JPH03501742A - 抗バクテリア・抗マラリア性ペプタイド - Google Patents

抗バクテリア・抗マラリア性ペプタイド

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JPH03501742A JP2506821A JP50682190A JPH03501742A JP H03501742 A JPH03501742 A JP H03501742A JP 2506821 A JP2506821 A JP 2506821A JP 50682190 A JP50682190 A JP 50682190A JP H03501742 A JPH03501742 A JP H03501742A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 抗バクテリア・抗マラリア性ベプタイド本願は、1989年4月12日出顧にな る本願と共に系属中の合衆国特許出願番号第07/336.777号の部分s1 続出願であり、それを本願に引用するものとする。
1里坐1量 病理性バクテリア及びその他の微生動部に対して有用な治療効果を有する天然産 の抗生物的活性ベプタイドかい(つか最近確認されており、これらは、昆虫類、 蛙類、及びその他の動物から単離されている。これらには、セクロビン類、フタ シン類、マガイニン類、サクロトキシン、サブシン、バタテネシン類、アラメチ シン類、デフエンジン類及びPGLaが含まれる。
その他、微生物、昆虫類及び高等動物からの天然ベブタイドが赤血球ならびにそ の他の真檎生物細胞を溶解するトキシン類として一般に知られている。これらの トキシン類は、それぞれ異る溶血素、例えば、ストレプトリジン類、メリチン、 バルバトリジン、パラダキシン類、デルタ・ヘモリジンなどを含む、メリチンの ような一部のトキシンがバクテリアを殺すだろうことは、知られてはいるが、広 く認識されているとはいえない、従って、本明細書の記述の目的においては、こ れらを抗生物的活性ベブタイドとして記述する。
本明細書に記述し、特許を請求する発明は、異る抗生物質の少(とも二つの連鎖 を結合させることによって、新規な抗生物的化合物を構成させることができると いう予期に反した発見に基づく。
このような混成分子が持つ利点の一つは、これらを導き出した天然ペプタイドに 比して分子の長さが短く、従って合成が容易であるように構成されていることで ある。
このような混成ベブタイドは、その抗生物的活性に加えて、その他の特徴を共通 して備えているように思われる。例えば、これらはすべて、約20ないし40の アミノ酸を含み、また、その末端炭素基をアミド化またはその他の方法でブロッ クした場合にしばしば−そう有効性を増す、従って、これらは、固相合成によっ て商業的製剤を得るための潜在的候補物質である。さらに、これらはすべて、分 子の一部分に特定の二次的特性を付与するある種のアミノ酸配列を含んでいるよ うに思える。しばしば、末端窒素基は親水性かつ塩基性であり、末端炭素基は親 水性である。分子中のある部分はヘリシティ−の傾向を有し、その他の部分はそ の(横向を持たない、ある化合物は、可撓性の比較的長い連鎖がらなり、それに よって化合物のちょうつがい部分を形成している。しばしば、らせん形部位は両 親媒性である。すなわち、親水性及び疎水性の表面によって特徴づけられている 。
本抗生物質は、バクテリアまたはその他の生物の細胞膜を破裂させることによっ て機能するように思われる0本ベプタイドの細胞膜への結合によって、細胞液へ のイオンの侵入が可能となり、それによって浸透圧が増大し、より多くの液を細 胞に侵入させ、それによって内圧が増大し、細胞の破裂を起こさせる。抗生物的 ベプタイドのそれぞれの部位によってそれぞれ異る二次的特性が、このような細 胞膜貫通様式と助は合って働くものと思われる。
現代医学におけるきわめて重大な問題は、人の病理体、特に、現在適切な抗生物 質が入手できないような病理体、あるいは、原病理性生物の突然変異によって抵 抗性の生物が生じているような病理体に対して、勝れた活性を有する抗生物質を 見つけることにある。抗生物質に対して抵抗性を有する生物の発生に対応する手 段の一つは、これらの化合物の合成誘導体を造ることとされてきた。しかし、こ の手段は、誘導体を遣るための基点として利用し得る母化合物上の官能基の利用 の可能性において限りがある。
もし、比較的簡単な構造の抗生物質群が得られて、それが比較的容易に合成でき て、それが同時に、非毒性の抗生物質が現在得られていないような特定の生物に 対して有用な、あるいは、現在得られている抗生物質が宿主に対して有毒性であ るようなその他の生物に対して改善された活性ををする、合成抗生物的活性ベブ タイドを主意するための、既成の化学構造種の改良種に到達し得な生体内での安 定性を有しているべきであろう。
以上に述べたような天然産のベブタイド、ならびにそれらの類似物質が、一つの 群を構成する、ということが知られた。
皿I衾呈皇星脱ユ 第1図は、プラスモジウム・ファルシバリウム(Plasmodiumfale iparium)に対する活性を試験評価した再侵入阻止率を関数とするベブタ イド濃度(uM)を示す。
主主皿 約20ないし約40のアミノ酸残基を含む新規な合成抗生物的及び/または抗マ ラリア性、非毒性ベプタイドがここに見出された。これらのベブタイドは、いく つかの理由のうちのいずれかの理由によって、改善された医薬品としての活性を 有するものである。あるものは、既知の病理体に対して改善された活性ををする 。
あるものは、その天然産対応物とは異って、非毒性で、赤血球に対する溶解作用 を生じない。さらにその他のものは、現在のところ十分に満足すべき治療法がな い病理体に対して活性を有する。
治療剤として有用な本発明ベブタイドは、天然抗生物的ベグタイド中の対応断片 と実質的にII(Hした配列の約IOないし約15アミノ酸残基の長さ及び配列 における多少の変更は可能である。
本発明は、本発明をセクロピン類(cecro−pins)及びメリチン(me littin)に応用する場合を考察することによって−そう良く理解し得るで あろう。
セクロビン類は、米国特許第4,355.104号に記述されてでいるように、 ある種の昆虫類の液素性免疫反応によって生成される塩基性抗バクテリア性ベブ タイドの一群である。セロビン類は、アタシンml (attacins)及び リゾチームと共に、ジャイアント・シルク・モス(Hylophora cec ropia)の蛸に生存バクテリアを注射した後の血リンパ中に誘発される。3 種の主要なセクロビンA。
B、及びDが存在する。これらの間には高度の類縁性があり、いずれもほぼ同じ 大きさくセクロビンAは37残基、セクロビンBは35残基、セクロピンDは3 6残基)である。それぞれが、親水性の末端アミノ基鎖及び疎水性のアミド化カ ルボキシル末端基を有している。
セクロピンA、B及びDのアミノ酸配列を第1表に示す、同表はまた、メリチン の配列をも含む。便宜上、また解析を容易にするために、セクロチン分子を三つ の区分に分けである。すなわち、1−11残基、12−24残基、及び25ない し末端残基の三つである。5業熟練者なら、高度のM縁性と、セクロチンA及び Bがその第2次構造において極めて類似しているという事実とを認識するであろ う、そのいずれもが、極性環境のもとで、末端窒素基で両親媒性のα−ヘリック スを形成する強い可能性を持つことが期待される。末端炭素基は、また、α−ヘ リックス形成の傾向を有するだろう、中央の12−24区分片では、例えば12 −15残基、15−18残基、21−24残基におけるように、い(分β−ター ンの傾向がある。セクロピンDの末端N基は、Aまたし、また、末端炭素区分域 において強いヘリンクス採択性を有する。
要するに、セクロビン類は、末端窒素基で強親水性、両親媒性のα−ヘリックス 、末端炭素基で比較的疎水性のα−へワックス、多少のβ−ターンの可能性を有 する比較的可撓性の、構造的にあまり限定されない中央区分域、を有する。ハチ の毒液から単離した抗バクテリア性ベプタイドであるメリチンの構造を第1表に 示す。このものは陽イオン性両親媒性ベブタイドであり、1−20残基は主とし て疎水性で、21−26残基は両親媒性で塩基性であり、セクロビン類の場合は 、これらは親水性/疎水性である。
分子の中はどにGuy−Leu−Pro区分域が存在し、これがちょうつがいと して働くことがある。メリチンは抗生物的活性を有するが、白血球、赤血球、及 び広く各種の他の細胞を溶解するために、哺乳類に対しては有用ではない。
今や、天然の低分子量抗生物的活性ベブタイドについて、その選ばれた区分域ま たは配列を再配列化し、また、ある場合には、天然ベブタイドの無傷な区分域に 全(新しい区分域を付加することによって、その医薬品的有用性を改善すること ができることを見出した。かくして、セクロビンへの末端アミノ基としての最初 の13個のアミノ酸残基を、メリチンの最初の13個のアミノ酸残基と結合させ ることによって形成されるベブタイド、 CA ci3)M(1−13)は、セ クロビンAよりも致死1度が低く、スタフルス・ズブチリス(Bacillus  5ubti+is)に対して高い活性を有する。加えて、この新規な26残基 ベブタイドは、ヒツジ赤血球に対して、200uM以上の1度においてさえも溶 解作用を示さなかった。これに対して、メリチンは44−6uで溶解作用を示し た。
本明細書にいう「医薬品的活性の改善」という言葉は、この新規なベプタイドが 、それを誘導した天然ベブタイドよりも、哺乳類細胞に対して毒性が低く、かつ /あるいは、あるスペクトラムの病理体に対して、またはある特定の病理体に対 して活性が強いことを意味する。本発明のベブタイドは、天然ベブタイドにおけ るある区分域と同一ないし実質的に同族である区分域を少くとも一つ含んでいる 場合に、天然ベブタイドから「誘導された」ものと称される。かくて、CA ( 1−13)M (1−13)は、セクロビンA及びメリチンの両方から誘導され たものと考えることができる0本発明の範囲に属するその他のベプクィドは、例 えば、ある種のマガイニン(magainin)及びある種のアタシン(att 、acin)の配列を含み、あるいは、例えばメリチンのようなある抗生物質の 区分域を再配列したもの、あるいは、セクロビンからのある区分域と、「天然に 存在する」配列順序よりも多少とも疎水性、親水性、またはヘリカルであるよう に設計した全く非天然形のその他の区分域とからなるもの、などを含むことがで きる。
本発明の新規な最終生産物における「天然に存在する」ペブタイドの選ばれた区 分域は、その天然ベプタイドにおける区分域と同一である必要はない、というこ とが当業者には明らかであろう。
塩基度を増大させるために、または、ヘリシティ−を妨害するために、あるいは その他何らかの有用な理由によつて、天然ペプタイドのアミノ酸残基の一つ以上 を別の選ばれたアミノ酸に置き換えることができる。しかし、この新規生産物に おけるアミノ酸残基の配列順序は、天然の配列順序と実質的に類似しているもの である。
本発明のベブタイドは、通常は約20ないし約40のアミノ酸残基を含有してい る。一つの理由として、抗生物的活性低分子量ベプタイドは、最小成約20のア ミノ酸を含むのが昔通である。
もう一つの理由として、約40よりも多くのアミノ酸を有するベブタイドは、化 学合成によって純粋な形に合成することが比較的困難であり、また、醗酵または 組み換えDNA操作によって最もよく製造し得るからである0本発明の有用なベ プタイドの特別な利点は、これらが面相法によって容易に合成されること、なら びに、特定の要求結果を達成するために種々の組み合わせが可能であることであ る0面相技術を用いる利点は、末端炭素基をアミド化またはその他の手段でブロ ックして直接的に生産物を合成することが可能であることである。
本明細書でいう「区分域(region) Jという言葉は、「区分片(seg ment) jないし「断片(fragment) Jと同じである。それは、 少くとも5個、通常は約5個ないし約20個のアミノ酸を含むアミノ酸配列をい う。ある「区分域」は、通常、可撓性、塩基性、疎水性、親水性、両親媒性、あ るいはヘリカルであるように選択され、あるいは構成され、これがその区分域の 特徴となる。一つの分子は、少(とも二つの区分域を有するように構成させるこ とができ、ちょうつがい区分域は含まれていても、含まれていなくてもよい、こ の区分域は、20ないし40個のアミノ酸残基を含む天然抗生物的活性ベプタイ ドから誘導されなければならないものではない、それは、20個より少い、ある いは40個より多い残基を含むベブタイドから誘導することもできる。
しかして、本発明は、本新規ペブタイドを誘導した天然抗バクテリア性及び/ま たは抗マラリア性ベプタイドの対応配列と実質的に類似していて、それと同一の 、または別の天然抗生物的及び/または抗マラリア性ペプタイドの一つ以上の他 の区分域と結合して混成分子を形成していてもよい、少(とも一つの5−20個 のアミノ酸残基の区分域を含む、約20個ないし約40固のアミノ酸残基を含有 する抗生物的及び/または抗マラリア性活性ベブタイドを包含するものである。
その他の面からいえば、本発明は、天然の抗生物的及び/または抗マラリア性活 性ベブタイドの対応配列順序と実質的に同一な、約5個ないし約20個のアミノ 酸残基を含む少くとも一つのアミノ酸残基または区分域を含有する、約20個な いし約40個のアミノ酸残基を含む新規なベブタイドを合成することを包含する 、抗生物的及び/または抗マラリア性活性ベプタイドの医薬品的活性の改善方法 である。
本発明の範囲に属する代表的な化合物は、以下のリストによって示すことができ る。ここに、Cはセクロビン、CA、CB、及びCDはセクロピンのA、B、及 びD型を示し、Mはメリチンを、Magはマガイニンを示す、数字は、天然ペブ タイドの対応区分域におけるアミノ酸残基の配列順序を示す、説明書きは、以下 のように区分域の特性を規定するものである。
CA(1−13)Mag(13−23) −親水性/疎水性M(15−26)M ag(13−23) −親水性/疎水性Mag(13−23)CA(1−13)  −疎水性/親水性Mag(13−23)M(15−26) −疎水性/a水性 ?l (1−13) CB (1−13) −疎水性/親水性M(1−12)P roCA(1−13) −疎水性−Pro−親水性M(1−15)C(1−11 ) −疎水性/It水性M(16−26)CA(14−37) −親水性/疎水 性CA(25−36)ProCA(1−13) −疎水性−Pro−親水性CA (25−37)CA(1−13) −疎水性/a水性CA (1−24) M  (1−13) −親水性/疎水性CA(1−13)門(1−13) −疎水性/ 親水性M (16−26) ?+ (1−13) −11水性/疎水性M(16 −26)CA(23−37) −親水性/疎水性CA(1−24)M(16−2 6) −親水性/疎水性CB(25−35)門(14−26) −疎水性/¥! L水性CA (1−11)CD (12−37) −親水性/疎水性CA(1− 8)II(1−18) −親水性/疎水性C^(1−9)M(1−17) −親 水性/疎水性CB (1−13) M (1−13) −親水性/疎水性CA  (1−17) M (1−9) −親水性/疎水性C^(1−18)M(1−8 ) −親水性/疎水性M (1−13) CA (1−22) −疎水性/親水 性M(1−13)CA(1−13) −疎水性/親水性上記の生産物のほとんど は、疎水性/親水性、あるいはその逆であることに加えて、ヘリシティ−または 両親媒性の区分域をも有している。ときには、プロリン(Pro)を用いてヘリ ックスを妨害させているが、その他のアミノ酸も同じように用いることができる 。上記のベブタイドは、また、可撓性の、あるいはちょうつがいの区分域を含ま せるように構成させることも可能である。
本発明の化合物は、各特定アミノ酸またはベブタイドに適切な、保護、脱保護、 及び開裂の技法及び試薬を用いる標準的な固相法の操作手順によって合成される 。本発明の新規ベプタイドを合成するには、手動または自動の(例えばAppl ied Biosystes 430Aなど)固相法の技法を組み合わせて用い ることができる。
固相法の背景知識としては、アンドルー、D (Andre+g D、)、メリ フィールド、R,B、(Merrifield、 R,B、)、スタイナー、H (steiner、 H,) 、及びボーマン、I(、G、(Boman、 H ,G、) 、(1983年) Proc、 Natl、 Acad、 Sci  ll5A 80. 6475−6479 ;アンドルー、D(Andrev、  D、)、メリフィールド、R,B、 (1つerrif 1eld。
R,B、) 、スタイナー、 H,(steiner、 )1.)、及びボーマ ン、)1.G、(Boman、 H,G、)、(1985年) Biochem istry24 、1683 1688 ;フインク、J(FxnL J、)、 ボーマン、A((Boman、 A、) 、ボーマン、H,G、(Roman、  H,G、)、及びメリフィールド、R,B、 (Merrifield。
R,B、)、(1989年6月) Int、 J、 Peptide Prot eデn Res、 33+412−421;フインク、J、(Fink、 J、 ) 、メリフィールド、6260−6267、を参照されたい、これらのそれぞ れを、本明細書に引用して含ませるものとする。
本発明化合物の生体内安定性は、末端窒素基及び炭素基にD−アミノ酸を付加さ せることによって改善することが可能である。
本発明の生産物は両親媒性であるため、これらは′ti離塩基として、あるいは 酸付加塩として、あるいは金属塩として利用するこく、 とができる、いうまでもなけ−これらの塩は医薬品として容認されるものでなけ ればならず、これらには、種々の金属塩、特に、アルキル金属塩、アルカリ土類 金属塩、好適にはカリウム塩、ナトリウム塩が含まれる。広く各種の、医薬品と して容認し得る酸付加塩が用い得る。これらには、有機酸及び無機酸、好ましく はt、fdtから造ったものが含まれる0例示として示すことのできる代表的な 酸としては、クエン酸、コハク酸、乳酸、塩酸、臭化水素酸が含まれる。これら の生産物は、当業者によく知られた手順によって容易に製造される。
本発明のさらに別の特色は、医薬品製剤を提供するものであり、それは、一つ以 上の本発明化合物と、医薬品として容認し得る担体とを包含するものである。こ の製剤は、所望の投与経路に通した医薬品形体に仕上げることができる。このよ うな製剤の例としては、錠剤、カプセル、ビル、粉剤、及び顆粒、などの経口投 与用固型製剤が含まれる。また、溶液、懸濁液、シロップ、またはエリキシルの ような経口投与用液状製剤があり、また、滅菌した溶液、懸濁液、乳濁液などの 非経口的投与用製剤がある0本製剤はまた、滅菌した水、生理的食塩水、または 何かその他の′tX菌した注射用媒体に使用直前に溶解することのできる滅菌固 型製剤の形体に製造することもできる。皮膚軟化剤、懸濁剤、キレート剤、補強 剤、及びその他の、抗生物質含有外用製剤に普通に用いる成分を含むことのある 乳液、懸濁液、クリーム、ローション、または気泡剤の形体の外用製剤も調製し 得る。
これらすべての製剤において、抗生物的成分及び/または抗マラリア性成分が通 常は主生理活性成分である。
当業者によって容易に確認し得る。いうまでもなく、実際上の投与量は、個々の 調製製剤、個々の使用化合物、使用様式、治療すべき個所、宿主、及び疾病、な どに応じて異ることは認識されよう0年齢、体重、性別、食物、投与の時期、投 与経路、***速度、患者の状態、薬剤の組み合わせ、反応感受性、疾病の重さ、 など、本薬剤の作用を変更させる多くの要因を考慮する必要があろう。
以下の、限定を目的としない実施例は、単なる例示の目的で示されるものであり 、本発明をf#[するものと考えてはならない。
本発明の精神あるいは範囲から逸脱することなく、種々の明白な改変を行うこと が可能である。
1鉦■ −CA−CD−7M 二l旦り立夏二数 自動式の(Applied Biosystei+ 43OA)固相法の技法の 組み合わせ(前述の合成に関する文献を参照)によって、本発明の新規ベプタイ ド及びメリチンを合成した。具体的にいえば、メリチン及び、新規なペブタイド であるCA (25−37) CA (1−13)、M (1−13)CA ( 1−13) 、CA (1−11)CD (12−37> 、CA (1−24 )M (1−13) 、CA (1−13)M(1−13)、及びM (16− 26)M (1−13)は、出発樹脂(0、21糟mol / g) 2.5  gを用いて、以下のような標準二重カプリング・プロトコールに従うて調製した 。すなわち、(1)CHICに寞 、 511L% 4 X 1ain s ( 2) 5 0 %TFA/CH*C12% 5011L% 2 X 1ain  s (3> 50%TFA/CI(IC2t 。
50社、I X 20m1n ; (4) CH1Cf友、50+aL、5X1 min;(5)5%D I EA/CLC1t 150mL、 2 X 2m1 n ; (6)CHgCIlz 、50mL、6 X 1ain ; (7)保 護アミノ酸、C)1.c f 。
20糺中4eqを反応容器に加え、CHzCRz 4 sLで洗滌し、室温で5 m1n振とう1cHzcI2t 3m1.中のDCC4eqを反応容器に加え、 CToCli 2mLで洗滌、室温で100m1n振とう; (8) CH,l l、、50mL、4X1ain s (9)5%D I EA/CHzCIlz  、50mL。
5 (1+L、 2 X 2m1n i (12)保護アミノ酸ChCNt 3 mL中8eq、0℃、にCHzC1t 1 ml−中4eqのDCC,0℃を加 え、CHzC12211L。
0℃で洗滌し、0℃、101m1n後に濾過し、DMF25m1..0℃、を加 え、反応容器に加え、DMF5峠で洗滌し、室温で1h振とう; (13)DM F、 50mL、 2 X 2m1n ; (14)CHgCIlz 、50m 11.4 x 1ain i (15)5 %D I EA/CH*Cft 、 5 0mL、I X 2m1n ;(16)CToCft −、50mL、 4  X 1ain ;(17)ニンヒドリン分析用サンプル3ないし5■。その後 のアミノ酸を用いて所望のベプタイドの組み立てを完了させるために、このプロ トコールを繰返した。
樹脂上で完全に保護されたベブタイドを、次いでTFAで処理してNBocグル ープを除き、乾燥させる。樹脂支持体からのベプタイドの開裂は、低/高HF法 、タム等(Tax et al) (1983行った。低HF法は、HF/ジメ チルサルファイド/p−クレゾール/p−チオクレゾール(25:65ニア、5 :2.5)5mL、0℃、2hrを用いて行った。高HF法は、HF/p−クレ ゾール/p−チオクレゾール(95:3.75:1.25)10吐、0℃、1h rを用いて行った。HFを蒸発させた後、生成物をまず無水エーテルで洗滌して 不純物を除き、次いでHOAc 10%水溶液中に溶解させる。凍結乾燥によっ て粗物質を得る。
次いで、本発明のベブタイドを、I M HOAc中5ephadex G − %の収率で生成物が得られる。νydac018カラム(218TPB10)上 の逆相低圧分離用液体クロマトグラフィー、及び25−65%のアセトニトリル の線型勾配濃度を用いる展開を行い、場合によってその後に5ephadexゲ ル濾過を行う。
本発明生産物を、いくつか異る種類の病理体を代表するものとして選ばれた各種 供試生物に対する活性について試験した。これらの病理体の一部は、ホフマン等 (Hoffmann et al) (1981年) In5ect Bioc he+w。上止 537−548 <これを本明細書に引用して加える)の阻止 帯検定法によって特に悪性であることが知られているものである。ストレプトマ イシン1100u/++d及び、ストレプトマイシン耐性の供試生物の生存細胞 2X10’を含んだ高栄養媒地6mLを用いて寒天またはアガロースの薄平板( 直径8.5cm)を調製した。平板中に直径35m1のくぼみを穿孔し、逐次希 釈した試料3 ulをくぼみ中に入れた。30”または37℃で一夜培養した後 、くぼみ周辺の阻止帯の直径を測定した。各ベプタイドについて、阻止帯の直径 の2乗値を、濃度の対数値に対してブ07トし、ハルトマーク(Haltmar k) (1983年) EMB。
J、2,571−76、あるいはハルトマーク等(Hultmarh et、  al)(1982年) Eur、 J、 Bio−chem、□ 207−21 7 (これらを本明細書に引用して加えるものとする)に記述されているように 、傾斜と切片から致死濃度を計真した。本発明の生産物の一部を用いて検定結果 を第2表に示す。
第2表はまた、これらの化合物がヒツジの赤血球を溶解する濃度をも示している 。これらの値は、メリチンについて通常用いられている溶解検定法、あるいは、 上記のハルトマーク等の論文の抗バクテリア阻止帯検定法をヒツジ赤血球(S  RC)平板に適用した方法のいずれかによって得られた。後者については、滅菌 アガロース平板は、アルセバース溶液中に1%のアガロース、0.9%NaC1 、及び10%のSRCが懸濁した培養液6mLを含んでいた。各サンプル3uβ を装填した3flのくぼみに、ベブタイドの希釈系液を滴下した。平板を30℃ で24h培養し、阻止帯の状態を記録し、ハルトマーク等の論文に述べられてい るようにしてLC値を計算した。培養の数時間後に澄明な阻止帯を記録した。
こうしたデータを用いれば、24h後の読み取り値と同桁のLC値が得られた。
この平板検定法は、メリチンについて通常用いられている溶解検定法よりも短時 間で、手軽である。
試験の際に、塩基性のベプタイドはしばしば寒天平板に結合するが、アガロース にはあまり結合しないことが観察された。従って、寒天上で測定された致死濃度 は、事実は、実際の致死濃度よりもかなり高いかも知れない。
ヒツジ赤血球の溶解能かられかるように、本混成ベブタイドはすべて、メリチン よりも毒性が低いことがわかる。また、本ベブタイドのほとんどは、特定の生物 に対して、それが誘導された天然ベブタイドの少くとも一つよりも活性が高い、 CA (1−11)CD (12−37)は、供試生物に対して、セクロビンA またはセクロビンDのいずれよりも活性が高い、最も抗生物活性が増強されたも のは、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcusaur eus)及びバチルス・ズブチリス(Bacillus 5ubtilis)に 対してCA (1−13)M (1−13)及びCA (1−24)M (1− 13)を用いた場合であった。この場合はセクロビンAの40倍ないし200倍 の増強度が観察された。これら二つの混成ベプタイドの酵母菌サツカロミセス・ セレビシェ(Saccharo+*ycescerevisiae)に対する力 価も、セクロピンAより大きかった。さらにまた、これら二つの化合物は、10 0u−以上でもヒツジ赤血球に対して毒性を示さなかった 本発明の一つの興味ある具体例は、混成M (16−26) M(1−13)で ある、このものは、メリチンの二つの主要な区分域が反対に結合している。この 生産物は、240uMでも赤血球を溶解しないが、天然のメリチン分子は4 6 uMで溶解を起こす。
これは40−60倍以上改善されたことになる。
?−8?Ia CB CA PGLaの先に述べたようにして(実施例1−6参 照)混成ベプタイドCA (1−13) M (1−13)及びCA (1−8 )M (1−18)を調製し、血流形体のプラスモジウム・ファルシバリウム( Plasmodium falciparium)に対する活性を検定した。比 較のために、セクロピンA及びセクロビンB1及び蛙の皮膚のベプタイドである マガイニン2及びPGLaの試験を行った。
血液形体のマラリア寄生虫プラスモジウム・ファルシバリウム、すなわち、主と して後期の栄養型及び所期の繁殖型のものは、ワーリン、B等(Wahlin、  B、+et al)、(1984年) Proc、 Nat’IAcad、S ci、 LISA l上、7912−16 (本明細書に引用して加える)の方 法に従って、人の赤血球への再侵入阻止率を記録することによって検定を行った 。F32株(タンザニア型)の四重ミクロカルチャーを、それぞれ異る濃度の検 定ベプタイドを含み、あるいは含まない完全′Mi織培養体中で、37℃で20 hr培養した。
アクリジン・オレンジで染色した後、蛍光顕微鏡下に、新しく感染した赤血球の 比率を測定した。各培養物について、40,000の赤血球の寄生虫感染率を解 析した。CA (1−13)M (1−13)については、二重検定を行った。
第1図はCA(1−13)M(113)、CA、CB、、Mag、及びPGLa についての結果を示す、第1図から、CAは無視し得る程度の活性しか示さず、 CBはMag程度の力価であり、混成物CA (1−13) M (1−13> は、CBよりも高い力価を示し、PGLaはその中間の活性度であつた。CA( 1−18)M (1−18)は、CA (1−13)M (1−13)よりもさ らに高い力価を有する。事実、CA (1−8)M (1−18)はCA(1− t 3) M c1″−13)よりも約4倍も高い力価を有する。すなわち、約 2.2 uMの濃度のCA (1−18)M (1−18)は、50%再侵入阻 止率を示す。本発明の混成体によって、ごくわずかな溶血作用が観察された。
−びCACB、Mとの へ 前述(実施例1−6を参照)と同様にして、新規ペブタイド、CA (1−8) M (1−18) 、CA (1−9)M (1−17)、CB (1−13) M (1−13) 、CA (1−17)M (1−9)、CA (1−18) M (1−8) 、M (1−13)CA (1−22)、及びM (1−13 )CA (1−13)を調製した。これらの新規ペプタイド及びCA、CB、M について、い(つか異る種の病源体を代表するものとして選ばれた種々の生物に 対する活性を試験した。これらの病源体のあるものは、ホフマン等()Ioff mann etaり(1981年) In5ect Biochem、 l上  537−48の阻止帯検定によって特に有毒なものとして知られている。実施例 1−6におけると同様、それぞれの生物を用いてアガロース薄平板を調製した。
30℃で一夜培養後、阻止帯の直径を測定した。前述(実施例1−6に述べたハ ルトマーク等の論文を参照)と同様にして致死濃度を測定した。これらの新規ベ プタイドの検定結果を第3表に示す。
第3表かられかるように、本部成体ペプタイドはメリチンよりも毒性が低く、そ れが誘導された天然ベブタイドの少くとも一つよりも活性が高い。
°ジ翻あ2−あ−角も 傘 セクロビンAの配列番号を使用、アンダーラインのあるものは、寒天平板に よる値である。その他はすべて、アガロース平板上の測定値である。
傘* ボーゲル(Vogel)及びボナー(Bonner)、J、 Biol、  Chew。
2L8:97−106.1956 奉$$平坦な濃度依存関係を示す。
1 数値におけるaの記号は、30℃で一夜培養後、ならびに37℃で一夜培養 後の数値である。
b 数値におけるbの記号は、30℃で一夜培養後の値である。
C数値におけるCの記号は、37℃で一夜培養後の値である。
? 混濁帯を示す。
第3表 致死濃度uM CA(1−37) 37 0.2 2 4 200 >200 4 >200C B(1−35) 35 0.3 1 nd nd >200 12 ndM(1 −26) 26 0.8 3 0.2 0.3 0.2 0.5 4−8CA( 14−8CA(1−8) 26 0.3 0.7 0.4 0.5 1 2 > (3)CA(1−9)M(L−IT) 26 0.3 1 0.7 0,9 6  0.3 >(3)CB(1−13)M(1−13) 26 0.3 1 0. 4 0.4 4 1 >400CA(1−17)M(1−9) 26 0.5  5 0.5 1 4 0.2 >運CA(1−18)M(1−8) 26 1  15 4 20 >600 3 瀾M(1−13)CA(1−22) 35 0 .7 nd nd O,2h 1 40?M(1−13)CA(1−13) 2 6 1 5 0.3 0.1 5m 1 807Ball + ME m B、  5ubtilis、 eediu+a Eを用いて平板を調整nd 寓 測定 せず 手続補正書1発) 平成3年1 月22日

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.約20ないし約40のアミノ酸残基を含有し、少くとも一つの区分域が、セ クロピン(C)、セクロビンA(CA)、セクロビンB(CB)、セクロピンD (CD)、メリチン(M)、マガイニン(Mag)、またはアタシンから選ばれ た天然抗生物的かつ/または抗マラリア性活性ペプタイドにおける対応配列順位 と実質的に類縁の配列で、約5ないし約20のアミノ酸残基を含む、抗生物的か つ/または抗マラリア性活性の合成混成ペプタイド類。
  2. 2.二つの区分域を含み、そのそれぞれが、セクロピン(C)、セクロピンA( CA)、セクロピンB(CB)、セクロピンD(CD)、メリチン(M)、マガ イニン(Mag)、またはアタシンから選ばれた天然抗生物的かつ/または抗マ ラリア性活性ペプタイドにおける対応配列順位と実質的に類縁の配列で、約10 ないし約15のアミノ酸残基を含有している請求の範囲第1項のペプタイド。
  3. 3.いずれの区分域もが同一の天然抗生物的かつ/または抗マラリア性活性ペプ タイドからのものである請求の範囲第2項のペプタイド。
  4. 4.CA(1−13)M(1−13)を包含する請求の範囲第1項のペプタイド 。
  5. 5.CA(1−24)M(1−13)を包含する請求の範囲第1項のペプタイド 。
  6. 6.CA(1−11)CD(12−37)を包含する請求の範囲第1項のペプタ イド。
  7. 7.M(16−26)M(1−13)を包含する請求の範囲第1項のペプタイド 。
  8. 8.CA(1−13)Mag(13−23)、M(15−26)Mag(13− 23)、Mag(13−23)CA(1−13)、Mag(13−23)M(1 5−26)、M(1−13)CB(1−13)、M(1−12)ProCA(1 −13)、M(1−15)C(1−11)、CA(25−36)ProCA(1 −13)、CA(25−37)CA(1−13)、CA(1−13)M(1−1 3)、M(16−26)M(1−13)、M(16−26)CA(23−37) 、CB(25−35)M(14−26)、CB(1−13)M(1−13)、及 びM(1−13)CA(1−13)からなる群から選ばれた請求の範囲第2項の ペプタイド。
  9. 9.M(16−26)CA(14−37)、CA(1−24)M(1−13)、 CA(1−24)M(16−26)、CA(1−11)CD(12−37)、C A(1−8)M(1−18)、CA(1−9)M(1−17)、CA(1−17 )M(1−9)、CA(1−18)M(1−8)、及びM(1−13)CA(1 −22)からなる群から選ばれた請求の範囲第1項のペプタイド。
  10. 10.約20ないし約40のアミノ酸残基を含有し、少くとも一つの区分域が、 セクロピン(C)、セクロピンA(CA)、セクロピンB(CB)、セクロピン D(CD)、メリチン(M)、マガイニン(Mag)、またはアタシンから選ば れた天然抗生物的かつ/または抗マラリア性活性ペプタイドにおける対応配列順 位と実質的に類縁の配列で、約5ないし約20のアミノ酸残基を含む、抗生物的 かつ/または抗マラリア性活性の合成混成ペプタイドの、抗生物的かつ/または 抗マラリア的有効量とともに、医薬品として容認し得る担体を含有する医薬品製 剤。
  11. 11.ペプタイドが二つの区分域を含み、そのそれぞれが、セクロピン(C)、 セクロビンA(CA)、セクロピンB(CB)、セクロピンD(CD)、メリチ ン(M)、マガイニン(Mag)、またはアタシンから選ばれた天然抗生物的か つ/または抗マラリア性活性ペプタイドにおける対応配列順位と実質的に類縁の 配列で約10ないし約15のアミノ酸残基を含むものであるような請求の範囲第 10項の製剤。
  12. 12.区分域の二つともが、同一の天然抗生物的かつ/または抗マラリア性活性 ペプタイドからのものであるようなペプタイドである請求の範囲第11項の製剤 。
  13. 13.ペプタイドがCA(1−24)M(1−13)である請求の範囲第10項 の製剤。
  14. 14.ペプタイドがCA(1−11)CD(12−37)である請求の範囲第1 0項の製剤。
  15. 15.ペプタイドがM(16−26)M(1−13)である請求の範囲第10環 の製剤。
  16. 16.ペプタイドが、M(16−26)CA(14−37)、CA(1−24) M(1−13)、CA(1−24)M(16−26)、CA(1−11)CD( 12−37)、CA(1−8)M(1−18)、CA(1−9)M(1−17) 、CA(1−17)M(1−9)、CA(1−18)M(1−8)、及びM(1 −13)CA(1−22)からなる群から選ばれた請求の範囲第10項の製剤。
  17. 17.ペプタイドが、CA(1−13)Mag(13−23)、M(15−26 )Mag(13−23)、Mag(13−23)CA(1−13)、Mag(1 3−23)M(15−26)、M(1−13)CB(1−13)、M(1−12 )ProCA(1−13)、M(1−15)C(1−11)、CA(25−36 )ProCA(1−13)、CA(25−37)CA(1−13)、CA(1− 13)M(1−13)、M(16−26)M(1−13)、M(16−26)C A(23−37)、CB(25−35)M(14−26)、CB(1−13)M (1−13)、及びM(1−13)CA(1−13)からなる群から選ばれた請 求の範囲第11項の製剤。
  18. 18.約20ないし約40のアミノ酸残基を含み、少くとも一つの区分域が、セ クロビン(C)、セクロピンA(CA)、セクロピンB(CB)、セクロピンD (CD)、メリチン(M)、マガイニン(Mag)またはアタシンから選ばれた 天然抗生物性かつ/または抗マラリア性活性ペプタイドにおける対応配列順位と 実質的に類縁の配列で約5ないし約20のアミノ酸残基を含む、抗マラリア性活 性の合成混成ペプタイドの、抗マラリア的有効量で環者に投与することを包含す る、マラリア治療の必要のある患者の治療方法。
  19. 19.抗マラリア性活性の合成混成ペプタイドがCA(1−13)M(1−13 )またはCA(1−8)M(1−18)を包含する請求の範囲第18項の方法。
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