JPH0344800A - 車載通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、路線バスの接近表示案内、運行監視。

運行管理、運行実績収集等に使用する車載通信装置に関
するものである。

（従来の技術） 従来、この種の車載通信装置を使用したものの１つとし
て、バス停留所における接近表示案内装置がある。第３
図に従来の車載通信装置の構成を示す、第３図において
、６はバス利用者に案内放送するためのテープ再生装置
であり、制御処理部７に接続されている。８は第５図の
路上袋Ｗ１１゜１２へ電磁誘導通信等の微弱電波を利用
して情報を送信するための装信部であり、制御処理部７
およびアンテナ９に接続されている。第４図に従来の案
内放送テープにおける音声案内トラックおよび行先情報
トラックの録音形式を示す、また、第５図に従来の車載
通信装置に使用した接近表示案内装置の構成を示す、第
５図において１０は中央処理装置であり、バス停留所に
設置された路上装置１１゜１２と有線回線または無線回
路で接続されている。

１３はバスの接近案内を行うための接近表示器であり、
路上袋［１２に接続されている。　１４．１５は第３図
の送信部８からの信号を受信するためのアンテナであり
、路上装置１１．１２に接続されている。

次に、上記従来例の動作について説明する。第３図にお
いて、テープ再生装置６には予め第４図の形式で録音し
た案内放送テープが実装されており、営業運行が始まる
と運転手がテープ再生装置６を操作することにより順番
に再生される。制御処理部７は、その再生信号から行先
情報を検出し次に別の行先情報が検出できるまで記憶す
る。具体的には、営業運行の最初にセット情報、営業運
行の最後に行先リセット情報が検出される。また。

送信部８へはその記憶しである行先情報および車載装置
番号等の情報を出力する。送信部８は、第５図の路上装
置１１．１２の通信領域に入ると通信を行い、アンテナ
９を介して、それらの情報を送信する。第５図において
、第３図の車載通信装置を搭載したバスは路上装置１１
．１２の順に通過するものとする。第３図の車載通信装
置を搭載したバスが路上装置１１の通信領域に入ると通
信を行い、路上装置１１はアンテナ１４を介して、車載
通信装置からの情報を受信する。路上装置１１はその情
報を中央処理装置１０へ送信する。中央処理装置１０は
、路上装置１２を介して接近表示器１３へ当該バスの接
近情報を送信する。接近表示器１３は、その情報により
バス利用者に対し接近表示の案内を行う０次に、第３図
に車載通信装置を搭載したバスが路上装置１２の通信領
域に入ると通信を行い、路上装置１２はアンテナ１５を
介して、車載通信装置からの情報を受信する。路上袋［
１２はその情報を中央処理装置１０へ送信する。中央処
理装置！１０は、路上装置１２を介して接近表示器１３
へ当該バスの接近表示リセット情報を送信する。接近表
示器１３は、その情報により接近表示のリセットを行う
、さらに、第３図の車載通信装置を搭載したバスは、運
転手がテープ再生装置６を操作することにより、営業運
行終了時に案内放送テープの最終に録音しである行先リ
セット情報を検出でき、制御処理部７に記憶しである行
先情報はリセットされる。そのため、その後回送運行で
路上装置１１．１２を通過しても接近表示を誤って行う
ことはない。

このように、上記従来例の車載通信装置でも。

テープ再生装置の操作を確実に行うようにすれば、回送
運行があっても正しく行先情報を得ることができる。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の車載通信装置では、テープ再生装置の操作を
誤ったために、案内放送テープの最後に録音しである行
先リセット情報が検出されない状態で回送運行し、路上
装置を通過すると、接近表示が誤って表示されるという
欠点があった。実際の運用を想定しても、営業運行の最
後の方で乗客がいない場合は、テープ再生装置の操作を
止めてしまうことは十分考えられる。

本発明は、このような従来の欠点を解決するものであり
、途中でテープ再生装置の操作を止めた状態で回送運行
を行っても、正しい行先情報を得ることができる優れた
車載通信装置を提供することを目的とするものである。

（１１１１を解決するための手段） 本発明の車載通信装置は、制御処理部に走行距離センサ
を接続し、走行距離による行先情報のリセット機能を設
け、営業運行と回送運行とを判別して行先情報を送信す
るようにしたものである。

（作　用） 本発明によれば、テープ再生装置の操作を誤ったために
案内放送テープの最後に録音しである行先リセット情報
が検出されない状態で回送運転しても、ある一定の走行
距離が計測されればリセットされるため、その後路上装
置を通過しても、誤った行先情報を送信することはなく
、接近表示も誤って表示されることはない。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
１図において、１はバス利用者に案内放送するためのテ
ープ再生装置であり、制御処理部２に接続されている。

３は路上装置へ電磁誘導通信等の微弱電波を利用して情
報を送信するための送信部であり、制御処理部２および
アンテナ４に接続されている。５はバスの゛走行距離を
測定するための走行距離センサであり、制御処理部２に
接続されている。

第２図は本発明の案内放送テープにおける音声案内トラ
ックおよび行先情報トラックの録音形式の一実施例を示
すものである。

次に、上記実施例に動作について説明する。第１図にお
いて、テープ再生袋！！！１には予め第２図の形式で録
音した案内放送テープが実装されており、営業運行が始
まると運転手がテープ再生装置ｌを操作することにより
順番に再生される。制御処理部２は、その再生信号から
行先情報を検出し次に別の行先情報が検出できるまで記
憶する。具体的には、営業運行の最初から停留所案内が
ある毎に行先セット情報、営業運行の最後に行先リセッ
ト情報が検出される。また、走行距離センサ５からの信
号を監視し、行先情報を検出してから次に行先情報を検
出するまでに、ある定められた距離以上走行した場合は
、回送運転と判定し、行先情報のリセットを行う、たと
えば、停留所間の距離が最大８００ｍとすれば、ｌｋｍ
以上走行した場合。

行先情報のリセットを行う、したがって、運転手が途中
でテープ再生装置ｌの操作を止めた状態で回送運転を行
っても、ｌ−走行後には行先情報が自動的にリセットさ
れる。送信部３へはその記憶しである行先情報および車
載装置番号等の情報を出力する。送信部３は、アンテナ
４を介して、それらの情報を路上装置へ送信する。

このように、上記実施例によれば、テープ再生装置１の
操作を途中で止めたために案内放送テープの最後に録音
しである行先リセット情報が検出されない状態で回送運
行しても、ある一定の走行距離が計測されればリセット
されるため、その後路上装置を通過しくも、誤った行先
情報を送信することはなく、路線パスの接近表示案内、
運行監視、運行管理、運行実績収集等をより正確に行う
ことができる。

（発明の効果） 本発明は上記実施例により明らかなように、回送運行時
にテ・−プ再生装置の操作ミスまたは故障により行先情
報が残った状態のままとならないように一定距離走行し
たら自動的に行先情報をリセットするようにしたもので
あり、路線バスの接近表示案内、運行監視、運行管理、
運行実績収集等をより正確に行うことができ、その実用
上の効果は大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における車載通信装置の概略
ブロック図、第２図は同装置の案内放送テープの音声案
内トラックおよび行先情報トラックの録音フォーマット
図、第３図は従来の車載通信装置の概略ブロック図、第
４図は同装置の案内放送テープの音声案内トラックおよ
び行先情報トラックの録音フォーマット図、第５図は従
来の車載通信装置を使用した接近表示案内装置の概略ブ
ロック図である。 １．６・・・テープ再生装置、　　２，７・・・制御処
理部、　３，８・・・送信部、　４，９・・・アンテナ
、　５・・・走行距離センサ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 路線バス等で案内放送テープから得た行先情報等を路上
   装置へ送信する車載通信装置において、走行距離センサ
   を設け、走行距離により行先情報等をリセットするよう
   にしたことを特徴とする車載通信装置。