JPH0347482A - 容量可変型斜軸式液圧機械 - Google Patents

容量可変型斜軸式液圧機械

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JPH0347482A
JPH0347482A JP1183287A JP18328789A JPH0347482A JP H0347482 A JPH0347482 A JP H0347482A JP 1183287 A JP1183287 A JP 1183287A JP 18328789 A JP18328789 A JP 18328789A JP H0347482 A JPH0347482 A JP H0347482A
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radial
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pressure bearing
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JP1183287A
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Yoshimichi Akasaka
赤坂 吉道
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Yasuharu Goto
後藤 安晴
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野1 本発明は容量可変型の斜軸式油圧ポンプまたは油圧モー
タ等として用いられる容量可変型斜軸式液圧機械に関し
、特に部分静圧軸受支持あるいは全静圧軸受支持によっ
て回転軸を支持するようにした形式の容量可変型斜軸式
液圧機械に関する。
〔従来の技術〕
一般に、斜軸式液圧機械は回転軸のドライブディスクと
シリンダブロックとが、該シリンダブロックに往復動可
能に設けられたピストンを介して連結されている。この
ため、斜軸式液圧機械を油圧ポンプとして適用する場合
には、吐出行程で高圧側のピストンに作用する油圧反力
をドライブディスクを介して回転軸で受承し、同様に油
圧モータとして適用する場合には、吸込(供給)行程で
高圧側のピストンに作用する油圧反力をドライブディス
クを介して回転軸で受承するようになっている。
従って、この種の斜軸式液圧機械は、回転軸に油圧反力
によるラジアル荷重、スラスト荷重が作用するものであ
るから、該回転軸はこれらの荷重を支持しつる状態で軸
支する必要がある。
このため、従来技術においては、ラジアル荷重、スラス
ト荷重な受承可能なコロ軸受、玉軸受等の転がり軸受を
介して回転軸を回転自在にメカニカル支持するメカニカ
ル支持形、ラジアル荷重、スラスト荷重のうちの一方の
荷重を転がり軸受でメカニカル支持し、他方の荷重を静
圧軸受で液圧支持する部分静圧軸支持形、全荷重な静圧
軸受で液圧支持する全静圧軸支持形等が知られている。
これら各軸支持形式のうち、部分静圧軸支持形の液圧機
械としては、特開昭60−224981号公報に示す如
(、回転軸を固定軸受と可動軸受とで支持すると共に、
可動軸受の外輪には回転軸に作用するスラスト荷重と対
向する方向のばねを設け、さらに前記可動軸受の外輪側
には該ばねと同一方向の押圧力を発生させる押圧ピスト
ンを設け、該押圧ピストンにはシリンダブロック内の高
圧側の圧油な導いてスラスト静圧軸受を構成したものが
知られている。
一方、全静圧軸支持形の液圧機械としては、特開昭59
−131776号公報に示す如く、ケーシング内にラジ
アル荷重を支持する軸受スリーブとスラスト荷重を支持
する軸受板とを設け、該軸受スリーブと軸受板との間に
ドライブディスクを兼ねた駆動フランジを可動に設け、
該駆動フランジの一側端面に回転軸を固着して取付ける
と共に、その他側端面にピストンを連結し、また前記駆
動フランジの外周面には軸受スリーブとの間でラジアル
静圧軸受を構成する複数の圧力室を形成すると共に、駆
動フランジの一側端面にスラスト静圧軸受を構成する複
数の駆動シューを設け、前記ビス斗ンと駆動フランジに
は対応するシリンダ内の高圧油をこれらラジアル、スラ
スト静圧軸受にそれぞれ独立に導く油通路を穿設し、当
該高圧油によってラジアル荷重、スラスト荷重を静圧軸
支持するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、容量可変型の斜軸式液圧機械は、油圧ポンプ
として適用するときには、吐出行程で高圧側のピストン
に作用する油圧反力をドライブディスクを介して回転軸
で受承するものであり、当該油圧反力の合力の着力点は
回転軸の軸線に対して偏心した位置にある。しかも、シ
リンダブロックの回転に伴って高圧側となるピストン位
置、ピストン本数が変化するものであるから、前記油圧
反力の合力の着力点は、一般に「oo」の字を描くよう
な軌跡をたどって変化し、当該油圧反力の軌跡の中心を
平均油圧反力の合力の着力点と呼んでいる。なお、斜軸
式液圧機械を油圧モータとして適用した場合にも、油圧
反力の合力の着力点は回転軸の軸線に対して偏心した位
置にある。
このように、油圧反力の合力の着力点が、回転軸の軸線
に対して偏心した位置にある結果、ドライブディスクに
は単にラジアル方向、スラスト方向の荷重成分が作用す
るだけでなく、これら両方向の荷重成分によって誘起さ
れるモーメント成分も作用することになる。
然るに、前述した従来技術によるもの、特に特開昭59
−131776号公報に開示されたものは、駆動フラン
ジと軸受スリーブとの間にピストン総本数に対応して9
0度ずれた位置に圧力を形成し、それぞれに対応するピ
ストンから高圧油を導くことによってラジアル静圧軸受
を構成し、また駆動フランジにはピストン総本数に対応
して圧力室を有する駆動シューを設け、対応するピスト
ンから高圧油を導くことによりスラスト静圧軸受を構成
し、これら各静圧軸受によってラジアル荷重、スラスト
荷重および回転軸まわりのモーメント荷重を受承してい
る。従って、従来技術のラジアル、スラスト静圧軸受は
対応するピストンを介してシリンダ内の高圧油が導かれ
るもののみ、即ち油圧力の合力の着力点側に位置する静
圧軸受のみが負荷支持能力を有し、高圧油が導かれない
もの、即ち前記合力の原着力点側に位置する静圧軸受は
負荷支持能力を有していない。
これにも拘わらず、上記従来技術によるものは、ラジア
ル荷重、スラスト荷重、回転軸まわりのモーメント荷重
が作用した場合には、油圧反力の合力の着力点側に位置
する静圧軸受ばかりでな(、当該合力の原着力点側に位
置する静圧軸受もこれらの荷重を支持せざるを得ないと
いう問題点がある。
この結果、合力の着力点側に位置して負荷支持能力のあ
る静圧軸受と合力の原着力点側に位置して負荷支持能力
のない静圧軸受との間で力のバランスが(ずれ、それぞ
れの駆動フランジや駆動シューの摺動面に形成される油
膜厚さが不均一となる。これにより、油圧反力の合力の
原着力点側に位置する摺動面では金属接触が誘発され、
当該金属接触によってそれぞれの摺動面に偏摩耗が促進
され、漏れ流量が増大するという問題点がある。
特に、長期間の使用によってラジアル静圧軸受の摺動面
、即ちドライブディスクである駆動フランジの外周面、
軸受スリーブの内周面が摩耗すると、これらの間に形成
する隙間が広がり、駆動フランジのラジアル不安定振動
が助長され、ピストンとシリンダブロックとの接触振動
が増大する。
この結果、接触箇所におけるフレッチング摩耗の増大、
ピストンの接触応力の増大等をもたらすという問題点が
ある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたも
ので、長期間の使用に対してもラジアル方向の摩耗の発
生を防止し、漏れ流量が少な(、高安定性、高信頼性が
得られるようにした部分静圧軸受支持形または全静圧軸
受支持形の容量可変型斜軸式液圧機械を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、吸排通路を有す
るヘッドケーシングが設けられた筒状のケーシングと、
該ケーシングに回転自在に設けられ、該ケーシング内へ
の挿入側先端部がドライブディスクとなった回転軸と、
前記ケーシング内に配設され、軸方向に複数のシリンダ
が穿設されたシリンダブロックと、該シリンダブロック
の各シリンダに往復動可能に設けられ、一端側が前記ド
ライブディスクに揺動自在に支持された複数のピストン
と、一対の吸排ポートを有し、一側端面が前記シリンダ
ブロックと摺接すると共に、他側端面が前記ヘッドケー
シングの傾転摺動面に傾転可能に摺接する弁板と、前記
シリンダブロックと共に該弁板を傾転させる傾転機構と
、前記ドライブディスクに作用するラジアル方向、スラ
スト方向の油圧反力のうちラジアル方向の荷重を受承す
るため、前記ドライブディスクとケーシングとの間に位
置して設けられたラジアル静圧軸受と、該ラジアル静圧
軸受に前記一対の吸排ポートのうち高圧側のポートを介
して吸排される圧油を導く油路とからなる容量可変型斜
軸式液圧機械において、前記ラジアル静圧軸受は前記ド
ライブディスクに作用するラジアル方向の平均油圧反力
の合力の着力点に関する回転軸まわりのモーメントなバ
ランスする位置に設けたことを特徴とする。
また、ドライブディスクをピストンを揺動自在に支持す
る円板部と、該円板部からシリンダブロックの反対側に
伸長する円筒部とによって一端開放の断面コ字状に形成
し、ケーシングの一端側には回転軸の軸部と前記断面コ
字状のドライブディスクとの間に形成される空間に位置
して前記回転軸を回転自在に支持する支持部材を設け、
前記ラジアル静圧軸受を該支持部材の外周側と前記ドラ
イブディスクの円筒部内周側との間に設けることができ
る。
また、ドライブディスクをピストンを揺動自在に支持す
る円板状に形成し、前記ラジアル静圧軸受を前記ドライ
ブディスクの外周側とケーシングの内周側との間に設け
ることができる。
一方、回転軸の軸線に対して直交する軸をX軸、y軸と
し、平均油圧反力の合力の着力点側であってX軸より下
方で、かつ当該合力の着力点の変動範囲の外側には第1
のラジアル静圧軸受を配設し、y軸に対して前記平均油
圧反力の合力の反着力点側であってX軸より下方には第
2のラジアル静圧軸受を配設し、また前記平均油圧反力
の合力の反着力点側でX軸上またはその近傍には第3の
ラジアル静圧軸受を配設し、さらにX軸より上方で、y
軸上またはその近傍には第4のラジアル静圧軸受を配設
しつる。
この場合、前記第1のラジアル静圧軸受に関して、静圧
パッドの摺動中心と前記平均油圧反力の合力の着力点と
の間のX軸上の離間距離をet、とすると共に、当該静
圧パッドに作用するy軸方向の荷重成分をfLYとし、
前記第2のラジアル軸受に関して、静圧パッドの摺動中
心と合力の着力点との間のX軸上の離間距離をe、Iと
すると共に、当該静圧パッドに作用するy軸方向の荷重
成分をf、マとすると、前記第1.第2のラジアル静圧
軸受は、 f LYX e L = f *vX e *の関係を
満たす位置に配設することが好適である。
さらに、回転軸の軸線に対して直交する軸なX軸、y軸
とし、前記平均油圧反力の合力の着力点側にはX軸より
下方で、かつ当該合力の着力点とX軸上の距離を一致さ
せた位置に第1のラジアル静圧軸受を配設し、前記平均
油圧反力の合力の原着力点側でX軸上またはその近傍に
は第2のラジアル静圧軸受を配設し、前記平均油圧反力
の合力の着力点側で、かつX軸に関して前記第1のラジ
アル静圧軸受と点対称位置には第3のラジアル静圧軸受
を配設しつる。
さらにまた、本発明による容量可変型斜軸式液圧機械は
、建設機械の油圧システムにおいて、主油圧源用ポンプ
または駆動モータとして適用しつる。
〔作用〕
このように構成することにより、ドライブディスクに変
動するような油圧反力が作用しても、平均油圧反力の合
力の着力点に関する回転軸まわりのモーメントがバラン
スするようにラジアル静圧軸受を設けてお(ことにより
、回転軸まわりのモーメントを常にバランスさせること
ができ、摺動面での油膜厚さを均一とすることが可能と
なり、漏れ流量を最小限とじつると共に、摺動面での異
常摩耗を防止することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を容量可変型油圧ポンプを例に挙
げ、添付図面を参照しつつ、詳細に説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示す。
図面において、1はケーシングを示し、該ケーシングl
は小径筒部2Aと大径な傾斜筒部2Bとからなる円筒状
のケーシング本体2と、該ケーシング本体2の傾斜筒部
2B開口側を閉塞するヘッドケーシング3とから構成さ
れている。
4はケーシング本体2の小径筒部2A内に設けられた支
持部材としての軸受スリーブで、該軸受スリーブ4は後
述する回転軸5の軸部5Aとドライブディスク6の円筒
部6Bとの間の空間内に位置するスリーブ部4Aと、該
スリーブ部4Aの外周に位置し、小径筒部2Aの内側段
部2cに当接して支持される鍔部4Bとから構成されて
いる。
5は軸部5Aが軸受スリーブ4を貫通して設けられた回
転軸で、該回転軸5のケーシング1内先端は該回転軸5
と一体成形された断面が略逆コ字状のドライブディスク
6となっている。ここで、前記ドライブディスク6は大
径な円板部6Aと、該円板部6Aの外周から軸受スリー
ブ4の鍔部4Bに向けて伸長する円筒部6Bとから構成
されている。そして、前記回転軸5は軸受7を介して軸
受スリーブ4に軸支持され、またドライブディスク6は
後述のラジアル静圧軸受20、スラスト静圧軸受26を
介してピストン油圧反力を受承するようになっている。
8はケーシングl内に設けられ、回転軸5と一体回転の
シリンダブロックで、該シリンダブロック8には軸方向
に穿設した複数のシリンダ9゜9、・・・が設けられ、
該各シリンダ9にはそれぞれピストン10,10.・・
・が往復動可能に設けられている。そして、該各ピスト
ン10の先端部には球形部10Aが形成され、該各法形
部10Aはドライブディスク6の円板部4Aに揺動自在
に連結されている。
11は正方形状の弁板な示し、該弁板11の一側端面は
シリンダブロック8の端面と摺接すると共に他側端面は
ヘッドケーシング3に形成した凹円弧状傾転摺動面12
に摺接するようになっており、該弁板11の中心には後
述するセンタシャフト13と揺動ビン19の先端部が両
側がらそれぞれ挿入される貫通孔11Aが穿設されてい
る。そして、前記弁板11にはシリンダブロック8の回
転によって各シリンダ9と間歇的連通する一対の給排ポ
ート(図示せず)が穿設されており、該給排ポートは弁
板11の傾転位置に拘らず、傾転摺動面12に開口する
ようにヘッドケーシング3に設けた一対の給排通路(図
示せず)と連通ずるようになっている。
13はドライブディスク6と弁板11との間でシリンダ
ブロック8を傾転自在に支持するセンタシャフトを示し
、該センタシャフト13はその一端側に球形部13Aが
形成され、該球形部13Aはドライブディスク6の軸中
心位置に揺動自在に支持されている。一方、シリンダブ
ロック8を貫通して突出したセンタシャフト13の他端
側は、弁板11の中心位置に穿設した貫通孔11Aに回
動可能に挿入され、シリンダブロック8と弁板11のセ
ンタリングを行なっている。14はシリンダブロック8
と弁板11との摺動面に予圧を与えるための圧縮ばねで
ある。
15は傾転摺動面12に沿って弁板11を傾転させるた
め、ヘッドケーシング3に設けられた傾転機構で、該傾
転機構15はヘッドケーシング3に穿設され、両端に油
通孔16A、16Bを有する段付のシリンダ穴16と、
該シリンダ穴16に摺動可能に挿嵌され、軸方向両側に
油室17A。
17Bを画成するサーボピストン18と、該サーボピス
トン18に挿嵌され、球状先端部が弁板11の貫通孔1
1Aに揺動可能に挿入された揺動ビン19とから構成さ
れている。そして、傾転制御弁を介して補助ポンプ(い
ずれも図示せず)からの圧油を油通孔16A5または1
6Bを介して油室17Aまたは17Bに供給することに
より、サーボピストン18を駆動し、弁板11、シリン
ダブロック8を傾転駆動せしめる。
次に、本実施例による静圧軸受の構成について述べる。
2OA、20B、20C,20Dはドライブディスク6
に作用する平均油圧反力のうちラジアル荷重成分を受承
する第1.第2.第3.第4のラジアル静圧軸受で、こ
れら各ラジアル静圧軸受20A〜20Dは、第2図に示
すように、支持部材となる軸受スリーブ4のスリーブ部
4A外周側に後述する特定の関係をもって半径方向に穿
設されたシリンダ穴21A、21B、21C,21Dと
、小径なロッド部が該各シリンダ穴21A〜21Dにそ
れぞれ摺動可能に挿嵌されると共に、該各シリンダ室2
1A〜21D外に位置する大径なパッド部がドライブデ
ィスク6の円筒部6Bの内周面(静圧軸受案内面)に摺
接する静圧パッド22A、22B、22C,22Dと、
該各静圧パッド22A〜22Dのパッド部のドライブデ
ィスク摺接面側にそれぞれ凹溝状に形成された圧力室2
3A、23B、23C,23Dと、前記シリンダ穴21
A〜21D内の室を該各圧力室23A〜23Dとそれぞ
れ連通するように、前記静圧パッド22A〜22Dの軸
方向に設けられた絞り通路24A、24B、24C,2
4Dとから構成されている。なお、ラジアル静圧軸受2
0A〜20D、シリンダ穴21A〜21D1静圧パッド
22A〜22D、圧力室23A〜23D、絞り通路24
A〜24Dを、それぞれ全体として、ラジアル静圧軸受
20.シリンダ穴21.静圧パッド22、圧力室23.
絞り通路24という。
25は前記ラジアル静圧軸受20A〜20Dに軸受制御
圧を常時供給する油通路で、該油通路25はケーシング
1と軸受スリーブ4に形成されている。そして、前記油
通路25の一端は弁板11に穿設した一対の吸排ポート
のうち高圧側となるポートを介して吸排される高圧油を
導(ように、当該高圧側吸排ポート、ヘッドケーシング
3の高圧側吸排通路、またはケーシングl外の高圧側配
管のうちいずれかの位置で開口し、前記油通路25の他
端はラジアル静圧軸受20A〜20Dの各シリンダ穴2
1A〜21Dにそれぞれ開口し、各圧力室23A〜23
Dに軸受制御圧を供給するようになっている。なお、前
記油通路25はケーシング1外を通る外部配管によって
構成してもよい。
ここで、各ラジアル静圧軸受20A〜20Dの特別な配
置関係について述べる。
まず、第3図において、回転軸5の軸線をZ、ドライブ
ディスク6の前面側で2軸と直交する軸線をX軸、y軸
とした場合、高圧側に位置するピストン10による平均
油圧反力の合力の着力点はOとなり、X軸とy軸の交点
からX軸方向に距離eoだけ離間している。ここで、点
Oを平均油圧反力の合力の着力点と呼ぶのは、高圧側と
なるピストンの本数に応じて油圧反力Fが「■」の字を
描(ように変動するからである。
そして、シリンダブロック8の傾転角をαとした場合、
前記油圧反力によラジアル荷重FR1スラスト荷重Fア
は、 で与えられるもので、傾転角αが最小のときには、ラジ
アル荷重FRは最小でスラスト荷重FTは最大となる。
一方、傾転角αが最大のときには、ラジアル荷重F+t
は最大で、スラスト荷重Fアは最小となる。
さて、前述したラジアル静圧軸受20A〜20Dの取付
は関係について述べると、第1のラジアル静圧軸受2O
Aは合力の着力点O側であって、かつ「■」の字状に変
動する合力の着力点0の変動範囲の外側(第2図中で合
力の着力点Oの左側)に配設され、第2のラジアル静圧
軸受20Bはy軸に対して合力の着力点0の原着力点側
(第2図中でy軸の右側)であってX軸より下方で、か
つ後述するように第1の静圧軸受2OAと所定の関係を
有する位置に配設され、第3のラジアル静圧軸受20C
は合力の原着力点側(y軸よりも右側)であってX軸上
またはその近傍に配設され、さらに第4のラジアル静圧
軸受20DはX軸より上方であってy軸上またはその近
傍に配設されている。
そして、第1のラジアル静圧軸受2OAについて、静圧
パッド22Aの軸線とドライブディスク6の円筒部6B
内周面との交点をOLとした場合、当該交点OLに作用
するラジアル荷重ft、のX軸方向成分をfLxm3’
軸方向成分なfLYとし、合力の着力点0と交点OLと
の間のX軸方向の離間距離なeLとする。一方、第2の
ラジアル静圧軸受20Bについて、静圧パッド22Bの
軸線と円筒部6B内周面との交点をORとした場合、当
該交点ORに作用するラジアル荷重fRのX軸方向成分
をf、IX、y軸方向成分をff1Yとし、合力の着力
点0と交点O1lとの間の離間距離を8F+とする。そ
して、上記のような関係において、前記第1、第2のラ
ジアル静圧軸受2OA、20Bは、fLYxeL=fL
xXeR・・・(2)を満足するような位置に配置され
るものである。
これにより、後述すように2軸まわりのモーメント荷重
M2をバランスできるように構成される。
さらに、第1図中において、26はスラスト静圧軸受を
示し、該スラスト軸受26は、前述したラジアル静圧軸
受20と同様に、軸受スリーブ4のスリーブ部4Aの内
側端面に軸方向に穿設されたシリンダ穴27と小径なロ
ッド部が該シリンダ穴27に摺動可能に挿嵌されると共
に、大径なパッド部が前記スリーブ部4Aの内側端面(
静圧軸受案内面)に摺接する静圧パッド28と、該静圧
パッド28のパッドに凹溝状に形成された圧力室29と
、前記シリンダ穴7内の室を該圧力室29と連通ずるよ
うに、前記静圧パッド28に穿設された絞り通路30と
から構成されている。そして、前記スラスト静圧軸受2
6のシリンダ穴27の室には前述した油通路25を介し
て一対の吸排ポートのうち高圧側となるポートを介して
吸排される高圧油が常時導かれるようになっている。な
お、第1図では、前記スラスト静圧軸受26を代表的に
1個のみ図示したが、前述したラジアル静圧軸受20と
同様に、X軸、y軸まわりのモーメント荷重がバランス
するよう軸受スリーブ4のスリーブ部4A周囲に複数個
配設することができる。
本実施例はこのように構成されるが次に油圧ポンプとし
て用いた場合の作動について説明する。
まず、傾転機構15により、シリンダブロック8と共に
弁板11を第1図の最大傾転位置に傾転せしめる。この
ために、補助ポンプからの圧油をシリンダ穴16の油室
17Aに供給しサーボピストン18を変位させる。これ
により、該サーボピストン18と共に揺動ビン19が変
位し、弁板11は傾転摺動面12に案内されて傾転する
結果、シリンダブロック8はセンタシャフト13と一体
に傾転し、その回転中心は回転軸5の軸線に対して傾転
し、図示の状態となる。
次に、エンジン、電動機等の駆動源によって回転軸5を
回転すると、該回転軸5のドライブディスク6はシリン
ダブロック8の各シリンダ9に挿入したピストン10と
連結されているから、回転軸5と一体にシリンダブロッ
ク8が回転せしめられる。この結果、前記シリンダブロ
ック8の回転中に、各ピストン10がシリンダ9内を往
復動する。該各ピストン10がシリンダ9から退行する
間は、給排通路から吸排ポートを介してシリンダ9内に
作動油を吸込む吸込行程となり、各ピストン10がシリ
ンダ9内に進入する間は、該各シリンダ9内の作動油を
加圧し、給排ポート、吸排通路を介して吐出させる吐出
行程となる。
ここで、斜軸式油圧ポンプにおいて、吐出圧力を発生さ
せるための加圧ピストン本数(例えば、総ピストン本数
が7本の場合、最大加圧ピストン本数は4本、最小加圧
ピストン本数は3本、平均加圧ピストン本数は3.5本
)に比例して、ピストン油圧反力荷重およびモーメント
荷重が、回転軸5の回転数と同期してドライブディスク
6に作用する。このドライブディスク6に作用した荷重
は、該ドライブディスク6のピストンロッド10の球面
部10Aの支持面において半径方向分力であるラジアル
荷重FR1軸方向分力であるスラスト荷重F7として拡
散される。この場合、回転軸5の軸線に対して直交する
軸をX軸、y軸とすると、ピストン油圧反力によって、
X軸、Y軸、Z軸のまわりにモーメント荷重が誘起され
る。これらのピストン油圧反力荷重とモーメント荷重か
らなる負荷は、支持部材である軸受スリーブ4に設けた
ラジアル静圧軸受20.スラストラジアル静圧軸受26
によって支持される。即ち、これら各静圧軸受20.2
6の静圧パッド22.28に設けた圧力室23.29に
おける静圧が、流体静力学的および流体動力学的に作用
することにより、当該静圧パッド22.28がすべり軸
受として作動し、ラジアル荷重、スラスト荷重をそれぞ
れ支持する。
ここで、ドライブディスク6に作用する荷重のうち、ラ
ジアル荷重の支持形態について、第3図を参照しつつ詳
細に検討する。
まず、総ピストン油圧反力Fのラジアル荷重FR成分は
、先に述べたように平均油圧反力の合力の着力点O側に
位置する高圧側ピストンの本数によって合力の着力点O
を中心として「ω」の字を描(ように変動する。しかも
、ラジアル荷重F、は高圧側のピストン本数に同期して
変動し、かつ傾転角αがO゛のときは零となり、傾転角
αが最大のとき最大となる。
而して、本実施例では、軸受スリーブ4のスリーブ部4
A外周面側に位置して、第2図に示すような特定の位置
関係で4個のラジアル静圧軸受20A〜20Dを設ける
構成とし、これら各ラジアル静圧軸受20A〜20Dに
よって、ドライブディスク6に作用するラジアル荷重F
、を支持させると共に、回転軸5の軸線Zまわりに発生
するモーメント荷重M2を支持させるようになっている
即ち、平均油圧反力の合力の着力点0が回転軸5の軸線
Zに対して距離e。たけ偏心していることにより、当該
合力の着力点Oにラジアル荷重F11が作用したとき、
2軸まわりのモーメント荷重M、が合力の着力点0に関
するモーメントとして発生する。
しかし、本実施例では平均油圧反力の合力の着力点O側
に位置して第1のラジアル静圧軸受2OAを設け、合力
の原着力点側に第2のラジアル静圧軸受20Bを設け、
かつこれら第1.第2のラジアル静圧軸受2OA、20
Bは前述した(2)式を満足する特別な位置関係に配設
している。この結果、合力の着力点Oに関するZ軸まわ
りのモーメント荷重Mzをバランスさせた状態で支持さ
せることができる。
また、弁板11の摺動部には高圧側の吸排ポート等の形
状等に起因してサイドフォースが発生する。そして、こ
のサイドフォースはピストン10またはセンタジヨイン
ト13を介してドライブディスク6に第3図中に矢示方
向にFvとして作用する。ところが、本実施例では合力
の原着力点側であって、かつX軸上に位置して第3のう
、シアル静圧軸受20Cを設け、圧力室23Bに高圧油
を導入する構成としているから、ドライブディスク6に
は該ドライブディスク6に作用するサイドフォースFv
を打消すよう逆向きのラジアル力を発生させることがで
きる。この結果、前記第3のうシアル静圧軸受20Cに
よってサイドフォースF’ vを支持することができ、
逆向きのラジアル力を調整することによって、サイドフ
ォースFvをバランスさせることができる。
さらに、ピストン油圧反力Fは高圧側ピストン本数の変
化によってその合力が変化、y軸方向(上、下方向)に
変動する。しかし、本実施例ではX軸よりも上方であっ
て、かつy軸上に位置して第4のラジアル静圧軸受20
Dを配設する構成としている。この結果、高圧側ピスト
ンの本数が変化することによって、油圧反力の合力が変
動しても、この変動分は第4のラジアル静圧軸受20D
で支持することができる。
このように、本実施例によれば、平均油圧反力の合力の
着力点Oに作用するラジアル荷重F。
は、第1〜第4のラジアル静圧軸受20A〜20Dによ
って良好に支持することができる。この際、第1.第2
のラジアル静圧軸受20A。
20Bを(2)式を満足させるような関係に配設するこ
とにより、合力の着力点Oに関する2軸まわりのモーメ
ント荷重M2をバランスさせることができ、しかも第3
のラジアル静圧軸受20CでサイドフォースFvを支持
し、第4のラジアル静圧軸受20Dで油圧反力の合力の
変動分を支持することができる。
このため、第1〜第4のラジアル静圧軸受20A〜20
Dは、その静圧パッド22A〜22Dの姿勢が常に一定
に保持され、該各静圧パッド22A〜22Dの摺接面に
対して正常な姿勢で面圧を与えることができ、極端な傾
斜支持を防止することができる。この結果、静圧パッド
22A〜22Dの偏摩耗を防止することができると共に
、該各静圧パッド22A〜22Dの摺接面とドライブデ
ィスクの静圧軸受案内面との間に形成される油膜厚さを
均一に保持することができる。従って、各静圧パッド2
2A〜22Dの摺接面からのリーク量を最小限に抑える
ことができ、このリークに伴なう動力損失を最小限とす
ることができる。
次に、第4図は本発明の第2の実施例を示す。
なお、前述した第1の実施例と同一構成要素には同一符
号を付し、その説明を省略する。
然るに、本実施例の特徴は3個のラジアル静圧軸受を用
いてラジアル荷重FRとサイドフォースFv及び2軸ま
わりのモーメント荷重M2を支持しつるようにしたこと
にある。
即ち、第4図において、31A、31B。
31Cは本実施例のラジアル静圧軸受を示し、該各静圧
軸受31A〜31Cも、第1の実施例と同様に、軸受ス
リーブ4のスリーブ部4A外周側に後述する特定の関係
をもって半径方向に穿設されたシリンダ穴32A、32
B、32Cと、小径なロッド部が該各シリンダへ32A
〜32Cにそれぞれ摺動可能に挿嵌されると共に、大径
なパッド部がドライブディスク6の円筒部6Bの内周面
に摺接する静圧パッド33A、33B、33Cと、該各
静圧パッド33A〜33Cのパッド部のドライブディス
ク摺接面側にそれぞれ凹溝状に形成された圧力室34A
、34B、34Cと、前記シリンダ穴32A〜32C内
の室を該各圧力室34A〜34Cとそれぞれ連通するよ
うに、前記静圧パッド33A〜33Cの軸方向に設けら
れた絞り通路35A、35B、35Cとから構成されて
いる。そして、前記各シリンダ穴32A〜32Cには油
通路25を介して高圧油が常時導かれるようになってい
る。なお、ラジアル静圧軸受31A〜31C,シリンダ
穴32A〜32C1静圧パッド33A〜33G、圧力室
34A〜34C1絞り通路35A〜35Cを、それぞれ
全体として、ラジアル静圧軸受31.シリンダ穴32.
静圧パッド33、圧力室34.絞り通路35という。
ここで、各ラジアル静圧軸受31A〜31Cの配置関係
について述べる。
第1のラジアル静圧軸受31Aは平均油圧反力の合力の
着力点O側のX軸よりも下方であって、かつ合力の着力
点OとX軸上の距離e。を一致させた位置に配設され、
第2のラジアル静圧軸受31Bは合力の反着力点側であ
ってX軸上またはその近傍に配設され、第3のラジアル
に静圧軸受31Cは合力の着力点O側で、かつX軸に関
して第1のラジアル静圧軸受31Aと点対称位置に配設
される。
本実施例はこのように構成されるが、油圧ポンプとして
の作動は第1の実施例と格別変わるところがない。
而して、本実施例では軸受スリーブ4のスリーブ部4A
の外周側であって、前述した特定の位置に3個のラジア
ル静圧軸受31A〜31Gを設ける構成とし、これら各
静圧軸受31A〜31Cによってラジアル荷重F8とサ
イドフォースFv及びモーメント荷重M2を支持させる
ようになっている。
即ち、平均油圧反力の合力の着力点Oと一致するように
距離e0だけ偏心し、該合力の着力点Oに対しX軸の上
、下の点対称位置に第1.第3のラジアル静圧軸受31
A、31Cを設ける構成としている。この結果、第1の
ラジアル静圧軸受31Aの静圧パッド33Aの軸線とド
ライブディスク6の円筒部6B内周面の交点をODとし
、第3のラジアル静圧軸受31Cの静圧パッド33Cの
軸線と前記円筒部6B内周面との交点を08とした場合
、合力の着力点Oと前記各交点O9゜Osとの間の離間
距離はそれぞれ等しく、かつ前記第1.第3の静圧軸受
31A、3ICは合力の着力点0に作用する平均油圧反
力の作用線が一致する。
かくして、第1のラジアル静圧軸受31A側の交点O9
に作用するラジアル荷重f0のX軸方向成分なf。X、
y軸方向成分なfDYとし、第3のラジアル静圧軸受3
1C側の交点08に作用するラジアル荷重で3のX軸方
向成分をfax、3’軸方向成分をflとした場合、y
軸方向成分子DYとfsマをバランスさせた状態で支持
することができる。
この結果、平均油圧反力の合力の着力点0にラジアル荷
重F8が作用したときに、当該合力の着力点Oに関する
Z軸まわりのモーメントMzが発生しても、このモーメ
ントM!をバランスさせた状態で支持することができる
また、第′2のラジアル静圧軸受31Bは、合力の互着
力点側であって、X軸上に位置して設けられているから
、ドライブディスク6にサイドフォースFvが作用して
も、該静圧軸受31BによってサイドフォースF、をバ
ランスさせることができる。
さらに、総ピストン油圧反力Fは高圧側ピストン本数の
変化によってその合力がy軸方向に変動するが、この変
動分は第3のラジアル静圧軸受31Gで支持することが
できる。
このように、本実施例においても、第1の実施例と同様
に、第1〜第3のラジアル静圧軸受31A〜31Cは、
その静圧パッド33A〜33Cの姿勢が一定に保持され
、該各静圧パッド33A〜33Cの摺接面に対して正常
な姿勢で面圧を与えることができ、極端な傾斜支持を防
止することができる。この結果、静圧パッド33A〜3
3Gの偏摩耗を防止することができると共に、該各静圧
パッド33A〜33Cの摺接面とドライブディスクの静
圧軸受案内面との間に形成される油膜厚さを均一に保持
することができる。従って、各静圧パッド33A〜33
Cの摺接面からのリーク量を最小限に抑えることができ
、このリークに伴なう動力損失を抑制することができる
次に、第5図は本発明の第3の実施例を示す。
なお、前述した第1の実施例と同一構成要素には同一符
号を付し、その説明を省略する。
然るに、本実施例の特徴はラジアル静圧軸受をケーシン
グ側の特定位置に設け、その静圧パッドをドライブディ
スクの外周面に摺接させるようにしたことにある。
即ち、第5図において、41は本実施例のケーシングを
示し、該ケーシング41は第1の実施例と同様に小径筒
部42Aと大径な傾斜筒部42Bとからなる円筒状のケ
ーシング本体42と、該ケーシング本体42の傾斜筒部
42B開口側を閉塞するヘッドケーシング43とから構
成されているものの、前記傾斜筒部42Bが厚肉に形成
され、その内周側に後述のラジアル静圧軸受47を配設
しうるようになっている点で異なる。
44はケーシング本体42の小径筒部42A内に設けら
れた支持部材としての軸受スリーブで、該軸受スリーブ
44は第1の実施例と異って略円筒状に形成され、軸方
向の一端は小径筒部42Aの内側段部42Cに当接して
支持されるようになっており、また第1の実施例と同様
のスラスト静圧軸受26のみが配設されるようになって
いる。
45は軸部45Aが軸受スリーブ44を貫通して設けら
れた回転軸で、該回転軸45のケーシング41内先端は
ドライブディスク46となっているものの、本実施例の
ドライブディスク46は円板状に形成されている点で異
なる。そして、前記回転軸45は軸受7を介して軸受ス
リーブ44に軸支持され、またドライブディスク46は
後述のラジアル静圧軸受47、第1の実施例によるスラ
スト静圧軸受26を介してピストン油圧反力を受承する
ようになっている。
47は本実施例のラジアル静圧軸受で、該ラジアル静圧
軸受47はケーシング本体42の傾斜筒部42B内周側
に、第2図に示すような特定の位置関係で4個配設され
、または第4図に示すような特定の位置関係で3個配設
されるもので、第5図ではこれらのうちの1個を代表的
に示している。ここで、前記ラジアル静圧軸受47はケ
ーシング本体42の傾斜筒部42B内周面側であって、
ドライブディスク46の外周面と対向する位置に穿設さ
れたシリンダ穴48と、小径なロッド部が該シリンダ穴
48に摺動可能に挿嵌されると共に、大径なパッド部が
ドライブディスク46の外周面に摺接する静圧パッド4
9と、該静圧パッド49のドライブディスク摺接面側に
設けられた圧力室50と、該圧力室50に軸受制御圧を
供給する絞り通路51とから構成され、シリンダ穴48
には油通路25を介して高圧油が導かれるようになって
いる。
本実施例はこのように構成されるが4個または3個から
なるラジアル静圧軸受48を、第2図または第4図に示
す特定の位置関係に配設することにより、前述した各実
施例と同様の作用、効果を得ることができる。
さらに、第6図は前述した各実施例による容量可変型斜
軸式液圧機械を、油圧ショベル等の建設機械に適用した
場合の油圧システムの油圧回路構成図を示す。
同図において、101は駆動源としてのエンジン、10
2,103は本発明の実施例による静圧軸受支詩形油圧
ポンプ、104は該ポンプ102.103からの流体動
力の供給先を制御するコントロールバルブ群、105は
旋回モータ、106はコントロールバルブ群104から
の流体動力の中継点を示すセンタジヨイント、107゜
108は下部走行体に設けた走行用油圧モータ、109
はパケット用油圧シリンダ、110はアーム用油圧シリ
ンダ、111.illはブーム用油圧シリンダ、112
〜120は前記油圧機器要素間を接続する管路である。
このように構成された建設機械の油圧システムにおいて
、エンジン101によって油圧ポンプ102.103を
駆動して高圧流体を吐出すると、この高圧流体はコント
ロールバルブ104にて旋回系を駆動する旋回用油圧モ
ータ105、あるいは走行系を駆動する走行用油圧モー
タ107.108、さらにはブーム用、アーム用、パケ
ット用の各油圧シリンダ109,110゜illにそれ
ぞれ供給され、掘削作業が行なわれる。
然るに、本発明の液圧機械を上記構成の建設機械の油圧
ポンプ102,103として用いた場合、走行力、掘削
力を増大させ、性能を向上させるために該油圧ポンプ1
02,103の傾転角を大としても、漏れ流量が少な(
、高安定性、高信頼性をもった油圧ポンプとすることが
できる。なお、旋回モータ105、走行用油圧モータ1
07.108として適用した場合も同様の効果を奏する
なお、本発明の実施例では全静圧支持形の油圧ポンプに
ついて例示したが、本発明はスラスト静圧軸受26を廃
止し、ラジアル静圧軸受20(31,47)とメカニカ
ルなスラスト周転がり軸受(例えば、コロ軸受)とを併
用した部分静圧軸受支持形の液圧機械として構成しても
よく、要はラジアル静圧軸受を備えていればよい。
また、本発明の液圧機械を正逆回転可能な油圧モータに
適用する場合には、弁板に形成した一対の吸排ポート、
ヘッドケーシングに形成した一対の吸排通路はいずれも
が高圧ポートとなるものであるから、一対の吸排ポート
間または吸排通路間にシャトル弁を設け、該シャトル弁
を介して高圧側圧力を導出し、当該高圧側圧力を軸受制
御圧としてラジアル静圧軸受に供給する構成とすればよ
い。
一方、実施例では傾転機構15をヘッドケーシング3に
設けるものとして述べたが、傾転機構をケーシング本体
2、(42)の側面に設け、該傾転機構により一端が耳
軸を介してケーシング内に取付けられヨークを傾転させ
、該ヨークによってシリンダブロック、弁板を傾転させ
る構成としてもよい。
さらに、本発明の液圧機械は、前述の適用例に限らず、
圧延機の油圧押下装置、粉末成形機、射出成形機、高温
環境下での高速鍛造機、トンネル掘進機等の油圧システ
ムにも広く適用しつるものである。
〔発明の効果〕
本発明は以上詳細に説明した如くであって、ドライブデ
ィスクに高圧側のピストン本数によって変化するような
ピストン油圧反力が作用しても、平均油圧反力の合力の
着力点に関する回転軸まわりのモーメントが常にバラン
スするように複数のラジアル静圧軸受を配設する構成と
したから、下記各項の効果を奏する。
■ ドライブディスクとラジアル静圧軸受との摺動面間
に形成される油膜厚さを均一にすることができるから、
前記静圧軸受の静圧パッドの摺接面やドライブディスク
の静圧軸受案内面の異常摩耗を防止でき、長期間の運転
に対しても十分な耐久性を確保することができる。
■ 前記0項に関連して、摺動面間に形成される油膜厚
さを均一にすることができるから、当該摺動面からの圧
油の漏れ流量を最小とでき、動力損失を減少させること
ができる。
■ 複数のラジアル静圧軸受のうち、−のラジアル静圧
軸受を合力の互着力点側であってX軸の軸線上またはそ
の近傍に配設することにより、ドライブディスクに作用
するサイドフォースを安定的に支持することができる。
■ 複数のラジアル静圧軸受のうち、他の−のラジアル
静圧軸受をX軸より上方であってy軸の軸線上またはそ
の近傍に配設することにより、油圧反力のラジアル荷重
が変動しても、その変動分を安定的に支持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例に係り、第
1図は第1の実施例による容量可変型斜軸式液圧機械を
示す縦断面図、第2図は第1図中の■−■矢示方向から
見た横断面図、第3図はドライブディスクに作用する油
圧反力、モーメントおよびサイドフォースの関係を示す
説明図、第4図は本発明の第2の実施例を示す第2図と
同様位置から見た横断面図、第5図は本発明の第3の実
施例による容量可変型斜軸式液圧機械を示す縦断面図、
第6図は本発明の液圧機械を建設機械の油圧システムに
適用した場合の油圧回路構成図である。 1.41・・・ケーシング、2.42・・・ケーシング
本体、3,43・・・ヘッドケーシング、4.44・・
・軸受スリーブ(支持部材)、5.45・・・回転軸、
5A、45A・・・軸部、6.46・・・ドライブディ
スク、6A・・・円板部、6B・・・円筒部、7・・・
軸受、8・・・シリンダブロック、9・・・シリンダ、
10・・・ピストン、11・・・弁板、12・・・傾転
摺動面、13・・・センタシャフト、15・・・傾転機
構、20,31゜47・・・ラジアル静圧軸受、21,
32.48・・・シリンダ穴、22,33.49・・・
静圧パッド、23.34.50・・・圧力室、24,3
5.51・・・絞り通路、25・・・油通路、26・・
・スラスト静圧軸受。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吸排通路を有するヘッドケーシングが設けられた
    筒状のケーシングと、該ケーシングに回転自在に設けら
    れ、該ケーシング内への挿入側先端部がドライブディス
    クとなった回転軸と、前記ケーシング内に配設され、軸
    方向に複数のシリンダが穿設されたシリンダブロックと
    、該シリンダブロックの各シリンダに往復動可能に設け
    られ、一端側が前記ドライブディスクに揺動自在に支持
    された複数のピストンと、一対の吸排ポートを有し、一
    側端面が前記シリンダブロックと摺接すると共に、他側
    端面が前記ヘッドケーシングの傾転摺動面に傾転可能に
    摺接する弁板と、前記シリンダブロックと共に該弁板を
    傾転させる傾転機構と、前記ドライブディスクに作用す
    るラジアル方向、スラスト方向の油圧反力のうちラジア
    ル方向の荷重を受承するため、前記ドライブディスクと
    ケーシングとの間に位置して設けられたラジアル静圧軸
    受と、該ラジアル静圧軸受に前記一対の吸排ポートのう
    ち高圧側のポートを介して吸排される圧油を導く油路と
    からなる容量可変型斜軸式液圧機械において、前記ラジ
    アル静圧軸受は前記ドライブディスクに作用するラジア
    ル方向の平均油圧反力の合力の着力点に関する回転軸ま
    わりのモーメントをバランスする位置に設けたことを特
    徴とする容量可変型斜軸式液圧機械。
  2. (2)前記ドライブディスクを前記ピストンを揺動自在
    に支持する円板部と、該円板部から前記シリンダブロッ
    クの反対側に伸長する円筒部とによって一端開放の断面
    コ字状に形成し、前記ケーシングの一端側には前記回転
    軸の軸部と前記断面コ字状のドライブディスクとの間に
    形成される空間に位置して前記回転軸を回転自在に支持
    する支持部材を設け、前記ラジアル静圧軸受を該支持部
    材の外周側と前記ドライブディスクの円筒部内周側との
    間に設けてなる特許請求の範囲(1)項記載の容量可変
    型斜軸式液圧機械。
  3. (3)前記ドライブディスクを前記ピストンを揺動自在
    に支持する円板状に形成し、前記ラジアル静圧軸受を前
    記ドライブディスクの外周側とケーシングの内周側との
    間に設けてなる特許請求の範囲(1)項記載の容量可変
    型斜軸式液圧機械。
  4. (4)前記回転軸の軸線に対して直交する軸をx軸、y
    軸とし、前記平均油圧反力の合力の着力点側であってx
    軸より下方で、かつ当該合力の着力点の変動範囲の外側
    には第1のラジアル静圧軸受を配設し、y軸に対して前
    記平均油圧反力の合力の反着力点側であってx軸より下
    方には第2のラジアル静圧軸受を配設し、また前記平均
    油圧反力の合力の反着力点側でx軸上またはその近傍に
    は第3のラジアル静圧軸受を配設し、さらにx軸より上
    方でy軸上またはその近傍には第4のラジアル静圧軸受
    を配設してなる特許請求の範囲(1)、(2)または(
    3)項に記載の容量可変型斜軸式液圧機械。
  5. (5)前記第1のラジアル静圧軸受に関して、静圧パッ
    ドの摺動中心と前記平均油圧反力の合力の着力点との間
    のx軸上の離間距離をe_Lとすると共に、当該静圧パ
    ッドに作用するy軸方向の荷重成分をf_L_Yとし、
    前記第2のラジアル軸受に関して、静圧パッドの摺動中
    心と合力の着力点との間のx軸上の離間距離をe_Rと
    すると共に、当該静圧パッドに作用するy軸方向の荷重
    成分をf_R_Yとすると、前記第1、第2のラジアル
    静圧軸受は、f_L_Y×e_L=f_R_Y×e_R の関係を満たす位置に配設してなる特許請求の範囲(4
    )項記載の容量可変型斜軸式液圧機械。
  6. (6)前記回転軸の軸線に対して直交する軸をx軸、y
    軸とし、前記平均油圧反力の合力の着力点側にはx軸よ
    り下方で、かつ当該合力の着力点とx軸上の距離を一致
    させた位置に第1のラジアル静圧軸受を配設し、前記平
    均油圧反力の合力の反着力点側でx軸上またはその近傍
    には第2のラジアル静圧軸受を配設し、前記平均油圧反
    力の合力の着力点側で、かつx軸に関して前記第1のラ
    ジアル静圧軸受と点対称位置には第3のラジアル静圧軸
    受を配設してなる特許請求の範囲(1)、(2)または
    (3)項に記載の容量可変型斜軸式液圧機械。
  7. (7)建設機械の油圧システムに用いる主油圧源用ポン
    プまたは駆動用モータとして適用してなる特許請求の範
    囲(1)項に記載の容量可変型斜軸式液圧機械。
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