JPH0341655A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、回転ドラムに取ｆすけられたヘッドで、磁気
テープをその走行方向と、交差する方向に走査して磁気
テープにデータを記録し、あるいは磁気テープからデー
タを再生するようにした記録再生装置に関する。

従来の技術 磁気テープ上にＰ　ＣＭ　（Ｐｕｌｓｅ　Ｃｏｄｅ　Ｍ
ｏｄｕｌａｔｉｏｎ）信号を高密度に記録するＤＡＴ　
（口１ｇ１ｔａｌ＾Ｉｄｉ。

Ｔａｐｅ　ｒｅｃｏｒｄｅｒ）などの回転ヘッド式磁気
記録再生装置においては、第４図に示すように回転ドラ
ム１の周面に記録用と再生用とに兼用される２つのヘッ
ド２ａ、２ｂを互いに分離して設けたものが用いられ、
磁気テープへのデータの記録は、２つのヘッド２ａ、　
２ｂで交互に磁気テープをその走行方向と交差する方向
に走査して１テゎれる。

第５図は上述した記録動作によって記録トラック３が順
次書込まれた磁気テープ４を模式的に示した平面図であ
る。同図にむいて、符号Ａを付した記録トラック３は一
方のへノド２ａによって書込まれた記録トラックを示し
、′ｒｆ号Ｂを１寸した記録トラック３は他方のヘッド
２Ｌ、Ｉによって書込まれた記録トランクを示している
。

また、磁気テープ４からのデータの再生は、上記２つの
ヘッド２ａ、２ｂで分担して磁気テープ４上の各記録ト
ラック３を交互に走査することによって行われる。

第６（２！は、上記再生動作時の記録トラック３とヘッ
ド２ａ、２ｂとの位置関係を模式的に示す平面図である
。同図において、記録トラック３上を走査するヘッド２
ａ、２ｂの幅寸法ＴｗはトラックピッチＴｐ（記録トラ
ック３の幅寸法）よりも大きく、したがって再生動作時
には記録トラック３の両側からヘッド２　ＥＬ　、　２
ｂの一部がはみ出した状態となる。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来の記録再生装置の場きには
、再生動作の途中で記録動作に切り換えると、切り換え
られる直前の記録トラック３のトランクとッチＴｐが伏
くなってしまい、その磁気テープを次に再生する場合に
、トラックピッチＴｐが侠・くなった記録トラック３の
個所でＡＴＦ　（＾ｕｔｏ　Ｔｒａｃｋ　Ｆｉｎｄｉｌ
ｌｇ）サーボが乱れてしまい、正確なデータを再生でき
ないという問題点があった。

第７図は上記の切換動作を説明するために示した磁気テ
ープ４のトラックパターンであり、そのうち第７図（１
）は記録動ＩＹに切り換えられる前のトラックパターン
を示し、第７図（２〉は記録動作に切り換えられた決の
トラックパターンを示している。

第７図（１〉に矢印Ｐで示す方向に再生動作が進行して
いて、たとえば同図に符号ｍで示す位置から記録動ｆト
に切り換えられるものとすると、その切り換え直後に磁
気テープ４上を走査するヘッド２ａの一部は切換え直前
に走査された記録トラック３の側部まではみ出すことに
なる（はみ出し量は（Ｔ　ｗ　−Ｔ　ｐ　）　／　２　
＞。その結果、第７図（２）に示すように切換え直後に
新たに書込まれる最初の記録トラック３（符号Ａ′で示
す）によって切換え直前の記録ｌ・ラック３（符号Ｂで
示す）の幅が上記ヘッド２ａのはみ出しＪｉ　（Ｔ　ｗ
−Ｔ　Ｐ　）／２だけ狭くなるのである。

したがって本発明の目的は、再生動作の途中から記録動
作に切り換えてつなぎ取りした場合にもトラックピッチ
が狭くならず、正確なデータの再生が可能な記録再生装
置を提供することである。

課題を解決するための手段 本発明は、回転ドラムに取ｆ寸けられたヘッドで、磁気
テープをその走行方向と交差する方向に順次走査して磁
気テープにデータを記録し、あるいは磁気テープからデ
ータを再生するようにした記録再生装置において、 再生動作の途中から記録動作に切り換えられたとき一定
時間だけ磁気テープの走行速度を速めて、磁気テープ上
に新たに書込まれる記録トラックの位置を、再生時にお
けるヘッドの記録トラック片ｆｆ！Ｉｌ＼のはみ出し量
に相当する分だけずらす速度制御手段を備えたことを特
徴とする記録再生装置である。

作　　用 本発明に従えば、再生動作の途中から記録動作に切り換
えられると、磁気テープの走行速度が一定時間だけ高速
になり、その結果、切換え直後に磁気テープ上に新たに
書込まれる最初の記録トラックは、切換え直前に走査さ
れる最後の記録トラックと重ならない位置にずれること
になる。したがって切換え直前に走査されるｆｉ　ｔ＆
の記録トラックのトラックピッチが狭くならず、次に再
生した場合にも正確なデータが再生される。

実施例 第１図は、本発明の一実施例である回転ヘッド式磁気記
録再生装置にわけるキャプスタンサーボａｍの概略的な
構成を示すブロック図である。

第１図において、キャプスタンモータ１１は磁気テープ
を走行駆動するための駆動モータであり、このキャプス
タンモータ１１から出力されるパルス信号は増＠８１２
を介して速度サーボ１３と位相サーボ１４とに入力され
る。

速度サーボ１３は、上記キャプスタンモータ１１の出力
信号に基づき、キャプスタンモータ１１の予め定められ
た回転速度と現在の回転速度との誤差を検出する速度誤
差検出回路１５と、この回路の出力を２人力のうちのｌ
入力とするＯＲゲート１６と、このＯＲゲート１６の出
力をＣＰＥ（キャプスタン位相エラー）信号として受け
るローパスフィルタ１７とで構成されている。

また位相サーボ１４は、上記キャプスタンモータ１１の
出力信号を分周する分周回路１８と、この回路によって
得られる分周信号と別の基準信号とを比較して基準信号
に対する分周信号の位相誤差を検出する位相誤差検出回
路１９と、この回路の出力をＣＰＥ（キャプスタン位相
エラー）信号として受けるローパスフィルタ２０とで構
成されている。

トラッキングエラー検出回ｉ？ｆｉ２１は、再生勉作時
に磁気テープから読み取られる再生信号に基づいて記録
トラックからのヘッドのずれを検出する回路である。

速度サーボ１３のローパスフィルタ１７は次段の配分器
２２に接続され、また上記トラッキングエラー検出回１
ＰＩ２１と位相サーボ１４のローパスフィルタ２０は切
換えスイッチ２３を介して上記配分２Ｓ２２に接続され
ている０、この配分器２２により、速度サーボ１３から
出力される制ｔｎｉ号に対して、位相サーボ■４から出
力される制御３１１信号あるいはトラッキングエラー検
出回路２１から出力される制御１３号が一定の配分で重
畳され、その重畳された制御信号は制御増幅器２４で増
幅されてキャプスタンモータ１１の回転速度を制御する
信号として与えられる。

制御回路２５は、マイクロコンピュータによって構成さ
れ、上記切換えスイッチ２３を切換え制御するための切
換え信号ｎと、ラッチ回路２６に与えるリセット信号Ｑ
とを出力する機能仝持つ。

上記ラッチ回路２６は、制御回路２５から出力される切
換え信号ｎをクロック入力端子ｃｋに受ける一方、同じ
制御回路２５から出力されるリセット信号Ｑをリセット
入力端子Ｒに受ける。また、そのラッチ回路２６の出力
端子Ｑから取り出される出力信号ｐは、速度サーボ１３
のＯＲゲート１６の他の１人力として与えられる。なお
、この場合の回転ヘッド式磁気記録再生装置においても
、回転ドラムの周面に記録用と再生用とに兼用される２
つのヘッドを設けた回転ヘッド機構が用いられる。

第２図は、上記キャプスタンサーボ機構の動作を示すタ
イミングチャートである。第２図を参照して、上記キャ
プスタンサーボ機構の動作を以下に説明する。

再生動作が行われているとき、制御回路２５から出力さ
れる切換え信号ｎは、第２図（１）に示すようにローレ
ベル（以下、Ｌレベルと略記する）に設定されており、
これによって切換えスイッチ２３の切換え接点２３　ａ
は入力端子Ａ側に接続された状態にある。したがって、
配分器２２には、速度サーボ１３から出力される制御信
号とトラッキングエラー検出回路２１から出力される制
御信号とが送られる。この間、ｇｔｎ回路２５からラッ
チ回路２６に与えられるリセット信号Ｑは、第２図（２
）に示すようにハイレベル（以下、■４レベルと略記す
る）に保たれており、ラッチ回路２６の出力信号ｐも第
２図（３）に示すようにＬレベルに保たれている。すな
わち、速度サーボ１３の（）Ｒゲート１６の出力である
ＣＳＥ信号は、速度誤差検出回路１５がらの出力に相当
しており、配分器２２に送られた制御信号に基づいてキ
ャプスタンモータ１１は一定の回転速度に制御され、そ
れに応じて磁気テープは一定の速度で走行する。

上記再生動作の途中で記録動作に切り換えられると、制
御回路２５から出力される切換え信号ｎは、第２図（１
）に示すようにＬレベルがら１（レベルに切り替わり、
これによって切換えスイッチ２３の切換え接点２３ａは
入カ端子Ｂ側に接続された状態に切り替わる。したがっ
て、配分器２２には、速度サーボ１３がら出力される制
ｒｎｆ３号と位相サーボ１４がら出力される制御信麦−
とが送乙れる。このとき、切換え信号ｒ１がＬレベルが
らＨレベルに切り替わるのに伴って、この切換え信号ｎ
を受けるラッチ回路２６がこれを保持するため、ラッチ
回路２６の出力信号ｐは第２図（３）に示すように、そ
れまでのＬレベルがらＨレベルに切り替わる。その結果
、速度サーボ１３の。Ｒゲート１６の出力であるＣ８Ｅ
信号はラッチ回路２６から出力信号ｐに応じてトＩレベ
ルとなる。この状牲は、制御回路２５かパランチ回ｉ￥
３２６に与えられるリセット信号Ｑが第２図（２）に示
すようにＬレベルに切り替わって、ラッチ回Ｆ！？ｒ２
６の出力信号ｐが第２［Ｊ（３）に示すように再びＬレ
ベルに復帰する。を時間峡まで維持される。したがって
速度サーボ１３にむいて得られるＣ　Ｓ　Ｅ信号は、上
記り時間の間、強制的に１１レベルに維持されることに
なり、配分器２２に送られる制御信号に基づいて回転速
度のｉｌＩ御を受けるキャプスタンモータ１１は、この
間、再生時の一定速度よりも高速度でＦＷ！動され、そ
れに応じて磁気テーグ＃Ｊ高速走行する。上記時間ｔが
経過すると、速度サーボ１３のＣＳＥ信５は速度誤差検
出回路１５の出力に相当する値に戻るので、キャプスタ
ンモータ１１の回転速度は元の速度に浚帰し、それに応
じて磁気デー１も元の走行速度に戻る。

第３図は上記切換動作時の磁気テープ４のトランクパタ
ーンを示したものであり、そのうち第３図（１）は記録
動作に切り換えられる前のトラックパター〉゛（第７図
（１）の場合と同じ）を示し、第３図（２）は記録動「
Ｐに切り換えられた後のトラックパターンを示している
。

第３図（１〉に矢印Ｐで示す方向に再生動作が進行して
いる途中で、同図に符号ｍで示す位置がら上記切換動作
が行われるものとすると、その切換え直陵から時間ｔの
間、磁気テープ４の走行速度がそれまでの定常速度がら
所定の高速に切り換えられるため、第３１２Ｉ（２）に
示すように切換え直前に走査されていた記録トラック３
（符号Ｂで示す〉は切換え直後に最初に磁気テープ−１
を走査するヘッド（そのヘッドによって言込まｈる記録
トラック３を符号Ａ′で示す）と重なり汗わない位置ま
で進むことになる。したがって、新たに書込まれた記録
トラック３によって明換え直前の記録トラック３のトラ
ックピッチ４が狭められることはなく、次にこの磁気テ
ープ・１を再生したときにも、上記継ぎ取りの個所でＡ
ＴＦサーボは乱れず、正確なデータを再生できることに
なる。

発明の効果 以上のように、本発明−の記録再生装置によれば、再生
動「トから記録動？ｔＥに切り換えられた直後の一定時
間だけ磁気テープの走行速度を高速に切り換えるように
しているので、切換え直後に磁気テープ上に新たに書込
まれる最初の記録トランクが。

切換え直前に走査される最後の記録トラックの一部に重
なることがなく、円滑な継ぎ取りを行うことができ、そ
の磁気デー１を再生した場合にも正確なデータを再生で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である回転ヘッド式磁気記録
再生装置におけるキャプスタンサーボ機構の概略的な構
成を示すブロック図、第２図はその動作を示すタイミン
グチャート、第３図はその動ｆＹにｆ↑う磁気テープ上
のトラックパターンの変化を示す説明図、第４図は回転
ヘッド式磁気記録再生″装置における回転ドラムの概略
的な構成を示す平面図、第５ＴｈｉＩはその回転ヘッド
式磁気記録再生装置によって記録トランクの書込まれた
磁気テープを示す平面図、第６図Ｃまその磁気テープに
おける記録トラックとヘッドとの位ｒ１１．ｒ５ＩｌＩ
係を示す平面図、第７図は従来の回転へンド式磁気記録
再生装置でつなぎ取りを行った場きの磁気テープ上のト
ラックパターンの変化を示す説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回転ドラムに取付けられたヘッドで、磁気テープをその
   走行方向と交差する方向に順次走査して磁気テープにデ
   ータを記録し、あるいは磁気テープからデータを再生す
   るようにした記録再生装置において、 再生動作の途中から記録動作に切り換えられたとき一定
   時間だけ磁気テープの走行速度を速めて、磁気テープ上
   に新たに書込まれる記録トラックの位置を、再生時にお
   けるヘッドの記録トラック片側へのはみ出し量に相当す
   る分だけずらす速度制御手段を備えたことを特徴とする
   記録再生装置。