JPH0340803A - 衣料産業で用いるための通気性で不浸透性のインサート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は衣料産業で用いるために予定されるインサー）
　（ｉｎｓｅｒｔ）に関するものである。

衣料産業に用いられる布製品及びそれらを製造するため
のプロセスは日進月歩である。特に最近の数年間にわた
って半浸透性製品が開発され、該製品は水には不浸透で
あるが、二酸化炭素及び水蒸気は通る。これらは通気性
として分類されている。この製品は使用者を雨及び風か
ら防護するが、しかし着用に対する完全な快適性のまま
である。

この目的のために、層又は半浸透フィルムが布に直接付
着された製品は知られている。

他の、インサートが市内で半浸透バリヤーを構成してい
る製品も公知である。このインサートは組立てることで
、はとんどの場合に半浸透フィルムを布支持体に接着す
ることによって作られている。

これら全技術は比較的に制限され、そして半浸透層の存
在が布の外見、感触及び垂れ具合の調整を困難にしてい
る。

その上、半浸透フィルムは、該フィルムが通常貼付けら
れる支持布の特性とは異なった機械的特性（伸縮性、温
度又はメンテナンスのための引張り及び引裂き抵抗）を
有している。この差異は、動きに於て支持布とフィルム
間の界面に直接影響を及ぼし、そして早期に貼合の集中
される引裂きに至り、完全なはがれを引起こす。

この欠陥を除くために、インサートを作成するのに微孔
質ポリマーのフィルム又は層を直接用いることがもくろ
まれている。それにもかかわらず、このフィルム又は層
は十分な機械的抵抗性を備えてなく、そしてこの題目の
下での全ての試みがさしあたり放棄されている。

本発明の目的は、これらの欠陥のない、目及び感触−を
満足させる特性の調整可能な布の製造が出来、そして衣
料産業での布の使用に要求される条件、即ち十分な機械
的抵抗性、ドライクリーニング及び洗濯に対する耐性、
及び布が着用された時に生ずる磨損及びもみ耐性の全て
を満たす、インサートを提供することにある。

本発明は、それゆえ微孔質層から戒った衣料産業で用い
ることを目的とした通気性で不浸透性のインサートに関
するものである。微孔質層は安定フオーム（ｓｔａｂｌ
ｅ　ｆｏａｍ）の形態であり、そして核層は支持布によ
って補強される。

以下に本発明を添付図を参照して詳述する。

〔実施例〕

本発明は従って衣料産業で使用される通気性があって不
浸透性のインサートに関するものである。

インサートは一般に、布自体の品質及び特性が変えられ
るように布間の内側に挿入することによって用いられて
いる。これらはたいていの場合布と内張り（ライニング
）との間に配置される。

インサートはフラウンス（ｆｌｏｕｎｃｅ）内に結合さ
れ、そこでインサートは布又はライニングで囲まれるこ
とによってフラウンスを立体的にする。インサートはま
た布又はライニングに対してこびり付かされない。この
場合に、多くの点で接着することが布をしなやかで気持
良い感触にするので好ましい。

本発明に係るインサートは微孔質のポリマー層１から或
っている。このポリマーは安定したフオーム（気泡体〉
の形態であり、そしてこの層は支持布によって機械的に
補強される。

用いられるフオームは安定しており、その操作中はこの
形態にとどまるが、製造過程の素成分を支給すると同時
に、及び乾燥後に微孔層の形成に至る。

フオームはポリマーと水との等分での混合物の撹拌によ
って得られるポリウレタンフォームが好ましい。このよ
うなポリマーはＣｈｅｍｉｓｃｈｅ　Ｆａｆｒ＋ｋＴｕ
ｂｉｎｇｅｒ　Ｒ，ＲｏＢｅｉｔｌｉｃｈ　ＧｍｂＨ社
によって“ＴｔｌＢＩＣ”［ｌＡＴＭＰ″の名の下に販
売されている。このフオーム層はたいてい完全に浸透す
る支持布２によって機械的に補強されている。従って支
持布２を選ぶことによって引張り及び引裂きに対するイ
ンサートの抵抗を調整することが可能である。例えば、
横糸方向での弾性が求められる場合に、同種の弾性を有
する支持布２が微孔質ポリマー層１を補強するのに用い
られる。

支持布２は、例えば１０〜５０ｇ／ｍ″、好ましくは２
０〜８０ｇ／ｍ’の低い重量である。この方法で作られ
たインサートはその上その重量を大きくしすぎることな
く良好な機械的抵抗を有する。

支持布２はまた不織布、織布、又は編布でも良い。その
布が製造中のフオームの貫通を容易にし且つ貫通を可能
とするために通孔していることが好ましい。

支持布は第１図又は第２図に表わされる如く横編布と出
来る。

本発明の好適実施例では、フオームの形態で２つの微孔
質ポリマー層１が支持布２の各１面に適用され、従って
支持布２のポリマーフオーム内への完全な挿入に至る。

支持布２はまた、インサートに弾性特性のみでなく、例
えば緯糸方向の一定の量のレジリエンス（はね返り）も
付与するように幾つかの構成要素を含むことが出来る。

支持布２の特性はまた、インサートの衣料特性を限定す
る。布の１面をそのまＳ　（無傷）に残す仕方でフオー
ムの支持布中への貫通を限定することもまた可能である
。無傷の面を掻取るか磨くことがインサートを該当布の
感触にし、摩損に対するその抵抗性を増大する。

更にその上、用いられるフオームの重量及び密度がイン
サートの不浸透性と通気性の質の変化を可能にする。熱
接着性インサートを作るために、例えば点で分布された
感熱性接着剤がインサートの１面又は他面に付着される
。

インサートの特性（通気性）を維持するために、感熱接
着層は不連続であり、散布される。現在繊維産業で接着
剤として用いられているポリマーがここで使用可能であ
り、これらは熱可塑性又は熱硬化性物質（ポリエチレン
、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン・・・）で
ある。

本発明に従ってインサートを製造するために、最初に安
定したフオームがポリマーと水の混合物から構成される
。ポリマーフオームの層はついで支持布２に塗布される
。ポリマーフオーム層は乾燥され、そして得られた製品
が最後に、フオームの支持布に対する付着を増進し、且
つ摩損に対する合成物の抵抗を増大するためにフオーム
の構造を平らにするように、常温カレンダー３に通され
る。

安定ポリマーフオームの塗布は、布上に直接にか、或い
は連続した非付着支持体４上にそして支持体を支持布２
に接触するか、で実施される。

塗布が直接実施される場合には、支持布２は連続的な非
付着支持体４上に支承される。

連続的な支持体は、ローラ８．９のまわりに定速で巡回
する無端コンベアベルトである。

この塗布は、回転フレーム上に適用するか、ナイフでは
ぎ取るかの公知の方法を用いて実施される。例えば、フ
オームスクレーパを備えた回転フレーム５が用いられる
。この技術は、対象フオームに依存してナイフと支持体
との間の間隔を調節することによってフオームの厚さを
種々に適用することか可能である。本発明の第１実施例
では、ポリマーフオームが支持布２上に直接散布される
。

そこで構成要素のセットは、第１乾燥段階が約１００℃
で行なわれ、ついで第２乾燥段階がフオーム構成を固め
るために１２０℃から１３０℃の範囲の温度で行なわれ
るように１つ又はそれ以上のオーブン６．７を貫通され
る。微孔質構造はそこで乾燥され安定化される。上述の
如く、合成物はそのあと常温カレンダー３を通される。

カレンダーに及ぼされる圧力は、支持布２のポリマーフ
オーム内への貫通度合の限定を可能とする。

カレンダー掛けは、合成物に圧力を適用するために用い
られ、フオーム層に支持布２内へ浸透させるのに用いら
れる。この作用はまた、押圧によって実施される。

方法の他の実施例では、ポリマーフオームの安定層が非
付着性コンベアベルト４上で作られ、そして支持布２は
フオーム層上にカレンダー掛けされる。

このカレンダー掛けは、乾燥が実施される前か、そうで
ないと１００℃での第１乾燥段階が行なわれた後のまた
湿った安定フオームの状態で実施さ、れる。第５図に表
わされた方法のこの最後の実施で、微孔質層ｌは１００
℃のオーブン６と１３０℃のオーブン７との間で支持布
２と接触される。

方法の他の実施では、２つのフオーム層（２ａ及び２ｂ
）が、それぞれ支持布２の１面に、フオームスクレーパ
を備えたダブルの回転フレーム（５ａ及び５ｂ）によっ
て同時に載せられる。

この支持体はそこで完全にフオーム内に埋められる。幾
つかの応用として防火特性のインサートが求められる。

これは合成物のそれぞれを選択することによって得るこ
とが可能である。支持布はその時は耐火性であり、そし
て耐火添加剤がフオーム層内に含浸される。

インサートの疎水特性はプレス前に防水加工溶液を通し
て複合セットを通過させることによって改善される。

ポリマーフオームは約２００　ｇ　／　Ｉｔの密度を有
し、製品の１平方米（ｍ５〉当り５０乃至１００ｇのフ
オームの適用が０．５　ｍｍから１肛の範囲の厚さを有
する層を製造する。

４０ｇ／ｍ”の重量を有するポリエステルを基礎材料と
する緯糸を挿入し、緯糸方向に３０％の伸縮性を備えた
編布から成る支持布２の使用は緯糸方向伸縮性のインサ
ートを得ることが出来る。

塗布は２００　ｇ　／　１の安定フオームの４０％の塗
布率を備えた１４メツシユの回転フレームを用いること
によって実施出来る。

工程を組立てる時に、支持布２はさしあたって非付着コ
ンベアベルト上に支承される。９０　ｇ　／　ｍ″の乾
燥重量を有し、且つ求められる半浸透性を示すインサー
トがこのように得られる。乾燥は１００℃から１３０℃
の段階で実施される。

従って得られたインサートは、水の１０００＋ｎｍ以上
の不浸透性と、風の完全な不浸透性と、６０〜８０ミリ
バ一ル／ｍ”／ｗの水蒸気に対する抵抗とを有する。イ
ンサートは緯糸方向に２５〜３０％の伸縮性を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るインサートの断面図であり、第
２図は、インサートの平面図であり、第３図は方法の第
１実施例に係る本発明の方法を実施するシステム略示図
であり、第４図は方法の第２実施例に係る本発明の方法
を実施するシステム略示図であり、第５図は方法の第３
実施例に僑る本発明の方法を実施するシステム略示図で
あり、第６図は２層のフオームを用いる本発明の方法を
実施するシステム略示図である。 ｌ・・・微孔質ポリマー層、２・・・支持布、３・・・
常温カレンダー、 ４・・・支持体（コンベアベルト）、 ５．５ａ、５ｂ・・・回転フレーム、 ６．７・・・オーブン、　　　８．９・・・ローラ。 ＦＩＧ、１ ＦＩＧ、２ Ｉ０３ ６

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、微孔質ポリマー層（１）を含み、微孔質層（１）が
   安定フォームの形態であって、該層が支持布（２）によ
   って機械的に補強されている、衣料産業で用いるための
   通気性で不浸透性のインサート。 ２、支持布（２）が低重量、例えは１０から８０ｇ／ｍ
   ＾２の範囲内、である請求項１のインサート。 ３、支持布（２）が通孔組織の編成又は織成布である、
   請求項１又は２のインサート。 ４、フォームの形態の２つの微孔質ポリマー層（１）の
   それぞれが支持布（２）の１面に置かれた請求項１項か
   ら３項までのいずれか１項のインサート。 ５、不連続熱接着性層の被覆された請求項１項から４項
   までのいずれか１項のインサート。 ６、フォームに含まれたポリマーがポリウレタンであり
   、フォームがポリウレタンと水との混合物から作られて
   いる請求項１項から５項までのいずれか１項のインサー
   ト。 ７、安定フォームがポリマーと水との混合物から作られ
   、ポリマーフォームの層が支持布（２）と接触され、ポ
   リマーフォームの層が乾燥され、得られた複合物が常温
   で圧縮されることから成る、微孔質ポリマー層（１）を
   含む衣料産業で用いるためのインサートの製造方法。 ８、ポリマーフォームが支持布（２）上に直接付着され
   る、請求項７の製造方法。 ９、ポリマーフォームが、非付着性コンベアベルト（４
   ）上に層を形成するように付着され、ついで支持布（２
   ）がカレンダー掛けによってフォーム層と接触される、
   請求項７の製造方法。 １０、フォーム層が、支持布（２）と接触される前に部
   分乾燥される、請求項９の製造方法。 １１、支持布（２）が、同時にポリマーフォームの２つ
   の層と、且つそれぞれの層が布面の１つと、接触される
   、請求項７項から１０項までのいずれか１項の製造方法
   。