JPH0351389Y2 - - Google Patents

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JPH0351389Y2
JPH0351389Y2 JP2569986U JP2569986U JPH0351389Y2 JP H0351389 Y2 JPH0351389 Y2 JP H0351389Y2 JP 2569986 U JP2569986 U JP 2569986U JP 2569986 U JP2569986 U JP 2569986U JP H0351389 Y2 JPH0351389 Y2 JP H0351389Y2
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JP
Japan
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engine
seat panel
body frame
cover
skid steer
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JP2569986U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は静油圧トランスミツシヨン(以下、
「HST」と称する。)を用いたスキツドステアロ
ーダに関し、特に、エンジンやHST等の部品の
点検や整備を容易に行うためのボデーフレームの
構造に関するものである。
[従来の技術] 図面の第5図にはHSTを用いた一般的なスキ
ツドステアローダの全体図が示されている。この
ようなスキツドステアローダのボデーフレームと
しては従来から種々あるが、その代表的な構成は
第6図および第7図に示される通りである。
即ち、第6図において、ボデーフレームは、底
板1と、この底板1の側部に溶着されたサイドフ
レーム2とを具備しており、ボデーフレームのほ
ぼ中央部にはHSTポンプ3、後部にはエンジン
4が配置されている。左右各サイドフレーム2の
後部には、リフトアームを支持するためのピラー
5が溶着されており、この左右のピラー5が上部
にて鋼製のパイプ6により互いに連結され、その
強度が高められている。
このボデーフレームには、第7図に示されるよ
うに、1枚の鋼板から成るシートパネル7がサイ
ドフレーム2間にボルト8により取り付けられ、
HSTポンプ3を覆つており、また、ドライバシ
ート9がこのシートパネル7上に設置される。ド
ライバシート9の後方には、エンジン4の前部を
覆うためのエンジンカバー10が配置されピラー
5にボルト締めされている。エンジンカバー10
の上部後縁部にはヒンジ11により回動可能にエ
ンジンフード12が取り付けられ、エンジン4の
後部を覆うようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] 上述したような従来のスキツドステアローダの
ボデーフレームにおいては、エンジンフード12
を回動させることにより簡単に機台後部内を開放
することができ、エンジン4の後部およびその周
辺部の点検や整備、部品交換等を行うことができ
る。しかしながら、エンジン4の前部または
HSTポンプ3等の部品を整備するためには、シ
ートパネル7またはエンジンカバー10のボルト
8を一々を外してからこれらを取り外さなければ
ならず、非常に手間がかかる、という問題点があ
つた。この問題点に対して、エンジンフード、エ
ンジンカバー、シートパネル、オペレータガード
等のキヤブ構成部材を一体的にピラー上の支点を
中心にして回動させる、いわゆるテイルトキヤブ
式のスキツドステアローダも開発されているが、
キヤブ全体を持ち上げるには多大な労力を要し、
また、キヤブが不意に閉じるような場合、大変に
危険であるため種々の安全装置を設けなければな
らない、という欠点があつた。
更に、従来構成においては、左右のピラー5を
連結しているパイプ6が後方視界を狭めており、
また、このピラー6がエンジンフード12の開度
を制限している、等の問題点もある。
従つて、この考案の目的はかかる問題点を解決
することにある。
[問題点を解決するための手段] この考案は、エンジンの上方近接部分にて左右
のピラーを連結し、エンジンの前部上面を覆うよ
うに各側縁部がそれぞれの側のピラーに溶着され
たエンジンカバーと、このエンジンカバーの前縁
部にヒンジを介して取り付けられた、エンジンの
前面を覆うと共にドライバシートが取り付けられ
るシートパネルと、エンジンカバーの後縁部にヒ
ンジを介して取り付けられたエンジンフードとを
備えたスキツドステアローダのボデーフレームを
特徴としている。
[作用] 上述したようなこの考案によるボデーフレーム
においては、ピラーはエンジンのすぐ上のパイプ
とエンジンカバーとにより補強され、また、シー
トパネルがエンジンフードと同様にヒンジにより
開閉自在となつている。
[実施例] 以下、図面と共にこの考案によるスキツドステ
アローダにおけるボデーフレームの好適な実施例
について詳細に説明する。
尚、従来構成と同一または相当部分について
は、同一符号を用いて説明するものとする。
第1図に示されるように、この考案によるボデ
ーフレームは、従来構成と同様に、HSTポンプ
3およびエンジン4が、それぞれ、中央部と後部
に配置されており、各サイドフレーム2の後部か
らは、リフトアームを支持するピラー5が溶接一
体構造で上方に延びている。
ピラー5の補強のために、この考案では、断面
がロの字状の鋼製のパイプ15がエンジン4の上
方近接部分に配置され、パイプ15の各端部がそ
れぞれの側のピラー5に溶着されて左右のピラー
5を連結している。このパイプ15には、エンジ
ン4の前部の上面を覆うために鋼製のエンジンカ
バー16が一体的に取り付けられており、その側
縁部がピラー5に溶着されている。従つて、ピラ
ー5は、パイプ15とエンジンカバー16とによ
り強度が高められ、例えば図示の如くエンジンカ
バー16の溶着部分を延長するならば、より強度
が増し好適である。
エンジンカバー16の前縁部には、第2図に示
されるように、断面L字状のシートパネル17が
ヒンジ18により取り付けられ、シートパネル1
7の前縁部はサイドフレーム2間に設けられたア
ングル19にて支持されるようになつている。シ
ートパネル17の水平部分にはドライバシート9
が設置され、ほぼ垂直の部分はエンジン4の前面
を覆うようになつている。また、エンジンカバー
16の後縁部には、エンジン4の後部を覆うため
のエンジンフード20がヒンジ21を介して取り
付けられている。
このような構成において、シートパネル17の
下側の部品の点検や整備を行う場合には、第3図
に示される如く、シートパネル17を、ヒンジ1
8を中心にして回動させるだけで、簡単にシート
パネル17の下側を開放させることができる。シ
ートパネル17を開けた際に、その状態を維持す
べく、例えば第4図に明示されるようなステー2
2をシートパネル17の下面に設け、オペレータ
ガード23の天井部分に設けたフツク24にこの
ステー22を引つ掛けるようにするとよい(第3
図)。また、エンジン4の後部を整備する場合に
は、従来と同様にヒンジ21を中心にしてエンジ
ンフード20を開ければよい。
尚、この実施例では、ピラー5を連結する部材
としてエンジンカバー16に加えて鋼製のパイプ
15が用いられているが、十分な強度を有してい
るならばエンジンカバー16だけでもよいことは
容易に理解されるであろう。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、シートパネ
ルの開閉が容易となり、従来手間がかかつていた
HST系統およびエンジンの前部の整備が行いや
すくなり、スキツドステアローダの性能の維持に
寄与する。また、シートパネルとエンジンフード
を取り付ける部材により左右のピラーを連結して
いるので、ピラーの強度を損なうことなく、後方
視界を改善して運転の安全性を向上すると共に、
エンジンフードの開度も大きくなるためエンジン
の後部の整備も行いやすくなる、等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、シートパネルとエンジ
ンフードの取付前と取付後をそれぞれ示している
この考案によるボデーフレームの概略説明図、第
3図はこの考案のボデーフレームにおけるシート
パネルとエンジンフードの開閉状態を概略的に示
す断面図、第4図はシートパネルを開状態に保つ
ためのステーを示すシートパネルの下面側からの
斜視図、第5図はスキツドステアローダの全体側
面図、第6図および第7図はシートパネルとエン
ジンフードの取付前と取付後をそれぞれ示す従来
一般のボデーフレームの概略説明図である。 図中、2:サイドフレーム、3:HST(静油圧
トランスミツシヨン)ポンプ、4:エンジン、
5:ピラー、6,15:パイプ、7,17:シー
トパネル、9:ドライバシート、10,16:エ
ンジンカバー、11,18,21:ヒンジ、1
2,20:エンジンフード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に静油圧トランスミツシヨン・ポンプ、
    後部にエンジンが配置されると共に、サイドフレ
    ームの後部から上方に延びるピラーを有している
    スキツドステアローダのボデーフレームにおい
    て、前記エンジンの上方近接部分にて左右の前記
    ピラーを連結し、前記エンジンの前部上面を覆う
    ように各側縁部がそれぞれの側の前記ピラーに溶
    着されたエンジンカバーと、該エンジンカバーの
    前縁部にヒンジを介して取り付けられた、前記エ
    ンジンの前面を覆うと共にドライバシートが取り
    付けられるシートパネルと、前記エンジンカバー
    の後縁部にヒンジを介して取り付けられたエンジ
    ンフードとを備えたスキツドステアローダのボデ
    ーフレーム。
JP2569986U 1986-02-26 1986-02-26 Expired JPH0351389Y2 (ja)

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JP2569986U JPH0351389Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JP2569986U JPH0351389Y2 (ja) 1986-02-26 1986-02-26

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JPS62138754U JPS62138754U (ja) 1987-09-01
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