JPH0344597Y2 - - Google Patents

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JPH0344597Y2
JPH0344597Y2 JP6379485U JP6379485U JPH0344597Y2 JP H0344597 Y2 JPH0344597 Y2 JP H0344597Y2 JP 6379485 U JP6379485 U JP 6379485U JP 6379485 U JP6379485 U JP 6379485U JP H0344597 Y2 JPH0344597 Y2 JP H0344597Y2
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JP
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mirror
angle
stay
adjustment mechanism
glare
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JP6379485U
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JPS61179054U (ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のドア外面に取付けられて自
動車の側方ないし後方を視認する自動車用ドアミ
ラー装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の自動車のドアミラー装置は、
運転者の着座姿勢等が変化してもそれに対応して
自動車の側方および後方を視認できるようにミラ
ーを角度調整可能に設けられているが、その角度
調整した状態では、夜間、後続車のヘツドライト
から光がミラーで反射して直接運転者の眼に入射
し、その結果、運転者が眩しさを感じることがあ
る。
そのため、従来、例えば実開昭59−79436号公
報に示されるように、ミラーケース内に第1、第
2電磁石を設けるとともに、該第1、第2電磁石
にそれぞれ対応する第1、第2永久磁石をミラー
ステーに取付け、上記第1、第2電磁石と各永久
磁石との磁気的な反発力および吸引力を利用して
ミラーステーを作動調整することによつて、ミラ
ーを角度調整のみならずデイ状態およびナイト状
態に切り換えてその防眩調整を行い得るようにし
た自動車のドアミラー装置が提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記従来のものでは、ミラーの角度
調整および防眩調整はいずれもミラーステーを作
動調整することによつて行われるため、一方の調
整を行うと他方の調整が狂つてしまい、例えば防
眩調整を行つた状態でもそのままミラーを角度調
整すると元の防眩調整が狂うので再度ミラーの防
眩調整をやり直さなければならず、ミラーの角度
および防眩調整が面倒であるという不具合があつ
た。
そこで、本考案は、上記の点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ミラーの角度調整機構
と防眩調整機構とを別個に独立させることによ
り、ミラーの角度調整と防眩調整とを別々に調整
できるようにして、例えばミラーの角度調整を行
つても防眩調整に狂いが生じないようにし、よつ
てドアミラーの角度調整および防眩調整を容易か
つ正確に行い得るようにすることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解決手段
は、上記自動車のドアミラー装置を、ミラーケー
スと、該ミラーケース内に移動調整可能に支持さ
れたミラーステーと、該ミラーステーに移動調整
可能に支持されたミラーとからなるものとし、上
記ミラーの角度を調整するミラー角度調整機構お
よびミラーをデイ状態もしくはナイト状態に角度
調整する防眩調整機構のいずれか一方を上記ミラ
ーケースに対しミラーステーを移動調整させるよ
うにミラーケースに固定する一方、他方が上記ミ
ラーステーに対しミラーを移動調整させるように
ミラーステーに取付けたものである。
(作用) 上記構成により、本考案では、ミラー角度調整
機構がミラーケースまたはミラーステーの一方に
固定されている一方、防眩調整機構は、ミラーケ
ースまたはミラーステーの他方に取付けられ、ミ
ラー角度調整機構と防眩調整機構とが独立して別
個に操作できるので、ミラーの角度調整時には、
ミラー角度調整機構によつてミラーステーまたは
ミラーを作動調整することにより防眩調整に狂い
を与えることなくミラーを角度調整できる一方、
ミラーの防眩調整時には、防眩調整機構によつて
ミラーまたはミラーステーを作動調整することに
より、防眩調整に狂いを来たすことなくミラーを
デイ状態またはナイト状態に角度調整できること
になる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図および第2図は本考案の実施例に係る自
動車のドアミラー装置の全体概略構成を示し、1
は自動車のドア2外面の所定部位に取付けられた
ミラーケースであり、該ミラーケース1は後方
(第1図上方)が開放されたボツクス形状に形成
され、その内面前壁部1aにはブラケツト3を介
してギヤボツクス4が固定されている。
また、5は、上記ミラーケース1内にその後方
開口部をカバーするように配設されたミラーステ
ーであつて、該ミラーステー5は上記ギヤボツク
スの略中央に突設した支持軸6に支持ソケツト3
5、スプリング36、止ネジ37を介して傾動自
在に取付けられている。
さらに、7は上記ミラーステー5のドア2側の
端部にピン31およびヒンジ8を介して揺動自在
に支持されたミラーであり、該ミラー7は、裏面
7aが高反射率面に、表面7bが低反射率面にそ
れぞれ形成されたプリズムミラーからなり、裏面
7aの高反射率面により反射させたときには後方
から入射光が減衰せずにそのまま反射されるデイ
状態となる一方、表面7bの低反射率面により反
射させたときには後方からの入射光が減衰されて
反射されるデイ状態となり、このデイおよびナイ
ト状態はミラー7の角度調整により切り換えられ
る。
そして、上記ギヤボツクス4内には、第3図に
示すように、上記ミラーステー5を移動調整して
上記ミラー7の角度を調整するミラー角度調整機
構9が収納されている。該ミラー角度調整機構9
は、ミラーステー5の鉛直面内に沿う方向の傾動
を調整する上下角度調整機構10と、ミラーステ
ー5の水平面内に沿う方向の傾動を調整する左右
角度調整機構11とからなる。上記上下角度調整
機構10は、角度調整用モータ12と、該モータ
12の回転を減速する減速ギヤ機構13と、該減
速ギヤ機構13の最終段ギヤ15の中心に形成さ
れたねじ孔15aに螺合され、かつ後端部がギヤ
ボツクス4後方に突出した雄ねじ部材16とを備
え、上記雄ねじ部材16の後端部はボール17お
よびソケツト18よりなるボールジヨイント19
を介してミラーステー5の背面に上記支持軸6と
の取付位置よりも上方位置にて連結されており、
モータ12の駆動により減速ギヤ機構13を介し
て雄ねじ部材16を前後方向に移動させてミラー
ステー5を支持軸6位置を支点として揺動させる
ことにより、ミラー7の鉛直面に沿つた上下角度
調整を行うように構成されている。一方、左右角
度調整機構11は、上記上下角度調整機構10と
同様に、角度調整用モータ12′と減速ギヤ機構
13′と雄ねじ部材16′とを備えてなり、上記雄
ねじ部材16′はボール17′およびソケツト1
8′よりなるボールジヨイント19′を介してミラ
ーステー5の背面に上記支持軸6との取付位置よ
りも外方位置にて連結されており、モータ12′
の駆動により雄ねじ部材16′を前後方向に移動
させてミラーステー5を支持軸6位置を支点とし
て揺動させることにより、ミラー7の水平面に沿
つた左右角度調整を行うように構成されている。
また、上記ミラーステー5のドア2と反対側の
端部背面には防眩用ギヤボツクス20が取付けら
れていて、該防眩用ギヤボツクス20内には、第
4図に示すように、ミラー7をデイ状態もしくは
ナイト状態に角度調整する防眩調整機構21が収
納されている。該防眩調整機構21は、第4図に
示すように、上記各角度調整機構10,11と同
様、防眩調整用モータ22と、該モータ22の回
転を減速する減速ギヤ機構23と、該減速ギヤ機
構23の最終段ギヤ24の中心部に形成したねじ
孔24aに螺合され、かつ後端部がギヤボツクス
24後方に突出した雄ねじ部材25とを備え、上
記雄ねじ部材25の後端部はボール26およびソ
ケツト27よりなるボールジヨイント28を介し
て上記ミラー7の揺動端部(ドア2と反対側の端
部)に連結されており、モータ22の駆動により
雄ねじ部材25を前後方向に移動させてミラー7
をヒンジ8およびピン31を支点として揺動させ
ることによりミラー7をデイまたはナイト状態に
切り換えるように構成されている。
尚、第1図および第2図中、32,33,34
はそれぞれ上記上下角度調整機構10、左右角度
調整機構11および防眩調整機構21への雨水等
の侵入を防止するよう各機構10,11,21に
おける雄ねじ部材16′,16′,25をカバーし
た防水ブーツである。
したがつて、上記実施例では、ミラー7を角度
調整する場合、上下角度調整機構10のモータ1
2を駆動させて雄ねじ部材16を前後方向に移動
させることにより、ミラーステー5の鉛直面内で
の傾動が調整され、一方、左右角度調整機構11
のモータ12′を駆動させて雄ねじ部材16′を前
後方向に移動させることにより、ミラーステー5
の水平面内での傾動が調整されるので、上記両角
度調整機構10,11の作動を組み合せて作動さ
せてミラー7の角度を自動車の運転者に合せて任
意に調整することができる。
一方、ミラー7をデイまたはナイト状態に切り
換える場合には、防眩調整機構21のモータ22
を駆動させて雄ねじ部材25を前後方向に移動さ
せることにより、ミラー7をヒンジ8のピン31
を軸として揺動させてデイ状態もしくはナイト状
態に角度調整することができる。
その際、上記ミラーステー5を移動調整するミ
ラー角度調整機構9はミラーケース1に固定さ
れ、一方、ミラー7をデイまたはナイト状態に角
度調整する防眩調整機構21は上記ミラーステー
5に取付けられて、両調整機構9,21は別個に
独立しているので、ミラー7の角度調整および防
眩調整をそれぞれ独立して操作することができ、
ミラー7の角度調整を行つてもそれにより防眩調
整に狂いを生じることがない。また、逆にミラー
7の防眩調整を行つてもそれによりミラー7の角
度調整に狂いを生じることがない。さらに、従来
のように、ミラー7の角度調整を行う際に生じた
防眩調整の狂いを是正するために、再度防眩調整
し直す必要もなく、よつて、ミラー7の調整を容
易にかつ正確に行うことができる。
尚、上記実施例では、ミラーステー5を移動調
整してミラー7の角度を調整するミラー角度調整
機構9をミラーケース5に固定し、ミラー7を移
動調整してデイ状態またはナイト状態に角度調整
する防眩調整機構21をミラーステー5に取付け
たが、ミラーステーにミラーを移動調整してその
角度を調整する角度調整機構を固定し、ミラーケ
ースにミラーステーを移動調整してミラーをデイ
状態またはナイト状態に角度調整する防眩調整機
構を取り付けるように変更してもよく、上記実施
例と同様の作用効果を奏することができる。
(考案の効果) 以上の如く、本考案の自動車のドアミラー装置
によれば、ミラーを角度調整する角度調整機構を
ミラーケースまたはミラーステーの一方に固定す
る一方、ミラーを防眩のために角度調整する防眩
調整機構をミラーケースまたはミラーステーの他
方に取付けて、ミラーの角度調整と防眩調整とを
独立して別々に操作できるようにしたので、ミラ
ーの角度調整を行つても防眩調整に狂いを生じる
ことがなく、また逆に、防眩調整を行つてもミラ
ーの角度調整に狂いを生じることもなく、よつて
ミラーの角度調整および防眩調整を容易かつ正確
に行うことができ、自動車のドアミラー装置の使
い勝手を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものであり、
第1図は全体構成を示す水平断面図、第2図は分
解斜視図、第3図および第4図はそれぞれ第1図
の−および−線断面図である。 1……ミラーケース、5……ミラーステー、7
……ミラー、9……ミラー角度調整機構、21…
…防眩調整機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミラーケースと、該ミラーケース内に移動調整
    可能に支持されたミラーステーと、該ミラーステ
    ーに移動調整可能に支持されたミラーとからなる
    ドアミラー装置であつて、上記ミラーの角度を調
    整するミラー角度調整機構と、上記ミラーをデイ
    状態もしくはナイト状態に角度調整する防眩調整
    機構とを備え、上記ミラー角度調整機構および防
    眩調整機構のいずれか一方が上記ミラーケースに
    対しミラーステーを移動調整させるようにミラー
    ケースに固定されている一方、他方が上記ミラー
    ステーに対しミラーを移動調整させるようにミラ
    ーステーに取付けられていることを特徴とする自
    動車のドアミラー装置。
JP6379485U 1985-04-29 1985-04-29 Expired JPH0344597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6379485U JPH0344597Y2 (ja) 1985-04-29 1985-04-29

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JP6379485U JPH0344597Y2 (ja) 1985-04-29 1985-04-29

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Publication Number Publication Date
JPS61179054U JPS61179054U (ja) 1986-11-08
JPH0344597Y2 true JPH0344597Y2 (ja) 1991-09-19

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