JPH0340362Y2 - - Google Patents

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JPH0340362Y2
JPH0340362Y2 JP1985100074U JP10007485U JPH0340362Y2 JP H0340362 Y2 JPH0340362 Y2 JP H0340362Y2 JP 1985100074 U JP1985100074 U JP 1985100074U JP 10007485 U JP10007485 U JP 10007485U JP H0340362 Y2 JPH0340362 Y2 JP H0340362Y2
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JP
Japan
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spray nozzle
spray
fluid
metal
threaded
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JP1985100074U
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JPS6210057U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、排ガスの冷却用として水な
どの流体を散布するスプレー装置に関するもので
あり、特に、スプレーノズルの振動による緩みや
これに伴うスプレーノズルの脱落を防止しうるよ
うにした流体のスプレー装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来から、この種のスプレー装置は、例えば石
炭だきボイラ等の排ガスの冷却あるいは脱硫用な
どとして種々の装置或は目的で用いられている。
そして、このスプレー装置のスプレーノズルは、
金属性のものはもとより、耐摩耗性、耐腐食性を
有せしめる場合にはセラミツクス製のものが用い
られている。これらのスプレーノズルの基管側の
取付部への取付方法は、ねじ込み、或はフランジ
等により行なわれている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このようなスプレー装置におい
て、前記スプレーノズルの取付方法がねじ込み方
式の場合において、特に、スプレーノズルがセラ
ミツクス製であり、その基管側の取付部が金属
性、あるいは樹脂製である場合には、スプレーノ
ズルを、その取付部にしつかりとねじ込んで固定
させるのが困難であつた。また、これらスプレー
ノズルと、その取付部との間に適切な固定部材が
設けられていなかつた。
このため、スプレーノズルがスプレー流体の噴
射力や振動等によつて、スプレーノズル自体が振
動して、その取付部のねじ部が緩んでしまい、最
悪の場合は脱落してしまうという現象が発生して
いた。なお、スプレーノズルとその取付部が金属
製同士であり、しつかりとねじ込み可能な場合に
おいても適当な回り止め部材を有していなかつた
ため、前記のようなスプレーノズル自体の振動に
より、ねじ部が徐々に緩んでしまうという現象が
あつた。
一方、前記のような材質で構成されるスプレー
ノズルと基管側の取付部側とをフランジで取付け
る場合においても、同様な理由によつて、フラン
ジ部のボルト、ナツトが緩んでしまい、スプレー
ノズルが振動したり、脱落したりする現象が発生
していた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は以上のような問題点を解決するために
なされたものであり、流体を噴出するスプレーノ
ズルと、このスプレーノズルの基管側の取付部と
をねじ結合させてなり、前記スプレーノズルが金
属製或いはセラミツク製であり前記基管側取付部
が金属製である流体のスプレー装置において、ス
プレーノズルの取付用のねじ部の近傍にスプレー
ノズル外面から突出する突出部を設け、この突出
部にスプレーノズルの中心に対して少なくとも相
対する位置に回り止め金具用の係入部を形成し、
この突出部の係入部と前記基管側取付部との間に
前記スプレーノズルの中心に対して少なくとも相
対する位置で、かつねじ部軸方向に向けた状態で
棒状の回り止め金具を橋渡して取付けた構成とし
た。
[作用] このような構成にすると、スプレーノズルと基
管側の取付部とをしつかりとねじ込んで緩み止め
を行なうことができないような場合でも、回り止
め金具がスプレーノズルの中心に対して少なくと
も相対する位置に2箇所(2個)設けられること
により、一方の回り止め金具がねじ部の回転に引
きずられて回ろうとしても、それを他方の回り止
め金具が阻止することにより、両者が互いに一体
となつて回り止め防止作用を行うことになり、ス
プレーノズルが、そのねじ部における回転が阻止
され双方がしつかりと固定されるため、スプレー
ノズルがその取付部で緩んだり、取付部から脱落
したりすることがない。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図および第2図は本考案の1実施例を示す
ものであり、第1図はスプレー装置の縦断側面
図、第2図は第1図の−線矢視断面図であ
る。
第1,2図において、1は金属製またはセラミ
ツクス製のスプレーノズル、1aはねじ部、1b
は流体通路、1cは流体噴出口である。4は流体
が送給される基管5から分岐されて取付けられて
固定され、スプレーノズル1がねじ込みされて取
付けられる取付側ソケツト、4aなソケツト4内
面のねじ部であり、この場合、ソケツト4は金属
製である。スプレーノズル1と取付側ソケツト4
は、それらのねじ部1a,4aが、流体の漏れ止
め用のシールテープ等を介装されてねじ込みされ
1体化されている。
前記スプレーノズル1のねじ部1aに近接した
位置のスプレーノズル1の外周面部には突出部と
しての環状の鍔2が形成され、この鍔2の外周縁
部には、回り止め金具用の係入部として、円周方
向に均等な角度間隔で4個所溝2aが形成されて
いる。即ち、第2図に示すとおり、スプレーノズ
ル1の中心に対して相対する位置にそれぞれ1箇
所ずつ、計2個(1組)の溝2aが2組、設けら
れている。そして、この溝2a中と、取付側ソケ
ツト4の外周面には、スプレーノズル1の流体通
路1bの軸線方向、即ち、ねじ部1aの軸方向に
沿つて延び、断面形状が矩形状の回り止め金具3
が橋渡しされて設けられている。そして、この回
り止め金具3は取付側ソケツト4の外周面部側は
取付側ソケツト4に溶接されて固定されている。
また、そのスプレーノズル1の鍔2側の端部は溝
2aを通過した点でスプレーノズル3の中心側へ
折曲させられている。このように、回り止め金具
3を、スプレーノズル1の鍔2の溝2aの中に係
入させることにより、スプレーノズル1のねじ部
1aが緩んで回わろうとしても、回り止め金具3
の一端側が取付側ソケツト4に固定されているの
で、前記溝2aの側壁が、この回り止め金具3に
よつて係止されるため回り止めが完全に行われ
る。そして、この場合、スプレーノズル1を中心
として少なくとも相対する位置に2個の回り止め
金具3が溝2aに取付けられていることにより、
一方の回り止め金具3がねじ部1aの回転につれ
て回ろうとしても、もう一方の回り止め金具3が
溝2aの側壁との作用によりそれを防止しようと
するので、ねじ部1aの回転が確実に防止され、
ねじ取付部の緩みが完全に防止される。このよう
な構成にすれば、スプレーノズル1が、高硬度で
機械加工が困難であり、かつ、溶接不可能なセラ
ミツクス製である場合でも、完全にその緩み止め
を施行することができる。なお、本実施例におい
ては、前記溝2aをスプレーノズル1を中心とし
て相対する位置にそれぞれ1個ずつ、合計2個を
1組とし、これを2組設けてそれぞれの溝2aに
回り止め金具3を取付けた場合を示したが、これ
らの組数はスプレーノズル1の大きさ等に応じて
適宜なものとすることができる。
また、スプレーノズル1の前記環状の鍔2の代
わりに、溝2aの部分のみに突出部を形成させた
ものであつても良い。さらに、回り止め金具3を
係入する係入部としては、前記のような溝2aに
限らず、この代わりに円形穴や、長穴などの穴を
前記突出部に形成させたものであつても良い。
[考案の効果] 以上の説明か明らかなように、本考案では、ス
プレーノズルの中心に対して少なくとも相対する
位置の2箇所に回り止め金具が施されているの
で、ねじ部の回転を確実に防止することができ、
スプレーノズルが振動によつて、その取付部から
緩んだり、脱落したりすることがなく、装置を安
定して運転することができる。
そして、回り止め金具も簡単な構造のものでよ
く、その取付も外部の突出部の係入部に当てがつ
て行えばよいので極めて容易に行うことができ、
簡単な部品構成にして容易にスプレーノズルの脱
落防止を行えるという実用的効果を有する。
本考案では特にスプレーノズルがセラミツク製
である場合には、セラミツクが高硬度であるため
突出部係入部等の回り止め部は機械加工によつて
形成することが困難であるが、スプレーノズル成
型時にこのような回り止め部を形成させるだけで
回り止めを行え、有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る流体のスプレー装置の1
実施例を示す縦断側面図、第2図は第1図の〜
線断面図、である。 1……スプレーノズル、2……鍔、2a……
溝、3……回り止め金具、4,6……取付側ソケ
ツト、5……基管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体を噴出するスプレーノズルと、このスプレ
    ーノズルの基管側の取付部とをねじ結合させてな
    り、前記スプレーノズルが金属製或いはセラミツ
    ク製であり前記基管側取付部が金属製である流体
    のスプレー装置において、スプレーノズルの取付
    用のねじ部の近接にスプレーノズル外面から突出
    する突出部を設け、この突出部にスプレーノズル
    の中心に対して少なくとも相対する位置に回り止
    め金具用の係入部を形成し、この突出部の係入部
    と前記基管側取付部との間に前記スプレーノズル
    の中心に対して少なくとも相対する位置で、か
    つ、ねじ部軸方向に向けた状態で棒状の回り止め
    金具を橋渡して取付けたことを特徴とする流体の
    スプレー装置。
JP1985100074U 1985-07-02 1985-07-02 Expired JPH0340362Y2 (ja)

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JPS6210057U JPS6210057U (ja) 1987-01-21
JPH0340362Y2 true JPH0340362Y2 (ja) 1991-08-26

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JP2006170329A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Furukawa Electric Co Ltd:The ヘッダー装着用管継手及びヘッダー

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JP2008253891A (ja) * 2007-04-03 2008-10-23 Takuma Co Ltd ノズル装置

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