JPH0348868Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0348868Y2
JPH0348868Y2 JP3931888U JP3931888U JPH0348868Y2 JP H0348868 Y2 JPH0348868 Y2 JP H0348868Y2 JP 3931888 U JP3931888 U JP 3931888U JP 3931888 U JP3931888 U JP 3931888U JP H0348868 Y2 JPH0348868 Y2 JP H0348868Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
socket
contact
bearing
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3931888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01142189U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3931888U priority Critical patent/JPH0348868Y2/ja
Publication of JPH01142189U publication Critical patent/JPH01142189U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0348868Y2 publication Critical patent/JPH0348868Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二枚のプリント基板の電気回路同
士を接続するためのヒンジ型コネクタに関する。
〔従来の技術〕
VTR機器やオーデイオ機器等の弱電機器では
そのコンパクト化のために内部スペースを有効活
用するための種々の工夫が講じられている。プリ
ント基板同士の電気回路を接続するためのフラツ
トケーブルをヒンジ型コネクタによつて代替する
こともその一例であり、そうすることによつてプ
ラグやソケツトの使用数量が減るばかりでなく、
特にプラグとソケツトとを接続するための作業工
数が減少して量産性が向上するといつた利点が認
められている。
従来のヒンジ型コネクタは、多数のコンタクト
を有するソケツトの軸受部材とプラグの軸体を特
定の一方向で着脱できるようになつていると共
に、連結状態ではソケツトとプラグが90度以内の
開き角度で回転自在となり、その回転範囲内では
ソケツト及びプラグの相対応するコンタクト同士
が常時接触するように構成されたものであつた
(例えば実願昭59−54614号公報)。
このヒンジ型コネクタを使用すると、二枚のプ
リント基板を水平に配列することも直交配列する
ことも90度以内の開き角度で斜めに配列すること
も可能であるため、機器の限られた内部スペース
を有効活用できると共に、プリント基板の着脱時
の作業性も向上する利点がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来のヒンジ型コネクタはソケツトと
プラグを90度越えて相対回転させることが困難で
あつたため、例えば二枚のプリント基板を折重ね
状に積層して配列したり、直交配列のものを180
度の開き角度の配列に変更したりすることができ
ず、多少の不便があつた。また、ソケツトの軸受
部材とプラグの軸体を特定の一方向でしか着脱で
きなかつたため、場合によつてはその着脱操作が
別部品にじやまされて容易に行えないといつた事
態を招くこともあつた。
この考案は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、ソケツト及びプラグにそれぞれ具備されるコ
ンタクト保持部材やソケツトの軸受部材やプラグ
の軸体との位置関係を特定し、同時に上記軸受部
材の軸受孔に上記軸体を着脱するときのガイド面
の設定位置に工夫を講じることによつて、二枚の
プリント基板を0〜180度の範囲の開き角度内の
任意の角度に配列でき、しかも上記軸受部材と上
記軸体との着脱操作を複数の方向から行えるヒン
ジ型コネクタを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のヒンジ型コネクタは、コンタクト保
持部材の両端に軸受部材が設けられたソケツト
と、コンタクト保持部材の両端に軸体が設けられ
たプラグとからなり、ソケツトのコンタクト保持
部材はその一つのコーナ部を挾む両側の外面が上
記軸受部材の軸受孔の中心位置を通り互いに直交
する仮想平面の外側へ突き出さない位置に設定さ
れ、さらに上記軸受部材に上記軸受孔の周囲の90
度隔てた二個所にプラグの軸体を上記軸受孔に対
して着脱するときのガイド面が上記軸受孔の接線
方向に延びる状態で段付状に形成されている一
方、上記プラグのコンタクト保持部材はその一つ
のコーナ部を挾む両側の外面が上記軸体の中心位
置を通り互いに直交する仮想平面の外側へ突き出
さない位置に設定されており、上記軸受孔に上記
軸体を回転自在に装着した状態でのソケツトとプ
ラグとの相対回転許容範囲内においてソケツトの
コンタクトとプラグのコンタクトとが常時接触す
るように構成されている。
この構成において、軸受部材の二個所に形成さ
れた二つのガイド面の中間の位置に上記軸体の着
脱経路を構成するガイド部を二つ以上設定するこ
とは自由である。
〔作用〕 この構成によると、ソケツトの軸受部材の軸受
孔にプラグの軸体を装着してソケツトとプラグと
を連結した場合、ソケツトとプラグを0〜180度
の範囲内で相対回転させてもソケツト及びプラグ
のそれぞれのコンタクト保持部材同士が当たらな
いため、ソケツトに装着したプリント基板とプラ
グに装着したプリント基板とをこの角度範囲内で
あれば任意の開き角度で配列できる。また、上記
軸体を上記軸受孔に対して着脱する操作は、軸受
部材に90度隔てた二個所にそれぞれ段付状に形成
された二つのガイド面の間に設定されるガイド部
を通して行えるため、その操作方向が特定の一方
向に限定されない。
〔実施例〕
第1図及び第2図はプリント基板P1が装着さ
れたソケツト100とプリント基板P2が装着さ
れたプラグ500とをそれぞれ異なる状態で連結
したコネクタCを例示した側面図、第3図は第1
図の連結例における断面図、第4図はその要部を
示す平面図である。
ソケツト100の具体的構成を第5〜9図に例
示してある。このソケツト100はコンタクト保
持部材11の両端に軸受部材12,12が一体に
設けられたものである。コンタクト保持部材11
の外面輪郭線は矩形になつており(第8図)、そ
の長手方向の等間隔おきの複数個所に列設された
保持溝19に所定形状に曲げ加工されたコンタク
ト13が保持されている。第10図のようにコン
タクト13はフオーク型の接片14,14の先端
内側部分15,15を同一方向へ折曲して傾斜さ
せ、中間部分16をコ字形に折曲し、上記接片1
4,14に対して直交方向に延びるリード部17
を形成し、上記接片14,14の基部には爪片1
8,18を突出させてなる。そして、第8図のよ
うに中間部分16が上記保持溝19の突部20に
嵌め込まれて接近14,14が上記保持溝19に
形成された深い凹所21に臨まされ、さらにリー
ド部17がコンタクト保持部材11のプリント基
板装着面22から突出されている。なお、爪片1
8,18は上記保持溝19の側壁面に係合してコ
ンタクト13の抜け出しを防止している。さらに
コンタクト保持部材11は上記軸受部材12との
境界部分に凹入状の逃げ部23,23を備えると
共に、プリント基板装着面22に着座24,24
と脚部25,25を備えており、第1〜3図のよ
うにこれらの着座24及び脚部25を利用して装
着されたプリント基板P1の電気回路に上記リー
ド部17が半田付け等で接続されている。
次に軸受部材12は軸受孔27を有すると共
に、その内面に軸受孔27の周囲の90度隔てた二
個所に軸受孔27の接線方向に延びる状態で段付
状にガイド面28,29が形成され、これらのガ
イド面28,29の間が凹所30になつている。
なお、図示例では上記ガイド面28,29から90
度隔てた軸受部材12のコーナ部分に内方へ突出
する突起31を形成し、この突起31に上記ガイ
ド面28,29に対して平行なガイド面28a,
29aを形成してあり、相対応するガイド面28
と28a並びに29と29aとによつて互いに直
交する二つの着脱経路が構成されている。また、
上記凹所30の外向き開口の周縁部には外拡がり
状の呼込みガイド面32が形成されているのに対
し、上記コンタクト保持部材11の凹所21の外
向き開口の周縁部にも外拡がり状の呼込みガイド
面33が形成されている。そして、コンタクト保
持部材の一つのコーナ部34を挾む両側の外面、
即ち第5図に示したコンタクト保持部材11の前
面イと第6図に示したコンタクト保持部材11の
上面ロが上記軸受孔27の中心位置を通り互いに
直交する仮想平面イ′,ロ′(第9図参照)の上に
位置設定されている。なお、上記前面イと仮想平
面イ′、上面ロと仮想平面′の位置関係は、前面イ
及び上面ロが仮想平面イ′及びロ′の外側へ突き出
さない位置に設定されていればよく、必ずしも図
示例のように一致している必要はない。
プラグ500の具体的構成を第11〜15図に
例示している。このプラグ500はコンタクト保
持部材51の両端に軸体52,52が一体に設け
られたものである。コンタクト保持部材51の外
面輪郭線は矩形になつており(第14図)、その
長手方向の等間隔おきの複数個所に列設された保
持溝53にコンタクト54が保持されている。第
3図及び第14図から類推できるようにコンタク
ト54は周囲が面取りされた円板状の接片55に
コ字形に折曲された中間部分56やリード部57
や抜出し防止用の爪片58を形成したものであ
り、中間部分56が上記保持溝53の突部59に
嵌め込まれて接片55がコンタクト保持部材51
の外側へ突出され、さらにリード部57がコンタ
クト保持部材51のプリント基板装着面60から
突出されている。またコンタクト保持部材51は
プリント基板装着面60に着座61,61と脚部
62,62を備えており、第1〜3図のようにこ
れらの着座61及び脚部62を利用して装着され
たプリント基板P2の電気回路に上記リード部5
7が半田付け等で接続されている。
上記コンタクト保持部材51の一つのコーナ部
65を挾む両側の外面、即ち第11図に示したコ
ンタクト保持部材51の前面ハと第12図に示し
たコンタクト保持部材51の上面ニが上記軸体5
2中心位置を通り互いに直交する仮想平面ハ′,
ニ′(第9図参照)の上に位置設定されている。
なお、上記前面ハと仮想平面ハ′、上面ニと仮想
平面ニ′の位置関係は、前面ハ及び上面ニが仮想
平面ハ′及びニ′の外側へ突き出さない位置に設定
されていればよく、必ずしも図示例のように一致
している必要はない。
以上の構成において、ソケツト100とプラグ
500を連結するときは、軸受部材12の弾性を
利用しながら軸受部材12の凹所30を通して押
し込んだ軸体52を軸受孔27に嵌合させると同
時に、フオーク形の接片14,14を円板状の接
片55に嵌め込んでその先端内側部分15,15
を接片55に接触させる。この装着操作を行うと
きには、上述した呼込みガイド面32,33が操
作を容易にすることに役立つ。軸体52の押込方
向は第1図及び第2図の矢印Aのように上方から
押し込んでも、矢印Bのように前方から押し込ん
でもよい。なお、図示例のように突起31によつ
て着脱経路が直交する二方向に限定されいる場合
は、押込方向が矢印A又はBの二方向に限られる
が、突起31がない場合、即ちガイド面28,2
9の間の全域が凹所になつている場合には二方向
に限定されず、ガイド面28,29の間であれば
どの方向からでも押し込むことが可能である。ソ
ケツト100からプラグ500を取り外すときは
逆の手順による。
ソケツト100とプラグ500を連結た状態で
は、軸受孔27と軸体52の軸心を中心としてソ
ケツト100とプラグ500を相対回転させるこ
とができ、その相対回転角度に応じた状態でプリ
ント基板P1,P2が配列される。また、相対回転
許容範囲内では接片14,55が常時接触してい
る。第1図にはプリント基板P1,P2が折重ね状
に積層配列された状態を実線で示し、平面的に配
列された状態を仮想線で示してあり、第2図には
プリント基板P1の上でプリント基板P2が直交配
列された状態を実線で示し、プリント基板P1
横でプリント基板P2が直交配列された状態を仮
想線で示してある。なお、第1図及び第2図の矢
印Cはソケツト100とプラグ500との相対回
転方向を示している。また、図示例の場合の相対
回転許容範囲は0〜180度である。
〔考案の効果〕
この考案のヒンジ孤コネクタによると、このコ
ネクタを介して連結される二枚のプリント基板を
水平に配列することも直交配列することも折重ね
状に積層して配列することも、さらには0〜180
度の開き角度の範囲内の任意の角度に斜めに配列
することも可能であるため、従来に比べて配列の
自由度が高まり、機器の限られた内部スペースを
一層有効活用できるようになる。また、ソケツト
の軸受部材に対してプラグの軸体を着脱するとき
の方向性が一方向に限定されず、0〜90度の範囲
内で任意に設定できるため、両者の着脱を従来よ
りも簡単かつ迅速に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はソケツトとプラグとをそれ
ぞれ異なる状態で連結したコネクタCを例示した
側面図、第3図は第1図の連結例における断面
図、第4図はその要部を示す平面図、第5図はソ
ケツトの一部を省略した平面図、第6図は同正面
図、第7図は同底面図、第8図は第6図の8−8
線に沿う拡大断面図、第9図は第6図の9矢視
図、第10図はコンタクトの斜視図、第11図は
プラグの一部を省略した平面図、第12図は同正
面図、第13図は同底面図、第14図は第12図
の14−14線に沿う拡大断面図、第15図は第
12図の15矢視図である。 11……コンタクト保持部材、12……軸受部
材、13……コンタクト、27……軸受孔、2
8,29……ガイド面、34……コンタクト保持
部材のコーナ部、51……コンタクト保持部材、
52……軸体、54……コンタクト、、65……
コンタクト保持部材のコーナ部、イ,ハ……前
面、ロ,ニ……上面、イ′,ロ′,ハ′,ニ′……仮
想平面、100……ソケツト、500……プラ
グ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数のコンタクトが列設されるコンタクト保持
    部材の両端に軸受部材が設けられたソケツトと、
    多数のコンタクトが列設されるコンタクト保持部
    材の両端に上記軸受部材に着脱される軸体が設け
    られたプラグとからなり、 ソケツトのコンタクト保持部材はその一つのコ
    ーナ部を挾む両側の外面が上記軸受部材に形成さ
    れている軸受孔の中心位置を通り互いに直交する
    仮想平面の外側へ突き出さない位置に設定され、
    さらに上記軸受部材に上記軸受孔の周囲の90度隔
    てた二個所にプラグの軸体を上記軸受孔に対して
    着脱するときのガイド面が上記軸受孔の接線方向
    に延びる状態で段付状に形成されている一方、上
    記プラグのコンタクト保持部材はその一つのコー
    ナ部を挾む両側の外面が上記軸体の中心位置を通
    り互いに直交する仮想平面の外側へ突き出さない
    位置に設定されており、 上記軸受部材の軸受孔と上記軸体を回転自在に
    装着した状態でのソケツトとプラグとの相対回転
    許容範囲内においてソケツトのコンタクトとプラ
    グのコンタクトとが常時接触するように構成され
    ていることを特徴とするヒンジ型コネクタ。
JP3931888U 1988-03-24 1988-03-24 Expired JPH0348868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3931888U JPH0348868Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3931888U JPH0348868Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01142189U JPH01142189U (ja) 1989-09-28
JPH0348868Y2 true JPH0348868Y2 (ja) 1991-10-18

Family

ID=31265827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3931888U Expired JPH0348868Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0348868Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2550835Y2 (ja) * 1991-05-28 1997-10-15 ミツミ電機株式会社 コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01142189U (ja) 1989-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3811403B2 (ja) パネル表裏何れの壁面からも取付可能な係止部材を備えたコネクタ
JPH0348868Y2 (ja)
JPS6210936Y2 (ja)
JPS5941578Y2 (ja) コネクタ装置
JP2573802B2 (ja) コネクタ
JP2567463Y2 (ja) 基板用電気コネクタ
JP2555601Y2 (ja) 可動コネクタ
JPH0119338Y2 (ja)
JPH026633Y2 (ja)
JPS58182379U (ja) 雄接触子の係止構造
JPH062226Y2 (ja) コネクタ
JP2549319Y2 (ja) 電気コネクタ装置
JPS5946472U (ja) 高密度多極ツ−パ−ツコネクタ
JPS6242451Y2 (ja)
JPH0135429Y2 (ja)
JPS6011576Y2 (ja) バスライン用ソケツト
JPS6240535Y2 (ja)
JP3078278U (ja) 端子リテーナを有する電気コネクタ
JPS5946473U (ja) 高密度多極ツ−パ−ツコネクタ
JPH067571Y2 (ja) コネクタ
JPH0735337Y2 (ja) 両面実装用コネクタ
JP2589785Y2 (ja) 小型多極コネクタソケット
JPS5977788U (ja) 回動自在型コネクタ
JPS6087175U (ja) 電気コネクタ
JPS5946470U (ja) 高密度多極ツ−パ−ツコネクタ