JPH076599Y2 - リレー - Google Patents

リレー

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JPH076599Y2
JPH076599Y2 JP106589U JP106589U JPH076599Y2 JP H076599 Y2 JPH076599 Y2 JP H076599Y2 JP 106589 U JP106589 U JP 106589U JP 106589 U JP106589 U JP 106589U JP H076599 Y2 JPH076599 Y2 JP H076599Y2
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JP
Japan
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composite member
terminal
yoke
core
relay
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JP106589U
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JPH0292637U (ja
Inventor
健一 清水
Original Assignee
丸子警報器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はリレーに関する。
(従来の技術) 従来のリレーを第2図に示す。ベース100に継鉄102が固
定されており、ターミナル104、106はベース100に圧入
固定されている。電磁コイル108は継鉄102とベース100
の間に配され、コア110の一方の端部を継鉄102にかしめ
て固定している。コイルボビン112はコア110の他方の端
部に形成されたフランジ部114で抜け止めされている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来のリレーには次のような課題
がある。
コイルボビン112、コア110、継鉄102、ターミナル104、
106、ベース100がそれぞれ単独の部品なため部品点数が
多くなりコストが高くなる。また、組み立てに際して
は、コア110と継鉄102が部分116においてかしめて固定
され、継鉄102とターミナル106は部分118においてスポ
ット溶接され、継鉄102とベース100は部分120において
かしめて固定され、ターミナル104、106はベース100へ
圧入されている。従って組み立ての工程数が多くなり作
業能率の悪化とコスト高の原因となっている。
従って、本考案は部品点数が少なく、組み立て工程数の
少ない安価なリレーを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため本考案は次の構成を備える。
すなわち、少くとも電磁コイルのコアと回路へ接続され
る第1のターミナルと継鉄を一体に形成された第1の複
合部材と、前記回路へ接続される第2のターミナルと、
少くとも前記電磁コイルのコイルボビンとベース部を一
体に樹脂で成形された第2の複合部材とを具備し、少く
とも前記第1の複合部材と前記第2のターミナルは前記
第2の複合部材にインサート成形されていることを特徴
とする。
(作用) 作用について説明する。
コア、継鉄、第1のターミナルは第1の複合部材として
予め一体に形成されており、コイルボビンとベースを含
む第2の複合部材を樹脂成形する際に第1の複合部材と
第2のターミナルをインサート成形すればよく、組み立
て工程を減じることが可能となる。
(実施例) 以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
第1図には本考案に係るリレーの実施例を示す。なお、
リレーのケースは省略してある。
同図において、10は第1の複合部材であり、コア部12と
コア部12の上端にL字状に延設されている継鉄部14と、
コア部12の下端から下方へ延設された第1のターミナル
部14が一体に形成されている。第1の複合部材10は導電
性かつ磁性を有する金属材料で形成されている。
18は発条片であり、バネ性を有すると共に導電性を有す
る金属の薄板で形成されている。発条片18の上端は継鉄
部14に固定されている。一方、発条片18の下端は自由端
となっており接点20が設けられている。さらに、発条片
18の中途部にはL字状をなす磁性体22が固定されてお
り、後述する電磁コイル24へ通電された際には継鉄部14
〜コア部12〜磁性体22の間で磁性回路が閉成される。磁
性体22は先端が通常は発条片18のバネ性によってコア部
12と離反しているが、電磁コイル24に通電されると磁性
体22はコア部12へ吸引される。
26は第2の複合部材であり、コイルボビン部28とベース
部30等が樹脂で一体に形成されている。コイルボビン部
28の中心孔32内には第1の複合部材10のコア部12が挿通
されており、コイルボビン部28には電線が巻回されて電
磁コイル24が形成されている。また、第1の複合部材10
の第1のターミナル部16の下端部はベース部30の内側空
間34内へ突出している。
36は第2のターミナルであり、導電材料で形成され、接
点20に対向する位置には接点38が設けられている。この
接点20、38同士は通常は非接触であって、電磁コイル24
に通電されて磁性体22がコア部12に吸引された際に接触
する。第2のターミナル36の下端部もベース部30の内側
空間34内へ突出している。従って、接点20、38同士が接
触することにより第1のターミナル部16及び第2のター
ミナル36へ接続された回路が閉じる。
なお、40はベース部30に立設されたストッパ部であり、
電磁コイル24へ通電され、接点20、38同士が接触してい
る状態から電磁コイル24への通電が停止され、発条片18
が自らのバネ性により左方へ動く時の発条片18の移動量
を規制すべく設けられている。
次に、このリレーの製造方法について説明する。第2の
複合部材26を樹脂成形する際に、金型内に第1の複合部
材10と接点38を固定した第2のターミナル36等を配置し
てインサート成形を行う。これにより第1の複合部材10
と第2の複合部材26と第2のターミナル36等を一体に成
形することができる。次に、インサート成形で形成され
たコイルボビン部28に電線を巻回して電磁コイル24を形
成する。その後、磁性体22と接点20が取り付けられてい
る発条片18を継鉄部14へ固定すればよい。
以上、本考案の好適な実施例について種々述べて来た
が、本考案は上述の実施例に限定されるのではなく、考
案の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。
(考案の効果) 本考案に係るリレーを用いると、インサート成形するだ
けでコイルボビン、ベース等が一体に成形できるのみな
らずコア、継鉄、ターミナル等の取り付けまでも一工程
で行なうことが可能となる。その結果、リレーを構成す
る部品点数を極端に減らすことができるばかりでなく組
み立ての工程数も減少させられ、ひいてはリレーのコス
トダウンを図ることが可能となる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリレーの実施例を示した側面断面
図、第2図は従来のリレーを示した側面断面図。 10……第1の複合部材、12……コア部、14……継鉄部、
16……第1のターミナル部、24……電磁コイル、26……
第2の複合部材、28……コイルボビン部、30……ベース
部、36……第2のターミナル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも電磁コイルのコアと回路へ接続さ
    れる第1のターミナルと継鉄を一体に形成された第1の
    複合部材と、 前記回路へ接続される第2のターミナルと、 少くとも前記電磁コイルのコイルボビンとベース部を一
    体に樹脂で成形された第2の複合部材とを具備し、 少くとも前記第1の複合部材と前記第2のターミナルは
    前記第2の複合部材にインサート成形されていることを
    特徴とするリレー。
JP106589U 1989-01-09 1989-01-09 リレー Expired - Lifetime JPH076599Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP106589U JPH076599Y2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 リレー

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JP106589U JPH076599Y2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 リレー

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Publication Number Publication Date
JPH0292637U JPH0292637U (ja) 1990-07-23
JPH076599Y2 true JPH076599Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=31200626

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