JPH0341490A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH0341490A
JPH0341490A JP17661989A JP17661989A JPH0341490A JP H0341490 A JPH0341490 A JP H0341490A JP 17661989 A JP17661989 A JP 17661989A JP 17661989 A JP17661989 A JP 17661989A JP H0341490 A JPH0341490 A JP H0341490A
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JP
Japan
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roller
film
fixing film
fixing
driven roller
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JP17661989A
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Kanji Yano
寛治 矢野
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トナー画像を記録材に加熱定着する画像形成
装置の定着装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置に用いられている定着装置は、所定
の温度に維持された加熱ローラと、弾性層を有して該加
熱ローラに圧接する加圧ローラとによって、未定着のト
ナー画像が形成された転写材を挟持搬送しつつ加熱する
熱ローラ定着方式が多用されている。
また米国特許第3578797号明細書に記載されてい
るようなベルト定着方式が知られている。
しかしながら、上記熱ローラ定着方式においては、第1
に、所定温度に立ち上げるまでの間の画像形成作動禁止
の時間、いわゆるウェイトタイムがあり、第2に、熱容
量が必要なため、比較的大きな電力が必要てあり、第3
に、回転ローラでローラ温度が高温のため、耐熱性特殊
軸受を必要とし、第4に、ローラに直接手が触れる構成
となり、危険があったり、保護部材が必要であり、第5
に、ローラの定温度および曲率により転写材が巻きつき
、ジャムとなるなどの問題点がある。また上記ベルト定
着方式においても、ウェイトタイムがあり、比較的大き
な電力を必要とする。
そこて、本出願人は、上記の問題点を解決するものとし
て、次のような定着装置を提案している。すなわち、厚
み20μ程度の耐熱フィルム(たとえば、ポリイミド、
ポリエーテルイくド等)をエンドレス状に形成させ、表
側面に離形層を10μ程度コートし、記録材を加圧部材
により、該フィルムを介して熱容量の小さな加熱体に密
着させて、記録材上の顕画像を加熱定着させるものであ
る。
〔発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記提案の定着装置においては、薄膜の
エンドレスフィルムの搬送手段として、複数のローラ等
でテンションを与えつつ回転駆動するため、該エンドレ
スフィルムが、その幅方向にすれ動いてしまうという問
題点がある。
この種のエンドレスフィルム搬送時の片寄りに対しては
、ローラの円筒度や表面性を上げたり、ローラ間のピッ
チや平行度を調整したり、テンションを調整したりして
、ある程度抑えることが可能だが、量産性を考慮すると
限界がある。
またローラ端部に突き当て部材を設ける方法やパーフォ
レーション等によって片寄りを規制することも、エンド
レスフィルム自体の強度が小さいので、実施することが
不可能である。
つぎに、エンドレスフィルムの片寄りについて、説明す
る。
2木のローラの配置位置を考えると、2木のローラが精
度よく組み立てられ、平行状態にある場合と、ローラの
前側または奥側の軸間が異なり、はぼハの字状態にある
場合と、ローラの前側または奥側の高さが異なり、いわ
ゆる、ねじれの状態にある場合と、またへの字状態とね
しれ状態の組み合った状態にある場合とが存在する。
ここで、平行状態にある場合は、エンドレスフィルムは
いずれの方向へも片寄らず、安定に駆動され、ハの字状
態にある場合は、エンドレスフィルムは軸間の狭い方へ
寄り、ねじれの状態にある場合は、エンドレスフィルム
はローラの端部の高い方に寄り、両方が組み合わさった
場合は、への字状態による寄り力(寄り量)とねじれの
状態による寄り力(寄り量)との大きい方にエンドレス
フィルムは寄る。
すなわち、第3図(a)に示すように、駆動ローラ31
が矢印Hの方向に回転している時は、エンドレスの定着
フィルム48の張力は上側かゆるみ、下側(破線で示す
)が引張り側となる。駆動ローラ31から送り出された
定着フィルム48は従動ローラ36とMの点で接触する
。Mの点に接触してからNの点まで、はぼ1/2周、従
動ローラ36に巻きついている。Nの点て定着フィルム
48は従動ローラ36から離れ、駆動ローラ31側へ引
張られる。この時、従動ローラ36が駆動ローラ31に
対して傾斜しているのて、Mの点とNの点は、従動ロー
ラ36の同一垂直面上になく、△Sだけずれが生じてい
る。このずれ量△Sは、定着フィルム48.従動ローラ
36.駆動ローラ31との摩擦係数や張力等によって左
右されるので、定量的に定まりにくいが、定着フィルム
48は矢印Qの方向に確実に寄る。この寄り量(または
寄り力)を第1の寄り量とする。
またvJ3図(b)  に示すように、駆動ローラ31
が矢印Hの方向に回転すると、定着フィルム48の上側
が矢印りの方向に移動し、定着フィルム48の下側(破
線で示す)が矢印Eの方向に移動する。このフィルム端
部の従動ローラ36への巻きつき方をみると、定着フィ
ルム48が従動ローラ36に接触する接触点D1と定着
フィルム48が従動ローラ36から離れる接触点E1と
ill△℃たけ離れている。フィルム張力は下側か強く
、接触点E1側へ(△℃を縮める方向へ)引張される。
このことは、フィルム端部だけでなく、フィルム幅全体
に作用し、駆動ローラ31か矢印Hの方向に回転を続り
れば、定着フィルム48は矢印Gの方向へ寄り続Cづる
。この寄り量(または寄り力)を第2の寄り量とする。
前記第1の寄り量と第2の寄り量とをつり合わせ、方向
を逆にすることて、定着フィルム48の寄りを抑えるこ
とかてきる。
したかって、モータやプランジャ等のアクチュエータを
使って、ローラを傾けさせ、第2の寄り量を発生させ、
かつ、定着フィルム48の寄り量を検知するセンサを設
け、第1の寄り量と第2の寄り量とをバランスさせるこ
とも充分可能であるか、構造か複雑化するという問題点
かあった。
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするもの
である。すなわち、本発明は、簡単な構造で、定着フィ
ルムの片寄りを自動的に抑えることかできる定着装置を
提供することを目的とするものである。
(i%!題を解決するための手段) 上記目的を遠戚するために、本発明は、記録材上に顕画
材をのせて顕画像を形成する画像形成手段と、固定支持
された加熱体に対向圧接してエンドレスの定着フィルム
を介して記録材を該加熱体に密着させる加圧部材により
前記顕画像を加熱定着する定着手段とを有する画像形成
装置において、前記定着フィルムの走行径路を形成させ
る駆動ローラと従動ローラとを備え、かつ、前記2つの
ローラのうちの一方のローラが基準ローラとなっていて
、他方のローラがその基準ローラに対して軸方向の中央
部を中心にして可逆的に回動可能に支承され、しかも、
前記定着フィルムが一方向に寄ったときに、該定着フィ
ルムの寄る方向が逆方向になるように、前記他方のロー
ラの取付は状態が傾くようになるようにした。
(作   用) 本発明によれは、駆動ローラと従動ローラの、いずれか
一方のローラが基準ローラとなっていて、他方のローラ
がその基準ローラに対して軸方向の中央部を中心にして
可逆的に回動可能に支承され、しかも、定着フィルムが
一方に寄ったときに、定着フィルムの寄る方向が逆方向
になるように、前記他方のローラの取付は状態が傾くよ
うになっているので、他のアクチュエータやセンサをイ
ー1加せずとも、定着フィルムが片側に寄ったとき、定
着フィルムが寄った方のフィルム張力が増し、そのため
、軸方向の中央部を回動中心として前記他方のローラが
傾き、第2の寄り力を発生し、したがって、定着フィル
ムの片寄りを自動的に抑えることかできる。
〔実 施 例〕
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、第4
図この第1実施例の定着装置を使用した画像形成装置を
示している。
第4図において、1はガラス等の透明部材からなる原稿
載置台で、矢印aの方向に往復動じて原稿を走査する。
原稿載置台1の直下には短焦点小径結像素子アレイ2か
配置されていて、原稿載置台1上に置かれた原稿像が照
明ランプ3によって照射され、その反射光像は上記アレ
イ2によって感光ドラム4上にスリット露光される。な
おこの感光トラム4は矢印すの方向に回転する。また5
は帯電器であり、たとえば、酸化亜鉛感光層あるいは有
機半導体感光層等が被覆された感光ドラム4上に一様に
帯電を行なう。この帯電器5により一様に帯電された感
光ドラム4は、上記アレイ2によって画像露光が行なわ
れた静電画像が形成される。この静電画像(静電潜像)
は、現像器6により加熱で軟化溶融する樹脂等からなる
トナーを用いて顕像化される。一方、カセットS内に収
納されている記録材(シート)Pは、駆送ローラ7と感
光ドラム4上の画像と同期するようにタイくングをとっ
て上下方向で圧接して回転される対の搬送ローラ8によ
って、感光ドラム4上に送り込まれる。そして、転写放
電器9によって、感光トラム4上に形成されているトナ
ー像は、記録材Pに転写される。その後、公知の分離手
段によって感光ドラム4上から分離された記録材Pは、
搬送ガイド10によって定着装置11に導かれ、加熱定
着処理された後にトレイ12上に排出される。なおトナ
ー像を転写後、感光ドラム4上に残留トナーはクリーナ
13によって除去される。
第5図は第4図の定着装置11を拡大して示している。
第5図において、14は装置に固定支持された低熱容量
線状加熱体てあって、−例としては、厚み1.0mm、
長手長240mmのアル稟基板15に抵抗材料16を幅
1 、0mmに塗工したもので、長手方向両端から通電
される。通電は直流100 Vの周期20 m5ecの
パルス状波形で、検温素子17によりコン)・ロールさ
れた所望の?FA度およびエネルギー放出量に応したパ
ルスを、そのパルス幅を変化させて与える。はぼパルス
幅は0.5〜5 m5ecとなる。
このように、エネルギー、温度制御された前記加熱体1
4に当接して、図中、矢印の方向にエンドレスの定着フ
ィルム48は移動する。
この定着フィルムの一例としては、厚み20μの耐熱性
フィルム(たとえは、ポリイミドボリエーテルイくト、
PES、PFA等)に少なくとも画像当接面に、PTF
E、PAF等のふっ素樹脂に導電材を添加した離型層を
10μコートしたエンドレスフィルムがある。−数的に
は総厚は100μ、より好ましくは40μ未満である。
定着フィルム48の駆動は駆動ローラ31と従動ローラ
36による駆動とテンションにより、矢印の方向に皺な
く移動する。
18はシリコンゴム等の離型性のよいゴム弾性層を有す
る加圧ローラであり、総圧4〜7Jで定着フィルム48
を介して前記加熱体14を加圧し、定着フィルム48と
圧接回転する。
1 記録材P上の未定着トナーTは入口ガイド19により定
着部に導かれ、上述の加熱により定着像を得るものであ
る。
つきに、第1図および第2図により、エンドレスの定着
フィルム48の片寄りを防止する手段について説明する
第1図は定着装置の平面図てあり、要部は断面で示して
いる。駆動ローラ31は定着フィルム48を駆動するた
めのもので、駆動ローラ31の前側の軸端部32は軸受
33に回転自在に支承され、奥側の軸端部は同様に軸受
(図示せず)に支承されている。また駆動ローラ31は
複写機本体側の駆動装置により所定の回転数で回転する
。軸受33は前側板34に取付けられ、また奥側の軸受
も同様に奥側板(図示せず)に取付けられ、駆動ローラ
31は水平状態に支承されている。
第2図は第1図の切断線A−Aに沿う断面側面図である
。加熱体49(第5図の低熱容量線状加熱体14と同様
な加熱体)は前側板34お 2 よび奥側板に垂直に支持されている。
第1図にみられるように、支持軸42の右端部は前側板
34に設けられた長穴に遊嵌し、ばね55が矢印の方向
に掛けられている。支持軸42の左端部も同様の構成に
なっており、定着フィルム48は、第2図にみられるよ
うに、駆動ローラ31と従動ローラ36および加熱体4
9に掛けられている。
前記支持+i! 42の中央部には表面が球面状態にな
った自在軸受45が固定されている。自在軸受45は内
側部が球面状になった左ホルダ43、右ホルダ44と嵌
合している。バイブ状の従動ローラ36の右端部(前側
)にはフランジ軸37が固定され、このフランジ軸37
は自在軸受38に回転自在に支承されている。自在軸受
38の外周面は球面状に形成され、自在軸受38は球面
状の凹部を有′1−るホルダ39に遊嵌している。前側
板34に固定されたガイド板40には、第2図に示すよ
うに、長孔のガイド溝41か角度θ傾いて形成されてい
る。そして、ホルタ39はカイト溝41に遊嵌している
。従動ローラ36の左端部には、前述の右端部のような
フランジ軸、自在軸受、ホルダ、ガイド溝等は設けられ
ていない。したがって、従動ローラ36は自在軸受45
を中心にして、右端部のガイド溝41に沿って斜めに上
下動できる。
第1図において、定着フィルム48のフィルム端部かB
−Bの位置にある時は、自在軸受45を中心にして定着
フィルム48は従動ローラ36の中央部に位置し、前側
と奥側の圧バランスは平衡状態になり、従動ローラ36
は水平保持されている。
定着フィルム48か前側へ移動し、フィルム端部がC−
Cの位置へ移動すると、従動ローラ36に作用する圧力
は前側が増加する。前側の圧力か増加することにより、
ホルダ39はガイド溝41に沿って下方に移動する。
したがって、定着フィルム48の移動(寄り)により、
従動ローラ36は自在軸受45を中心にしてひねられる
。従動ローラ36のひねりにより、定着フィルム48の
寄りは止められ、逆に反対方向に定着フィルムは移動す
る。
なお従動ローラ36を中央部で回動自在に支承したのは
、定着フィルム48が正規の位置から左右に寄った時、
右側、左側の定着フィルムの中央からの掛り幅の増減に
より、寄り量の2倍分の圧バランスが生じ、従動ローラ
36が傾き易くするためである。
以上をまとめると、駆動ローラ31.従動ローラ36.
加熱体49に掛けられた定着フィルム48は、第2図で
は、矢印Fの方向に駆動される。ここで、駆動ローラ3
1.従動ローラ36、加熱体49か、それぞれ理想的に
形成されていて、かつ、定着フィルム48の円筒度も理
想的に形成されているならば、定着フィルム48の寄り
は発生することなく、初期に掛けられた位置を保ち続け
る。しかし、上記要素のうちのいずれか、またはそれぞ
れが複合的に重なり合った時、定着フィルム48は、手
前側ある5 いは奥側へ寄る。この寄り力を第1の寄り力とする。
定着フィルム48か、第1図のように、BBの位置から
C−Cの位置へ、すなわち、手前側へ移動すると、従動
ローラ36に作用する荷重分布は手前側が増加し、奥側
の荷重分布は減少する。したがって、従動ローラ36は
自在軸受45を中心にして回動し、従動ローラ36の右
端部はガイド溝41に沿って下がる。従動ローラ36の
傾きにより、定着フィルム48の巻きつき方は、第3図
すのように、定着フィルム48は矢印Gの方向(奥側)
へ移動しようとする。この寄り力を第2の寄り力とする
第1の寄り力と第2の寄り力が等しくなった時、定着フ
ィルム48は平衡状態となり、安定駆動される。
第6図は本発明の第2実施例を示している。
前述の第1実施例では、従動ローラ36の移動を規制す
る手段にガイド溝41を使用したか、この第2実施例で
は、レバー50により、6 従動ローラ36の端部の動きを規制するようになってい
る。
この第2実施例においても、バイブ状の従動ローラ36
は内側中央部で回転自在に支承され、他の部材も、第1
図および第2図と同一部材については同一符号で示し、
同様に取付けられている。
レバー50は図示されていない前側板に植設された支軸
51に回動自在に支承されている。
レバー50の他端には、大口径の穴が形成され、この穴
に自在軸受38を支承するホルダ39が嵌合している。
したがって、前述した理由により、定着フィルム48が
手前側へ寄った時、従動ローラ36に作用するフィルム
テンションの張力差により、従動ローラ36の右端部は
右下がりに傾く。そのため、レバー50は2点鎖線で示
すように、反時計方向に回動する。従動ローラ36の傾
きにより、第2の寄り力か発生し、定着フィルム48の
寄りは平衡状態で、つり合う。
なお、以上の説明では、定着フィルム48がどちらかに
寄った時に、定着フィルム48が寄った方の従動ローラ
36の端部が積極的に下がるように傾斜角θのあるガイ
ド溝41、あるいは回動方向を傾けたレバー50を設け
た場合について説明したが、駆動ローラ31.従動ロー
ラ36.加熱体49と、少なくとも3要素の部$Jに定
着フィルムが掛けられて、断面形状か3角形になってい
るときは、ガイド溝41は垂直方向てあってもよいし、
レバー50の傾き角θ2はOoであってもよい。
第7図は本発明の第3実施例を示している。
この第3実施例ては、従動ローラ70は、両端部が直角
に曲がったほぼコの字形の支持フレーム72に回転自在
に支承されている。支持フレーム72の軸方向中央部に
は軸76が植設され、軸76は図示されていない側板に
支持されたステー73に設けられた穴74に摺動可能に
遊嵌している。支持フレーム72とステー73との間に
はスラスト軸受71およびはね75が設けられている。
軸76の他端には止めリング77か固定され、ステー7
3と止めリング77との間にはスラスト軸受78が設け
られている。
したかって、従動ローラ70は支持フレーム72ととも
に軸76を中心にして回動することかでき、定着フィル
ム48が一方に片寄った時は、前記実施例と同様に、定
着フィルム48が寄った方の従動ローラ70が下がる。
従動ローラ70が傾き、駆動ローラ31に対してねじれ
ることにより、定着フィルム48は逆方向への寄りが発
生し、それ以上の寄りを抑えることができる。
第8図は本発明の第4実施例を示している。
この第4実施例ては、従動ローラ80の外側の中央部は
コロ85で定着フィルム48のテンションか張られる方
向に押圧されている。従動ローラ80の手前側の軸端は
軸受81が遊嵌し、また軸受91の外径は図示されてい
ない側板に設けた斜めの溝82に遊嵌している。コロ9 85は幅の狭いコの字形の支持部材83により回転自在
に支承されている。支持部材83の横幅中央部には軸8
4が植設され、この軸84は図示されていない両側板に
固定されたステー87に設けられた横穴に遊嵌し、軸8
4および支持部材83は回動可能になっている。軸84
の他端には止め輪88か取付けられ、軸84がステー8
7から抜は出るのを防止している。
したがって、前記実施例と同様に、定着フィルム48は
駆動ローラ31により搬送され、搬送していくうちに、
定着フィルム48が片側へ片寄った場合は、従動ローラ
80に働くフィルム張力のバランスがくずれて、定着フ
ィルム48の寄った方の従動ローラ80の軸端が下がる
。従動ローラ80か傾くことにより、定着フィルム48
の寄り力は抑えられ、バランスのとれたところで、定着
フィルム48の寄りは停止する。
なお上記各実施例では、駆動ローラ31を基準ロー・う
とし、従動ローラ36,70.80が傾くようにしてい
るが、逆に、従動ローラを基準ローラとし、駆動ローラ
が傾くようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、定着フィルムの
走行径路を形成させる駆動ローラと従動ローラの、いず
れか一方のローラが基準ローラとなっていて、他方のロ
ーラがその基準ローラに対して軸方向の中央部を中心に
して可逆的に回動可能に支承され、しかも、定着フィル
ムが一方に寄ったときに、定着フィルムの寄る方向が逆
方向になるように、前記他方のローラの取付は状態が傾
くようになっているので、定着フィルムが片側に寄った
とき、定着フィルムが寄った方のフィルム張力が増し、
そのため、軸方向の中央部を回動中心として前記他方の
ローラが傾き、定着フィルムの寄りを抑制する方向に第
2の寄り力が発生し、定着フィルムの寄りが自動的に抑
えられる。したがって、定着フィルムの縁部位置を検知
するセンサやセンサ信号に対応して作用するアクチュエ
ータを取付ける必要かなくなり、またそのセンサやアク
チュエータのための配線も不要なり、構造が単純化され
るとともに、組み立て性もよくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示した平面図、第2図は
第1図の切断線A−Aに沿う断面側面図、第3図(a)
 、 (b)は2木のローラに掛けられたエンドレスの
定着フィルムの掛り方の説明図、第4図は本発明の定着
装置を使用した画像形成装置を示した断面側面図、第5
図は第4図の定着装置を拡大して示した断面側面図、第
6図は本発明の第2実施例を示した断面側面図、第7図
は同しく第3実施例を示した断面側面図、第8図は同し
く第4実施例を示した断面側面図である。 11・・・定着装置    18・・・加圧ローラ31
・・・駆動ローラ   36・・・従動ローラ38・・
・自在軸受    40・・・ガイド板45・・・自在
軸受    48・・・定着フィルム49・・・加熱体 50・・・レバー 70・・・従動ローラ 80・・・従動ローラ 他4名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録材上に顕画材をのせて顕画像を形成する画像形
    成手段と、固定支持された加熱体に対向圧接してエンド
    レスの定着フィルムを介して記録材を該加熱体に密着さ
    せる加圧部材により前記顕画像を加熱定着する定着手段
    とを有する画像形成装置において、前記定着フィルムの
    走行径路を形成させる駆動ローラと従動ローラとを備え
    、かつ前記2つのローラのうちの一方のローラが基準ロ
    ーラとなっていて、他方のローラがその基準ローラに対
    して軸方向の中央部を中心にして可逆的に回動可能に支
    承され、しかも、前記定着フィルムが一方向に寄ったと
    きに、該定着フィルムの寄る方向が逆方向になるように
    、前記他方のローラの取付け状態が傾くようになってい
    ることを特徴とする定着装置。
JP17661989A 1989-07-07 1989-07-07 定着装置 Pending JPH0341490A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014081508A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Fuji Xerox Co Ltd ベルト駆動装置、定着装置、および画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014081508A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Fuji Xerox Co Ltd ベルト駆動装置、定着装置、および画像形成装置

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