JP2007175844A - ロボットハンドの指ユニットおよび組立方法 - Google Patents

ロボットハンドの指ユニットおよび組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粉塵の多い場所、クリーンルームなどにおいて使用するのに適した多関節指ユニットを提案すること。
【解決手段】多関節指ユニット1は、傘歯車を用いて構成された第1および第2関節部3、5を備えている。各関節部3、5では、先端が封鎖されている筒状ハウジング13、51の内部に、駆動側傘歯車10、44と従動側傘歯車14、56の噛み合い部分、および、関節軸15、57の軸受け部分が組みつけられており、筒状ハウジング13、51の後端の開口部13A、52は、指付け根部の筒状ハウジング7および指本体部の筒状ハウジング41によって塞がれている。関節部3、5の歯車の噛み合い部分、軸受け部分が実質的に密閉されており、これらの部分に外部から異物が侵入することを防止でき、これらの部分から外部に潤滑剤が漏れ出ることもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、高速で正確に飛来物体などを掴むことができるロボットハンドの指ユニットおよび、その組立方法に関するものである。
ロボットハンドに用いる指ユニットは一般に多関節構造とされている。多関節の指ユニットによって物体の把握、摘み、投擲動作を高速かつ確実に行い得るようにするためには、各指ユニットを小型で軽量にする必要がある。このための指ユニット、および当該指ユニットを用いたロボットハンド用掌機構は、下記の特許文献1、2に開示されている。
これらの特許文献に記載の指ユニットでは関節部に傘歯車を用いており、傘歯車の回転軸を支持している軸受けの間の位置において、当該回転軸に連結部材を取り付け、この連結部材の先端に指本体を取り付け、指本体を、傘歯車の回転軸を中心として旋回させるようになっている。
特開2004−122339号公報 特開2004−181610号公報
ここで、ロボットハンドは、粉塵が多く発生する環境下で使用される場合がある。この場合には、ロボットハンドの指ユニットの関節部分を構成している傘歯車の噛み合い部分、傘歯車の回転軸の軸受け部分に異物が侵入して、噛み合い不良、軸受け不良などが発生する可能性が高いという問題点がある。
また、クリーンルームでロボットハンドが使用される場合には、その関節部分における傘歯車の噛み合い部分、軸受け部分に塗布あるいは供給されている潤滑剤が飛散して、クリーンルームの清浄度を劣化させてしまうという問題点がある。
本発明の課題は、このような弊害を解消可能な軽量でコンパクトな構成のロボットハンドの指ユニット、およびその組立方法を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のロボットハンドの指ユニットは、
回転アクチュエータと、
この回転アクチュエータの回転出力軸の先端部に同軸状態に固定した駆動側傘歯車と、
前記回転出力軸の中心軸線に直交する方向に配列されている関節軸と、
この関節軸に同軸状態に固定され、前記駆動側傘歯車に噛み合っている従動側傘歯車と、
前記関節軸に連結され、当該関節軸に直交する方向に延びている旋回アームと、
この旋回アームに連結されている指本体と、
先端が封鎖され、後端が開口部となっている筒状ハウジングとを有し、
前記筒状ハウジングには、前記関節軸、前記従動側傘歯車および前記駆動側傘歯車が収納されており、
前記関節軸の軸端部のうち、少なくとも一方の第1軸端部が前記筒状ハウジングを貫通して外側に突出し、当該筒状ハウジングの外側において、前記第1軸端部に前記旋回アームが連結されており、
前記筒状ハウジングの前記開口部は、当該筒状ハウジングに取り付けた前記回転アクチュエータによって封鎖されていることを特徴としている。
本発明では、指ユニットの関節部分を構成している双方の傘歯車および関節軸が、先端が封鎖されている筒状ハウジングに収納されており、当該筒状ハウジングの後端の開口部が当該筒状ハウジングに締結固定した回転アクチュエータによって封鎖されている。したがって、関節部分の噛み合い部分、回転摺動部分に外側から異物が侵入することを防止できる。また、これらの部分から潤滑剤が外部に飛散することも防止できる。よって、粉塵の多い場所やクリーンルームで使用するのに適した軽量でコンパクトなロボットハンドの指ユニットを実現できる。
ここで、本発明のロボットハンドの指ユニットは、
前記筒状ハウジングにおける前記関節軸の軸線方向の両端位置には、第1および第2開口部が形成され、第2開口部は前記従動側傘歯車を挿入可能な大きさとされており、
前記第1開口部を通って前記第1軸端部が筒状ハウジングの外側に突出しており、
前記筒状ハウジングにおける前記第1開口部の内側の部位に取り付けた第1軸受けによって、前記関節軸における前記第1軸端部が回転自在に支持されており、
前記第1開口部と前記関節軸の隙間はオイルシールによって封鎖されており、
前記第2開口部は、当該第2開口部にねじ込み固定した蓋部材によって封鎖されており、
当該蓋部材の内側端面に形成した円形凹部に装着した第2軸受けによって、前記関節軸における他方の第2軸端部が回転自在に支持されていることを特徴としている。
この構成によれば、関節軸を回転自在に支持している一方の軸受けの外側がオイルシールによって封鎖され、他方の軸受けは蓋部材によって外側から遮断されている。よって、軸受け部分が外部から遮断されているので、外部から異物が軸受け部分に侵入することを確実に阻止でき、また、軸受け部分から外部に潤滑剤などが飛散してしまうことも確実に阻止できる。また、大きな第2開口部を利用して、関節軸、従動側傘歯車、第1および第2軸受けを筒状ハウジング内に組み込む作業を簡単に行うことができる。
次に、本発明のロボットハンドの指ユニットは、前記筒状ハウジングの前記先端部が前記関節軸を中心として円弧状に突出した円弧状先端部であり、この円弧状先端部のうち、前記従動側傘歯車を覆っている部分のみが、他の円弧状先端部分より大きな半径の大径円弧状先端部分とされており、前記指本体の後端は、前記関節軸を中心として、前記円弧状先端部分の外側表面に沿って旋回するようになっていることを特徴としている。
筒状ハウジングの先端部の全体を、従動側傘歯車を覆うことのできる大きさの円弧状先端部とすると、その内部において、従動側傘歯車が取り付けられていない関節軸の外周部分に大きなデッドスペースができてしまう。また、旋回アームの先端に取り付けられている指本体は、当該先端部に干渉することなく旋回できるように、関節軸から距離を離す必要があり、そのために旋回アームが長くなってしまう。さらに、回転アクチュエータの最大出力トルクの制約により、旋回アームが長くなると推力を大きくとれない。
本発明では、従動側傘歯車以外の部分は小径の円弧状先端部分で覆い、その外側表面に沿って指本体を旋回させるようにしている。この結果、筒状ハウジング内の無駄なスペースを無くすことができる。また、指本体を関節軸に近づけることができるので、旋回アームの長さを短くできる。さらに、負荷トルクを低減でき、推力を大きくとることができる。
次に、従動側傘歯車と駆動側傘歯車の噛み合い状態などを調整するためには、シム板を、前記駆動側傘歯車と、前記回転アクチュエータの前記本体先端部の先端面との間に挿入すればよい。
上記構成のロボットハンドの指ユニットは、次のようにして簡単に組み立てることが可能である。すなわち、本発明のロボットハンドの指ユニットの組立方法は、前記関節軸に前記従動側傘歯車と前記第1および第2軸受けとを組み付け、これらを、前記第2開口部から前記筒状ハウジング内に挿入して位置決めし、前記蓋部材を前記第2開口部にねじ込み固定し、前記オイルシールを装着し、前記筒状ハウジングの後端の前記開口部から、前記駆動側傘歯車および前記シム板が取り付けられている前記回転アクチュエータの先端部分を挿入して、当該駆動側傘歯車を前記従動側傘歯車に噛み合わせ、前記筒状ハウジングに前記回転アクチュエータを締結固定することを特徴としている。
一方、本発明のロボットハンドの指ユニットは、前記旋回アームとして、第1および第2旋回アームを備えており、前記関節軸の前記第1軸端部および他方の第2軸端部の双方が前記筒状ハウジングから外側に突出しており、前記第1軸端部に前記第1旋回アームが固定され、前記第2軸端部に前記第2旋回アームが固定されていることを特徴としている。
この場合、前記筒状ハウジングにおける前記関節軸の軸線方向の両端位置に第1および第2開口部を形成し、前記第1開口部を通って前記第1軸端部を突出させ、前記第2開口部を通って前記第2軸端部を突出させ、前記第1開口部の内周面と前記第1軸端部の間に装着した第1軸受け、および、前記第2開口部の内周面と前記第2軸端部の間に装着した第2軸受けによって、前記関節軸を回転自在の状態で支持し、前記第1旋回アームおよび前記第2旋回アームによって、前記第1軸受けおよび前記第2軸受けの前記軸線方向の移動を拘束することができる。
また、前記第1旋回アームおよび前記第2旋回アームの先端部分を、前記関節軸の軸線方向に折れ曲がって相互に接近する方向に延ばし、これらの先端部分を相互に連結固定することができる。このようにすれば、第1および第2旋回アームの連結体を指先として用いることができる。
さらに、前記従動側傘歯車と前記駆動側傘歯車の噛み合い状態などを調整するために、シム板を、前記駆動側傘歯車と、前記回転アクチュエータの前記本体先端部の先端面との間に挿入すればよい。
次に、この構成のロボットハンドの指ユニットの組立方法は、前記関節軸に前記従動側傘歯車と前記第2軸受けを組み付け、これらを、前記第2開口部から前記筒状ハウジング内に挿入して位置決めし、前記第1開口部と前記第1軸端部の間に外側から前記第1軸受けを装着し、前記第1旋回アームおよび前記第2旋回アームを前記第1および第2軸端部に固定し、前記筒状ハウジングの後端の前記開口部から、前記駆動側傘歯車および前記シム板が取り付けられている前記回転アクチュエータの先端部分を挿入して、前記従動側傘歯車に前記駆動側傘歯車を噛み合わせ、前記筒状ハウジングに前記回転アクチュエータを固定することを特徴としている。
本発明のロボットハンドの指ユニットでは、その関節部分が筒状ハウジングによって覆われており、当該筒状ハウジングの後端の開口部が、そこに締結固定した回転アクチュエータの本体先端部によって封鎖されている。したがって、実質的に密閉型の関節部分を備えた指ユニットを実現できる。よって、粉塵の発生の多い場所での使用、クリーンルームでの使用に適した軽量でコンパクトなロボットハンドの指ユニットを実現できる。また、シール付き軸受を使用することで、粉塵の侵入および潤滑剤などが飛散してしまうことを阻止できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した高速ロボットハンドの多関節指ユニットを説明する。
図1(a)および(b)は、本実施の形態に係る高速ロボットハンドの多関節指ユニットの表面側および裏面側を示す外観斜視図である。図2(a)ないし(d)は多関節指ユニットの平面図、側面図、先端側の端面図、および後端側の端面図である。図3は図2(c)のA−A線で切断した場合の縦断面図である。
多関節指ユニット1は、指付け根部2と、この指付け根部2の先端に取り付けた第1関節部3と、この第1関節部3の先端に取り付けた指本体部4と、この指本体部4の先端に取り付けた第2関節部5と、この第2関節部5の先端に取り付けた指先部6を備えた2関節型の指ユニットである。
指付け根部2は、全体として矩形の筒状ハウジング7の内部に、モータ8aおよび減速機8bが同軸状態で連結された構成の回転アクチュエータ8が内蔵されており、筒状ハウジング7の後端にはカップ状のエンコーダケース7aが同軸状態に取り付けられている。回転アクチュエータ8の先端部2aからは前方に向けて回転出力軸9が突出している。この回転出力軸9には、同軸状態で駆動側傘歯車10が固定されている。この駆動側傘歯車10の中空歯車軸10aの後端面と先端部2aの間には、必要に応じて、シム板12が挿入されている。
第1関節部3は矩形断面の筒状ハウジング13を備え、この後端開口部13Aは、指付け根部2の筒状ハウジング7によって封鎖されている。また、この状態で、筒状ハウジング13が指付け根部2の筒状ハウジング7に、2本の締結ねじ7bによって締結固定されている。
筒状ハウジング13の内部には、後端開口部13Aから挿入されている駆動側歯車10に噛み合っている従動側傘歯車14が配置されている。この従動側傘歯車14は、回転出力軸9の軸線9aに直交する方向に配列されている関節軸15に同軸状に固定されている。関節軸15は、その軸線15aの方向の両端に位置している筒状ハウジング13の左右の側板部分13a、13bの間に架け渡されており、側板部分13aの側に配置されている第1軸受け16と、側板部分13bの側に配置されている第2軸受け17とによって、回転自在の状態で支持されている。
関節軸15における側板部分13aの側の軸端部15bは、当該側板部分13aに形成した開口部18から外側に突出している。この軸端部15bには、旋回アーム20の後端部20aが固定されている。旋回アーム20は、関節軸15に直交する方向に延びており、指本体部4と一体構造となっており、内部に配置されている回転アクチュエータ42の動力線および信号線のクランプおよび粉塵侵入を防ぐためにカバー20bが取り付けられている。部品の加工を容易にするために、旋回アーム20と指本体部4を分割構造にすることもできる。
筒状ハウジング13の他方の側板部分13bには、従動側傘歯車14を通すことのできる大きさの円形開口部21が形成されている。この円形開口部21は、内周面に雌ねじが刻まれたねじ穴であり、ここには、外側から円形蓋部材22がねじ込み固定され、当該円形蓋部材22によって円形開口部21が封鎖されている。円形蓋部材22の内側面には同心状に円形凹部22aが形成されており、ここに第2軸受け17が装着され、当該第2軸受け17を介して、関節軸15の第2軸端部15cが回転自在の状態で支持されている。関節軸15における第2軸端部15cの隣接部分には従動側傘歯車14が装着されている。従動側傘歯車14は、関節軸15に形成されている大径のフランジ15dと第2軸受け17の間に挟まれた状態となっている。
関節軸15を支持している他方の第1軸受け16は、側板部分13aの開口部18の内側面に形成した円形凹部18aに装着されている。円形凹部18aは開口部18よりも一回り大きく、その円環状の凹部底面と、関節軸15に形成されている円環状段面15eとの間に第1軸受け16が挟まれた状態となっている。また、関節軸15における開口部18を貫通している軸部分と、当該開口部18の内周面との隙間は、ここに装着したオイルシール23によって封鎖されている。
次に、筒状ハウジング13の先端部13Bは円弧状に突出した円弧状先端部となっている。本例では、円弧状先端部13Bは、従動側傘歯車14以外の関節軸15の部分を覆っている一定幅の第1円弧状先端部分24と、従動側傘歯車14の部分を覆っている一定幅の第2円弧状先端部分25とを備えている。これら第1、第2円弧状先端部分24、25は、関節軸15の軸線15aを中心とする円弧面によって規定されており、第1円弧状先端部分24は第2円弧状先端部分25より小径である。
次に、指本体部4は、全体としてほぼ矩形の筒状ハウジング41と、この内部に配置されている回転アクチュエータ42とを備えている。指本体部4は、第1関節部3の筒状ハウジング先端の第1円弧状先端部分24とほぼ同一の幅のものであり、その後端部4aは、第2円弧状先端部分25よりも関節軸15に近い位置にある。したがって、当該後端部4aは、第2円弧状先端部分25より小径の第1円弧状先端部分24の表面に沿った旋回軌跡を描く。
回転アクチュエータ42は、上記の指付け根部2の回転アクチュエータ8と同様な機構であり、モータ42aおよび減速機42bを備えており、その先端から突出している回転出力軸43には同軸状態で駆動側傘歯車44が固定されている。
次に、指本体部4の先端に取り付けられている第2関節部5は、矩形断面の筒状ハウジング51を備えている。筒状ハウジング51は、その矩形の後端開口部52に同軸状態で指本体部4の先端部4bが挿入された状態で、当該指本体部4の筒状ハウジング41に2本の締結ねじ51aによって締結固定されている。筒状ハウジング51の先端部53は、一回り小さな矩形筒状部分54と、この矩形筒状部分54の先端を封鎖している円弧状部分55によって規定されている。この形状の先端部53の内部には、回転出力軸43の先端に取り付けた駆動側傘歯車44に噛み合っている従動側傘歯車56が配置されており、この従動側傘歯車56は、回転出力軸43の軸線43aに直交する方向に延びる関節軸57に同軸状に固定されている。
先端部53における関節軸57の軸線方向の両端に位置している側板部分53a、53bには、それぞれ、円形開口部53c、53dが形成されている。各円形開口部53c、53dには第1軸受け58および第2軸受け59が外側から装着され、これらの軸受け58、59によって関節軸57の両軸端部分が回転自在の状態で支持されている。関節軸57の軸端部57a、57bは、軸受け58、59から外側に突出している。これらの軸端部57a、57bには、指先部6が取り付けられている。
指先部6は、左右対称形状の第1旋回アーム61および第2旋回アーム62を備えている。これらの旋回アーム61、62は、関節軸57の軸端部57a、57bに固定されている後側部分61a、62aと、これらから前方に延びると共に相互に接近する方向に直角に折れ曲がっている前側部分61b、62bとを備えている。双方の前側部分61b、62aの先端面が相互に当接した状態で、これらが連結固定されている。前側部分61b、62bの前面には部品連結用の雌ねじ61c、62cがあり、ワークに合わせて任意の形状、材質からなる指先部品をボルト等で接続できるようになっている。指先部品を前側部分61b、62bにボルト等で連結することで、旋回アーム61、62は指先部品の連結アームとして機能する。
(第1関節部の組立方法)
上記構成の第1関節部3の各部品は次のようにして組み付けることができる。まず、関節軸15の第1軸端部15bの側から第1軸受け16を装着する。また、関節軸15の第2軸端部15cの側から、従動側傘歯車14および第2軸受け17をこの順序で装着する。第1軸受け16、第2軸受け17および従動側傘歯車10が取り付けられた関節軸15を、筒状ハウジング13の開口部21から挿入し、その第1軸端部15bが他方の開口部18に差し通された状態となるように装着する。
この後は、円形蓋部材22を開口部21にねじ込み固定して、関節軸15が回転自在の状態で筒状ハウジング内に装着された状態を形成する。また、開口部18の外側から、オイルシール23を挿入して、当該開口部18と関節軸15の軸部分との隙間を封鎖する。
次に、筒状ハウジング13の後端開口部13Aから指付け根部2の先端部2aを差し込み、その駆動側傘歯車10を従動側傘歯車14に噛み合わせる。ここで、両歯車の噛み合い状態の調整、および、軸受けのスライド隙間の調整を、シム板12を挿入することにより行う。調整後に、筒状ハウジング13と指付け根部2の筒状ハウジング7を締結固定する。
このように、本例の第1関節部3では、各部品を組み付けるための作業を極めて簡単に行うことができる。また、組み付けに際して用いるねじ類の本数も少なくて済む。
(第2関節部の組立方法)
次に、第2関節部5の各部品は次のようにして組み付けることができる。まず、関節軸57に第2軸受け59および従動側傘歯車56を装着する。これらが装着された関節軸57を、開口部53bから筒状ハウジング51の内部に挿入して、その第1軸端部57aを開口部53cから突出させた状態で装着する。
この後は、開口部53cに外側から第1軸受け58を装着する。次に、筒状ハウジング51の両側から突出している関節軸57の第1軸端部57aに第1旋回アーム61の後端部61aを固定し、第2軸端部57bに第2旋回アーム62の後端部62aを固定する。さらに、これら第1、第2旋回アーム61、62の先端部を相互に締結固定する。この結果、筒状ハウジング51の開口部53c、53dに外側から装着されている第1軸受け58および第2軸受け59が、外側から第1および第2の旋回アーム61、62の後端部61a、62aによって挟まれて、そのスラスト方向の移動が規制された状態になる。
次に、筒状ハウジング51の後端開口部52から指本体部4の先端部4bを差し込み、その駆動側傘歯車44を従動側傘歯車56に噛み合わせる。ここで、両歯車の噛み合い状態の調整、および、軸受けのスライド隙間の調整は、駆動側傘歯車44と先端部4bの先端面との間に、シム板45を挿入することにより行うことができる。調整後に、筒状ハウジング51と指本体部4の筒状ハウジング41を相互に締結固定する。
このように、本例の第2関節部5においても、各部品を組み付けるための作業を極めて簡単に行うことができる。また、組み付けに際して用いるねじ類の本数も少なくて済む。
(多関節指ユニットの作用効果)
上記構成の多関節指ユニット1では、第1関節部3の関節軸15を中心として、指本体部4を上下にほぼ180度の角度範囲で旋回させることができる。また、第2関節部5の関節軸57を中心として、指先部6を同じく、上下にほぼ180度の角度範囲で旋回させることができる。これら指本体部4および指先部6を同時あるいは個別に旋回させることにより、ロボットハンドに要求される各種の動作を実現できる。一般的なロボットハンドの掌機構では、複数本の多関節指ユニットが共通のベース板に取り付けられ、これらを同時あるいは個別に駆動するように構成される。
本例の多関節指ユニット1では、その関節部3、5が筒状ハウジング13、51によって覆われ、実質的に密閉状態の内部に、傘歯車、軸受け部分が収納されている。したがって、粉塵の多い場所で使用した場合に、異物が歯車の噛み合い部分、軸受け部分に侵入して、円滑な動作が阻害されてしまうなどの弊害を防止できる。また、歯車の噛み合い部分、軸受け部分に塗布あるいは供給される潤滑剤が外部に飛散することがないので、クリーンルームで使用した場合に、そこを汚染してしまうこともない。特に、第1関節部3は密閉度が高いのでクリーンルームなどにおいて用いるのに特に適している。
次に、本例の第1関節部3では、その筒状ハウジング3の先端部13Bは、従動側傘歯車14を覆っている部分のみを大径の円弧状先端部分25としてある。したがって、筒状ハウジング13内の無駄なスペースを少なくできる。また、小径の円弧状先端部分24には、指本体部4の後端部4aを接近させ、当該後端部4aと関節軸15の距離を短くしてある。したがって、関節軸15と指本体部4を連結している旋回アーム20を短くでき、その分、負荷トルクを低減できる(推力を大きくとることができる。)。
(その他の実施の形態)
上記の第1関節部3では、関節軸15の第1軸端部15bのみを筒状ハウジング13から外側に突出させて、そこに旋回アーム20を取り付けてある。関節軸15の両端を筒状ハウジング13の両側から突出させ、2本の旋回アームを各軸端部に取り付け、これらの旋回アームによって指本体部4を支持するようにしてもよい。
また、第2関節部5では、関節軸57の両端を筒状ハウジング51から外部に突出させ、2本の旋回アーム61、62を取り付けているが、一方の軸端部のみを突出させ、そこに1本の旋回アームを取り付けるようにしてもよい。
さらに、上記の例では、第1関節部3および第2関節部5が異なる構造となっている。この代わりに、第1関節部3および第2関節部5を、双方ともに、第1関節部3と同一の構造の関節部とすることもできる。また、双方の関節部を、第2関節部5と同一の構造の関節部とすることもできる。
(a)および(b)は、本発明を適用した高速ロボットハンドの多関節指ユニットの表面側および裏面側を示す外観斜視図である。 (a)ないし(d)は多関節指ユニットの平面図、側面図、先端側の端面図、および後端側の端面図である。 図2(c)のA−A線で切断した場合の縦断面図である。
符号の説明
1 多関節指ユニット、2 指付け根部、3 第1関節部、4 指本体部、5 第2関節部、6 指先部、7 筒状ハウジング、8 回転アクチュエータ、9 回転軸、10 駆動側傘歯車、12 シム板、13 筒状ハウジング、13A 後端開口部、13B 先端部、14 従動側傘歯車、15 関節軸、16 第1軸受け、17 第2軸受け、18 開口部、20 旋回アーム、21 円形開口部、22 円形蓋部材、23 オイルシール、24 第1円弧状先端部、25 第2円弧状先端部、41 筒状ハウジング、42 回転アクチュエータ、43 回転出力軸、44 駆動側傘歯車、51 筒状ハウジング、52 後端開口部、53 先端部、56 従動側傘歯車、57 関節軸、58,59 軸受け、61 第1旋回アーム、62 第2旋回アーム

Claims (10)

  1. 回転アクチュエータと、
    この回転アクチュエータの回転出力軸の先端部に同軸状態に固定した駆動側傘歯車と、
    前記回転出力軸の中心軸線に直交する方向に配列されている関節軸と、
    この関節軸に同軸状態に固定され、前記駆動側傘歯車に噛み合っている従動側傘歯車と、
    前記関節軸に連結され、当該関節軸に直交する方向に延びている旋回アームと、
    この旋回アームに連結されている指本体と、
    先端が封鎖され、後端が開口部となっている筒状ハウジングとを有し、
    前記筒状ハウジングには、前記関節軸、前記従動側傘歯車および前記駆動側傘歯車が収納されており、
    前記関節軸の軸端部のうち、少なくとも一方の第1軸端部が前記筒状ハウジングを貫通して外側に突出し、当該筒状ハウジングの外側において、前記第1軸端部に前記旋回アームが連結されており、
    前記筒状ハウジングの前記開口部は、当該筒状ハウジングに取り付けた前記回転アクチュエータの本体先端部によって封鎖されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  2. 請求項1に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記筒状ハウジングにおける前記関節軸の軸線方向の両端位置には、第1および第2開口部が形成されており、
    前記第1開口部を通って前記第1軸端部が筒状ハウジングの外側に突出しており、
    前記筒状ハウジングにおける前記第1開口部の内側の部位に取り付けた第1軸受けによって、前記関節軸における前記第1軸端部が回転自在に支持されており、
    前記第1開口部と前記関節軸の隙間はオイルシールによって封鎖されており、
    前記第2開口部は、当該第2開口部にねじ込み固定した蓋部材によって封鎖されており、
    当該蓋部材の内側端面に形成した円形凹部に装着した第2軸受けによって、前記関節軸における他方の第2軸端部が回転自在に支持されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  3. 請求項2に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記筒状ハウジングの前記先端部は前記関節軸を中心として円弧状に突出した円弧状先端部であり、
    この円弧状先端部のうち、前記従動側傘歯車を覆っている部分のみが、他の第1円弧状先端部分より大きな半径の第2円弧状先端部分とされており、
    前記指本体の後端は、前記関節軸を中心として、前記第1円弧状先端部分の外側表面に沿って旋回するようになっていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記従動側傘歯車と前記駆動側傘歯車の噛み合い状態などを調整するためのシム板が、前記駆動側傘歯車と、前記回転アクチュエータの前記本体先端部の先端面との間に挿入されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  5. 請求項4に記載のロボットハンドの指ユニットの組立方法であって、
    前記関節軸に前記従動側傘歯車と前記第1および第2軸受けとを組み付け、
    これらを、前記第2開口部から前記筒状ハウジング内に挿入して位置決めし、
    前記蓋部材を前記第2開口部にねじ込み固定し、
    前記オイルシールを装着し、
    前記筒状ハウジングの後端の前記開口部から、前記駆動側傘歯車および前記シム板が取り付けられている前記回転アクチュエータの先端部分を挿入して、当該駆動側傘歯車を前記従動側傘歯車に噛み合わせ、
    前記筒状ハウジングに前記回転アクチュエータを締結固定することを特徴とするロボットハンドの指ユニットの組立方法。
  6. 請求項1に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記旋回アームとして、第1および第2旋回アームを備えており、
    前記関節軸の前記第1軸端部および他方の第2軸端部の双方が前記筒状ハウジングから外側に突出しており、
    前記第1軸端部に前記第1旋回アームが固定され、前記第2軸端部に前記第2旋回アームが固定されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  7. 請求項6に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記筒状ハウジングにおける前記関節軸の軸線方向の両端位置に第1および第2開口部が形成されており、
    前記第1開口部を通って前記第1軸端部が突出しており、前記第2開口部を通って前記第2軸端部が突出しており、
    前記第1開口部の内周面と前記第1軸端部の間に装着した第1軸受け、および、前記第2開口部の内周面と前記第2軸端部の間に装着した第2軸受けによって、前記関節軸が回転自在の状態で支持されており、
    前記第1旋回アームおよび前記第2旋回アームによって、前記第1軸受けおよび前記第2軸受けの前記軸線方向の移動が拘束されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  8. 請求項7に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記第1旋回アームおよび前記第2旋回アームの先端部分は、前記関節軸の軸線方向に折れ曲がって相互に接近する方向に延びており、これらの先端部分が相互に連結固定されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  9. 請求項6ないし8のうちのいずれかの項に記載のロボットハンドの指ユニットにおいて、
    前記従動側傘歯車と前記駆動側傘歯車の噛み合い状態などを調整するためのシム板が、前記駆動側傘歯車と、前記回転アクチュエータの前記本体先端部の先端面との間に挿入されていることを特徴とするロボットハンドの指ユニット。
  10. 請求項9に記載のロボットハンドの指ユニットの組立方法であって、
    前記関節軸に前記従動側傘歯車と前記第2軸受けを組み付け、
    これらを、前記第2開口部から前記筒状ハウジング内に挿入して位置決めし、
    前記第1開口部と前記第1軸端部の間に外側から前記第1軸受けを装着し、
    前記第1旋回アームおよび前記第2旋回アームを前記第1および第2軸端部に固定し、
    前記筒状ハウジングの後端の前記開口部から、前記駆動側傘歯車および前記シム板が取り付けられている前記回転アクチュエータの先端部分を挿入して、前記従動側傘歯車に前記駆動側傘歯車を噛み合わせ、
    前記筒状ハウジングに前記回転アクチュエータを固定することを特徴とするロボットハンドの指ユニットの組立方法。
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