JPH03504870A - 耐摩耗性耐食性下地被覆 - Google Patents

耐摩耗性耐食性下地被覆

Info

Publication number
JPH03504870A
JPH03504870A JP1505855A JP50585589A JPH03504870A JP H03504870 A JPH03504870 A JP H03504870A JP 1505855 A JP1505855 A JP 1505855A JP 50585589 A JP50585589 A JP 50585589A JP H03504870 A JPH03504870 A JP H03504870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating composition
corrosion
substrate
polyepoxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1505855A
Other languages
English (en)
Inventor
ヒギンボサム,クラーク エイ.
ジェセノフ,ケネス イー.
スミイアーニオティス,ジョン
Original Assignee
デソト,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デソト,インコーポレイテッド filed Critical デソト,インコーポレイテッド
Publication of JPH03504870A publication Critical patent/JPH03504870A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D7/00Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
    • B05D7/50Multilayers
    • B05D7/52Two layers
    • B05D7/54No clear coat specified
    • B05D7/546No clear coat specified each layer being cured, at least partially, separately
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D5/00Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures
    • B05D5/08Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain an anti-friction or anti-adhesive surface
    • B05D5/083Processes for applying liquids or other fluent materials to surfaces to obtain special surface effects, finishes or structures to obtain an anti-friction or anti-adhesive surface involving the use of fluoropolymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/10Prepolymer processes involving reaction of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen in a first reaction step
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/58Epoxy resins
    • C08G18/587Epoxy resins having phosphorus
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D175/00Coating compositions based on polyureas or polyurethanes; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D175/04Polyurethanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G2150/00Compositions for coatings
    • C08G2150/90Compositions for anticorrosive coatings

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 耐磨耗性耐食性下地被覆 技術分野 本発明は、金属表面上の下地被覆として用いられ、摩耗及び腐食に対する改良さ れた抵抗性を示す被覆表面を与える被覆組成物に関する0本発明は、そのような 下地被覆を用いた被覆系を含み、1988年1月19日に公告された我々二人及 びロナルド J、レウオーチック(Ronald J。
Lewarehik)による米国特許第4,720,403号明細書に記載され た下地被覆に対する改良である。
背景技術 上記特許に記載された成果に到達させる事項については、その特許に記載されて いるが、ここではその先行技術の成果を更に改良すべき二つの分野が存在するこ とに注目すべきである。第一は、先行技術の成果を普通に実施した場合、その特 許の請求項1に記載されているように、ポリエポキシド含有熱硬化性被覆を下塗 り被覆として適用し、次に樹脂状多価アルコール及びポリイソシアネートを含む 上塗り下地被覆を適用する。これら二つの下地被覆を基体に焼付けた後、表面被 覆を適用するが、この表面被覆はその特許の第9mの下に記載されている着色フ ルロボン(FLUROPON)表面被覆である。適切に容認できる性質のために は両方の下地被覆を使用する必要があり、そのことは約1.3〜1.4ミルの全 下地厚さを含むことになる事が判明している。もし希望の摩耗及び腐食抵抗を損 なうことなく出来るならば、この厚さを1.0〜1.3ミルの範囲まで薄くする ことが望ましい、二つの下地被覆の適用には、2回の適用と2回の焼付けが必要 であり、フルロボン表面被覆を与えるための基体調製には唯1回の適用及び1回 の焼付けで済むのが望ましい、1回の適用は被覆製品を与えるための物理的負担 及びコストを著しく小さくし、問題にしている被覆製品を製造しているコイル製 遺業者に非常に注目されている。
最後に、成る場合には摩耗抵抗を最大にするため、数層の下地を含む一層厚い下 地被覆を適用するのが望ましい1本発明では、このようにして製造応力に耐える 被覆の能力を犠牲にすることなく、最大の耐摩耗性を得ることを目的としている 。
免帆立り差 本発明によれば、金属表面、特に亜鉛メッキ(galvanized)鋼及びア ルミニウム上に保護性下地被覆として用いるのに適した着色耐食性耐摩耗性、熱 硬化性有機溶媒溶液被覆組成物が与えられる。この被覆の一つの利点は、上記特 許第4,720,403号明細書に記載されている予備的ポリエポキシド被覆を 用いずに金属表面へ直接適用できることである。これら被覆の別の利点は、上記 特許第4,720,403号明細書に記載されている主たるポリエポキシド含有 下地の上に適用して更に一層良好な耐摩耗性を与える一層厚い耐製造性被覆を与 えることができることである。
本発明では、着色耐摩耗性耐食性、熱硬化性有機溶媒溶液被覆組成物は=(A) 全樹脂固形物の約500〜約85%の、600〜4000の範囲の数平均分子量 を有するトリオール系保護(blocked)ポリウレタンポリイソシアネート ;(B)全樹脂固形物の約50〜約50%の、エポキシホスフェートで、樹脂状 ポリエポキシドと、該ポリエポキシド中のオキシラン1当量当たり少なくとも0 .05モルのオルト燐酸とを反応させることにより与えられるエポキシホスフェ ート;及び(C)耐食性を与える腐食防止性顔料、好ましくはクロム含有顔料; を含む。
本発明で用いられるホスフェート化される樹脂状ポリエポキシドは、好ましくは 約500〜約6,000の範囲の数平均分子量及び少なくとも約1.3の1,2 −エポキシ当量を有するビスフェノールのジグリシジルエーテルであり、一層好 ましくは4soo〜*g3.oooの範囲の数平均分子量及び少なくとも約1. 4、最も好ましくは1.7〜2.0の1.2−エポキシ当量を有するビスフェノ ールのジグリシジルエーテルである。
用語「ビスフェノール」とは、通常はアルキレン基である介在二価構造体によっ て一緒に結合された一対のフェノール基を指す、ビスフェノールのフェノール部 分の各々のフェノール性OH基がパラ位置にある時、介在二価構造体として2. 2−プロピレンを用いると、生成物は本明細書の実施例で用いられているビスフ ェノールAとして知られている市販物質になる。
エポキシホスフェートは、好ましくは前記ポリエポキシド中のオキシラン1当量 当たり0.05〜0.7モル、一層好ましくはオキシラン1当量当たり0.1〜 0.5モルの燐酸を含む、オキシラン官能基の残りは加水分解で消費されるのが 好ましい。
これらのエポキシホスフェートは、それ自体はよく知られており、樹脂状ポリエ ポキシドと燐酸とを有機溶媒溶液媒体中で反応させ、三つのP−OH基の一つと ポリエポキシドのオキシラン基との反応を起こさせることにより与えられ、その 反応は反応物を一緒に、好ましくは少なくとも約50℃、一層好ましくは約り0 ℃〜約110℃の温度で単に加熱することにより容易に行なうことができる。燐 酸との反応で消費されなかったオキシラン基を加水分解するために水が存在して いるのが望ましい、勿論五酸化燐及びその場合の水を用いることができ、これは 燐酸を使用した場合と同じになると思われる。
エポキシホスフェートは、そのままで用いるか又はそれらはトリエチルアミン又 はジメチルエタノールアミンのようにアミンと反応させることにより中和しても よく、それによって水中に分散できるようになる。これらの生成物中に少量の水 が存在していてもよく、有害な影響を与えることはない、我々は他の目的のため にエポキシホスフェートを製造し、それらを得られた形で使用する傾向がある。
何故ならそれらは中和されてもいなくても、或はそれらがわずかな割合の水と一 緒にされていても問題にはならないように見えるからである。
600〜4000の範囲の数平均分子量を有するトリオール系保護ポリウレタン ポリイソシアネートは早すぎる反応を防ぐために保護されているジイソシアネー トとの反応により末端形成されているヒドロキシ末端ポリエステルであるのが好 ましい、用いることができる一つのトリオールはトリメチロールプロパンである が、トリス−ヒドロキシエチルイソシアヌレートの如きインシアヌレートも有用 である。対応するヒドロキシプロピル又はヒドロキシブチルイソシアヌレートも 有用である。ブタンジオール及びヘキサンジオールの如きジオールも、後に例示 するようにポリエステルのトリオール基幹から分岐鎖を伸ばすために存在してい てもよい。
これらの三価アルコールは、希望の数平均分子量を与えるため鎖延長され、好ま しくはジオールとジカルボン酸とのエステル形成により鎖延長され、そのように して与えられたヒドロキシ末端樹脂を最後に半保護(half−blocked )有機ジイソシアネートと反応させる。この反応はウレタン基の形成を含み、当 業者が知っているような幾つかの方法により遂行することができる。保護剤(b loeking agent)は本発明の被覆が焼付けされた時除去され、これ によって硬化のためのイソシアヌレート基を遊離する。
上述の如きヒドロキシ末端ポリエステルを形成するために通常ジカルボン酸が用 いられているが、トリオールとヒドロキシカルボン酸とを、好ましくはε−カプ ロラクトンの如きラクトンの形で反応させてもよい、これは希望の鎖長を与える 割合で用いられる。一方、希望の鎖長のポリエステルを形成するためエチレング リコール、プロピレングリコール、又はブチレングリコールの如きグリコール( 又は対応するオキシド)を用いてもよい、希望の分子量が与えられるまで数段階 で先ずジイソシアネートと反応させ、次にグリコールと反応させて進行させても よく、その場合、もし生成物がジイソシアネートで未だ末端形成されていないな らば、保護のためのインシアネート末端基を与えるため更にジイソシアネートを 反応させる。
保護剤及びそれらを使用することは、エチル、ヘキサノールの如く簡単なアルコ ールが完全に有用な場合でも慣用的なものである。保護剤としてのアルコールの 他にオキシム、ラクタム、フェノール、トリアゾール及びアミドを用いることが できる。ε−シカ10ラクタム好ましい保護剤であり、ここで例示されるが、そ の選択は大部分便宜上の問題である。何故なら本発明の被覆は約450 ’F〜 465°Fで硬化され、その温度では殆んどの既知の保護剤はいずれも解除され 、それらを充分使用できるからである。
有機ジイソシアネートはかなり変えることができ、トルエンジイソシアネートと インホロンジイソシアネートが一般に入手でき、ここでは有用である0例えば、 化合物1.6−ヘキサンジイソシアネートのように、二つのイソシアネート基が ほぼ同じ反応性を有する脂肪族ジイソシアネートを用いるのが現在好ましい。
好ましいやり方として、ヒドロキシ末端ポリエステルを形成し、半保護ジイソシ アネートと反応させる。従って、ジイソシアネートは保護剤の1モル部分と別に 反応させ、その二つのイソシアヌレート基の一つを消費させ、そのようにして形 成された半保護モノイソシアネートをヒドロキシ末端ポリエステルのヒドロキシ 基と反応させる。もし幾らかのジイソシアネートが半ブロック ジイソシアネー トと混合して存在するならば、それは単にポリエステルの分子量を増大するのに 役立つだけであり、それは許容できるものである。よく知られているように、こ の好ましい手順は広く変化させることができる。
ここで用いることができる腐食防止性顔料は、通常クロム含有顔料であり、それ らはよく知られており、ここではクロム酸ストロンチウムによって例示されてお り、それが好ましい、燐酸亜鉛及びメタ硼酸バリウムは、クロムに基づかない腐 食防止性顔料の例であり、有用であるが、前に述べた如くクロム含有顔料が好ま しい。
本発明の被覆組成物は、好ましくは腐食防止性顔料を樹脂固形物の全重量に対し 、約0.1:1〜0.6: 1、一層好ましくは樹脂固形物の全重量に対し、約 0.2: 1〜0.5:1の重量比で含んでいる。
本発明の被覆組成物はホスフェートを固定する能力を持つ粘土を更に含むのが好 ましく、この粘土は粘土100g当たり少なくとも10ミリ当量の陰イオン交換 能力を有するのが望ましい、この粘土は、好ましくは樹脂固形物の全重量に対し 、約0.1:1〜1:1、一層好ましくは樹脂固形物の全重量に対し、約0.3 : 1〜0.8: 1の重量比で存在するしかしこれらの粘土は、後で実施例1 で例示するように、省略しても満足な性質を維持することができる。
組成物は更にクロム含有顔料を安定に分散させるのに充分な量、好ましくは約2 重量%未満の濃化剤、及びその濃化剤が濃化作用を発揮できるようにする量の極 性溶媒を含むことができる。
本発明の被覆の適用は、ロール被覆によって行なわれるのが好ましいが、浸漬、 噴霧、ブラシ掛け、等の如き他の被覆方法を用いてもよい。
本発明の下地の上にどのような魅力的な表面被覆を適用してもよいが、フッ化ビ ニル又はフッ化ビニリデンの重合体を含むフルオロカーボン表面被覆を用いるの が好ましく、後者が好ましい、これらのフルオロカーボン表面被覆は、本発明の 被覆物質を長期間の室外露出抵抗をもつものにする長期間の耐久性を与える。こ れらの表面被覆は、イリノイ州デプランのデソト社(Desoto Ins、) から商標名フルロポンとして市販されている。
以前用いられていた下地被覆の上に前から適用されていた同じ表面被覆は、後に 例示するように、本発明の下地被覆の上に付着させると、一層大きな牽耗抵抗を 生ずる、これは重要な利点である。
これらの表面被覆は高温焼付けに耐えることができる顔料で着色されているのが 好ましく、本発明の下地被覆の上に約0.7〜約1.3ミル一層好ましくは0. 8〜1.0ミルの厚さを有する層を形成するのに充分な量で適用される。
実施例1 撹拌器、凝縮器、グリコールカラム、ディーン・スターク(Dean−Star k) )ラップ、窒素導入管、温度計及び加熱マントルを具えた51の反応フラ スコ中へ次のものを入れた: 554.217の1,6−ヘキサンジオール、1 013.2.のジ(2−ヒドロキシメチル)ジメチルヒダントイン、239.5 ゜のトリメチロールプロパン、368.2FIのテレフタール酸、368.2g のイソフタール酸、8.2gのテトラオクチルチタネート触媒、及び100.の キシレン、窒素を吹き込みながら反応混合物を10時間還流加熱する。それが終 わった時、温度は236℃であった。この期間中160.の水が収集され、1よ り小さな酸価が得られた1反応器合物を125℃へ冷却し、647.2gのアジ ピン酸を添加し、次に更に100gのキシレンを添加した。次に反応混合物を再 び還流まで6時間加熱し、その間に158gの水を収集した。その時温度は21 6℃であり、酸価は5より小さかった0次に少量の残留キシレンを、窒素吹き込 み速度を増大することにより追い出し、温度は145℃に低下した0次に撹拌し ながら1.194.の芳香族炭化水素溶媒混合物ツルペッツ(Solvesso )150を添加し、70%の固形物を含み、950センチポアズの粘度を有する 溶液を与えた。
82部の上記ポリエステル溶液を、1,6−ヘキサンジイソシアネート〔モーベ イ(Mobay)社の製品であるデスモデュール(Desmodur)N−10 0を用いてもよい〕とε−カプロラクタムとを次の如く反応させることにより製 造された半保護ジイソシアネート18部と一緒にした。
加熱器及び不活性ガス吹き込み管を具えた反応器に、1.6−ヘキサンジイソシ アネート47部、及びグリコールエーテル市販混合物(85%のプロピレングリ コールメチルエーテルアセテート及び15%のシフ0ピレングリコールメチルエ ーテルアセテート)〔ダウ・ケミカル社から供給されているダウアノール(Do wanol)B C−300) 10部を入れた。窒素を吹き込みながら70℃ へ加熱し、次に10部のε−カプロラクタムを添加し、80℃へ加熱した。
1時間保持し、更に10部のε−カプロラクタムを添加した。更に1時間80℃ に維持し、次に12部のε−カフ0ラクタム及び10部のダウアノールB C− 300を添加した。再び80℃へ加熱し、NCO数が0.1より小さくなるまで 保持した。
実施例2 米国特許第4,720,403号明細書の実施例1を繰り返した。但しそこで用 いられていたシェル社製品のエポン(Epon)1007を、同じ割合のシェル 社製品のエポン1004(約1850の数平均分子量を有するビスフェノールA のグリシジルエーテル)で置き換えた。中和された生成物は幾らかの水を含んで いたが、これは無視された。実際中和は必要とは考えられてはいないが、それが 、偶々この製品を入手できる我々に最も便利な形になっているので許容されてい る。米国特許第4,720,430号明細書の第8欄の下に記載されている別の エポキシホスフェートを用いることもできる。
実施例3 実施例1のトリオール系ポリウレタン保護ポリイソシアネート生成物と、実施例 2のエポキシホスフェート生成物と、補助的材料とを一緒に単に混合し、次に顔 料をその溶液中へ粉砕して入れることにより、下に列挙するような組成をもつ被 覆組成物を与えた。
腹分                       ttX1一実施例1の保 護ポリインシアネート    5.932一実施例2のエポキシホスフェート      2.193−ジスロン(Dialon)L−1980(注1参照)      0.394−ベントン(Bentone) S D −2(注2参照)     0.295−ナフタレン溶媒(注3参照)         1.96ロ ージブチル錫ジラウレート(触媒)       0.397−シメチルエタノ ールアミン(項目2中)    0.618〜水(項目2中)                 0.619〜ジメチルホルムアミド          15 .6610−グリコール溶媒(注4参照>         i、5a11〜エ ステル溶媒(注5参照)         22.7512〜ブタノール                 0.5113〜クロム酸ストロンチウム          7.3413ヘンルベツソ(注6酸>            16. 8114−処理つオラストナイト(注7参照’)      12.2315− w1化亜鉛                2.9416〜二酸化チタン               7.83注1=ポリアクリレ一ト流動調節剤。
注2 : (Quanternized)モンモリロナイト粘度。
注3=ヘンケル(Henkel)社(ドイツ)からハンカル(Hankal)Δ HNとして供給されているナフタレン化合物の高沸点溶媒混合物。
注4=前に記載したダウアノールB C−300゜注5:デュボンから二塩基性 エステルの名称で供給されているジメチルアジペート、ジメチルアジペ−ト及び ジメチルスクシネートの商業的混合物。
注6:362〜410°Fの沸点範囲を有する芳香族炭化水素溶媒の商業的混合 物。
注7:ナイフ・ケミカル社(Nyeo Chemieal Co、)より供給さ れているエポキシ処理メタ珪酸カルシウム。
上記組成物を1.2〜1.3ミルの厚さの下地として適用し、450〜465° Fで25〜30秒間焼付けることにより硬化した。
次に焼付は下地の表面にフルオロボンを0.9ミルの厚さに被覆し、再び同じよ うにして焼付け、最終的複合体を与え、試験した。
前記米国特許第4,720,403号明細書に記載の合計的1,4ミルの二つの 下地被覆を用いて製造され、上述の如く表面被覆した標準的製品は適切に満足で きるものであったが、三つの試験でだめになった。第一は仕上げた複合体被覆は 2T曲げ試験に合格するが、IT曲げ試験には合格せず、望ましい程曲げること のできないものであった。
この実施例の組成物は、IT曲げ試験に合格し、従って曲げに対し一層良い抵抗 性をもつものであった。第二に、「砂落下」摩耗試験ではあまり満足できるもの ではなく、標準製品はわずか601の砂に合格しただけであった。この実施例の 薄い組成物は一層摩耗抵抗が大きく1321の砂に合格した。耐摩耗性は通常厚 さが増大すると共に増大 −するので、薄い被覆でこの一層大きい耐摩耗性が得 られることは特に驚くべきことである。第三に腐食性が改良された。このことは 二つの異なったやり方で決定された。
一つの試験では5%塩噴霧を2000時間続けた後、標準製品は種々の大きさの 密な水泡を示したことが判った0本発明の被覆は水泡を示さなかった。塩噴霧製 品に対する刻印(scribe)試験は、強接着性感圧性テープを適用し、引き 剥がした時、刻印線から174inのクリープ離れを生じたのに対し、本発明の 被覆は同じ試験でわずか178inのクリープしか示さなかった。
更に変更したものとして、米国特許第4,720,403号明細書の実施例に記 載されたエポキシ樹脂下地被覆を用いて、この実施例の生成物の二つの被覆で上 塗りし、次に0.9ミルのフルロボン被覆で表面被覆し、各被覆は前に述べた如 く焼付けた。得られた複合体被覆は全厚さが3.0ミルで前のパラグラフに記載 した本発解5被覆と丁度同じ位よいものであった。但しこの一層厚い複合体被覆 の「砂落下」摩耗試験は、その被覆を2301の砂に耐えさせるほど改良されて いた。成る場合にはこの改良された耐摩耗性が重要になる。
実施例4 1x 1一実施例1の保護ポリイソシアネート    27゜42一実施例2のエポキ シホスフェート      3.03−ジスロンL−1980(注1参照)0. 44−ベントン5D−2(注2参照)0.35−ナフタレン溶媒(注3参照)2 .06−ジブチル錫ジラウレート(触媒)0.47=水(項目2中)                 0・68−ジメチルエタノールアミン(項目2中)0. 69−ジメチルホルムアミド          16.210−グリコール溶 媒(注4参照)2.211−ツルペッツ150(注6参照)          10.412−チャイナ クレイ(China C1ay)        1 4.313−クロム酸ストロンチウム          7.914−二酸化 チタン              −卜し1100.0 上記性は実施例1の場合と同じである。この実施例の組成物は実施例3の組成物 の代わりに用いることができ、相当する結果を得た。
国際調査報告

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.着色した耐摩耗性で耐食性の熱硬化性有機溶媒溶液被覆組成物において:( A)全樹脂固形物の約50%〜約85%の、600〜4000の範囲の数平均分 子量を有するトリオール系保護ポリウレタンポリイソシアネート;(B)全樹脂 固形物の約15%〜約50%の、エポキシホスフェートで、樹脂状ポリエポキシ ドと、該ポリエポキシド中のオキシラン1当量当たり少なくとも0.05モルの オルト燐酸とを反応させることにより与えられるエポキシホスフェート;及び( C)耐食性を与える腐食防止性顔料;を含む被覆組成物。
  2. 2.ホスフェートを固定する能力を有する粘土を更に含む請求項1に記載の被覆 組成物。
  3. 3.樹脂状ポリエポキシドが、800〜3,000の範囲の数平均分子量及び少 なくとも約1.4の1,2−エポキシ当量を有するビスフェノールのジグリシジ ルエーテルであり、エポキシホスフェートが、前記ポリエポキシド中のオキシラ ン1当量当たり0.05〜0.7モルの燐酸を含み、オキシラン官能基の残りは 加水分解で消費される請求項1に記載の被覆組成物。
  4. 4.腐食防止性顔料が、樹脂固形物の全量量に関し、約0.2:1〜0.5:1 の重量で存在するクロム含有顔料であり、更に、存在する粘土100g当たり少 なくとも約10ミリ当量の陰イオン交換能力を有する粘土を樹脂固形物の全重量 に関し、約0.3:1〜0.8:1の重量比で合む請求項1に記載の被覆組成物 。
  5. 5.クロム含有顔料がクロム酸ストロンチウムである請求項4に記載の被覆組成 物。
  6. 6.トリオール系保護ポリウレタンポリイソシアネートがトリメチロールプロパ ンを基にしたポリエステルである請求項1に記載の被覆組成物。
  7. 7.ポリウレタンがイソシアネート系であり、脂肪族ジイソシアネートとの反応 により形成される請求項6に記載の被覆組成物。
  8. 8.金属基体に請求項1に記載の被覆組成物を適用し、前記基体上に第一層を形 成し、前記第一層を焼付け、前記基体上でそれを硬化し、次に着色表面被覆でそ の上を被覆することからなる金属基体保護方法。
  9. 9.表面被覆がフルオロカーボン被覆であり、第一層が1.0〜1.3ミルの厚 さを有する請求項8に記載の方法。
  10. 10.金属基体にエポキシホスフェート及び耐食性を与えるクロム含有顔料を含 むポリエポキシド含有熱硬化性下地組成物を適用し、その下地組成物を焼付け、 次に前記焼付けた下地組成物の上に請求項1に記載の被覆組成物を適用し、更に 少なくとも一つの被覆層を形成し、その更に形成した層を焼付けて前記基体上で それを硬化し、次に着色フルオロカーボン被覆で表面板覆することからなる金属 基体を保護する方法。
JP1505855A 1988-05-13 1989-04-21 耐摩耗性耐食性下地被覆 Pending JPH03504870A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/193,687 US4835018A (en) 1988-05-13 1988-05-13 Abrasion and corrosion resistant primer coatings
US193,687 1988-05-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03504870A true JPH03504870A (ja) 1991-10-24

Family

ID=22714604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1505855A Pending JPH03504870A (ja) 1988-05-13 1989-04-21 耐摩耗性耐食性下地被覆

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4835018A (ja)
EP (1) EP0415985B1 (ja)
JP (1) JPH03504870A (ja)
CA (1) CA1333658C (ja)
DE (1) DE68911302T2 (ja)
WO (1) WO1989010799A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999004910A1 (fr) * 1997-07-25 1999-02-04 Kansai Paint Co., Ltd. Procede de formation d'un film protecteur metallique a deux couches
CN102553813A (zh) * 2012-02-17 2012-07-11 天津大学 一种在金属表面制备微纳米二氧化钛及其疏水薄膜的溶胶凝胶方法
CN105627812A (zh) * 2015-12-21 2016-06-01 江苏格林威尔金属材料科技有限公司 一种轻质不锈钢散热器

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3630336B2 (ja) * 1994-09-20 2005-03-16 旭電化工業株式会社 ウレタン変性エポキシ樹脂
DE69835539T2 (de) * 1997-12-17 2007-08-09 PPG Industries Ohio, Inc., Cleveland Flexible phosphatisierte polyester-urethan-grundierungen und verbesserte beschichtungssysteme, die diese enthalten
CA2339074A1 (en) * 2000-05-18 2001-11-18 E.I. Du Pont De Nemours And Company Metallic flake containing coating compositions having improved glamour
US20060000183A1 (en) * 2001-12-20 2006-01-05 Farwest Steel Corporation Method and apparatus for anticorrosive coating
US20070178236A1 (en) * 2001-12-20 2007-08-02 Larsen N T Method and apparatus for anti-corrosive coating
WO2004024308A1 (en) * 2002-09-13 2004-03-25 Glaxo Group Limited Coated blending system
CN116253860A (zh) * 2023-03-21 2023-06-13 南通百川新材料有限公司 一种自润滑聚氨酯绝缘树脂的合成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333480A (ja) * 1986-07-21 1988-02-13 ピ−ピ−ジ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテッド エラストマ−塗料

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3896187A (en) * 1971-07-21 1975-07-22 Stauffer Chemical Co Poly(haloethyl-ethyleneoxy) phosphoric acid ester polymers
US4259472A (en) * 1980-01-04 1981-03-31 Ford Motor Company Two component oligomeric phosphate/isocyanate composition
US4433014A (en) * 1982-06-21 1984-02-21 Desoto, Inc. Pigmented, corrosion resistant, thermosetting coating compositions
US4535103A (en) * 1984-04-24 1985-08-13 Asahi Denka Kogyo K.K. Coating composition
US4605570A (en) * 1985-08-09 1986-08-12 Armstrong World Industries, Inc. Epoxy-phosphate ceramic compositions and methods of preparation
US4720405A (en) * 1985-12-13 1988-01-19 Ppg Industries, Inc. Method of providing a substrate with a flexible multilayer coating
US4720403A (en) * 1986-08-07 1988-01-19 Desoto, Inc. Anticorrosive coating compositions

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333480A (ja) * 1986-07-21 1988-02-13 ピ−ピ−ジ−・インダストリ−ズ・インコ−ポレイテッド エラストマ−塗料

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999004910A1 (fr) * 1997-07-25 1999-02-04 Kansai Paint Co., Ltd. Procede de formation d'un film protecteur metallique a deux couches
US6335057B1 (en) 1997-07-25 2002-01-01 Kansai Paint Co., Ltd. Metallic multilayer coating films formation process
CN102553813A (zh) * 2012-02-17 2012-07-11 天津大学 一种在金属表面制备微纳米二氧化钛及其疏水薄膜的溶胶凝胶方法
CN105627812A (zh) * 2015-12-21 2016-06-01 江苏格林威尔金属材料科技有限公司 一种轻质不锈钢散热器

Also Published As

Publication number Publication date
EP0415985B1 (en) 1993-12-08
DE68911302D1 (de) 1994-01-20
CA1333658C (en) 1994-12-27
DE68911302T2 (de) 1994-03-24
EP0415985A1 (en) 1991-03-13
WO1989010799A1 (en) 1989-11-16
US4835018A (en) 1989-05-30
EP0415985A4 (en) 1991-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3836491A (en) Novel compositions comprising polyisocyanates and hydroxybenzoic acid capped polymers curable with tertiary amines and process of curing same
US3893978A (en) Pulverulent coating agents based on blocked aromatic diisocyanates
US4694051A (en) Chip resistant coating composition III
CN103384570B (zh) 多层涂膜
AU616834B2 (en) Heat-curable coating composition for cathodic electrocoating
US4403085A (en) Polyurethane crosslinkers, and the process for preparing and using the same
US5427821A (en) Polyurethane self-priming topcoats
US4720403A (en) Anticorrosive coating compositions
US4486556A (en) Thermosetting coating composition-III
JPH03504870A (ja) 耐摩耗性耐食性下地被覆
JPH04214784A (ja) 自然乾燥性ポリウレタン樹脂、その製法およびその用            途
US20160090510A1 (en) Urethane Coating Composition For Metal Substrate
US4760111A (en) High solids low-temperature curable allylether-functional polyester-urethanes
JPS6264872A (ja) 金属素材用プライマ−組成物及び塗装方法
US5236983A (en) Polyurethane self-priming topcoats
JPH04226578A (ja) 焼付ラッカー用の結合剤組成物およびそれからのコーチングの作成方法
US5902897A (en) Polyamines and their use in coating compositions
US5422413A (en) Thermosetting coating composition and its use for primer coatings on metal substrates
ES2364241T3 (es) Poliisocianatos bloqueados por mezcla con épsilon-caprolactama y dipa o 1,2,4-triazol, su preparación y uso.
US5922804A (en) Method for reducing volatile organic content of coating compositions
US5532313A (en) Heat curable coating compositions and their use as top coats
US4902754A (en) Hydroxy functional urethane polyester with polymerized lactones
US4902757A (en) Hydroxy functional urethane polyester with polymerized lactones
EP0152413B1 (en) Thermosetting coating composition useful as chip resistant primer
US4803245A (en) Flexibilized phenol/mercapto resins and their synthesis