JPH0345459A - 流体圧倍力装置 - Google Patents

流体圧倍力装置

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Publication number
JPH0345459A
JPH0345459A JP1182039A JP18203989A JPH0345459A JP H0345459 A JPH0345459 A JP H0345459A JP 1182039 A JP1182039 A JP 1182039A JP 18203989 A JP18203989 A JP 18203989A JP H0345459 A JPH0345459 A JP H0345459A
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JP
Japan
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piston
valve
chamber
fluid pressure
reaction
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Pending
Application number
JP1182039A
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English (en)
Inventor
Makoto Horiuchi
誠 堀内
Mutsumi Shimizu
清水 睦
Yukio Miyagawa
宮川 幸雄
Kazuya Sakurai
一也 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/552,288 priority patent/US5038564A/en
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Publication of JPH0345459A publication Critical patent/JPH0345459A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/12Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
    • B60T13/14Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
    • B60T13/142Systems with master cylinder
    • B60T13/145Master cylinder integrated or hydraulically coupled with booster

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Systems And Boosters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、自動車のブレーキやクラッチ等を操作するマ
スタシリンダを流体圧で倍力作動するための流体圧倍力
装置に関する。
(2)従来の技術 従来、流体圧倍力装置として、ブースタ本体と、このブ
ースタ本体にブースト室を画成するように収容され、該
ブースト室に流体圧が導入されると前進してマスタシリ
ンダを作動するブースタピストンと、このブースタピス
トンに摺動可能に収容されると共に操作部材に連結され
る弁ピストンと、この弁ピストンの前後動にブースタピ
ストンを追従させるべく、この弁ピストンの前後動に応
じてブースト室と流体圧源及び流体タンクとの各間の連
通、遮断を制御する制御弁とを備えたものは、例えば特
開昭62−265066号公報に開示されているように
知られている。
(3)発明が解決しようとする課題 上記のような従来の倍力装置では、操作部材に連結した
弁ピストンの動きにブースタピストンを追従させるよう
になっているので、弁ピストンにはブースタピストンと
同等のストロークが必要であり、このため軸方向のコン
パクト化が困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、限られ
たストロークの範囲内で操作部材の動きに応じた流体圧
をマスタシリンダに作動圧として与えることができてコ
ンパクトであり、しかも流体圧源の失陥時でも大きな無
効ストロークを生しることなくマニュアル操作が可能な
流体圧倍力装置を提供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、ブースタ本体と
、このブースタ本体に前後動可能に収容され、マスタシ
リンダのマスタピストン後面との間にブースト室を画成
する制御ピストンと、この制御ピストンに前後動可能に
収容されて前面をブースト室に連通させ、且つ所定の前
進位置で制御ピストンに当接する弁ピストンと、同じく
制御ピストンに前後動可能に収容されると共に操作部材
に連結され、弁ピストンの後面との間に反力室を画成す
る反力ピストンと、反力室に蓄圧室を連通させるストロ
ークアキュムレータと、ブースト室及び流体圧源間の流
路に介入するよう制御ピストン及び弁ピストン間に構成
され、弁ピストンの後退時に閉弁し前進時に開弁する入
口弁と、ブースト室及び流体タンク間の流路に介入する
よう制御ピストン及び弁ピストン間に構成され、弁ピス
トンの後退時に開弁し、前進時に閉弁する山口弁と、反
力室及びストロークアキュムレータ間の流路に介装され
、流体圧源の圧力が所定値以下に低下したとき閉弁する
遮断弁とを備えたことを特徴とする。
(2)作 用 上記構成において、操作部材により反力ピストンを前進
させれば、その前進に応して流体圧源の流体圧をブース
ト室に供給し、それによりマスタシリンダを倍力作動さ
せることができる。
即ち、反力ピストンの前進に応じて反力室に発生するス
トロークアキュムレータの流体圧が弁ピストンを前進方
向へ押圧する力と、ブースト室の流体圧が弁ピストンを
後退方向へ押圧する力とが釣合うように弁ピストンが入
口弁及び出口弁を開閉し、ブースト室の圧力を制御する
流体圧源が失陥した場合には、遮断弁が閉じて反力室及
びストロークアキュムレータ間を遮断するので、反力ピ
ストンの前進によるも反力室の油は流失せず、したがっ
て反力ピストンの前進が反力室の油を介して弁ピストン
に無駄無く伝達する。
そして弁ピストンは、その前進直後に制御ピストンに当
接してこれを前進させるので、マスタピストンを作動さ
せることができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
第1図において、流体圧倍力装置Bは、自動車のブレー
キ用マスタシリンダMの後部に連結される。
マスタシリンダMのシリンダ本体4は前端を閉したシリ
ンダ孔5を有しており、このシリンダ孔5には、その前
端壁との間に前部油圧室6fを両底する前部マスタピス
トン7fと、この前部マスタピストン7fとの間に後部
油圧室6rを再収する後部マスタピストン7rとが摺動
自在に嵌合される。そして前部油圧室6rには前部マス
タピストン7fを後退方向へ付勢する前部戻しばね8f
が、また後部油圧室6rには後部マスタピストン7rを
後退方向へ付勢する後部戻しばね8rがそれぞれ収容さ
れる。したがって、後部マスタピストン7rを前方へ押
動すれば、両戻しばね8f。
8rを圧縮しながら前部マスタピストン7fをも前進さ
せ、前、後部油圧室6f、6rの容積を縮小させて、こ
れら油圧室6f、6rの出力ポート9f、9rからの制
動油圧を出力させ、これによって対応する車輪ブレーキ
10a、tabを作動させることができる。
シリンダ本体4の後端部外周には倍力装置Bのブースタ
本体ll前端部が嵌合して結着され、このブースタ本体
11のシリンダ孔12には前後−対のスリーブ13.1
4が嵌装される。
これらスリーブ13.14の内周面には制御ピストン1
5が前後方向摺動可能に嵌合され、この制御ピストン1
5及び後部マスタピストン7r間にブースト室16が両
底される。
制御ピストン15の後退限は、該ピストン15の中間部
外周に形成されたフランジ17が、ブースタ本体11の
後端部の内向きフランジ18に当接することより規制さ
れる。この制御ピストン15は、通常、後部マスタピス
トン71の後端に小間隙を存して対向する出力杆15a
を前端に備えている。
また制御ピストン15は後端部をブースタ本体11の後
端壁より突出させており、その突出端に係止したりテー
ナ19とブースタ本体11との間には、制御ピストン1
5を後退限に保持するセ・ントばね20が縮設される。
また制御ピストン15のシリンダ孔21には弁ピストン
22及び反力ピストン23が前後に並んで摺動自在に嵌
合され、その反力ピストン23の後端に操作部材たるブ
レーキペダルlがブツシュロッド2を介して連結される
弁ピストン22及び反力ピストン23の対向面には、互
いに摺動自在に嵌合する案内孔24及び案内軸25がそ
れぞれ設けられ、更に案内軸25にはその軸方向に長い
長孔26が設けられるとともに、その長孔26を貫通す
るピン27が弁ピストン22の後端に固着される。そし
て両ピストン22.23間にはそれらを離反方向に付勢
する戻しばね28が縮設される。したがって、両ピスト
ン22.23は、平時、ピン27が長孔26の前端壁に
当接する最大間隔の位置に保持される。
弁ピストン22の前部は細長い輪状の弁部22aになっ
ており、この弁部22aは制御ビア 1.ン15の中心
部に固設されたスリーブ状の弁室体29内に嵌装される
制御ピストン15内には、弁部22aの前端面が臨むば
ね室30が形成され、このばね室30には弁ピストン2
2を後退方向へ付勢する戻しばね31が収納される。こ
の戻しばね31のセット荷重は前記戻しばね28のそれ
よりも弱く設定される。またばね室30は制御ピストン
15の通孔32を介して前記ブースト室16に常時連通
している。
反力ピストン23の後退限は、その後端が制御ピストン
15の後端部に係止されたストッパ環33に当接するこ
とにより規制される。
前記スリーブ14には制御ピストン15の中間部外周に
密接するシール部材34が装着され、このシール部材3
4の前方及び後方でスリーブ13゜14内周面に密接す
るシール部材35.36が制御ピストン15に装着され
る。さらに制御ピストン15にはブースタ本体11の後
端部内周面12’に密接するシール部材37が装着され
る。そしてシール部材34.35間に入口室38が、ま
たシール部材34.36間に出口室39が、さらにシー
ル部材36.37間に中継室40がそれぞれ画成される
上記シール部材36および37がそれぞれ密接するスリ
ーブ14の内周面及びブースタ本体11の後端部内周面
12’ は互いに同径に形成される。
入口室38は、電動モータ41で駆動される油圧ポンプ
42の吐出側に第1油路り、を介して連通し、第1油路
り、には油圧源アキュムレータ43が接続される。そし
て上記油圧ポンプ42及び油圧源アキュムレータ43に
よって流体圧源54が構成される。
また出口室39は流体タンクとしての油タンク44に第
2油路L2を介して連通し、中継室40は、ストローク
アキュムレータ45の蓄圧室46に第3油路L3を介し
て連通ずる。
また弁ピストン22及び反力ピストン23には、制御ピ
ストン15の内周面に密接するシール部材47.48が
それぞれ装着され、この両シール部材47.48間に反
力室49が画成される。この反力室49は通孔50を介
して前記中継室40と連通ずる。
前記弁部22a及び弁室体29間には、前方から順に人
口弁51、出口弁52及び開閉弁53が構成される。
入口弁51は入口室38とばね室30、したがってブー
スト室16との間を開閉するもので、弁ピストン22の
後退限で閉じていて、その前進時に開くようになってい
る。
出口弁52は出口室3つとばね室30との間を開閉する
もので、弁ピストン22の後退限で開いていて、前進時
に閉じるようになっている。
開閉弁53は出口室39と反力室49との間を開閉する
もので、弁ピストン22の後退限で開いていて、前進時
に閉じるようになっている。
而して、上記三つの弁51.52.53の開閉タイミン
グは、弁ピストン22が後退限から前進するとき、先ず
開閉弁53が閉じ、次いで出目弁52が閉し、最後に入
口弁51が開くように設定される。
前記ストロークアキュムレータ45は、段付円筒状のア
キュムレータ本体55と、このアキュムレータ本体55
の小径部55a内に摺動自在に嵌合して蓄圧室46を画
成する第1ピストン56と、アキュムレータ本体55の
大径部55bに直列に収容される複数個の第2ピストン
57..57□57nと、各第2ピストン57.,57
□、57nをそれぞれ第1ピストン56側へ弾発する複
数個のばね58..58□、580とからなっており、
第1ピストン56に隣接する第2ピストン57、は第1
ピストン56と一体に連結され、若しくは当接関係に置
かれる。ばね5L、58z58nは、その順でばね定数
が大きくなるように設定される。
また第2ピストン57..57□、57n及びアキュム
レータ本体大径部55bの端壁59の各間には緩衝ゴム
60..60□、60nが軸方向に遊びを存して介装さ
れる。
第3流路L3には遮断弁80が介装される。この遮断弁
80の弁面81には、一端壁を円錐状の弁座82にした
弁室83と、上記弁座82に連なる弁孔84とが形成さ
れ、弁室83には弁座82と協働して弁孔84を開閉す
る球状の弁体85と、この弁体85を閉じ側に付勢する
弁ばね86とが収容される。そして弁室83は第3油路
L3の上流部分を介して中継室40と連通し、弁孔84
は第3油路L3の下流部分を介して蓄圧室46と連通す
る。
弁面81には、また、弁孔84と並ぶシリンダ孔87が
形成される。このシリンダ孔87は、それに摺動自在に
嵌合したピストン88により弁孔84側のばね室89と
、それと反対側の油室90とに区画される。ピストン8
8は、弁孔84を通って弁体85に先端を対向させる突
子88aを一体に備えており、この突子88aは、第1
図でピストン88の右動限で弁体85の閉弁を許容し、
ピストン88の左動限で弁体85を強制的に開弁させる
長さを有する。
ばね室89には、ピストン88を右方へ付勢する戻しば
ね91が収容される。また油室90は第7油路L7を介
して油圧源アキュムレータ43に接続される。
また前記ブースト室16、油タンク44及び油圧源アキ
ュムレータ43にそれぞれ連なる第4〜第6油路L4〜
L、には非常制御弁61が接続される。
この非常制御弁61は、シリンダ状の弁面62と、この
弁面62に摺動自在に嵌合して油室63を画成するピス
トン64と、弁面62に嵌合、固定されてピストン64
との間に油室65を画成する弁座体67とを備え、この
弁座体67の外周に環状の油室66が形成される。そし
て上記油室63.65.66に前記第4.第5及び第6
油路L=、Ls、L6がそれぞれ接続される。
ピストン64には、油室65と連通する弁室68と、こ
の弁室68を油室63間に連通ずる弁孔69とが設けら
れ、弁室68には弁孔69を開閉するリリーフ弁70と
、このリリーフ弁マ0を閉じ方向へ付勢するリリーフば
ね71とが収容される。
また弁座体67には油室65に連なる弁室72と、この
弁室72と他端の油室66間を連通ずる弁孔73とが設
けられ、弁室72には弁孔73を開閉する遮断弁74と
、受圧子75と、この受圧子75を介してこの遮断弁7
4を閉じ方向へ付勢する弁ばね76とが収容される。
さらにピストン64には、上記受圧子75に当接し得る
押圧子77が固着され、この押圧子77を受圧子75か
ら離間する方向へ付勢する戻しばね78が押圧子77と
弁座体67間に縮設される。
次にこの実施例の作用について説明する。
先ず流体圧源54、即ち油圧ポンプ42及び油圧源アキ
ュムレータ43が正常に機能している場合について説明
する。
ブレーキペダル1の不作動状態では、第1図に示すよう
に制御ピストン15はセットばね20の力により、また
弁ピストン22は戻しばね31の力により、また反力ピ
ストン23は反力ばね28の力によりそれぞれ所定の後
退限に保持されている。弁ピストン22が後退限に位置
するときは、前述のように、入口弁51は閉、出口弁5
2は開、開閉弁53は開の状態になっているので、油圧
源アキュムレータ43の抽圧は第1油路L+を介して入
口室38に導入され、そして入口弁51によって謹呈3
8に待機させられる。
ブースト室16は通孔32、ばね室30及び出口弁52
を介して出口室39に、更に第2油路L2を介して油タ
ンク44に連通していて、大気圧状態になっているので
、マスタピストン7f、7rはそれぞれ後退位置を占め
ることができる。
一方、遮断弁80では、油圧源アキュムレータ43の油
圧が第7油路L7を通して油室90に導入され、その抽
圧を受けてピストン8日がばね室89側に移動して突子
88aにより弁体85を開き位置に保持し、これにより
第3油路L3を導通状態にしている。したがってストロ
ークアキュムレータ45の蓄圧室46は、第3油路L3
、中継室40、反力室49及び開閉弁53を介して出口
室39に連通ずるので、これも大気圧状態になっている
また非常制御弁61では、油圧源アキュムレータ43の
油圧が第6油路L6を通して油室63に導入され、その
油圧によりピストン64が弁座体67側へ押圧され、押
圧子77が受圧子75を介して遮断弁74を閉弁位置に
保持する。而して、油圧ポンプ42の吐出圧が所定値を
超えた場合は、リリーフ弁70が開いて過剰油圧を弁孔
69から油室68に解放する。油室68に解放された油
圧は第5油路り、により油タンク44に解放されること
になる。
いま、車輪ブレーキ10a、10bを作動させるべく、
ブレーキペダル1を踏込むと、ブツシュロッド2、反力
ピストン23、戻しばね28及び弁ピストン22が一斉
に前進(第1図では左動)し、弁部22aの弁室体29
に対する前進に応じて、先ず開閉弁53が閉し、次いで
出口弁52が閉し、最後に入口弁51が開く。この人口
弁51の開弁により人口室38とブースト室16間が連
通され、人口室3日に待機していた抽圧がブースト室1
6に導入される。その結果、マスタピストン7rはその
背面に油圧を受けて前進作動するので、前述のように出
カポ−)9f、9rから油圧が出力して車輪ブレーキ1
0a、10bを作動させる。
また、ブースト室16の導入油圧は制御ピストン15の
前面にも作用するので、その抽圧による後方への押圧力
とセットばね20の弾発力とにより制御ピストン15は
当初の後退限に依然保持される。
さらに、ブースト室16の導入油圧は、ばね室30に伝
達して弁部22aの前面にも作用して、弁ピストン22
を後方へ押し戻そうとする反力をも発生する。
′そして、ブレーキペダルlの踏込みが進むと反力ピス
トン23は戻しばね28を圧縮すると共に、その前面の
反力室49の容積を収縮させながら前進することになる
が、開閉弁53の閉弁後は、反力室49は密閉状態とな
る。このため反力ピストン23の引続く前進により、反
力室49から第3油路L3を通してストロークアキュム
レータ45の蓄圧室46に作動油が送られ、その油量に
応じてストロークアキュムレータ45の蓄圧室46に発
生する油圧が反力室49に伝達する。
その結果、弁ピストン22は、ストロークアキュムレー
タ45による反力と戻しばね28の押圧力とを同時に受
けて前方へ進もうとするが、ばね室30ではブースト室
16の油圧が弁ピストン22を後方へ押圧するので、結
局弁ピストン22はその前後の押圧力が釣合うように進
退して入口弁51及び出口弁52を開閉制御する。また
反力ピストン23にもストロークアキュムレータ45に
よる反力と戻しばね28の反発力とが作用するので、ブ
レーキペダル1には、その踏込量が増加するにつれて、
言い換えればブースト室16の油圧の上昇につれてスト
ロークアキュムレータ45及び戻しばね28のばね特性
に応じて増加する反力が作用し、これをブレーキ感とし
て操縦者は感受する。
ところで、ストロークアキュムレータ43において、蓄
圧室46の導入油量の増加に伴い第1ピストン56が蓄
圧室46の容積を拡大させる方向に作動すると、先ずば
ね定数が最小のばね58、が第2ピストン57.により
圧縮され、その圧縮が規定量進むと緩衝ゴム60.が圧
縮され、そして第2ピストン571が次段の第2ピスト
ン572に当接してこれを押動する。以後、同様の作用
によりばね58□、緩衝ゴム60□、ばね58n、緩衝
ゴム60nが順次圧縮されるので、ストロークアキュム
レータ45のばね特性は第2図に示すような特性となる
。即ち第1ピストン56の変位量増加に応じてばね力は
2次曲線的に増加する。
このようなばね特性によれば、ブレーキペダル1の踏込
初期には反力を緩やかに増加させて制動のコントロール
性を高め、踏込後期には反力を滑らかに急増させて、ブ
レーキ感覚を損なうことなく踏込量の増加を抑制するこ
とができる。
尚、このような効果は、複数のばね58..58□、5
8nをどのうよな順序で配列しても、同様に得られるも
のである。
次に油圧源54に失陥を生し、第1油路L1に油圧が供
給されない場合について説明する。
このような場合には、第6油路り、及び第7油路り、に
も油圧が供給されないので、遮断弁80では、ピストン
88が戻しばね91の力で後退し、これに伴い弁体85
が弁ばね86によって閉じ位置へ動かされ、これによっ
て第3油路L3が遮断。
される。一方、非常制御弁61では、油圧によるピスト
ン64の遮断弁74に対する閉鎖力を失うので、遮断弁
74は第4油路L4側の圧力で開弁が可能となる。
このような状態において、ブレーキペダル1を踏込んで
反力ピストン23を前進させると、前述のように既に第
3油路L3が遮断弁80により遮断されているので、反
力室49の油は流出せずに反力ピストン23の前進を直
ちに弁ピストン22に伝えることができる。したがって
弁ピストン22の前進に関しては反力ピストン23に無
効ストロークは無い。
こうして弁ピストン22が前進すると、その肩部22b
が弁室体29の後端に当接して制御ピストン15を前進
させるようになる。
制御ピストン15が前進すると、ブースト室16の油が
加圧されるが、その柚は第4油路L4、非常制御弁61
の弁孔73、同柚室65及び第5油路り、を通して油タ
ンク44へ排出されるので、制御ピストン15の出力杆
15aが後部マスタピストン7rの後端に当接してこれ
を機械的に前進させるようになる。したがって、制′4
11ピストン15が後部マスタピストン7rよりも大径
であっても、制御ピストン15の動きは、ブースト室1
6の油により増速されることなく後部マスクピストン7
rに直接伝達することができる。
一方、中継室40を画成するシール部材36゜37は、
制御ピストン15と共に前進して同径のスリーブ14内
周面及びブースタ本体11の後端部内周面12’上を摺
動するので、中継室40の容積は不変であり、したがっ
て謹呈40と連通する反力室49の油圧ロック状態は何
等損われない。
C1発明の効果 以上のように本発明によれば、限られたストロークの範
囲内で操作部材による反力ピストンの前進量に応じた流
体圧をブースト室に発生させることができるので、倍力
装置のコンパクト化を図ることができる。しかも反力室
にはストロークアキュムレータで発生する流体圧力が伝
達するようになっているので、謹呈に大きな反力ばねを
設置する必要がなく、倍力装置の一層のコンパクト化に
寄与し得るのみならず、ストロークアキュムレータの特
性の選定により反力室に発生する反力を制御して、操作
部材のストロークを自由に設定することができる。
また流体圧源の失陥時には、反力室がストロークアキュ
ムレータとの連通を絶たれるので、操作部材の操作によ
り反力ピストンを前進させると、反力室の油を介して弁
ピストンを直ちに前進させることができ、これにより操
作部材の無効ストロークの減少を図ることができる。そ
して弁ピストンの前進によれば制御ピストンを介してマ
スタピストンをマニュアル作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は流体圧
倍力装置の縦断側面図、第2図はストロークアキュムレ
ータの特性線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ブースタ本体と、このブースタ本体に前後動可能に収容
    され、マスタシリンダのマスタピストン後面との間にブ
    ースト室を画成する制御ピストンと、この制御ピストン
    に前後動可能に収容されて前面をブースト室に連通させ
    、且つ所定の前進位置で制御ピストンに当接する弁ピス
    トンと、同じく制御ピストンに前後動可能に収容される
    と共に操作部材に連結され、弁ピストンの後面との間に
    反力室を画成する反力ピストンと、反力室に蓄圧室を連
    通させるストロークアキュムレータと、ブースト室及び
    流体圧源間の流路に介入するよう制御ピストン及び弁ピ
    ストン間に構成され、弁ピストンの後退時に閉弁し前進
    時に開弁する入口弁と、ブースト室及び流体タンク間の
    流路に介入するよう制御ピストン及び弁ピストン間に構
    成され、弁ピストンの後退時に開弁し、前進時に閉弁す
    る出口弁と、反力室及びストロークアキュムレータ間の
    流路に介装され、流体圧源の圧力が所定値以下に低下し
    たとき閉弁する遮断弁とを備えたことを特徴とする流体
    圧倍力装置。
JP1182039A 1989-07-14 1989-07-14 流体圧倍力装置 Pending JPH0345459A (ja)

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