JPH0343035B2 - - Google Patents

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JPH0343035B2
JPH0343035B2 JP6659584A JP6659584A JPH0343035B2 JP H0343035 B2 JPH0343035 B2 JP H0343035B2 JP 6659584 A JP6659584 A JP 6659584A JP 6659584 A JP6659584 A JP 6659584A JP H0343035 B2 JPH0343035 B2 JP H0343035B2
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JP
Japan
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input shaft
bevel gear
mechanical
wrist
mechanical stopper
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JP6659584A
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English (en)
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JPS60213496A (ja
Inventor
Mutsukazu Go
Rokusaburo Aso
Tsuyoshi Hirano
Hiroshi Okumura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Fuj Hensokuki Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Fuj Hensokuki Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は産業用ロボツトの手首装置の小型
化、軽量化に関するものである。
従来、手首軸の先端に、ハンドリング装置、ア
ーク溶接トーチ、スポツト溶接ガン等の作業具を
装置し、作業を行う多自由度の汎用産業ロボツト
においては、その作業の性格上対象物に接近、或
いは内部にその作業具を挿入して作業を行うた
め、その作業性を向上させるには小型化の要求が
強く、また、特にアーク溶接、スポツト溶接にお
いてはスパツタ、ビユーム等により内部の歯車を
保護する必要上、複雑な構造のカバー類を設ける
必要があり、その保守、点検作業の障害となると
共に小型化の障害にもなつていた。
さらに、作業員の大型化に伴う負荷重量の増大
に対処できる強度が要求されているが、その強度
をもたせるために、内部の歯車、軸受類にある程
度の大きさを要し、これらの部品の組合せが複雑
であるため、手首自体の重量増加をまねき、ロボ
ツト全体の性能が規制される要因の1つであつ
た。
さらに、従来の工業用ロボツトの手首装置の構
造(例えば、特願昭49−60279)を第5図(手首
部の断面図)を用いて説明すると、図中54はケ
ースにして、第1入力シヤフト51、第2入力シ
ヤフト52、第3入力シヤフト53をその内部に
並設し、該ケース54の前面に第1入力シヤフト
51に連なる第1作動部材55を回転自在に設
け、更に第2入力シヤフト52に連なる揺動自在
の第2作動部材56と、第3入力シヤフト53に
連なる回転自在の第3作動部材57とを横方向の
軸58と、縦方向の軸59とで順次配置し、第3
動作部材57の先端に溶接ガンその他の工具60
を備えている。前記した第1入力シヤフト乃至第
3入力シヤフト51,52,53はこれらを互に
同心の3重軸に構成させるもので、第1入力シヤ
フト51は、その先端に第1作動部材55を一体
に形成するとともに、第2入力シヤフト52の第
1作動部材55内に突出する先端に、軸58上に
固定される傘歯車61と噛み合う傘歯車62を一
体に形成させ、更に、第3入力シヤフト53の第
1作動部材55内に突出する先端に、軸58に対
して、回転自在の傘歯車63を介して、軸59上
の傘歯車64と噛み合う傘歯車65を一体に形成
させている。
よつて、第1入力シヤフト51の回転により、
第1作動部材55が第2、第3作動部材56,5
7を伴いつつ図中矢印A方向に回転して第1動作
をするとともに、第2入力シヤフト52の回転に
より、第2作動部材56が第3作動部材57を伴
いつつ、図中矢印B方向に揺動して第2動作をな
し、更に、第3入力シヤフト53の回転により、
第3作動部材57が図中矢印C方向に回転して第
3動作をする。かくして、工具60は任意の方
向、並びに角度に傾動して、任意の角度に回転さ
れる。ここで第1動作の動作範囲を±180°、第2
動作の動作範囲を±120°、第3動作の動作範囲を
±200°の動作と仮定した場合について、具体的に
説明する。
第2動作と第3動作の関係においては、第4図
aの如く、第2動作の停止位置に関係なく、第3
動作が±200°の動作を行なう事の出来る動作範囲
DEFGが要求されている。
第5図の如く傘歯車をヘツド部に内装した手首
装置いおいては、その歯車の噛み合せにより、外
側の第1入力シヤフト51を回すことにより、そ
の内側に配された第2、第3入力シヤフト52,
53が回転動作し、又第2入力シヤフト52を回
すことにより、第3入力シヤフト53が回転動作
を起すいわゆるツレ回リ現象が有り、第4図bの
如き動作範囲の変形を示す。
このツレ回リ現象は第1入力シヤフト51を動
作させる事により、目的以外の第2入力シヤフト
52、第3入力シヤフト53が回転してしまい、
手首先端に取付けられた溶接トーチ、スポツト溶
接ガン等の作業具のねらい位置を狂わせてしま
い、ロボツトのテイチング作業の障害となつてい
ると共に、第4図bに示す如く、例えば第2動作
+120°の位置においては、第3動作は+方向に
DH分だけ伸び、一方向ではGK分だけ縮み、動
作出来ない部分が発生する不具合をもつている。
この不具合を防止する為、ソフト上の対策とし
て、外側の回転量に見合う内側の回転量を割出
し、その分だけ内側を回転させる事により、見か
け上のツレ回リを防止する手が打たれている。
一方、ツレ回リの回転動作のオーバーランを防
止するための図示せぬメカニカルストツパーが
個々の入力シヤフト51,52,53に取り付け
られているが、このメカニカルストツパーの取り
付けを第2動作0°の位置で、第3動作を±200°に
設定すると、動作範囲はDHIJKの形になり、動
作しない部分が発生する為、第4図cの様に動作
範囲LEMGの様に広げ、DEFGの動作範囲を確保
する方法がとられている。
この方法においては、実際の動作範囲は要求さ
れた動作範囲よりDLE及びGEMの分だけ広くな
り、第3動作が余分に動作するため、手首先端の
作業具に対する配線、配管に与える影響が大で、
例えば配線、配管の長さに余裕をもたせることが
必要となり、手首装置全体が大型化及び重量アツ
プとなつていた。また、第1、第2、第3入力シ
ヤフト51,52,53の前段の駆動モータ周辺
にメカニカルストツパーや減速ギヤ等を取り付け
る構成のため、手首装置全体が複雑な構造となつ
ていた。
この発明は上述の点に鑑み、軸、軸受、歯車等
の部品を適切に配置することにより、小型軽量で
あり、かつ、保守点検を容易にし、さらに、メカ
ニカルストツパーを設置することにより、内側に
配された動作軸の動作範囲が、外側に配された動
作軸の姿勢により変化するツレ回リ現象を排除し
た産業用ロボツトの手首装置を提供することを目
的としている。
以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明す
ると、第1図中21は産業用ロボツトの手首装置
の駆動部、22は伝達部、23はヘツド部、13
は把持装置取付部である。
第2図の図中1,2,3は駆動部21の駆動を
伝達部22を介してヘツド部23に伝達する3重
構造の入力シヤフトにして、外側よりそれぞれ第
1入力シヤフト、第2入力シヤフト、第3入力シ
ヤフトである。
4はフランジにして、第1入力シヤフト1の先
端を固定する。5はフランジ4に固着されたケー
シングを兼ねた軸受部、6は回転時にして、この
回転軸6は軸受部5に枢支されている。
7は第1傘歯車にして、第2入力シヤフト2の
先端に固着してある。8は第2傘歯車にして、回
転軸6に固着して、第1傘歯車7と噛み合つてい
る。
9はギヤケースにして、第2傘歯車8に固定さ
れ、10は第3傘歯車にして、第3入力シヤフト
3の先端に固着してある。
11は第4傘歯車にして、ギヤケース9及び回
転軸6に揺動可能に軸支され、第3傘歯車10と
噛み合つている。12は第5傘歯車にして、第4
傘歯車11と噛み合つており、その他端に把持装
置取付部13がセレーシヨン、又はスプラインに
て固着してある。
17,18は第1メカニカルストツパーにし
て、第2動作の移動側となる第2傘歯車8に、連
接されているギヤケース9の外側に第1メカニカ
ルストツパー17と、第1動作の移動側であると
共に第2動作の固定側となる軸受部5の内側に第
1メカニカルストツパー18とを、互いに相対し
て固定され、第2動作の動きを規制する様に位置
決めされており、19,20は第2メカニカルス
トツパーにして、第3動作を伝達する第4傘歯車
11の内側に第2メカニカルストツパー19と、
第2動作を伝達する第2傘歯車8の内側に第2メ
カニカルストツパー20とを、互いに相対して固
定され、第3動作の動きを規制する様に位置決め
されている。
第3図中15は巻取りカバー、16は巻取りカ
バーケースを示す。
この発明は上述のように構成されているので、
産業用ロボツトの本体からの駆動により第1入力
シヤフト1を揺動させると、ヘツド部23が第1
動作をして、図中の矢印Aの方向に揺動する。ま
た、第2入力シヤフト2を揺動させると、把持装
置取付部13が第2動作としてギヤケース9とと
もに、回転軸6を中心に図中の矢印B、又は
B′の方向に揺動する。さらに、第3入力シヤフ
ト3を揺動させると、ヘツド部23の把持装置取
付部13が第3動作として、図中矢印Cに示され
た揺動回転動作を行うので、作業内容に応じて、
ハンドリング装置、アーク溶接トーチ、スポツト
溶接ガン等の作業具を取り付ければ、各種の作業
を行わせることができる。
また、第2動作を行うギヤケース9の外側と軸
受部5の内側に第8図・第9図に示す第1メカニ
カルストツパー17,18が、回転軸6を中心に
±120°の回転許容範囲で回動し、第3動作を行う
第4傘歯車11の内側と第2傘歯車8の内側に第
9図・第10図に示す第2メカニカルストツパー
19,20が、第2傘歯車8の回転を止めた状態
で第4傘歯車11が±200°の回転許容範囲で回動
できるように設置してあり、その取り付け位置関
係は第6図、第7図のようである。
今、第4図aの如く、仮りに第2動作の動作範
囲を縦軸上±120°、第3動作の動作範囲を横軸上
±200°とすると、メカニカルストツパー17,1
8の間に±120°動作角度を持たせてあるので、第
1動作の位置に関係なく第2動作を±120°だけ動
作させることができる。また、メカニカルストツ
パー19,20の間に±200°の動作角度が持たせ
てあるので、第2動作の位置に関係なく、第3動
作を±200°だけ動作させることができる。
なお、第7図において72.7°は第5傘歯車12
と、第4傘歯車11の歯数がそれぞれ20枚と55枚
の場合を示す。
以上の動作時に、外側の入力軸の回転量に見合
う内側の入力軸の回転量を割り出し、内側の入力
軸を回転させることにより、見掛け上のツレ回リ
を防止することは、従来と同様である。
この発明は上述のように、手首の中心部に互に
噛み合う傘歯車の個数を必要最少限となした為、
バツクラツシユによる弊害を極力抑えることがで
き、また、軸受または軸を支持する軸受台をケー
シングと一体化したことにより、手首全体が小型
で軽量となり、手首の動作が極めて円滑軽快とな
るとともに、メカニカルストツパーをヘツド部2
3に内蔵させたので、手首装置の構造が簡素化さ
れ、ツレ回りの回転動作のオーバーランを防止す
ることができ、手首と位置決め精度が向上し、手
首装置の分解、組立てが容易であるので、保守が
非常に簡単で便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手首装置の正面図。第2図は
同手首装置の縦断面図。第3図はカバーの一部を
取り除いたヘツド部の正面図。第4図a,b,c
はヘツド部の動作範囲の説明図。第5図は従来の
手首部の縦断面図。第6図は第2図におけるN−
N断面図。第7図は第2図におけるM−M断面図
を示す。第8図は第1動作部の縦断面図。第9図
は第2動作部の縦断面図。第10図は第3動作部
の縦断面図。 (主な部分の符号の説明)、1……第1入力シ
ヤフト、2……第2入力シヤフト、3……第3入
力シヤフト、7……第1傘歯車、8……第2傘歯
車、10……第3傘歯車、11……第4傘歯車、
12……第5傘歯車、13……把持装置取付部、
17,18……第1メカニカルストツパー、1
9,20……第2メカニカルストツパー、23…
…ヘツド部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 各々独立して駆動可能な3本の第1入力シヤ
    フト1・第2入力シヤフト2・第3入力シヤフト
    3と、5枚2系列の傘歯車7,8,10,11,
    12と、それらの傘歯車を外側より支持する軸受
    部5により構成されたヘツド部23をもち、第1
    入力シヤフト1はヘツド部23全体を揺動させる
    第1動作、第2入力シヤフト2は2枚1系列の傘
    歯車7,8を介して第1入力シヤフト1によるヘ
    ツド部23全体の揺動動作の先で把持装置取付部
    13を前後に揺動させる第2動作、第3入力シヤ
    フト3は3枚1系列の傘歯車10,11,12を
    介して第2に入力シヤフト2よる把持装置取付部
    13の揺動動作の先で把持装置取付部13を揺動
    回転させる第3動作、とから把持装置取付部13
    を扇状球面の任意方向に指向可能な3自由度を有
    する産業用ロボツトの手首装置において、 第2の動作範囲を決める第1メカニカルストツ
    パー17,18の内第1メカニカルストツパー1
    7を第2動作の移動側となる第2傘歯車8に連接
    されるギヤケース9に、第1メカニカルストツパ
    ー18を第1動作の移動側であると共に第2動作
    の固定側となる軸受部5に固定し、 第3の動作範囲を決める第2メカニカルストツ
    パー19,20の内第2メカニカルストツパー1
    9を第3動作を伝達する第4傘歯車11に、第2
    メカニカルストツパー20を第2動作を伝達する
    第2傘歯車8に固定したことを特徴とする産業用
    ロボツトの手首装置。
JP6659584A 1984-04-03 1984-04-03 産業用ロボツトの手首装置 Granted JPS60213496A (ja)

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JPS60213496A JPS60213496A (ja) 1985-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH074144Y2 (ja) * 1988-02-29 1995-02-01 トキコ株式会社 工業用ロボットのストッパ機構
JPH02107482U (ja) * 1989-02-10 1990-08-27

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JPS60213496A (ja) 1985-10-25

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