JPH0340573Y2 - - Google Patents

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JPH0340573Y2
JPH0340573Y2 JP1986178096U JP17809686U JPH0340573Y2 JP H0340573 Y2 JPH0340573 Y2 JP H0340573Y2 JP 1986178096 U JP1986178096 U JP 1986178096U JP 17809686 U JP17809686 U JP 17809686U JP H0340573 Y2 JPH0340573 Y2 JP H0340573Y2
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air
hopper
dehumidifying
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dehumidified
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、樹脂ペレツトを射出成型
機等の合成樹脂成型装置に入れて樹脂製品を成型
する前段階において、上記樹脂ペレツトを除湿乾
燥させたり、また結晶化(固相重合)させるため
に用いる樹脂ペレツトの除湿乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、上述例の樹脂ペレツトの除湿乾燥機とし
ては、例えば実開昭61−101394号公報に記載の装
置がある。
すなわち、内部に樹脂ペレツトを投入して除湿
乾燥するホツパを設け、このホツパに循環路を接
続すると共に、該循環路にはフアン、冷却器、除
湿器および再熱器を介設して、ホツパ内の樹脂ペ
レツトを連続脱湿および乾燥するように構成した
装置である。
しかし、この従来装置では、上述のペレツト乾
燥、除湿に新気でない循環空気を用いている関係
上、長期の使用に際して循環空気中に樹脂ペレツ
トから発生するエチレングリコール
(HOCH2CH2OH)や水分等の不純物が混入し、
循環空気による除湿、乾燥効率が大幅に低下する
ばかりでなく、上述のエチレングリコール等によ
り循環系が詰まる可能性もあつた。
上述した欠点を解決するため、本願考案の出願
人は、循環エア系と除湿エア系とを分離して、除
湿エアとして新気を用いると共に、ホツパ通過後
の吸湿エアを外部に除去し得るエア排出管を設け
ることにより、除湿、乾燥効率の大幅な向上を図
つて、エチレングリコール等の不純物で循環エア
系が詰まるのを防止することができる樹脂ペレツ
トの除湿乾燥機を先に特願昭61−22449号として
出願した。
この先願発明は、ホツパに、該ホツパの上部お
よび中間部と連通する循環路を接続し、この循環
路にエア循環手段およびエア加熱手段を介設する
と共に、除湿エアを上記エア加熱手段で加熱して
ホツパ下部に供給する除湿エア供給管を設け、上
記ホツパ上部には吸湿エアをホツパ外部に除去す
るエア排出管を取付けた構成を有する。
しかし、上記先願発明の除湿エア加熱手段は、
循環エア加熱手段を共用し、除湿エア供給管を上
記循環エア加熱手段内に挿通して加熱する方式で
あるため、除湿エアは勢いよく管内を通路して除
湿乾燥に必要な高温にまで昇温せずにホツパ内に
至る問題点があつた。
(ハ) 考案の目的 この考案は、除湿乾燥効率を向上させながらエ
チレングリコール等の不純物で循環エア系が詰ま
るのを防止することができると共に、ホツパの下
部には充分に高温に熱せられた除湿エアを供給し
て、除湿、乾燥効率の大幅な向上を図ることがで
きる樹脂ペレツトの除湿乾燥機の提供を目的とす
る。
(ニ) 考案の構成 この考案は、樹脂ペレツトを除湿乾燥するホツ
パを備えた樹脂ペレツトの除湿乾燥機であつて、
前記ホツパの外部には、該ホツパの上部とホツパ
の中間部に下向きに開口した吹出口4aとを連通
する循環路を設けて、循環エア系を構成し、前記
ホツパの下部には除湿器からの除湿エアを供給す
る除湿エア供給管から下向きに開口する吹出口を
設け、前記循環路にはエア循環手段と循環エアを
拡大室内において加熱する加熱手段を設けると共
に、前記除湿エア供給管途中には前記循環エア加
熱手段とは独立して容積を大にした加熱筒内に熱
源を設けてなる除湿エア加熱手段を配設し、前記
ホツパの上部には吸湿エアをホツパ外部に排出し
得るエア排出管を取付けて、除湿エア供給管の吹
出口から供給される除湿エアをホツパ内を介して
ホツパ外へ排出する除湿エア系を構成し、上記ホ
ツパ内を循環エア系の吹出口より上域の予備乾燥
セクシヨンと、該吹出口より下域の高乾燥保温セ
クシヨンと区画した樹脂ペレツトの除湿乾燥機で
あることを特徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、循環エア系と除湿エア系と
を分離して、除湿エアは新気を用い、吸湿エアを
外部に除去し得るエア排出管を設けることによ
り、除湿乾燥効率を高めながら、樹脂ペレツトに
附着し又は樹脂ペレツトから発散される不純物で
循環エア系が詰まることを防止して、長期の連続
運転を可能とすることができる効果がある。
しかも、除湿エアを加熱する加熱手段を、循環
エアの加熱手段から独立させ、除湿エア供給管途
中に該供給管より容積を大にした加熱筒内に熱源
を配設してなる除湿エア加熱手段を設けたので、
ホツパ下部の高乾燥、高除湿部の雰囲気を著しく
高めることができて除湿乾燥効果は更に優れたも
のとなり、乾燥時間の短縮を図ることができる効
果がある。
加えて、上述のホツパ内を上域の予備乾燥セク
シヨンと下域の高乾燥保温セクシヨンとに区画し
たので、上域の予備乾燥セクシヨンにおいて樹脂
ペレツトに対して昇温および予備脱水を行ない、
斯る予備乾燥後の樹脂ペレツトに対して下域の高
乾燥保温セクシヨンにて除湿、高乾燥および保温
処理するので、樹脂ペレツトに対して効果的な除
湿、乾燥を行なうことができる効果がある。すな
わち、樹脂ペレツトの予備乾燥時において同ペレ
ツトから脱水される水分やエチレングリコール等
の不純物をエア排出管から予放出させるので、一
度に除湿、乾燥させるものと比較して、水分や不
純物が除湿、乾燥中のペレツトに再付着する量を
大幅に低減させることができ、効果的な除湿、乾
燥を行なうことができる。
さらに、上述の2系路(循環エア系と除湿エア
系)を用いるので、ヒータ等の熱源の単位消費電
力に対する除湿乾燥効率の向上を図りつつ、循環
エア系の詰まりを防止することができる効果があ
る。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は樹脂ペレツトの除湿乾燥機を示し、図面
において、内部に例えばポリエステル等の樹脂ペ
レツトA…を投入して除湿乾燥するホツパ1を設
け、このホツパ1の外周部には放熱防止用の断熱
材2を配設すると共に、ホツパ1上端には樹脂ペ
レツトAの入口(図示せず)を、またホツパ1下
端には樹脂ペレツトAの取出口3をそれぞれ形成
している。
上述のホツパ1の外部には、該ホツパ1の上端
部およびホツパ1内の径方向中心部で、かつ上下
方向略中央部に開口した下向きラツパ状吹出口4
aと連通する循環路4を連通接続している。
そして、この循環路4には、エア循環手段とし
てのブロア5と、循環エア加熱手段Cとしての拡
大室構造の加熱筒6とを介設し、この加熱筒6内
にはヒータ電源7に接続したヒータ8を配設して
いる。
一方、除湿エア供給管9のラツパ状吹出口9a
は、ホツパ1の前記ラツパ状吹出口4aの下方に
設けられ、その上流側には開閉弁10、除湿器1
1を介して新気供給源としてのエアコンプレツサ
12を接続している。
そして、この除湿エア供給管9の前記開閉弁1
0の後段には、前記供給管9より容積を大にした
加熱筒6a内にヒータ電源7に接続されたヒータ
8aを配設してなる除湿エア加熱手段Dを連設
し、エアコンプレツサ12から圧送される新気
を、除湿器11で除湿し、さらに独立の除湿エア
加熱手段D内でゆつくりと充分に加熱した除湿高
温エアを矢印aで示す如く、ラツパ状吹出口9a
からホツパ1下部に供給すべく構成している。
しかも、上述のホツパ1の上端部には吸湿エア
をホツパ1外に排出できるエア排出管13を取付
け、このエア排出管13に排出弁14を介設して
いる。
このように構成すると循環エア加熱手段Cで加
熱された高温循環エアをブロア5によつて矢印b
方向に循環させる循環エア系Xと、新気を除湿、
加熱した除湿高温エアを矢印a方向に放出する除
湿エア系Yとの二つのエア系X,Yを分離形成す
ることができると共に、吸湿エアを定間隔おきに
エア排出管13が外部に放出し、ホツパ1内を中
間部より上域の予備乾燥セクシヨンS1と、ホツ
パ下部からホツパ中間部までの間の高乾燥保温セ
クシヨンS2とに分離区画することができる。
ここで、矢印a方向に供給される除湿高温エア
は高出力のエアコンプレツサ12により送給され
るので、高乾燥保温セクシヨンS2に上側の予備
乾燥セクシヨンS1のエアが流入することはない
が、これら両セクシヨンS1,S2の境界部にフ
レキシブルシートや開閉シヤツタ等の仕切り手段
を設けてもよい。
尚、図面では循環エア加熱手段Cと除湿エア加
熱手段Dを接続した状態で説明したが、両加熱手
段C,Dを分離独立して配置することも勿論可能
である。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
ホツパ1内に投入された樹脂ペレツトA…は、
まず上側の予備乾燥セクシヨンS1においてラツ
パ状吹出口4aから矢印b方向へ供給される高温
循環エアで昇温され、予備脱水が行なわれる。
処理済み樹脂ペレツトAの前述の取出口3から
の取出し操作により、上述の予備乾燥セクシヨン
S1内の樹脂ペレツトA…は、下側の高乾燥保温
セクシヨンS2に自然流下し、この高乾燥保温セ
クシヨンS2において除湿エア供給管9の先端ラ
ツパ状吹出口9aから矢印a方向へ供給される除
湿高温エアで除湿、高乾燥および保温されながら
順次結晶化が促進される。
上述の樹脂ペレツトA…の除湿乾燥時に、該ペ
レツトA…からエチレングリコールや水分等の不
純物が発生するが、これらの不純物はホツパ1内
をその下部から上部に向けて流動するエアと共
に、エア排出管13から定期的にホツパ1外へ放
出除去される。
このように循環エア系Xの循環路4に対して分
離した除湿エア供給管9にエアコンプレツサ12
からの新気を送給すると、この新気は除湿、加熱
された後にホツパ1下部中央から同ホツパ1内に
供給され、樹脂ペレツトA…を除湿、乾燥した後
の吸湿エアは上述のエチレングリコール等の不純
物を伴つてエア排出管13から定期的にホツパ1
外部に除去されるので矢印b方向に循環する循環
エア中に混入する不純物の量を著るしく低減させ
ることができ、フイルタ等の清掃の為の運転休止
時間を少なくできる。
加えて、上述のホツパ1内を上側の予備乾燥セ
クシヨンS1と、下側の高乾燥保温セクシヨンS
2とに分離できるので、樹脂ペレツトA…の効果
的な除湿、乾燥を行なうことができる効果があ
る。
しかも、除湿エア加熱手段Dは循環エア加熱手
段Cとは分離して独立させると共に、除湿エア供
給管9より容積を大にした加熱筒6a内に熱源と
してのヒータ8aを設けて構成したので、単に循
環エア加熱手段C内に除湿エア供給管を通過させ
るものに比べて、除湿エアは容積の大きくなつた
加熱筒6a内で一時滞留する状態で充分に加熱さ
れ昇温される。
このためホツパ1下側の高乾燥保温セクシヨン
S2の雰囲気は著しく高温高乾燥状態となり、優
れた樹脂ペレツトの除湿乾燥効果が期待できるこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の樹脂ペレツトの除湿乾燥機を
示す縦断面図である。 1……ホツパ、4……循環路、4a……吹出
口、5……エア循環手段(ブロア)、6,6a…
…加熱筒、8,8a……ヒータ、9……除湿エア
供給管、9a……吹出口、13……エア排出管、
A……樹脂ペレツト、C……循環エア加熱手段、
D……除湿エア加熱手段、X……循環エア系、Y
……除湿エア系。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 樹脂ペレツトAを除湿乾燥するホツパ1を備え
    た樹脂ペレツトの除湿乾燥機であつて、 前記ホツパ1の外部には、該ホツパ1の上部と
    ホツパ1の中間部に下向きに開口した吹出口4a
    とを連通する循環路4を設けて、循環エア系Xを
    構成し、 前記ホツパ1の下部には除湿器11からの除湿
    エアを供給する除湿エア供給管9から下向きに開
    口する吹出口9aを設け、 前記循環路4にはエア循環手段5と循環エアを
    拡大室6内において加熱する加熱手段Cを設ける
    と共に、 前記除湿エア供給管9途中には前記循環エア加
    熱手段とは独立して容積を大にした加熱筒6a内
    に熱源8aを設けてなる除湿エア加熱手段Dを配
    設し、前記ホツパ1の上部には吸湿エアをホツパ
    1外部に排出し得るエア排出管13を取付けて、
    除湿エア供給管9の吹出口9aから供給される除
    湿エアをホツパ1内を介してホツパ1外へ排出す
    る除湿エア系Yを構成し、上記ホツパ1内を循環
    エア系Xの吹出口4aより上域の予備乾燥セクシ
    ヨンS1と、該吹出口4aより下域の高乾燥保温
    セクシヨンS2と区画した 樹脂ペレツトの除湿乾燥機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS59196209A (ja) * 1983-04-23 1984-11-07 Megumi Tanaka 樹脂ペレツト除湿乾燥装置
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