JPH0345717A - 耐炎化繊維及びその製法 - Google Patents
耐炎化繊維及びその製法Info
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- JPH0345717A JPH0345717A JP18210889A JP18210889A JPH0345717A JP H0345717 A JPH0345717 A JP H0345717A JP 18210889 A JP18210889 A JP 18210889A JP 18210889 A JP18210889 A JP 18210889A JP H0345717 A JPH0345717 A JP H0345717A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は高性能フィルター等に適した超極細耐炎化繊維
及びその製法に関する。
及びその製法に関する。
耐炎化繊維は、アクリロニトリルを主体とするポリマー
からなる繊維、所謂プレカーサーを適当な酸化雰囲気の
下で加熱等の処理を施し、分子内環化反応を起こさせる
ことにより得られる極めて嬉燃性、耐薬品性に優れた繊
維である。
からなる繊維、所謂プレカーサーを適当な酸化雰囲気の
下で加熱等の処理を施し、分子内環化反応を起こさせる
ことにより得られる極めて嬉燃性、耐薬品性に優れた繊
維である。
最近この特徴を生かしてスパッタシート、保護具として
使用されるようになってきた。
使用されるようになってきた。
他方産業の発達あるいは生活様式の変化にともない、清
浄空気に対する需要が増加、してきて)b、この要求に
対して各種のエアフィルターが提案されている。このよ
うなフィルターに対しては、空気のp過動率が高いこと
は勿論のことその使用形態から不燃性あるいは高度な難
燃性も同時に要求される。
浄空気に対する需要が増加、してきて)b、この要求に
対して各種のエアフィルターが提案されている。このよ
うなフィルターに対しては、空気のp過動率が高いこと
は勿論のことその使用形態から不燃性あるいは高度な難
燃性も同時に要求される。
難燃性の点からは、上述の耐炎化繊維は真に優れた材料
であるが、p過動率が必ずしも十分でなく、高性能エア
フィルターとしては不適当と考えられてきた。特に電子
産業分野等では所謂サブミクロンオーダーの微粒子の除
去が求められてかり、この目的に十分に答えうる耐炎化
繊維は未だに見当らなり0 微粒子の捕捉除去を完全に行うためには繊維間の距離が
十分に小さいことが必要であるが、反面繊維間距離の縮
小は単位濾過面積あたりの空隙面積の減少となり、濾過
抵抗の上昇を招く。
であるが、p過動率が必ずしも十分でなく、高性能エア
フィルターとしては不適当と考えられてきた。特に電子
産業分野等では所謂サブミクロンオーダーの微粒子の除
去が求められてかり、この目的に十分に答えうる耐炎化
繊維は未だに見当らなり0 微粒子の捕捉除去を完全に行うためには繊維間の距離が
十分に小さいことが必要であるが、反面繊維間距離の縮
小は単位濾過面積あたりの空隙面積の減少となり、濾過
抵抗の上昇を招く。
従って微粒子を効率的に捕捉除去するためにはできる限
り細い繊維でフィルターを構成することが必要になる。
り細い繊維でフィルターを構成することが必要になる。
1ミクロン以下の粒子を濾過する場合、慣性衝突効果以
外にも静電効果も有るので、実際に必要な繊維間距離は
該粒子の直径以下としなくても良いことが本発明者らの
研究の結果から分ってbb、繊aui径も2ミクロン以
下好1しくは1ミクロン以下であればよいことが分った
。
外にも静電効果も有るので、実際に必要な繊維間距離は
該粒子の直径以下としなくても良いことが本発明者らの
研究の結果から分ってbb、繊aui径も2ミクロン以
下好1しくは1ミクロン以下であればよいことが分った
。
これに対して現在の耐炎化繊維は概略10ミクロン程度
であり、これ以下の繊維直径とすることは難しい。この
理由は超極細耐炎化繊維を製造するために必要な十分に
細いプレカーサーを製造することができないことにある
。
であり、これ以下の繊維直径とすることは難しい。この
理由は超極細耐炎化繊維を製造するために必要な十分に
細いプレカーサーを製造することができないことにある
。
かかる状況に鑑み、本発明者らは高性能フィルター等に
使用できる直径2ミクロン以下好1しくば1ミクロン以
下の耐炎化繊維の製造を鋭意検討した結果本発明を完成
した。
使用できる直径2ミクロン以下好1しくば1ミクロン以
下の耐炎化繊維の製造を鋭意検討した結果本発明を完成
した。
本発明の要旨は、(1)2ミクロン以下の直径を有する
超極細耐炎化繊維及び(2)アクリロニトリルを85
vt*以上含有するポリマーを溶媒に溶解した溶液(A
)とメチルメタクリレートを90wt%以上含有するポ
リマーを溶媒に溶解した溶液(B)を紡糸口金から同時
〈吐出して乾湿式または湿式複合紡糸するに際して、吐
出方向に対して垂直な断面での溶液(A)と溶液(B)
の吐出面積の比が(に/(B)=11500〜1/1と
なるように紡糸した後、5倍以上延伸することにより複
合プレカーサーを製造し、次いで酸化雰囲気下で加熱し
て2ミクロン以下の直径を有する超極細耐炎化繊織を製
造することにある。
超極細耐炎化繊維及び(2)アクリロニトリルを85
vt*以上含有するポリマーを溶媒に溶解した溶液(A
)とメチルメタクリレートを90wt%以上含有するポ
リマーを溶媒に溶解した溶液(B)を紡糸口金から同時
〈吐出して乾湿式または湿式複合紡糸するに際して、吐
出方向に対して垂直な断面での溶液(A)と溶液(B)
の吐出面積の比が(に/(B)=11500〜1/1と
なるように紡糸した後、5倍以上延伸することにより複
合プレカーサーを製造し、次いで酸化雰囲気下で加熱し
て2ミクロン以下の直径を有する超極細耐炎化繊織を製
造することにある。
*Mの直径は、走査型電子顕微鏡等により容易に測定す
ることができる。従来本発明の如き超極細耐炎化M1k
が製造できなかった理由は、すでに記載したとおりこの
よう々細さのプレカーサーを得るための吐出技術、吐出
を制御する技術、巻きとる技術更には耐炎化する技術が
欠如していたことにある。これらは細さゆえの困難さで
あり、また耐炎化反応も発熱反応であり、細いと反応の
制御が困難で徐涜に反応を進めることが特に重要である
がそのような技術が従来無かったことによる。
ることができる。従来本発明の如き超極細耐炎化M1k
が製造できなかった理由は、すでに記載したとおりこの
よう々細さのプレカーサーを得るための吐出技術、吐出
を制御する技術、巻きとる技術更には耐炎化する技術が
欠如していたことにある。これらは細さゆえの困難さで
あり、また耐炎化反応も発熱反応であり、細いと反応の
制御が困難で徐涜に反応を進めることが特に重要である
がそのような技術が従来無かったことによる。
本発明は複合プレカーサーとすることにより耐炎化処理
号では、通常の取扱ができる程度の太さを与え、ここに
述べた問題点を一気に解決する画期的な技術を提供する
。
号では、通常の取扱ができる程度の太さを与え、ここに
述べた問題点を一気に解決する画期的な技術を提供する
。
かかる耐炎化繊維を製造するには、アクリロニトリルを
854以上含有するポリマーを溶解することのできる溶
媒に溶解することにより得られる溶液(ハと、メチルメ
タクリレートを90幅以上含有するポリマーを溶解する
ことのできる溶媒に溶解することにより得られる溶液(
B)を紡糸口金から同時に吐出し、−旦気相を経るか、
気相を経ずに直接(A)、 (B>両溶液からそれぞれ
のポリマーを凝固析出せしめることのできる液と接触さ
せる乾湿式、筐たは湿式複合紡糸法にかいて、吐出方向
に対して垂直な断面での溶液(A)と溶液(B)の吐出
面積の比が(A)/(B)= 1/ s o o〜1/
1となるようにし、かくして得られた複合凝固糸を常法
に従って5倍以上好1しくは10倍以上延伸することに
より複合プレカーサーを製造し、該プレカーサーを常法
にしたがって酸化雰囲気下で250℃以上で30分以上
加熱すればより0アクリロニトリルを主体とするポリマ
ーは複合プレカーサーの中でプレカーサー本来の機能を
有するものであり、アクリロニトリル含有量が854未
満では構造力I不十分な耐炎化繊維しか得られない。ア
クリロニトリル以外に加熱処理による分子内環化反応、
所謂耐炎化反応に対し、触媒作用を有するような共重合
成分例えばメタクリル酸を共重合することは好1しh0
筐た該ポリマーの分子量は許容される範囲で高いほうが
望ましい。その理由は、本来のプレカーサー機能を有す
る成分は初期から出来るだけ細いことが望筐しいので溶
液(A)のポリマー濃度は紡糸が可能な範囲で低いほう
が望ましく、紡糸に必要な粘度を低濃度で確保するため
にはポリマーの分子量は高いほうがよい。しかしなll
)ら溶液(A)の濃度が低すぎると凝固過程でボイドが
発生しやすいので、ポリマー濃度は5〜30弾、好1し
くは10〜25憾とするのがよく、この範囲で適当な粘
度を確保するためには分子量は希薄溶液粘度から求めら
れる重量平均分子量で表わして、10〜200万、望!
シ〈は15〜100万が良い。
854以上含有するポリマーを溶解することのできる溶
媒に溶解することにより得られる溶液(ハと、メチルメ
タクリレートを90幅以上含有するポリマーを溶解する
ことのできる溶媒に溶解することにより得られる溶液(
B)を紡糸口金から同時に吐出し、−旦気相を経るか、
気相を経ずに直接(A)、 (B>両溶液からそれぞれ
のポリマーを凝固析出せしめることのできる液と接触さ
せる乾湿式、筐たは湿式複合紡糸法にかいて、吐出方向
に対して垂直な断面での溶液(A)と溶液(B)の吐出
面積の比が(A)/(B)= 1/ s o o〜1/
1となるようにし、かくして得られた複合凝固糸を常法
に従って5倍以上好1しくは10倍以上延伸することに
より複合プレカーサーを製造し、該プレカーサーを常法
にしたがって酸化雰囲気下で250℃以上で30分以上
加熱すればより0アクリロニトリルを主体とするポリマ
ーは複合プレカーサーの中でプレカーサー本来の機能を
有するものであり、アクリロニトリル含有量が854未
満では構造力I不十分な耐炎化繊維しか得られない。ア
クリロニトリル以外に加熱処理による分子内環化反応、
所謂耐炎化反応に対し、触媒作用を有するような共重合
成分例えばメタクリル酸を共重合することは好1しh0
筐た該ポリマーの分子量は許容される範囲で高いほうが
望ましい。その理由は、本来のプレカーサー機能を有す
る成分は初期から出来るだけ細いことが望筐しいので溶
液(A)のポリマー濃度は紡糸が可能な範囲で低いほう
が望ましく、紡糸に必要な粘度を低濃度で確保するため
にはポリマーの分子量は高いほうがよい。しかしなll
)ら溶液(A)の濃度が低すぎると凝固過程でボイドが
発生しやすいので、ポリマー濃度は5〜30弾、好1し
くは10〜25憾とするのがよく、この範囲で適当な粘
度を確保するためには分子量は希薄溶液粘度から求めら
れる重量平均分子量で表わして、10〜200万、望!
シ〈は15〜100万が良い。
他方メチルメタクリレートを主体とするポリマーば、耐
炎化工程までの間複合プレカーサーの太さを確保するた
めのものであり、lたメチルメタクリレート系ポリマー
はアクリロニトリル系ポリマーとの相溶性が無いために
、アクリロニトリル系ポリマーからなる成分との間の界
面は滑らかになるという特徴があり、1九更には耐炎化
工程で熱分解反応により除去されるという特徴もある。
炎化工程までの間複合プレカーサーの太さを確保するた
めのものであり、lたメチルメタクリレート系ポリマー
はアクリロニトリル系ポリマーとの相溶性が無いために
、アクリロニトリル系ポリマーからなる成分との間の界
面は滑らかになるという特徴があり、1九更には耐炎化
工程で熱分解反応により除去されるという特徴もある。
従って該反応後には分解残渣を残すことなく完全に分解
することが望!しh0良く知られているようにメチルメ
タクリレートを主体とするポリマーば250℃以上の高
温下で熱分解しメチルメタクリレートモノマーになり気
相に変化して除去される。
することが望!しh0良く知られているようにメチルメ
タクリレートを主体とするポリマーば250℃以上の高
温下で熱分解しメチルメタクリレートモノマーになり気
相に変化して除去される。
メチルメタクリレートを主体とするポリマーは、熱分解
残渣が無いことと易熱分解性であることが望筐しい。
残渣が無いことと易熱分解性であることが望筐しい。
この点から本発明の方法に応用することが好ましいメチ
ルメタクリレート系ポリマーは、熱重量分析(T()A
)で室温から10℃/分の昇温速度で加熱したとき、3
00℃に到達したときの重量残留率が50係以下、50
0Cに到達したときの重量残留率が実質的に0であるこ
とが好!しい。
ルメタクリレート系ポリマーは、熱重量分析(T()A
)で室温から10℃/分の昇温速度で加熱したとき、3
00℃に到達したときの重量残留率が50係以下、50
0Cに到達したときの重量残留率が実質的に0であるこ
とが好!しい。
このうち500℃に到達したときの重量残留率はポリマ
ーの組成によシ決定され、この点からはメチルメタクリ
レートの含有量が多いほどよく、904未満の場合には
耐炎化反応種分解残渣が残る。
ーの組成によシ決定され、この点からはメチルメタクリ
レートの含有量が多いほどよく、904未満の場合には
耐炎化反応種分解残渣が残る。
また150℃に到達したときの重量残留率はポリマーの
分解の難易及びポリマーの分子末端構造により大きく影
響されることが分っている。
分解の難易及びポリマーの分子末端構造により大きく影
響されることが分っている。
つ筐り分子末端に不飽和二重結合が含されると非常に分
解が速く本発明の超極細耐炎化繊維の製造に非常に好適
である。このような不飽和二重結合を含む分子末端構造
はポリマー重合条件で決まる。つ1り通常分子量制御の
ために用いられる所謂連鎖移動剤を使用し々いで重合す
ることにより、この易分解性メチルメタクリレート系ポ
リマーを得ることができる。
解が速く本発明の超極細耐炎化繊維の製造に非常に好適
である。このような不飽和二重結合を含む分子末端構造
はポリマー重合条件で決まる。つ1り通常分子量制御の
ために用いられる所謂連鎖移動剤を使用し々いで重合す
ることにより、この易分解性メチルメタクリレート系ポ
リマーを得ることができる。
メチルメタクリレート系ポリマーの分子量は特に限定さ
れない。
れない。
!た溶液(B)のポリマー濃度も特に限定されなりが、
アクリロニトリル系ポリマーからなる成分とメチルメタ
クリレート系ポリマーからiる成分との境界面にできる
だけ凹凸が無い方が得られる耐炎化繊維の性能がよりの
で、溶液(A)の粘度と概略一致してかればよ−。
アクリロニトリル系ポリマーからなる成分とメチルメタ
クリレート系ポリマーからiる成分との境界面にできる
だけ凹凸が無い方が得られる耐炎化繊維の性能がよりの
で、溶液(A)の粘度と概略一致してかればよ−。
溶液(A)と(B)の溶[は異っていても同一であって
もよく、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。
もよく、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ジメチルスルホキシド等を挙げることができる。
両溶液の吐出量の比は複合プレカーサーの取扱性と得ら
れる耐炎化繊維の太さを決定するので非常に重要である
。核化が大きすぎると耐炎化繊維は十分に細くならず他
方小さすぎると凝固浴での凝固が不完全になる。吐出方
向に対して垂直な断面での溶液(A)と溶液(B)の吐
出面積の比が(ハ/(B)= 115 o o〜1/1
となるようにするのがよ−。
れる耐炎化繊維の太さを決定するので非常に重要である
。核化が大きすぎると耐炎化繊維は十分に細くならず他
方小さすぎると凝固浴での凝固が不完全になる。吐出方
向に対して垂直な断面での溶液(A)と溶液(B)の吐
出面積の比が(ハ/(B)= 115 o o〜1/1
となるようにするのがよ−。
吐出された両溶液は、通常の方法で湿式または乾湿式紡
糸される。このとき凝固浴はメチルメタクリレート系ポ
リマーとアクリロニトリル系ポリマーの両者を同様に凝
固するものであれハヨイ。例えば水、メチルアルコール
、エチルアルコール、イソフロヒルアルコール、エチレ
ングリコール、グリセリン等を挙げることができる。こ
のとき凝固を均一ならしめるためには溶液(A)と溶液
(B)に使用された溶媒を混合することは好璽しい。
糸される。このとき凝固浴はメチルメタクリレート系ポ
リマーとアクリロニトリル系ポリマーの両者を同様に凝
固するものであれハヨイ。例えば水、メチルアルコール
、エチルアルコール、イソフロヒルアルコール、エチレ
ングリコール、グリセリン等を挙げることができる。こ
のとき凝固を均一ならしめるためには溶液(A)と溶液
(B)に使用された溶媒を混合することは好璽しい。
複合プレカーサーの取扱性の点から、5倍以上好lしく
は10倍以上延伸することが必要である。得られる耐炎
化繊維を十分に細くするためにも延伸は好ましい。延伸
温度は150℃以上とするとメチルメタクリレート系ポ
リマーの分解が始璽るので、120℃以下とするのがよ
い。
は10倍以上延伸することが必要である。得られる耐炎
化繊維を十分に細くするためにも延伸は好ましい。延伸
温度は150℃以上とするとメチルメタクリレート系ポ
リマーの分解が始璽るので、120℃以下とするのがよ
い。
以下実施例によ
実施例1
アクリロニトリル97 wt4、メタクリル酸3wt4
からなり、希薄溶液粘度から求められる重量平均分子量
が8万々いし150万であるアクリロニトリル系ポリマ
ーを50℃に釦ける溶液粘度がほぼ500ボイズとなる
ようにジメチルアセトアミドに溶解し溶液(A)とした
。
からなり、希薄溶液粘度から求められる重量平均分子量
が8万々いし150万であるアクリロニトリル系ポリマ
ーを50℃に釦ける溶液粘度がほぼ500ボイズとなる
ようにジメチルアセトアミドに溶解し溶液(A)とした
。
他方希薄溶液粘度から求められる重量平均分子f力13
0万であるメチルメタクリレートホモポリマーの熱重量
分析で室温から10℃/分の昇温速度で加熱したとき、
300℃に到達したときの重量残留率は45彊以下、5
00℃に到達したときの重量残留率ば0であった。該メ
チルメタクリレートホモポリマー’6、so℃における
溶液粘度がほぼ500ボイズになるようにジメチルアセ
トアミドに溶解し溶液(B)とした。
0万であるメチルメタクリレートホモポリマーの熱重量
分析で室温から10℃/分の昇温速度で加熱したとき、
300℃に到達したときの重量残留率は45彊以下、5
00℃に到達したときの重量残留率ば0であった。該メ
チルメタクリレートホモポリマー’6、so℃における
溶液粘度がほぼ500ボイズになるようにジメチルアセ
トアミドに溶解し溶液(B)とした。
次に直径400ミクロンの吐出口(1)の中に、直径3
0ミクロンの吐出口(2)が10個配列されり本発明を
具体的に説明する。
0ミクロンの吐出口(2)が10個配列されり本発明を
具体的に説明する。
た複合紡糸口金のうち、吐出口(1)から溶液(B)を
10 cc/分、吐出口(2)から溶液(A)をl16
cc/分の各速度で吐出して、ジメチルアセトアミド
/水の重量比が70730である混合溶液中で凝固し、
続いて室温空気中、70’Cの温水中、沸騰水中の6段
で合わせて、5倍なりし27倍に延伸し、最後に150
℃のローラーで連続的に乾燥し、複合プレカーサーを得
た。該プレカーサーを空気中で250℃で60分針炎化
反応を行い耐炎化繊維を得た。結果を第1表に示した。
10 cc/分、吐出口(2)から溶液(A)をl16
cc/分の各速度で吐出して、ジメチルアセトアミド
/水の重量比が70730である混合溶液中で凝固し、
続いて室温空気中、70’Cの温水中、沸騰水中の6段
で合わせて、5倍なりし27倍に延伸し、最後に150
℃のローラーで連続的に乾燥し、複合プレカーサーを得
た。該プレカーサーを空気中で250℃で60分針炎化
反応を行い耐炎化繊維を得た。結果を第1表に示した。
第1表
比較例1
メチルメタクリレートホモポリマーの熱重量分析で室温
から10℃/分の昇温速度で加熱したとき、300℃に
到達したときの重量残留率が854である以外は実施例
1と全く同様にして耐炎化繊維を得た。何れも繊維直径
の斑が大きくこぶ状の突起が認められた。
から10℃/分の昇温速度で加熱したとき、300℃に
到達したときの重量残留率が854である以外は実施例
1と全く同様にして耐炎化繊維を得た。何れも繊維直径
の斑が大きくこぶ状の突起が認められた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、2ミクロン以下の直径を有する超極細耐炎化繊維。 2、アクリロニトリルを85wt%以上含有するポリマ
ーを溶媒に溶解した溶液(A)とメチルメタクリレート
を90wt%以上含有するポリマーを溶媒に溶解した溶
液(B)を紡糸口金から同時に吐出して乾湿式または湿
式複合紡糸するに際して、吐出方向に対して垂直な断面
での溶液(A)と溶液(B)の吐出面積の比が(A)/
(B)=1/500〜1/1となるように紡糸した後、
5倍以上延伸することにより複合プレカーサーを製造し
、次いで酸化雰囲気下で加熱することを特徴とする請求
項1記載の超極細耐炎化繊維の製法。 3、アクリロニトリルを85wt%以上含有するポリマ
ーの重量平均分子量が15万〜150万である請求項2
記載の製法。 4、メチルメタクリレートを90wt%以上含有するポ
リマーの300℃における重量残存率が50%以下、5
00℃における重量残存率が0%である請求項2記載の
製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18210889A JPH0345717A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 耐炎化繊維及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18210889A JPH0345717A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 耐炎化繊維及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0345717A true JPH0345717A (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=16112476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18210889A Pending JPH0345717A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 耐炎化繊維及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345717A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100272978A1 (en) * | 2007-10-11 | 2010-10-28 | Georgia Tech Research Corporation | Carbon fibers and films and methods of making same |
US8234309B2 (en) | 2005-01-31 | 2012-07-31 | International Business Machines Corporation | Method for automatically modifying a tree structure |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP18210889A patent/JPH0345717A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8234309B2 (en) | 2005-01-31 | 2012-07-31 | International Business Machines Corporation | Method for automatically modifying a tree structure |
US20100272978A1 (en) * | 2007-10-11 | 2010-10-28 | Georgia Tech Research Corporation | Carbon fibers and films and methods of making same |
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