JPH034088Y2 - - Google Patents

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JPH034088Y2
JPH034088Y2 JP2357085U JP2357085U JPH034088Y2 JP H034088 Y2 JPH034088 Y2 JP H034088Y2 JP 2357085 U JP2357085 U JP 2357085U JP 2357085 U JP2357085 U JP 2357085U JP H034088 Y2 JPH034088 Y2 JP H034088Y2
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JP2357085U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、発電所、あるいは一般産業所にお
ける補機の集中制御に使用するコントロールセン
タに設置させる配線用遮断器、過電流保護装置等
単位回路毎に集約してあるユニツトを収納する外
箱の骨組みを構成する盤枠体に関する。
〔従来の技術〕
この種の盤枠体は、一般に溝形に成形した各種
の枠部材を組み合せてから、溶接によつて組み立
ててなる直方体状に形成させている。
〔考案の解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のこの種の盤枠体は枠部材
相互の溶接々合が必ずしも容易に行なうことがで
きるものでないという不具合をもつている。すな
わち、各枠部材を単に突き合せて溶接させる構成
を採用しているために起こる該各枠部材の位置決
めの困難、夫々の接合部を溶接させた後に生じる
溶接余肉部の削り落しなどの後処理作業の必要、
および接合強度増大の目的でなされる溶接長の長
大化等の諸問題をもつている。
この考案は、盤枠体を構成する各種枠部材相互
の溶接々合の際における単に突き合せ溶接による
ために起こる難儀な部材位置決め作業、溶接余肉
部の削り落しなどの後処理作業、および強度増大
目的の溶接長の長大化等をしないようにすること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、四隅に配置してある溝形断面をも
つコーナ支柱の上下端を各々連結する四辺形状枠
体の夫々の一方の対辺材を水平な幅脚の両側に立
上り脚を立設させた溝形断面をもつ幅水平部材に
より、また他方の対辺材を垂直な垂直脚の両側に
各々水平長脚および短脚を平設させた溝形断面を
もつ奥行水平部材によつて夫々構成させて前記両
水平部材角隅部を、該奥行水平部材の垂直脚に内
接する継手垂直脚の一端に突設した突起部を前記
幅水平部材の両立上り脚に横貫穿設した角孔に嵌
入させる。そして、前記奥行水平部材の水平短脚
に外接する継手水平脚を前記コーナ支柱の断面溝
内に嵌合させるようにしたほぼL字形断面をもつ
継手によつて接合させてなるものである。
〔作用〕
したがつて、この考案の構成によれば、継手の
継手垂直脚の一端の突起部を幅水平部材の両立上
り脚の横貫穿設してある角孔に嵌入させるととも
に、該継手垂直脚に内接させて奥行水平部材の垂
直脚を係合させると、該奥行水平部材の水平短脚
に継手水平脚が外接し、また該継手水平脚がコー
ナ支柱の断面溝内に嵌合するようになるから、前
記両水平部材およびコーナ支柱間の位置決めが確
実に行なわれ、ついで該各部材相互の接面を溶接
して盤枠体を構成させられる。
〔実施例〕
つぎに、この考案の実施例を図面によつて説明
すれば、第1,2,3,4および5図において、
この考案に係る盤枠体1は、第2図に示すように
四隅に配置してある溝形断面をもつ後述するコー
ナ支柱2の上下端を各々連結する四辺形状枠体の
一方の対辺材を溝形断面をもつ後述する幅水平部
材5により、また他方の対辺材を溝形断面をもつ
後述する奥行水平部材6によつて夫々構成させる
とともに、前記幅水平部材の上下間に中間支柱3
を、また前記奥行水平部材の上下間に主支柱4を
夫々架設させてなるものである。前記コーナ支柱
は、第1図に示すように、支柱幅脚2aの両側に
支柱立上り脚2bを付設した溝形断面をもつ柱状
体である。前記幅水平部材は、第1図に示すよう
に、水平な幅脚5aの両側に立上り脚5bを立接
した溝形断面をもつ柱状体からなるとともに、そ
の両端の前記立上り脚の前後を横貫して角孔5d
を穿設させ、さらに両端の前記幅脚の端部を欠切
させてすみ肉溶接切欠き5cを設けてある。また
前記奥行水平部材は、第1図に示すように、垂直
な垂直脚6aの該盤枠体の内部側に水平短脚6c
を、同じく外部側に端側に段部6dを形成して図
示しない底板等の取り付けを容易にさせてある水
平長脚6bを平設した溝形断面をもつ柱状体から
なる。そして、その両端の前記垂直脚および水平
短脚間の会合角部に後述する接合継手20の板厚
に相等するスリツト切欠き6eを刳設させ、さら
に両端の前記垂直脚には心合せ丸孔6fを穿孔し
ている。つぎに、前記接合継手は、第1図に示す
ように、前記幅および奥行両水平部材の角隅部を
結合させるもので、継手垂直脚20aの該盤枠体
の内部側に継手水平脚20bを平設させたほぼL
字形断面をもつ短柱状体から形成してある。そし
て、前記継手垂直脚および水平脚を奥行水平部材
6の垂直脚6aおよび水平短脚6cの夫々の内お
よび外面に密着させるとともに、前記継手垂直脚
の前記両水平部材角隅部側の端部を刳設して突起
部20cを形成させて該突起部を前記幅水平部材
の角孔5dに嵌入自在にさせる。さらに前記継手
水平脚の端部を該突起部端にほぼ同長にして突起
部20cの嵌入後に継手水平脚20bが前記幅水
平部材の幅脚5aの上面に当接するようにし、ま
た該継手水平脚を幅水平部材5の前記幅脚上面に
その端面を当接させているコーナ支柱2の断面溝
内に嵌合するようにしてある。
したがつて、前記各枠部材の組み付けは、幅水
平部材5の角孔5dに接合継手20の突起部20
cを嵌入させると、該継手は前記幅水平部材に直
交する位置決めがなされる。ついで前記継手の継
手垂直脚20aに奥行水平部材6のスリツト切欠
き6e内に嵌合するように該奥行水平部材の垂直
脚6aを内接させると、前記両水平部材が直交し
て組み付けられて四辺形状枠体が形成される。つ
ぎに前記継手の継手水平脚20bの端部にコーナ
支柱2の断面溝を嵌入させて該コーナ支柱を立設
させると、各枠部材相互の位置決めが完了するこ
とになる。つぎに、第3,4および5図に示すよ
うに、溶接肉盛部30,31,32,33の位置
をすみ肉溶接を施工すれば、該盤枠体が完成する
ことになるが、前記の溶接肉盛部31は、幅水平
部材5のすみ肉溶接切欠き5c内であるのでグラ
インダ仕上げが不要であり、また溶接肉盛部33
も奥行水平部材6のスリツト切欠き6e内であつ
て同様に仕上げ作業が必要なくなる上に、いずれ
も該盤枠体の外部に開放している個所であるから
容易に溶接作業を遂行できる。なお、前述した組
み付け溶接後に中間支柱3および主支柱4を必要
に応じて溶着する。
また、接合継手20の継手垂直脚20aに奥行
水平部材6の垂直脚6aに穿設してある心合せ丸
孔6fに整合する位置に丸孔20dを穿孔してお
けば、盤枠体1相互の列盤ボルト締め付け孔に利
用し、さらに溶接組み付け時にピン状治具を挿嵌
して正確な位置決めを行なえる。
〔考案の効果〕
上述したように、この考案は、盤枠体主要部に
位置するコーナ支柱、幅水平部材および奥行水平
部材を接合継手によつて確実に位置決めを行なえ
るから、その溶接々合を正確、かつ容易に施工で
きるとともに、各枠部材接合部に前記継手を介装
させているので、従来の突き合せ接合に比較して
接合強度が拡段に向上している。また長寸法のコ
ーナ支柱の誤差によつて生じる幅水平部材との当
接部の隙間を継手水平脚が塞ぐために溶接不良と
なることがなく、さらにすみ肉溶接切欠き内での
溶接のために後仕上げが不要となる上に、短小な
溶接長で済むなど、この考案の実益は多大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す要部を分解
してあらわした斜視図、第2図は、同じく盤枠体
の斜視図、第3図および4図は、同じくコーナ支
柱、幅および奥行水平部材、ならびに接合継手に
よる接合部分の要部を示す夫々正面および側面
図、第5図は、第2図の−切断面図である。 1……盤枠体、2……コーナ支柱、5……幅水
平部材、5a……幅脚、5b……立上り脚、5c
……すみ肉溶接切欠き、5d……角孔、6……奥
行水平部材、6a……垂直脚、6b……水平長
脚、6c……水平短脚、6d……段部、6e……
スリツト切欠き、6f……心合せ丸孔、20……
接合継手、20a……継手垂直脚、20b……継
手水平脚、20c……突起部、20d……丸孔、
30,31,32,33……溶接肉盛部。なお、
図中同一符号は同一又は相当部を示すものとす
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 四隅に配置してある溝形断面をもつコーナ支
    柱の上下端を各々連結する四辺形状枠体の夫々
    の一方の対辺材を水平な幅脚の両側に立上り脚
    を立設させた溝形断面をもつ幅水平部材によ
    り、また他方の対辺材を垂直な垂直脚の両側に
    各々水平長脚および短脚を平設させた溝形断面
    をもつ奥行水平部材によつて夫々構成させて前
    記両水平部材角隅部を、該奥行水平部材の垂直
    脚に内接する継手垂直脚の一端に突設した突起
    部を前記幅水平部材の両立上り脚に横貫穿設し
    た角孔に嵌入させるとともに、前記奥行水平部
    材の水平短脚に外接する継手水平脚を前記コー
    ナ支柱の断面溝内に嵌合させるようにしたほぼ
    L字形断面をもつ継手によつて接合させること
    を特徴とする盤枠体。 (2) 接面する継手垂直脚および奥行水平部材垂直
    脚間に夫々丸孔を穿設して心合せを行なうよう
    にした実用新案登録請求の範囲第1項に記載し
    た盤枠体。
JP2357085U 1985-02-22 1985-02-22 Expired JPH034088Y2 (ja)

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JPS61141902U JPS61141902U (ja) 1986-09-02
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JP5627614B2 (ja) * 2012-02-15 2014-11-19 三菱電機株式会社 嵌合構造物
JP6645686B2 (ja) * 2015-08-28 2020-02-14 キヤノン株式会社 画像形成装置

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