JPH0339603B2 - - Google Patents

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JPH0339603B2
JPH0339603B2 JP28476785A JP28476785A JPH0339603B2 JP H0339603 B2 JPH0339603 B2 JP H0339603B2 JP 28476785 A JP28476785 A JP 28476785A JP 28476785 A JP28476785 A JP 28476785A JP H0339603 B2 JPH0339603 B2 JP H0339603B2
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JP
Japan
Prior art keywords
light
diffraction
diffraction grating
slit
cylindrical lens
Prior art date
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Application number
JP28476785A
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English (en)
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JPS62144005A (ja
Inventor
Tsugihito Maruyama
Keiji Kahara
Shinji Kanda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Priority to DE8686401056T priority patent/DE3683423D1/de
Priority to DE3650479T priority patent/DE3650479T2/de
Priority to US06/864,846 priority patent/US4846576A/en
Priority to EP86401056A priority patent/EP0212992B1/en
Priority to EP91100068A priority patent/EP0424359B1/en
Publication of JPS62144005A publication Critical patent/JPS62144005A/ja
Publication of JPH0339603B2 publication Critical patent/JPH0339603B2/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 平行光の光軸上に、回折方向が互いに直交する
2つの回折格子と、軸方向が1つの回折格子の回
折方向と平行のシリンドリカルレンズを配置し、
かつ回折方向がシリンドリカルレンズの軸方向と
平行の回折格子に入射する光は、その一部が回折
格子部に照射され、他の一部は回折格子部以外に
照射されるように配置することで、1本のみ他の
スリツト光より輝度を明るくする。
〔産業上の利用分野〕
産業用ロボツトにおいて、物体を三次元的に計
測して制御を行なうような場合に、同時に複数点
の計測が行えるマルチスリツト光源が、計測時間
の短縮のために有効な手法として、その必要性が
高まつている。本発明は、このような用途に適す
るマルチスリツト光の発生方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第3図は本発明の出願人が特願昭60−107675号
として提案したマルチスリツト光源を使用した物
体の三次元計測方法を示す斜視図である。三次元
計測される物体1の上に、マルチスリツト光源2
によつて発生させたスリツト光l1,l2…を照
射し、各スリツト光l1,l2…と物体1との交
点をカメラ3で撮影する。このとき、スリツト光
l1,l2…と投影点P1,P2…とを対応付け
する必要がある。そのために別にスリツト光源4
を使用して1本の基準スリツト光5を発生させ
る。スリツト光源4の基準スリツト光5をマルチ
スリツト光源2のある1本のスリツト光面とちよ
うど一致するように配置することで、従来むずか
しいとされているマルチスリツト光源を利用した
場合の対応付け問題の解決を図つている。これ
は、マルチスリツト光源2で発生するスリツト光
l1,l2…は総て輝度がほぼ同じで区別できな
いためである。第4図、第5図は本発明の出願人
が特願昭59−276012号として提案した従来のマル
チスリツト光源を示す分解斜視図である。第4図
において、平行光6の光軸8上に、シリンドリカ
ルレンズ9、回折方向がシリンドリカルレンズ9
の軸方向と直角の回折格子A、回折方向がシリン
ドリカルレンズ9の軸方向と平行の回折格子Bが
配置されている。平行光6は、半導体レーザLD
や発光ダイオード等から出射した発散光を、コリ
メートレンズ7で平行光に変換することで、作成
される。平行光6の断面は、真円の光スポツトS
となるが、該平行光をシリンドリカルレンズ9を
透過させると、シリンドリカルレンズ9の軸方向
と直角方向に拡大されて、Saのような長円のス
ポツトとなる。そして回折格子Aを透過し回折さ
れると、シリンドリカルレンズ9の軸方向と直角
方向(y方向)上に複数の長円スポツトSa1,
Sa2…が発生し、かつ隣接する長円スポツトの
端部同士が重なることで、1本のスリツト光lと
なる。このスリツト光lが、次の回折格子Bを透
過し回折されることで、シリンドリカルレンズ9
の軸方向(x方向)に複数本のスリツト光l1,
l2…が発生する。なお2つの回折格子A,Bの
回折格子部分の面積は、入射してくる光が充分照
射できる広さとなつているものとする。
第3図におけるスリツト光l1,l2…は、こ
のようにして発生されたものである。第5図は、
2つの回折格子A,Bの位置を入れ換れたもので
ある。したがつてシリンドリカルレンズ9から出
射した長円の光スポツトSaが、シリンドリカル
レンズ9の軸方向(x方向)に回折されて、複数
の長円スポツトSx1,Sx2…が発生する。次に
これらの長円スポツトSx1,Sx2…を、回折格
子Aでy方向に回折させることにより、y方向に
も複数の長円スポツトが発生し、かつ隣接する長
円スポツトの端部同士が重なることで、複数のス
リツト光l1,l2…となる。
なおシリンドリカルレンズ9は、2つの回折格
子A,Bの後に置いても、あるいは中間に置いて
も、同様な作用が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような従来の方法では、スリツト光l1,
l2…の明るさは、光軸8上の部分を最高とし
て、周辺部にいく程次第に暗くなるので、第3図
のように特定の1本のスリツト光のみを区別する
には、2つのスリツト光源2,4を必要とする。
しかもスリツト光同士を重ねるための位置合わせ
が困難である。
本発明の技術的課題は、従来のマルチスリツト
光を使用して三次元計測する場合のこのような問
題を解消するために、1つのマルチスリツト光源
で基準となる高輝度スリツトも同時に発生可能と
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図aは本発明によるマルチスリツト光の発
生方法の基本原理を説明する分解斜視図である。
6は単一波長の平行光であり、例えば半導体レー
ザLDから出射した発散光をコリメートレンズ7
でコリメートすることにより、発生させる。この
平行光6の光軸8上に、回折方向が互いに直行す
る2つの回折格子AとB、並びにシリンドリカル
レンズ9が配置されている。このシリンドリカル
レンズ9の軸方向と片方の回折格子Bの回折方向
が一致している。そしてこのシリンドリカルレン
ズ9の軸方向と回折方向が一致している方の回折
格子Bは、その回折格子部10の端部が光軸8上
に位置し、cで示すように、入射光の一部が回折
格子部10に照射され、他の一部は回折格子でな
い個所11に照射される。回折方向がシリンドリ
カルレンズ9の軸方向と直角の回折格子Aでは、
bに示すように、回折格子部10の中央に入射光
が照射される。
2つの回折格子A,Bとシリンドリカルレンズ
9が、前記の条件で配置されておれば、光軸8上
における前後関係は任意でよい。
〔作用〕
光軸8上において、平行光6の入射側から、回
折方向がシリンドリカルレンズ9の軸方向xと直
角の回折格子A、回折方向がシリンドリカルレン
ズ9の軸方向xと平行の回折格子B、そしてシリ
ンドリカルレンズ9の順に配置されている。回折
格子Aに入射する平行光6は、Sで示すような真
円の光スポツトになるが、回折格子Aを透過して
回折されると、回折方向y軸上に複数の光スポツ
トS1,S2…が発生する。そして次に回折方向
が直角の回折格子Bを通過すると、前記のスポツ
ト列S1,S2…が、x方向に回折されること
で、x1,x2,x3…上に、スポツト列S1,
S2…が発生し、光スポツトがマトリツクス状に
発生する。このとき、回折格子B上で、入射する
各光スポツトS1,S2…は、それぞれの一部の
みが回折格子部10を透過して回折され、他の一
部は回折格子でない部分11を素通りする。その
ため、中央のx3位置のy軸上のスポツト列S
1,S2,S3…は、回折光と素通り光との和に
より、他のスポツト列より輝度が高くなる。次い
でシリンドリカルレンズ9を透過すると、各光ス
ポツトは、シリンドリカルレンズ9の軸方向と直
角方向すなわちy軸方向に拡大され、長円状にな
る。その際隣接する長円同士が一部重なること
で、スリツト光l1,l2,l3…となる。そし
て、光軸8上のスリツト光l3のみは、他のスリ
ツト光より輝度が高いので、このスリツト光l3
を基準光とすることができる。
〔実施例〕
次に本発明によるマルチスリツト光の発生方法
が実際上どのように具体化されるかを実施例で説
明する。第2図は本発明の実施例を示す分解斜視
図であり、光軸8上における各光学素子の前後関
係は、第4図の従来例と同じである。すなわち光
軸8上に、単一波長のレーザ光を発生する半導体
レーザLD、コリメートレンズ7、シリンドリカ
ルレンズ9、回折方向が該シリンドリカルレンズ
9の軸方向と直角の回折格子A、該回折格子Aと
回折方向が直角の回折格子B、の順に配置されて
いる。そのため、第4図の場合と同様に、半導体
レーザLDを出射した発散光は、コリメートレン
ズ7で平行光6に変換された後、シリンドリカル
レンズ9を通過することで、y軸方向に拡大され
て長円光スポツトSaとなる。この断面が長円の
光が回折格子Aを透過してy軸方向に回折される
ことで、断面が長円の光がSa1,Sa2…のよう
に、y軸方向に複数本発生し、かつ隣接する光の
端部同士が重なることで、1本のスリツト光lと
なる。ここまでは、第4図の場合と全く同じであ
る。次の回折格子、すなわち回折方向がシリンド
リカルレンズ9の軸方向と平行な回折格子Bは、
その回折格子部10の端部が、光軸8上に位置す
るようにずらして配置されている。そのため、入
射するスリツト光lのほぼ半分のみが回折格子部
10を通過して回折され、残りの半分は回折され
ずに素通りする。そのため、回折格子Bを透過後
は、光軸8上のスリツト光l3は、回折しない光
と回折した光の和になり、他のスリツト光は回折
した光のみから生成される。そのため、スリツト
光l3だけがひときわ明るく輝いたマルチスリツ
ト光となる。
第4図、第5図においては、スリツト光l1,
l2…の明るさは、光軸8上の部分を最高とし
て、周辺部にいく程次第に暗くなるが、本発明で
は、光軸8上の1本のスリツト光l3のみが特別
に明るく、他は総て暗くなるので、1つのマルチ
スリツト光源で、第3図において基準となる特別
に明るいスリツト光も同時に発生させることがで
き、かつ位置合わせの操作も要しない。
なお、受光素子となるカメラ3の絞りを絞つ
て、輝度の高い中心のスリツト光l3のみを撮影
すれば、等価的に単一スリツト光を投影したのと
同じ画像を得ることができるし、逆に開ければ総
てのスリツト光l1,l2…を撮影することがで
きるため、従来のマルチスリツト光を投影したの
と同様になる。これはカメラの絞りの調整でな
く、画像前処理におけるしきい値レベルを変えて
も同じことが実現できる。
第2図においては、コリメートレンズ7側か
ら、シリンドリカルレンズ9、回折方向がシリン
ドリカルレンズ9の軸方向と直角の回折格子A、
回折方向がシリンドリカルレンズ9の軸方向と平
行の回折格子Bの順に配置されているが、これら
の配置は任意でよい。回折方向がシリンドリカル
レンズ9の軸方向と平行の回折格子Bの回折格子
部分10の端部が、光軸8上に位置するように、
ずらして配置すれば足りる。例えば第1図のよう
に、両回折格子A,Bの後にシリンドリカルレン
ズ9を配置してもよい。ただし、両者の距離を大
きくすると、スリツト光の上下がシリンドリカル
レンズ9の大きさに依存して切れる恐れがあるの
で、なるべく近接させることが必要である。
またシリンドリカルレンズ9として、半円柱状
のものを例示したが、機能的にシリンドリカルレ
ンズ9と同様に断面が長円ないし長い光を生成で
きる非等方レンズであれば、総てシリンドリカル
レンズの概念に含まれるものとする。例えばホロ
グラム記録媒体上に、片方から平行光を照射し、
他方から断面が長い収束光を照射してホログラム
を作成することでも、同じ作用が得られる。
回折格子A,Bとしては、数十本の光フアイバ
ーを平行に並べてなるフアイバーアレイが適して
いるが、他の回折格子でもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、シリンドリカル
レンズ9の軸方向と平行方向に回折する回折格子
の回折格子部の端部が、光軸8上に位置するよう
に配置するので、光軸8上のスリツト光l3の
み、回折光と素通りの光とで輝度が大きくなる。
そのため、1つのマルチスリツト光源で、基準と
なるスリツト光も発生することが可能となり、か
つ従来のように、スリツト光同士が重なるように
位置合わせする作業も不必要となるので、取扱い
が簡便となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるマルチスリツト光の発生
方法の基本原理を説明する分解斜視図と光軸に対
する回折格子の位置を示す正面図、第2図は本発
明の方法の実施例を示す分解斜視図、第3図はマ
ルチスリツト光による三次元計測方法を示す斜視
図、第4図、第5図は従来のマルチスリツト光の
発生方法を示す分解斜視図である。 図において、6は平行光、7はコリメートレン
ズ、8は光軸、9はシリンドリカルレンズ、Aは
回折方向がシリンドリカルレンズの軸方向と直角
の回折格子、Bは回折方向がシリンドリカルレン
ズの軸方向と平行の回折格子、10は回折格子
部、11は回折格子でない部分、LDは半導体レ
ーザ、S1,S2…は光スポツト、l1,l2…
はスリツト光をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一波長の平行光6の光軸8上に、回折方向
    が互いに直交する2つの回折格子AとBおよび軸
    方向が1つの回折格子Bの回折方向と平行のシリ
    ンドリカルレンズ9を配置し、 回折方向がシリンドリカルレンズ9の軸方向と
    平行の回折格子Bに入射する光スポツトは、その
    一部が回折格子部10に照射され、他の一部は回
    折格子部以外11に照射されるように配置するこ
    とを特徴とするマルチスリツト光の発生方法。
JP28476785A 1985-05-20 1985-12-18 マルチスリツト光の発生方法 Granted JPS62144005A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28476785A JPS62144005A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 マルチスリツト光の発生方法
DE8686401056T DE3683423D1 (de) 1985-05-20 1986-05-20 Verfahren zum messen einer dreidimensionalen lage eines objektes.
DE3650479T DE3650479T2 (de) 1985-05-20 1986-05-20 Vorrichtung zur Aussendung von Lichtflächen
US06/864,846 US4846576A (en) 1985-05-20 1986-05-20 Method for measuring a three-dimensional position of an object
EP86401056A EP0212992B1 (en) 1985-05-20 1986-05-20 Method for measuring a three-dimensional position of an object
EP91100068A EP0424359B1 (en) 1985-05-20 1986-05-20 Device for emitting multislit lights

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28476785A JPS62144005A (ja) 1985-12-18 1985-12-18 マルチスリツト光の発生方法

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Publication Number Publication Date
JPS62144005A JPS62144005A (ja) 1987-06-27
JPH0339603B2 true JPH0339603B2 (ja) 1991-06-14

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JP28476785A Granted JPS62144005A (ja) 1985-05-20 1985-12-18 マルチスリツト光の発生方法

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2673196B2 (ja) * 1989-10-13 1997-11-05 株式会社小野測器 三次元形状センサ
CN104331091B (zh) * 2014-10-28 2017-08-08 中国电子科技集团公司第十一研究所 跟瞄转台装调装置、方向轴调整方法及俯仰轴调整方法

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Publication number Publication date
JPS62144005A (ja) 1987-06-27

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