しかも、その効果は決
して非常に良いというわけではない。 別の染料転移抑制剤組成物も公知であり、欧州
特許第0024367号明細書には、臭素イオンで有機
過酸を活性化させる型の組成物が開示されてお
り、欧州特許出願第0024368号明細書には、有機
過酸先駆体(プレカーサー)と臭素イオン系活性
化剤とを含有してなる組成物が開示されている。
これらの組成物の主な欠点は、織物漂白作用が強
すぎるために、有色織物ではその色が薄くなるこ
とである。 欧州特許出願第0058444号明細書には、比較的
低い温度で使用される染料転移性の低い織物用洗
剤組成物が開示されているが、これは必須成分と
して有機過酸または有機過酸先駆体と水溶性沃化
物型の塩とを含有するものである。この沃化物は
触媒であるが、この触媒には若干の欠点があり、
すなわち、(1)沃素生成による不所望の着色の危険
があり、また(2)織物中の染料を直接に漂白する危
険もある。 本発明の目的は、1種または2種以上の色をも
つた種々の織物をとりまぜて洗濯する場合(有色
織物と白色織物とを一緒に洗濯する場合も含む)
に使用でき、しかも前記の如き欠点を有しない新
規な織物用洗剤組成物を提供することである。 本発明の別の目的は、溶液の中の染料を効果的
に漂白し、すなわち前記の染料転移を最低限に抑
制し、しかも織物中の染料の直接漂白は行わず、
あるいは実質的に行わないという特性を有する洗
剤組成物を提供することである。 これらの目的および他の目的は、過酸化酸と銅
イオン化可能な触媒とを含有し、ただし、銅と強
く反応して錯体を形成する強力な金属イオン封鎖
剤は含有しないことを特徴とする洗剤組成物の使
用によつて達成できることが今回見出されたが、
このことは以下の記載から一層明らかになるであ
ろう。 本発明者の研究の結果、次のことが見出され
た。遷移金属イオンは、溶液中の染料に対する酸
素系漂白剤の作用を強める触媒作用を有するもの
である。たとえば、過酸化水素または過酸化水素
アダクトや無機過酸塩/漂白活性化剤系組成物、
または過酸自体等はすべて銅イオンで活性化でき
るのである。さらに、銅触媒と過酸化酸とを含有
する漂白剤組成物は、銅触媒と過酸化水素系化合
物(たとえば過硼酸ナトリウム)とを含有する漂
白剤組成物よりも効果が一層すぐれていることも
見出された。 溶液中の直接染料に対する過酢酸の漂白作用に
対する遷移金属イオンの触媒作用に関する実験
を、下記の実験条件下で行つた。 条件:直接染料である「Direct Red 81」の溶液
(染料濃度0.002%w/w)に過酢酸(4.6×10-4
モル/)を添加し、最高吸光量の波長におい
て染料濃度を測定した。種々の遷移金属化合物
〔CuSO4、MnSO4、CoCl2、FeCl3、NiSO4
Ti(SO42〕を用いて上記実験を何回も繰返し
た。この実験はPH9、40℃において行つた。 この実験の結果を第表に示す。なお、前記の
染料濃度測定操作では、各実験の開始時に、遷移
金属化合物の添加後に、ただし漂白剤の添加前で
ない時期に、λnax(490−510nm)および最高吸光
度(=100%染料)を測定した。
【表】
【表】 遷移金属を触媒とする染料漂白操作は、“反応
性の基”の生成をもたらす一電子レドツクス反応
を容易に行い得るような遷移金属イオンを使用し
た場合にのみ実施可能であるが、このことを認識
することは、漂白機構の研究において非常に重要
なことである。 第一表に示されているように、過酢酸による染
料漂白のときに充分な触媒作用を示す遷移金属と
しては、銅の他にせいぜいコバルトがあげられる
だけであつて、他の遷移金属は、クロムや亜鉛を
含めてすべて不活性である。 本発明者はいかなる学説にも束縛される者では
ないが、酸化性漂白剤による染料漂白反応は、一
般に次の二種類の反応経路を経て進行し得るもの
であると考えられる。 経路A +D→DMn+Bl→酸化された染料 (+Bl) 経路B ここに、Mは金属、Dは染料、Blは漂白剤を
表わす。 *用語“ラジカル”は、一電子反応に供し得るラ
ジカルを意味する。この反応性ラジカルは染料
と反応するものであるが、このラジカルの正確
な性状は未だ判つていない。 遷移性金属イオンが反応経路Bに示された反応
式に従つて過酸化系化合物と反応して後者を分解
し、或特定のラジカルを生成すること、および、
このラジカルが高度の酸化性を有し、大抵の不飽
和分子を酸化し得るものであることは既に公知で
あるけれども、染料転移防止作用に関して銅と同
様に効果的な遷移金属は全くないことが見出され
た。 上記の現象の説明として、遷移金属イオンが反
応経路Aに記載の反応式に従つて種々の染料と強
く反応して錯体を形成するという反応機構が考え
られる。この反応機構は特に周知というわけでは
ない。遷移金属と漂白剤との上記反応経路に沿う
反応は、該金属と染料とが反応した後にのみ起る
のであるが、これは銅の場合にのみ実際に起るよ
うに思われる。また、遷移金属と染料との錯体形
成反応が染料漂白を促進するものであることは、
大体確実であるように思われる。なぜならば、金
属触媒の存在下の漂白剤の分解反応は、染料−金
属−漂白剤錯体において染料の近辺で起り得るも
のであるからである。銅イオンが他の遷移金属イ
オンに比較して錯体を一層容易に形成するもので
あることは、一般に溶液中で染料漂白するときの
最も有用な遷移金属がなぜ銅であるかを説明する
理由の1つと考えられる。最も小さい二価遷移金
属イオンでありかつ最も高い電荷密度を有する第
二銅イオンは、安定な錯体を最も容易に形成す
る。コバルト()およびクロム()と染料と
の錯体もまた非常に安定であるが、これらは銅の
場合と異なつて動力学的に不活性であり、染料の
化学構造の中にコバルト()やクロム()を
導入するには非常に過酷な反応条件下に反応させ
ることが必要である。 実際、銅は漂白剤化合物の分子の最も強力な分
解剤ではない。この点に関してはコバルトの方が
ずつと強力であり、コバルトを使用した場合に
は、酸素系漂白剤からのフリーラジカルまたはフ
リーラジカル状中間体の生成量が非常に多くなる
であろう。染料漂白の場合にコバルトが銅よりも
効果が劣るという実験結果が得られたが、その理
由として、コバルトの使用時に形成された前記ラ
ジカルは、“有用でない漂白剤分解反応”を起し、
一方、銅の場合には該ラジカルが染料分子の近辺
で起るために、コバルトは銅よりも染料漂白のと
きの効果が起るのであろうと思われる。 マンガンは色の漂白の場合の非常に有用な触媒
であり、特に、炭酸塩の存在下における過酸化水
素系漂白剤による漂白の際に有用であることは公
知であるが、このマンガンもまた染料転移抑制の
目的には効果が低いものであることが見出され
た。実際の作業条件のもとではマンガンは銅の前
記触媒作用を妨害し、したがつて本発明方法の実
施の場合にはマンガンを存在させないようにする
のが好ましいことも、実験の結果判明した。 また、溶液中の染料漂白において銅が良好な触
媒作用を呈するための必須条件の1つとして、強
い金属−染料錯体形成力が必要であるかどうかを
調べるために、種々の実験を行つた。uv/可視
光スペクトル実験から、染料“CI Direct Red
81”および“CI Acid Orange 7”は銅と錯体
を形成することが確認された。しかし、オルトヒ
ドロキシル基を有しないアゾ染料である“CI
Acid Orange 52”に硫酸銅を添加した場合に
は、uv/可視スペクトルはごく僅かしか変化せ
ず、この染料と銅との結合力は非常に弱いと思わ
れる。けれども、この染料とモノ過硫酸ナトリウ
ム(過酸化酸塩の一種)とを含有する溶液に銅を
添加した場合には、染料漂白率が確実に上昇する
ことが確認されたが、これは、銅と錯体を形成す
る力の強い染料の漂白の場合と同様な染料漂白率
である。 ビス−オルト−オルト−ジヒドロキシアゾ染料
の錯体形成用サイト(site)をクロムで“閉塞”
した場合には(クロムは、“CI Acid Blue 161”
の場合にみられるように染料漂白反応を活性化し
ない金属である)、この染料に銅のみを添加して
も可視スペクトルはほとんど変化しないけれど
も、モノ過硫酸塩系漂白剤の存在下に銅を添加し
たときには染料漂白率がかなり上昇する。すなわ
ち、これらの実験の結果、染料に対する銅の錯体
形成力は、銅触媒の存在下の染料漂白反応のため
の必須条件でないことが判つた。したがつて、こ
の金属と染料との錯体形成力が弱いかまたは全く
存在しない場合でさえ銅は前記の触媒作用を示す
のである。ただし、洗濯実施条件下における染料
に対する強い銅の強力な錯体形成力は、他の遷移
金属イオンとの比較によつて一般的事実として見
出された銅の一層高度の触媒活性に対して或種の
貢献をなすものであると考えられる。 銅触媒の存在下における染料漂白は、溶液中の
漂白剤の分解と密接な関係があることを示す多く
の証拠がある。銅濃度の増加は、一般に染料漂白
率および漂白剤分解率の増加をもたらす。遷移金
属触媒の存在下における過酸化物の分解反応は誘
導期を含むことが多いが、これは、銅イオンの存
在量を多くすることによつて短縮できること見出
された。銅触媒の存在下の染料漂白に関する多く
の実験では、銅イオン濃度の増加によつて誘導期
が短縮できることが実際に認められた。この場合
の誘導期の短縮は漂白剤の分解率の上昇を伴うけ
れども、染料転移を避けるための染料漂白の促進
は、次の操作によつて達成できる。 (a) 漂白剤および銅()イオンの濃度を増加さ
せ、さらに、下記の手段等によつてラジカル生
成率を増加させること、すなわち、 (b) 漂白液のPHを上げること、および (c) 適当な還元剤を添加すること、たとえば、溶
液中に過酸化水素を発生し得る過硼酸ナトリウ
ムまたは過炭酸ナトリウムの如き固体過酸化水
素アダクトの形で、過酸化水素を添加するこ
と。 染料転移防止操作における第二銅イオン濃度の
影響を調べるために、過酸形漂白剤であるモノ過
硫酸塩〔市販品「Oxone」(登録商標)〕、ジ過イ
ソフタル酸〔市販品「Suprox」(登録商標)〕お
よびモノ過フタル酸マグネシウムを用いて過硼酸
ナトリウムの存在下または不存在下に実験を行つ
た。 この実験に使用された洗剤ベースは次の組成の
ものであつた。成 分 重量部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 16.0 ココナツトエタノールアミド 3.0 トルエンスルホン酸ナトリウム 2.0 トリ燐酸ナトリウム 35.0 無水珪酸アルカリ 11.0 硫酸ナトリウム 10.6 水 9.1 この実験の結果を第表に示す。
【表】 銅触媒の存在下にモノ過硫酸塩漂白剤系を用い
る染料転移抑制操作におけるPHの影響を調べる実
験の結果を第表に示す。 さらに、種々の過酸化酸系薬剤、すなわち、ジ
過イソフタル酸()、モノ過硫酸塩()およ
び過酢酸()による染料“Direct Red 81”の
漂白を銅触媒の存在下に行つた場合における漂白
率に及ぼすPH上昇の影響を第1図のグラフに示
す。 このグラフは、PH(横軸)と染料濃度(g/
;縦軸)との関係を示したもので、この場合の
実験条件は次の通りであつた。 染料“Direct Red 81”(0.002g/)および
過酸化酸〔4.6×10-4グラム原子(活性酸素)〕を
使用し、PHを所定の値にして40℃において実験を
行つた。ここで使用されたジ過イソフタル酸は市
販品(商品名“Suprox”)であり、モノ過硫酸塩
も市販品(商品名“Oxone”)であつた。使用さ
れた過酢酸は、カタラーゼで前処理してH2O2
除去したものであつた。 このデーターから明らかなように、一般にPHの
上昇によつて染料漂白効果がかなり上昇する。
【表】 第表および第表には、モノ過硫酸塩、ジ過
イソフタル酸またはモノ過フタル酸マグネシウム
を用いて染料漂白操作を行うときの過硼酸塩(過
硼酸ナトリウム)の添加の影響に関する実験結果
が示されている。 一般に過硼酸塩の添加によつて染料転移量がか
なり減少することが見出された。この場合の過酸
化酸対過硼酸塩の最適モル比は約2:1であるこ
とも見出された。過硼酸塩を上記値より多く使用
するとその効果が低くなり、或場合には悪影響を
与えることさえある。 溶液中の染料漂白およびテルゴトメーター内の
染料転移に関する実験は、次の方法に従つて行つ
た。 溶液中の染料漂白 装 置 この装置は流体用シリカセル(1cm)を備えた
分光光度計(市販品;機種名“Beckman DB
spectrophotometer”)からなるものであつた。
液状試料全体を所定の温度に保つために水浴を使
用し、PHの制御のためにPH−スタツトを使用し
た。このセルを小口径の珪素ゴム管で溶液の容器
につなぎ、液を流体用ポンプ(市販品;機種名
“Watson Marlow flow inducer”)で循環させ
た。セル内の室の中に液があふれる事故を防ぐた
めに、セルと溶液用容器との間に、戻り液用の管
をつないだ。前記の珪素ゴム管は分光光電計の蓋
部の小孔を経てセルの室内に入れた。ここに入る
僅かの光は、可視光スペクトルのデーターには全
く影響を与えない。 流体用セル(フローセル) この流体用シリカセルは行路長1cmのものであ
つた。これの止め栓に、セルのほとんど底部迄達
する供給用ガラス管を挿入した。このガラス管の
片面は、光線通路の外側に存在するようにした。
短かい排出管をセルの頂部に取付け、液がセルの
頂部からポンプを経て溶液用容器に戻るようにし
た。 方 法 濃度0.04%w/vの染料液(原液)を蒸留水で
希釈して、0.004%溶液を250ml調製した。40℃に
予熱された水浴上に置かれた容量600mlのビーカ
ーに前記の希薄溶液を入れ、PHを調節した。次い
でこの液をポンプで毎分40mlの割合で前記のセル
内を通過させた。この条件下では良好な流動状態
で液がセル内を流動し、発泡のもととなる乱流は
全く生じなかつた。染料を通過する光線(λnax
の透過率を測定し、記録器に記録した。 さらに、過酸化酸を1.137×104モル含有する蒸
留水250mlを40℃に加熱し、PHを調節した。これ
を前記の染料液に添加し、透過率(%)の変化を
1時間にわたつて測定、記録した。この時間中、
液を常に撹拌し、そして或時間間隔で試料液の一
部(aliquots)を取出し、1/200M−チオ硫酸
ナトリウムを用いて滴定した。 電解質、表面活性剤または漂白用助剤の如き薬
剤を使用すべき場合には、これらは、第一染料液
(原液)の調製時に添加した。 漂白率の比較は、活性酸素濃度を同一にして行
つた。 染料濃度の算出 最高吸光度の波長を見出すために、染料液に波
長700nmから波長400nmまでの光を順次照射し
た。次いで吸光度(波長λnaxにおいて)と濃度
(%w/v)との関係を示すグラフを画き、勾配
を測定した。 種々の染料液について測定し、透過率(%)の
変化を記録した。したがつて、任意の時期の染料
濃度は次式によつて算出できる。 染料濃度(%w/v)=2−log%T/〔勾配〕 ここに“勾配”は、グラフにおける吸光度と濃
度との関係を示す線の勾配である。 染料転移実験…試験方法 染色された試験用織物 種々の種類の染料で染色された種々の織物を試
料として使用した。各回の洗濯操作において17.5
×17.5cmの正方形の染色織物を試料として使用し
た。 染料転移反応のモニター シルケツト加工およびのり抜きを行つた白色の
木綿のワイシヤツ地、および白色のバルキー加工
ナイロン66を、染料の色の移りを調べるための試
験織物として使用した。この両方の織物共、螢光
染料を含まないものであつた。これらの試料の
各々を12×12cmの寸法の四角形に切断し、試験染
料の種類とは無関係に洗濯槽に入れ、液と布との
比を同一の値にして洗濯を行つた。 洗濯の条件 1組の試験布をテルゴトメーター中で洗濯し
た。この洗濯は一定の温度(40℃)において30分
間行つた。洗濯機の回転速度は100rpmであつた。 洗剤組成物の濃度は0.4%w/v(18°の硬水中)
であり、液と布との比率は50:1であつた。各組
の試験布を別々に冷水(18°の硬水)600mlで3回
水洗(リンス)した。 洗濯方法 テルゴポツトに18°の硬水450mlを入れ、40℃に
加熱した。次いで、前もつて重量を測定しておい
た成分を添加した。染色された試験織物1枚と、
木綿およびナイロンの白色試験布の各々1枚づつ
とを前記ポツトに入れ、30分間洗濯した。回転速
度は100rpmであつた。 洗濯終了後に各組の試験布を各ポツトから取出
し、これらを別々に冷水(18°の硬水)600c.c.の中
に入れた。この水洗操作を続けて行い、すなわ
ち、各組の試験布を別々に冷水(18°の硬水)600
c.c.中で3回水洗した。 水洗後に各試験布を別々に分け、紙タオルを当
てて過剰の水分を除去し、乾燥炉で60℃において
乾燥した。 染料吸収量(転移量)の測定 試験布の反射率を、分光光度計(市販品;機種
名「Beckmann DB GD grating
spectrophotometer」)によつて、染料の最高吸
光波長のところで測定した。この分光光度計は、
拡散反射用アタツチメントを取付けて使用した。
試験布の測定のときには、装置の標準化のため
に、かつ基準試料として硫酸バリウムを使用し
た。 上記の実験の結果から明らかなように、本発明
の組成物は銅を少なくとも0.002重量%含有する
ものであることが好ましく、すなわち溶液中で約
0.1ppmに相当する量またはそれ以上の銅を含有
するものであることが好ましく、本組成物のPH
は、5g/溶液中で約7−11であることが好ま
しく、かつ本組成物は過酸化水素アダクトを、こ
のアダクトと過酸化酸とのモル比が約1:100な
いし2:1一層好ましくは1:25ないし1:1と
なるような含有量で含むものであることが好まし
い。 実用上の理由から、銅濃度の上限値は約2.5重
量%(組成物全量基準)に設定し得る。 本発明の実施の場合には銅の供給源として、任
意の銅塩が使用でき、その例には硫酸銅、炭酸
銅、塩化銅、燐酸銅等があげられる。 既述の如く、強力な金属イオン封鎖剤による銅
の封鎖な最小限に抑制すべきであり、これによつ
て、洗料/銅の反応および漂白剤からのラジカル
の生成を促進できる。一方、粉末組成物の貯蔵時
における漂白剤の過大な分解を避けなければなら
ない。そのために、本発明においては、エチレン
ジアミンテトラ酢酸(EDTA)の塩の如き比較
的弱い金属イオン封鎖剤をごく少量存在させても
よく、その量は一般に0.2重量%未満、好ましく
は約0.1重量%以下である(組成物全量基準)。金
属イオン封鎖剤の許容添加量は、銅の添加量に左
右されて種々変わるであろう。 普通の型の燐酸塩ビルダーを含む洗剤組成物に
本発明を適用する場合には、組成物中に銅を比較
的多量配合することが一般に必要である。このよ
うな組成物への銅の添加量は一般に約0.02重量%
以上であることが好ましい。 理論的考察から、織物上に存在する汚染物中の
発色団は一般にキノノイドとしての特性を有する
ものであり、これは、染料漂白反応における染料
とは非常に異なつた挙動を示す。アゾ染料、キノ
ノイド染料およびインジゴイド染料の如き種々の
染料はすべて、溶液中で遷移金属イオンの触媒作
用によつて漂白され得るものである。染料は溶液
中で(均質反応によつて)漂白できるが、布上の
染料を漂白する場合には、漂白剤を溶液相から布
上に、すなわち基体相(substrate phase)上に
移さなければならない。本発明によれば意外に
も、織物上の染料または有色汚染物の漂白反応に
対する触媒作用については、洗濯液に添加された
銅はこの触媒作用を行うものでないことが見出さ
れた。溶液中の銅は、該液中の転移可能な漂白剤
(漂白剤アニオンROO-および特に非解離ROOH)
の濃度を低下させ、そしてこれによつて、織物上
の染料または有色物が存在する区域への漂白剤の
転移量を減少させ、該織物の直接漂白を低める作
用を有するものであるように思われる。 本明細書には、本発明に従つて過酸化酸を用い
ることが詳細に記載されているけれども、本発明
はまた過酸化酸先駆体系をも使用し得るものであ
る。この過酸化酸先駆体系は、水性相中で加水分
解によつて有機過酸化酸を生成し得るものであ
る。 本発明に使用できる有機過酸化酸は、当業界で
周知の物質である。これは脂肪族または芳香族の
ものであり、そして次の一般式を有する。 上式において、Rは炭素原子1−16個のアルキ
レン基、または炭素原子6−8個のアリ−レン基
であり、Yは水素、ハロゲン、アルキル基、アリ
ール基、もしくは、水溶液中でアニオン基を形成
し得る基を表わし、その例には次のものがあげら
れる。
【式】
【式】または
【式】 上式において、Mは水素、または水溶性塩形成
性カチオンである。 脂肪族過酸化酸の例には過酢酸、モノ過アゼラ
イン酸、ジ過アゼライン酸、ジ過アジピン酸、ジ
パ−オキシドデカン酸、デシルブタン−ジパ−オ
キソイツク酸(diperoxoic acid)があげられる。 芳香族過酸化酸の例にはモノパ−オキシフタル
酸、過安息香酸、m−クロロ−過安息香酸、ジ過
イソフタル酸およびその混合物があげられる。 過酸化酸塩の例にはモノ過フタル酸マグネシウ
ム、モノ過硫酸カリウム、パ−オキシモノ燐酸カ
リウムがあげられる。過酸化酸類の混合物(過酸
化水素アダクトを含有するかまたは含有しない混
合物であつてよい)も実際に有利に使用できる。 過酸化酸をその場で生成できるような先駆体を
含有する反応系について説明する。この場合に
は、加水分解によつて過酸化酸を生成できるよう
な過酸化酸先駆体も使用できる。したがつて、本
発明の組成物の範囲内で種々の種類の過酸化酸戦
先駆体が使用できる。過酸化酸先駆体の例には、
過酸化ベンゾイルおよび過酸化ジフタロイルがあ
げられるが、この両者は次の過酸化酸、すなわち
過安息香酸およびモノパ−オキシフタル酸をそれ
ぞれ生成し得るものである。 本発明の組成物中の過酸化酸系化合物の量は一
般に0.5−25重量%、好ましくは1−15重量%で
ある。 過酸化酸系化合物の上記の量は、有機過酸化
酸、過酸化酸塩および過酸化酸先駆体(加水分解
によつて過酸化酸を生成し得るもの)に対して適
用し得る量である。 有機過酸化酸先駆体および過酸塩を含有する系
では、有機過酸化酸先駆体を過酸塩に対して化学
量論的比率で使用するのが有利であろう。しかし
ながら、特に、カタラーゼの如き過酸塩系漂白剤
用スカベンジヤーが存在する場合等には、過酸化
酸対有機先駆体の比率を高くすることができる。
好ましい過酸塩は過硼酸ナトリウムおよび過炭酸
ナトリウムである。 したがつて本発明は、前記の如く定義された過
酸化酸または過酸化酸先駆体0.5−25重量%と、
銅カチオン0.002重量%以上とを含有し、銅と強
く結合して錯体を形成する強力な金属イオン封鎖
剤を含有しないかまたは実質的に含有しないこと
を特徴とする、混合色の織物のみに限定されるも
のではないが該織物の洗濯のために特に適した織
物用洗剤組成物を提供するものである。 好ましくは、本発明の洗剤組成物は表面活性剤
を含有する。この界面活性剤はアニオン系、ノニ
オン系、カチオン系、半極性系、両性系または双
生イオン系のものであつてよく、あるいはこれら
の混合物であつてよい。代表的な表面活性剤混合
物はアニオン系/ノニオン系混合物、およびカチ
オン系/ノニオン系混合物である。これらの表面
活性剤は約5−50重量%、好ましくは約10−35重
量%使用できる(組成物重量基準)。 代表的なアニオン系の非石鹸型表面活性剤は、
アルキル基中に炭素原子を8−16個有するアルキ
ルベンゼンスルホン酸塩たとえばドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム;脂肪族スルホン酸塩た
とえばC8−C18アルカンスルホン酸塩;α−オレ
フインと、ガスて希釈した三酸化硫黄とを反応さ
せ、その反応生成物を加水分解することによつて
得られる炭素原子10−20個のオレフインスルホン
酸塩;アルキル硫酸塩たとえば獣脂アルコール硫
酸塩;エトキシル化および/またはプロポキシル
化脂肪アルコール、アルキル基中に炭素原子を8
−15個有するアルキルフエノール、エチレンオキ
サイド基またはプロピレンオキサイド基を1−8
モル含有する脂肪酸アミドの硫酸化生成物であ
る。本発明に使用できる他のアニオン系表面活性
剤はアルカリ金属石鹸(たとえばC8−C22脂肪酸
の石鹸)である。 代表的なノニオン系表面活性剤は、炭素原子5
−15個のアルキル基を有するアルキルフエノール
とエチレンオキサイドとの縮合物、たとえばノニ
ルフエノールと6−30ユニツトのエチレンオキサ
イドとの縮合物;トリデシルアルコールや第二
C10−C15アルコールの如き高級脂肪アルコールと
エチレンオキサイドとの縮合物〔たとえば、ユニ
オンカーバイド社製の市販品である“Tergitol”
(登録商標)〕;脂肪酸アミンと8−15ユニツトの
エチレンオキサイドとの縮合物;およびポリプロ
ピレングリコールとエチレンオキサイドとの縮合
物である。 代表的なカチオン系表面活性剤の例には、慣用
第四級アンモニウム化合物およびC10−C25アルキ
ルイミダゾリニウム塩があげられる。好ましい第
四級アンモニウム化合物は、ジタロウジメチルア
ンモニウムクロライド、ジタロウジメチルアンモ
ニウムメチルサルフエート、ジ水素化−タロウジ
メチルアンモニウムクロライドまたは−メチルサ
ルフエート、ジオクタデシルジメチルアンモニウ
ムクロライド、ジココナツトアルキルジメチルア
ンモニウムクロライドの如きジ(C16−C20アルキ
ル)−ジ(C1−C4アルキル)アンモニウム塩であ
る。さらにまた、C10−C22アルキリ基または−ア
ルケニル基の如き長鎖を1本有する第四級アンモ
ニウム化合物もまた適当である。 C10−C25アルキルイミダゾリニウム塩のうちで
好ましいものは、1−メチル−2−タロウ−3−
(2−タロウアミドエチル)イミダゾリニウムク
ロライドであると思われる市販品“Varisoft
455”および同“457”(製造業者:Ashland
Chemical社)、および“Stemoquat M 5040/
H”(製造業者:Chemische Werke Rewo社)
である。 本発明において有利に使用できる表面活性剤の
詳細は、書籍“Surface Active Agents”、Vol.
、Schwartz、Perry(Interscience出版社;
1949年)、および“Surface Active Agents and
Detergents”、Vol.、Schwartz、Perry、
Berch(Interscience出版社;1958年)等に記載さ
れている。 本発明の洗剤組成物は一般に、1種またはそれ
以上の洗剤ビルダーやアルカリ性物質をも含有し
得る。一般に洗剤ビルダーは全部で約5−70重量
%配合できるであろう(洗剤組成物重量基準)。
多くの洗剤ビルダーが公知であり、織物用洗剤組
成物の配合技術者はこれらのビルダーについてよ
く知つているであろう。公知の洗剤ビルダーの例
にはトリ燐酸ナトリウム;オルト燐酸ナトリウ
ム;ピロ燐酸ナトリウム;トリメタ燐酸ナトリウ
ム;炭酸ナトリウム;珪酸ナトリウム;オキシジ
酢酸ナトリウム;長鎖ジカルボン酸たとえば直鎖
状長鎖(C10−C20)を有するコハク酸やマロン酸
のナトリウム塩;α−スルホネート化長鎖モノカ
ルボン酸のナトリウム塩;ポリカルボン酸、すな
わち、不飽和カルボン酸や不飽和カルボン酸無水
物、たとえばマレイン酸、アクリル酸、イタコン
酸、メタクリル酸、クロトン酸、アコニツト酸お
よびこれらの酸の無水物から導かれたポリカルボ
ン酸、および前記の酸や無水物と少量の他の単量
体(たとえば塩化ビニル、酢酸ビニル、メタクリ
ル酸メチル、アクリル酸メチル、スチレン)との
共重合によつて得られたポリカルボン酸のナトリ
ウム塩;次亜塩素酸ナトリウム等によつて酸化さ
れた澱粉の如き変性澱粉(この中の若干のアンヒ
ドログルコースユニツトの環は開いていて、ジカ
ルボキシルユニツトになつている)である。他の
適当なビルダーとして、英国特許第1429143号、
第1470250号および第1529454号明細書に記載のゼ
オライトA等の不溶性アルミノ珪酸塩があげられ
る。 さらに、本発明の洗剤組成物には、公知の洗剤
組成物中に常用成分として配合されるような成分
を、任意の配合量で配合できる。このような追加
的配合成分の例には、ココナツトモノエタノール
アミドやパルム核モノエタノールアミドの如き発
泡促進剤;発泡制御剤;硫酸ナトリウムや硫酸マ
グネシウムの如き無機塩類;カルボキシメチルセ
ルローズナトリウムの如き再付着防止剤;および
香料、着色剤、螢光添加剤、腐蝕防止剤および殺
菌剤の如き少量添加成分があげられる。 本発明の洗剤組成物は、有色織物を60℃以下の
温度すなわち室温程度の温度条件のもとで比較的
長時間の(浸漬)洗濯や比較的短時間の洗濯操作
のために有利に使用でき、染料転移は最小限に抑
制され、また織物の直接漂白(脱色)のおそれも
ない。 また本発明は、既存の洗剤組成物の効果の改善
のために洗濯・漂白用助剤を配合する場合にも利
用できるものである。この場合の本組成物は、過
酸化合物0.5−25重量部と銅触媒(たとえば硫酸
第二銅または塩化第二銅)0.002−2.5重量部との
乾式混合物を必須成分として含有し、そして任意
的に、硫酸ナトリウムの如き不活性充填剤を含有
してなるものである。 本発明の洗剤組成物は、流動性粉末の如き粉粒
体やその集合塊状体の形に作るのが好ましい。 この組成物は、粉粒状洗剤組成物の製造のため
に一般に用いられている慣用製造技術に従つて製
造でき、たとえば、乾式混合操作によつて製造で
き、あるいはスラリー状混合物を作り、次いで噴
霧乾燥または噴霧冷却を行い、次いで不安定成分
(敏感な成分)、たとえば固体の有機過酸化酸化合
物、過酸化酸先駆体、無機パーオキシハイドレー
ト塩等を乾式添加することによつて製造できる。 さらに、貯蔵安定性の改善のために、あるいは
本組成物中の漂白剤と銅または他の成分との不所
望の反応が、この組成物の貯蔵中に過大に起るの
を防ぐために、これらの成分のいずれかをうどん
状のものに加工し、あるいは粒状化し、ペレツト
化し、あるいは被覆を施す等の任意の慣用技術
が、必要に応じて利用できる。
【図面の簡単な説明】
添附図面は、本明細書中に記載の実験の結果を
示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面活性剤、洗剤ビルダー、漂白剤及び重金
    属化合物を含む、混合色の織物の洗浄に特に適し
    た織物洗浄用洗剤組成物において、 (イ) 漂白剤として、()0.5〜25重量%の量で有
    機過酸化酸または過酸化酸塩及び()1:
    100〜2:1の前記過酸化酸または過酸化酸塩
    に対するモル比で過酸化水素アダクトを含み、
    そして (ロ) 重金属化合物として、0.002〜2.5重量%の銅
    イオンの量で銅化合物を含み、 (ハ) しかも前記組成物は7〜11の溶液PH(5g/
    )を有しそして0.2重量%より少ない量で存
    在してもよいエチレンジアミンテトラアセテー
    ト以外は、銅と強力に錯体化する強力な金属イ
    オン封鎖剤が実質的に存在しない、 ことを特徴とする織物洗浄用洗剤組成物。 2 有機過酸化酸または過酸化酸塩に対する過酸
    化水素アダクトのモル比が1:25〜1:1である
    特許請求の範囲第1項に記載の洗剤組成物。 3 モル比が約1:2である特許請求の範囲第2
    項に記載の洗剤組成物。 4 0.02〜2.5重量%の銅イオンを含む特許請求
    の範囲第1項、第2項または第3項に記載の洗剤
    組成物。
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