JPH0347237Y2 - - Google Patents

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JPH0347237Y2
JPH0347237Y2 JP15816585U JP15816585U JPH0347237Y2 JP H0347237 Y2 JPH0347237 Y2 JP H0347237Y2 JP 15816585 U JP15816585 U JP 15816585U JP 15816585 U JP15816585 U JP 15816585U JP H0347237 Y2 JPH0347237 Y2 JP H0347237Y2
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は有接点リレーやスイツチ等に適用さ
れて配線基板の表面に直接固定される表面実装形
電気開閉機器に関するものである。
〈従来技術とその問題点〉 この種機器では、配線基板に対しての実装密度
が高いのが望ましい。このため、機器本体から導
出されて配線基板に半田等でろう付されるリード
端子の先端側を内方へL形に折曲することが行な
われている。
しかし、従来のものは、上記表面実装用端子が
機器本体と一体化されているため、端子形状で製
作性が左右されるうえ、L形端子のろう付部のろ
う材の廻り具合も悪い傾向にある。とくに、180゜
〜360゜程度にもなるろう付時の熱や高温下の雰囲
気の影響を受けやすい不具合がある。つまり、た
とえば、ろう付時に端子に発生した熱応力で機器
本体側の接点ギヤツプが変動したり、あるいは高
温下使用時の配線基板と機器本体側との熱膨張率
の差によつて機器本体側にクラツクが生じるおそ
れがあつた。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの不具合を解消する
ためになされたもので、実装密度が上り、ろう付
も確実になされるうえ、機器本体に対する熱的悪
影響をなくして信頼性を確保し得る表面実装形電
気開閉機器を製作容易にして提供することを目的
としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案による表面実装形電気開閉機器は、先
端側が内方へわん曲形成されて配線基板の表面に
直接ろう付される複数の外部端子を有する端子ブ
ロツクと、開閉接点機構を内蔵して上記端子ブロ
ツクの内面に設置された機器本体とを備え、上記
端子ブロツクの各外部端子とこれに対応する機器
本体側の各リード端子とを別体のリード体でそれ
ぞれ弛緩な状態で電気的に接続し、上記外部端子
を除いて上記機器本体を被うカバーを上記端子ブ
ロツクに固定したものである。
この考案によれば、端子ブロツクの外部端子が
内方へわん曲しているため、実装密度が高くなる
うえ、ろう付時のろう材の廻りも良くなり、さら
にろう付時の熱応力をわん曲部分で分散させるこ
とができる。とくに端子ブロツクと機器本体とが
別構成であり、端子ブロツク側の外部端子と機器
本体側のリード端子との接続をリード体で弛緩な
状態に接続してあるから、端子ブロツク側の熱応
力をリード体の部分で確実に吸収させて機器本体
側の接点への伝達を阻止でき、したがつて、動作
の安定化が図れることになる。さらに、上記機器
本体がカバーで被われているから、熱によるクラ
ツク等の発生も防止される。
また、上記端子ブロツクを機器本体側とは別成
形できるため、生産性が向上する。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図および第2図はそれぞれこの考案に係る
表面実装形電気開閉機器を適用した有極リレーの
一例を示す外観斜視図および内部構成を示す平面
図である。
同図において、この有極リレーは大別して、端
子ブロツク100と、端子ブロツク100上に設
定されたリレー本体200と、カバー300とか
ら構成されている。
端子ブロツク100は、長方形の電気絶縁基体
101と、この基体101の幅方向両端に並設さ
れた複数の外部端子60,601〜604とからな
り、各外部端子60の先端側60aは基体幅方向
の内方側へ弧状にわん曲形成されている。101
aは上記外部端子60のわん曲部60aに対応し
て上記基体101の外面に形成された突部であ
り、上記わん曲部60aに対する押込変形を防止
するものである。
一方、リレー本体200は、第2図および第3
図に示すように大別して、電磁石ブロツクA、可
動ブロツクB、接点機構C、ケース1および端子
ベース2から構成されている。
電磁石ブロツクAは合成樹脂により形成された
コイルスプール3と、前後端に起立突片4c,4
dを有するヨーク4と、上記スプール3の中心孔
3aに嵌挿された棒状の鉄心5とで構成されてい
る。電磁コイル12が巻回されたスプール3の一
端つば部3bには、磁極部5aとなる鉄心5の先
端部が突出している。また、スプール3の他端つ
ば部3cに突設された端子支持部3eにはコイル
端子20がインサート成形により設定されてい
る。
上記スプール3はヨーク4に係止されるととも
に、鉄心5の基端部がヨーク4の後端起立突片4
dの凹部4eに嵌合されてかしめ固定され、さら
に、ヨーク4は端子ベース2上の所定位置に固定
されている。
また、上記コイル端子20は端子ベース2の外
部端子61における内端部6aに半田21でろう
付けされて接続されている。上記端子ベース2の
上面には支軸7が突設され、可動ブロツクBを構
成する枠形の可動絶縁台8はその軸孔8aに支軸
7が嵌合されて回動可能に支持されている。
上記可動絶縁台8の先端部には、互いに対向し
て配設された1対の鉄片9,10と、これら鉄片
9,10間を磁気的に連結した永久磁石11とが
固定されている。
さらに、鉄片9は鉄心5の磁極部5aの両側に
設定された一方のしや磁板13とヨーク4の前端
起立突片4cとの間に、また、他方の鉄片10は
他方のしや磁板14にそれぞれ対向配置されてい
る。
他方、接点機構Cは端子ベース2の両側に設定
したもので、可動接点15を有して固定端子片6
の内端部6bに片持状態に支持された可動接触
片17と、固定接点18,19を内端部6c,6
dに有する固定接触片63,64とからなり、上記
可動接触片17は前記可動絶縁台8の先端部に突
設されたカード部8bの溝部8cに挿入されてい
る。
上記ケース1はエポキシ樹脂のような透明な合
成樹脂に、TiO2のような白色系粉末を混合して
成形されたのち、端子ベース2に嵌着され、端子
ベース2上の電磁石ブロツクA、可動ブロツクB
および接点機構Cが被覆される。
上記リレー本体200における各リード端子
6,61〜64の外端と端子ブロツク100の各外
部端子60,601〜604の内端とはフレキシブ
ルなリード線22,221〜224によつて弛緩な
状態で接続されている。
カバー800は、端子ブロツク100の基体1
01に嵌合固定されており、上記外部端子60を
除いてリレー本体200を被つている。
上記構成のリレーの使用時には、端子ブロツク
100における外部端子60の各先端部60aを
第4図に示すプリント配線基板Mのろう材上に半
田ペーストなどで仮付けしたのち、加熱炉内を通
過させ、この通過中にプリント配線基板Mの上記
ろう材23を溶融させて外部端子60をろう付け
する。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
第2図は中立状態を示し、復帰状態では永久磁
石11の磁束が鉄片10−鉄心5−ヨーク4−起
立突片4c−鉄片9を通るループを形成する。そ
の結果、鉄片10が鉄心5の磁極部5aにしや磁
板14を介して吸着し、可動ブロツクBを復帰位
置に保持する。このとき、可動ブロツクBは第2
図の矢印a方向へ移動することにより、可動接触
片17がたわみ、可動接点15は固定接点18に
接触する。
この状態において、コイル12が励磁される
と、永久磁石11による磁束と反対方向の磁束が
コイル12に発生し、鉄片9が鉄心5の磁極部5
aにしや磁板13を介して吸着する。すなわち、
可動ブロツクBは第2図の矢印b方向へ移動する
ことにより、可動接点15は固定接点19に切り
換つて接触する。第2図の状態において、コイル
12の励磁を解除すると、可動ブロツクBは矢印
aの方向に復帰する。
ここで、上記リレーのプリント配線基板Mへの
装着状態において、端子ブロツク100における
各外部端子60の先端側60aが内方に向つてわ
ん曲しているため、実装密度が高められる。しか
も、プリント配線基板Mに半田付けした際、わん
曲部60aの両立ち上り側にはい上ることによ
り、全周に廻り易く、したがつて半田付けが良好
となる。さらに、上記半田付けの熱によつて外部
端子60が上記わん曲部60aを支持して変位で
きるため、熱応力が吸収される。
とくに、上記端子ブロツク100側とリレー本
体200側とが別体で、かつ外部端子60とリー
ド端子6とをリード線22で接続してあるから、
高温中での使用時にプリント配線基板Mと端子ブ
ロツク100側との熱膨張の差により外部端子6
0に熱応力が生じても、上記リード線22の部分
で分散させられるため、リレー本体200側の接
点動作を適確に維持させることができる。
さらに、上記リレー本体200がカバー300
で被覆されているため、耐熱性が付与されてリレ
ー本体200を保護することができる。すなわ
ち、リレー本体200にクラツクが生じたり、端
子ベース2の変形で、この端子ベース2に設定さ
れた接点機構の接点圧が変動したり、電磁継電器
の動作特性および復帰特性が変動するなどの弊害
をもたらすおそれがなくなる。
さらにまた、上記端子ブロツク100とリレー
本体200とを別体としてあるため、外部端子6
0の形状の変更等に容易に対応できるうえ、リレ
ー本体200側のリード端子6の形状も簡素とな
り、全体として作り易くなる。
なお、上記実施例では有極リレーについて説明
したものであるが、スイツチ等でも適用した場合
も、同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る表面実装形電気開閉機
器が適用された有極リレーの一例を示す外観斜視
図、第2図は同有極リレーの内部構成を示す平面
図、第3図は同有極リレーの本体を示す分解斜視
図、第4図は同有極リレーの取付状態を示す側面
断面図である。 6,61〜64……リード端子、22,221
224……リード線、23……ろう付部、60,
601〜604……外部端子、60a……わん曲
部、100……端子ブロツク、200……機器本
体、300……カバー、C……接点機構、M……
配線基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端側が内方へわん曲形成されて配線基板の表
    面に直接ろう付される複数の外部端子を有する端
    子ブロツクと、開閉接点機構を内蔵して上記端子
    ブロツクの内面に設定された機器本体とを備え、
    上記端子ブロツクの各外部端子とこれに対応する
    機器本体側の各リード端子とを別体のリード体で
    それぞれ電気的に接続し、上記外部端子を除いて
    上記機器本体を被うカバーを上記端子ブロツクに
    固定したことを特徴とする表面実装形電気開閉機
    器。
JP15816585U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0347237Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15816585U JPH0347237Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JP15816585U JPH0347237Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6266147U JPS6266147U (ja) 1987-04-24
JPH0347237Y2 true JPH0347237Y2 (ja) 1991-10-08

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